JP2000316653A - 把 手 - Google Patents

把 手

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JP2000316653A
JP2000316653A JP11170113A JP17011399A JP2000316653A JP 2000316653 A JP2000316653 A JP 2000316653A JP 11170113 A JP11170113 A JP 11170113A JP 17011399 A JP17011399 A JP 17011399A JP 2000316653 A JP2000316653 A JP 2000316653A
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Tokuji Sawara
得司 佐原
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】家具や茶タンスその他の引出に把手が取付け
られる場合や、狭い場所に於いても把手を取付せしめて
活用する場合、該把手が障害にならないようにすること
と、引出の移動を防止することで、引出の中身の管理も
行える機能構造の把手にすることが目的である。 【解決手段】把手を使用しないときは、把手表面が取付
物体の表面から突出しないよう、誘導体の端部が案内溝
に係り止めされ、ロックが掛けられた状態にし、且つ引
出も制御軸の先端が、抜嵌孔に差し込まれてロックせし
められる。そして、把手として活用したいときは、鍵体
を差し込んで可動部品を押し戻すことで、把手及び引出
のロックを同時に解除せしめる機能構造にするものであ
る。また、該解除された状態のとき、把手を押し込ん
で、誘導体の端部が案内溝に係り止めされた状態を解除
することで、把手が取付物体の表面から突出せしめら
れ、把手として活用するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的な把手であ
り、和ダンスや茶ダンス及び洋ダンス或いは陳列棚の引
出の把手や、観音開きのドア用把手として活用されるも
のである。また、一般のドア用把手としても活用される
場合もあるが、本発明の把手の機能構造から、機器関係
等の開閉装置の把手としても活用される。
【0002】
【従来の技術】通常の把手は、多種多様にあり、高度な
技術とデザイと機能構造を持ち合わせている把手が多く
存在している。また、タンス等の例では、引出正面から
把手が見えないよう、引出該物の正面下部を削り取った
把手形状などもある。しかし、把手の殆どは、把手その
物が取付面から突出した形成であり、狭い通路などの面
に対して設けられると、衣服が引っ掛かることと、歩行
する際などにも弊害があった。さらには、引っ越しの際
は特に引出の把手が邪魔であるため、引出だけを別に積
み重ねるなどの処置をしていた。そして、タンスの中に
引出を入れたままでは、運搬する際に傾けば引出が外に
出てしまうので、引出の移動を防止する梱包が必要であ
ったことと、引出の中が簡単に覗かれる状態であった。
また、地震などが起これば、引出だけが先に飛び出して
いたので対策に苦慮していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明は、引
出などの正面に把手を具備しても、衣服の破損若しくは
歩行の弊害や、運搬する際にも支障がない機能構造の把
手にすることが課題である。また、引出の中を覗かれた
くない場合、或いは中に入れた物の盗難防止もできる構
造にするものである。その他、地震が起こっても引出だ
けが先に飛び出すことがない機能構造を備えた把手にす
るものである。そして、本発明の把手は、使用しないと
きには把手の表側と取付物体の表側とが平面を維持し、
引出の出入りについてもロックが掛けられる仕組みとす
るものである。さらに、該ロックの解除も簡単に成し得
る機能構造にするものであり、使用したいときだけ把手
を取付物体から突出せしめ、把手としての役割を担う形
成とするものである。また、取付け及び操作性も簡単
で、安価な把手にすることが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の把手は、取付物
体の正面側を任意の形状に切り抜いた箇所に取付けする
ものであるが、把手の内部構造を保持及び保護するた
め、把手の機能構造の外部側に外枠が設けられて組み込
まれるものである。また、外枠の任意の位置に、制御軸
が突き抜けられよう孔が設けられ、該孔を介して具備さ
れる制御軸の先端が抜嵌せしめられるよう、抜嵌孔を備
えた制御具を外枠の外部に具備するものである。さら
に、取付物体に外枠を取付けするため、外枠に糊代を設
けた形成にするものであり、該糊代を利用することによ
って、把手の機能構造が組み込まれた外枠を、取付物体
に固定せしめるものである。
【0005】そして、把手の表側には、鍵体を挿入する
鍵孔が設けられながら、把手の裏側には、鍵案内や本体
軸及び案内軸が並列に、把手と固着せしめた形成で具備
するものである。該具備せしめられた本体軸は、外枠に
一体化成形されて設けられた本体軸収納体に挿入され、
案内軸は外枠と一体化成形されて設けられた中空部に挿
入されて、本体軸と案内軸が円滑に作動できるよう組み
込むものである。
【0006】前述の形成による、把手の内部構造は、本
体軸収納体に挿入されている本体軸に、誘導体の一部が
埋没せしめられながら、回転する状態で直角に具備する
ものである。そして、該誘導体それ自体は、本体軸及び
本体軸収納体から抜け出さない仕組みに形成されなが
ら、誘導体の一方が、本体軸収納体に嵌め込まれる蓋体
から突出した形成で具備するものである。さらに、本体
軸の最奥部に、本体軸を押し返す役割で、スプリングを
具備するものであり、該スプリングと誘導体を具備した
本体軸の一部が、本体軸収納体の内部に組み込まれる。
また、誘導体は、案内溝が施された蓋体から突出せしめ
た形成で組み込まれるものであり、蓋体が誘導体を突出
した形成で、本体軸収納体に嵌め込まれ、本体軸収納体
の片方を閉鎖するものである。
【0007】そして、蓋体から突出せしめられた誘導体
の端部後側に、誘導体の作動をロック若しくは解除する
目的で、可動部品の固定部が接触若しくは離れる仕組み
にするものである。さらに、可動部品の移動によって、
可動部品に設けられた可動部品の先端部が、作動板の端
部から引き戻されるか、若しくは乗り上げる形成にせし
めるものである。また、前述おける作動板の端部の位置
で、引き戻された場合に、作動板の端部を押し上げる役
割で、作動板の下にスプリングが具備せしめられ、支点
柱を支えに作動板の両端部は上下作動せしめられるもの
である。よって、作動板と固着されて具備された制御軸
も上下作動し、制御軸の先端部も外枠の外部に具備され
た抜嵌孔から、抜嵌する仕組みにするものである。
【0008】したがって、把手の表側が取付物体の表側
が平面形成にある場合、鍵体は抜き取られた状態でもあ
り、可動部品の固定部が誘導体の端部後側に接触し、誘
導体の作動を防止するものである。そして、可動部品の
固定部も作動板の端部に乗り上げている形成であり、作
動板の反対側に作動板と固着されて具備した制御軸が上
昇し、制御軸の先端が外枠の外部に具備された制御具の
抜嵌孔に挿入せしめられた形成となり、引出がロックさ
れている状態でもあり、把手も把手として活用できない
状態にせしめるものである。
【0009】前述のことから、把手の表側が取付物体の
表側が平面形成に於いて、把手の鍵孔から鍵体を挿入す
ることによって、鍵体の先端が可動部品の斜面体に触れ
るため、可動部品を押し戻しながら可動部品の挿孔を貫
通するものである。該可動部品の押し戻される移動によ
って、可動部品の固定部が誘導体の端部後側から離脱す
るため、誘導体のロックが解除される仕組みである。そ
して、前述の可動部品の移動と同時に、可動部品と一体
化形成された可動部品の先端部が、作動板の端部から引
き戻されるめ、作動板の端部の下部に具備したスプリン
グ力によって作動板の端部が押し上げられる。
【0010】そして、押し上げらた作動板の端部と反対
側に於いて、作動板の端部と固着せしめられて具備され
た制御軸が下降する仕組みであるため、該制御軸の先端
が外枠の外部に具備された、制御具に設けられた抜嵌孔
から抜け出でるものである。前述の仕組みから、引出の
ロックが解除せしめられると同時に、把手のロックも解
除せしめられるものである。この解除せしめられたと
き、鍵体を差し込んだ状態のまま、把手を押して突き当
たったところで、把手から手を離す作業を行えば、誘導
体の係り止めが解除され、把手は取付物体の表側から突
出せしめられるので、該突出状態に於いて、通常の把手
として活用するものである。
【0011】また、前述の把手として活用している状態
から、把手を押しながら突き当たったところで、把手か
ら手を離すことを行えば、把手の本体軸に具備された誘
導体に於いて、蓋体の部分に突き出た箇所が、蓋体の誘
導溝に係り止めされた状態になる。該係り止された状態
が、把手表面と取付物体の表面とが平面形成であり、把
手とし活用できない形成でもある。さらに、鍵体を把手
の鍵孔から抜き取ることによって、可動部品に具備した
スプリングが可動部品を押し出すと同時に、可動部品の
固定部と可動部品の先端部を移動せしめるため、可動部
品の固定部が誘導体の端部後側に位置して、誘導体の作
動をロックするものである。前述と同時に、可動部品の
先端部も作動板の端部に押し上げるので、作動板の端部
は下降せしめられるとともに、反対側の制御軸を具備し
た作動板が上昇せしめられ、外枠の外部に具備されて、
制御具に設けられた抜嵌孔に、制御軸の先端が嵌まるこ
とによって、引出にロックが掛けられるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】取付物体26の任意の箇所に、斬
り抜き部29を設けるものであり、該斬り抜き部29
に、把手3の機能構造を内蔵した外枠1が、外枠1に設
けられた糊代27を介して、取付物体26に取付するも
のである。そして、把手3を把手として使用しないとき
は、把手3の表側と取付物体の表側32は平面形成を成
すものである。また、把手3の機能構造を内蔵して取付
けされた外枠1の内部は、把手3の表側から鍵孔34が
設けられ、該把手3の裏側には、鍵案内35が把手3と
固着して具備され、且つ本体軸4と案内軸5が並列に、
把手3と固着して具備するものである。さらに、本体軸
4は本体軸収納体2に挿入され、案内軸5が中空部28
に挿入され、把手3の円滑な作動を促す構造にするもの
である。
【0013】また、本体軸4には、本体軸4が本体軸収
納体2に収納されている任意の箇所に、誘導体8が本体
軸4対して直角に設けられ、且つ誘導体8の底部が回転
可能な状態で本体軸4に埋没せしめられて具備される。
さらに、本体軸4の奥部にスプリング21が本体軸4を
押し出す役割で具備するものである。そして、本体軸4
に具備された誘導体8の端部だけが、蓋体9に設けられ
た案内溝11から突き出た形成にせしめて、スプリング
21と誘導体8を、本体軸収納体2の内部に収納した状
態で、蓋体9によって本体軸収納体2の一方を閉鎖する
ものである。
【0014】そして、鍵体25を鍵孔34から挿入する
ことで、可動部品7を移動せしめるため、可動部品7に
斜面部16と挿通孔15が設けられる。さらに、案内溝
11から突き出た誘導体8の誘導体の端部後側12に於
いて、誘導体8の作動をロックするか若しくは解除せし
めるため、可動部品7と一体化成形された可動部品の固
定部10が設けられ、且つ可動部品7の移動によって、
作動板20を介して制御軸22に連絡せしめるため、可
動部品の先端部6が可動部品7と一体化成形されて具備
せしめられる。また、鍵体25が鍵孔34から抜き取ら
れた場合、可動部品7を押し出す役割で、スプリング1
3が可動部品7の奥部に設置され、可動部品の収納体1
4に納めるものである。
【0015】前述の形成に於いて、鍵体25が鍵孔34
から鍵案内35を介して差し込みすることで、任意形状
に施された鍵体25の先端が、斜面部16を活用せしめ
て可動部品7を押し戻しながら、挿通孔15を貫通する
仕組みである。該可動部品7が押し戻されることで、可
動部品の固定部10が誘導体の端部後側12から離れ
る。該離れたことによって、本体軸4は作動可能な状態
にせしめられる。
【0016】また、前述のように鍵体25が鍵孔34に
差し込まれたとき、可動部品7と一体化成形せしめられ
た、可動部品の先端部6も同時に押し戻されので、該押
し戻される動態によって可動部品の先端部6が、作動板
20の端部の上部から斜面部側に引き戻される。そし
て、該可動部品の先端部6が引き戻されることで、作動
板20の端部から可動部品の先端部6が離脱せしめら
れ、該離脱と同時に作動板20が作動板20の下部に具
備されたスプリング23に押し上げられるため、作動板
20は支点柱24を介して、作動板20と固着せしめら
れて具備された制御軸22が下げられる。該制御軸22
が下げられることから、制御軸の先端19が抜嵌孔18
から抜け出るので、引出のロックも解除される仕組みで
ある。
【0017】前述のように、可動部品の固定部10が誘
導体の端部後側12から離れ、制御軸の先端19が抜嵌
孔18から抜け出たときは、ロックが全て解除された状
態にあるので、該解除の状態のとき把手3を押し込みな
がら突き当たったところで、把手3から手を離すことに
よって、蓋体9の案内溝11に位置した誘導体8の端部
が、案内溝11の係り止めから解除されるので、把手3
は取付物体26の表側から突出した形成にせしめられ
る。そして、通常の把手3として活用され、引出などの
出入が行われるものである。
【0018】さらには、通常の把手3の状態に於いて、
把手3を押し込みながら突き当たったところで、把手3
から手を離すことで、本体軸4に具備された誘導体8の
端部が、案内溝11の途中で係り止めされて止まり、該
止まった状態が、把手3の表側と取付物体26の表側
を、平面せしめた状態とするものである。そして、把手
3から鍵体25を引き抜けば、可動部品7がスプリング
13によって押し返されことで、可動部品の固定部10
が、誘導体の端部後側12に位置するため、本体軸4の
作動が防止され、把手にロックが掛けられた状態にする
ものである。
【0019】該本体軸4の作動を防止すると同時に、可
動部品の先端7が作動板20の平面に乗り上げた状態に
なり、作動板20は下げられるとともに、作動板20に
固着した制御軸22側が、支点柱24を介して上部に押
し上げられので、作動板20に固着した制御軸22も上
部に移動し、制御軸22の制御軸の先端19が抜嵌孔1
8に差し込みされるので、引出もロックが掛けられた状
態となるものである。
【0020】
【本発明の効果】発明の把手は、把手として存在しなが
ら、従前の把手とは異なり、把手を使用しないときは、
取付け面から突出しない形成であるため、通路の狭い場
所などで使用されても、衣服の破損や通路の妨げになら
ないものである。そして、一見して、把手及び把手に設
けられた挿孔などについて、理解しにくい把手の形成で
あるため、解除するためには時間が必要となる。該解除
時間では、本把手の機能構造を、引出以外の開閉箇所の
ロックに応用して使用できるので、防犯に対しても役立
つものである。また、前述のことから、第三者など簡単
に引出などを引き出せないので、引出に入れている品物
の管理ができる。前述の管理面からは、鍵の形状が挿孔
だけを合わせて、鍵の先端を多種多様に製作可能である
ため、鍵としての役割を果たせる。該鍵としての役割が
果たせるため、鍵形状を第三者に見せなければ、本人以
外は把手のロックを解除しにくいので、品物などの管理
として最適である。さらに、地震などが起きた場合、家
具類の引出が抜け出ることで事故につながったり、前述
のことから家具類が上部より下部が軽くなるため、家具
類それ自体が倒れやすくなり、大事故になったケースも
少なからずあったことから、それらの事故を防止するこ
とにも効果がある。さらには、既存の取付けされた把手
を、本発明の把手に取り替えることも簡単にできること
と、本発明の把手の機能構造が簡素であるため、製品化
することも簡単であり、製作費用も少なくてすむので、
安価な把手が提供できる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図 1】製品分解斜視図。
【図 2】製品内部上面図(可動部品は一部、作動板関
連は除く)。
【図 3】本体軸を主体とした上面図。
【図 4】正面図(可動部品は一部、作動板関連は除
く)。
【図 5】本体軸を主体とした正面図。
【0022】
【符号の説明】
1 外枠 18 抜嵌孔 2 本体軸収納体 19 制御軸の先端 3 把手 20 作動板 4 本体軸 21 スプリング 5 案内軸 22 制御軸 6 可動部品の先端部 23 スプリング 7 可動部品 24 支点柱 8 誘導体 25 鍵体 9 蓋体 26 取付物体 10 可動部品の固定部 27 糊代 11 案内溝 28 作動板の傾斜
部 12 誘導体の端部後側 29 孔 13 スプリング 30 鍵体の例 14 可動部品の収納体 31 外枠内部 15 挿通孔 32 取付物体表側 16 可動部品の傾斜部 33 取付物体裏側 17 制御具 34 鍵孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月11日(1999.8.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 5】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月19日(2000.7.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】前後作動する把手に、把手の表側から任意
    の位置に鍵体の鍵孔が設けられ、把手の表側と取付物体
    の表側とが平面を維持し、把手の裏側に本体軸と案内軸
    が並列に、且つ鍵案内が把手と固着せしめられて設けら
    れている。そして、本体軸が任意の位置から本体軸収納
    体の中に収納され、該収納されている本体軸の最奥部
    に、本体軸を押し返す機能でスプリングが具備されてい
    る。さらに、本体軸の任意の位置に、誘導体が本体軸と
    直角に形成されながら、該誘導体は回転する状態で、誘
    導体の一部が本体軸に埋没せしめて具備するものであ
    り、且つ該誘導体の一方が、本体軸収納体の蓋体に設け
    られた案内溝から突き出た形成にされる。前述突き出た
    誘導体の端部後側に、スプリングが具備された可動部品
    の固定部が位置することによって、本体軸及び把手の作
    動をロックせしめた状態にするものである。また、前述
    と同時に可動部品の移動による動態によって、可動部品
    と一体化成形されている可動部品の先端部が、作動板を
    経て外枠に設けられた孔から突き出ている制御軸に伝達
    されるため、制御軸の先端が制御具に設けた抜嵌孔に差
    し込まれ、引出もロックされる仕組みとするものであ
    る。該ロックせしめられた状態から、把手の表側に設け
    られた鍵孔に鍵体を差し込むことで、鍵体の先端部の形
    状が可動部品の傾斜部に当たって、可動部品を押し戻し
    ながら、鍵体は可動部品に設けられた挿通孔を貫通する
    ものである。前述の仕組みから、該鍵体が貫通した状態
    に於いて、可動部品の固定部が突き出た誘導体の端部後
    側の位置から離れた状態になり、本体軸及び把手のロッ
    クが解除されるものである。また、前述と同時に可動部
    品が押し戻されるので、可動部品の先端部が、作動板の
    端部から引き戻される。そして、該引き戻されたことか
    ら、作動板の下部に具備したプリング力によって作動板
    の端部が上昇し、作動板と固着された制御軸の方は下降
    するものである。該下降から、制御軸の先端が制御具の
    抜嵌孔から抜け出る仕組みのため、引出のロックも解除
    された状態になる。前述のロックを解除した後に、鍵体
    を差し込んだ状態のまま、把手を押しながら突き当たっ
    たところで把手から手を離すことを行えば、把手は取付
    物体の表側から突出した形成にせしめられ、把手として
    活用されるものである。そして、把手が突出した形成か
    ら、把手を再び押し込んで突き当たったところで、把手
    から手を離した後に鍵体を抜き取とれば、可動部品に具
    備したスプリングによって可動部品が押し戻される。該
    可動部品が押し戻されることで、可動部品の固定部も誘
    導体の端部後側に位置し、把手の作動がロックせしめら
    れる。前述の可動部品の移動によって、可動部品の先端
    部も作動板に乗り上げる仕組みのため、作動板に具備し
    た制御軸が上昇し、制御軸の先端が制御具の抜嵌孔に差
    し込んだ形成となる。該形成から引出の移動がロックせ
    しめられる一方、把手の表側が取付物体の表側と平面形
    成になる等の機能構造を備えていることを特徴とした把
    手。 【請求項2】把手の正面から鍵体を出入することによっ
    て、本体軸に具備されて蓋体から突き出た誘導体の端部
    後側に、可動部品の固定部を接触若しくは離脱を行わ
    せ、且つ本体軸の作動をロックさせるか若しくはロック
    解除をせしめる、と同時に可動部品の移動する動態によ
    って、可動部品の先端部が作動板の端部を介して制御軸
    に伝達させることで、取付物体の内側上部に具備された
    制御具の抜嵌孔から、制御軸の先端を抜嵌めせしめるこ
    とを特徴とした 【請求項1】記載の機能構造。 【請求項3】把手の正面から鍵体を出入することによっ
    て、本体軸に具備されて蓋体から突き出た誘導体の端部
    後側に、可動部品の固定部を接触若しくは離脱を行わ
    せ、且つ本体軸の作動をロックさせるか若しくはロック
    解除をせしめる、と同時に可動部品の移動する動態によ
    って、可動部品の先端部が作動板の端部を介して制御軸
    に伝達させることで、取付物体の内側上部に具備された
    制御具の抜嵌孔から、制御軸の先端を抜嵌めせしめる機
    能構造にしたことを特徴とした 【請求項1】 【請求項2】記載の可動部品。 【請求項4】把手の正面から差し込まれる鍵体が、 【請求項1】 【請求項2】 【請求項3】に記載された機能を担う仕組みにせしめら
    れたことを特徴とした鍵体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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