JP2000320606A - 戸建用家屋の免震構造 - Google Patents

戸建用家屋の免震構造

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JP2000320606A
JP2000320606A JP11127068A JP12706899A JP2000320606A JP 2000320606 A JP2000320606 A JP 2000320606A JP 11127068 A JP11127068 A JP 11127068A JP 12706899 A JP12706899 A JP 12706899A JP 2000320606 A JP2000320606 A JP 2000320606A
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lock
seismic isolation
upper skeleton
isolation structure
detached house
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JP11127068A
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English (en)
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Morimasa Watakabe
守正 渡壁
Yoshitoshi Yasui
美敏 保井
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Toda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震外乱および風外乱が低減できる戸建用家
屋の免震構造を提供することである。 【解決手段】戸建用家屋1の上部躯体2と基礎スラブ3
との間に免震装置4とロック機構5とを設け、該ロック
機構5が揺れ感知センサー14と、該揺れ感知センサー
14からの信号によって上部躯体2と基礎スラブ3との
ロックをON/OFFするロック装置15とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は戸建用家屋の免震構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】戸建用家屋の免震構造は、図8に示すよ
うに、家屋46が軽量となるので鉛直荷重が小さい場合
にも適用できる装置とするために、摩擦抵抗や転がり抵
抗を利用した滑り支承47や転がり支承48が使われる
場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
免震構造は、地震による免震効果は十分に期待できる
が、強風時には一般の住宅よりも揺れやすくなってしま
い、日常生活に支障をきたし、かつ不快感を与える揺れ
を感じながら生活しなければならなかった。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、地震外乱および風外乱が低
減できる戸建用家屋の免震構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、請求項1の発明が、戸建用家屋の上部躯体
と基礎スラブとの間に免震装置とロック機構とを設け、
該ロック機構が揺れ感知センサーと、該揺れ感知センサ
ーからの信号によって上部躯体と基礎スラブとのロック
をON/OFFするロック装置とからなることを特徴と
する。
【0006】請求項1の発明によれば、通常は上部躯体
と基礎スラブとのロックがOFFの状態(通常の状態)
になっており、地震による戸建用家屋の揺れを免震装置
で減衰する。この状態で強風、例えば台風のときのよう
に風速20m/sec以上の風が一定時間継続して吹い
た場合は、それを揺れ感知センサーで感知してロック装
置を作動させて、上部躯体と基礎スラブとのロックをO
Nの状態にする。また、このONの状態で、一定の大き
さ(30gal)の地震が発生したら、それを揺れ感知
センサーで感知してロック装置を作動させて、上部躯体
と基礎スラブとのロックをOFFの状態にする。さら
に、地震が終了した時点で、依然として前記のような強
風が一定時間継続して吹いていた場合は、それを揺れ感
知センサーで感知して、再び上部躯体と基礎スラブとの
ロックをONの状態にする。しかし、前記のような強風
が一定時間継続して吹いていない場合は、ロック装置が
作動せずに上部躯体と基礎スラブとのロックがOFFの
状態、すなわち通常の状態にもどる。また前記のように
上部躯体と基礎スラブとのロックがONの状態で、一定
の大きさ(30gal)の地震が発生せずに、前記の強
風が止んだら、それを揺れ感知センサーで感知して、上
部躯体と基礎スラブとのロックをOFFの状態にして通
常の状態にもどす。
【0007】また請求項2の発明が、請求項1におい
て、前記揺れ感知センサーは地震計または風圧計である
ことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、地震または風に
よる戸建用家屋の揺れを地震計または風圧計により判別
して、上部躯体と基礎スラブとのロックをON/OFF
の状態にする。
【0009】また請求項3の発明が、請求項1または2
において、前記ロック装置は、互いに分離した上部躯体
側の可動体と基礎スラブ側の固定体とからなり、前記可
動体には固定体に嵌入されるロックピンが出没自在に設
けられたことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によれば、揺れ感知センサ
ーが強風を感知すると可動体のロックピンが突出して固
定体に嵌入することにより、上部躯体と基礎スラブとの
ロックがONの状態になる。そして揺れ感知センサーで
風が止んだのを感知すると、ロックピンが固定体から引
き抜かれて上部躯体と基礎スラブとのロックがOFFの
状態になる。
【0011】また請求項4の発明が、請求項1または2
において、前記ロック装置は上部躯体側の支持体と、該
支持体に突起で接続された基礎スラブ側の減衰体とから
なり、減衰体は平板状の電極板が機能性流体を介して積
層された構成であることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明によれば、揺れ感知センサ
ーが強風を感知して減衰体の電極板に所定の電流が印加
されると、機能性流体のせん断応力が増して上部躯体と
基礎スラブとのロックがONの状態になる。次に、揺れ
感知センサーで風が止んだのを感知して電極板への電流
が遮断されると、機能性流体のせん断応力が減じて上部
躯体と基礎スラブとのロックがOFFの状態になる。
【0013】また請求項5の発明が、請求項1または2
において、前記ロック装置は、出没自在な押圧シリンダ
ーを備えた上部躯体側の押圧体と、鋼板がゴム板を介し
て水平方向に移動自在に積層された基礎スラブ側の支圧
体とからなることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明によれば、揺れ感知センサ
ーが強風を感知して押圧シリンダーで支圧体の鋼板を圧
縮すると、上部躯体と基礎スラブとのロックがONの状
態になる。次に、揺れ感知センサーで風が止んだのを感
知して押圧シリンダーが鋼板への圧縮を止めると、上部
躯体と基礎スラブとのロックをOFFの状態にする。
【0015】また請求項6の発明は、請求項1または2
において、前記ロック装置は、上部躯体の外面から突出
し、かつ基礎スラブ側に折れ曲った垂下板と、シリンダ
先端の押圧板を前記垂下板に向けるようにして基礎スラ
ブに設けられたダンパーとからなり、該ダンパーにはシ
リンダの出没を制御するロックピンが設けられたことを
特徴とする。
【0016】請求項6の発明によれば、揺れ感知センサ
ーが強風を感知してシリンダの押圧板で垂下板を圧縮す
るとともに、該シリンダをロックピンでロックすると、
上部躯体と基礎スラブとのロックがONの状態になる。
次に、揺れ感知センサーで風が止んだのを感知してシリ
ンダのロックを解除して押圧板が垂下板から離れると、
上部躯体と基礎スラブとのロックがOFFの状態にな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の戸建用家屋の免震
構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は第
1の実施の形態の戸建用家屋の免震構造の正面図および
断面図、図2はロック装置の正面図である。
【0018】戸建用家屋の免震構造は、図1の(1)お
よび(2)に示すように、木造枠組み住宅、パネル住
宅、軽量鉄骨住宅などの戸建用家屋(以下家屋という)
1における上部躯体2と基礎スラブ3との間に免震装置
4と、ロック機構5とを設けて構成されている。
【0019】免震装置4は上部躯体2の鉛直荷重を支持
する免震アイソレータ6と、該免震アイソレータ6のな
いところに設置されて、上部躯体2の水平震動を減衰さ
せるダンパー7とからなっている。免震アイソレータ6
は円形の鋼板8と、適宜厚さのゴム材9とが交互に重ね
合わされた従来周知のものであり、上部プレート10が
上部躯体2における柱11の位置する箇所に、また下部
プレート12が基礎スラブ3にそれぞれ固定されてい
る。またダンパー7はオイルや粘性流体を封じ込めた粘
性ダンパーであり、一方のシリンダー13が上部躯体2
に、他方のシリンダー13が基礎スラブ3にそれぞれ接
続されている。
【0020】またロック機構5は、揺れ感知センサー1
4と、ロック装置15とから構成されている。揺れ感知
センサー14は地震の揺れを感知する地震計(図示せ
ず)と、風の揺れを感知する風圧計(図示せず)とから
なり、該風圧計は家屋の平面視におけるX方向およびY
方向に設置されている。この風圧計に代わって、風向計
と風速計とを屋根上部に設けることもできる。また揺れ
感知センサー14は電気的にロック装置15と連係され
ており、地震または風による家屋1の揺れに応じた信号
を発してロック装置15を作動させて、上部躯体2と基
礎スラブ3とのロックをON/OFFとする。
【0021】図2は第1の実施の形態のロック装置15
を示し、互いに分離した可動体16と固定体17とから
構成され、可動体16が上部躯体2に、また固定体17
が基礎スラブ3にそれぞれ設置されている。可動体16
には電流のON/OFFによって出没する電磁用のロッ
クピン18が二本の設けられ、揺れ感知センサー14か
らの信号で電流をON/OFFさせるスイッチ19によ
り制御される。一方、固定体17には前記ロックピン1
8が嵌入する嵌入孔20が設けられている。
【0022】したがって、前記スイッチ19をONにす
るとロックピン18が突出して固定体17の嵌入孔20
に嵌入して、上部躯体2と基礎スラブ3とのロックをO
Nの状態にする。
【0023】次に、上記のロック機構5の作動を、図3
のフローチャートに基づいて説明する。図示するよう
に、通常の状態、すなわち地震も強風もなくて家屋1が
揺れていない状態では、ロック装置15が解除されて上
部躯体2と基礎スラブ3とのロックがOFFの状態、す
なわちロック解除状態(ST1)となっている。したが
って、この状態で地震、交通振動などによって家屋1が
揺れた場合は、免震装置4によって減衰される。
【0024】次に、このロック解除状態(ST1)で強
風、例えば台風のときのように風速20m/sec以上
の風が一定時間継続して吹いた場合(ST2)は、揺れ
感知センサー14が風による揺れ信号を発してロック装
置15のスイッチ19をONにすると、ロックピン18
が固定体17の嵌入孔20に嵌入して上部躯体2と基礎
スラブ3とのロックをONの状態、すなわちロック状態
(ST3)にする。
【0025】次に、このロック状態で(ST3)、一定
の大きさ(30gal)の地震が発生したら(ST
4)、揺れ感知センサー14が地震による揺れ信号を発
してロック装置15のスイッチ19をOFFにすると、
ロックピン18が固定体17の嵌入孔20から抜けて上
部躯体2と基礎スラブ3とのロックをOFFの状態、す
なわちロック解除状態にする(ST5)。このようなロ
ック解除状態になると(ST5)、免震装置4が作動し
て地震による家屋1の揺れを減衰させる。
【0026】次に、地震が終了した時点で(ST6)、
依然として前記のような強風が一定時間継続して吹いて
いる場合は(ST2)、前記と同様の方法で上部躯体2
と基礎スラブ3とがロック状態になる(ST3)。
【0027】一方、ロック解除状態(ST5)で地震が
終了し(ST6)、かつ強風も止んだ場合は、揺れ感知
センサー14が地震および風による揺れ止め信号を発し
てロック装置のスイッチをOFFのままにして、ロック
解除状態を保持する(ST1)。
【0028】また、強風が吹いているロック状態(ST
3)で、一定の大きさ(30gal)の地震が発生せず
に強風が止んだら、揺れ感知センサー14が風による揺
れ止め信号を発してロック装置15のスイッチをOFF
にして、ロック解除状態(ST1)、すなわち通常の状
態にもどす。このときの揺れ感知センサー14による風
と地震の区別は、例えば揺れ感知センサー14が地震計
(加速度計など)の場合は、X、Y方向にそれぞれ地震
計を設置し、それぞれがプラス、マイナスで一定加速度
を超えたときに地震の発生と判断し、一方向の場合は風
による入力と考えるようにする。
【0029】以上のように地震、交通振動などによる家
屋1の揺れは免震装置4で減衰するとともに、強風によ
る揺れは上部躯体2と基礎スラブ3とをロック状態にし
て防ぐ。したがって、風や地震による家屋1の小さな揺
れから大きな揺れにまで対応することができる。
【0030】また図4は、第2の実施の形態のロック装
置21であり、該ロック装置21は上部躯体2側の支持
体22と、該支持体22に突起23で接続された基礎ス
ラブ3側の減衰体24とから構成されている。
【0031】減衰体24は、適宜間隙で積層された平板
状の電極板25が保護体28内に収納されて構成され、
前記間隙には機能性流体26がパッキン27によって封
入されている。また減衰体24は揺れ感知センサー14
と電気的に連係されて、ここからの信号によるスイッチ
29のON/OFFにより電流を電極板25に印加した
り、遮断したりする。
【0032】したがって、前記スイッチ29がOFFに
なって電極板25に電流が印加されないと、機能性流体
26のせん断応力は小さくなって水平方向に小さな振動
を吸収する状態、すなわち上部躯体2と基礎スラブ3と
のロックがOFFの状態になっている。このようにロッ
クがOFFの状態のときは、減衰体は水平方向の小さな
振動を吸収できる状態になっている。しかし、前記スイ
ッチ29がONで電極板25に所定の電流が印加されて
機能性流体26の抵抗せん断力が増すと、電極板25が
水平方向に自由に移動できなくなり、上部躯体2と基礎
スラブ3とのロックがONの状態になる。したがって、
図5のように印加電圧を地震力の大きさに対応して変更
させると、小地震から大地震までの広い範囲で使用でき
る減衰体24とすることができるので、図1のダンパー
7を省略することができる。
【0033】また図6は第3の実施の形態のロック装置
30を示し、該ロック装置30は上部躯体2側の押圧体
31と、基礎スラブ3側の支圧体32とから構成されて
いる。
【0034】押圧体31は揺れ感知センサー14と電気
的に連係され、ここからの信号によるスイッチ34のO
N/OFFで押圧シリンダ33が出没するようになって
いる。一方、支圧体32はゴム板36を介して水平方向
に移動自在に積層された鋼板35が保護体37内に収納
されて構成されている。
【0035】したがって、前記スイッチ34がOFFの
ときは押圧シリンダ33が支圧体32から離れて、上部
躯体2と基礎スラブ3とのロックがOFFの状態になっ
ている。しかし、前記スイッチ34がONのときは押圧
シリンダ33で鋼板35を圧縮すると、上部躯体2と基
礎スラブ3とのロックがONの状態になる。この押圧体
31も、前記のように押圧シリンダ33の摩擦抵抗力を
地震力の大きさに対応して変更させると、小地震から大
地震までの広い範囲で使用することができるようになる
ので、図1のダンパー7を省略することができるように
なる。
【0036】また図7は、第4の実施の形態のロック装
置38を示し、該ロック装置38は上部躯体2側の垂下
板39と、基礎スラブ3側のダンパー40とから構成さ
れている。前記垂下板39は家屋1の平面視におけるX
方向およびY方向の壁1aに設けられ、該壁1aから突
出して基礎スラブ3側に折れ曲がっている。このように
ロック装置38を外部に面して設置することにより、メ
ンテナンスが簡単にできる。
【0037】一方、ダンパー40はシリンダ41の先端
に押圧板42aが設けられ、該押圧板42aが垂下板3
9にベアリング42bを介して設けられている。
【0038】さらに、ダンパー40には、揺れ感知セン
サー14からの信号によるスイッチ43のON/OFF
でシリンダーの嵌入孔45に出没する電磁用のロックピ
ン44が設けられている。
【0039】したがって、前記スイッチ43がOFFの
ときはロックピン44が嵌入孔45から外れて、上部躯
体2と基礎スラブ3とのロックがOFFの状態、すなわ
ち押圧板42aと垂下板38とが一体となって震動を減
衰できるようになっている。しかし、前記スイッチ43
がONのときはロックピン44が嵌入孔45に嵌入され
て、上部躯体2と基礎スラブ3とのロックがONの状態
になる。このダンパー40も図1のダンパー7に代わっ
て用いられるものである。
【0040】また、上記図4〜図7のロック装置21、
30、38を用いたロック機構も、図2のフローチャー
トに示した方法で作動する。
【0041】
【発明の効果】地震、交通振動などによる家屋の揺れは
免震装置で減衰されるとともに、強風による揺れは上部
躯体と基礎とをロック状態にして防ぐことにより、地震
などによる小さな揺れから大きな揺れまで対応すること
ができる。
【0042】地震または風による戸建用家屋の揺れを地
震計または風圧計により判別して、上部躯体と基礎スラ
ブとのロックをON/OFFの状態にすることにより、
双方の揺れに迅速に対応することができる。
【0043】可動体のロックピンにより、上部躯体と基
礎スラブとのロックのON/OFFが確実にできる。
【0044】上部躯体と基礎スラブとのロックのON/
OFFをコンパクトなロック装置で簡単にできる。
【0045】上部躯体と基礎スラブとのロックのON/
OFFがスムーズにできる。
【0046】家屋のあらゆる方向からの風にも容易に対
応することができる。
【0047】機能性流体、押圧シリンダを使用すると、
小地震から大地震までの揺れを吸収することができると
ともに、ロック機能として作用して強風にも対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は第1の実施の形態の戸建用家屋の免震
構造の断面図、(2)は免震装置の正面図である。
【図2】(1)は図1の(1)におけるA−A線断面
図、(2)はロック装置の正面図である。
【図3】ロック機構の作動を示すフローチャート図であ
る。
【図4】第2の実施の形態のロック装置の正面図であ
る。
【図5】地震の大きさに対応した電流の流れを示すフロ
ーチャート図である。
【図6】第3の実施の形態のロック装置の正面図であ
る。
【図7】(1)は第4の実施の形態のロック装置の断面
図、(2)は家屋の平面図、(3)はロック装置の斜視
図である。
【図8】従来の戸建用家屋の免震構造の断面図である。
【符号の説明】
1 家屋 2 上部躯体 3 基礎スラブ 4 免震装置 5 ロック機構 6 免震アイソレータ 7、40 ダンパ 8 鋼板 9 ゴム材 10 上部プレート 11 柱 12 下部プレート 13、41 シリンダ 14 揺れ感知センサー 15、21、30、38 ロック装置 16 可動体 17 固定体 18、44 ロックピン 19、29、34、43 スイッチ 20、45 嵌入孔 22 支持体 23 突起 24 減衰体 25 電極板 26 機能性流体 27 パッキン 28、37 保護体 31 押圧体 32 支圧体 33 押圧シリンダ 35 鋼板 36 ゴム板 39 垂下板 42a 押圧板 42b ベアリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸建用家屋の上部躯体と基礎スラブとの
    間に免震装置とロック機構とを設け、該ロック機構が揺
    れ感知センサーと、該揺れ感知センサーからの信号によ
    って上部躯体と基礎スラブとのロックをON/OFFす
    るロック装置とからなることを特徴とする戸建用家屋の
    免震構造。
  2. 【請求項2】 前記揺れ感知センサーは地震計または風
    圧計であることを特徴とする請求項1に記載の戸建用家
    屋の免震構造。
  3. 【請求項3】 前記ロック装置は、互いに分離した上部
    躯体側の可動体と基礎スラブ側の固定体とからなり、前
    記可動体には固定体に嵌入されるロックピンが出没自在
    に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の戸建用家屋の免震構造。
  4. 【請求項4】 前記ロック装置は上部躯体側の支持体
    と、該支持体に突起で接続された基礎スラブ側の減衰体
    とからなり、減衰体は平板状の電極板が機能性流体を介
    して積層された構成であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の戸建用家屋の免震構造。
  5. 【請求項5】 前記ロック装置は、出没自在な押圧シリ
    ンダーを備えた上部躯体側の押圧体と、鋼板がゴム板を
    介して水平方向に移動自在に積層された基礎スラブ側の
    支圧体とからなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の戸建用家屋の免震構造。
  6. 【請求項6】 前記ロック装置は、上部躯体の外面から
    突出し、かつ基礎スラブ側に折れ曲った垂下板と、シリ
    ンダ先端の押圧板を前記垂下板に向けるようにして基礎
    スラブに設けられたダンパーとからなり、該ダンパーに
    はシリンダの出没を制御するロックピンが設けられたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の戸建用家屋の
    免震構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503695A (ja) * 2000-07-07 2004-02-05 ソムフィ 動き検出装置及び関節アーム付きテント安全装置
JP2007297820A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Taisei Corp 免震システム

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