JP2000313828A - 水性修正液 - Google Patents

水性修正液

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JP2000313828A
JP2000313828A JP11120966A JP12096699A JP2000313828A JP 2000313828 A JP2000313828 A JP 2000313828A JP 11120966 A JP11120966 A JP 11120966A JP 12096699 A JP12096699 A JP 12096699A JP 2000313828 A JP2000313828 A JP 2000313828A
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aqueous
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Tomihiko Sato
富彦 佐藤
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 沈降がハードケーキ化し難い水性修正液を提
供すること。 【解決手段】 酸化チタンと、無機塩と、樹脂と、水と
より少なくともなる事を特徴とする水性修正液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油性インキの筆跡
や、タイプライター・感熱プリンター等による印字跡
や、乾式複写機による複写像など(以下単に筆跡とい
う)を隠蔽修正するための水性修正液に係り、更に詳細
には、沈降部分がハードケーキにならない再分散性に優
れた水性修正液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したような筆跡を隠蔽修正す
るための修正液としては、水を主溶剤とした水性修正液
が用いられており、この水性修正液は、高隠蔽性が要求
されているため、隠蔽材として酸化チタンを高濃度で配
合していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酸化チ
タンは、その比重が高い為、経時的に沈降が発生してし
まい、しかも、再分散させることが非常に困難なハード
ケーキを形成し易い。上記した問題を解決するため、従
来より、ボールミル、アトライター、サンドグラインダ
ー等の各種分散機を用い酸化チタンを微粒子にまで分散
させたり、各種分散剤を用いて分散の安定性を向上する
試みが多数なされているが、完全に経時沈降を防止する
ことはできておらず、沈降のハードケーキ化防止につい
ても同様であり、未だ、実用上十分品質を満足する水性
修正液は、得られていない。そこで、本発明は、上記問
題に鑑み、実用上に支障無い、即ち、沈降がハードケー
キ化し難い水性修正液を得ることを課題としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為になしたものであって、酸化チタンと、無機塩
と、樹脂と、水とより少なくともなる事を特徴とする水
性修正液を要旨とするものである。
【0005】以下本発明の各成分について詳細に説明す
る。酸化チタンは、隠蔽材として用いるものであり、未
処理酸化チタン又は無機処理酸化チタンを用いる。未処
理酸化チタンは主に原料を硫酸法酸化チタン製造法(
鉱石の反応(硫酸と反応させる)溶解→溶液の清澄→
加水分解による含水酸化チタンの沈殿→含水酸化チ
タンの洗浄→焼成→粉砕)、又は、塩酸法酸化チタ
ン製造法(塩素化(塩素と反応)→蒸留→酸化→
粉砕)によって製造されたものである。無機処理酸化
チタンは、粉砕後の上記未処理酸化チタンに無機金属な
どの塩類水溶液を加え、更に、無機金属などの塩類を中
和するアルカリ又は酸を加えて生成する金属水酸化物で
未処理酸化チタン表面を被覆したものである。主に表面
処理に使用されている金属酸化物は、酸化アルミニウム
(Al23)、酸化珪素(SiO2)、酸化ジルコニウ
ム(ZrO2)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化チタン(T
iO2)等を単独もしくは組み合わせたものが挙げられ
る。また、その無機表面処理物は緻密(高濃度)あるい
は多孔質(低密度)な金属酸化物層として被覆されてい
る。表面処理剤が2種類以上の場合には、それぞれ別々
の層を作り2重又は3重に被覆する場合や2種類以上の
金属酸化物が共沈し一つの被覆層を形成する場合があ
る。酸化チタンの使用量は水性修正液全量に対して30
乃至70重量%、より好ましくは40乃至65重量%で
ある。
【0006】上記、未処理酸化チタンは、ルチル型、ア
ナターゼ型のいずれも使用可能であり、具体例を挙げる
と、チタニックスJR(テイカ(株)製)、タイトーン
R310(堺化学工業(株)製)、クロノスKR310
(チタン工業(株)製)、Ti−PureR100
(E.I.Dupont社製)が挙げられる。
【0007】無機処理酸化チタンは、ルチル型、アナタ
ーゼ型のいずれも使用可能であり、具体例を挙げるとタ
イトーンSR−1,同R−650,同R−3L,同A−
110,同A−150,同R−5N(以上、堺化学工業
(株)製)、タイペークR−580,同R−550,同
R−930,同A−100,同A−220(以上、石原
産業(株)製)、クロノスKR−310,同KR−38
0,同KR−480,同KA−10,同KA−20,同
KA−30(以上チタン工業(株)製)等があげられ
る。
【0008】上記の酸化チタンは、単独もしくは複数混
合して使用可能である。尚、上記酸化チタンにおいて
は、未処理物より、無機処理物のものがより好しい。
【0009】無機塩は、経時分散安定性を向上させる為
に使用するもので、各種無機塩の使用が可能であり、具
体的には、硼砂、硼酸塩、水ガラス、炭酸ナトリウム、
炭酸カルシウム等が挙げられるが、中でも硼砂の使用が
好ましく、その使用量は、水性修正液全量に対して0.
05〜1重量%が好ましい。
【0010】樹脂は、修正面への定着性及び再筆記時の
塗膜強度を持たせる為に使用するもので、天然や合成の
水溶性樹脂、又は、水分散性樹脂エマルジョンの使用が
可能であり、具体的には、アクリル樹脂、アルキッド樹
脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂、マ
レイン酸樹脂、ウレタン樹脂などがあり、単独もしくは
複数混合して使用可能であり、その使用量は水性修正液
全量に対して固形分で3〜20重量%が好ましい。
【0011】水は主溶媒として使用するもので、その使
用量は、水性修正液全量に対して、5〜50重量%が好
ましい。
【0012】上記成分以外に必要に応じて、隠蔽力を更
に向上させるためにシリカ粉、珪酸アルミニウム、炭酸
カルシウム、などの体質顔料などを併用しても良い。顔
料の濡れや分散性を調整する為、各種の界面活性剤を適
宜使用したり、修正皮膜の乾燥性を向上させる為、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのア
ルコール類を適宜使用したり、塗布性能を良好にさせる
為、フロー向上剤やレベリング剤を適宜使用することが
出来る。又、消泡剤、防腐剤、防カビ剤、防錆剤、凍結
安定剤、及び紙などの修正面と色調を合わせる為に着色
顔料、着色染料を適宜使用することも出来る。
【0013】尚、本発明の水性修正液の製造方法は、上
記各成分を必要量混合し、従来公知の分散機にて混合分
散させることにより容易に得ることができる。
【0014】
【作用】本発明の水性修正液が、何故、実用上十分な隠
蔽力がありながら、経時的にハードケーキを作らない水
性修正液であるかについては、以下の理由によると推察
される。一般に、顔料などの粉体と樹脂などの結合剤及
び溶剤を主な成分とした顔料分散体において、隠蔽力
は、顔料濃度が上昇するにつれ増大する。しかしなが
ら、顔料は、ある一定の濃度に達した時、隠蔽力が逆に
減少するという、臨界顔料体積濃度を示す事が知られて
いる。これは、顔料濃度が上昇するにつれて粒子の間隔
が接近し、その間隔が光の波長の1/2以下に接近する
と、2つ以上の粒子はあたかも1つになったと同じよう
になり、隠蔽力は逆に減少する現象である。ところが、
本発明の水性修正液は、未処理酸化チタンとシリカ粉、
珪酸アルミニウム、炭酸カルシウム等の体質顔料などの
配合によって、一定の間隔以下の接近はおこらない。
又、同様に酸化チタン表面に無機金属酸化物を被覆させ
ることによって、単独では隠蔽力を示さない無機金属酸
化物により一定の間隔以下の接近はおこらない。その
為、隠蔽力の低下をまねく臨界顔料体積濃度は存在せ
ず、酸化チタン顔料を過剰に使用しなくても充分な隠蔽
力があるものと思われる。又、上記した未処理酸化チタ
ンと体質顔料などを用いることによって、体質顔料など
が酸化チタン同志の凝集を防ぐ一種のクッション効果を
示し、一方無機塩の電解質が無機処理酸化チタン間に一
種の弱いネットワーク構造(フロキュレーション)を作
る為、沈降が、ハードケーキ化すること無く、再分散性
に優れているものと思われる。又、同様に無機処理酸化
チタンを用いることにより、酸化チタンの表面に被覆さ
れた無機金属酸化物によって、酸化チタン同志の凝集を
防ぐ一種のクッション効果を示し、無機塩によっても同
様な作用があり、上記と同じ結果を得ると思われる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明を実施例に従って更に詳細に
説明する。 実施例1 タイトーンR−30(ルチル型酸化チタン、堺化学工業(株)製) 40.0重量部 Sipernat820(アルミノ珪酸塩、ドイツ国デグッサ社製) 15.0重量部 トクシールU(無定型シリカ、徳山曹達(株)製) 2.0重量部 硼砂 0.5重量部 A−20SL(アクリル系樹脂、東亜合成化学工業(株)製) 22.0重量部 エタノール 2.0重量部 ディスコートN−14(アニオン系界面活性剤、第一工業製薬(株)製) 0.1重量部 プロクセルGXL(防腐剤、ゼネカ(株)製) 0.2重量部 信越シリコンKM−73(消泡剤、信越化学工業(株)製) 0.5重量部 水 17.7重量部 上記各成分をボールミルにて24時間分散処理して水性
修正液を得た。
【0016】 実施例2 チタニックスJR−600A(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量% 、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、テイカ(株)製) 45.0重量部 Sipernat820(前述) 13.0重量部 硼砂 0.2重量部 SR131(アクリル系樹脂、互応化学工業(株)製) 25.0重量部 メタノール 4.0重量部 デモールEP(アニオン界面活性剤、花王アトラス(株)製)0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.2重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 12.0重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0017】 実施例3 チタニックスJR−600E(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量% 、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、テイカ(株)製) 45.0重量部 Sipernat820(前述) 13.0重量部 硼酸塩 0.3重量部 SR131(前述) 25.0重量部 メタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.2重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.4重量部 水 12.0重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0018】 実施例4 タイピュアR−900(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Ti 02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、デュポンジャパン、リミテッド社製 ) 45.0重量部 パシレックスP−820A(前述) 13.0重量部 炭酸ナトリウム 0.1重量部 SR131(前述) 25.0重量部 メタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.2重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 12.1重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0019】 実施例5 タイペークR−550(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Si O2:1〜3重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、石原産業 (株)製) 50.0重量部 トクシールU(前述) 8重量部 硼砂 0.5重量部 A−20SL(前述) 20.0重量部 エタノール 2.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.4重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 18.5重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0020】 実施例6 タイペークR−630(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Si O2:1〜3重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、石原産業( 株)製) 50.0重量部 トクシールU(前述) 8重量部 硼酸塩 0.5重量部 A−20SL(前述) 20.0重量部 エタノール 2.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.4重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 18.5重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0021】 実施例7 クロノスKR−380(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Si O2:1〜3重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、石原産業( 株)製) 50.0重量部 トクシールU(前述) 8重量部 炭酸ナトリウム 0.8重量部 A−20SL(前述) 20.0重量部 エタノール 2.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.4重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 18.3重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0022】 実施例8 タイトーンR−650(金属酸化物の含有量がAl23:2〜3重量%、Si O2:0〜2重量%、Ti02:0〜1重量%、ZnO:0.5〜2重量%のルチ ル型酸化チタン、堺化学(株)製) 55.0重量部 アエロジル200(無定形シリカ 日本アエロジル■製) 2.0重量部 硼砂 0.4重量部 SR131(前述) 26.7重量部 イソプロピルアルコール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 11.0重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0023】 実施例9 タイペークR−820(金属酸化物の含有量がAl23:2〜3重量%、Si O2:0〜2重量%、Ti02:0〜1重量%、ZnO:0.5〜2重量%のルチ ル型酸化チタン、石原産業(株)製) 55.0重量部 アエロジル200(前述) 2.0重量部 硼酸塩 0.5重量部 SR131(前述) 26.6重量部 イソプロピルアルコール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 11.0重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0024】 実施例10 タイペークR−930(金属酸化物の含有量がAl23:2〜3重量%、Si O2:0〜2重量%、Ti02:0〜1重量%、ZnO:0.5〜2重量%のルチ ル型酸化チタン、石原産業(株)製) 55.0重量部 アエロジル200(無定形シリカ 日本アエロジル■製) 2.0重量部 炭酸ナトリウム 1.0重量部 SR131(前述) 26.1重量部 イソプロピルアルコール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 11.0重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0025】 実施例11 タイトーンR−5N(金属酸化物の含有量がAl23:2〜3重量%、Ti0 2 :1〜2重量%のルチル型酸化チタン、堺化学(株)製) 50.0重量部 Sipernat820(前述) 15.0重量部 硼砂 0.5重量部 SR131(前述) 15.0重量部 メタノール 4.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.5重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 14.4重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0026】 実施例12 チタニックスJR602(金属酸化物の含有量がAl23:2〜3重量%、T i02:1〜2重量%のルチル型酸化チタン、テイカ(株)製) 50.0重量部 Sipernat820(前述) 15.0重量部 硼酸塩 0.5重量部 SR131(前述) 15.0重量部 メタノール 4.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.5重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 14.4重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0027】 実施例13 チタニックスJR602(金属酸化物の含有量がAl23:2〜3重量%、T i02:1〜2重量%のルチル型酸化チタン、テイカ(株)製) 50.0重量部 Sipernat820(前述) 15.0重量部 炭酸ナトリウム 0.8重量部 SR131(前述) 15.0重量部 メタノール 4.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.5重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 14.1重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0028】 実施例14 タイピュアR−902(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Si O2:1〜2重量%、Ti02:0〜2重量%のルチル型酸化チタン、デュポンジ ャパンリミテッド社製) 40.0重量部 トクシールU(前述) 5.0重量部 硼砂 0.4重量部 A−20SL(前述) 30.0重量部 エタノール 3.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.6重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.3重量部 水 20.6重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0029】 実施例15 タイピュアR−902(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Si O2:1〜2重量%、Ti02:0〜2重量%のルチル型酸化チタン、デュポンジ ャパンリミテッド社製) 40.0重量部 トクシールU(前述) 5.0重量部 硼酸塩 0.5重量部 A−20SL(前述) 30.0重量部 エタノール 3.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.6重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.3重量部 水 20.5重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0030】 実施例16 タイペークCR−80(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、Si O2:1〜2重量%、Ti02:0〜2重量%のルチル型酸化チタン、石原産業( 株)製) 40.0重量部 トクシールU(前述) 5.0重量部 炭酸ナトリウム 0.6重量部 A−20SL(前述) 30.0重量部 エタノール 3.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.6重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.3重量部 水 20.4重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0031】 実施例17 チタニックスJR701(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、S iO2:0〜2重量%、Ti02:0〜2重量%、ZnO:0.5〜2重量%のル チル型酸化チタン、テイカ(株)製) 50.0重量部 アエロジル200(前述) 3.0重量部 硼砂 0.5重量部 SR131(前述) 18.5重量部 イソプロピルアルコール 5.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 22.1重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0032】 実施例18 タイペークR830(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、SiO 2 :0〜2重量%、Ti02:0〜2重量%、ZnO:0.5〜2重量%のルチル 型酸化チタン、石原産業(株)製) 50.0重量部 アエロジル200(前述) 3.0重量部 硼酸塩 0.5重量部 SR131(前述) 18.5重量部 イソプロピルアルコール 5.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 22.1重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0033】 実施例19 クロノスKR380N(金属酸化物の含有量がAl23:2〜4重量%、SiO 2 :0〜2重量%、Ti02:0〜2重量%、ZnO:0.5〜2重量%のルチル 型酸化チタン、チタン工業(株)製) 50.0重量部 アエロジル200(前述) 3.0重量部 炭酸ナトリウム 0.8重量部 SR131(前述) 18.2重量部 イソプロピルアルコール 5.0重量部 ディスコートN−14(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 22.1重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0034】 実施例20 チタニックスJR800(金属酸化物の含有量がAl23:2〜6重量%、S iO2:3〜5重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、テイカ( 株)製) 55.0重量部 Sipernat820(前述) 4.0重量部 硼砂 0.8重量部 A−20SL(前述) 25.0重量部 メタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 10.3重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0035】 実施例21 タイトーンR−7E(金属酸化物の含有量がAl23:2〜6重量%、SiO 2 :3〜5重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、堺化学(株) 製) 55.0重量部 Sipernat820(前述) 4.0重量部 硼酸塩 0.5重量部 A−20SL(前述) 25.0重量部 メタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 10.6重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0036】 実施例22 タイペークR780(金属酸化物の含有量がAl23:2〜6重量%、SiO 2 :3〜5重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、石原産業(株 )製) 55.0重量部 Sipernat820(前述) 4.0重量部 炭酸ナトリウム 0.6重量部 A−20SL(前述) 25.0重量部 メタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 10.5重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0037】 実施例23 チタニックスJR801(金属酸化物の含有量がAl23:3〜6重量%、S iO2:5〜8重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、テイカ( 株)製) 60.0重量部 トクシールU(前述) 1.0重量部 硼砂 0.6重量部 SR131(前述) 20.0重量部 エタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 13.5重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0038】 実施例24 タイペークR780−2(金属酸化物の含有量がAl23:3〜6重量%、S iO2:5〜8重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、石原産業 (株)製) 60.0重量部 トクシールU(前述) 1.0重量部 硼酸塩 0.4重量部 SR131(前述) 20.0重量部 エタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 14.0重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0039】 実施例25 タイピュアR−931(金属酸化物の含有量がAl23:3〜6重量%、Si O2:5〜8重量%、Ti02:0〜1重量%のルチル型酸化チタン、デュポンジ ャパンリミテッド社製) 60.0重量部 トクシールU(前述) 1.0重量部 硼砂 0.7重量部 SR131(前述) 20.0重量部 エタノール 4.0重量部 デモールEP(前述) 0.1重量部 プロクセルGXL(前述) 0.3重量部 信越シリコンKM−73(前述) 0.5重量部 水 13.7重量部 上記各成分を実施例1と同様になして水性修正液を得
た。
【0040】比較例1 実施例1において硼砂を除いた他は実施例1と同様にな
して水性修正液を得た。
【0041】比較例2 実施例2において硼砂を除いた他は実施例2と同様にな
して水性修正液を得た。
【0042】以上、実施例1〜25、比較例1、2で得
られた水性修正液について、経時インキ沈降層の硬さに
ついて試験を行なった。結果を表1に示す。
【0043】経時インキ沈降層の硬さ試験:40mmφ
×75mmのネジ口管ビンに水性修正液を入れて密閉
し、70℃恒温漕に30日間静置後、沈降層の硬さを、
レオメーター(不動工業(株)製)にて測定した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】以上の如く、本発明の水性修正液は、顔
料の沈降が、ハードケーキ化しない、再分散性に優れた
実用上優れた水性修正液である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化チタンと、無機塩と、樹脂と、水と
    より少なくともなることを特徴とする水性修正液。
  2. 【請求項2】 酸化チタンが未処理酸化チタンである請
    求項1記載の水性修正液。
  3. 【請求項3】 酸化チタンが無機処理酸化チタンである
    請求項1記載の水性修正液。
  4. 【請求項4】 無機塩が硼砂である請求項1〜3のいず
    れかに記載の水性修正液。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002294103A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Pentel Corp 水性修正液

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