JP2000316133A - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに記録媒体

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JP2000316133A
JP2000316133A JP11251103A JP25110399A JP2000316133A JP 2000316133 A JP2000316133 A JP 2000316133A JP 11251103 A JP11251103 A JP 11251103A JP 25110399 A JP25110399 A JP 25110399A JP 2000316133 A JP2000316133 A JP 2000316133A
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晴美 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルブッキングを防止する。 【解決手段】 コントローラ11は、所定の時刻にチュ
ーナサブユニット12で、所定のチャンネルの放送を受
信させ、IEEE1394シリアルデータバス2を介して、
DVCR3のVCRサブユニット33に記録させる場合、IRD1
のBBS(BulletinBoard Subunit)14に内蔵されるRSB
(Resource Schedule Board)51に予約情報を書き
込むとともに、DVCR3のBBS34に内蔵されているRSB6
1にVCRサブユニット33の予約情報を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、IEEE1394シリア
ルデータバスを介して他の情報処理装置と接続される情
報処理装置において、内蔵するサブユニットを重複する
ことなく、確実に制御することができるようにした情報
処理装置および方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394シリアルデータバスを用いたネ
ットワークを介して、相互に情報を伝達することができ
るAV機器が開発されている。このネットワークにおいて
は、所定のコマンド(AV/C Command Transaction Set)を
用いることにより、ネットワークに接続されているAV機
器を制御することが可能である。例えば、図1に示すよ
うに、デジタル衛星放送を受信するIRD(Integrated Rec
eiver Decoder)71で受信した映像信号を、IEEE(Inst
itute of Electical and Electronic Engineers)
1394シリアルデータバス2(以下、単に、バス2と記述
する)を介して接続されているDVCR(Digital Video Cas
sette Recorder)81で録画することが可能である。さ
らに、IRD71およびDVCR81を用いて、いわゆる録画
予約を行うことが可能である。
【0003】この録画予約の処理においては、IRD71
のコントローラ72が、IRD71およびDVCR81を制御
する。すなわち、録画予約の設定(チャンネル、および
録画開始時刻等の設定)はIRD71に対して行われ、設
定された録画開始時刻になると、IRD71のコントロー
ラ72は、チューナサブユニット73に、予約されてい
る(設定されている)チャンネルを選局させて、受信し
た映像信号をバス2を介してDVCR81に出力させる。ま
た同時に、コントローラ72は、バス2を介してDVCR8
1のVCRサブユニット84に録画開始のコマンドを送信
する。DVCR81のVCRサブユニット84は、コントロー
ラ72から送信された録画開始コマンドに対応して、チ
ューナサブユニット73からの映像信号を磁気テープ
(図示せず)に記録する。
【0004】ところで上述したように、DVCR81の動作
を、バス2を介して接続されている他の機器(図1の例
の場合、IRD71)から制御することが可能である場
合、いわゆるダブルブッキングが生ずる可能性がある。
【0005】例えば、デジタル衛星放送の録画予約(録
画予約Aとする)をIRD71に入力すると、その予約情
報は、IRD71のコントローラ72に記憶される。その
後、録画予約Aの録画時刻に重複する時刻において放送
される地上波アナログ放送の録画予約(録画予約Bとす
る)をDVCR81に入力した場合、DVCR81のコントロー
ラ82は、IRD71に入力された録画予約Aに関する情
報を得ていないので、時刻が重複しているか否かを知る
ことができず、録画予約Bを受け付けて記憶してしま
う。したがって、録画予約Aおよび録画予約Bで指定さ
れた時刻になると、DVCR81のVCRサブユニット84に
は、IRD71のチューナサブユニット73、およびDVCR
81のアナログチューナブロック83の両方から映像信
号が供給される不都合が生じてしまう。
【0006】この不都合は、バス2を介して接続されて
いるAV機器が、他のAV機器が管理する予約情報等を入手
できないことに起因している。
【0007】上述した不都合を解決するため、従来にお
いては、IRD71により予約された場合、DVCR81に、I
RD71のコントローラ72による制御だけに従い、録画
待機状態となるCSモードというモードが設けられてお
り、IRD71に録画予約Aを入力した後、DVCR81をCS
モードに設定することでダブルブッキングの発生を防止
していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CSモー
ドに設定されたDVCR81は、予約待機状態となってしま
うので、例えば、映像信号の再生等の処理を実行でき
ず、操作性が悪い課題があった。
【0009】また、複数のAV機器が、他のAV機器が管理
する情報(録画開始時刻等)を知らないことに起因し
て、同時にバス2に情報を出力した場合、出力された情
報量がバス2の帯域を越えて、伝送エラーが発生する可
能性がある課題があった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、バスに接続されている各AV機器が、管理し
ている情報を相互に知ることができるようにすることに
より、録画予約時の操作性を向上させるとともに、ダブ
ルブッキングの発生を抑止することができるようにする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、サブユニットの予約に関する予約情報を入力
する入力手段と、サブユニットの予約に関する予約情報
を記憶する記憶手段と、他の情報処理装置から要求があ
った場合、記憶手段に記憶されている予約情報を読み出
して、他の情報処理装置に供給する供給手段とを備える
ことを特徴とする。
【0012】自己のサブユニットと、他の情報処理装置
のサブユニットの両方を同時刻に関連して使用するため
に予約する場合、自己のサブユニットの予約情報を記憶
手段に書き込むとともに、他の情報処理装置のサブユニ
ットの予約情報を、他の情報処理装置の記憶手段に書き
込む書き込み手段をさらに設けることができる。
【0013】自己の記憶手段に記憶されている予約情報
と、関連して同時刻に使用されるサブユニットを有する
他の情報処理装置の記憶手段に記憶されている予約情報
を、入力手段より入力された予約情報と比較する比較手
段をさらに設け、書き込み手段に、比較手段の比較結果
に対応して、予約情報の書き込みを行わせるようにする
ことができる。
【0014】前記書き込み手段には、自己の記憶手段に
書き込みを行う場合、他の情報処理装置からの予約情報
の自己の記憶手段への書き込みを制限させるようにする
ことができる。
【0015】前記書き込み手段には、自己の記憶手段に
書き込みを行う場合、他の情報処理装置からの予約情報
の自己の記憶手段からの読み出しが行われているとき、
その読み出しを中止させるようにすることができる。
【0016】前記記憶手段には、そこに記憶される予約
情報の制限に関する制限情報も記憶させ、前記供給手段
には、他の情報処理装置から要求があった場合、制限情
報も他の情報処理装置に供給させるようにすることがで
きる。
【0017】前記記憶手段には、予め定められた特定の
アドレス位置に、予約情報を記憶させるようにすること
ができる。
【0018】前記予約情報には、サブユニットの使用を
開始する開始時刻と、サブユニットを使用する使用時間
を含ませるようにすることができる。
【0019】前記使用時間は、不定として設定可能であ
るようにすることができる。
【0020】前記予約情報には、サブユニットを予約す
る情報処理装置に関する装置情報を含ませ、装置情報
は、開始時刻および使用時間より後のアドレス位置に記
憶させるようにすることができる。
【0021】前記開始時刻は、BCDで表されるようにす
ることができる。
【0022】前記記憶手段には、記憶された予約情報を
識別する識別情報をさらに記憶させるようにすることが
できる。
【0023】前記識別情報には、サブユニットを予約し
た情報処理装置に固有な値と、情報処理装置内で設定さ
れた予約に固有な値とを含ませるようにすることができ
る。
【0024】前記サブユニットを予約した情報処理装置
に固有な値は、グローバルユニークIDとして、情報処理
装置内で設定された予約に固有な値は、レコードIDとす
ることができる。
【0025】前記予約情報には、サブユニットを、曜日
を指定して毎週繰り返し予約する週間予約情報を含ませ
るようにすることができる。
【0026】前記予約情報には、サブユニットを、所定
の間隔で繰り返し予約する間隔予約情報を含ませるよう
にすることができる。
【0027】前記記憶手段は、サブユニットの1つであ
るようにすることができる。
【0028】前記ネットワークは、IEEE1394シリアルデ
ータバスを用いて構成されるようにすることができる。
【0029】請求項19に記載の情報処理方法は、サブ
ユニットの予約に関する予約情報を入力する入力ステッ
プと、サブユニットの予約に関する予約情報の記憶を制
御する記憶制御ステップと、他の情報処理装置から要求
があった場合、記憶ステップの処理により記憶された予
約情報を読み出して、他の情報処理装置に供給する供給
ステップと を含むことを特徴とする。
【0030】請求項20に記載の記録媒体のプログラム
は、サブユニットの予約に関する予約情報を入力する入
力ステップと、サブユニットの予約に関する予約情報の
記憶を制御する記憶制御ステップと、他の情報処理装置
から要求があった場合、記憶制御ステップの処理により
記憶された予約情報を読み出して、他の情報処理装置に
供給する供給ステップとを含むことを特徴とする。
【0031】請求項1に記載の情報処理装置、請求項1
9に記載の情報処理方法、および請求項20に記載の記
録媒体においては、サブニットの予約に関する予約情報
が記憶されるとともに、記憶された予約情報は、他の情
報処理装置から要求があった場合、他の情報処理装置に
供給される。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明を適用したネットワークシ
ステムの構成例について、図2を参照して説明する。な
お、本明細書においてシステムの用語は、複数の装置、
手段などにより構成される全体的な装置を意味するもの
である。
【0033】このネットワークシステムは、バス2を介
して接続されているIRD1およびDVCR3から構成されて
いる。当然、このバス2にはIRD1およびDVCR3以外
に、例えば、パーソナルコンピュータ、ハードディスク
ドライブ、CDプレーヤ、モニタ、デジタルビデオカメ
ラ、またはMD(商標)プレーヤ等のIEEE1394端子を備え
る電子機器を接続することが可能である。
【0034】なお、バス2に接続されているIRD1およ
びDVCR3のような電子機器は、ユニットと呼ばれてお
り、ユニット間においては、AV/C Command Transaction
SetのAV/C Digital Interface Command Set General S
pecification(以下、AV/C Generalと記述する)で規定
されているディスクリプタ(Descriptor)を用いて、各ユ
ニットに記憶されている情報を相互に読み書きすること
が可能である。AV/C Generalの詳細については、http:/
/cxn02.net.arch.sony.co.jp/Doc/に公開されている。
また、ユニットが有する機能はサブユニットと呼ばれて
いる。
【0035】IRD1のコントローラ11は、ユーザから
の選局操作や録画予約操作等を受け付けて、IRD1の全
体を制御する。また、コントローラ11は、所定のコマ
ンド(AV/C Command Transaction Set)を用いてDVCR3を
制御する。CSアンテナ13は、図示せぬ通信衛星を介し
て送信されてくるデジタル衛星放送のデジタル信号を受
信して、チューナサブユニット12に出力する。チュー
ナサブユニット12は、コントローラ11の制御に基づ
いて、CSアンテナ13から入力されたデジタル信号から
所定のチャンネルの信号を抽出し、バス2を介してDVCR
3のVCRサブユニット33に出力する。さらに、コント
ローラ11は、DVCR3のBBS(BulletinBoard Subuni
t)34が記憶している情報を検索する。
【0036】IRD1のサブユニットであるBBS14は、コ
ントローラ11が受け付けて、確定した録画予約の情報
(詳細は、図20を参照して後述する)を記憶する。
【0037】DVCR3のコントローラ31は、ユーザから
の再生指示の操作や録画予約操作等を受け付けて、DVCR
3の全体を制御する。アナログチューナブロック32
は、コントローラ31の制御に基づいて、入力されるア
ナログ信号から所定のチャンネルの信号を抽出し、VCR
サブユニット33に出力する。
【0038】VCRサブユニット33は、アナログチュー
ナブロック32から入力された映像信号、またはバス2
を介して入力されるIRD1のチューナサブユニット12
からの映像信号を図示せぬ磁気テープに記録する。
【0039】BBS34は、DVCR3に関わる録画予約の情
報を管理する。
【0040】なお、チューナサブユニット12とBBS1
4は、IRD1のサブユニットであり、VCRサブユニット3
3とBBS34は、DVCR3のサブユニットである。アナロ
グチューナブロック32は、DVCR3の1つの機能を実行
するものではあるが、バス2を介して他のユニットから
制御されるものではないので、サブユニットではない。
【0041】このネットワークシステムにおいて、デジ
タル衛星放送の録画予約を行う場合、ユーザはIRD1に
対して録画予約の設定(チャンネル、および録画開始時
刻等の設定)を入力する。そして、その録画予約がダブ
ルブッキングではない場合、入力された録画予約が認め
られて、その情報がIRD1のBBS14に書き込まれる。
【0042】BBS14は、図3に示すように、RSB(Reso
urce Schedule Board)51およびSAB(Schedule Ac
tion Board)52から構成される。SAB52は、IRD1
のコントローラ11または他のユニットのコントローラ
(例えば、DVCR3のコントローラ31)から入力された
録画予約に関する全ての情報を記憶する。すなわち、SA
B52は、所定の時刻においてIRD1のチューナサブユニ
ット12に受信させ、受信した情報をDVCR3のVCRサブ
ユニット33に録画させるという一連の動作を制御する
ための全ての情報を記憶している。
【0043】これに対して、RSB51は、録画予約に関
する全ての情報(他のユニットにより設定された録画予
約を含む)のうちの、IRD1のサブユニットであるチュ
ーナサブユニット12の予約に関する情報のみを記憶し
(関連して動作する場合であっても、VCRサブユニット
33の予約情報は記憶しない)、記憶した情報を同一ユ
ニット内のコントローラ11だけでなく、他のユニット
のコントローラ(例えば、DVCR3のコントローラ31)
からの要求に対応して公開する。
【0044】同様に、DVCR3のBBS34は、図4に示す
ように、RSB61およびSAB62から構成される。SAB6
2は、DVCR3のコントローラ31または他のユニットの
コントローラ(例えば、IRD1のコントローラ11)か
ら入力された録画予約に関する全ての情報を記憶する。
これに対して、RSB61は、DVCR3のコントローラ31
に入力された録画予約、およびIRD1のコントローラ1
1に入力された録画予約に関する全ての情報のうちの、
DVCR3のサブユニットであるVCRサブユニット33の予
約に関する情報を記憶し(関連して動作する場合であっ
ても、チューナサブユニット12の予約情報は記憶しな
い)、記憶した情報を同一ユニット内のコントローラ3
1は勿論、他のユニットのコントローラ(例えば、IRD
1のコントローラ11)からの要求に対応して公開す
る。
【0045】なお、RSB51,61に記憶され、公開さ
れる情報の詳細は、図22を参照して詳述する。
【0046】次に、図5を参照して、RSB51,61が
関連する動作について説明する。例えば、図5に示すよ
うに、IRD1のコントローラ11に、録画予約(10月
16日、20時00分から21時00分まで、チューナ
サブユニット12に、第48チャンネルを受信させ、受
信した映像信号をDVCR3のVCRサブユニット33に録画
させる予約)が入力された場合、コントローラ11は、
その録画予約に対して固有のID(BB Object ID)(この
例の場合、ID_X)を設定し、SAB52に、その録画予約に
関する全ての情報を記憶させるとともに、RSB51に、
設定したID(ID_X)、日時(10月16日、20時00
分から21時00分まで)、および関連するIRD1のサ
ブユニット(いまの例の場合、チューナサブユニット1
2)を特定する情報(識別情報)を記憶させる。さら
に、コントローラ11は、DVCR3のRSB61に、設定し
たID(ID_X)、日時(10月16日、20時00分から
21時00分まで)、および関連するDVCR3のサブユニ
ット(いまの例の場合、VCRサブユニット33)を特定
する情報(識別情報)を記憶させる。
【0047】その後、例えば図6に示すように、DVCR3
のコントローラ31に、録画予約(10月16日、20
時00分から21時00分までアナログチューナブロッ
ク32に第3チャンネルを受信させ、受信した映像をVC
Rサブユニット33に録画させる予約)が入力された場
合、コントローラ31は、RSB61を参照し、入力され
た録画予約の情報と、既に録画予約が承認されてRSB6
1に公開されている情報が重複するか否かを判定する。
いまの例の場合、録画時刻10月16日、20時00分
から21時00分までが重複するので、入力された録画
予約は承認されない。なお、入力された録画予約の情報
と、既に録画予約が承認されてRSB61に公開(登録)
されている情報が重複しないと判定された場合、入力さ
れた録画予約は承認され、その情報の全てがSAB62に
記録され、全ての情報のうちのVCRサブユニット33に
関する予約情報は、RSB61に記録される。
【0048】次に図7乃至図9のフローチャートを参照
して、以上の予約処理(競合ユニット検索処理)の詳細
について説明する。
【0049】最初にステップS11において、ユーザ
は、IRD1のコントローラ11に対して、予約設定処理
を行う。すなわち図5の例の場合、10月16日の20
時00分から21時00分まで、第48チャンネルをチ
ューナサブユニット12に受信させ、これをDVCR3のVC
Rサブユニット33に転送し、記録させることが入力さ
れる。この時コントローラ11は、ステップS12にお
いて、使用するサブユニットの存在する機器内のRSBをW
RITE OPENさせる処理を実行する。図5の例の場合、使
用するサブユニットは、IRD1のチューナサブユニット
12とDVCR3のVCRサブユニット33であるから、最初
にそのうちの1つの、例えば、チューナサブユニット1
2が選択され、コントローラ11は、チューナサブユニ
ット12を有する機器としてのIRD1のRSB51をWRITE
OPENする(書き込み可能な状態にする)ために、WRIT
E OPENコマンドを出力する。
【0050】但し実際には、RSB51とコントローラ1
1とはIRD1内に保持されているものであり、その間に
は、バス2は存在していない。そこで、コントローラ1
1は、RSB51に対して、バス2を介してWRITE OPENコ
マンドが供給されてきた場合と同様の状態となるよう
に、RSB51を制御する。
【0051】例えば、関連して使用されるサブユニット
のうち、チューナサブユニット12が存在する機器とし
てのIRD1におけるRSB51に対するWRITE OPENの処理
が完了した後、次に残りの関連するサブユニットとして
のVCRサブユニット33が存在する機器としてのDVCR3
におけるRSB61をWRITE OPENする処理が同様に行われ
るのであるが、その場合には、コントローラ11は、バ
ス2を介して、図10に示すようなフォーマットのWRIT
E OPENコマンドをDVCR3のRSB61(コントローラ3
1)に出力する。
【0052】このWRITE OPENコマンドは、ターゲット
の所定のアドレス空間にアクセスするために使用され
る、OPEN DESCRIPTORコマンドの一種であり、図10に
示すようなフォーマットとされる。そのopcodeには、OP
EN DESCRIPTORであることを表す値”0816”が記述さ
れる。operand0には、WRITE OPENするdescriptorの種
類を表すdescriptor_typeとして、リストIDにより規定
されるObject List Descriptorであることを表す値”
1016”が記述される。operand1とoperand2には、ア
クセス先の(WRITE OPENする)RSBのリストID(この例
においては、”00”と”01”)が記述される。
【0053】さらにoperand3には、subfunctionとし
て、descriptorを、読み出しまたは書き込みアクセスの
ためにオープンするWRITE OPENであることを表す値”
0316”が記述される。operand4は、リザーブのため
の値”00”とされている。
【0054】次にステップS13に進み、コントローラ
11は、BBS14内のRSB51のdescrptior_lengthと、l
ist_specific_information field(図22)を読み出
す。この読み出しは、例えば図11に示すREADコマンド
を利用して行われる。但しこの場合においても、コント
ローラ11とRSB51は、バス2を介して接続されてい
る訳ではないので、コントローラ11からRSB51に対
する読み出しは、直接的に行われる。ただし、コントロ
ーラ11がDVCR3のRSB61からデータを読み出す場合
には、図11に示すようなREADコマンドが、バス2を介
して、RSB61(コントローラ31)に出力される。
【0055】図11に示すように、READコマンドの先頭
のopcodeとしては、read descriptorであることを表す
値、”0916”が記述されている。続くoperand0に
は、読み出すdescriptorを識別するためのdescriptor
identifierが、記述される。このステップS13におけ
る読み出しの処理の場合は、リストIDでdescriptor id
entifierが記述される。具体的には後述する図23のRS
Bのwrite enabled list_specific_information fiel
dのAddress_offsetの”0016”乃至”0D16”が記述
される。
【0056】read_result_statusには、READコマンドを
送出するときは、FFが記述され、ターゲットからリスポ
ンスとして返される場合には、読み取り結果が記述され
る。data_lengthには、ターゲットから読み出されるべ
きデータのバイト数が記述される。この値が”0”に設
定された時、全てのリストが読み出される。addressに
は、読み出しを開始すべきアドレスが記述される。その
値が”00”とされた場合、先頭から読み出しが開始さ
れる。
【0057】ステップS14において、コントローラ1
1はターゲットとしてのRSB51に対するリストの最大
長の制限(図23におけるobject_list_maximum_siz
e)、リストのエントリ数の制限(図23におけるobjec
t_entries_maximum_number)、および各エントリの最大
バイト長の制限(図23におけるobject_entry_maximum
_size)を抽出する。
【0058】そしてステップS15において、コントロ
ーラ11は、これからRSB51にデータ(予約情報)を
記録しても、ステップS14で抽出されたリストの最大
長(object_list_maximum_size)を越えないか否かを判
定する。この制限が守られる場合には、ステップS16
に進み、コントローラ11は、ステップS14で抽出さ
れたリストのエントリ数の制限(最大エントリ数)(ob
ject_entries_maximum_number)から、現在のエントリ
数を引いた値が”0”より大きいか否か、すなわち、ま
だ記録可能なエントリが残っているか否かを判定する。
この条件が満足される場合には、さらにステップS17
に進み、コントローラ11は、ステップS14で抽出さ
れた最大エントリ長(object_entry_maximum_size)か
ら、これから書き込もうとしている予約情報のエントリ
長を引いた値が”0”より大きいか否か、すなわち、書
き込むべきエントリ長に、まだ余裕があるか否かを判定
する。
【0059】ステップS15乃至ステップS17におけ
る条件のいずれか1つが満足されない場合には、ステッ
プS18に進み、コントローラ11は、例えば「予約が
一杯です」のような警告表示をユーザに対して行う。ユ
ーザはこれにより、予約が一杯で、それ以上予約をする
ことができないことを知ることができる。
【0060】ステップS15乃至ステップS17の条件
のいずれもが満足される場合には、RSB51に予約情報
を書き込む余裕はあるので、ステップS19乃至ステッ
プS25において、重複する時刻の予約がすでになされ
ているか否かの判定処理が行われる。
【0061】すなわちステップS19において、変数i
に”0”が初期設定され、ステップS20において、RS
B51に記録されているエントリの数number_of_entries
から変数iを減算した値が”0”より大きいか否か、す
なわちRSB51に記録されている全てのエントリについ
て検索が行われたか否かが判定される。number_of_entr
iesから変数iを減算した値が”0”より大きい場合に
は、まだ検索していないエントリが存在するので、ステ
ップS21に進み、コントローラ11は、RSB51に掲
示されているobject_entry[i](図25)を読み出す
(今の場合、object_entry[0]を読み出す)。
【0062】なお、ステップS21における読み出し
も、図11に示すREADコマンドで行われるが、この場合
におけるdescriptor identifierの記述はobject posi
tionで行われる。このobject entry[i]には、後述
するように、既に登録されている予約の時刻情報(図2
6におけるstart_time,Duration)や、その予約におい
て、使用するサブユニットの識別情報(図32における
subunit_type_and_ID[0])などが記憶されている。
【0063】そこでステップS22において、コントロ
ーラ11は、ステップS11でユーザより入力された時
刻情報(start_time,Duration)が、ステップS21で
読み出された時刻情報(start_time,Duration)と重複
しているか否かを判定する。時刻が重複している場合に
は、ステップS23に進み、コントローラ11は、ステ
ップS11で予約設定されたサブユニット(今の場合、
チューナサブユニット12)が、ステップS21で読み
出したサブユニット(subunit_type_and_ID)と一致し
ているか否かを判定する。サブユニットが一致している
場合には、結局、時刻とサブユニットの両方が一致して
いることになるので、ステップS25に進み、コントロ
ーラ11は、例えば「予約が重なっています」のような
警告表示を行う。これによりダブルブッキングは、防止
される。
【0064】ステップS22において、時刻が重複して
いないと判定された場合、または、ステップS23にお
いて、時刻が一致していたとしても、サブユニットが一
致していないと判定された場合、ダブルブッキングが発
生する恐れはない。そこでステップS24において、変
数iが1だけがインクリメントされ、ステップS20に
戻り、number_of_entriesから変数iを減算した値が0
より大きくないと判定されるまで、同様の処理が繰り返
し実行される。すなわちRSB51に記憶されている全て
のobject entry[i]について、重複する時刻の予約
がなされているか否かの検索が行われる。
【0065】ステップS20において、number_of_entr
iesから変数iを減算した値が”0”より大きくないと
判定された場合(全てのobject entry[i]の検索が
終了した場合)、ステップS26に進み、コントローラ
11は、RSB51にCREATEコマンドを出力し、object e
ntryをRSB51においてcreateする。ただし、この場合
においても、CREATEコマンドは実際には出力されず(RS
B61に対してobjectentryをcreateする場合は出力され
るが)、出力された場合と同様の処理が行われるだけで
ある。
【0066】なお、上述したステップS15乃至ステッ
プS18の処理は、ステップS20の処理において、NO
の判定が行われた場合に実行するようにすることも可能
である。
【0067】ここでCREATEコマンドについて説明する。
図12はAV/C CREATEコマンドのフォーマットを示す。
また図13は、図12内のsubfunction_1で指定できる
値を示し、本実施の形態では”01”(create a new
object and its childlist)が使用される。また
図14は、図12内のsubfunction_1_specification
for subfunction_1=01のフォーマットを示す。さ
らに図15は、図14内の各フィールド値を示した図で
ある。図14のdescriptor_identifier_where,descrip
tor_identifier_what_1,_2の各フィールドに、図1
5に示すように、”20”,”22”,”11”をそれ
ぞれ設定すると、”create a newobject and its
child list”の意味となる。
【0068】これらのAV/C CREATEコマンドについての
詳細は、IEEE1394(インターネットホームページht
tp://www.1394TA.org参照)に記述されているもの
であり、本実施の形態中の各図は、その文献(Enhanceme
nt to the AV/C GeneralSpecification 3.0Ver
sion 1.0 FC2や、TA Document 1999005
AV/C Bulletion Board Subunit General Specif
ication 1.0 Draft 0.99:149)中のもの
を記載してある。また、ボードを構成するインフォメー
ションディスクリプタ(Information List Descripto
r)にも書き込み可能なものと読み出し可能なものがあ
り、これらの区別には、リストタイプが使用される。
【0069】ところで、外部からAV/Cディスクリプタ
(AV/C Descriptor)に新規に情報を書き込む方法の1
つとして、例えばコントローラがターゲットに対して前
述したCREATEコマンドを発行し、当該ターゲットが情報
を書き込む雛形を作った後、再度、コントローラが具体
的な内容を書き込む制御を行うような方法が一般的な方
法として考えられる。例えば、初めて情報を書き込む場
合、コントローラは所望のリストを指定して、AV/Cディ
スクリプタクリエイトコマンド(AV/C Descriptor CR
EATE command)を発行する。このコマンドを受けたタ
ーゲットでは、AV/C Generalで指定されたデータ構造
の雛形に基づいたオブジェクトをターゲットの内部に作
ることになる。また、AV/C Generalで決められたデー
タ構造の雛形には、オブジェクトIDを示すフィールドが
ある。AV/Cディスクリプタ(AV/C Descriptor)を用い
たリストでは、オブジェクトIDはターゲットが管理する
ことになる。つまり、オブジェクトをクリエイト(CREAT
E)した段階で、ターゲットがそのオブジェクトを一意
に指定できるIDを付け、そのIDを管理する機能をターゲ
ットが所有することになる。
【0070】ここで、オブジェクトIDとは、リスト内で
そのオブジェクトを一意に指定するための識別番号であ
り、このため当該オブジェクトIDを重複しないようにす
る機能が管理する側に必要になる。BBS自体は情報を提
供する場所であり、オブジェクトIDの管理はコントロー
ラが持つことになる。
【0071】ところが、サブユニットに対してクリエイ
トコマンド(CREATE command)が発行された時、矛盾が
生ずる虞がある。すなわち、オブジェクトをCREATEした
際には、コントローラが管理すべきオブジェクトIDを、
ターゲットが割り振ることになるからである。また、ク
リエイトコマンド(CREATE command)の発行後は、ラ
イト制御を続けて行う必要がある。このように、処理が
複数ステップにわかれていることにより、コントローラ
が書き込み途中に例えばバスから外されたような場合に
は、不完全なオブジェクトが作成されてしまう可能性が
ある。
【0072】したがって、上記のような状況に置いて
は、その不完全なオブジェクトを特定し、そのようなオ
ブジェクトができたときに、当該オブジェクトを良好に
削除できるシステムが必要になる。
【0073】そこで、本発明の実施の形態では、BBSへ
の書き込み手段を規格で規定し、不完全なオブジェクト
を特定できる仕組みを用意している。
【0074】すなわち、先ず、ターゲット(本実施の形
態の場合はDVCR3)は、オブジェクトをクリエイト(CRE
ATE)した時、オブジェクトID(グローバルユニークID
(Grobal Unique ID:GUID)とrecord IDとで構成され
る)のうちのGUIDの部分に、一時的に管理する番号(例
えば、全て”0”)を割り振るようにする。コントロー
ラは、先にオブジェクト内部に情報を書き込み、正常に
書き込みが終了したならば、最後にGUIDを書き換える。
【0075】上記の手順を決めることにより、正常に書
き込み作業が終了したときには、GUIDが全て”0”とな
っているオブジェクトはできないことになり、したがっ
て、GUIDが全て”0”のオブジェクトは、書き込み途中
で不完全となったオブジェクトと特定できることにな
る。
【0076】これにより、書き込み途中のオブジェクト
を一意に特定することができ、また、正常に書き込まれ
たオブジェクトと不完全なオブジェクトとを区別でき、
さらに不完全なオブジェクト(無効なオブジェクト)を
簡単に削除することが可能となる。このことにより、電
子機器に設けられている有限なメモリを有効活用できる
ようになる。また、書き込み途中のオブジェクトの特定
方法は、オブジェクトIDのGUID部分を全て”0”にする
ような簡単な方法なので、不完全なオブジェクトを削除
するためのソフトウェアの作成も容易となる。
【0077】なお、図9のステップS26において、CR
EATEコマンドを利用する代わりに、INSERTコマンドを使
用することも可能である。
【0078】次に、ステップS27に進み、コントロー
ラ11は、RSB51のentry_specific_information fie
ldsの部分(図26乃至図32)に予約内容を書き込
む。すなわち、これにより、start_time,Duration,re
peat_information,使用するサブユニット(subunit_typ
e_and_ID)などが書き込まれる。
【0079】図16は、このような場合にコントローラ
11が出力するWRITE DESCRIPTORコマンドのフォーマ
ットを表している。ただしこの場合においても、コント
ローラ11とRSB51は、バス2を介して接続されてい
る訳ではないので、書き込みは直接行われるが、コント
ローラ11がDVCR3のRSB61に書き込みを行う場合に
は、コントローラ11は、このWRITE DESCRIPTORコマ
ンドを発行する。
【0080】先頭のopcodeには、WRITE DESCRIPTORで
あることを表す値”0A16”が記述される。operand0
には、書き込み対象となるディスクリプタを識別させる
ためのdescriptor indentifierが記述される。この記
述は、object positionで行われる。
【0081】以下、subfunctionとして、partial_repla
ceであることを表す値、”5016”が記述される。これ
によりpartial insertまたは、partial delateが実行
される。insertでは、descriptor_identifierで指定さ
れるoperandにより規定される1つ前に新しいdescripti
orが挿入される。deleteではdescriptior_identifierに
より規定されるdescriptorが削除される。
【0082】group_tagは、WRITE DESCRIPTORコマンド
が発行される必要があるdescriptior上において、分割
できない更新の処理を行うために利用される。この例に
おいては、データをdescriptorに迅速に書き込むことを
表す値”0016”(immediate)が記述されている。rep
lacement_data_lengthは、replacement_dataのoperand
におけるバイト数、すなわち、書き込みたいデータの長
さを表している。addressは、処理が行われるべき位置
を表している。replacement_data_lengthの”0”は、p
artial deleteを意味し、その場合、replacement_data
のoperandは存在しない。この場合、original_data_len
gthは”0”より大きい値となり、それが削除されるべ
きバイトの数を表す。original_data_lengthが”0”で
ある場合、partial insert処理が行われる。この場
合、replacement_data_lengthは、”0”より大きい値
とされ、挿入されるべきバイトの数を表している。
【0083】次にステップS28に進み、コントローラ
11は、リスト、すなわちRSB51をクローズする。こ
の時コントローラ11は、RSB51に対して、図17に
示すCLOSEコマンドを出力する。ただしこの場合におい
ても、コントローラ11とRSB51は、バス2を介して
接続されている訳ではないので、クローズ処理は直接的
に行われるが、コントローラ11がDVCR3のRSB61を
クローズする場合には、このCLOSEコマンドが出力され
る。
【0084】図17に示すCLOSEコマンドのフォーマッ
トは、基本的に図10に示した、WRITE OPENコマンド
と同様のフォーマットであり、subfunctionが、図10
においては、WRITE OPENを表す”0316”とされてい
るのに対して、図17のCLOSEコマンドにおいては、CLO
SEであることを表す値、”0016”とされている点が異
なっている。その他の構成は図10における場合と同様
である。
【0085】次にステップS29に進み、コントローラ
11は、予約に関連する他のリソースが存在するか否か
を判定する。今の場合、これまでの処理によりチューナ
サブユニット12を予約するための処理が終了したの
で、まだDVCR3のVCRサブユニット33を予約するため
の処理が必要である。そこで、この場合においては、ス
テップS12に戻り、上述したRSB51に対して行われ
た場合と同様の処理が、DVCR3のRSD61に対しても行
われる。
【0086】そしてステップS29において、予約に関
連する他のリソースが存在しないと判定された時、処理
は終了される。
【0087】ところで、例えば図18に示すように、チ
ューナサブユニット12で受信した映像信号をDVCR3の
VCRサブユニット33に録画させる一連の録画予約が、
受信についてはIRD1に、録画についてはDVCR3に、そ
れぞれ独立して行われた場合、すなわち、IRD1のコン
トローラ11には、チューナサブユニット12に所定の
時刻(10月16日、20時00分から21時00分ま
で)において所定のチャンネル(第48チャンネル)を
受信させる予約が入力され、DVCR3のコントローラ31
には、VCRサブユニット33に所定の時刻(10月16
日、20時00分から21時00分まで)に録画を開始
させる予約が入力された場合、この2つの予約の入力
は、ユーザにとって、1つの録画予約ではあるが、IRD
1およびDVCR3にとっては、それぞれ独立した予約入力
であるので、それぞれの予約には異なるID(BB Object
ID_Y,BB Object ID_Z)が設定されて、対応するRSB
51、またはRSB61に記憶される。
【0088】このように、各ユニットにおいて、独立に
予約を行う場合においても、図7乃至図9のフローチャ
ートに示した場合と同様の処理により、予約処理を行う
ことができる。ただし、このように、サブユニットを共
同して使用する場合において、それぞれの予約を独立し
て行うと、ダブルブッキングが発生するか否かは、ユー
ザが管理する必要がある。
【0089】次に、Object ID設定処理について、図1
9のフローチャートを参照して説明する。この処理は、
ユーザがIRD1に対して、DVCR3を用いる録画予約の操
作を入力し、その操作がコントローラ11に検知され、
上述した図7乃至図9の予約処理(競合ユニット検索処
理)が実行されて、その録画予約が認められた後、開始
される。この例においては、所定の時刻から所定の時間
の間、実行される予約処理(Event)に関し、それを識
別するために、Object IDが対応される。このObject
IDは、72ビットで構成され、そのうちのMSB側の64
ビットは、その予約に関する全ての情報を持っている機
器の固有のID、具体的にはその機器のGUID(Global Un
ique ID)とされ、LSB側の8ビットは、その機器内で
設定される固有の値とされ、具体的には、record IDと
される。このようにObject IDをGUIDとrecord IDとで
構成することにより、Eventを識別するためのObject I
Dを設定すると、ID設定の処理が容易となる。
【0090】すなわちこのObject IDは、バス2に接続
されている各機器の間において、識別可能である必要が
ある。そうでなければ、この例においては、1つのユニ
ット(機器)のRSBの内容を他のユニット(機器)が読
み込み可能であり、複数のユニットのサブユニットにお
いて、共同して(関連して)処理が実行されることがあ
るので、関連する処理があるか否かを、他のユニットが
識別できる必要があるからである。
【0091】バス2に接続されている、ユニット間にお
いて、識別可能なものであれば、例えば、Object IDを
Eventが発生する毎に、番号1から順番に順次設定する
ようにすることも可能である。しかしながらそのように
すると、所定のユニットが、所定のEventに関して、Obj
ect IDを設定しようとした場合、バス2に接続されて
いる全てのユニットが、既に設定しているObject IDを
読み出して、競合するものがあるか否かを判定し、競合
しないものに設定する必要が生じる。しかしながらこの
例においては、GUIDがObject IDに含まれており、GUID
の値は、ユニット毎に異なるものであることが保証され
ている。したがって各ユニットは、record IDを自分自
身の内部において、競合するものがないように設定すれ
ば、GUIDとrecord IDを組み合わせて得られるObject
IDは、他のユニットが設定したObject IDと競合するこ
とはない。そこで各ユニットは、図19のフローチャー
トに示すような処理を行って、RSBに登録するEventに対
するObject IDを設定する。
【0092】ステップS41において、コントローラ1
1は、Object ID(=Global Unique ID+record ID)のう
ちのrecord IDとして、IRD1内において、その予約情報
を一意に識別させるための仮IDを発生する。
【0093】ステップS42において、コントローラ1
1は、RSB51に登録されているEventの中から、1つの
Eventを抽出して、その Eventに対応するObject IDの
中のrecord IDを抽出する。ステップS43において、
コントローラ11は、ステップS41で発生した仮ID
と、ステップS42で抽出したrecord IDが一致するか
否かを判定し、一致する場合、ステップS41に戻り、
仮IDを変更し、一致しない仮IDが発生されるまで、ステ
ップS41乃至S43の処理を繰り返す。
【0094】仮IDとステップS42で抽出したrecord I
Dが一致しないと判定された場合、ステップS44にお
いて、コントローラ11は、関連するサブユニットに関
するRSB51に公開されている全てのEventを抽出したか
否かを判定し、まだ抽出していないEventが残っている
場合はステップS42に戻り、全ての Eventを読み出し
たと判定するまで、ステップS42乃至S44の処理を
繰り返す。全てのEventを読み出したと判定された場
合、ステップS45において、コントローラ11は、IR
D1の機器ID(GUID)に、ステップS41で発生した仮ID
(record ID)を付加して、Object IDを生成し、RSB5
1等に記述する。
【0095】このように、Object IDは、関連するサブ
ユニットに関するRSBをチェックするだけで(関連しな
いサブユニットを有するユニットのRSBをチェックする
ことなく)設定することができる。これは、上述したよ
うに、他のユニットのRSBにおけるObject IDは、その
ユニットのGUIDが含まれているため、他のユニットが設
定したObject IDは、自分自身が設定したObject IDと
一致することが有り得ないからである。したがって、Ob
ject IDを簡単に設定することが可能となる。
【0096】次に、BBSの詳細について説明する。図2
0は、BBSを構成するSubunit identifier Descriptor
のフォーマットを表している。descriptor_lengthは、
このDescriptorの長さを表す。generation_IDは、このB
BSにおいて、どのAV/C descriptorフォーマットが使用
されるかを表し、通常”0016”とされる。
【0097】size_of_list_IDは、list IDのバイト数
を表す。size_of_object_IDは、このobject IDのバイ
ト数を表す。
【0098】size_of_object_posionは、list内のobjec
tの位置が参照されるときに使用されるバイト数を表
す。number_of_root_object_listsは、このBBSが直接関
連するroot object listsの数を表す。
【0099】root_object_list_id_x(x=0,1,
2,・・・n−1)は、このBBSが関連するroot objec
t listsのそれぞれのIDを表す。subunit_dependent_in
formation_lengthはsubunit_dependent_informationの
長さを表し、subunit_dependent_informationには、こ
のBBSが依存するフォーマットおよびコンテンツに関す
る情報が記述される。
【0100】subunit_dependent_informationには、non
_info_block_fiedlds_length,bulletin_board_subunit
_version,number_of_supported_board_type(n)suppo
rted_board_type_specific_of_length[0]の他、supp
orted_board_type_specific_info[0]乃至supported_
board_type_specific_info[n−1]と、それらの長さ
を表すsupported_board_type_specific_of_length
[0]乃至supported_board_type_specific_of_length
[n−1]が含まれている。
【0101】さらに、BBSには、manufacturer_dependen
t_informatinの長さを表す、manufacturer_dependent_l
engthと製造者に依存する情報を含むmanufacturer_depe
ndent_informationが記述される。
【0102】root_object_list_idの値は、それがRSBを
表すものである場合、図21に示すように、所定の値”
100116”とされる。このように、RSB(図21ではR
esource Schedule Listと記述されている)を表すID
を、所定の値に固定しておくことにより、RSBを読み出
す処理が容易となる。
【0103】図22は、RSBのフォーマットを表してい
る。descriptor_lengthはRSBの長さを表す。list_type
には、RSBがRead Onlyであるのか、またはWrite Enab
ledであるのかが記述される。Read Only listは、読
み出しのみが可能とされ、Write Enabled listには、
書き込みが可能とされる。
【0104】size_list_specific_informationは、list
_specific_informationの長さを表し、list_specific_i
nformationは、list_typeによって異なるものとなる。W
rite Enabled list_specific_infomationの場合、図
23により詳細に示す情報が記述される。
【0105】non_info_block_fileds_lengthは、non i
nfo block fieldsのバイト数を表す。board_typeは、
図24に示すように、Resource Schedule Boardの場
合、”0116”とされる。
【0106】object_list_maximum_sizeは、object li
stの最大の大きさを表す。object_entry_maximum_numbe
rは、listにおけるobject entriesの最大の数を表す。
object_entry_maximum_sizeは、object entryの最大の
大きさを表す。以上のobject_list_maximum_size,obje
ct_entries_maximum_number,object_entry_maximum_si
zeは、それぞれ制限が設けられていない場合には、”0
00016”とされる。
【0107】これらの3つのフィールドは、コントロー
ラがobject listまたは、objectentryの容量を知る上
において、有意義である。
【0108】board_type_dependent_information_lengt
hは、board_type_dependent_informationの長さを表
し、board_type_dependent_informationは、board typ
eに固有の情報を表す。
【0109】object_entryは、より詳細には、図25に
示すように構成される。descriptor_lengthは、このdes
criptorの長さを表し、entry_typeは、Board entry D
escriptorの場合、Board を表す値”8016”とされ
る。
【0110】object_IDは、posting_device_GUIDとreco
rd_IDとにより構成される。posting_deviceは、BBSに対
して情報を記入(post)したコントローラを意味し、従
ってposting_device_GUIDは、そのGUIDを表す。record_
IDは、ユニット内においてEventに対して割当てられたI
Dを表す。
【0111】size_of_entry_specific_imformationは、
entry_specific_imformationの大きさを表す。
【0112】図26は、entry_specific_imformationの
フォーマットを表している。non_info_block_length
は、repeat_informationまでのnon-info block field
sのバイト数を表す。start_timeは、詳細には、図27
に示すように、eventが開始する年月日時分秒を表す。
年は、16ビットで、4つの数字がそれぞれ4ビットの
BCDで表される。月は、8ビットで、2つの数字がそれ
ぞれ4ビットのBCDで表される。日は、8ビットで、2
つの数字がそれぞれ4ビットのBCDで表される。時間
は、8ビットで、2つの数字が、それぞれ4ビットのBC
Dで表される。分は、8ビットで、2つの数字がそれぞ
れ4ビットのBCDで表される。秒は、8ビットで、2つ
の数字が、それぞれ4ビットのBCDで表される。
【0113】このようにBCDで表すことにより、識別が
容易となる。またこの時刻は、ローカルタイムで表され
る。
【0114】eventの長さを表すDurationは、詳細には
図28に示すように、時分秒で表される。時間は、3つ
の数字がそれぞれ4ビットのBCDで表され、合計12ビ
ットとされる。分は,2つの数字がそれぞれ4ビットの
BCDとされ、合計8ビットで表される。秒は2つの数字
がそれぞれ4ビットのBCDで表され、合計8ビットとさ
れる。
【0115】start_timeにDurationを加算することで、
evntの終了時刻が表される。終了時刻を直接的に表現せ
ずに、Durationとしてeventの長さを表すようにするこ
とで、eventのstart_timeが変更されたような場合にお
いても、その終了時刻は変更する必要がなくなり、変更
処理が容易となる。
【0116】repeat_information_lengthは、repeat_in
formationの長さを表している。 repeat_information
は、いつどのようにしてscheduleが繰り返されるかを表
す。Scheduled Actionが繰り返されない場合、repeat_
infomation_lengthは、”00 16”とされる。
【0117】repeat_informationは、選択されたrepeat
typeによって内容が異なる。repeat typeには、図2
9に示すように、Weekly schedule”0016”と、Inte
rvalschedule”1016”とがある。
【0118】scheduleが、週毎に繰り返される場合、Po
sting Deviceは、その曜日および繰り返されるべきeve
ntの数を図30に示すように表示する。
【0119】repeat_typeには、図29に示す値、”0
16”が記述される。number_of_eventsには、eventの
数が記述される。日曜日から土曜日までのWeekly flag
sは、繰り返されるeventが開始する週の日を表す。例え
ば、13時00分から3時間のeventが、毎週月曜日と
水曜日に開始される場合、月曜日と水曜日のフラグに”
1”が設定され、その他のフラグには”0”が設定され
る。
【0120】このように週毎に繰り返されるeventが記
録できるので、例えば月曜日と水曜日の絶対的な日時を
放送日に対応する分だけ記憶させるような場合に比べ
て、記憶容量は小さくて済ませることが可能ととなる。
【0121】Posting Deviceは、Scheduled Actionが
所定のintervalsで繰り返される場合、図31に示すよ
うなフォーマットでeventを記述する。
【0122】repeat_typeには、この例の場合、図29
に示す値”1016”が記述される。number_of_eventsに
は、eventの数が記述される。
【0123】interval(間隔)は、現在のeventのstart
_timeから次のeventのstart_timeまでの間隔を表す。こ
の間隔は、時分秒で表される。時間は、3つの数字がそ
れぞれ4ビットのBCDで表され、合計12ビットで表現
される。分と秒は、それぞれ2つの数字が4ビットのBC
Dとされ、合計8ビットで表現される。
【0124】このように周期的に繰り返されるeventが
記憶できるので、それぞれが開始される絶対時刻(日
時)を別に記憶させる場合に比べて、記憶容量が少なく
て済む。
【0125】図26に示すように、info blocksは図3
2に示すようなフォーマットとされる。conpound_lengt
hは、info blockのバイト長を表す。ただしlengthフィ
ールド自身は、この長さに含まれていない。info_block
_typeは”890016”にセットされる。primary_field
s_lengthは、number_of_subunitsとsubunit_type_and_I
D fieldのバイト数を表す。
【0126】number_of_subunitsは、posting Device
が使用するsubunitsの数を表す。 subunit_type_and_I
Dは、posting Deviceが使用するsubunitsを指定する。
【0127】このようにstart_timeとDurationが固定の
アドレスにおける固定の長さで表される。それに対し
て、subunitと、それを使用するPosting Deviceを識別
する識別情報は、Info blocksとして、start_time,Du
rationなどより後の所定のアドレスに記憶される。これ
によりPosting Deviceの数が増加としても、対応が容
易となる。
【0128】図20のsupported_board_type_specific_
informationフィールドは、図33に示すようなフォー
マットとされる。supported_board_typeには、図24に
示すRSBであることを表す値”0116”が記述される。s
upported_board_type_versionは、bulletin Bond Typ
e Specificationのバージョンの番号を表す。inplemen
tation_profile_IDはこのboard typeのためのprofile
IDバージョンを表す。
【0129】supported_board_type_dependend_informa
tion_lengthは、supported_type_dependent_informatio
nのバイト数を表す。supported_board_type_dependent_
informationには、各board type specificationに固
有の情報が記述される。
【0130】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしてのコントローラに
組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログ
ラムをインストールすることで、各種の機能を実行する
ことが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータな
どにインストールされる。
【0131】汎用のパーソナルコンピュータ101は、
例えば、図34に示すように、CPU(Central Processi
ng Unit)111を内蔵している。CPU111には、バ
ス115を介して入出力インターフェース116が接続
されており、CPU111は、入出力インターフェース1
16を介して、ユーザから、キーボード、マウスなどよ
りなる入力部118から指令が入力されると、それに対
応して、ROM(Read Only Memory)112あるいはハ
ードディスク114などの記録媒体、または、ドライブ
120に装着された磁気ディスク131,光ディスク1
32、光磁気ディスク133などの記録媒体から、それ
らに記録されている、上述した一連の処理を実行するプ
ログラムを読み出し、RAM(Ramdom Access Memory)1
13にインストールし、実行する。なお、ハードディス
ク114に格納されているプログラムには、予め格納さ
れてユーザに配布されるものだけでなく、衛星もしく
は、ネットワークから転送され、通信部119により受
信され、インストールされたプログラムも含まれる。
【0132】また、CPU111は、プログラムの処理結
果のうち、画像信号を、入出力インターフェース116
を介して、LCD(Liquid Crystal Display),CRT(Ca
thode Ray Tube)などよりなる表示部117に出力す
る。
【0133】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の情報処
理装置、請求項19に記載の情報処理方法、および請求
項20に記載の記録媒体によれば、サブユニットの予約
に関する予約情報を記憶するとともに、他の情報装置か
ら要求があった場合、記憶された予約情報を読み出し
て、他の情報処理装置に供給するようにしたので、ダブ
ルブッキングの発生を抑止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のネットワークシステムの構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明を適用したネットワークシステムの構成
例を示すブロック図である。
【図3】図2のBBS14の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】図2のBBS34の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】図2のネットワークシステムの動作を説明する
図である。
【図6】図2のネットワークシステムの動作を説明する
図である。
【図7】図5のネットワークシステムの動作を説明する
フローチャートである。
【図8】図5のネットワークシステムの動作を説明する
フローチャートである。
【図9】図5のネットワークシステムの動作を説明する
フローチャートである。
【図10】WRITE OPENコマンドのフォーマットを説明
する図である。
【図11】READコマンドのフォーマットを説明する図で
ある。
【図12】CREATEコマンドのフォーマットを説明する図
である。
【図13】図12のsubfunction_1を説明する図であ
る。
【図14】図13のsubfunction_1の詳細を説明する図
である。
【図15】図14におけるフィールドの値の例を示す図
である。
【図16】WRITE DESCRITORコマンドのフォーマットを
説明する図である。
【図17】CLOSEコマンドのフォーマットを説明する図
である。
【図18】図2のネットワークシステムの他の動作を説
明する図である。
【図19】Object ID設定処理を説明するフローチャー
トである。
【図20】BBSのフォーマットを説明する図である。
【図21】図20のroot_object_list_IDを説明する図
である。
【図22】RSBのフォーマットを説明する図である。
【図23】図22のWrite Enabled list_specific_in
formationのフォーマットを説明する図である。
【図24】図23のboard_typeのフォーマットを説明す
る図である。
【図25】図22のobject_entryのフォーマットを説明
する図である。
【図26】図25のResource Schedule Entryのフォ
ーマットを説明する図である。
【図27】図26のstart_timeのフォーマットを説明す
る図である。
【図28】図26のDurationのフォーマットを説明する
図である。
【図29】図30のrepeat_typeのフォーマットを説明
する図である。
【図30】図26のrepeat_informationのフォーマット
を説明する図である。
【図31】図26のrepeat_informationのフォーマット
を説明する図である。
【図32】図26のInfo blocksのフォーマットを説明
する図である。
【図33】図20のsupported_board_type_specific_in
formationのフォーマットを説明する図である。
【図34】コンピュータの構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 IRD, 2 IEEE1394シリアルデータバス, 3 D
VCR, 11 コントローラ, 12 チューナサブユ
ニット, 14 BBS, 31 コントローラ, 3
2 アナログチューナブロック, 33 VCRサブユニ
ット, 34 BBS, 51 RSB, 52 SAB, 6
1 RSB, 62 SAB

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して他の情報処理装置
    と接続されるとともに、所定の機能を実行する1以上の
    サブユニットを有する情報処理装置において、 前記サブユニットの予約に関する予約情報を入力する入
    力手段と、 前記サブユニットの予約に関する前記予約情報を記憶す
    る記憶手段と、 前記他の情報処理装置から要求があった場合、前記記憶
    手段に記憶されている前記予約情報を読み出して、前記
    他の情報処理装置に供給する供給手段とを備えることを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 自己の前記サブユニットと、前記他の情
    報処理装置のサブユニットの両方を同時刻に関連して使
    用するために予約する場合、自己の前記サブユニットの
    前記予約情報を前記記憶手段に書き込むとともに、前記
    他の情報処理装置のサブユニットの予約情報を、前記他
    の情報処理装置の前記記憶手段に書き込む書き込み手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 自己の前記記憶手段に記憶されている前
    記予約情報と、関連して同時刻に使用される前記サブユ
    ニットを有する前記他の情報処理装置の前記記憶手段に
    記憶されている前記予約情報を、前記入力手段より入力
    された前記予約情報と比較する比較手段をさらに備え、 前記書き込み手段は、前記比較手段の比較結果に対応し
    て、前記予約情報の書き込みを行うことを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記書き込み手段は、自己の前記記憶手
    段に書き込みを行う場合、前記他の情報処理装置からの
    前記予約情報の自己の前記記憶手段への書き込みを制限
    することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記書き込み手段は、自己の前記記憶手
    段に書き込みを行う場合、前記他の情報処理装置からの
    前記予約情報の自己の前記記憶手段からの読み出しが行
    われているとき、その読み出しを中止させることを特徴
    とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、そこに記憶される前記
    予約情報の制限に関する制限情報も記憶し、 前記供給手段は、前記他の情報処理装置から要求があっ
    た場合、前記制限情報も前記他の情報処理装置に供給す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、予め定められた特定の
    アドレス位置に、前記予約情報を記憶することを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記予約情報は、前記サブユニットの使
    用を開始する開始時刻と、前記サブユニットを使用する
    使用時間を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記使用時間は、不定として設定可能で
    あることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記予約情報は、前記サブユニットを
    予約する情報処理装置に関する装置情報を含み、前記装
    置情報は、前記開始時刻および使用時間より後のアドレ
    ス位置に記憶されることを特徴とする請求項8に記載の
    情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記開始時刻は、BCDで表されること
    を特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段は、記憶された前記予約
    情報を識別する識別情報をさらに記憶することを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記識別情報は、前記サブユニットを
    予約した情報処理装置に固有な値と、前記情報処理装置
    内で設定された前記予約に固有な値とを含むことを特徴
    とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記サブユニットを予約した情報処理
    装置に固有な値は、グローバルユニークIDであり、前記
    情報処理装置内で設定された予約に固有な値は、レコー
    ドIDであることを特徴とする請求項13に記載の情報処
    理装置。
  15. 【請求項15】 前記予約情報は、前記サブユニット
    を、曜日を指定して毎週繰り返し予約する週間予約情報
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記予約情報は、前記サブユニット
    を、所定の間隔で繰り返し予約する間隔予約情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、前記サブユニットの
    1つであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記ネットワークは、IEEE1394シリア
    ルデータバスを用いて構成されることを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続されるとともに、所定の機能を実行する1以上
    のサブユニットを有する情報処理装置の情報処理方法に
    おいて、 前記サブユニットの予約に関する予約情報を入力する入
    力ステップと、 前記サブユニットの予約に関する前記予約情報の記憶を
    制御する記憶制御ステップと、 前記他の情報処理装置から要求があった場合、前記記憶
    ステップの処理により記憶された前記予約情報を読み出
    して、前記他の情報処理装置に供給する供給ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  20. 【請求項20】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続されるとともに、所定の機能を実行する1以上
    のサブユニットを有する情報処理装置を制御するプログ
    ラムにおいて、 前記サブユニットの予約に関する予約情報を入力する入
    力ステップと、 前記サブユニットの予約に関する前記予約情報の記憶を
    制御する記憶制御ステップと、 前記他の情報処理装置から要求があった場合、前記記憶
    制御ステップの処理により記憶された前記予約情報を読
    み出して、前記他の情報処理装置に供給する供給ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが実行可能な
    プログラムが記録されている記録媒体。
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