JP2000318666A - 走行中でも調節可能なサドル高低調節機構付き自転車 - Google Patents
走行中でも調節可能なサドル高低調節機構付き自転車Info
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- JP2000318666A JP2000318666A JP11170108A JP17010899A JP2000318666A JP 2000318666 A JP2000318666 A JP 2000318666A JP 11170108 A JP11170108 A JP 11170108A JP 17010899 A JP17010899 A JP 17010899A JP 2000318666 A JP2000318666 A JP 2000318666A
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- height
- bicycle
- height regulating
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
- B62K19/30—Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
- B62K19/36—Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories for attaching saddle pillars, e.g. adjustable during ride
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自転車のサドル１の最適な高さは、走行にお
いては、ペダル１１が下死点の位置で足が伸びきる状態
か、あるいは両足が地面につま先立てる状態である。し
かしサドルがこの高さでは停車時に倒れやすい等の安全
上に問題がある。そこで安全を重視し余裕をもつて地面
に足が着けるようにサドル１を低くすれば、走行時には
脚を屈折した状態でペダル１１を踏むことになり、疲れ
の原因となる。 本発明は、これらの問題を解決するた
めサドル１の高さを、停車時あるいは走行中でも、スイ
ッチ操作一つで最適の高さに自由自在かつ瞬時に行える
ようにした自転車である。 【構成】 フレーム９とサドル１との間に、気圧（液
圧）シリンダー２を設ける。ピストン３はフレーム９に
シートピン１２で固定する。ハンドル１０のサドル高低
調節操作スイッチ６からワイヤー７を介してピストン３
の動作ロック解除ボタン４を操作する。
いては、ペダル１１が下死点の位置で足が伸びきる状態
か、あるいは両足が地面につま先立てる状態である。し
かしサドルがこの高さでは停車時に倒れやすい等の安全
上に問題がある。そこで安全を重視し余裕をもつて地面
に足が着けるようにサドル１を低くすれば、走行時には
脚を屈折した状態でペダル１１を踏むことになり、疲れ
の原因となる。 本発明は、これらの問題を解決するた
めサドル１の高さを、停車時あるいは走行中でも、スイ
ッチ操作一つで最適の高さに自由自在かつ瞬時に行える
ようにした自転車である。 【構成】 フレーム９とサドル１との間に、気圧（液
圧）シリンダー２を設ける。ピストン３はフレーム９に
シートピン１２で固定する。ハンドル１０のサドル高低
調節操作スイッチ６からワイヤー７を介してピストン３
の動作ロック解除ボタン４を操作する。
Description
【０００１】従来の自転車のサドル１の取付は、自転車
のフレーム９にシートピラーをシートピン１２で締め付
け固定するもので、サドル１の高低調節は初期に調節す
ればそれ以降はしないのが普通である。 したがって、
走行に最適な高さに調節すれば低速走行時あるいは停車
時にはサドル１は高過ぎの状態になり、転倒防止の観点
から安全性に問題が生じる。また安全性を重視しサドル
１を低く調節すると、脚を屈折した状態でペダル１１を
踏むことになり疲労の原因となる。走行に最適なサドル
１の高さは、ペダル１１が下死点の位置で足が伸びきる
状態か、あるいは両足が地面につま先立てる状態であ
る。一方、停車時あるいは街中での低速走行では両足が
余裕を持って地面に着けるサドルの高さが安全上重要で
ある。すなわち走行時と停車時とでは最適とされるサド
ルの高さが違うということである。この相反する条件を
満足させることは、従来の固定式サドル調節方式では不
可能であった。
のフレーム９にシートピラーをシートピン１２で締め付
け固定するもので、サドル１の高低調節は初期に調節す
ればそれ以降はしないのが普通である。 したがって、
走行に最適な高さに調節すれば低速走行時あるいは停車
時にはサドル１は高過ぎの状態になり、転倒防止の観点
から安全性に問題が生じる。また安全性を重視しサドル
１を低く調節すると、脚を屈折した状態でペダル１１を
踏むことになり疲労の原因となる。走行に最適なサドル
１の高さは、ペダル１１が下死点の位置で足が伸びきる
状態か、あるいは両足が地面につま先立てる状態であ
る。一方、停車時あるいは街中での低速走行では両足が
余裕を持って地面に着けるサドルの高さが安全上重要で
ある。すなわち走行時と停車時とでは最適とされるサド
ルの高さが違うということである。この相反する条件を
満足させることは、従来の固定式サドル調節方式では不
可能であった。
【０００２】本発明の目的は、走行時には走行に最適な
サドルの高さが得られ、停車時には余裕を持って両足が
地面に着けるように、サドル１が手動または減速時に自
動的に低くなる機構を設け、走行性と安全性を両立させ
た自転車とすることである。本発明の目的は、搭乗者に
合った最適なサドルの高さを瞬時かつ無段階に、走行中
にでも調節可能とすることである。本発明の目的は、昇
降式椅子等に広く使用されている公知の機構の気圧（液
圧）シリンダー２を応用するだけのシンプルな機構と
し、従来の自転車の基本構造に簡易に付加出来るもの
で、かつ人力以外の動力は使用せず、走行性と安全性の
両面を達成させ得ることが可能な、実用性の高いサドル
高低調節機構付き自転車を実用化することである。
サドルの高さが得られ、停車時には余裕を持って両足が
地面に着けるように、サドル１が手動または減速時に自
動的に低くなる機構を設け、走行性と安全性を両立させ
た自転車とすることである。本発明の目的は、搭乗者に
合った最適なサドルの高さを瞬時かつ無段階に、走行中
にでも調節可能とすることである。本発明の目的は、昇
降式椅子等に広く使用されている公知の機構の気圧（液
圧）シリンダー２を応用するだけのシンプルな機構と
し、従来の自転車の基本構造に簡易に付加出来るもの
で、かつ人力以外の動力は使用せず、走行性と安全性の
両面を達成させ得ることが可能な、実用性の高いサドル
高低調節機構付き自転車を実用化することである。
【０００３】本発明の手動操作によるサドル高低調節作
用は、自転車の搭乗者がハンドル１０に設けたサドル高
低調節スイッチ６を操作すると、ワイヤー７を介してピ
ストン３の動作ロック解除ボタン４が押されピストン３
と気圧（液圧）シリンダー２との相対的動きが可能とな
る。この時、搭乗者の体重をペダル１１に掛けサドル１
への体重負荷を低減すれば、ピストン３はフレーム９に
固定されているため、気圧（液圧）シリンダー２がバネ
（またはガス圧）の力で上方へ動く。また、体重をサド
ル１に掛けた状態でサドル高低調節スイッチ６を操作し
た場合は、気圧（液圧）シリンダー２は下方へ動く。す
なわち必要時にサドル高低調節スイッチ６を手動操作
し、搭乗者の体重をペダル１１とサドル１とへの掛け具
合で、走行中にでも適時にサドルの高低調節が無段階に
できる。
用は、自転車の搭乗者がハンドル１０に設けたサドル高
低調節スイッチ６を操作すると、ワイヤー７を介してピ
ストン３の動作ロック解除ボタン４が押されピストン３
と気圧（液圧）シリンダー２との相対的動きが可能とな
る。この時、搭乗者の体重をペダル１１に掛けサドル１
への体重負荷を低減すれば、ピストン３はフレーム９に
固定されているため、気圧（液圧）シリンダー２がバネ
（またはガス圧）の力で上方へ動く。また、体重をサド
ル１に掛けた状態でサドル高低調節スイッチ６を操作し
た場合は、気圧（液圧）シリンダー２は下方へ動く。す
なわち必要時にサドル高低調節スイッチ６を手動操作
し、搭乗者の体重をペダル１１とサドル１とへの掛け具
合で、走行中にでも適時にサドルの高低調節が無段階に
できる。
【０００４】本発明の減速時のサドル自動下降作用は、
サドル高低調節スイッチ６の機能操作をブレーキレバー
８の動きに機構的に連動させることで、サドル１に体重
が掛かっていれば、ブレーキ操作をした時にサドル１は
自動的に下降する。連動しているブレーキレバー８を離
すと、ピストン３と気圧（液圧）シリンダー２とがロッ
クされサドル１が低い位置の状態で固定される。減速あ
るいは停車の状態から再度発進、走行する時にはサドル
高低調節スイッチ６を操作し体重をペダル１１に掛け、
サドル１への体重負荷を減らせばサドル１は上昇し、走
行に最適な高さに瞬時に調節できる。
サドル高低調節スイッチ６の機能操作をブレーキレバー
８の動きに機構的に連動させることで、サドル１に体重
が掛かっていれば、ブレーキ操作をした時にサドル１は
自動的に下降する。連動しているブレーキレバー８を離
すと、ピストン３と気圧（液圧）シリンダー２とがロッ
クされサドル１が低い位置の状態で固定される。減速あ
るいは停車の状態から再度発進、走行する時にはサドル
高低調節スイッチ６を操作し体重をペダル１１に掛け、
サドル１への体重負荷を減らせばサドル１は上昇し、走
行に最適な高さに瞬時に調節できる。
【０００５】本発明の効果は、走行中にその時の走行に
最適なサドルの高さが、瞬時にかつ無段階に調節でき、
調節の自由度が大きいため、搭乗者の疲労を低減させ得
る自転車を作ることができる。本発明の効果は、街中で
の低速走行時あるいは減速、停車時にはサドルの高さを
手動であるいは自動的に低くでき、転倒防止等の安全性
に寄与できる自転車を作ることができる。すなわち、従
来の自転車では一度調節した後のサドルの高さは一定、
という既成概念を打破し、走行性能に優れかつ、安全性
にも優れた柔軟性に富んだ全く新しい機能を持つ自転車
を実用化できることである。また、使用する昇降機構
は、昇降式椅子等に広く使用されている公知の気圧（液
圧）シリンダーと同等な機構を応用することで、信頼性
が高く汎用性の部品が使用できるため、当該発明自転車
を迅速に実用化できる。
最適なサドルの高さが、瞬時にかつ無段階に調節でき、
調節の自由度が大きいため、搭乗者の疲労を低減させ得
る自転車を作ることができる。本発明の効果は、街中で
の低速走行時あるいは減速、停車時にはサドルの高さを
手動であるいは自動的に低くでき、転倒防止等の安全性
に寄与できる自転車を作ることができる。すなわち、従
来の自転車では一度調節した後のサドルの高さは一定、
という既成概念を打破し、走行性能に優れかつ、安全性
にも優れた柔軟性に富んだ全く新しい機能を持つ自転車
を実用化できることである。また、使用する昇降機構
は、昇降式椅子等に広く使用されている公知の気圧（液
圧）シリンダーと同等な機構を応用することで、信頼性
が高く汎用性の部品が使用できるため、当該発明自転車
を迅速に実用化できる。
【図１】サドル高低調節機構付き自転車の右側面図であ
る。
る。
【図２】サドル高低調節機構部および操作部の詳細図面
である。
である。
１ サドル ２ 気圧（液圧）シリンダー ３ ピストン ４ ピストン動作ロック解除ボタン ５ サドル左右回転防止ガイド ６ サドル高低調節スイッチ ７ ワイヤー ８ ブレーキレバー ９ フレーム １０ ハンドル １１ ペダル １２ シートピン
Claims (1)
- 【請求項１】自転車のサドルの高さ位置を、昇降式椅子
等で広く使用されている公知の気圧（液圧）シリンダー
機構を応用して、手動あるいはブレーキ操作に合わせて
自動的に、停車時あるいは走行中でも瞬時に、その時の
最適の高さに調節できるサドル高低調節機構を設けた自
転車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11170108A JP2000318666A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 走行中でも調節可能なサドル高低調節機構付き自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11170108A JP2000318666A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 走行中でも調節可能なサドル高低調節機構付き自転車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318666A true JP2000318666A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15898797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11170108A Pending JP2000318666A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 走行中でも調節可能なサドル高低調節機構付き自転車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000318666A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004023937A1 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-25 | Soong Bok Lee | Height-adjusters for saddles of bicycles |
| KR100737299B1 (ko) | 2005-10-20 | 2007-07-09 | 한기진 | 자전거의 안장높이 조절장치 |
| JP2007238067A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Teizo Miyanaga | 安全自転車サドルのシリンダ−台盤 |
| WO2008083843A1 (en) * | 2007-01-09 | 2008-07-17 | Marzell Maier | Clamping device |
| US7909348B2 (en) | 2009-02-19 | 2011-03-22 | Jochen Klieber | Adjustable-length seat post |
| DE202010010877U1 (de) * | 2010-07-30 | 2011-11-15 | Zawione Gmbh | Höhenverstellbare Sattelstütze |
| JP2013519567A (ja) * | 2010-02-16 | 2013-05-30 | キム，チュンチュ | 移動中の自転車サドルの角度調節装置 |
| CN106184492A (zh) * | 2014-08-11 | 2016-12-07 | 李商秀 | 自行车鞍座升降装置 |
| CN107117233A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-09-01 | 覃小倩 | 在骑行过程中座垫可调的自行车及其座垫调节方法 |
| CN107128409A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-09-05 | 覃小倩 | 一种在骑行过程中座垫可调自行车及其座垫调节方法 |
| US10752307B2 (en) | 2015-07-21 | 2020-08-25 | Lupaan Gmbh | Positioning device having a telescoping element and a supporting element for seat posts |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11170108A patent/JP2000318666A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004023937A1 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-25 | Soong Bok Lee | Height-adjusters for saddles of bicycles |
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| CN106184492B (zh) * | 2014-08-11 | 2018-12-21 | 李商秀 | 自行车鞍座升降装置 |
| US10752307B2 (en) | 2015-07-21 | 2020-08-25 | Lupaan Gmbh | Positioning device having a telescoping element and a supporting element for seat posts |
| AT517510B1 (de) * | 2015-07-21 | 2022-11-15 | Lukas Eberlberger | Positioniervorrichtung mit Teleskopelement und Stützelement |
| CN107117233A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-09-01 | 覃小倩 | 在骑行过程中座垫可调的自行车及其座垫调节方法 |
| CN107128409A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-09-05 | 覃小倩 | 一种在骑行过程中座垫可调自行车及其座垫调节方法 |
| CN107117233B (zh) * | 2017-05-11 | 2019-11-01 | 胡海明 | 在骑行过程中座垫可调的自行车及其座垫调节方法 |
| CN107128409B (zh) * | 2017-05-11 | 2019-11-08 | 诸暨市火鸟工业设计工作室 | 一种在骑行过程中座垫可调自行车及其座垫调节方法 |
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