JP2000318744A - 紙袋の検査システム - Google Patents

紙袋の検査システム

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JP2000318744A JP11130349A JP13034999A JP2000318744A JP 2000318744 A JP2000318744 A JP 2000318744A JP 11130349 A JP11130349 A JP 11130349A JP 13034999 A JP13034999 A JP 13034999A JP 2000318744 A JP2000318744 A JP 2000318744A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査結果の不確実性を取り除き、検査者を単
純労働から解放する。 【構成】 逆止弁付き紙袋のための検査システムであっ
て、逆止弁となる折り込み部Fの弁口の正しい形状を規
準画像として記憶し、紙筒21の折り込み部Fの弁口V
の形状との比較によって異常を発見するための視覚セン
サ10を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原紙を折り曲げると
ともに両側辺を接合して紙筒を作成し、紙筒端部の開口
の一隅に、逆止弁となる折り込み部を設けた、逆止弁付
き紙袋のための検査システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の検査対象である紙袋は例えばセ
メント等の粉体や樹脂ペレット等の粒体若しくはその他
の素材を充填するために使用される。製袋上、帯状の封
止片で紙筒の開口を閉じる作業があり、封止片が正しい
位置に、正しく縫い着けられない場合、縫製部のほつれ
による不時開封や破袋に到る割合が高くなる。
【0003】そこで従来は、製袋ラインに検査人員を配
置し、封止片が正しく縫い着けられているか否かを、例
えば縫製部の縫い目が完全かどうか(目飛び検査)、封
止片が必要十分な深さで、紙筒の開口片に重なって縫い
着けられているかどうか(浅縫い検査)、紙袋は1枚か
どうか或いはまち部が正しく折り畳まれているかどうか
(双子縫い、襞まくれ検査)等の項目について目視で検
査をしてきた。
【0004】しかし目視という性質上完全とはいえず、
反面見逃すまいと神経を集中するため検査人員の疲労感
が高いという問題があった。このため不良品発生率自体
低いものの、なお一定の割合で発生している。
【0005】また、紙袋には逆止弁付きのものがあり、
逆止弁部分は、封止片による開口封鎖の前に折り込まれ
る。逆止弁が正しく形成されないと、内部の充填物が漏
出するおそれが生じる。この逆止弁の検査は弁部の折り
込み後で、封止片縫製前に行なわれたが、この検査につ
いても前記と同様の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、人が検査にか
かわることによる不確実さを取り除くとともに、検査者
を単純労働から開放することである。また本発明の他の
課題は止むを得ず発生した不良品の検出割合を完全に近
づけることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の点を解決
するために、本発明に係る紙袋の検査システムは、逆止
弁となる折り込み部の弁口の正しい形状を規準画像とし
て記憶し、紙筒の折り込み部の弁口との比較によって異
常を発見するための視覚センサを有するものとされてい
る。
【0008】さらに本システムは複数の縫い目からなる
規準像を記憶し、紙袋の縫い目との比較によって糸目異
常を発見するための第1のセンサと、紙袋の上下2点間
距離を複数箇所で測定し、規準値との比較によって浅縫
いを発見するための第2のセンサと、紙袋に光を照射
し、透過光量の差若しくは透過光の有無の評価によって
紙袋の異常を発見するための第3のセンサと、封止片に
光を照射し、反射光の有無によって所要長さよりも短い
封止片を発見するための第4のセンサとによって紙袋の
検査システムを構成するという手段を講じることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る紙袋の検査システム
は、原紙を折り曲げるとともに、折り曲げた紙の両側辺
を長手方向に貼り合わせる等の接合手段によって接合
し、定寸に切断することにより紙筒を作成し、逆止弁と
なる折り込み部を紙筒両端部の開口の一隅に設けた逆止
弁付き紙袋のためのものである。その紙筒の上部開口及
び下部開口には封止片を縫いつけて閉じ、天部及び底部
を設けた紙袋となる。従って、検査対象はまず逆止弁部
である。さらに、縫い目と、縫製された帯状の封止片の
取り付けられ方、封止片自体のあり方等が挙げられる。
【0010】1)弁口検査:折り込み部の弁口の異常を
発見する。具体的には弁口の正しい形状を規準画像とし
て記憶し、順次流れてくる紙筒の折り込み部の弁口との
比較によって異常を発見する。弁口には明部と暗部とを
強調するために照明することができる。正しい形状の弁
口を斜めから見た画像を規準画像とすると、弁口を構成
する2筋の口縁がほぼ一定の幅であらわれ、不正な折り
込み形状との比較が容易となる。
【0011】このような判別のための手段となる視覚セ
ンサには、例えばCCDカメラを使用する機器が適当で
ある。尚、図1及び図3中、逆止弁となる折り込み部は
符号Fで示された部分であり、紙筒の隅に形成された突
出部を内側へ折り込む。このような紙袋は例えば実用新
案登録第1800641号に開示されている。
【0012】上記折り込み部Fは、図3に示した適正な
ものよりも、浅く折り込まれると図1下左に示した突出
が形成され、適正なものよりも深く折り込まれると図1
下右に示した如く紙袋内に引っ込んで、共に不良とな
る。弁口のこうした良、不良の判別のためにも弁口検査
が行われる。弁口の検査は、封止片の縫製前に行う。
【0013】2)目飛び検査:縫い糸の目飛びや、切れ
等の糸目異常を発見する。具体的には複数の縫い目から
なる規準像を記憶し、検査部に進入してきた紙袋(被検
体)の縫い目を上記規準像と比較することによって、糸
目異常の有無を判断する。このための手段となる第1の
センサも例えばCCDカメラを使用する機器が適当であ
る。
【0014】3)浅縫い検査:封止片が正しい位置に、
正しく取り付けられていない紙袋を発見する。具体的に
は紙袋の上下2点間距離を複数箇所で測定し、規準値と
比較し、許容範囲内か否かを判断する。このための手段
である第2のセンサは例えば平行光リニアセンサなどと
称されるレーザーを使用した機器が適当である。
【0015】4)紙袋検査:双子縫い,襞まくれ等紙袋
の異常を発見する。即ち、紙袋が1枚でなく2枚(以
上)重なって封止片が取り付けられたもの(双子)、及
び紙袋両側のまち部における襞にまくれ等の異常のある
ものを発見する。このための手段である第3のセンサは
例えば強力な赤外光線を被検体に照射して透過光量を評
価するか、又は透過光線の有無を判断できる透過光型の
機器が適当である。
【0016】5)封止片長検査:封止片の長さ異常を発
見する。具体的には封止片の長さの不足や過大なものを
発見する。このための手段である第4のセンサは例えば
赤外光線を照射し、反射光線の有無によって判断を行な
う反射光型の機器が適当である。なお、封止片の長さが
過大であることは欠陥ではなく切除すれば良いので、こ
の検査における第1の検査事項は封止片長さの不足する
ものの発見である。
【0017】
【実施例】以下、図示の実施例を参照して本発明をより
詳細に説明する。
【0018】図1に本発明における製袋機を模式的に示
す。製袋機は原紙を折り曲げるとともに両側辺を貼り合
わせて紙筒を形成する製筒機11、形成された紙筒を揃
えるセンタリング部12、本発明の紙袋では無い物もあ
る逆止弁折り込み部13、ミシンによる縫製に適する向
きに紙筒の表裏を反転する反転機14、同じく紙筒の向
きを変える変向機15、複数ミシンラインへの供給コン
ベア16、各ミシンラインへの紙筒の分配のための分配
コンベア17、17′…、及び各ミシン18、18′…
への紙筒の導入コンベア19、19′…からなる。
【0019】この製袋機における縫製工程の前後に本発
明に係る検査装置が配置される。本発明によって検査す
るのは主として図2に示した、上部開口と下部開口とが
共に封止片22で閉じられ、上部開口の一隅に逆止弁が
設けられた紙袋21である。
【0020】図3〜図8に、本発明のシステムにおける
検査の仕方を示す。視覚センサ10は規準画像として例
えば図3に示された、弁口Vの正しい形状を記憶する。
図3は、明部cと暗部dの幅Gを示しており、弁口Vの
口縁が明部Cであり、上位口縁の影と背景が暗部dであ
る。弁口Vは部材によって背景の方向へ押さえられるの
で、幅Gはほぼ一定となる。
【0021】これに対して弁口の不正な形状の1例は図
4(a)に示されており、上位口縁よりも下位口縁の方
が突き出しているので、明部の広い方の幅G′>Gとな
り、異常と判別される。図4(b)の例は上位口縁が下
位口縁よりも突き出ているので明部は存在せず、幅G″
=OであるからG″<Gとなって異常と判別される。
【0022】目飛び検査の例を示す図5には、紙袋21
の封止片22を縫い着けた縫い糸の糸目23が示されて
いる。第1のセンサには糸目3目分の面積(形態)を許
容範囲込みで認識させた規準像24が記憶されており、
被検体の糸目23を3目分ずつ重ね合わせて、糸目の飛
びや切れ等規準像24と一致しない糸目23′を発見す
る。
【0023】浅縫い検査の例を示す図6には、紙袋21
の上下(図の左右)2点間距離Lを複数箇所で測定する
例が示されている。2点間距離Lを紙袋の正規長さとし
た場合、これよりも長く、封止片22と紙袋下部開口辺
との重なりが不足するものを発見する。
【0024】図7には紙袋検査の2例が示されている。
図5は、紙袋1枚分は透過するが、2枚分以上は透過で
きない赤外光線により双子縫いを発見する。他方、同じ
原理を用いて、まち部の襞が正常でないものを発見する
ことが出来る。図7(a)は透過光が検出されない正規
の形態、図7(b)はずれがあり、透過光が検出される
状態を示す。
【0025】図8は封止片長検査の例を示す。封止片2
2には赤外ビーム25を照射し、反射の数で異常を発見
する。例示の場合、赤外ビームの反射が2個ある長さの
ものを正常とし、それ以外を異常とする設定である。反
射が3個あるケースは封止片22が長すぎるということ
であるが、これは余分を切除すれば良いので、2個未満
の反射しかないものが真の異常となる。
【0026】このような検査を行なう装置は例えば図9
〜図14に示した構成を有する。図9〜図11に示され
た弁口検査装置30はミシン18、18′…工程の上流
かつ逆止弁折り込み部13の下流に配置される。当該装
置30は搬送手段26を構成する複数のチェーンコンベ
アを有し、紙袋21はそれに付属した爪27に引かれて
搬送される。例示のチェーンコンベアはセンサと一体に
軸上をスライド可能であり、間隔を袋長さに応じて調整
することができる。28は紙袋21をチェーンコンベア
との間で挟んで装置内へ送る送り込みローラ、29は同
様に挟んで引き出す引き出しローラ、31は紙筒を装置
外へ送り出す送り出しローラを示す。
【0027】弁口検査装置30を搬送される紙筒は下側
(上部開口側)をガイドレール32に押し付けるように
片寄せ部材33によって加圧され、搬送系路上で位置決
めがなされる。34は紙筒片寄せローラであり、同様に
紙筒をガイドレールの方向へ寄せる働きを持つ。
【0028】この装置において、弁口検査のための視覚
センサ35としてのCCDカメラが紙袋21′の折り込
み部である弁口Vに対して、斜めに配置される。斜め配
置の1台のセンサによって、弁口Vを構成する二つの口
縁とその変形形態を明確に把握可能となり、最小限の機
器が有効に活用される。視覚センサ35において明部と
暗部が強調される位置に照明が配置され、また順次進入
する被検体の紙筒の弁口の画像はモニタ36によって確
認される。
【0029】上記視覚センサ35による弁口の観察とは
別に、折り込み部Fの突出や引っ込みといった折り込み
不良の検出が行なわれる。突出については光ファイバ等
の投光部と光センサ等の受光部の組み合せによって検出
可能である。引っ込みについては後述の透過光型の検出
装置によって検出可能である。
【0030】図9〜図11中、37は不良品排出用のシ
ャッタであり、シリンダ装置で示された駆動部38によ
って紙筒を下の回収部39へ払い落とす。41は本装置
に進入した紙筒21′を検出する進入検出センサを示
す。同センサ41は弁口検査機30の作動制御のための
信号も発信する。41′は前記弁口の突出を検出するた
めのセンサ、42は操作ハンドルであり、紙筒の形態
(サイズを含む。)に合わせるべく搬送手段26の間隔
を調整する。なお、弁口の引っ込みの検査も図外の機器
によって行なわれる。
【0031】さらに、縫製済み紙袋に対して目飛び検査
以下の全体的検査を行う装置40が工程末端に配置され
る。同装置40…も図13、14に示されるように弁口
検査装置類似の搬送手段43を有しており、既に完成品
である紙袋21は搬送手段に付属した爪44に引かれて
搬送される。例示のチェーンコンベアはセンサと一体に
軸上をスライド可能であり、間隔は紙袋21の形態(サ
イズを含む。)に応じて調整することができる。45は
紙袋21をチェーンコンベアとの間で挟んで装置内へ送
る送り込みローラ、46は同様に検査位置から紙袋21
を引き出す引き出しローラ、47は紙袋21を装置外へ
送り出す送り出しローラを示す。
【0032】全体検査装置40を搬送される紙袋21は
下側(上部紙袋側)をガイドレール48に押し付けるよ
うに片寄せ部材49によって加圧され、搬送系路上での
位置決めがなされる。50は紙袋片寄せローラであり、
紙袋をガイドレール48の方向へ寄せる働きを持つ。
【0033】このような装置40に対して、各センサ
は、図12に例示する位置に配置される。目飛び検査の
ための第1センサ51は天部及び底部の縫い目を監視で
きる位置に設けられ、検査開始のための第1同期センサ
55によって作動を開始する。55′は目飛び検査終了
用センサを示す。浅縫い検査のための第2センサ52、
52′は上下両端間の寸法を測定できる位置に設けら
れ、第2同期センサ56によって検査を開始する。紙袋
検査のための第3センサ53、53′は紙袋21の中央
部とまち部とを監視できる位置に設けられ、上記第2同
期センサ56によって検査を開始する。封止片長検査の
ための第4センサ54、54′は天部及び底部の封止片
22を監視できる位置に設けられ、これも5第2同期セ
ンサ56によって検査を開始し、終了用のセンサ56′
で終了する。
【0034】各センサは装置本体の要所に設置されてい
るが、それらの位置が決められている以上、紙袋の測定
開始時の位置も正確に決められる必要がある。その時の
紙袋21を図13に鎖線で示すとともに、各センサ51
…も符号で示す。それらセンサのあるものは、調整ハン
ドル57によって操作される部材58に配置されてい
る。図中、59は不良品をシリンダ装置で示された駆動
部38によって受け容器60に排出する排出ダンパー、
61は不良品振り分け部材を示す。また各紙袋中の矢印
は紙袋21の移動方向を示す。
【0035】この全体検査装置40…において、製袋機
から排出された紙袋21が進入すると、それは第1同期
センサ55によって検出され、紙袋21が終了センサ5
5′に移動するまでの間に目飛び検査が行なわれる。目
飛び、目欠けその他縫い目に異状のあるものは不良品と
して製袋ラインから除かれる。
【0036】紙袋21は、第2同期センサ56に到る
と、終了センサへ移動するまでの間のある瞬間に浅縫い
検査、紙袋検査、封止片長検査が行なわれる。紙袋検査
は多重紙袋の発見に関する双子縫いに関する封止片検査
1と、まち部における襞の乱れの発見に関する封止片検
査2との2項目を実施する(図2参照)。
【0037】さらに封止片22の長さの検査も第2同期
センサ56からの信号によって開始される。2個のセン
サ54、54′の内、上流側センサ54だけがオンとな
り、下流側センサ54′がオフとなる場合は短い場合に
相当するから不合格となる。合否の判定後さらに、長い
封止片22を持つ紙袋21の救済のための選別が行なわ
れる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、人が検査にかかわることによる不確
実さが除去され、より完全に近い不良品検出が可能とな
り、かつまた検査者を単純労働から開放することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙袋の検査システムの適用のため
の製袋機の1例を示す模式図。
【図2】本発明に係るシステムの実施手順の1例を示す
フローチャート。
【図3】弁口検査の例を示す説明図。
【図4】(a)弁口異常の1例を示す説明図。 (b)弁口異常の他の例を示す説明図。
【図5】目飛び検査の具体例を示す説明図。
【図6】浅縫い検査の具体例を示す説明図。
【図7】(a)紙袋検査例の1を示す説明図。 (b)紙袋検査例の2を示す説明図。
【図8】封止片長検査の具体例を示す説明図。
【図9】本発明に係るシステムの実施のための弁口検査
装置の1例を示す平面図。
【図10】同じく側面図。
【図11】同じく排出側の後面図。
【図12】紙袋と各センサとの位置関係を示す説明図。
【図13】本発明に係るシステムの実施のための全体検
査装置の1例を示す平面図。
【図14】同じく側面図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙を折り曲げるとともに両側辺を接合
    して紙筒を作成し、紙筒端部の開口の一隅に、逆止弁と
    なる折り込み部を設けた、逆止弁付き紙袋のための検査
    システムであって、逆止弁となる折り込み部の弁口の正
    しい形状を規準画像として記憶し、紙筒の折り込み部の
    弁口との比較によって異常を発見するための視覚センサ
    を有することを特徴とする紙袋の検査システム。
  2. 【請求項2】 規準画像は正しい形状の弁口を斜めから
    見た画像であり、弁口を構成する2個の口縁が一様な幅
    であらわれたものに相当する請求項1記載の紙袋の検査
    システム。
  3. 【請求項3】 原紙を折り曲げるとともに両側辺を接合
    して紙筒を作成し、上部開口と下部開口とを封止片の縫
    製によって閉じた紙袋の検査のためのシステムであっ
    て、複数の縫い目からなる規準像を記憶し、紙袋の縫い
    目との比較によって糸目異常を発見するための第1のセ
    ンサと、紙袋の上下2点間距離を複数箇所で測定し、規
    準値との比較によって浅縫いを発見するための第2のセ
    ンサと、紙袋に光を照射し、透過光量の差若しくは透過
    光の有無の評価によって紙袋の異常を発見するための第
    3のセンサと、封止片に光を照射し、反射光の有無によ
    って所要長さよりも短い封止片を発見するための第4の
    センサとを有することを特徴とする紙袋の検査システ
    ム。
  4. 【請求項4】 視覚センサ及び第1のセンサはCCDカ
    メラを使用した機器からなる請求項1又は3記載の紙袋
    の検査システム。
  5. 【請求項5】 第2のセンサはレーザーを使用した機器
    からなる請求項3記載の紙袋の検査システム。
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