JP2000319964A - 流し台 - Google Patents
流し台Info
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- JP2000319964A JP2000319964A JP11129836A JP12983699A JP2000319964A JP 2000319964 A JP2000319964 A JP 2000319964A JP 11129836 A JP11129836 A JP 11129836A JP 12983699 A JP12983699 A JP 12983699A JP 2000319964 A JP2000319964 A JP 2000319964A
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- JP
- Japan
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- sink
- paint film
- water repellent
- repellent paint
- wall part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
に剥離または摩滅して斑な表面になるのを防止する。 【解決手段】抗菌性成分を添加したステンレス素材でシ
ンク4を形成し、このシンクの底壁部4aを除く周壁部
4bの表面に撥水性塗膜5を形成する。
Description
備えた流し台に関する。
ル、フッ素系オイルを塗布して撥水性塗膜を形成するこ
とにより、その表面を保護し、更に、付着した汚れを除
去し易くする方法が採られている。
は、その底壁面は、日常的に、セラミックや金属製の食
器などと接触し、更に、これらの衝突や摺擦によって撥
水性塗膜が部分的に剥離または摩滅し易く、撥水性塗膜
が斑になってその効果が低下すると共に見苦しい表面状
態になってしまう。
性塗膜が部分的に剥離または磨滅して斑な表面になるこ
とを防止した流し台を提供することにある。
は、食器などの衝突や摺擦による撥水性塗膜の部分的な
な剥離や摩滅を軽減することにある。請求項2に記載の
発明は、更に、ステンレス製のシンク表面のヘアーライ
ン仕上げなどの意匠表面を損なうことがない撥水性塗膜
を形成した流し台を提供することにある。請求項3に記
載の発明は、更に、優れた防汚および抗菌効果を発揮す
る流し台を提供することにある。
する。 (1)シンクの底壁部を除く周壁部の表面に撥水性塗膜
を形成したことを特徴とする流し台。 (2)上記(1)記載の流し台において、撥水性塗膜
は、無色透明としたことを特徴とする流し台. (3)上記(1)または上記(2)記載の流し台におい
て、シンク素材は、抗菌性成分を含有したステンレスと
したことを特徴とする流し台。
参照して説明する。図面は本発明に係る流し台の一実施
形態を示すもので、図1は斜視図、図2はシンク位置の
縦断側面図、図3はその一部分を拡大した縦断側面図で
ある。
し台1は、キャビネット2の上に人造大理石などからな
る厚物のワークトップ3を載置する構成としている。ワ
ークトップ3には、シンク穴3aを穿設し、このシンク
穴3aの縁の下側にシンク4が接合して取り付けられ
る。
抗菌性成分である銅を含有したステンレス素材、また
は、抗菌力の強い銀を添加した銀系抗菌ステンレス素材
(例えば、川崎製鉄株式会社製 銀添加型抗菌ステンレ
ス鋼)などを成形加工して形成する。そして、シンク4
を成形した後、シンク4の表面側(撥水性塗膜を形成す
る部分)を50゜Cのアルカリ脱脂液で20分間脱脂
し、蒸留水にて洗浄する下地処理を行った後、ワークト
ップ3と接合する前に、図3に示すように、予めシンク
4の立上り湾曲面を含む底壁部4aおよびシンク4上端
の曲げ湾曲面を含むフランジ部4c表面を除く垂直な周
壁部4bの表面に無色透明な撥水性塗膜5を形成する。
膜5の形成の際には、前記立上り湾曲面を含む底壁部4
a部分とフランジ部4c部分をマスキングテープにより
被覆する。
エチレンを主体とするフッ素樹脂をベースとしたセイカ
ブライトコートクリア(大日精化工業株式会社製 商品
名)をスプレー塗装し、180゜Cの温度で20分間焼
き付けて形成した塗膜とし、その厚みは20μm程度、
硬度は3H(鉛筆硬度試験)以上とした。
ク4の周壁部4bに形成した撥水性塗膜5は、アクリル
シリコン塗料やフッ素塗料に比べて撥水・撥油性が高
く、親水性・親油性の汚染物質とも塗膜表面に付着しに
くく、付着した汚染物質を容易に除去することが可能
で、また、塗膜の摩擦係数が低く、塗膜内部へ物理的に
汚染物質が付着しにくい結果が得られた。
たことにより、ステンレス製シンク4の周壁部4bのヘ
アーライン仕上げなどの意匠表面を損なうことがない。
ク製食器などによる強い衝突や摺擦が少ないために、こ
の周壁部4bに形成した撥水性塗膜5の部分的な剥離や
摩滅が軽減し、長期間に渡って良好な表面状態を維持す
ることができる。
レス素材が露出している状態であるが、このステンレス
素材は抗菌性成分を含有しているので、その抗菌作用に
よって細菌などの繁殖を抑制することができるために、
清掃作業が容易になる。
ランジ部4cの表面に撥水性塗膜5を形成しないのは、
一般的に、流し台のワークトップにはステンレス製のも
のと人造大理石製のものとがあるが、前者のステンレス
製ワークトップの場合はワークトップ3のシンク穴3a
周縁へのシンク4のフランジ部4cのシーム溶接による
溶接接合に障害とならないようにするためであり、ま
た、人造大理石製ワークトップの場合にはワークトップ
3のシンク穴3a裏面周縁とシンク4のフランジ部4c
とのシリコンコーキング剤による接着接合ができるよう
にするためである。
するための塗料として、四フッ化エチレンを主体とする
フッ素樹脂をベースとした撥水・撥油性の高い種類のも
のを使用したが、これに限らず、従来から用いられてい
るアクリルシリコン塗料やフッ素塗料でもよいことは勿
論である。
性塗膜を形成したので、食器などの衝突や摺擦によって
撥水性塗膜が部分的に剥離または摩滅して斑な表面にな
るのを防止することができる。
ステンレス製シンク表面のヘアーラインなどの意匠表面
を損なうことがない。
ステンレスを使用したことにより、撥水性塗膜を形成し
ない底壁部も細菌の増殖を抑制する防汚効果が得られ
る。
である。
である。
断側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シンクの底壁部を除く周壁部の表面に撥
水性塗膜を形成したことを特徴とする流し台。 - 【請求項2】請求項1において、撥水性塗膜は、無色透
明としたことを特徴とする流し台。 - 【請求項3】請求項1または2において、シンク素材
は、抗菌性成分を含有したステンレスとしたことを特徴
とする流し台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129836A JP2000319964A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 流し台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129836A JP2000319964A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 流し台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319964A true JP2000319964A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15019444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11129836A Pending JP2000319964A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 流し台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000319964A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004011920A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Nippon Trex Co Ltd | 輸送車両用箱体およびその製造方法 |
JP2004257082A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Hitachi Metals Ltd | 排水桝 |
KR101006153B1 (ko) | 2008-05-28 | 2011-01-07 | 권영현 | 개수통 일체형 항균 싱크대 |
JP2012143481A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Sun Wave Corp | 水槽付き厨房用天板およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP11129836A patent/JP2000319964A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004011920A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Nippon Trex Co Ltd | 輸送車両用箱体およびその製造方法 |
JP2004257082A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Hitachi Metals Ltd | 排水桝 |
KR101006153B1 (ko) | 2008-05-28 | 2011-01-07 | 권영현 | 개수통 일체형 항균 싱크대 |
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