JP2000319528A - 安定化された抗菌性樹脂組成物 - Google Patents
安定化された抗菌性樹脂組成物Info
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Abstract
を添加して成形すると、成形時の熱により成形品が変色
して、製品価値が著しく低下するため、変色抑制効果の
優れる添加剤の開発が待たれている。 【解決手段】塩化ビニル系樹脂を除く合成樹脂及び銀系
抗菌剤からなる抗菌性樹脂に、特定の有機リン酸金属塩
を特定量添加することにより、成形時の変色が極めて少
ない抗菌性樹脂組成物が得られる。
Description
を除く合成樹脂及び銀系抗菌剤からなる抗菌性樹脂に、
有機リン酸金属塩を添加してなる抗菌性樹脂組成物に関
するものであり、抗菌性が要求される分野に広く利用す
ることが出来る。
で、抗菌性塗料、抗菌性フィルム・シート、抗菌性フィ
ラメント、抗菌性トイレタリー製品、抗菌性台所用品、
抗菌性文房具、抗菌砂、抗菌ティシュ、抗菌繊維、抗菌
性化粧品等のいわゆる「抗菌性商品」が広く出回るよう
になった。これらの製品に利用されている抗菌剤は、そ
のほとんどが有機系抗菌剤であったが、最近は、無機系
の銀系抗菌剤が多く見受けられるようになった。
て、耐候性・耐薬品性に優れ、急性経口毒性が低いとい
う優れた特性を有している。加えて、耐熱性が有機系抗
菌剤に比べて著しく高いため、合成樹脂、特に熱可塑性
樹脂に添加して多分野で使われるようになってきた。
る銀系抗菌剤を合成樹脂に添加して成形すると、成形時
の熱によりその成形品が変色して、製品価値が著しく低
下する問題がある。
を抑制する技術として、下記の方法が開示されている。
カチオン性金属イオンを有する金属塩を添加する方法
(特開平8−27306号)により、成形時の熱変色を
抑制する技術。
金属イオンを有する金属塩としては、有機物の塩、無機
物の塩であり、2価以上のカチオン性イオンを示す金属
としては、周期律表II〜V族、VIb族、VIIb
族、VIIIb族の金属であり、好ましいものは、M
g、Ca、Ti、Mo、Fe、Zn、Al、Pなどであ
り、さらに好ましくは、Mg、Ca、Zn、Alであ
る。また、該金属の有機物の塩としては、炭素数1〜4
0の範囲のカルボン酸基含有化合物または酸無水物基含
有化合物の金属塩である。
I〜V族の金属の中に、本発明のアルカリ土類金属、Z
n、Alは含まれるが、当該技術で用いられる有機物の
金属塩は本発明に用いられる有機リン酸金属塩とは全く
異なる。また、当該技術に、本発明に用いられる有機リ
ン酸金属塩についての記載や示唆は何もない。
号に記載されている有機物の塩や無機物の塩を、合成樹
脂と銀系抗菌剤からなる抗菌性樹脂に添加する従来の技
術では、成形時の熱変色を十分に抑制することが出来な
いため、更に変色抑制効果の優れる添加剤の開発が待た
れていた。
点から、合成樹脂に銀系抗菌剤を添加してなる抗菌性樹
脂の成形時の熱変色を抑制する添加剤につき鋭意研究を
重ねた結果、塩化ビニル系樹脂を除く合成樹脂100重
量部及び銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部からなる抗
菌性樹脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物は、成形時の熱変色が少ないことを見出した。
ン酸ジルコニウム−銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部
からなる抗菌性樹脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物は、成形時の熱変色が著しく少ないことを見出
した。
菌性樹脂に本発明の有機リン酸金属塩を添加した場合
は、成形時の熱変色を抑制する顕著な効果が得られな
い。
く合成樹脂としては、一般に市販されている熱硬化性樹
脂並びに熱可塑性樹脂のいずれでもよいが、銀系抗菌剤
及び(a)成分の分散性は、熱可塑性樹脂を用いる方が
よい。
ル樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン等
を挙げることが出来る。
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリス
チレン(PS)、ハイインパクトポリスチレン(HIP
S)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン共重合
体(AS樹脂)、アクリロニトリル−エチレン−スチレ
ン共重合体(AES樹脂)、アクリロニトリル−アクリ
ルゴム−スチレン共重合体(AAS樹脂)等のスチレン
系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリアリレート等のポリエステル、ナイ
ロン6、ナイロン12、ナイロン66、ナイロン61
0、ナイロン612、ナイロンMXD6等のポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリアセタール、酢酸ビニル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルアセタール、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニ
レンスルフィド及びこれらの樹脂のブレンド樹脂(ポリ
マーアロイ)等を挙げることが出来る。
市販されている銀系抗菌剤を用いることが出来、無機系
の銀化合物、多孔性構造を持った物質に銀化合物や銀錯
塩を担持させたもの、多孔性構造を持った物質に銀イオ
ンをイオン交換させたもの等を挙げることが出来る。ま
た、本発明に用いられる銀系抗菌剤は、他の抗菌性を有
する金属、金属化合物、金属錯塩、金属イオン等を併用
したものでもよく、特に銅、亜鉛が好ましく用いられ
る。
種類により、ゼオライト系、シリカゲル系、リン酸カル
シウム系、リン酸ジルコニウム系、ケイ酸塩系、ウイス
カ系及びその他に分類される。
型合成ゼオライトの水懸濁液に硝酸銀、若しくは、硝酸
銀と塩化亜鉛或は硫酸銅の水溶液を加え、イオン交換反
応により結晶構造中のNaの位置に金属イオンを一定量
置換し、乾燥した後に焼成して製造することが出来る。
品川燃料(株)製の「ゼオミックXAW10D」、鐘紡
(株)製の「バクテキラー BM−102GA」、日本
化学工業(株)製の「サイダッブスZ」等を挙げること
が出来る。
塩化ケイ素をアルカリ性条件下で加水分解した後、酸性
としてゲル化し、硝酸銀、チオサルファイト銀錯体、若
しくは、硝酸銀或はチオサルファイト銀錯体と塩化亜鉛
を加えて乾燥して、約4%の水を含む金属担持無定型粉
末(シリカゲル)を製造することが出来る。
松下電器産業(株)製の「アメニトップ」、富士シリシ
ア化学(株)製の「シルウェル」、ゲルテクノロジー
(株)製の「バクテノン」等を挙げることが出来る。
塩ガラス(組成:Na2O−SiO2−B2O3)に銀、若
しくは、銀と銅或は亜鉛を担持させて製造する。
硝子(株)製の「イオンピュア」、興亜硝子(株)製の
「抗菌性コンポジットガラス」等を挙げることが出来
る。
ば、リン酸カルシウム、ヒドロキシアパタイト、ケイ酸
カルシウム等の水系懸濁液と硝酸銀溶液とを混合し、銀
イオンをゲル構造内にイオン的相互作用或は分子間力を
利用して担持させて製造することが出来る。
ては、(株)サンギ製の「アパサイダーA」、太平化学
産業(株)製の「シルバーエース」、鳴海製糖(株)製
の「ナルクリーン」、ラサ工業(株)製の「ラサップA
N」等を挙げることが出来る。
酸ジルコニウム−銀系抗菌剤〕は、例えば、水熱合成に
より得られた結晶リン酸リチウムジルコニウム中のリチ
ウムを酸処理により、プロトンに置換し、更にプロトン
を銀イオンに置換後、乾燥し、高温で焼成して製造する
ことが出来る。
しては、東亞合成(株)製の「ノバロンAG300」、
「ノバロンAG1100」、「ノバロンAGZ33
0」、「ノバロンAGT330」等を挙げることが出来
る。
ケイ酸アルミン酸マグネシウム(組成:SiO2 −Al
2 O3 −MgO)に銀イオンと亜鉛イオンを水系で担
持、乾燥、焼成して製造することが出来る。
ンゴー(株)製の「レントーバR」、触媒化成工業
(株)製の「アイス NAZ320」、「アイス NA
C410」等を挙げることが出来る。
下アムテック(株)製の「アムテクリーンZ」、大塚化
学(株)製の「バイカムAK」等を挙げることが出来
る。
に銀イオンを担持させた住友大阪セメント(株)製の
「AM15」、シリカ、アルミナに銀イオンと銅イオン
を担持させた(株)日鉱製の「ホロンキラーサンド」、
同じく無機物に銀イオンを担持させた東レ(株)製の
「コキーナ ABD」等を挙げることが出来る。
途により、使用する銀イオンを主体とした抗菌性金属イ
オンの種類、組み合わせ、担持量が異なる。当該金属イ
オンの担持量は、特に限定されないが、一般的には、
0.001〜30重量%、より一般的には、0.01〜
10重量%であると言われており、通常、市販されてい
る銀系抗菌剤の当該金属イオンの担持量は、0.5〜3
重量%であると言われている。
は、要求される抗菌力によって種々に変化するものであ
り、特に限定されないが、通常、合成樹脂100重量部
に対して、0.01〜5.0重量部、好ましくは、0.
1〜2.0重量部使用される。その使用量が、0.01
重量部未満では、十分な抗菌性が得られず、また、5.
0重量部を超えると、増量による予期した抗菌効果が得
られない。
酸金属塩としては、式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される化合物を挙げることが出来る。
3 が、炭素数1〜22の直鎖状、分岐状アルキル基の場
合、その具体例としては、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘ
キシル、イソオクチル、デシル、イソデシル、ウンデシ
ル、ドデシル、トリデシル、ヘプタデシル、オクタデシ
ル、エイコシル、ドコシル等の基を挙げることが出来、
好ましいものとしては、炭素数2〜18のアルキル基で
あり、例えば、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、イソオクチ
ル、デシル、イソデシル、ウンデシル、ドデシル、トリ
デシル、ヘプタデシル及びオクタデシル等の基を挙げる
ことが出来る。
ヒドロキシアルキル基の場合、その具体例としては、ヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチ
ル、ヒドロキシヘキシル、ヒドロキシオクチル、ヒドロ
キシノニル、ヒドロキシデシル、ヒドロキシドデシル、
ヒドロキシトリデシル、ヒドロキシヘプタデシル、ヒド
ロキシオクタデシル、ヒドロキシエイコシル、ヒドロキ
シドコシル等の基を挙げることが出来る。
アルケニル基の場合、その具体例としては、ビニル、プ
ロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘプテニル、デセニ
ル、ドデセニル、ペンタデセニル、ヘプタデセニル、オ
クタデセニル、ノナデセニル、ドコセニル等の基を挙げ
ることが出来、好ましいものとしては、オクタデセニル
を挙げることが出来る。
アリール基の場合、その具体例としては、フェニル、ト
リル、キシリル、ブチルフェニル、ノニルフェニル、t
−ブチルフェニル、トリス(t−ブチル)フェニル、メ
トキシフェニル、エトキシフェニル、ブトキシフェニル
等の基を挙げることが出来、好ましいものとしては、フ
ェニルを挙げることが出来る。
類金属、Zn、Alを示し、Mがアルカリ土類金属の場
合、その具体例としては、Mg、Ca、Sr、Baを挙
げることが出来る。
としては、メチルリン酸マグネシウム、エチルリン酸カ
ルシウム、ブチルリン酸マグネシウム、2−エチルヘキ
シルリン酸バリウム、ドデシルリン酸ストロンチウム、
トリデシルリン酸アルミニウム水酸化物、オクタデシル
リン酸マグネシウム、オクタデシルリン酸カルシウム、
オクタデシルリン酸バリウム、オクタデシルリン酸亜
鉛、オクタデシルリン酸アルミニウム水酸化物、ドコシ
ルリン酸バリウム、12−ヒドロキシオクタデシルリン酸
亜鉛、ペンテニルリン酸カルシウム、ドデセニルリン酸
カルシウム、オクタデセニルリン酸亜鉛、ドコセニルリ
ン酸マグネシウム、フェニルリン酸バリウム、t−ブチ
ルフェニルリン酸アルミニウム水酸化物、ノニルフェニ
ルリン酸ストロンチウム、ブトキシフェニルリン酸マグ
ネシウム、シクロヘキシルリン酸亜鉛等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
いものとしては、ブチルリン酸マグネシウム、2−エチ
ルヘキシルリン酸バリウム、ドデシルリン酸ストロンチ
ウム、トリデシルリン酸アルミニウム水酸化物、オクタ
デシルリン酸マグネシウム、オクタデシルリン酸カルシ
ウム、オクタデシルリン酸バリウム、オクタデシルリン
酸亜鉛、オクタデシルリン酸アルミニウム水酸化物、ド
デセニルリン酸カルシウム、オクタデセニルリン酸亜
鉛、フェニルリン酸バリウム等を挙げることが出来る。
としては、ビス(ジメチルリン酸)マグネシウム、ビス
(ジエチルリン酸)カルシウム、ビス(ジブチルリン
酸)アルミニウム水酸化物、ビス〔ジ(2−エチルヘキ
シル)リン酸〕バリウム、ビス(ジドデシルリン酸)ス
トロンチウム、ビス〔(ヘプタデシル)(オクタデシ
ル)リン酸〕カルシウム、ビス(ジオクタデシルリン
酸)マグネシウム、ビス(ジオクタデシルリン酸)カル
シウム、ビス(ジオクタデシルリン酸)バリウム、ビス
(ジオクタデシルリン酸)亜鉛、ビス(ジオクタデシル
リン酸)アルミニウム水酸化物、ビス(ジドコシルリン
酸)亜鉛、ビス〔ジ(12−ヒドロキシオクタデシル)リ
ン酸〕亜鉛、ビス(ジペンテニルリン酸)マグネシウ
ム、ビス(ジドデセニルリン酸)カルシウム、ビス
〔(ヘプタデセニル)(オクタデセニル)リン酸〕バリ
ウム、ビス(ジオクタデセニルリン酸)亜鉛、ビス
〔(オクタデセニル)(オクタデシル)リン酸〕マグネ
シウム、ビス(ジドコセニルリン酸)マグネシウム、ビ
ス(ジフェニルリン酸)バリウム、ビス〔ジ(t−ブチ
ルフェニル)リン酸〕マグネシウム、ビス〔ジ(ノニル
フェニル)リン酸〕アルミニウム水酸化物、ビス〔ジ
(ブトキシフェニル)リン酸〕マグネシウム、ビス(ジ
シクロヘキシルリン酸)カルシウム等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
いものとしては、ビス(ジブチルリン酸)アルミニウム
水酸化物、ビス〔ジ(2−エチルヘキシル)リン酸〕バ
リウム、ビス(ジドデシルリン酸)ストロンチウム、ビ
ス〔(ヘプタデシル)(オクタデシル)リン酸〕カルシ
ウム、ビス(ジオクタデシルリン酸)マグネシウム、ビ
ス(ジオクタデシルリン酸)カルシウム、ビス(ジオク
タデシルリン酸)バリウム、ビス(ジオクタデシルリン
酸)亜鉛、ビス(ジオクタデシルリン酸)アルミニウム
水酸化物、ビス(ジドコシルリン酸)亜鉛、ビス(ジド
デセニルリン酸)カルシウム、ビス〔(ヘプタデセニ
ル)(オクタデセニル)リン酸〕バリウム、ビス(ジオ
クタデセニルリン酸)亜鉛、ビス〔(オクタデセニル)
(オクタデシル)リン酸〕マグネシウム、ビス(ジフェ
ニルリン酸)バリウム等を挙げることが出来る。
酸金属塩の添加量は、合成樹脂100重量部に対して、
0.001〜5.0重量部であり、好ましくは、0.0
1〜2.0重量部である。前記(a)成分の添加量が
0.001重量部未満では、十分な変色抑制効果が得ら
れず、また、5.0重量部を超えると、増量による予期
した変色抑制効果が得られない。
で示される有機リン酸金属塩を併用する場合の併用割合
には何ら特別な制限はなく任意の割合で混ざっていても
よいが、好ましい併用割合は、式(1)の有機リン酸金
属塩:式(2)の有機リン酸金属塩=9:1〜1:9で
ある。
維、炭素繊維、無機物等の充填剤を添加しても、変色抑
制効果は何ら影響を受けない。
ロール、押出機、バンバリーミキサ―、ニーダー等を用
いて各成分を混練りすることにより得られる。また、混
練りする際に、各成分を一括して混練りしても、別々に
分けて混練りしてもよい。
様を挙げることが出来る。 (1)塩化ビニル系樹脂を除く合成樹脂100重量部及
び銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部からなる抗菌性樹
脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物。 (2)塩化ビニル系樹脂を除く合成樹脂100重量部及
び銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌性樹脂
に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂
組成物。 (3)塩化ビニル系樹脂を除く熱可塑性樹脂100重量
部及び銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部からなる抗菌
性樹脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物。 (4)塩化ビニル系樹脂を除く熱可塑性樹脂100重量
部及び銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌性
樹脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂
組成物。 (5)塩化ビニル系樹脂を除く熱可塑性樹脂100重量
部及び銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌性
樹脂に、(a)成分 式(1)
オクタデセニル基、フェニル基を示す。Mは、アルカリ
土類金属、Zn、Alを示す。xは、Mがアルカリ土類
金属及びZnのとき0、MがAlのとき1を示す。〕で
示される有機リン酸金属塩の少なくとも1種を0.01
〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂組成物。 (6)塩化ビニル系樹脂を除く熱可塑性樹脂100重量
部及び銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌性
樹脂に、(a)成分 式(2)
キル基、オクタデセニル基、フェニル基を示し、R2 及
びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。Mは、
アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、Mがアル
カリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき1を示
す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも1種を
0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂組成
物。 (7)スチレン系樹脂100重量部及び銀系抗菌剤0.
01〜5.0重量部からなる抗菌性樹脂に、(a)成分
式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物。 (8)スチレン系樹脂100重量部及び銀系抗菌剤0.
1〜2.0重量部からなる抗菌性樹脂に、(a)成分
式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂
組成物。 (9)スチレン系樹脂100重量部及び銀系抗菌剤0.
1〜2.0重量部からなる抗菌性樹脂に、(a)成分
式(1)
オクタデセニル基、フェニル基を示す。Mは、アルカリ
土類金属、Zn、Alを示す。xは、Mがアルカリ土類
金属及びZnのとき0、MがAlのとき1を示す。〕で
示される有機リン酸金属塩の少なくとも1種を0.01
〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂組成物。 (10)スチレン系樹脂100重量部及び銀系抗菌剤
0.1〜2.0重量部からなる抗菌性樹脂に、(a)成
分 式(2)
キル基、オクタデセニル基、フェニル基を示し、R2 及
びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。Mは、
アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、Mがアル
カリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき1を示
す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも1種を
0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂組成
物。 (11)スチレン系樹脂100重量部及びリン酸ジルコ
ニウム−銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部からなる抗
菌性樹脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物。 (12)スチレン系樹脂100重量部及びリン酸ジルコ
ニウム−銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌
性樹脂に、(a)成分 式(1)
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂
組成物。 (13)スチレン系樹脂100重量部及びリン酸ジルコ
ニウム−銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌
性樹脂に、(a)成分 式(1)
数2〜18のアルキル基、オクタデセニル基、フェニル
基を示し、R1 、R2 及びR3 は、同一であっても異な
っていてもよい。Mは、アルカリ土類金属、Zn、Al
を示す。xは、Mがアルカリ土類金属及びZnのとき
0、MがAlのとき1を示す。〕で示される有機リン酸
金属塩の少なくとも1種を0.01〜2.0重量部添加
してなる抗菌性樹脂組成物。 (14)スチレン系樹脂100重量部及びリン酸ジルコ
ニウム−銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌
性樹脂に、(a)成分 式(1)
オクタデセニル基、フェニル基を示す。Mは、アルカリ
土類金属、Zn、Alを示す。xは、Mがアルカリ土類
金属及びZnのとき0、MがAlのとき1を示す。〕で
示される有機リン酸金属塩の少なくとも1種を0.01
〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂組成物。 (15)スチレン系樹脂100重量部及びリン酸ジルコ
ニウム−銀系抗菌剤0.1〜2.0重量部からなる抗菌
性樹脂に、(a)成分 式(2)
キル基、オクタデセニル基、フェニル基を示し、R2 及
びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。Mは、
アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、Mがアル
カリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき1を示
す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも1種を
0.01〜2.0重量部添加してなる抗菌性樹脂組成
物。
ては、前記の実施態様(2)〜(15)が挙げられ、更
に好ましい実施の形態としては、実施態様(3)、
(4)、及び(7)〜(15)が挙げられ、最も好まし
い実施の形態としては、実施態様(4)、(8)、及び
(12)〜(15)が挙げられる。
化物 A−11: ビス〔(ヘプタデシル)(オクタデシル)
リン酸〕カルシウム A−12: ビス(ジオクタデシルリン酸)マグネシウ
ム A−13: ビス(ジオクタデシルリン酸)バリウム A−14: ビス(ジオクタデシルリン酸)亜鉛 A−15: ビス〔ジ(12−ヒドロキシオクタデシル)
リン酸〕亜鉛 A−16: ビス(ジオクタデセニルリン酸)亜鉛 A−17: ビス〔(オクタデセニル)(オクタデシ
ル)リン酸〕マグネシウム A−18: ビス(ジフェニルリン酸)バリウム A−19: ビス〔ジ(ノニルフェニル)リン酸〕マグ
ネシウム 〔本発明以外の添加剤〕 B− 1: (C18H37O)3 P B− 2: (C18H37O)3 P(=O) B− 3: 塩化亜鉛 B− 4: 塩化カルシウム B− 5: 塩化マグネシウム B− 6: 水酸化カルシウム B− 7: 酸化マグネシウム B− 8: 酸化アルミニウム B− 9: リン酸カルシウム B−10: リン酸水素カルシウム B−11: 4A型ゼオライト〔Na2O・Al2O3 ・
2SiO2・4.5H2 O〕 B−12: DHT−4A−2〔協和化学工業(株)製
ハイドロタルサイト類化合物〕 B−13: アルカマイザー4−2〔協和化学工業
(株)製 ハイドロタルサイト類化合物〕 B−14: オクチル酸バリウム B−15: ステアリン酸カルシウム B−16: ジブチル錫マレイン酸塩 〔実施例1〕ABS樹脂〔東レ(株)製 トヨラック6
00〕100部、リン酸ジルコニウム−銀系抗菌剤〔東
亞合成(株)製 ノバロンAGZ330〕1.0部、ポ
リエチレンワックス〔三井石油化学工業(株)製 HI
−WAX 400PF〕0.5部に、表1乃至表5に示
す添加剤を添加した配合物を165℃に調節した8イン
チ試験ロールで3分間混練りし、厚さ0.6mmのシー
トを作製した。得られたシートを裁断し6枚重ね、23
0℃、5kg/cm2 でプレスを行い、試料の変色状態
を観察した。その結果を表1乃至表3に示す。
価した。
色又は灰色 4.茶褐色又は灰褐色 また、プレス前のシート(原片)は、すべて淡黄色であ
る。
である。表1乃至表3の結果を比較すれば明らかな如
く、本発明の抗菌性樹脂組成物は、成形、加工時の熱変
色抑制効果が極めて優れていることがわかる。尚、試料
番号28、30、32、及び34の如く、(a)成分の
添加量が本発明の添加量より少ない場合、同番号36〜
51の如く、本発明以外の添加剤を添加する場合並びに
同番号52の如く、添加剤を添加しない場合は、いずれ
も十分な熱変色抑制効果が得られない。また、同番号2
9、31、33、及び35の如く、(a)成分の添加量
が本発明の添加量より多い場合は、増量による予期した
変色抑制効果が得られない。
トヨラック100〕100部、銀系抗菌剤〔鐘紡(株)
製 バクテキラーBM−102GA〕2.0部、ポリエ
チレンワックス〔三井石油化学工業(株)製 HI−W
AX 400PF〕0.5部に、表4乃至表6に示す添
加剤を添加した配合物を160℃に調節した8インチ試
験ロールで3分間混練りし、厚さ0.6mmのシートを
作製した。得られたシートを裁断し6枚重ね、230℃
乃至240℃、5kg/cm2 でプレスを行い、試料の
変色状態を観察した。その結果を表4乃至表6に示す。
と同様の基準で評価した。
て淡黄色である。
である。表4乃至表6の結果を比較すれば明らかな如
く、本発明の抗菌性樹脂組成物は、成形、加工時の熱変
色抑制効果が極めて優れていることがわかる。尚、試料
番号30〜33、37及び38の如く、(a)成分の添
加量が本発明の添加量より少ない場合、同番号40〜5
2の如く、本発明以外の添加剤を添加する場合並びに同
番号53の如く、添加剤を添加しない場合は、いずれも
十分な熱変色抑制効果が得られない。また、同番号34
〜36及び39の如く、(a)成分の添加量が本発明の
添加量より多い場合は、増量による予期した変色抑制効
果が得られない。
トヨラック600〕60部、PBT樹脂〔帝人(株)製
帝人PBTC7000〕40部、リン酸ジルコニウム
−銀系抗菌剤〔東亞合成(株)製 ノバロンAG30
0〕1.0部、ポリエチレンワックス〔三井石油化学工
業(株)製 HI−WAX 400PF〕0.5部に、
表7及び表8に示す添加剤を添加した配合物を175℃
に調節した8インチ試験ロールで3分間混練りし、厚さ
0.6mmのシートを作製した。得られたシートを裁断
し6枚重ね、230℃乃至240℃、5kg/cm2 で
プレスを行い、試料の変色状態を観察した。その結果を
表7及び表8に示す。
と同様の基準で評価した。
て淡黄色である。
である。表7及び表8の結果を比較すれば明らかな如
く、本発明の抗菌性樹脂組成物は、成形、加工時の熱変
色抑制効果が極めて優れていることがわかる。尚、試料
番号17〜30の如く、本発明以外の添加剤を添加する
場合並びに同番号31の如く、添加剤を添加しない場合
は、いずれも十分な熱変色抑制効果が得られない。
化成(株)製 パンライトL−1250W〕100部、
リン酸ジルコニウム−銀系抗菌剤〔東亞合成(株)製
ノバロンAGZ330〕1.0部に、表9及び表10に
示す添加剤を添加した配合物を250℃に設定した押出
機でペレット化し、得られたペレット15gを50ml
ガラスビンにとり、255℃に設定したギヤ−オーブン
に入れ、試料の変色状態を観察した。その結果を表9及
び表10に示す。
た。
茶色 4.茶褐色 また、プレス前のシート(原片)は、すべて白色〜淡肌
色である。
である。表9及び表10の結果を比較すれば明らかな如
く、本発明の抗菌性樹脂組成物は、成形、加工時の熱変
色抑制効果が極めて優れていることがわかる。尚、試料
番号16〜29の如く、本発明以外の添加剤を添加する
場合並びに同番号30の如く、添加剤を添加しない場合
は、いずれも十分な熱変色抑制効果が得られない。
られる抗菌性樹脂組成物は、成形、加工時の熱変色が極
めて少ないことがわかる。
Claims (2)
- 【請求項1】塩化ビニル系樹脂を除く合成樹脂100重
量部及び銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部からなる抗
菌性樹脂に、(a)成分 式(1) 【化1】 及び式(2) 【化2】 〔式(1)及び(2)中、R1 、R2 及びR3 は、炭素
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物。 - 【請求項2】スチレン系樹脂100重量部及びリン酸ジ
ルコニウム−銀系抗菌剤0.01〜5.0重量部からな
る抗菌性樹脂に、(a)成分 式(1) 【化3】 及び式(2) 【化4】 〔式(1)及び(2)中、R1 、R2 及びR3 は、炭素
数1〜22のアルキル基、炭素数2〜22のヒドロキシ
アルキル基、炭素数2〜22のアルケニル基、炭素数6
〜18のアリール基、シクロヘキシル基を示し、R1 、
R2 及びR3 は、同一であっても異なっていてもよい。
Mは、アルカリ土類金属、Zn、Alを示す。xは、M
がアルカリ土類金属及びZnのとき0、MがAlのとき
1を示す。〕で示される有機リン酸金属塩の少なくとも
1種を0.001〜5.0重量部添加してなる抗菌性樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129392A JP2000319528A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 安定化された抗菌性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129392A JP2000319528A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 安定化された抗菌性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000319528A true JP2000319528A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15008451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11129392A Pending JP2000319528A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 安定化された抗菌性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000319528A (ja) |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP11129392A patent/JP2000319528A/ja active Pending
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