JP2000318785A - 磁気テープカセット用収納ケース - Google Patents

磁気テープカセット用収納ケース

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JP2000318785A
JP2000318785A JP11117033A JP11703399A JP2000318785A JP 2000318785 A JP2000318785 A JP 2000318785A JP 11117033 A JP11117033 A JP 11117033A JP 11703399 A JP11703399 A JP 11703399A JP 2000318785 A JP2000318785 A JP 2000318785A
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JP
Japan
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side wall
locking
magnetic tape
flat plate
tape cassette
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JP11117033A
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English (en)
Inventor
Shozo Omori
昭三 御守
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部と収納部とを簡単に開き得るように構成
した磁気テープカセット用収納ケースを提供する。 【解決手段】 蓋部2を構成する第2平板部8の外周囲
に設けた第2側壁部9の内側に係止凸部9bを設けると
ともに、外側に肉厚部21を設ける。また、収納部1を
構成する第1平板部4に設けた第1側壁部5に係止凹部
5bを設ける。収納部1と蓋部2とを閉じると、係止凸
部9bが係止凹部5bに係合し、肉厚部21によって係
止位置の外側が面一になる。このため、開ける際に肉厚
部21に手指がかけられなくなり、肉厚部21以外に手
指をかけるので、係止凸部9bが係止凹部5b内に押さ
れなくなり、第2側壁部9が変形しにくいことと相まっ
て収納ケース20を簡単に開くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカセッ
トを収納するケースに関し、特にケースを構成する収納
部と蓋部との開閉を容易に行うための係止構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気テープカセット用収納ケース(以
下、単に「収納ケース」と略称する。)は、収納する磁
気テープカセットの形態に応じて種々のものが提案され
ている。以下に、図13〜図16を参照して従来の収納
ケースとディジタルビデオカセット(DVC)用磁気テ
ープカセットの一例を説明する。
【0003】図13に示す収納ケース50は、図14に
示す磁気テープカセット81を収納する収納部1と、収
納部1に対し書籍のように開閉される蓋部2と、収納部
1及び蓋部2を連結するヒンジ部3とを備えている。収
納部1は、第1平板部4と、当該第1平板部4の外周に
枠状に一体成形された第1側壁部5と、第1平板部4の
やや後端よりに形成されたリール係止用リブ6a,6b
と、第1平板部4の前端よりに形成された平面形状がほ
ぼV字状の開口部係止用リブ7とを備えている。前記収
納部1に図14に示した磁気テープカセット81が収納
されるのであるが、適性に収納されると図13に想像線
で示したように第1側壁部5内に遊嵌された状態にな
る。
【0004】前記蓋部2は、第2平板部8と、当該第2
平板部8の外周部の三方に一体成形された第2側壁部9
とを備えている。ヒンジ部3は、第3平板部10を備え
ている。そして、第3平板部10の両側には、肉薄の溝
10a,10bが形成されていて、この溝10a,10
bにより収納部1と蓋部2とを書籍のように開閉するこ
とができる。そして、収納ケース50を閉じたとき、第
1側壁部5の外側に第2側壁部9が被さるように、互い
に平行な状態で組み合わされる。
【0005】前記収納部1を構成する第1側壁部5の外
側には、第1平板部4の一部を張出状に形成した第1張
出部4aが設けられている。収納部1と蓋部2とを閉じ
た場合、収納部1の第1側壁部5の外側に蓋部2の第2
側壁部9が被さるようになるが、第1張出部4aを設け
ることにより、収納部1が蓋部2内にもぐり込むような
ことはなく、収納ケース50全体が一定の厚さに保たれ
る。
【0006】また、第1側壁部5の両側面の外壁面に凹
状の係止凹部5aが形成され、後端側の外壁面のほぼ中
央に凹状の係止凹部5bが形成される一方、第2側壁部
9の内壁面で収納部1と蓋部2とを閉じたときに係止凹
部5aに対応する位置に係止凸部9aが形成され、係止
凹部5bに対応する位置に係止凸部9bが形成されてい
る。 したがって、収納部1と蓋部2とを閉じ合わせた
場合、係止凹部5aに係止凸部9aが係止されるととも
に、係止凹部5bに係止凸部9bが係止され、収納部1
と蓋部2との不測の開動が防止される。
【0007】第1側壁部5には係合用凹部11a,11
bが形成され、第2側壁部9の内壁面には、係合用凹部
11a,11bと同数の位置決めリブ62a,62bが
形成されている。そして、収納ケース50を閉じたと
き、係合用凹部11a,11bはそれぞれ位置決めリブ
62a,62bに係合する。これらの係合により第1側
壁部5及び第2側壁部9は、両側壁部と平行方向に動く
ことはない。また、収納ケース50を閉じる際に、まず
係合用凹部11a,11b内に位置決めリブ62a,6
2bが挿入されて部材間の位置決めがなされるので、係
止凸部9a,9bと係止凹部5a,5bとが確実に係合
できるようになり、したがって蓋部2を適切な位置に位
置決めすることができる。
【0008】前記第1平板部4の内面と前記第1側壁部
5の内壁面との間には、複数の収納部側カセット保持部
材13が形成されている。一方、第2平板部8の内面と
第2側壁部9の内壁面との間には、複数の蓋側カセット
保持部材14が形成されている。これらカセット収納保
持部材13,14により、収納ケース50に磁気テープ
カセット81が収納され、且つ収納ケース50が閉止さ
れたときに、磁気テープカセット81と、第1平板部4
及び第2平板部8、並びに第1側壁部5及び第2側壁部
9とが直接触れることは、通常状態はない。
【0009】次に、図14を参照して磁気テープカセッ
ト81について説明する。なお、図14は磁気テープカ
セット81を底面側から見た斜視図であり、上ハーフケ
ース83が下側に、下ハーフケース85が上側に図示さ
れている。下ハーフケース85の2か所に円形開口部8
7a,87bが形成され、磁気テープを巻回したリール
ハブ(いずれも図示せず)と一体の係合部89a,89
bが露呈している。この係合部89a,89bは、ビデ
オテープレコーダー(VTR)等に装填された場合に磁
気テープの繰り出し、巻き取りを行う機能を有してい
る。
【0010】磁気テープカセット81の前面側には、ア
ウターリッド91が回転自在に設けられ、VTR等に装
填された場合は、図14に矢印Aで示すように、アウタ
ーリッド91が回動した後に磁気テープが引き出され
る。また、アウターリッド91の内側のほぼ中央部に
は、上下ハーフケース83,85を切り欠くようにして
凹状の前面開口部93が形成されるとともに、この前面
開口部93の一端に段差部95が形成されている。これ
らは、いずれも磁気テープカセット81をVTRに装填
した場合に所定の作用を行う。
【0011】収納ケース50内に前記磁気テープセット
81を収納する場合、図14に示される向きとは反対側
に前面開口部93を下側にして、且つ前面開口部93が
開口部係止用リブ7に対向する向きにして、磁気テープ
カセット81を第1側壁部5内に挿入する。この結果、
図13に想像線で示したように収納部1内に磁気テープ
カセット81が収納され、次いでヒンジ3を利用して書
籍を閉じるように蓋部2を収納部1に重ね合わせると、
係止凸部9a,9bが係止凹部5a,5bに係合して収
納部1と蓋部2とが閉止され、磁気テープカセット81
の保護や防塵等が行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上に収納ケース50
及び磁気テープカセット81の構成と閉止作用を説明し
たが、磁気テープカセット81を使用する場合は、係止
凸部9a,9bと係止凹部5a,5bとの係止を解除し
て磁気テープカセット81を収納ケース50から取り出
す必要がある。この取り出し時には、図15及び図16
に想像線で示すように収納ケース50の一端に手指を掛
けて、収納部1と蓋部2とを両側に引き開くようにす
る。しかし、従来の収納ケース50にあっては、下記の
ような問題が発生していた。
【0013】すなわち、収納部1と蓋部2とを閉じた状
態では、図15に示すように収納部1の端部に第1張出
部4aが突出し、蓋部2の端部にも第2張出部8aが突
出する。そして、収納ケース50を開けようとする者、
換言すればユーザーは、収納ケース50のほぼ中央部
で、即ち係止凸部9bと係止凹部5bとが係合している
位置の近傍において、図15及び図16に想像線で示す
ように第1及び第2張出部4a,8aに親指を掛けて両
側に引くようにする。
【0014】前記引き作用によって、係止凸部9bが係
止凹部5bから抜け出し、この抜け出しと殆ど同時に係
止凸部9aが係止凹部5aから抜け出して収納ケース5
0が開けられる。ところが、係止凸部9bと係止凹部5
bとの係合を外すには力が必要であり、そのために親指
に力を込めると第2側壁部9の一部を図14に矢印aで
示した方向に押してしまう。この結果、係止凸部9bが
係止凹部5b方向に押されてしまい、収納ケース50が
却って開けにくくなるという問題が生じていた。
【0015】この問題を解消する一手段として、係止凸
部9bと係止凹部5bとを削除することが考えられる。
しかし、この構成にあっては、収納部1と蓋部2との係
止が緩くなり、不測に開くことがある上に、収納ケース
50内に塵埃等が入り込みやすい、という新たな問題が
生じる。磁気テープに塵埃が付着すると、記録・再生時
に信号のドロップアウトが生じるので、収納部1と蓋部
2とは密に係止しておく必要がある。
【0016】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は収納部と蓋部との密閉性に優れ、
しかも開閉作業が容易な磁気テープカセット用収納ケー
スを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる前記目的
は、本発明の請求項1にかかる磁気テープカセット用収
納ケース、すなわち、磁気テープカセットを収納する収
納部と、前記収納部に被さる蓋部と、前記収納部と前記
蓋部とを開閉可能に連結するヒンジ部とを備え、前記収
納部は、第1平板部と、当該第1平板部の外周部に設け
た第1側壁部と、当該第1側壁部の外壁面に設けた係止
凹部と、前記第1側壁部よりも外側に張出形成した第1
張出部とを備え、前記蓋部は、第2平板部と、当該第2
平板部の外周部に設けた第2側壁部と、当該第2側壁部
の内壁面に設けた係止凸部と、前記第2側壁部よりも外
側に張出形成した第2張出部とを備え、前記蓋部を前記
収納部に被せたときに前記第2側壁部が前記第1側壁部
の外側に被さり、前記係止凹部と前記係止凸部とが係合
する磁気テープカセット用収納ケースにおいて、前記第
2側壁部の一部であって、少なくとも前記係止凸部を設
けた部分を前記第1張出部及び第2張出部と面一に形成
したことを特徴とする磁気テープカセット用収納ケース
を提供することによって達成される。
【0018】前記構成の磁気テープカセット用収納ケー
スによれば、蓋部を収納部に被せて収納ケースを閉じた
とき、第1平板部の外周部に設けた第1側壁部の係止凹
部に、第2平板部の外周部に設けた第2側壁部の係止凸
部が係止する。そして、閉じ面に前記第1及び第2平板
部の端部が第1及び第2張出部として突出するが、前記
第2側壁部の係止凸部を設けた部分が肉厚部として形成
されており、係止凸部と係止凹部とが係合している部分
では第1及び第2張出部と面一になっている。したがっ
て、肉厚部に収納ケースを開ける際に手指がかからず、
また肉厚部によって第2側壁部が変形しにくくなるの
で、収納ケースを簡単に開くことができる。
【0019】ここで、前記肉厚部を設けた前記第2側壁
部の端部に係止凸部を設けるとともに、前記第1平板部
の一端であって前記収納部に前記蓋部を被せたときに前
記係止凸部に対応する位置に係止凹部を設けることがで
きる。
【0020】前記構成によれば、係止凸部の形成部分が
肉厚部に形成されているうえに、第2側壁部に設けた係
止凸部が前記第1平板部の一端、換言すれば張出部に設
けた係止凹部に係合する。したがって、収納ケースを開
ける際に、前記係止凸部と係止凹部との係合により第2
側壁部の撓み変形が無くなるとともに、肉厚部との相乗
作用によって、収納ケースをより一層簡単に開けること
ができる。
【0021】また、前記第2側壁部の端部であって前記
肉厚部を設けた部分の近傍に複数の係止凸部を設けると
ともに、前記第1平板部の一端であって前記収納部に前
記蓋部を被せたときに前記複数の係止凸部に対応する位
置に係止凹部を設けることができる。
【0022】前記構成によれば、係止凸部の形成部分が
肉厚部に形成されているうえに、第2側壁部に設けた複
数の係止凸部が前記第1平板部の一端、換言すれば張出
部に設けた複数の係止凹部に係合する。したがって、収
納ケースを開ける際に、第2側壁部に手指による力が加
わっても、複数の前記係止凸部と係止凹部との係合によ
り第2側壁部の撓み変形が無くなる。そして、肉厚部と
の相乗作用によって、収納ケースをより一層簡単に開け
ることができる。
【0023】また、本発明に係わる前記目的は、本発明
の請求項2にかかる磁気テープカセット用収納ケース、
すなわち、磁気テープカセットを収納する収納部と、前
記収納部に被さる蓋部と、前記収納部と前記蓋部とを開
閉可能に連結するヒンジ部とを備え、前記収納部は、第
1平板部と、当該第1平板部の外周部に設けた第1側壁
部と、当該第1側壁部の外壁面に設けた係止凹部と、前
記第1側壁部よりも外側に張出形成した第1張出部とを
備え、前記蓋部は、第2平板部と、当該第2平板部の外
周部に設けた第2側壁部と、当該第2側壁部の内壁面に
設けた係止凸部と、前記第2側壁部よりも外側に張出形
成した第2張出部とを備え、前記蓋部を前記収納部に被
せたときに前記第2側壁部が前記第1側壁部の外側に被
さり、前記係止凹部と前記係止凸部とが係合する磁気テ
ープカセット用収納ケースにおいて、前記第1張出部及
び前記第2張出部の一部であって、少なくとも前記係止
凹部及び前記係止凸部を設けた部分を前記側壁部と面一
に形成したことを特徴とする磁気テープカセット用収納
ケースを提供することによって達成される。
【0024】前記構成の磁気テープカセット用収納ケー
スによれば、蓋部を収納部に被せて収納ケースを閉じた
とき、前記第1平板部の外周部に設けた第1側壁部の係
止凹部に、前記第2平板部の外周部に設けた第2側壁部
の係止凸部が係止する。そして、閉じ面に前記第1及び
第2平板部の端部が第1及び第2張出部として突出する
が、前記第1側壁部の係止凹部及び第2側壁部の係止凸
部を設けた部分を切り欠かれおり、係止凸部と係止凹部
とが係合している部分では前記第1及び第2張出部が無
くなり面一になっている。したがって、切欠部に収納ケ
ースを開ける際に手指がかからず、収納ケースを簡単に
開くことができる。
【0025】本発明に係わる前記目的は、本発明の請求
項3にかかる磁気テープカセット用収納ケース、すなわ
ち、磁気テープカセットを収納する収納部と、前記収納
部に被さる蓋部と、前記収納部と前記蓋部とを開閉可能
に連結するヒンジ部とを備え、前記収納部は、第1平板
部と、当該第1平板部の外周部に設けた第1側壁部と、
前記第1平板部の外周部に設けられ内側に突出する係止
凸部と、前記第1側壁部から外側に張出形成した第1張
出部とを備え、前記蓋部は、第2平板部と、当該第2平
板部の外周部に設けた第2側壁部と、当該第2側壁部の
外壁面に設けた係止凹部と、前記第2側壁部から外周に
突出する第2張出部とを備え、前記蓋部を前記収納部に
被せたときに前記第2側壁部が前記第1側壁部の外側に
被さり、前記係止凸部と前記係止凹部とが係合すること
を特徴とする磁気テープカセット用収納ケースを提供す
ることによって達成される。
【0026】前記構成の磁気テープカセット用収納ケー
スによれば、蓋部を収納部に被せて収納ケースを閉じた
とき、第1平板部の外周部に設けられ内側に突出する係
止凸部に、第2側壁部の外壁面に設けた係止凹部が係止
する。 したがって、収納ケースを開ける際に第2側壁
部を押圧すると、係止凸部と係止凹部が非係合となり、
収納ケースを簡単に開くことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した磁気テー
プカセット用収納ケースの第1実施形態を詳細に説明す
る。図1は収納ケースの構成を示す斜視図、図2は収納
ケースを閉じた状態を示す斜視図、図3は収納ケースの
要部構成を示す断面図、図4は収納ケースの開作用を示
す要部の平面図である。本実施形態の収納ケースの構成
は、本発明による特徴部分以外は図13に示した収納ケ
ース50と同様である。そこで、本発明の特徴部分以外
の説明は、特別に説明の必要がある部分を除いて省略す
る。
【0028】図1には、本発明の第1実施形態にかかる
磁気テープカセット用収納ケース20を開いた状態が図
示され、図2には閉じた状態が斜視図で図示されてい
る。収納ケース20において、蓋部2を構成する第2側
壁部9の外壁面に肉厚部21が形成されている。肉厚部
21は、本実施形態では係止凸部9bの外側に対応する
位置に形成され、その長さは第2側壁部9と同一に、そ
の幅Wは係止凸部9bの幅に対しやや幅広に形成されて
いる。
【0029】この構成によると、図2に示すように収納
ケース20を閉じたとき、係止凸部9bは係止凹部5b
に係合するとともに、係合位置の外側が肉厚部21によ
って覆われる。肉厚部21の厚さtは、図3に示すよう
に第2側壁部9の厚さt1と第1及び第2張出部4a,
8aの高さh1とを加えたものであるから、肉厚部21
の形成位置では幅Wについて面一になる。したがって、
収納ケース20を開ける際、ユーザーは肉厚部21を形
成した部分に手指をかけても滑るので、図4に示すよう
に肉厚部21から外れた位置に指をかける。
【0030】すなわち、収納ケース20を開ける場合、
本実施形態の構成では手指をかける位置が係止凸部9b
と係止凹部5bとの係止位置から外れる。また、肉厚部
21を設けることにより、第2側壁部9のうちの係止凸
部5bを形成した部分が強化されることになる。したが
って、収納ケース20を開けるために、図4に想像線で
示すように第1及び第2張出部4a,8aに手指をか
け、力を込めても係止凸部9bが係止凹部5bの方向に
押されることはなく、円滑に開けることができる。
【0031】次に、図5及び図6を参照して本発明の第
2実施形態を説明する。図5は収納ケースの構成を示す
開き状態の斜視図、図6は係止状態を示す要部の断面図
である。なお、本実施形態と前記第1実施形態との相違
点は、前記肉厚部21に加えて新たに係止構造を設けた
ことにある。そこで、本実施形態の特徴部分以外の説明
は、特別に説明の必要がある部分を除いて省略する。
【0032】本実施形態における収納ケース20は、図
5に要部を拡大して図示したように第1張出部4aに係
止凹部5cが設けられ、第2側壁部9の端部、即ち蓋部
2を閉じたときに前記係止凹部5cに対応する位置に係
止凸部9cが設けられている。この構成にあっては、収
納部1と蓋部2とを閉じた場合、図6に示すように係止
凸部9bに係止凹部5bが係合するとともに、係止凸部
9cが係止凹部5cに係合する。
【0033】一方、収納ケース20を開ける場合は、第
1実施形態同様に肉厚部21が設けられているのである
から、ユーザーは図4を参照して説明したように肉厚2
1から外れた位置で張出部4a,8aに手指をかけて開
けようとする。この際、手指に力が込められても、次に
説明する2つの作用によって容易に開けることができ
る。その第1は、肉厚部21によって第2側壁部9が変
形せず、係止凸部9bの係止凹部5b側への押しが生じ
にくくなっていることである。その第2は、第2側壁部
9の端部に設けた係止凸部9cが係止凹部5cに係止し
ているので、押しに対し強くなっていることである。し
たがって、収納ケース20を開けようとした場合、前記
第1及び第2の理由の相乗効果によって肉厚部21、ひ
いては第2側壁部9全体の撓み変形がなくなり、収納ケ
ース20を簡単に開けることができる。
【0034】次に、図7及び図8を参照して本発明の第
3実施形態を説明する。図7は収納ケースの構成を示す
開き状態の斜視図、図8は係止状態を示す要部の一部切
り欠き斜視図である。なお、本実施形態と前記第1実施
形態との相違点は、前記肉厚部21に加えて新たに係止
構造を設けたことにある。そこで、本実施形態の特徴部
分以外の説明は、特別に説明の必要がある部分を除いて
省略する。
【0035】本実施形態における収納ケース20は、図
7に要部を拡大して図示したように第1張出部4aに2
つの係止凹部5cが設けられ、第2側壁部9の端部、即
ち蓋部2を閉じたときに前記係止凹部5cに対応する位
置に2つの係止凸部9cが設けられている。なお、2つ
の係止凹部5cは係止凹部5bの両側に設けられ、2つ
の係止凸部9cは肉厚部21の両側に設けられている。
この構成にあっては、収納部1と蓋部2とを閉じた場
合、図8に示すように係止凸部9bに係止凹部5bが係
合するとともに、肉厚部21の両側で、換言すれば収納
ケース20を開ける際に手指をかける位置で係止凸部9
cが係止凹部5cに係合する。
【0036】収納ケース20を開ける場合は、第1実施
形態同様に肉厚部21が設けられているのであるから、
ユーザーは図4を参照して説明したように肉厚21から
外れた位置で張出部4a,8aに手指をかけて開けよう
とする。この際、手指に力が込められても、次に説明す
る2つの作用によって容易に開けることができる。その
第1は、肉厚部21によって第2側壁部9が変形せず、
係止凸部9bの係止凹部5b側への押しが生じにくくな
っていることである。その第2は、手指をかける位置で
第2側壁部9の端部に設けた係止凸部9cが係止凹部5
cに係止しているので、押しに対し強くなっていること
である。したがって、収納ケース20を開けようとした
場合、手指に力が込められても第2側壁部9が係止凸部
9cによって係止凹部5cに支えられるので撓み変形し
ない。そのうえ、肉厚部21が設けられているので、係
止凸部9bと係止凹部5bとの係合位置に力が作用せ
ず、収納ケース20を簡単に開けることができる。
【0037】以上、本発明の第1から第3実施形態を説
明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されるも
のではなく、各種の変形が可能である。例えば、第2側
壁部の係止凸部を形成した面の全面を肉厚に形成すると
ともに、一部に手指をかける凹部を形成してもよい。ま
た、上述した第1〜第3実施形態と異なり、係止凸部及
び係止凹部の位置が側壁部のほぼ中央部に位置しない場
合にあっては、その対応する位置に本発明の如き肉厚部
を形成すれば上述した作用、効果を当然奏することがで
きる。
【0038】次に、図9及び図10を参照して本発明の
第4実施形態を説明する。図9は収納ケースを閉じた状
態を示す斜視図、図10は図9の収納ケースの要部構成
を示す拡大図である。なお、本実施形態と前記第1から
第3実施形態との相違点は、前記肉厚部21に代えて、
切欠部4c,8cを設け、側壁部9と面一にしたことに
ある。そこで、本実施形態の特徴部分以外の説明は、特
別に説明の必要がある部分を除いて省略する。
【0039】本実施形態における収納ケース20は、図
9及び図10に図示したように第1及び第2張出部4
a,8aにそれぞれ切欠部4c,8cが設けられてい
る。切欠部4c,8cは、本実施形態では係止凸部9b
及び係止凹部5bの外側に対応する位置に形成され、そ
の幅は係止凸部9bの幅に対しやや幅広に形成されてい
る。また、切欠部4c,8cの両側には収納ケースの開
放方向を示す矢印25a,25bが設けられている。こ
の矢印25a,25bによってユーザが収納ケースを開
く位置を判別できる。なお、矢印25a,25bは前述
した第1から第3実施形態に設けてもよいが、必ずしも
この矢印25a,25bを設ける必要はない。
【0040】この構成によると、第1及び第2張出部4
a,8aが切欠部4c,8cの位置においては側壁部9
と面一になるので、収納ケース20を開ける際、ユーザ
ーは切欠部4c,8cを形成した部分に手指をかけても
滑り、切欠部4c,8cから外れた位置、具体的には矢
印25a,25b周辺の第1及び第2張出部4a,8a
に指をかける。したがって、収納ケース20を開けるた
めに、第1及び第2張出部4a,8aに手指をかけ、力
を込めても係止凸部9bが係止凹部5bの方向に押され
ることはなく、円滑に開けることができる。
【0041】次に、磁気テープカセット用収納ケースの
第5実施形態を詳細に説明する。図11は収納ケースの
構成を示す斜視図、図12は収納ケースの要部構成を示
す断面図である。本実施形態の収納ケースの構成は、本
発明による特徴部分以外は図13に示した収納ケース5
0と同様である。そこで、本発明の特徴部分以外の説明
は、特別に説明の必要がある部分を除いて省略する。
【0042】図11には、本発明の第5実施形態にかか
る磁気テープカセット用収納ケース80を開いた状態が
図示されている。収納ケース80において、蓋部32を
構成する第2側壁部39の外壁面に凹部39cが形成さ
れている。それに対して、収納部31を構成する第1平
板部34の外周の二方には第1側壁部35が形成されて
いるとともに、内側に突出する係止凸部48が形成され
ている。なお、前記第2側壁部39は前記係止凸部48
に比較して幅の大きい部分となっており、従って手指が
かかりやすいようになっている。
【0043】この構成によると、図12に示すように収
納ケース80を閉じたとき、係止凸部48の先端が係止
凹部39cに係合する。収納ケース20を開ける場合、
第1及び第2張出部34a,38aに手指をかけ、厚み
のある部分である第2側壁部39をB方向に押圧する
と、第2側壁部39がB方向に撓む。その結果、係止凹
部39cがB方向へ動き、係止凸部48との係合状態を
解除することとなるので、収納ケースを円滑に開けるこ
とができる。
【0044】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れすことなく、適宜変更、改良等が可能である。例え
ば、収納する磁気テープカセットとしては、DVCに限
定されるものではなく、各側壁部の寸法や係止構造を変
えることにより、他の磁気テープカセットを収納するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の磁気テ
ープカセット用収納ケースによれば、収納部を構成する
第1平板部の外周部に設けた第1側壁部の外壁面に係止
凹部が設けられ、蓋部に設けた第2平板部の外周部に設
けた第2側壁部の内壁面に係止凸部が設けられているう
えに、第2側壁部の係止凸部を設けた部分が肉厚部に形
成されている。そして、蓋部を収納部に被せて収納ケー
スを閉じたとき、閉じ面に第1及び第2平板部の端部が
第1及び第2張出部として突出するが、第2側壁部の係
止凸部を設けた部分が肉厚部に形成されているので、係
止凸部と係止凹部とが係合している部分では張り出して
いる部分がなくなり面一になる。このため、収納ケース
を開ける際に肉厚部に手指をかけることができず、肉厚
部以外の第1及び第2張出部に手指をかけて開けようと
する。故に、第2側壁部に手指の力がかかっても、肉厚
部によって第2側壁部が変形しにくくなるので、収納ケ
ースを簡単に開くことができる。
【0046】また、請求項2の磁気テープカセット用収
納ケースによれば、蓋部を収納部に被せて収納ケースを
閉じたとき、第1平板部の外周部に設けた第1側壁部の
係止凹部に、第2平板部の外周部に設けた第2側壁部の
係止凸部が係止する。そして、閉じ面に第1及び第2張
出部として突出するが、第1側壁部の係止凹部及び第2
側壁部の係止凸部を設けた部分が切り欠かれおり、係止
凸部と係止凹部とが係合している部分では張り出した部
分が無くなり面一になっている。したがって、切欠部に
収納ケースを開ける際に手指がかからず、収納ケースを
簡単に開くことができる。
【0047】また、請求項3の磁気テープ用収納ケース
によれば、蓋部を収納部に被せて収納ケースを閉じたと
き、第1平板部の外周部に設けられ内側に突出する係止
凸部に、前記第2側壁部の外壁面に設けた係止凹部が係
止する。したがって、収納ケースを開ける際に第2側壁
部を押圧すると、係止凸部と係止凹部が非係合状態とな
るように手指がかかり、収納ケースを簡単に開くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である磁気テープカセッ
ト用収納ケースの構成を示す開状態の斜視図である。
【図2】磁気テープカセットの構成を示す閉状態の斜視
図である。
【図3】肉厚部の構成と作用を示す断面図である。
【図4】磁気テープカセット用収納ケースを開ける際の
作用を示す要部の拡大平面図である。
【図5】本発明の第2実施形態である磁気テープカセッ
ト用収納ケースの構成を示す開状態の斜視図である。
【図6】肉厚部の構成と作用を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態である磁気テープカセッ
ト用収納ケースの構成を示す開状態の斜視図である。
【図8】肉厚部の構成と作用を示す要部の拡大斜視図で
ある。
【図9】本発明の第4実施形態である磁気テープカセッ
ト用収納ケースを閉じた状態を示す斜視図である。
【図10】図9の磁気テープカセット用収納ケースの要
部構成を示す拡大図である。
【図11】本発明の第5実施形態である磁気テープカセ
ット用収納ケースを開いた状態である。
【図12】収納ケースの要部構成を示す断面図である。
【図13】従来の磁気テープカセット用収納ケースの構
成を示す開状態の斜視図である。
【図14】磁気テープカセットの構成を示す斜視図であ
る。
【図15】係止凸部と係止凹部との構成を示す断面図で
ある。
【図16】磁気テープカセット用収納ケースを開ける際
の作用を示す要部の拡大平面図である。
【符号の説明】
20 磁気テープカセット用収納ケース 1 収納部 2 蓋部 3 ヒンジ部 4 第1平板部 4a 第1張出部 4c 切欠部 5 第1側壁部 5a,5b,5c 係止凹部 8 第2平板部 8a 第2張出部 8c 切欠部 9 第2側壁部 10 第3平板部 21 肉厚部 25a,25b 矢印 32 蓋部 34 第1平板部 35 第1側壁部 39 第2側壁部 39c 係止凹部 48 係止凸部48

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープカセットを収納する収納部
    と、前記収納部に被さる蓋部と、前記収納部と前記蓋部
    とを開閉可能に連結するヒンジ部とを備え、 前記収納部は、第1平板部と、当該第1平板部の外周部
    に設けた第1側壁部と、当該第1側壁部の外壁面に設け
    た係止凹部と、前記第1側壁部よりも外側に張出形成し
    た第1張出部とを備え、 前記蓋部は、第2平板部と、当該第2平板部の外周部に
    設けた第2側壁部と、当該第2側壁部の内壁面に設けた
    係止凸部と、前記第2側壁部よりも外側に張出形成した
    第2張出部とを備え、 前記蓋部を前記収納部に被せたときに前記第2側壁部が
    前記第1側壁部の外側に被さり、前記係止凹部と前記係
    止凸部とが係合する磁気テープカセット用収納ケースに
    おいて、 前記第2側壁部の一部であって、少なくとも前記係止凸
    部を設けた部分を前記第1張出部及び第2張出部と面一
    に形成したことを特徴とする磁気テープカセット用収納
    ケース。
  2. 【請求項2】 磁気テープカセットを収納する収納部
    と、前記収納部に被さる蓋部と、前記収納部と前記蓋部
    とを開閉可能に連結するヒンジ部とを備え、 前記収納部は、第1平板部と、当該第1平板部の外周部
    に設けた第1側壁部と、当該第1側壁部の外壁面に設け
    た係止凹部と、前記第1側壁部よりも外側に張出形成し
    た第1張出部とを備え、 前記蓋部は、第2平板部と、当該第2平板部の外周部に
    設けた第2側壁部と、当該第2側壁部の内壁面に設けた
    係止凸部と、前記第2側壁部よりも外側に張出形成した
    第2張出部とを備え、 前記蓋部を前記収納部に被せたときに前記第2側壁部が
    前記第1側壁部の外側に被さり、前記係止凹部と前記係
    止凸部とが係合する磁気テープカセット用収納ケースに
    おいて、 前記第1張出部及び前記第2張出部の一部であって、少
    なくとも前記係止凹部及び前記係止凸部を設けた部分を
    前記側壁部と面一に形成したことを特徴とする磁気テー
    プカセット用収納ケース。
  3. 【請求項3】 磁気テープカセットを収納する収納部
    と、前記収納部に被さる蓋部と、前記収納部と前記蓋部
    とを開閉可能に連結するヒンジ部とを備え、 前記収納部は、第1平板部と、当該第1平板部の外周部
    に設けた第1側壁部と、前記第1平板部の外周部に設け
    られ内側に突出する係止凸部と、前記第1側壁部から外
    側に張出形成した第1張出部とを備え、 前記蓋部は、第2平板部と、当該第2平板部の外周部に
    設けた第2側壁部と、当該第2側壁部の外壁面に設けた
    係止凹部と、前記第2側壁部から外周に突出する第2張
    出部とを備え、 前記蓋部を前記収納部に被せたときに前記第2側壁部が
    前記第1側壁部の外側に被さり、前記係止凸部と前記係
    止凹部とが係合することを特徴とする磁気テープカセッ
    ト用収納ケース。
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