JP2000314117A - 木製谷止枠とこの木製谷止枠を用いた谷止の形成方法 - Google Patents
木製谷止枠とこの木製谷止枠を用いた谷止の形成方法Info
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Abstract
固定には、コンクリートの積み上げによる工事や現場打
ちによるコンクリート製の構造物が殆どであった。しか
し、現場での組立に時間を要し、また、自然環境との調
和が大きな課題となっている。 【解決手段】 底部枠2と、中間部枠3と、堤冠部枠4
と、後部枠5から構成され、現場に搬入し組立てるよう
構成されている木製谷止枠とこの木製谷止枠を用いた谷
止の形成方法である。
Description
の木製谷止枠を用いた谷止の形成方法に係るものであ
り、詳しくは、丸太、丸棒、角材等の木製柱状部材をパ
ネル化し、現場に搬入した後、枠組みした木枠体を多数
個配列、あるいは積み上げすることにより、渓床(谷
底)の洗掘に伴なう土砂の移動を防止し、渓床、渓岸の
安定を図る為の谷止工に使用することのできるものであ
る。
底)の安定・固定には、コンクリートの積み上げによる
工事や現場打ちによるコンクリート製の構造物が殆どで
あった。また、鋼製や木製による構造物も一部ではみら
れる。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.近年、自然環境の保護保全とともに、自然景観確保
の機運が高まり、強度と機能性のみを追及したコンクリ
ート構造物においても、自然環境との調和が大きな課題
となっている。 2.鋼製枠を使用したものは、耐久性が高く、また、自
然との調和もコンクリート構造物に比較すれば容易であ
るといえるが、コスト的には高価であり、鋼材を使用す
る故に自然との調和にも限界があった。 3.木製によるものは、自然との調和という点では優れ
ているが、現場での組み立て・施工に時間と人工を要し
コスト的に高価なものが殆どであった。また、木製であ
るが故にその耐久性にも限界があった。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、次のよ
うなことのできるものを提供しようとするものである。
すなわち、本発明のものは、自然環境との調和・融和を
最優先し、丸太、丸棒、角材等の木製柱状部材、特に林
業生産において必然的に発生する間伐材の有効活用を図
るとともに、現場での組立が容易であり、さらに現場で
の採掘土の活用も可能であることによって、安価でかつ
渓床(谷底)の安定、固定に適した構造のものである。
に、本発明は下記のようになるものである。第1発明
は、下記の条件を有する底部枠2と、中間部枠3と、堤
冠部枠4と、後部枠5から構成されている木製谷止枠で
ある。 1.底部枠2は、底部自在パネル2Aが二枚と、結合ボ
ルト2Bから構成され、 A.底部自在パネル2Aは、底部正面パネル2Cと、底
部側面パネル2Dと、通しボルト2Eにより構成され、 a.底部正面パネル2Cは、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群2C1と、縦成木群2C2と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材2C3から構成され、横成木群
2C1は、上部横成木2C11と、前後連結横成木2C
12と、下部横成木2C14と、その間に適数本の横成
木2C13、2C13...が所定間隔Hを存して並列
状態に配列され、前後連結横成木2C12には、枠同士
の前後連結用孔2G1が前後方向に開設され、各横成木
群2C1の左端近傍には、底部自在パネル2A同士の結
合孔2Jが開設され、流出防止材2C3は、横成木群2
C1の後面に釘、タッカー等で固定され、縦成木群2C
2は、少なくとも1本以上の縦成木2C21が、横成木
群2C1に対して直角方向に、横成木群2C1の長さの
概ね何等分かの位置で流出防止材2C3の後面に配列さ
れ、ボルト等で横成木群2C1と固着され、さらに、こ
の縦成木群2C2の上端は、上部横成木2C11の上面
より上方へ突出され、縦成木群2C2の上端近傍位置に
は枠同士を上下に連結する場合の上下連結孔2Iが前後
方向に開設されていること。 b.底部側面パネル2Dは、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群2D1と、縦成木群2D2と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材2D3と、コーナー金物2D4
から構成され、横成木群2D1は、上部横成木2D11
と、左右連結横成木2D12と、下部横成木2D14
と、その間に適数本の横成木2D13、2D13...
が所定間隔Hを存して並列状態に配列され、左右連結横
成木2D12には、枠同士の左右連結用孔2G2が前後
方向に開設され、流出防止材2D3は、横成木群2D1
の後面に釘、タッカー等で固定され、縦成木群2D2
は、少なくとも1本以上の縦成木2D21が、横成木群
2D1に対して直角方向に、横成木群2D1の長さの概
ね何等分かの位置で流出防止材2D3の後面に配列さ
れ、ボルト等で横成木群2D1と固着され、この縦成木
群2D2の上端は、上部横成木2D11の上面より上方
へ突出され、コーナー金物2D4は、底部側面パネル2
Dの横成木群2D1の後面右端近傍位置に、横成木群2
D1に対して直角方向に、ボルトなどで横成木群2D1
と固着され、コーナー金物2D4の横成木群2D1との
固着面と直角の面には、底部自在パネル2A同士の結合
のための結合孔2D41が前後方向に開設され、底部正
面パネル2Cと底部側面パネル2Dとは、通しボルト2
Eにより折り畳み自在に結合されていること。 B.一方の底部自在パネル2Aと他方の底部自在パネル
2Aを、通しボルトを中心に平面略L字状に開き、互い
に有するコーナー金物に互いの横成木群の結合孔を結合
ボルト2Bにより結合すること。
が二枚と、結合ボルト3Bから構成され、 A.中間部自在パネル3Aは、中間部正面パネル3C
と、中間部側面パネル3Dと、通しボルト3Eにより構
成され、 a.中間部正面パネル3Cは、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群3C1と、縦成木群3C2
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材3C3から構成され、横成
木群3C1は、上部横成木3C11と、上下連結横成木
3C14と、その間に適数本の横成木3C13、3C1
3、3C13...が所定間隔Hを存して並列状態に配
列され、上下連結横成木3C14には、枠同士の上下連
結用孔3G1が前後方向に開設され、各横成木群3C1
の左端近傍には、中間部自在パネル3A同士の結合孔3
Jが開設され、流出防止材3C3は、横成木群3C1の
後面に釘、タッカー等で固定され、縦成木群3C2は、
少なくとも1本以上の縦成木3C21が、横成木群3C
1に対して直角方向に、横成木群3C1の長さの概ね何
等分かの位置で、流出防止材3C3の後面に配列され、
ボルト等で横成木群3C1と固着され、この縦成木群3
C2の上端は、上部横成木3C11の上面より上方へ突
出され、縦成木群3C2の上端近傍位置には枠同士を上
下に連結する場合の上下連結孔3Iが前後方向に開設さ
れていること。 b.中間部側面パネル3Dは、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群3D1と、縦成木群3D2
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材3D3と、コーナー金物3
D4から構成され、横成木群3D1は、上部横成木3D
11と、左右連結横成木3D12と、下部横成木3D1
4と、その間に適数本の横成木3D13、3D1
3...が所定間隔Hを存して並列状態に配列され、そ
して、左右連結横成木3D12には、枠同士の左右連結
用孔3G2が前後方向に開設され、流出防止材3D3
は、横成木群3D1の後面に釘、タッカー等で固定さ
れ、縦成木群3D2は、少なくとも1本以上の縦成木3
D21が、横成木群3D1に対して直角方向に、横成木
群3D1の長さの概ね何等分かの位置で流出防止材3D
3の後面に配列され、ボルト等で横成木群3D1と固着
され、この縦成木群3D2の上端は、上部横成木3D1
1の上面より上方へ突出され、コーナー金物3D4は、
中間部側面パネル3Dの横成木群3D1の後面右端近傍
位置に、横成木群3D1に対して直角方向に、ボルトな
どで横成木群3D1と固着され、コーナー金物3D4の
横成木群3D1との固着面と直角の面には、中間部自在
パネル3A同士の結合のための結合孔3D41が前後方
向に開設されていること。 c.中間部正面パネル3Cと中間部側面パネル3Dと
は、通しボルト3Eにより折り畳み自在に結合されてい
ること。 B.一方の中間部自在パネル3Aと他方の中間部自在パ
ネル3Aを、通しボルトを中心に平面略L字状に開き、
互いに有するコーナー金物に互いの横成木群の結合孔を
結合ボルト3Bにより結合すること。
が二枚と、結合ボルト4Bから構成され、 A.堤冠部自在パネル4Aは、堤冠部正面パネル4C
と、堤冠部側面パネル4Dと、通しボルト4Eにより構
成され、 a.堤冠部正面パネル4Cは、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群4C1と、縦成木群4C2
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材4C3から構成され、横成
木群4C1は、上部横成木4C11と、上下連結横成木
4C14と、その間の適数本の横成木4C13、4C1
3、4C13...が所定間隔Hを存して並列状態に配
列され、上部横成木4C11には堤冠保護材61との緊
結用孔4Lが適数個上下方向に開設され、上下連結横成
木4C14には、上下連結横成木4C14の概ね何等分
かの位置に、少なくとも2個以上の枠同士の上下連結用
孔4G1が前後方向に開設され、横成木群4C1の左端
近傍には、堤冠部自在パネル4A同士の結合孔4Jが開
設され、流出防止材4C3は、横成木群4C1の後面に
釘、タッカー等で固定され、縦成木群4C2は、少なく
とも1本以上の縦成木4C21が、横成木群4C1に対
して直角方向に、横成木群4C1の長さの概ね何等分か
の位置で流出防止材4C3の後面に配列され、ボルト等
で横成木群4C1と固着されていること。 b.堤冠部側面パネル4Dは、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群4D1と、縦成木群4D2
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材4D3と、コーナー金物4
D4から構成され、横成木群4D1は、上部横成木4D
11と、左右連結横成木4D12と、下部横成木4D1
4と、その間に適数本の横成木4D13、4D1
3...が所定間隔Hを存して並列状態に配列され、左
右連結横成木4D12には、左右連結横成木4D12の
概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の枠同士の
左右連結用孔4G2が前後方向に開設され、流出防止材
4D3は、横成木群4D1の後面に釘、タッカー等で固
定され、縦成木群4D2は、少なくとも1本以上の縦成
木4D21が、横成木群4D1に対して直角方向に、横
成木群4D1の長さの概ね何等分かの位置で流出防止材
4D3の後面に配列され、ボルト等で横成木群4D1と
固着され、コーナー金物4D4は、堤冠部側面パネル4
Dの横成木群4D1の後面右端近傍位置に、横成木群4
D1に対して直角方向に、ボルトなどで横成木群4D1
と固着され、コーナー金物4D4の横成木群4D1との
固着面と直角の面には、堤冠部自在パネル4A同士の結
合のための結合孔4D41が前後方向に開設されている
こと。 c.堤冠部正面パネル4Cと堤冠部側面パネル4Dと
は、通しボルト4Eにより折り畳み自在に結合されてい
ること。 B.一方の堤冠部自在パネル4Aと他方の堤冠部自在パ
ネル4Aを、通しボルトを中心に平面略L字状に開き、
互いに有するコーナー金物に互いの横成木群の結合孔を
結合ボルト4Bにより結合すること。
枚と、結合ボルト5Bから構成され、 A.後部自在パネル5Aは、後部正面パネル5Cと、後
部側面パネル5Dと、通しボルト5Eにより構成され、 a.後部正面パネル5Cは、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群5C1と、縦成木群5C2と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材5C3から構成され、横成木群
5C1は、上部横成木5C11と、前後連結横成木5C
12と、下部横成木5C14と、その間に適数本の横成
木5C13、5C13...が所定間隔Hを存して並列
状態に配列され、前後連結横成木5C12には、前後連
結横成木5C12の概ね何等分かの位置に、少なくとも
2個以上の枠同士の前後連結用孔5G1が前後方向に開
設され、横成木群5C1の左端近傍位置には、後部自在
パネル5A同士の結合孔5Jが開設され、流出防止材5
C3は、横成木群5C1の後面に釘、タッカー等で固定
され、縦成木群5C2は、少なくとも1本以上の縦成木
5C21が、横成木群5C1に対して直角方向に、横成
木群5C1の長さの概ね何等分かの位置で、流出防止材
5C3の後面に配列されボルト等で横成木群5C1と固
着され、この縦成木群5C2の上端は、上部横成木5C
11の上面より上方へ突出されていること。 b.後部側面パネル5Dは、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群5D1と、縦成木群5D2と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材5D3と、コーナー金物5D4
から構成され、横成木群5D1は、上部横成木5D11
と、左右連結横成木5D12と、下部横成木5D14
と、その間に適数本の横成木5D13、5D13...
が所定間隔Hを存して並列状態に配列され、左右連結横
成木5D12には、左右連結横成木5D12の概ね何等
分かの位置に、少なくとも2個以上の枠同士の左右連結
用孔5G2が前後方向に開設され、流出防止材5D3は
横成木群5D1の後面に釘、タッカー等で固定され、縦
成木群5D2は、少なくとも1本以上の縦成木5D21
が、横成木群5D1に対して直角方向に、横成木群5D
1の長さの概ね何等分かの位置で流出防止材5D3の後
面に配列され、ボルト等で横成木群5D1と固着され、
コーナー金物5D4は、後部側面パネル5Dの横成木群
5D1の後面右端近傍位置に、横成木群5D1に対して
直角方向に、ボルトなどで横成木群5D1と固着され、
コーナー金物5D4の横成木群5D1との固着面と直角
の面には、後部自在パネル5A同士の結合のための結合
孔5D41が前後方向に開設されていること。 c.後部正面パネル5Cと、後部側面パネル5Dとは、
通しボルト5Eにより折り畳み自在に結合されているこ
と。 B.一方の後部自在パネル5Aと他方の後部自在パネル
5Aを、通しボルトを中心に平面略L字状に開き、互い
に有するコーナー金物に互いの横成木群の結合孔を結合
ボルト5Bにより結合すること。
ることができる。 A.木製柱状部材には間伐材が使用されている。 B.木製柱状部材は燻煙で処理されている。
いる谷止の形成方法である。 第1工程 木製谷止枠1を設置する場所の目的等の設計割付に基づ
き、現地測量を行う。 第2工程 設計割付及び現地測量に従って、設置場所の床掘りを行
う。 第3工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された底部自在パネ
ル2Aと、後部自在パネル5Aと、現地での取付けとな
る結合ボルト2B、5Bとで、底部枠2及び後部枠5を
組立てる。 第4工程 設計割付に従い組立てた底部枠2及び後部枠5を配列
し、連結ボルトMを用いて、底部枠2同士を横連結、底
部枠2と後部枠5を前後連結、更に後部枠5同士を横連
結する。 第5工程 設計仕様に従い、底部枠2及び後部枠5に中詰材を投入
・転圧し埋め戻しする。 第6工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された中間部自在パ
ネル3Aと、現地での取付けとなる結合ボルト3Bと
で、中間部枠3を組み立てる。 第7工程 設計割付に従い組立てた中間部枠3を底部枠2上に配列
し、連結ボルトMを用いて、中間部枠3と底部枠2を上
下連結し、更に中間部枠3同士を横連結する。 第8工程 設計仕様に従い、中間枠3に中詰材を投入・転圧し埋め
戻しする。 第9工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された堤冠部自在パ
ネル4Aと、現地での取付けとなる結合ボルト4Bと
で、堤冠部枠4を組立てる。 第10工程 設計割付に従い組立てた堤冠部枠4を中間部枠3上に配
列し、連結ボルトMを用いて、中間部枠3と堤冠部枠4
を上下連結し、更に堤冠部枠4同士を横連結する。 第11工程 設計仕様に従い、堤冠部枠4に中詰材を投入・転圧し埋
め戻しする。 第12工程 堤冠部枠4の上部横成木4C11、4C11の上に、現
地での取付けとなる適数本の堤冠保護材61、6
1...を、緊結用孔611、4Lを通して連結ボルト
Mを用いて緊結する。 第13工程 設計仕様に従い、最終埋め戻しを行う。
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
木製谷止枠で、底部枠2と、中間部枠3と、堤冠部枠4
と、後部枠5から構成されている。11は第2発明の谷
止の形成方法で得た谷止である。この谷止は、渓床、渓
岸等の安定に好適なものである。
が二枚と、結合ボルト2Bから構成されている。 A.底部自在パネル2Aは、底部正面パネル2Cと、底
部側面パネル2Dと、通しボルト2Eにより構成されて
いる。 a.底部正面パネル2Cは、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群2C1と、縦成木群2C2と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材2C3から構成され、横成木群
2C1は、上部横成木2C11と、前後連結横成木2C
12と、下部横成木2C14と、その間に適数本の横成
木2C13、2C13...が所定間隔Hを存して並列
状態に配列されている。なお、所定間隔Hの寸法は使用
される木製柱状部材の直径より少しく長い寸法に構成さ
れている。そして、前後連結横成木2C12には、前後
連結横成木2C12の概ね何等分かの位置に、少なくと
も2個以上の枠同士の前後連結用孔2G1が前後方向に
開設されている。また、各横成木群2C1の左端近傍に
は、底部自在パネル2A同士の結合孔2Jが開設されて
いる。図示の場合、前後連結用孔2G1は3個である
が、横成木群の長さによって前後連結用孔2G1の数が
増減するのは当然である。この場合、縦成木群2C2の
高さに応じて横成木2C13、2C13...の本数が
増減するのは当然である。
れ、横成木群2C1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群2C2は、少なくとも1本
以上の縦成木2C21が、横成木群2C1に対して直角
方向に、横成木群2C1の長さの概ね何等分かの位置で
流出防止材2C3の後面に配列され、ボルト等で横成木
群2C1と固着されている。さらに、この縦成木群2C
2の上端は、上部横成木2C11の上面より上方へ木製
柱状部材の直径の2倍より少しく長い寸法分突出されて
いる。この場合、縦成木群2C2の上端が上部横成木2
C11の上面より突出されているのは、枠同士を上下に
連結する場合に上になる枠の上下連結横成木が縦成木群
に被さることにより枠同士の位置がズレず、連結しやす
いためである。縦成木群2C2の上端近傍位置には枠同
士を上下に連結する場合の上下連結孔2Iが前後方向に
開設されている。なお、縦成木群2C2の本数が横成木
群の長さによって増減するのは当然である。
角材等の木製柱状部材でなる横成木群2D1と、縦成木
群2D2と、エキスパンドメタル・金網・プラスチック
ネット・吸出し防止材等の流出防止材2D3と、コーナ
ー金物2D4から構成され、横成木群2D1は、上部横
成木2D11と、左右連結横成木2D12と、下部横成
木2D14と、その間に適数本の横成木2D13、2D
13...が所定間隔Hを存して並列状態に配列されて
いる。なお、所定間隔Hの寸法は使用される木製柱状部
材の直径より少しく長い寸法に構成されている。そし
て、左右連結横成木2D12には、左右連結横成木2D
12の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の枠
同士の左右連結用孔2G2が前後方向に開設されてい
る。図示の場合、左右連結用孔2G2は3個であるが、
横成木群2D1の長さによって左右連結用孔2G2の数
が増減するのは当然である。また、縦成木群の高さに応
じて横成木2D13、2D13...の本数が増減する
のは当然である。
れ、横成木群2D1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群2D2は、少なくとも1本
以上の縦成木2D21が、横成木群2D1に対して直角
方向に、横成木群2D1の長さの概ね何等分かの位置で
流出防止材2D3の後面に配列され、ボルト等で横成木
群2D1と固着されている。さらに、この縦成木群2D
2の上端は、上部横成木2D11の上面より上方へ木製
柱状部材の直径より少しく長い寸法分突出されている。
なお、縦成木群2D2の本数が横成木群の長さによって
増減するのは当然である。コーナー金物2D4は、底部
側面パネル2Dの横成木群2D1の後面右端近傍位置
に、横成木群2D1に対して直角方向に、また、上部横
成木2D11の上面とコーナー金物2D4の上端が揃う
ように配列され、ボルトなどで横成木群2D1と固着さ
れている。コーナー金物2D4の横成木群2D1との固
着面と直角の面には、底部自在パネル2A同士の結合の
ための結合孔2D41が前後方向に開設されている。 c.底部正面パネル2Cと底部側面パネル2Dとは、通
しボルト2Eにより折り畳み自在に結合され、底部自在
パネル2Aを構成している。
結合ボルト2Bを用いて下記のように組立てられてい
る。 a.底部自在パネル2A一枚を、底部自在パネル2Aの
底部正面パネルの下部横成木2C14を下にして地面に
対して垂直に、更に底部正面パネルと底部側面パネルの
縦成木群を内側にして90℃に開いて立てる。 b.もう一枚の底部自在パネル2Aを同様にして、底部
自在パネル2A二枚を、互いに向かい合わせ、四側面の
底部枠を形成するように立てる。 c.一方の底部自在パネル2Aの底部正面パネルの各横
成木群2C1の左端と他方の底部自在パネル2Aの底部
側面パネルの横成木群2D1の右端が、互いの所定間隔
Hを介して、互い違いになるように組合わせる。 d.一方の底部自在パネル2Aの底部側面パネルの横成
木群2D1の右端と他方の底部自在パネル2Aの底部正
面パネルの各横成木群2C1の左端が、互いの所定間隔
Hを介して、互い違いになるように組合わせる。 e.一方の底部自在パネル2Aに固着されたコーナー金
物2D4に開設された結合孔2D41と、他方の底部自
在パネル2Aの底部正面パネルの横成木群2C1に開設
された結合孔2Jを通して、結合ボルト2Bで結合す
る。 f.一方の底部自在パネル2Aの底部正面パネルの横成
木群2C1に開設された結合孔2Jと、他方の底部自在
パネル2Aに固着されたコーナー金物2D4に開設され
た結合孔2D41を通して、結合ボルト2Bで結合す
る。結合ボルト2Bは、使用される木製柱状部材の直径
により長さが変わるのは当然である。この場合、結合ボ
ルト2Bの頭内側にはナットの締め付けの際の供回りを
防止するための突起があるとよい。
枚と、結合ボルト3Bから構成されている。 A.中間部自在パネル3Aは、中間部正面パネル3C
と、中間部側面パネル3Dと、通しボルト3Eにより構
成されている。 a.中間部正面パネル3Cは、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群3C1と、縦成木群3C2
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材3C3から構成され、横成
木群3C1は、上部横成木3C11と、上下連結横成木
3C14と、その間に適数本の横成木3C13、3C1
3、3C13...が所定間隔Hを存して並列状態に配
列されている。なお、所定間隔Hの寸法は使用される木
製柱状部材の直径より少しく長い寸法に構成されてい
る。上下連結横成木3C14には、上下連結横成木3C
14の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の枠
同士の上下連結用孔3G1が前後方向に開設されてい
る。また、各横成木群3C1の左端近傍には、中間部自
在パネル3A同士の結合孔3Jが開設されている。な
お、縦成木群3C2の高さに応じて横成木3C13、3
C13...の本数が増減するのは当然である。
れ、横成木群3C1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群3C2は、少なくとも1本
以上の縦成木3C21が、横成木群3C1に対して直角
方向に、横成木群3C1の長さの概ね何等分かの位置
で、流出防止材3C3の後面に配列され、ボルト等で横
成木群3C1と固着されている。さらに、この縦成木群
3C2の上端は、上部横成木3C11の上面より上方へ
木製柱状部材の直径の2倍より少しく長い寸法分突出さ
れている。この場合、縦成木群3C2の上端が上部横成
木3C11の上面より突出されているのは、枠同士を上
下に連結する場合に上になる枠の上下連結横成木が縦成
木群に被さることにより枠同士の位置がズレず、連結し
やすいためである。縦成木群3C2の上端近傍位置には
枠同士を上下に連結する場合の上下連結孔3Iが前後方
向に開設されている。なお、縦成木群3C2の本数が横
成木群の長さによって増減するのは当然である。
棒、角材等の木製柱状部材でなる横成木群3D1と、縦
成木群3D2と、エキスパンドメタル・金網・プラスチ
ックネット・吸出し防止材等の流出防止材3D3と、コ
ーナー金物3D4から構成され、横成木群3D1は、上
部横成木3D11と、左右連結横成木3D12と、下部
横成木3D14と、その間に適数本の横成木3D13、
3D13...が所定間隔Hを存して並列状態に配列さ
れている。なお、所定間隔Hの寸法は使用される木製柱
状部材の直径より少しく長い寸法に構成されている。そ
して、左右連結横成木3D12には、左右連結横成木3
D12の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の
枠同士の左右連結用孔3G2が前後方向に開設されてい
る。図示の場合、左右連結用孔3G2は3個であるが、
横成木群3D1の長さによって左右連結用孔3G2の数
が増減するのは当然である。また、縦成木群の高さに応
じて横成木3D13、3D13...の本数が増減する
のは当然である。
れ、横成木群3D1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群3D2は、少なくとも1本
以上の縦成木3D21が、横成木群3D1に対して直角
方向に、横成木群3D1の長さの概ね何等分かの位置で
流出防止材3D3の後面に配列され、ボルト等で横成木
群3D1と固着されている。さらに、この縦成木群3D
2の上端は、上部横成木3D11の上面より上方へ木製
柱状部材の直径より少しく長い寸法分突出されている。
なお、縦成木群3D2の本数が横成木群の長さによって
増減するのは当然である。コーナー金物3D4は、中間
部側面パネル3Dの横成木群3D1の後面右端近傍位置
に、横成木群3D1に対して直角方向に、また、上部横
成木3D11の上面とコーナー金物3D4の上端が揃う
ように配列され、ボルトなどで横成木群3D1と固着さ
れている。コーナー金物3D4の横成木群3D1との固
着面と直角の面には、中間部自在パネル3A同士の結合
のための結合孔3D41が前後方向に開設されている。 c.中間部正面パネル3Cと中間部側面パネル3Dと
は、通しボルト3Eにより折り畳み自在に結合され、中
間部自在パネル3Aを構成している。
ボルト3Bを用いて下記のように組立てられている。 a.中間部自在パネル3A一枚を、中間部自在パネル3
Aの中間部正面パネルの上下連結横成木3C14を下に
して地面に対して垂直に、更に中間部正面パネルと中間
部側面パネルの縦成木群を内側にして90℃に開いて立
てる。 b.もう一枚の中間部自在パネル3Aを同様にして、中
間部自在パネル3A二枚を互いに向かい合わせ、四側面
の枠を形成するように立てる。 c.一方の中間部自在パネル3Aの中間部正面パネルの
横成木群3C1の左端と他方の中間部自在パネル3Aの
中間部側面パネルの横成木群3D1の右端が、互いの所
定間隔Hを介して、互い違いになるように組合わせる。 d.一方の中間部自在パネル3Aの中間部側面パネルの
横成木群3D1の右端と他方の中間部自在パネル3Aの
中間部正面パネルの横成木群3C1の左端が、互いの所
定間隔Hを介して、互い違いになるように組合わせる。 e.一方の中間部自在パネル3Aに固着されたコーナー
金物3D4に開設された結合孔3D41と、他方の中間
部自在パネル3Aの中間部正面パネルの横成木群3C1
に開設された結合孔3Jを通して、結合ボルト3Bで結
合する。 f.一方の中間部自在パネル3Aの中間部正面パネルの
横成木群3C1に開設された結合孔3Jと、他方の中間
部自在パネル3Aに固着されたコーナー金物3D4に開
設された結合孔3D41を通して、結合ボルト3Bで結
合する。結合ボルト3Bは、使用される木製柱状部材の
直径により長さが変わるのは当然である。この場合、結
合ボルト3Bの頭内側にはナットの締め付けの際の供回
りを防止するための突起があるとよい。
枚と、結合ボルト4Bから構成されている。 A.堤冠部自在パネル4Aは、堤冠部正面パネル4C
と、堤冠部側面パネル4Dと、通しボルト4Eにより構
成されている。 a.堤冠部正面パネル4Cは、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群4C1と、縦成木群4C2
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材4C3から構成され、横成
木群4C1は、上部横成木4C11と、上下連結横成木
4C14と、その間の適数本の横成木4C13、4C1
3、4C13...が所定間隔Hを存して並列状態に配
列されている。なお、所定間隔Hの寸法は使用される木
製柱状部材の直径より少しく長い寸法に構成されてい
る。上部横成木4C11には堤冠保護材61との緊結用
孔4Lが適数個上下方向に開設されている。図示の場
合、堤冠保護材61との緊結用孔4Lの個数は4個であ
るが、横成木群の長さによって個数が変わるのは当然で
ある。上下連結横成木4C14には、上下連結横成木4
C14の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の
枠同士の上下連結用孔4G1が前後方向に開設されてい
る。また、横成木群4C1の左端近傍には、堤冠部自在
パネル4A同士の結合孔4Jが開設されている。なお、
縦成木群4C2の高さに応じて横成木4C13、4C1
3...の本数が増減するのは当然である。
れ、横成木群4C1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群4C2は、少なくとも1本
以上の縦成木4C21が、横成木群4C1に対して直角
方向に、横成木群4C1の長さの概ね何等分かの位置で
流出防止材4C3の後面に配列され、ボルト等で横成木
群4C1と固着されている。この縦成木群4C2の上端
は、上部横成木4C11の上面と揃うように配列されて
いる。なお、縦成木群4C2の本数が横成木群の長さに
よって増減するのは当然である。
棒、角材等の木製柱状部材でなる横成木群4D1と、縦
成木群4D2と、エキスパンドメタル・金網・プラスチ
ックネット・吸出し防止材等の流出防止材4D3と、コ
ーナー金物4D4から構成され、横成木群4D1は、上
部横成木4D11と、左右連結横成木4D12と、下部
横成木4D14と、その間に適数本の横成木4D13、
4D13...が所定間隔Hを存して並列状態に配列さ
れている。なお、所定間隔Hの寸法は使用される木製柱
状部材の直径より少しく長い寸法に構成されている。そ
して、左右連結横成木4D12には、左右連結横成木4
D12の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の
枠同士の左右連結用孔4G2が前後方向に開設されてい
る。図示の場合、左右連結用孔4G2は3個であるが、
横成木群4D1の長さによって左右連結用孔4G2の数
が増減するのは当然である。また、縦成木群の高さに応
じて横成木4D13、4D13...の本数が増減する
のは当然である。
れ、横成木群4D1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群4D2は、少なくとも1本
以上の縦成木4D21が、横成木群4D1に対して直角
方向に、横成木群4D1の長さの概ね何等分かの位置で
流出防止材4D3の後面に配列され、ボルト等で横成木
群4D1と固着されている。図示の場合、縦成木群4D
2の本数が横成木群の長さによって増減するのは当然で
ある。コーナー金物4D4は、堤冠部側面パネル4Dの
横成木群4D1の後面右端近傍位置に、横成木群4D1
に対して直角方向に、また、上部横成木4D11の上面
とコーナー金物4D4の上端が揃うように配列され、ボ
ルトなどで横成木群4D1と固着されている。コーナー
金物4D4の横成木群4D1との固着面と直角の面に
は、堤冠部自在パネル4A同士の結合のための結合孔4
D41が前後方向に開設されている。 c.堤冠部正面パネル4Cと堤冠部側面パネル4Dと
は、通しボルト4Eにより折り畳み自在に結合され、堤
冠部自在パネル4Aを構成している。
ボルト4Bを用いて下記のように組立てられている。 a.堤冠部自在パネル4A一枚を、堤冠部自在パネル4
Aの堤冠部正面パネルの上下連結横成木4C14を下に
して地面に対して垂直に、更に堤冠部正面パネルと堤冠
部側面パネルの縦成木群を内側にして90℃に開いて立
てる。 b.もう一枚の堤冠部自在パネル4Aを同様にして、堤
冠部自在パネル4A二枚を、互いに向かい合わせ、四側
面の枠を形成するように立てる。 c.一方の堤冠部自在パネル4Aの堤冠部正面パネルの
横成木群4C1の左端と他方の堤冠部自在パネル4Aの
堤冠部側面パネルの横成木群4D1の右端が、互いの所
定間隔Hを介して、互い違いになるように組合わせる。 d.一方の堤冠部自在パネル4Aの堤冠部側面パネルの
横成木群4D1の右端と他方の堤冠部自在パネル4Aの
堤冠部正面パネルの各横成木群4C1の左端が、互いの
所定間隔Hを介して、互い違いになるように組合わせ
る。 e.一方の堤冠部自在パネル4Aに固着されたコーナー
金物4D4に開設された結合孔4D41と、他方の堤冠
部自在パネル4Aの堤冠部正面パネルの横成木群4C1
に開設された結合孔4Jを通して、結合ボルト4Bで結
合する。 f.一方の堤冠部自在パネル4Aの堤冠部正面パネルの
横成木群4C1に開設された結合孔4Jと、他方の堤冠
部自在パネル4Aに固着されたコーナー金物4D4に開
設された結合孔4D41を通して、結合ボルト4Bで結
合する。結合ボルト4Bは、使用される木製柱状部材の
直径により長さが変わるのは当然である。この場合、結
合ボルト4Bの頭内側にはナットの締め付けの際の供回
りを防止するための突起があるとよい。
と、結合ボルト5Bから構成されている。 A.後部自在パネル5Aは、後部正面パネル5Cと、後
部側面パネル5Dと、通しボルト5Eにより構成されて
いる。 a.後部正面パネル5Cは、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群5C1と、縦成木群5C2と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材5C3から構成され、横成木群
5C1は、上部横成木5C11と、前後連結横成木5C
12と、下部横成木5C14と、その間に適数本の横成
木5C13、5C13...が所定間隔Hを存して並列
状態に配列されている。なお、所定間隔Hの寸法は使用
される木製柱状部材の直径より少しく長い寸法に構成さ
れている。そして、前後連結横成木5C12には、前後
連結横成木5C12の概ね何等分かの位置に、少なくと
も2個以上の枠同士の前後連結用孔5G1が前後方向に
開設されている。また、横成木群5C1の左端近傍位置
には、後部自在パネル5A同士の結合孔5Jが開設され
ている。図示の場合、前後連結用孔5G1は3個である
が、横成木群の長さによって前後連結用孔5G1の数が
増減するのは当然である。なお、縦成木群5C2の高さ
に応じて横成木5C13、5C13...の本数が増減
するのは当然である。
れ、横成木群5C1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群5C2は、少なくとも1本
以上の縦成木5C21が、横成木群5C1に対して直角
方向に、横成木群5C1の長さの概ね何等分かの位置
で、流出防止材5C3の後面に配列されボルト等で横成
木群5C1と固着されている。さらに、この縦成木群5
C2の上端は、上部横成木5C11の上面より上方へ木
製柱状部材の直径より少しく長い寸法分突出されてい
る。なお、縦成木群5C2の本数が横成木群の長さによ
って増減するのは当然である。
角材等の木製柱状部材でなる横成木群5D1と、縦成木
群5D2と、エキスパンドメタル・金網・プラスチック
ネット・吸出し防止材等の流出防止材5D3と、コーナ
ー金物5D4から構成され、横成木群5D1は、上部横
成木5D11と、左右連結横成木5D12と、下部横成
木5D14と、その間に適数本の横成木5D13、5D
13...が所定間隔Hを存して並列状態に配列されて
いる。なお、所定間隔Hの寸法は使用される木製柱状部
材の直径より少しく長い寸法に構成されている。そし
て、左右連結横成木5D12には、左右連結横成木5D
12の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個以上の枠
同士の左右連結用孔5G2が前後方向に開設されてい
る。図示の場合、左右連結用孔5G2は3個であるが、
横成木群5D1の長さによって左右連結用孔5G2の数
が増減するのは当然である。この場合、縦成木群の高さ
に応じて横成木5D13、5D13...の本数が増減
するのは当然である。
れ、横成木群5D1の後面の所定位置に釘、タッカー等
で固定されている。縦成木群5D2は、少なくとも1本
以上の縦成木5D21が、横成木群5D1に対して直角
方向に、横成木群5D1の長さの概ね何等分かの位置で
流出防止材5D3の後面に配列され、ボルト等で横成木
群5D1と固着されている。さらに、この縦成木群5D
2の上端は、上部横成木5D11の上面と揃うように配
列されている。なお、縦成木群5D2の本数が横成木群
の長さによって増減するのは当然である。コーナー金物
5D4は、後部側面パネル5Dの横成木群5D1の後面
右端近傍位置に、横成木群5D1に対して直角方向に、
また、上部横成木5D11の上面とコーナー金物5D4
の上端が揃うように配列され、ボルトなどで横成木群5
D1と固着されている。コーナー金物5D4の横成木群
5D1との固着面と直角の面には、後部自在パネル5A
同士の結合のための結合孔5D41が前後方向に開設さ
れている。 c.後部正面パネル5Cと、後部側面パネル5Dとは、
通しボルト5Eにより折り畳み自在に結合され、後部自
在パネル5Aを構成している。
ルト5Bを用いて下記のように組立てられている。 a.後部自在パネル5A一枚を、後部自在パネル5Aの
後部正面パネルの下部横成木5C14を下にして地面に
対して垂直に、更に後部正面パネルと後部側面パネルの
縦成木群を内側にして90℃に開いて立てる。 b.もう一枚の後部自在パネル5Aを同様にして、後部
自在パネル5A二枚を互いに向かい合わせ、四側面の枠
を形成するように立てる。 c.一方の後部自在パネル5Aの後部正面パネルの横成
木群5C1の左端と他方の後部自在パネル5Aの後部側
面パネルの横成木群5D1の右端が、互いの所定間隔H
を介して、互い違いになるように組合わせる。 d.一方の後部自在パネル5Aの後部側面パネルの横成
木群5D1の右端と他方の後部自在パネル5Aの後部正
面パネルの各横成木群5C1の左端が、互いの所定間隔
Hを介して、互い違いになるように組合わせる。 e.一方の後部自在パネル5Aに固着されたコーナー金
物5D4に開設された結合孔5D41と、他方の後部自
在パネル5Aの後部正面パネルの横成木群5C1に開設
された結合孔5Jを通して、結合ボルト5Bで結合す
る。 f.一方の後部自在パネル5Aの後部正面パネルの横成
木群5C1に開設された結合孔5Jと、他方の後部自在
パネル5Aに固着されたコーナー金物5D4に開設され
た結合孔5D41を通して、結合ボルト5Bで結合す
る。結合ボルト5Bは、使用される木製柱状部材の直径
により長さが変わるのは当然である。この場合、結合ボ
ルト5Bの頭内側にはナットの締め付けの際の供回りを
防止するための突起があるとよい。
って構成されている。 第1工程 木製谷止枠1を構成する底部枠2と、中間部枠3と、堤
冠部枠4と、後部枠5を設置する場所の目的等の設計割
付に基づき、現地測量を行う。 第2工程 設計割付及び現地測量に従って、設置場所の床掘りを行
う。 第3工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された底部自在パネ
ル2Aと、後部自在パネル5Aと、現地での取付けとな
る結合ボルト2B、5Bとで、底部枠2及び後部枠5を
組立てる。組立場所は現地組立てに適した場所が確保可
能ならばその場所で行い、吊り込んで設置する方が望ま
しい。 第4工程 設計割付に従い組立てた底部枠2及び後部枠5を配列
し、連結ボルトMを用いて、底部枠2同士を横連結、底
部枠2と後部枠5を前後連結、更に後部枠5同士を横連
結する。設計割付によっては、後部枠5を設置しない場
合がある。 第5工程 設計仕様に従い、底部枠2及び後部枠5に中詰材を投入
・転圧し埋め戻しする。 第6工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された中間部自在パ
ネル3Aと、現地での取付けとなる結合ボルト3Bと
で、中間部枠3を組立てる。組立場所は現地組立に適し
た場所が確保可能ならばその場所で行い、吊り込んで設
置する方が望ましい。
し、連結ボルトMを用いて、中間部枠3と底部枠2を上
下連結し、更に中間部枠3同士を横連結する。設計割付
によっては、中間部枠3の最左端及び最右端に新たに底
部枠2を並列配列し、中間部枠3と底部枠2を横連結す
る場合がある。 第8工程 設計仕様に従い、中間枠3に中詰材を投入・転圧し埋め
戻しする。 第9工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された堤冠部自在パ
ネル4Aと、現地での取付けとなる結合ボルト4Bと
で、堤冠部枠4を組立てる。組立場所は現地組立に適し
た場所が確保可能ならばその場所で行い、吊り込んで設
置する方が望ましい。 第10工程 設計割付に従い組立てた堤冠部枠4を中間部枠3上に配
列し、連結ボルトMを用いて、中間部枠3と堤冠部枠4
を上下連結し、更に堤冠部枠4同士を横連結する。設計
割付によっては、中間部枠3の最左端、最右端に並列配
列された底部枠2の上に、また、中間部枠3を設置しな
いで底部枠2の上に堤冠部枠4を設置し、堤冠部枠4と
底部枠2を上下連結したり、堤冠部枠と中間部枠を横連
結する場合がある。また、堤冠部枠4のみの設置の場合
がある。 第11工程 設計仕様に従い、堤冠部枠4に中詰材を投入・転圧し埋
め戻しする。 第12工程 堤冠部枠4の上部横成木4C11、4C11の上に、現
地での取付けとなる適数本の堤冠保護材61、6
1...を、緊結用孔611、4Lを通して連結ボルト
Mを用いて緊結する。堤冠保護材の本数は、横成木群4
C1の長さによって増減するのは当然である。 第13工程 設計仕様に従い、最終埋め戻しを行う。
わめて良好な効果が得られた。 1.枠の組立と前後・左右・上下の連結を、底部枠2と
中間部枠3と後部枠5について、図1、19、20、2
1を参照しながら説明する。底部自在パネル2A二枚
は、双方の底部側面パネル2Dに取付けられたコーナー
金物2D4に開設された結合孔2D41、2D41と、
双方の底部正面パネル2Cの横成木群2C1に開設され
た結合孔2J、2J...を通して、結合ボルトBで結
合するように構成されている。底部枠2と底部枠2の後
面に配列された後部枠5とは、底部枠2の前後連結横成
木2C12に開設された前後連結孔2G1と後部枠5の
前後連結横成木5C12に開設された前後連結孔5G1
とを通して結合ボルトMで前後連結され、隣合う底部枠
2と底部枠2は、互いの左右連結横成木2D12、2D
12に開設された左右連結孔2G2、2G2同志を通し
て結合ボルトMで左右連結され、中間部枠3は、底部枠
2の縦成木群2C2をガイドにして、底部枠2の上に重
ねられ、底部枠2の縦成木群2C2に開設された上下連
結孔2Iと、中間部枠3の上下連結横成木3C14に開
設された上下連結孔3G1とを通して、連結ボルトMで
上下連結されるように構成されている。 2.木製柱状部材には間伐材が使用されている。 3.木製柱状部材は、木材を炭化する場合に発生する煙
(燻煙)から採取される燻液(または木酢液)と燻煙で
処理されている。また、砒素、クロム等の有害物質を含
むCCAの代りに、砒素、クロムを含まず、薬剤の水へ
の溶脱がほとんど無く、JAS製品にも採用されている
防腐薬剤で加圧注入されている。 4.木製谷止枠の高さは1000mm〜2000mm、
巾は1500mm〜2000mmである。
で次に記載する効果を奏する。 1.木製部材を土木用資材として使用する場合の課題と
して、腐朽等による耐久性の問題があるが、近年、防腐
技術の進歩により無公害でかつ耐用年数の大幅な延長が
可能な薬剤または技術が開発されている。 A.燻煙処理 木材を炭化する場合に発生する煙(燻煙)から採取され
る燻液(または木酢液)と燻煙で木製柱状部材を燻煙処
理する技術であり、木材成分を利用しているため全く無
公害である。 B.防腐材の加圧注入処理 砒素、クロム等の有害物質を含むCCAの代りに、砒
素、クロムを含まず、薬剤の水への溶脱がほとんど無
く、JAS製品にも採用されている防腐薬剤で木製柱状
部材を加圧注入しているため、極めて低公害である。 C.これらの処理による木製柱状部材を使用する事によ
り、自然環境に優しく、かつ要求される耐久性に対応で
きる。使用目的や要求される耐久性によっては無処理の
木製柱状部材の使用も可能である。
る構造の説明 A.パネル構造の説明 パネルは、中詰材の種類によって異なる流出防止材と、
木製柱状部材とからなる正面パネルと、コーナー結合金
物と中詰材の種類によって異なる流出防止材と木製柱状
部材とからなる側面パネルと、通しボルトにより構成さ
れている。パネルは、組立てたときに、90°の角度を
もつ正面と側面が折り畳まれている自在パネルであり、
使用目的によって、底部自在パネル、中間部自在パネ
ル、堤冠部自在パネル、後部自在パネルの4種類があ
る。折り畳まれていることによって、輸送時のパネル容
積を最小限にすることが可能であり、輸送効率を高め
る。 B.枠体として結合する構造 同種の自在パネル2枚を現地にて、それぞれ折り畳んで
あった面を縦成木を内側にして90°に開き、相対する
パネルの部材の所定の位置で結合ボルトを用いて枠体に
組立てる。コーナー金物により、パネル同士の結合時の
枠体の歪み防ぐことができる。結合孔をあらかじめ部材
に開けておくことによって、パネル同士の結合時の孔開
け作業が省かれる。堤冠部枠は、枠体組立後、水の越流
時の中詰材の流失を抑えるための堤冠保護材が緊結され
る。
方法 A.前後の連結 前後の枠体の正面パネルの前後連結横成木に開設された
前後連結孔同士を通して、連結ボルトMで左右連結され
る。連結孔をあらかじめ部材に開けておくことよって、
枠体同士の連結時の孔開け作業が省かれる。 B.左右の連結 隣り合う枠体の側面パネルの左右連結横成木に開設され
た左右連結孔同士を通して、連結ボルトMで左右連結さ
れる。 C.上下の連結 枠体は、下の枠体の前後の正面パネルの縦成木をガイド
にして、上の枠体を重ね、下の枠体の前後の正面パネル
の縦成木に開設された上下連結孔と、上の枠体の前後の
正面パネルの横成木に開設された上下連結孔とを通し
て、連結ボルトMで上下連結される。連結孔をあらかじ
め部材に開けておくことよって、枠体同士の連結時の孔
開け作業が省かれる。
渓床(谷底)、渓岸の安定の説明 A.枠構造の概要 木製柱状部材、流出防止材で4側面が構成されている枠
である。部材同士は、ボルトなどの金物で結合されてい
る。 B.外観 植生の回復が容易で、木製部材を使用しているので、現
行に多く見られるコンクリートや鋼製の構造物と異な
り、景観を損なわず自然環境とよく調和している。 C.渓床(谷底)、渓岸の安定 個々の枠体に中詰材を入れた状態の自重及び上下、左
右、前後に枠同士を連結することにより、転倒・滑動に
対する安定計算がなされている。
る場合、搬入は容易であるが、現地における施工に時間
と人工を要し、結果として極めてコストの高いものとな
る。また、あらかじめ枠構造としたものを現地搬入すれ
ば、施工時間、人工は節減できるが、枠体の輸送コスト
は著しく上昇する。これらの課題解決のため、下記のご
とく木製柱状部材からなるパネルで二面を構成する部材
を折り畳んだ状態で現地搬入し、現地において所定角度
に開いた状態で同種パネル同士を結合し枠体とすること
によって、輸送効率の向上を図ると共に、現地施工時間
と人工の節減を図る。 6.間伐材とその有効利用についての説明 間伐材は、林業生産に伴なって必然的に発生するもので
あり、その発生率は、地域、樹種によっては主材を上回
っている。しかしながら、間伐材は径が小さく、利用範
囲が限られているため、各地方自治体はその利用方法の
模索に懸命であるのが現状である。一方、地球環境の保
護という観点からも、資源の有効活用が図られなければ
ならない。このような状況下で、間伐材の有効活用は各
地方自治体のみならず、国としての重要課題でもある。
本発明は、林業生産に伴なって必然的に発生するにもか
かわらず、利用範囲の限られている間伐材の利用拡大、
貴重な資源の有効活用を図れるものである。
合、従来、玉石あるいは詰め石材を別途搬入し、枠体内
部に充填する方法が一般的であったが、これら玉石、詰
め石材の入手難、コスト高等の課題は現地の採掘土を1
00%活用することで解決する。現地の採掘土を活用す
ることで、地質環境の変化が避けられる。 8.地質環境が変化しない為、現地に植生していた草木
類あるいは同類のものを植栽することによって自然環境
の変化が防げる。また、木製部材が露出していたとして
も周辺の自然環境との調和には問題がない。 9.この他、安価に製造できる、部品点数が少ないので
組立てが容易である、経済的であるなどの効果をも有す
るものである。
視図である。
視図である。
た斜視図である。
た斜視図である。
見た斜視図である。
見た斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
示す分解斜視図である。
る。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 底部枠(2)と、中間部枠(3)と、堤
冠部枠(4)と、後部枠(5)から構成されていること
を特徴とする木製谷止枠。底部枠(2)は、底部自在パ
ネル(2A)が二枚と、結合ボルト(2B)から構成さ
れ、 A.底部自在パネル(2A)は、底部正面パネル(2
C)と、底部側面パネル(2D)と、通しボルト(2
E)により構成され、 底部正面パネル(2C)は、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群(2C1)と、縦成木群(2C
2)と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネッ
ト・吸出し防止材等の流出防止材(2C3)から構成さ
れ、横成木群(2C1)は、上部横成木(2C11)
と、前後連結横成木(2C12)と、下部横成木(2C
14)と、その間に適数本の横成木(2C13、2C1
3...)が所定間隔(H)を存して並列状態に配列さ
れ、前後連結横成木(2C12)には、枠同士の前後連
結用孔(2G1)が前後方向に開設され、各横成木群
(2C1)の左端近傍には、底部自在パネル(2A)同
士の結合孔(2J)が開設され、流出防止材(2C3)
は、横成木群(2C1)の後面に釘、タッカー等で固定
され、縦成木群(2C2)は、少なくとも1本以上の縦
成木(2C21)が、横成木群(2C1)に対して直角
方向に、横成木群(2C1)の長さの概ね何等分かの位
置で流出防止材(2C3)の後面に配列され、ボルト等
で横成木群(2C1)と固着され、さらに、この縦成木
群(2C2)の上端は、上部横成木(2C11)の上面
より上方へ突出され、縦成木群(2C2)の上端近傍位
置には枠同士を上下に連結する場合の上下連結孔(2
I)が前後方向に開設されていること。底部側面パネル
(2D)は、丸太、丸棒、角材等の木製柱状部材でなる
横成木群(2D1)と、縦成木群(2D2)と、エキス
パンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出し防止
材等の流出防止材(2D3)と、コーナー金物(2D
4)から構成され、横成木群(2D1)は、上部横成木
(2D11)と、左右連結横成木(2D12)と、下部
横成木2D14と、その間に適数本の横成木(2D1
3、2D13...)が所定間隔(H)を存して並列状
態に配列され、左右連結横成木(2D12)には、枠同
士の左右連結用孔(2G2)が前後方向に開設され、流
出防止材(2D3)は、横成木群(2D1)の後面に
釘、タッカー等で固定され、縦成木群(2D2)は、少
なくとも1本以上の縦成木(2D21)が、横成木群
(2D1)に対して直角方向に、横成木群(2D1)の
長さの概ね何等分かの位置で流出防止材(2D3)の後
面に配列され、ボルト等で横成木群(2D1)と固着さ
れ、この縦成木群(2D2)の上端は、上部横成木(2
D11)の上面より上方へ突出され、コーナー金物(2
D4)は、底部側面パネル(2D)の横成木群(2D
1)の後面右端近傍位置に、横成木群(2D1)に対し
て直角方向に、ボルトなどで横成木群(2D1)と固着
され、コーナー金物(2D4)の横成木群(2D1)と
の固着面と直角の面には、底部自在パネル(2A)同士
の結合のための結合孔(2D41)が前後方向に開設さ
れ、底部正面パネル(2C)と底部側面パネル(2D)
とは、通しボルト(2E)により折り畳み自在に結合さ
れていること。 B.一方の底部自在パネル(2A)と他方の底部自在パ
ネル(2A)を、通しボルトを中心に平面略L字状に開
き、互いに有するコーナー金物に互いの横成木群の結合
孔を結合ボルト(2B)により結合すること。中間部枠
(3)は、中間部自在パネル(3A)が二枚と、結合ボ
ルト(3B)から構成され、 A.中間部自在パネル(3A)は、中間部正面パネル
(3C)と、中間部側面パネル(3D)と、通しボルト
(3E)により構成され、 中間部正面パネル(3C)は、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群(3C1)と、縦成木群(3
C2)と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネ
ット・吸出し防止材等の流出防止材(3C3)から構成
され、横成木群(3C1)は、上部横成木(3C11)
と、上下連結横成木(3C14)と、その間に適数本の
横成木(3C13、3C13、3C13...)が所定
間隔(H)を存して並列状態に配列され、上下連結横成
木(3C14)には、枠同士の上下連結用孔(3G1)
が前後方向に開設され、各横成木群(3C1)の左端近
傍には、中間部自在パネル(3A)同士の結合孔(3
J)が開設され、流出防止材(3C3)は、横成木群
(3C1)の後面に釘、タッカー等で固定され、縦成木
群(3C2)は、少なくとも1本以上の縦成木(3C2
1)が、横成木群(3C1)に対して直角方向に、横成
木群(3C1)の長さの概ね何等分かの位置で、流出防
止材(3C3)の後面に配列され、ボルト等で横成木群
(3C1)と固着され、この縦成木群(3C2)の上端
は、上部横成木(3C11)の上面より上方へ突出さ
れ、縦成木群(3C2)の上端近傍位置には枠同士を上
下に連結する場合の上下連結孔(3I)が前後方向に開
設されていること。中間部側面パネル(3D)は、丸
太、丸棒、角材等の木製柱状部材でなる横成木群(3D
1)と、縦成木群(3D2)と、エキスパンドメタル・
金網・プラスチックネット・吸出し防止材等の流出防止
材(3D3)と、コーナー金物(3D4)から構成さ
れ、横成木群(3D1)は、上部横成木(3D11)
と、左右連結横成木(3D12)と、下部横成木(3D
14)と、その間に適数本の横成木(3D13、3D1
3...)が所定間隔(H)を存して並列状態に配列さ
れ、そして、左右連結横成木(3D12)には、枠同士
の左右連結用孔(3G2)が前後方向に開設され、流出
防止材(3D3)は、横成木群(3D1)の後面に釘、
タッカー等で固定され、縦成木群(3D2)は、少なく
とも1本以上の縦成木(3D21)が、横成木群(3D
1)に対して直角方向に、横成木群(3D1)の長さの
概ね何等分かの位置で流出防止材(3D3)の後面に配
列され、ボルト等で横成木群(3D1)と固着され、こ
の縦成木群(3D2)の上端は、上部横成木(3D1
1)の上面より上方へ突出され、コーナー金物(3D
4)は、中間部側面パネル(3D)の横成木群(3D
1)の後面右端近傍位置に、横成木群(3D1)に対し
て直角方向に、ボルトなどで横成木群(3D1)と固着
され、コーナー金物(3D4)の横成木群(3D1)と
の固着面と直角の面には、中間部自在パネル(3A)同
士の結合のための結合孔(3D41)が前後方向に開設
され、中間部正面パネル(3C)と中間部側面パネル
(3D)とは、通しボルト(3E)により折り畳み自在
に結合されていること。 B.一方の中間部自在パネル(3A)と他方の中間部自
在パネル(3A)を、通しボルトを中心に平面略L字状
に開き、互いに有するコーナー金物に互いの横成木群の
結合孔を結合ボルト(3B)により結合すること。堤冠
部枠(4)は、堤冠部自在パネル(4A)が二枚と、結
合ボルト(4B)から構成され、 A.堤冠部自在パネル(4A)は、堤冠部正面パネル
(4C)と、堤冠部側面パネル(4D)と、通しボルト
(4E)により構成され、 堤冠部正面パネル(4C)は、丸太、丸棒、角材等の木
製柱状部材でなる横成木群(4C1)と、縦成木群(4
C2)と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネ
ット・吸出し防止材等の流出防止材(4C3)から構成
され、横成木群(4C1)は、上部横成木(4C11)
と、上下連結横成木(4C14)と、その間の適数本の
横成木(4C13、4C13、4C13...)が所定
間隔(H)を存して並列状態に配列され、上部横成木
(4C11)には堤冠保護材(61)との緊結用孔(4
L)が適数個上下方向に開設され、上下連結横成木(4
C14)には、上下連結横成木(4C14)の概ね何等
分かの位置に、少なくとも2個以上の枠同士の上下連結
用孔(4G1)が前後方向に開設され、横成木群(4C
1)の左端近傍には、堤冠部自在パネル(4A)同士の
結合孔(4J)が開設され、流出防止材(4C3)は、
横成木群(4C1)の後面に釘、タッカー等で固定さ
れ、縦成木群(4C2)は、少なくとも1本以上の縦成
木(4C21)が、横成木群(4C1)に対して直角方
向に、横成木群(4C1)の長さの概ね何等分かの位置
で流出防止材(4C3)の後面に配列され、ボルト等で
横成木群(4C1)と固着されていること。堤冠部側面
パネル(4D)は、丸太、丸棒、角材等の木製柱状部材
でなる横成木群(4D1)と、縦成木群(4D2)と、
エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・吸出
し防止材等の流出防止材(4D3)と、コーナー金物
(4D4)から構成され、横成木群(4D1)は、上部
横成木(4D11)と、左右連結横成木(4D12)
と、下部横成木(4D14)と、その間に適数本の横成
木(4D13、4D13...)が所定間隔(H)を存
して並列状態に配列され、左右連結横成木(4D12)
には、左右連結横成木(4D12)の概ね何等分かの位
置に、少なくとも2個以上の枠同士の左右連結用孔(4
G2)が前後方向に開設され、流出防止材(4D3)
は、横成木群(4D1)の後面に釘、タッカー等で固定
され、縦成木群(4D2)は、少なくとも1本以上の縦
成木(4D21)が、横成木群(4D1)に対して直角
方向に、横成木群(4D1)の長さの概ね何等分かの位
置で流出防止材(4D3)の後面に配列され、ボルト等
で横成木群(4D1)と固着され、コーナー金物(4D
4)は、堤冠部側面パネル(4D)の横成木群(4D
1)の後面右端近傍位置に、横成木群(4D1)に対し
て直角方向に、ボルトなどで横成木群(4D1)と固着
され、コーナー金物(4D4)の横成木群(4D1)と
の固着面と直角の面には、堤冠部自在パネル(4A)同
士の結合のための結合孔(4D41)が前後方向に開設
され、堤冠部正面パネル(4C)と堤冠部側面パネル
(4D)とは、通しボルト(4E)により折り畳み自在
に結合されていること。 B.一方の堤冠部自在パネル(4A)と他方の堤冠部自
在パネル(4A)を、通しボルトを中心に平面略L字状
に開き、互いに有するコーナー金物に互いの横成木群の
結合孔を結合ボルト(4B)により結合すること。後部
枠(5)は、後部自在パネル(5A)が2枚と、結合ボ
ルト(5B)から構成され、 A.後部自在パネル(5A)は、後部正面パネル(5
C)と、後部側面パネル(5D)と、通しボルト(5
E)により構成され、 後部正面パネル(5C)は、丸太、丸棒、角材等の木製
柱状部材でなる横成木群(5C1)と、縦成木群(5C
2)と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネッ
ト・吸出し防止材等の流出防止材(5C3)から構成さ
れ、横成木群(5C1)は、上部横成木(5C11)
と、前後連結横成木(5C12)と、下部横成木(5C
14)と、その間に適数本の横成木(5C13、5C1
3...)が所定間隔(H)を存して並列状態に配列さ
れ、前後連結横成木(5C12)には、前後連結横成木
(5C12)の概ね何等分かの位置に、少なくとも2個
以上の枠同士の前後連結用孔(5G1)が前後方向に開
設され、横成木群(5C1)の左端近傍位置には、後部
自在パネル(5A)同士の結合孔(5J)が開設され、
流出防止材(5C3)は、横成木群(5C1)の後面に
釘、タッカー等で固定され、縦成木群(5C2)は、少
なくとも1本以上の縦成木(5C21)が、横成木群
(5C1)に対して直角方向に、横成木群(5C1)の
長さの概ね何等分かの位置で、流出防止材(5C3)の
後面に配列されボルト等で横成木群(5C1)と固着さ
れ、この縦成木群(5C2)の上端は、上部横成木(5
C11)の上面より上方へ突出されていること。後部側
面パネル(5D)は、丸太、丸棒、角材等の木製柱状部
材でなる横成木群(5D1)と、縦成木群(5D2)
と、エキスパンドメタル・金網・プラスチックネット・
吸出し防止材等の流出防止材(5D3)と、コーナー金
物(5D4)から構成され、横成木群(5D1)は、上
部横成木(5D11)と、左右連結横成木(5D12)
と、下部横成木(5D14)と、その間に適数本の横成
木(5D13、5D13...)が所定間隔(H)を存
して並列状態に配列され、左右連結横成木(5D12)
には、左右連結横成木(5D12)の概ね何等分かの位
置に、少なくとも2個以上の枠同士の左右連結用孔(5
G2)が前後方向に開設され、流出防止材(5D3)は
横成木群(5D1)の後面に釘、タッカー等で固定さ
れ、縦成木群(5D2)は、少なくとも1本以上の縦成
木(5D21)が、横成木群(5D1)に対して直角方
向に、横成木群(5D1)の長さの概ね何等分かの位置
で流出防止材(5D3)の後面に配列され、ボルト等で
横成木群(5D1)と固着され、コーナー金物(5D
4)は、後部側面パネル(5D)の横成木群(5D1)
の後面右端近傍位置に、横成木群(5D1)に対して直
角方向に、ボルトなどで横成木群(5D1)と固着さ
れ、コーナー金物(5D4)の横成木群(5D1)との
固着面と直角の面には、後部自在パネル(5A)同士の
結合のための結合孔(5D41)が前後方向に開設さ
れ、後部正面パネル(5C)と、後部側面パネル(5
D)とは、通しボルト(5E)により折り畳み自在に結
合されていること。 B.一方の後部自在パネル(5A)と他方の後部自在パ
ネル(5A)を、通しボルトを中心に平面略L字状に開
き、互いに有するコーナー金物に互いの横成木群の結合
孔を結合ボルト(5B)により結合すること。 - 【請求項2】 木製柱状部材には間伐材が使用されてい
る請求項1記載の木製谷止枠。 - 【請求項3】 木製柱状部材は燻煙で処理されている請
求項1あるいは請求項2記載の木製谷止枠。 - 【請求項4】 下記の各工程から構成されていることを
特徴とする谷止の形成方法。 第1工程 木製谷止枠1を設置する場所の目的等の設計割付に基づ
き、現地測量を行う。 第2工程 設計割付及び現地測量に従って、設置場所の床掘りを行
う。 第3工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された底部自在パネ
ル(2A)と、後部自在パネル(5A)と、現地での取
付けとなる結合ボルト(2B、5B)とで、底部枠
(2)及び後部枠(5)を組立てる。 第4工程 設計割付に従い組立てた底部枠(2)及び後部枠(5)
を配列し、連結ボルト(M)を用いて、底部枠(2)同
士を横連結、底部枠(2)と後部枠(5)を前後連結、
更に後部枠(5)同士を横連結する。 第5工程 設計仕様に従い、底部枠(2)及び後部枠(5)に中詰
材を投入・転圧し埋め戻しする。 第6工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された中間部自在パ
ネル(3A)と、現地での取付けとなる結合ボルト(3
B)とで、中間部枠(3)を組立てる。 第7工程 設計割付に従い組立てた中間部枠(3)を底部枠(2)
上に配列し、連結ボルト(M)を用いて、中間部枠
(3)と底部枠(2)を上下連結し、更に中間部枠
(3)同士を横連結する。 第8工程 設計仕様に従い、中間部枠(3)に中詰材を投入・転圧
し埋め戻しする。 第9工程 あらかじめパネル化され現場に搬入された堤冠部自在パ
ネル(4A)と、現地での取付けとなる結合ボルト(4
B)とで、堤冠部枠(4)を組立てる。 第10工程 設計割付に従い組立てた堤冠部枠(4)を中間部枠
(3)上に配列し、連結ボルト(M)を用いて、中間部
枠(3)と堤冠部枠(4)を上下連結し、更に堤冠部枠
(4)同士を横連結する。 第11工程 設計仕様に従い、堤冠部枠(4)に中詰材を投入・転圧
し埋め戻しする。 第12工程 堤冠部枠(4)の上部横成木(4C11、4C11)の
上に、現地での取付けとなる適数本の堤冠保護材(6
1、61...)を、緊結用孔(611、4L)を通し
て連結ボルト(M)を用いて緊結する。 第13工程 設計仕様に従い、最終埋め戻しを行う。
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---|---|---|---|
JP12245599A JP4171555B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 木製谷止枠 |
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---|---|---|---|
JP12245599A JP4171555B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 木製谷止枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000314117A true JP2000314117A (ja) | 2000-11-14 |
JP4171555B2 JP4171555B2 (ja) | 2008-10-22 |
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ID=14836283
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12245599A Expired - Fee Related JP4171555B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 木製谷止枠 |
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---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101016409B1 (ko) | 2010-06-10 | 2011-02-21 | 한라건설주식회사 | 하천의 여울과 소의 조성 공법 |
JP5973039B1 (ja) * | 2015-08-05 | 2016-08-17 | 日田小径木企業組合 | 木工沈床キットおよび木工沈床の施工方法 |
CN106614106A (zh) * | 2017-03-02 | 2017-05-10 | 王云康 | 一种蜜蜂产品组装盒保存巢框 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12245599A patent/JP4171555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101016409B1 (ko) | 2010-06-10 | 2011-02-21 | 한라건설주식회사 | 하천의 여울과 소의 조성 공법 |
JP5973039B1 (ja) * | 2015-08-05 | 2016-08-17 | 日田小径木企業組合 | 木工沈床キットおよび木工沈床の施工方法 |
CN106614106A (zh) * | 2017-03-02 | 2017-05-10 | 王云康 | 一种蜜蜂产品组装盒保存巢框 |
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