JP5973039B1 - 木工沈床キットおよび木工沈床の施工方法 - Google Patents
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この木工沈床は、例えば特許文献1に示すように、あらかじめ工場で作製されている。すなわち、矩形状の床材を準備し、この床材の4つの辺部に、縦材(縦柵用横木)と横材(横柵用横木)とを立設し、これらを井桁状に組み付ける。この後、これらが直交する4つのコーナー部に4本の通しボルトを上下にそれぞれ挿通して締結する。その後、工場設置のクレーンにより木工沈床を吊り上げてトラックの荷台に載せ、これを現場近傍の空き地までトラック輸送する。クレーンにより木工沈床を荷台から空き地に吊り下ろし、これをフォークリフトやクレーンなどで河床にまで運び込み、さらに木工沈床の内部空間に割石、石塊などの石材を詰め込んで使用する。
このように、木工沈床を河岸付近の水中に沈設することで、河川水による河床の洗堀を防止することができ、かつ木工沈床が魚や水中生物の休息、餌場、避難所となるとともに、川水を浄化し、自然環境の保全も図ることができる。
このように、従来は、工場で木工沈床を立体として組み立てていたため、木工沈床の現場輸送物が嵩高になっていた。その結果、工場内に出荷待機する木工沈床を保管する大きなスペースが必要で、かつ、現場輸送時、1台の大型トラックでは数台の木工沈床のみしか積載することができず、木工沈床の輸送効率が低いとともに、工場および現場に木工沈床の積み降ろし用のクレーンを手配しなければならなかった。
そこで、積み重ねた縦材と横材との直交部分を、直接、ビス止めすることが考えられる。しかしながら、この方法では、例えば石材の投入時や洪水時などのように木工沈床に多方向から大きな外力が作用した際、固定用のビスが変形して縦材と横材とが位置ずれし、木工沈床が型崩れし易かった。
また、現場での5枚のパネルからなる木工沈床キットの組み立て時、木工沈床の各コーナー部にあっては、井桁状に組み付けた縦柵用横木と横柵用横木とを、木工沈床の内外方向から縦柵用支柱と横柵用支柱とにより挟み込む木組み構造としたため、木工沈床の矩形枠体として対角線方向の外力に対しての剛性が高まり、例えば洪水時などに木工沈床に大きな外力が作用しても、木工沈床が型崩れしにくいことを知見し、本発明を完成させた。
また、この発明は、現場でセメント系水硬性硬化物をウエイト(重石)とした木工沈床を簡単に作製することができる木工沈床キットおよび木工沈床の施工方法を提供することを目的としている。
床材としては、平行な一対の縦配置される敷成木に、複数の横配置される敷成木を等間隔で連結した簀子床などを採用することができる。
敷成木とは、木工沈床の床に敷かれる成木である。
敷成木の素材としては、例えば杉、松、桧といった土木建築用の木材を採用することができる(縦柵用支柱、縦柵用横木、横柵用支柱、横柵用横木も同じ)。杉材がコスト、加工などの面で最適である。
敷成木は丸太でも角材でもよい(縦柵用支柱、縦柵用横木、横柵用支柱、横柵用横木も同じ)。
各木材のサイズは任意である。ただし、同じ品目の木材の形状、長さ、幅(円柱では直径)等の寸法は同一が好ましい。
木工沈床とは、矩形状の床材を底板とし、その4つの辺部に、対応する各横木が井桁状に組まれた2つの縦柵と2つの横柵とを平面視して矩形枠状に配置した周側壁とからなるものである。縦柵用横木と横柵用横木とが井桁状に組まれているため、周側壁には例えば小魚などの生息地となる多数の隙間が存在する。
なお、直交して押し当てられた各支柱と各横木とは、例えばビス止めによって固定される。その他、釘止め、楔止め、各種の固定金具を介したビス止めや釘止めでもよい。この場合、2本のビスを用いて1本の支柱とこれに接する交差する2本の横木とをそれぞれ連結する。よって、2本のビス同士は平面視して直交するねじれの位置にあることとなる。
木工沈床内に投入される石材としては、例えば、玉石、割石、石塊などである。
「矩形状の床材と、2つの縦柵と、2つの横柵とを、あらかじめ作製し」とは、床材、各縦柵および各横柵を、現場に搬入する前にそれぞれをパネル材として作製することを意味する。縦柵であれば、2本の横木と2本の支柱とを所定位置において固着し、これ自身で井桁に類似した矩形状の木組みとする。
現場搬入物の現場への搬入は、例えばトラック輸送、鉄道輸送などにより行なわれる。
シート状床材は、木工沈床の周側壁の下端面に直接固定することができる。その他、同一サイズの敷成木からなる一対の平行(水平)に離間した床用巻き芯材に、平面視して矩形状の床用養生シートの一対の辺部を巻き付けて固定してもよい。この方が、シート状床材の取り扱いが容易となるため好ましい。
また、シート付横柵の内側に横柵用養生シートを展張する際には、例えば、一対の横柵用支柱間に横柵用養生シートを展張状態で固定する。その他、シート付横柵の内側に配置された一対の横柵用シート展張支柱間に、横柵用養生シートを展張状態で固定してもよい。
セメント系水硬性材料としては、例えばモルタル、コンクリートなどである。
また、木工沈床の各コーナー部の組み立てに際して、井桁状に組み付けた複数の縦柵用横木と複数の横柵用横木とを、対応する縦柵用支柱と横柵用支柱とによって、木工沈床の内外方向から挟み込むようにしている。このように、木工沈床の各コーナー部に組み木構造を配設したことで、従来の通しボルトを採用したものに比べて木工沈床の枠体としての剛性が高まり、例えば河川が氾濫した際でも木工沈床が壊れにくい。
木工沈床キット10が現場に搬入された後、簀子11の4つの辺部に、2つの縦柵14と2つの横柵17とがそれぞれ立設され、かつ、各縦柵用横木13と各横柵用横木16とが井桁状になるように組み付けられて、全体として上側が開放された箱状の枠体である木工沈床18が作製されることとなる。木工沈床18の内部空間には、石材19が充填されることになる。
また、木工沈床18の4つのコーナー部は、井桁状に組み付けた複数の縦柵用横木13と複数の横柵用横木16とを、対応する縦柵用支柱12と横柵用支柱15との間に、木工沈床18の内外方向から挟み込んだ、組み木構造となっている。
図1および図2に示すように、簀子11は、Y1−Y2方向に長い断面円形の一対の縦敷成木20と、これらの縦敷成木20と両端部が直交し、かつX1−X2方向に長くかつY1−Y2方向に所定ピッチで離間した7本の横敷成木21とを有している。簀子11は、1人または数人の作業員によって持ち運べるサイズ(例えば縦横2m)のものである。
2本の縦敷成木20は同一サイズの杉丸太である。また、各横敷成木21は、縦敷成木20より小径で、かつ縦敷成木20と同一長さの杉丸太である。各横敷成木21の両端部は、対応する縦敷成木20より外方に突出し、この状態でそれぞれ1本のビスBによって縦敷成木20に固定されている。ただし、最もY1側および最もY2側に配された横敷成木21は、それぞれ2本のビスBによって、対応する縦敷成木20の両端部に固定されている。2本止めとした理由は、仮にビスB1本であれば、簀子11の四隅部分に配置された各1本のビスBを中心として、縦敷成木20や横敷成木21が回動し、簀子11を運ぶ際などに変形しやすくなるためである。
各縦柵14の一部を構成する2本の縦柵用支柱12は、それぞれがZ1−Z2方向に長く、かつ横敷成木21より小径な同一サイズの杉丸太である。また、2本の縦柵用横木13は、それぞれがY1−Y2方向に長く、かつ縦敷成木20と同一サイズの杉丸太である。各縦柵用支柱12の長さは、縦柵用横木(縦敷成木20)13の直径の5倍としている。
各縦柵用支柱12は、対応する2本の縦柵用横木13の両端部の井桁内側(木工沈床18のコーナー部の内側)に、それぞれビスBにより固定されている(図4)。
また、Y2側の各縦柵用支柱12は、平面視して、それらのY2側の周側端を、対応する縦柵用横木13のY2側の端面から横柵用支柱15の直径と横柵用横木16の直径とを加算した長さ分だけY1方向へ離間した位置に揃えた状態で、各縦柵用横木13に固定されている。
各下段の縦柵用横木13は、各縦柵用支柱12の下端を基準として、縦柵用横木13の直径の3倍の高さに配置されている。また、各上段の縦柵用横木13は、各縦柵用支柱12の下端を基準として、縦柵用横木13の直径の5倍の高さに配置されている。
横柵17の一部を構成する2本の横柵用支柱15は、Z1−Z2方向に長く、かつ縦柵用支柱12と同一サイズの杉丸太である。また、2本の横柵用横木16は、X1−X2方向に長く、かつ縦敷成木(縦柵用横木13)20と同一サイズの杉丸太である。横柵17は、1人の作業員が持ち運べるサイズおよび重量となっている(縦柵14も同じ)。
各横柵用支柱15は、対応する2本の横柵用横木16の両端部の井桁外側(木工沈床18のコーナー部の外側)にビスBにより固定されている(図5)。
X2側の各横柵用支柱15は、平面視して、それぞれのX2側の周側端を、対応する横柵用横木16のX2側の端面に揃えた状態で、各横柵用横木16に固定されている。
下段の横柵用横木16は、各横柵用支柱15の下端を基準として、横柵用横木16の直径の2倍の高さに配置されている。また、上段の横柵用横木16は、基準を同じとして、横柵用横木16の直径の4倍の高さに配置されている。
木工沈床18は、床材である簀子11の各辺部上に、2つの縦柵14と2つの横柵17とを、各縦柵用横木13と各横柵用横木16とが井桁状になるように組み付けて作製されたものである。木工沈床18の外周部には、平面視して正方形の枠体である周側壁22が立設される。
木工沈床18の内部空間に投入される石材19は、現場の河岸から集めた割石や石塊である。
図1に示すように、あらかじめ工場内で、木工沈床キット10の構成体である矩形状の簀子11と、2つの縦柵14と、2つの横柵17とをそれぞれ製造(プレハブ)する。これらは、現場へトラック輸送される現場搬送物となる。
その後、これらの現場搬送物を作業員がトラックの荷台に積み込み、現場の河岸までトラック搬送する。
図2および図3に示すように、河床では、まず河床に簀子11を敷き、簀子11の4つの辺部に、2つの縦柵14と2つの横柵17とを井桁状に組み付けて木工沈床18を組み立てる。具体的には、隣り合う2本の縦柵用横木13と2本の横柵用横木16とを井桁状に組み付けることで、簀子11の外周部上に平面視して正方形の周側壁22が立設された木工沈床18が作製される。このとき、4本の縦柵用支柱12の下端部によって、簀子11のコーナー部がそれぞれ位置決めされる(図2および図4)。
これらのコーナー部では、各縦柵用支柱12と、これらの縦柵用支柱12に当接する各縦柵用横木13および各横柵用横木16とが、それぞれ1本のビスBによって固定されるとともに、各横柵用支柱15と、これらの横柵用支柱15に当接する各縦柵用横木13および各横柵用横木16とが、それぞれ1本のビスBによって固定される。ビスによる木材同士の固定によるため、きわめて迅速な組み立てを行うことができる。
図6〜図8に示すように、実施例2の木工沈床キット10Aの特徴は、簀子11に代えて、平面視して正方形のシート状床材30を採用し、また縦柵14に代えて、縦柵14の内側に縦柵用養生シート31が展張されたシート付縦柵32を採用し、さらに横柵17に代えて、横柵17の内側に横柵用養生シート33が展張されたシート付横柵34を採用することで、シート状床材30の4つの辺部に、2つのシート付縦柵32と2つのシート付横柵34とを井桁状に組み付けた木工沈床40を採用するとともに、木工沈床40の内部空間への充填物として、実施例1の石材19に代えてモルタル(セメント系水硬性材料)35を採用した点である。
図6および図7に示すように、シート状床材30は、同一サイズの敷成木からなる一対の平行に離間した床用巻き芯材36に、平面視して正方形の床用養生シート37の一対の辺部を巻き付けられたものである。各床用巻き芯材36は縦柵用支柱12と同一直径で、かつその長さは、平面視して、Y1側の縦柵用支柱12におけるY1側の周側端と、Y2側の縦柵用支柱12におけるY2側の周側端とを結ぶ直線の長さと同じである。また、各床用巻き芯材36の直径は、縦柵用支柱12の直径と同じである。さらに、床用養生シート37は土木用の防草シートである(縦柵用養生シート31、横柵用養生シート33も同じ)。
各横柵用シート展張支柱41は、横柵用支柱15と同一サイズのものである。X1側の各横柵用シート展張支柱41は、平面視して、それらのX1側の周側端を、対応する横柵用横木16のX1側の端面から縦柵用支柱12の直径と縦柵用横木13の直径とを加算した長さ分だけX2方向へ離間した位置に揃えた状態で、各横柵用横木16に固定されている。また、X2側の各横柵用シート展張支柱41は、平面視して、それらのX2側の周側端を、対応する横柵用横木16のX2側の端面から縦柵用支柱12の直径と縦柵用横木13の直径とを加算した長さ分だけX1方向へ離間した位置に揃えた状態で、各横柵用横木16に固定されている。
両横柵用シート展張支柱41の井桁外側には、X1−X2方向に長い矩形状の横柵用養生シート33が展張状態で巻き付くようにステープル止めされている。また、両横柵用シート展張支柱41の下端部および上端部の井桁外側には、横柵用養生シート33を挟み込むように、X1−X2方向に長い横柵用補助横木39がそれぞれ1本のビスBによって固定されている。横柵用補助横木39は、床用巻き芯材36と同じ長さにカットした横柵用横木16を半割したもので、その半割面を横柵用支柱15に当接して使用される。
図6に示すように、実施例2の土木沈床キット10Aは、現場に搬入されたシート状床材30の4つの辺部に、2つのシート付縦柵32と2つのシート付横柵34とを井桁状に組み付けて木工沈床40を組み立てる。このとき、木工沈床40の内側に、シート状床材30、一対の縦柵用養生シート31および一対の横柵用養生シート33からなるシート状の袋体42が形成される。
図7および図8に示すように、その後、袋体42にモルタル35を充填してこれを養生固化することで、モルタル35をウエイトとした木工沈床40を現場で簡単に作製することができる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1から推測可能な範囲であるため説明を省略する。
11 簀子(床材)、
12 縦柵用支柱、
13 縦柵用横木、
14 縦柵、
15 横柵用支柱、
16 横柵用横木、
17横柵、
18,40 木工沈床、
19 石材、
30 シート状床材、
31 縦柵用養生シート、
32 シート付縦柵、
33 横柵用養生シート、
34 シート付横柵、
35 モルタル(セメント系水硬性材料)。
Claims (4)
- 複数の敷成木からなる平面視して矩形状の床材と、
木材からなる一対の平行に離間した縦柵用支柱に、複数の縦柵用横木が上下に横架された2つの縦柵と、
木材からなる一対の平行に離間した横柵用支柱に、複数の横柵用横木が上下に横架された2つの横柵とを備え、
前記床材の4つの辺部に、前記2つの縦柵と前記2つの横柵とを、前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とが井桁状になるように組み付けて木工沈床とする木工沈床キットであって、
前記木工沈床の各コーナー部は、対応する前記縦柵用支柱と前記横柵用支柱との間に、井桁状に組み付けた前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とを、前記木工沈床の内外方向から挟み込む組み木構造とした木工沈床キット。 - 複数の敷成木からなる平面視して矩形状の床材と、木材からなる一対の平行に離間した縦柵用支柱に、複数の縦柵用横木が上下に横架された2つの縦柵と、木材からなる一対の平行に離間した横柵用支柱に、複数の横柵用横木が上下に横架された2つの横柵とを備えた木工沈床キットを、それぞれ現場とは異なる場所であらかじめ作製し、
得られた該木工沈床キットを構成する前記床材と、前記2つの縦柵と、前記2つの横柵とを現場に搬入し、
該現場で、前記床材の4つの辺部に、前記2つの縦柵と前記2つの横柵とを、前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とが井桁状になるように組み付けて木工沈床を作製し、
得られた木工沈床の内部空間に石材を充填する木工沈床の施工方法であって、
前記木工沈床を組み立てる際、該木工沈床の各コーナー部は、対応する前記縦柵用支柱と前記横柵用支柱との間で、井桁状に組み付けた前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とを、前記木工沈床の内外方向から挟み込むようにした木工沈床の施工方法。 - 平面視して矩形状のシート状床材と、
木材からなる一対の平行に離間した縦柵用支柱に、複数の縦柵用横木が上下に横架され、かつ内側に縦柵用養生シートが展張された2つのシート付縦柵と、
木材からなる一対の平行に離間した横柵用支柱に、複数の横柵用横木が上下に横架され、かつ内側に横柵用養生シートが展張された2つのシート付横柵と、
前記シート状床材の4つの辺部に、前記2つのシート付縦柵と前記2つのシート付横柵とを、前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とが井桁状になるように組み付けて木工沈床とする木工沈床キットであって、
前記木工沈床の各コーナー部は、対応する前記縦柵用支柱と前記横柵用支柱との間に、井桁状に組み付けた前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とを、前記木工沈床の内外方向から挟み込む組み木構造とした木工沈床キット。 - 平面視して矩形状のシート状床材と、木材からなる一対の平行に離間した縦柵用支柱に、複数の縦柵用横木が上下に横架され、かつ内側に縦柵用養生シートが展張された2つのシート付縦柵と、木材からなる一対の平行に離間した横柵用支柱に、複数の横柵用横木が上下に横架され、かつ内側に横柵用養生シートが展張された2つのシート付横柵とを備えた木工沈床キットを、それぞれ現場とは異なる場所であらかじめ作製し、
得られた該木工沈床キットを構成する前記シート状床材と、前記2つのシート付縦柵と、前記2つのシート付横柵とを現場に搬入し、
該現場で、前記シート状床材の4つの辺部に、前記2つのシート付縦柵と前記2つのシート付横柵とを、前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とが井桁状になるように組み付けて木工沈床を作製し、
得られた木工沈床の内部空間にセメント系水硬性材料を充填する木工沈床の施工方法であって、
前記木工沈床を組み立てる際、該木工沈床の各コーナー部は、対応する前記縦柵用支柱と前記横柵用支柱との間で、井桁状に組み付けた前記複数の縦柵用横木と前記複数の横柵用横木とを、前記木工沈床の内外方向から挟み込むようにした木工沈床の施工方法。
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