JP2000317577A - 内燃機関の排気管の重力金型鋳造装置 - Google Patents

内燃機関の排気管の重力金型鋳造装置

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JP2000317577A
JP2000317577A JP11128459A JP12845999A JP2000317577A JP 2000317577 A JP2000317577 A JP 2000317577A JP 11128459 A JP11128459 A JP 11128459A JP 12845999 A JP12845999 A JP 12845999A JP 2000317577 A JP2000317577 A JP 2000317577A
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Fumio Hirai
文男 平井
Takeshi Sasaki
武 佐々木
Yukio Iijima
幸雄 飯島
Toshinori Yamanaka
敏則 山中
Yoshiaki Nakaniwa
芳昭 中庭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】4気筒内燃機関の排気管の鋳造に際し、溶湯の
充填不良や湯境の発生を防止できる重力金型鋳造装置を
提供する。 【解決手段】排気管1の外形に沿う形状の空洞部14を
備える金型11,12,13と、排気管1の内形に沿う
形状を備える中子15とを備える。キャビティ部16に
溶湯を導入する湯口系を備える。湯口系は、キャビティ
部16eのキャビティ部16a,16dに対応する位置
に接続される1対の第1のゲート24aと、キャビティ
部16eのキャビティ部16b,16cに対応する位置
に接続される1対の第2のゲート24bと、キャビティ
部16eの接続部2b,2cの間に対応する位置に接続
される第3のゲート24cとを備える。第1のゲート2
4aの断面積は第2、第3のゲート24b,24cより
大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4気筒内燃機関の
排気管の重力金型鋳造を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1示のように、4気筒内燃機関の排気
管(エキゾーストマニホールド)1は、該内燃機関の4
つのシリンダヘッド(図示せず)に対応して略直線状に
配置された接続部2a,2b,2c,2dと、各接続部
2a,2b,2c,2dを各シリンダヘッドに一体に接
続するフランジ部3と、フランジ部3の反対側で各接続
部2a,2b,2c,2dが集合する集合部4とを備え
る。エキゾーストマニホールド1において、接続部2
a,2dは両端の2つのシリンダヘッドから集合部4に
接続されるために、内側の2つのシリンダヘッドから前
記集合部4に接続される接続部2b,2cより長く形成
されている。
【0003】各接続部2a,2b,2c,2dと集合部
4とは中空であり、内部で連通している。また、エキゾ
ーストマニホールド1は、集合部3を図示しないマフラ
ーに一体に接続するマフラー側フランジ5を備えてい
る。
【0004】従来、エキゾーストマニホールド1は、重
力鋳造法により鋳造されており、図3示のような砂型鋳
造装置が用いられている。前記鋳造装置は、図3(a)
示のように、砂型である固定型31と、摺動入れ子32
と、可動型33とが組み合わされて、内部にエキゾース
トマニホールド1の外形に沿う形状の空洞部14を形成
する。空洞部14は、エキゾーストマニホールド1の接
続部2a,2b,2c,2dが下方に位置し、集合部3
が上方に位置する形状となっており、その内部には中空
のシェル中子15が配設される。そして、シェル中子1
5と、固定型31、摺動入れ子32、可動型33との間
に、溶湯が注湯されるキャビティ部16が形成される。
【0005】図3(b)は、図3(a)示の可動型32
を除いた状態の金型を図3(a)に矢示する方向から見
た図であり、固形型31は、受口21、湯口22、湯道
23と、各1対のゲート24a,24bからなる湯口系
を備えている。キャビティ部16は、エキゾーストマニ
ホールド1の接続部2a,2b,2c,2dを形成する
キャビティ部16a,16b,16c,16dを備えて
いる。また、キャビティ部16は、その下端部にエキゾ
ーストマニホールド1のフランジ部3を形成するキャビ
ティ部16eを、上端部にマフラー側フランジ部5を形
成するキャビティ部16fを備えている。
【0006】ゲート24a,24bは同一断面積を備
え、ゲート24aはエキゾーストマニホールド1のフラ
ンジ部3を形成するキャビティ部16eのキャビティ部
16a,16dに対応する位置に、ゲート24bはキャ
ビティ部16eのキャビティ部16b,16cに対応す
る位置にそれぞれ接続されている。
【0007】図3示の砂型鋳造装置では、受口21から
溶湯を注湯すると、該溶湯は、湯口22、湯道23を経
て、ゲート24a,24bからキャビティ部16に充填
される。前記溶湯は、湯口22、湯道23に充填されて
いる溶湯にかかる重力の作用により、前記キャビティ部
16eを経てキャビティ部16a,16b,16c,1
6dの下方から上方に向けて充填される。
【0008】このとき、キャビティ部16内の空気は前
記溶湯により追い上げられ、主として摺動入れ子32に
設けられている空気抜き孔(図示せず)から外部に放出
される。また、前記空気抜き孔から放出しきれない空気
は、砂型である固定型31、、摺動入れ子32、可動型
33を形成する砂の間隙から外部に放出される。従っ
て、図3示の砂型鋳造装置では、キャビティ部16内の
空気を外部に放出するために、何ら特別な対策を講じる
必要がない。
【0009】ところが、前記砂型は1回の鋳造毎に形成
され、鋳造後には崩されるので、図3示の砂型鋳造装置
は量産性が低く、改善が望まれる。そこで、前記砂型鋳
造装置に変えて、金型鋳造装置を用いることが考えられ
る。
【0010】しかしながら、前記金型鋳造装置として、
図3示の固定型31、可動型32、摺動入れ子33を単
に金型に置き換えただけでは、キャビティ部16に前記
溶湯を充填する際に、前記空気抜き孔から放出しきれな
い空気の抜け道が無くなるとの不都合がある。
【0011】前記空気抜き孔から放出しきれない空気は
キャビティ部16の上部に閉じ込められて背圧として作
用し、キャビティ部16a,16dと、キャビティ部1
6b,16cとで、前記溶湯の上昇速度に遅速が生じ、
充填不良の原因となる。また、前記溶湯の上昇速度に遅
速が生じると、上昇が速い部分の前記溶湯が、上昇が遅
い部分に回り込み、湯境が形成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記不都合
を解消して、4気筒内燃機関の排気管を鋳造する際に、
溶湯の充填不良や湯境の発生を防止することができる重
力金型鋳造装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記従来
の不都合を解決するために、種々検討を行った。
【0014】まず、図4に、従来の砂型鋳造装置を金型
に置き換えた鋳造装置を模式的に示す。図4では、図1
示のエキゾーストマニホールド1の接続部2a,2dに
対応する部分は、L字型に形成されたキャビティ部16
a,16dとして示される。
【0015】図4示の鋳造装置では、湯道23から分岐
するゲート24a,24bが左右各1対備えられる。ゲ
ート24aは、図1示のエキゾーストマニホールド1の
フランジ部3を形成するキャビティ部16eのキャビテ
ィ部16a,16dに対応する位置に接続され、ゲート
24bは、前記キャビティ部16eのキャビティ部16
b,16cに対応する位置に接続されている。そして、
ゲート24a,24bは、その断面積が同一になってい
る。
【0016】図4示の模式的構成により、湯道23から
キャビティ部16に対する溶湯の充填を考察したとこ
ろ、キャビティ部16a,16dと、キャビティ部16
b,16cとで、前記溶湯の上昇速度に遅速が生じ、キ
ャビティ部16a,16dの途中の部分27等に充填不
良が生じることが判明した。また、各キャビティ部16
a,16b,16c,16dからの前記溶湯が合流する
部分28(エキゾーストマニホールド1の集合部4に対
応する)で、上昇が速い部分の前記溶湯が、上昇が遅い
部分に回り込み、湯境が形成されることが判明した。
【0017】前記現象は、金型であるが故にキャビティ
部16の上部に閉じ込められた空気が背圧として作用
し、各キャビティ部16a,16b,16c,16d
で、前記溶湯の上昇速度に遅速が生じるためと考えられ
る。
【0018】そこで、次に、図5示のように、キャビテ
ィ部16eのキャビティ部16a,16dに対応する位
置に接続されるゲート24aの断面積をゲート24bよ
り大きくした構成について、湯道23からキャビティ部
16に対する溶湯の充填を考察した。ゲート24aの断
面積をゲート24bより大きくするのは、キャビティ部
16a,16dでは前記溶湯の流動長がキャビティ部1
6b,16cより長く、より多量の溶湯を要するためで
ある。図5示の構成は、ゲート24aの断面積をゲート
24bより大きくしたことを除いて、図4示の構成と全
く同一である。
【0019】この結果、図4に比較すると、キャビティ
部16の部分27,28等で充填不良が改良されること
が判明したものの、充填不良が十分に改善されたとは考
えられなかった。
【0020】そこで、さらに、図6示のように、ゲート
24aの断面積をゲート24bより大きくすると共に、
キャビティ部16eのキャビティ部16bとキャビティ
部16cとに対応する位置に接続される第3のゲート2
4cを設けて、湯道23からキャビティ部16に対する
溶湯の充填を考察した。図6示の構成は、ゲート24a
の断面積をゲート24bより大きくしたことと、第3の
ゲート24cを設けたこととを除いて、図4示の構成と
全く同一である。この結果、満足すべき結果が得られる
ことが判明した。
【0021】本発明内燃機関の排気管の重力金型鋳造装
置は、前記知見に基づくものであり、4気筒内燃機関の
各シリンダヘッドに対応して略直線状に配置される第
1、第2、第3、第4の接続部と、各接続部を各シリン
ダヘッドに一体に接続するフランジ部と、該フランジ部
の反対側で各接続部が集合する集合部とを備え、第1及
び第4の接続部が第2及び第3の接続部より長い内燃機
関の排気管を鋳造する装置であって、該排気管の外形に
沿う形状の空洞部を内部に備える金型と、該排気管の内
形に沿う形状を備え、該空洞部に配設されて該金型との
間に溶湯が注湯されるキャビティ部を形成する中子とを
備え、該排気管のシリンダヘッドに対して接続される側
から該キャビティ部に溶湯を導入する湯口系を備える重
力金型鋳造装置において、前記湯口系は、前記キャビテ
ィ部の前記フランジ部を形成する部分の第1及び第4の
接続部に対応する位置に接続される1対の第1のゲート
と、前記キャビティ部の前記フランジ部を形成する部分
の第2及び第3の接続部に対応する位置に接続される1
対の第2のゲートと、前記キャビティ部の前記フランジ
部を形成する部分の第2の接続部と第3の接続部との間
に対応する位置に接続される第3のゲートとを備え、第
1のゲートの断面積を第2、第3のゲートより大きくす
ることを特徴とする。
【0022】本発明の重力金型鋳造装置によれば、前記
構成とすることにより、前記キャビティ部に供給される
前記溶湯に背圧が作用することが無く、前記溶湯の充填
不良や湯境の発生を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本実施形態の重力金型鋳造装置により製造される4
気筒内燃機関の排気管(エキゾーストマニホールド)の
斜視図であり、図2は本実施形態の重力金型鋳造装置の
構成を示す説明図である。
【0024】図1示のように、本実施形態の重力金型鋳
造装置により製造される4気筒内燃機関のエキゾースト
マニホールド1は、図示しないシリンダヘッドから排出
される高温の排気を図示しないマフラーに導くものであ
る。エキゾーストマニホールド1は、例えば球状黒鉛鋳
鉄を用いて鋳造されている。
【0025】エキゾーストマニホールド1は、前述のよ
うに前記4気筒内燃機関の4つのシリンダヘッド(図示
せず)に対応して、接続部2a,2b,2c,2dが略
直線状に配置され、両端の接続部2a,2dは内側の接
続部2b,2cより長くなっている。各接続部2a,2
b,2c,2dはフランジ3を介して前記シリンダヘッ
ドに一体に接続されると共に、前記シリンダヘッドの反
対側で、集合部4に集合している。
【0026】各接続部2a,2b,2c,2dと、集合
部4とは、共に中空であり内部で連通している。そし
て、前記シリンダヘッドから排出される高温の排気が、
各接続部2a,2b,2c,2dから集合部3を介して
マフラー(図示せず)に導かれる。尚、集合部4はマフ
ラー側フランジ5を介して前記マフラーに一体に接続さ
れるようになっている。
【0027】エキゾーストマニホールド1を鋳造する本
実施形態の重力金型鋳造装置は、図2(a)示のよう
に、固定型11と、摺動入れ子12と、可動型13とか
らなる金型を備えている。固定型11、摺動入れ子1
2、可動型13は組み合わされて、内部に図1示のエキ
ゾーストマニホールド1の外形に沿う形状の空洞部14
を形成する。空洞部14は、エキゾーストマニホールド
1の接続部2a,2b,2c,2dが下方に位置し、集
合部3が上方に位置する形状となっており、その内部に
は中空のシェル中子15が配設される。そして、シェル
中子15と、固定型31、摺動入れ子32、可動型33
との間に、溶湯が注湯されるキャビティ部16が形成さ
れる。
【0028】シェル中子15は、固定型11に挿入され
る支持ピン17と、摺動入れ子12に挿入される支持ピ
ン18とによって支持されて固定されている。19は鋳
込み穴19aを形成するための入れ子であり、20はガ
ス抜き孔である。
【0029】図2(b)は、図2(a)示の可動型13
を除いた状態の金型を図2(a)に矢示する方向から見
た図である。図3(b)示のように、固形型11は、受
口21、湯口22、湯道23と、ゲート24a,24
b,24cとからなる湯口系を備えている。キャビティ
部16は、エキゾーストマニホールド1の接続部2a,
2b,2c,2dを形成するキャビティ部16a,16
b,16c,16dを備えている。また、キャビティ部
16は、その下端部にエキゾーストマニホールド1のフ
ランジ部3を形成するキャビティ部16eを、上端部に
マフラー側フランジ部5を形成するキャビティ部16f
を備えている。
【0030】ゲート24aは、湯道23から分岐する左
右1対として備えられ、それぞれ図1示のエキゾースト
マニホールド1のフランジ部3を形成するキャビティ部
16eのキャビティ部16a,16dに対応する位置に
接続されている。また、ゲート24bは、湯道23から
分岐する左右1対として備えられ、前記キャビティ部1
6eのキャビティ部16b,16cに対応する位置に接
続されている。そして、ゲート24cは、湯道23から
分岐して、前記キャビティ部16eの前記2つの接続部
2b,2cの間に対応する位置に接続されている。
【0031】ゲート24aは、接続部2a,2dを形成
すべく溶湯の流動長が長くなるキャビティ部16a,1
6dに接続されているので、その断面積がゲート24
b,24cより大きくなっている。本実施形態では、ゲ
ート24b,24cの断面積は同一であり、ゲート24
aの断面積と、ゲート24b,24cの断面積との比は
5:3に設定されている。
【0032】また、図2(b)において、25a,25
bは湯口系のガス抜き孔であり、26は湯道22に設け
られたフィルターでありセラミック等の耐熱性の多孔質
体からなる。
【0033】本実施形態の鋳造方法でエキゾーストマニ
ホールド1の鋳造を行うときには、受口21から球状黒
鉛鋳鉄等の溶湯を注湯する。すると、前記溶湯は、まず
受口21から湯口22の底部に達し、湯道23を介し
て、各ゲート24a,24b,24cからキャビティ部
16に導入される。
【0034】前記溶湯は、キャビティ部16eを介し
て、キャビティ部16a,16b,16c,16dの下
方から上方に向かって充填されるが、このとき、ゲート
24aはその断面積がゲート24b,24cより大きく
溶湯の流量が多いために、ゲート24aからキャビティ
部16eに導入される溶湯がゲート24b方向に流動す
る傾向がある。しかし、本実施形態の鋳造装置では、キ
ャビティ部16eのキャビティ部16b,16cの間に
対応する位置に接続されるゲート24cから、ゲート2
4b,24b間に追加の溶湯を導入するようにしたの
で、ゲート24aから導入される溶湯のゲート24b方
向への流動が阻止され、確実にキャビティ部16a,1
6dに導入される。
【0035】このため、キャビティ部16a,16d
と、キャビティ部16b,16cとで前記溶湯の上昇す
る速度が略等しくなる。また、前記溶湯の上昇する速度
と、キャビティ部16内の空気が装置の外部に放出され
る速度とが釣り合い、前記溶湯に背圧が作用しない。
【0036】従って、本実施形態の鋳造装置では、前記
溶湯の充填不良や湯境の発生を防止して、優れた品質の
エキゾーストマニホールド1を鋳造することができる。
【0037】各ゲート24a,24b,24cから、キ
ャビティ部16に導入される溶湯の主な流れを、図1示
のエキゾーストマニホールド1をキャビティ部16自体
と見なして、図1に仮想線で矢示する。即ち、本実施形
態の鋳造装置では、ゲート24aから導入される溶湯が
キャビティ部16a,16dに充填されて接続部2a,
2dを形成し、ゲート24b,24cから導入される溶
湯がキャビティ部16b,16cに充填されて接続部2
b,2cを形成する。そして、各キャビティ部16a,
16b,16c,16dに充填された溶湯が合流して、
集合部4を形成する。
【0038】尚、本実施形態では、ゲート24aの断面
積と、ゲート24b,24cの断面積との比を5:3と
しているが、前記の比は鋳物の肉厚、重量等により、適
宜設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の重力金型鋳造装置により製造され
る4気筒内燃機関の排気管の斜視図。
【図2】本発明の重力金型鋳造装置の一構成例を示す説
明図。
【図3】従来の砂型鋳造装置の構成例を示す説明図。
【図4】重力金型鋳造装置の一構成例を模式的に示す斜
視図。
【図5】重力金型鋳造装置の一構成例を模式的に示す斜
視図。
【図6】重力金型鋳造装置の一構成例を模式的に示す斜
視図。
【符号の説明】
1…排気管、 2a,2b,2c,2…接続部、 3…
集合部、 11,12,13…金型、 14…空洞部、
15…中子、 16a,16b,16c,16d,1
6e,16f…キャビティ部、 24a…第1のゲー
ト、 24b…第2のゲート、 24c…第3のゲー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 幸雄 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山中 敏則 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中庭 芳昭 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3G004 AA01 DA02 DA12 FA04 GA03 4E093 NA03 UA01 UA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4気筒内燃機関の各シリンダヘッドに対応
    して略直線状に配置される第1、第2、第3、第4の接
    続部と、各接続部を各シリンダヘッドに一体に接続する
    フランジ部と、該フランジ部の反対側で各接続部が集合
    する集合部とを備え、第1及び第4の接続部が第2及び
    第3の接続部より長い内燃機関の排気管を鋳造する装置
    であって、該排気管の外形に沿う形状の空洞部を内部に
    備える金型と、該排気管の内形に沿う形状を備え該空洞
    部に配設されて該金型との間に溶湯が注湯されるキャビ
    ティ部を形成する中子とを備え、該排気管のシリンダヘ
    ッドに対して接続される側から該キャビティ部に溶湯を
    導入する湯口系を備える重力金型鋳造装置において、 前記湯口系は、前記キャビティ部の前記フランジ部を形
    成する部分の第1及び第4の接続部に対応する位置に接
    続される1対の第1のゲートと、前記キャビティ部の前
    記フランジ部を形成する部分の第2及び第3の接続部に
    対応する位置に接続される1対の第2のゲートと、前記
    キャビティ部の前記フランジ部を形成する部分の第2の
    接続部と第3の接続部との間に対応する位置に接続され
    る第3のゲートとを備え、第1のゲートの断面積を第
    2、第3のゲートより大きくすることを特徴とする内燃
    機関の排気管の重力金型鋳造装置。
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CN103357821A (zh) * 2013-07-26 2013-10-23 广西玉林玉柴机器配件制造有限公司 用铁型覆砂铸造箱式复杂水冷排气管的方法
JP2015021437A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 ダイハツ工業株式会社 Egr装置付き内燃機関
CN115324702A (zh) * 2022-10-14 2022-11-11 潍柴动力股份有限公司 一种配置导流模块的排气歧管及其参数确定方法

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