JP2000313809A - ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物 - Google Patents

ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物

Info

Publication number
JP2000313809A
JP2000313809A JP11124043A JP12404399A JP2000313809A JP 2000313809 A JP2000313809 A JP 2000313809A JP 11124043 A JP11124043 A JP 11124043A JP 12404399 A JP12404399 A JP 12404399A JP 2000313809 A JP2000313809 A JP 2000313809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polysiloxane
group
solid particles
inorganic solid
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11124043A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Ishikawa
和憲 石川
Chikashi Yatsuyanagi
史 八柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP11124043A priority Critical patent/JP2000313809A/ja
Priority to US09/547,230 priority patent/US6329460B1/en
Priority to DE10018637A priority patent/DE10018637A1/de
Publication of JP2000313809A publication Critical patent/JP2000313809A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】貯蔵安定性に優れるポリシロキサン、および、
ゴムに配合した場合に未加硫物性、加硫物性が良好で耐
摩耗性等を改良することのできる表面処理無機固体粒
子、および、それを配合した、未加硫時の加工性、加硫
物の低発熱性や耐摩耗性などの特性に優れるゴム組成物
の提供。 【解決手段】下記式(1)で表されるシロキサン構造を
1分子中に6個以上含むアルコキシシリル基含有ポリシ
ロキサンと、炭素数1〜6のアルコールとを含有するポ
リシロキサン組成物。 【化1】 1 :メチル基、エチル基、またはフェニル基 R2 :炭素数1〜6の炭化水素基およびエーテル結合含
有炭化水素基からなる群から選ばれるいずれか1つ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリシロキサン組成
物、それにより表面処理された表面処理無機固体粒子を
用いたゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からカーボンブラック、炭酸カルシ
ウム、アルミナ、硫酸アルミニウム、硫酸バリウム、硫
酸カルシウム、シリカ、タルク、クレイ、ケイ藻土、雲
母などの無機固体粒子が、ゴム、化粧品、合成樹脂、塗
料、接着剤、磁気テープ等の多くの分野で使用されてい
る。これらの中でも、特に各種ゴムには、充填剤として
無機固体粒子が多用されている。これらの無機固体粒子
は表面に極性基を有している場合があり、無機固体粒子
の配合によってゴムとの混合まとまりの低下が起る等の
問題があった。これらの無機固体粒子の中で、ケイ素を
含有する金属酸化物、特にシリカを配合したゴム組成物
は、例えば低発熱性で耐磨耗性に優れたタイヤトレッド
用ゴム組成物として使用されている。しかし、シリカを
配合したゴム組成物は、未加硫時の粘度上昇、加硫遅
延、混合まとまりの低下などが起り、生産性が悪化する
という問題があった。また、シリカを配合したゴム組成
物では、シリカの分散不良が起こり、十分なシリカの特
性が生かされないという問題があった。かかる問題を解
決すべく、先に本発明者らは、シリカを配合したゴム組
成物に、アルコキシシリル基含有ポリシロキサンを配合
し、シリカ表面のシラノール基とアルコキシシリル基を
反応させ、シリカの表面を覆うことにより、シリカを配
合したゴム組成物の未加硫物性、加硫物性を改善するこ
とを見出した(特開平9−111044号公報等参
照)。しかし、ポリシロキサンは長期保存すると、粘度
の上昇が見られ、このようなポリシロキサンを用いたシ
リカ配合ゴム組成物では、未加硫物性、加硫物性の改善
が、小さいということが見出された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決して、貯蔵安定性に優れるポリシロキサ
ン、および、ゴムに配合した場合に未加硫物性、加硫物
性が良好で耐摩耗性等を改良することのできる表面処理
無機固体粒子、および、それを配合した、未加硫時の加
工性、加硫物の低発熱性や耐摩耗性などの特性に優れる
ゴム組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、下記
式(1)で表されるシロキサン構造を1分子中に6個以
上含むアルコキシシリル基含有ポリシロキサンと、炭素
数1〜6のアルコールとを含有するポリシロキサン組成
物を提供する。
【化3】 1 :メチル基、エチル基、またはフェニル基 R2 :炭素数1〜6の炭化水素基およびエーテル結合含
有炭化水素基からなる群から選ばれるいずれか1つ
【0005】前記アルコキシシリル基含有ポリシロキサ
ンが、下記式(2)で表される化合物であるのが好まし
い。
【化4】 1 :メチル基、エチル基、またはフェニル基 R2 :炭素数1〜6の炭化水素基およびエーテル結合含
有炭化水素基よりなる群から選ばれるいずれか1つ R3 :水素原子および分子量3000以下の有機基より
なる群から選ばれるいずれか1つ n :6〜1000の整数 m :0または1〜100の整数
【0006】前記アルコキシシリル基含有ポリシロキサ
ン100重量部に対し、前記アルコールを1〜100重
量部含有するのが好ましい。
【0007】また、本発明は、無機固体粒子100重量
部を、前記ポリシロキサン組成物1〜50重量部により
表面処理してなる表面処理無機固体粒子を提供する。
【0008】さらに、本発明は、ゴム100重量部に対
し、無機固体粒子5〜100重量部と、前記ポリシロキ
サン組成物を無機固体粒子配合量に対しポリシロキサン
換算で0.1〜30重量%含有するゴム組成物を提供す
る。
【0009】また、本発明は、ゴム100重量部に対
し、前記表面処理無機固体粒子を5〜100重量部含有
するゴム組成物を提供する。
【0010】前記無機固体粒子がケイ素を含有する金属
酸化物であるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。前述のように、アルコシキシリル基含有ポリシロ
キサンは、貯蔵安定性が良好ではなく、経時に粘度上昇
がみられる。本発明者らの知見によれば、これはアルコ
キシシリル基に起因し、アルコキシシリル基が水の存在
により加水分解反応を起こし、その結果生成するシラノ
ール基がアルコキシシリル基と縮合してシリコーンを生
成するために、アルコシキシリル基含有ポリシロキサン
の粘度が上昇する。本発明に従えば、上式(1)で表さ
れるシロキサン構造を1分子中に6個以上含むアルコキ
シシリル基含有ポリシロキサンに、炭素数1〜6のアル
コールを配合するので、アルコシキシリル基は、水と反
応するよりもアルコールと反応する確率が大きくなる。
アルコシキシリル基とアルコールとが反応して生成する
のは、シラノール基ではなく、反応前と同様にアルコシ
キシリル基であるので、アルコシキシリル基の縮合は起
こらず、その結果、アルコシキシリル基含有ポリシロキ
サンの貯蔵安定性が良好となる。アルコシキシリル基が
アルコールと反応して再び生成するアルコシキシリル基
は、用いるアルコールにより、反応前のアルコキシシリ
ル基と同じ場合も異なる場合もある。
【0012】本発明のポリシロキサン組成物に用いられ
るポリシロキサンは、上式(1)で表されるシロキサン
構造を1分子中に6個以上有するアルコシキシリル基含
有ポリシロキサンであり、その末端基は特に限定はな
く、アルコシキシリル基含有ポリシロキサン製造時に使
用する原料の種類によって定まるものであり、例えば、
トリメチルシリル基、メチルジフェニルシリル基、トリ
フェニルシリル基等であってもよい。また、シロキサン
構造を1分子中に6個以上有させることによって、無機
固体粒子と強固に結合させることができる。上式(1)
において、R1 はメチル基、エチル基又はフェニル基を
表す。R2 は、炭素数1〜6の炭化水素基およびエーテ
ル結合含有炭化水素基からなる群から選ばれるいずれか
1つを表す。炭素数1〜6の炭化水素基としては、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基、ブタジエン残基、イソプレン残基等が挙げ
られる。これらの中でも好ましくは、メチル基、エチル
基、プロピル基が挙げられる。エーテル結合含有炭化水
素基としては炭素数1〜6のエーテル結合含有アルキル
基等が挙げられる。好ましい具体例としては、メトキシ
エチル基等があげられる。分子内に、さらに水素基や他
の有機基があってもよい。
【0013】アルコシキシリル基含有ポリシロキサン
は、上式(2)で表される化合物であってもよい。上式
(2)中、R1 、R2 は式(1)のR1 、R2 と同義で
ある。R3 は、水素原子、または分子量3000以下の
有機基を表す。分子量3000以下の有機基としては、
ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリイソ
ブチレン、リモネン残基、スチレン残基、α−メチルス
チレン残基、α−メチルスチレンダイマー残基、ビニル
シクロヘキセン残基、n−オクチル基、イソオクチル
基、オクタデシル基、グリシジルオキシプロピル基等が
挙げられる。これらはゴム、樹脂の種類、目的に応じて
使い分けられる。繰り返し単位数nは、6〜1000の
整数であり、好ましくは、6〜100である。mは0ま
たは1〜100の整数である。ゴムや樹脂等にシリカ等
を配合する場合、式(2)の化合物中mを付して示され
る基は特に必須成分ではなく、ゴムや樹脂等の改質成分
をポリシロキサンに付与できることを、本発明者らは見
出しており(特開平11−106512号公報参照)、
この場合も、アルコールの添加が、ポリシロキサンの安
定性を高める。この場合、mは1〜100の整数である
のが好ましく、1〜50の整数であるのがより好まし
い。mが1〜100の場合、すなわち、アルコシキシリ
ル基含有ポリシロキサン中に上述のR3 を有すると、改
質成分中のゴムもしくは樹脂改質基がシリカ等に共有結
合により結合できるという効果が得られる。
【0014】アルコシキシリル基含有ポリシロキサン
は、無機固体粒子の表面処理に用いる本発明のポリシロ
キサン組成物中に含有される。この場合、無機固体粒子
表面の反応基、たとえば、シリカ表面のシラノール基等
と反応して、無機固体粒子表面を疎水化し、潤滑硬化を
もたらすことのできる大きさが好ましい。すなわち平均
重合度が3〜10000、好ましくは10〜1000の
ポリマー(又はオリゴマー)であるのがよい。かかるア
ルコシキシリル基含有ポリシロキサンは、例えば以下の
ようにして製造することができる。
【0015】アルコキシシリル基含有ポリシロキサンは
≡Si−H基含有ポリシロキサンとアルコールとを触媒
の存在下に反応させることによって合成される。≡Si
−H基含有ポリシロキサンとしては以下のものを例示で
きる。
【0016】
【化5】
【0017】上記アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、
ヘプタノール、オクタノール、オクタデカノール、フェ
ノール、ベンジルアルコールなどがあげられ、更にエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテルなど酸素原子を有するアルコー
ルも例示することができる。
【0018】更に上記触媒としては、塩化白金酸、白金
−エーテル錯体、白金−オレフィン錯体、PdCl
2 (PPh3 2 、RhCl2 (PPh3 2 が例示で
きる。アルコシキシリル基含有ポリシロキサンは、相当
する≡Si−H基含有ポリシロキサンと、相当するアル
コールとを、上述の触媒存在下反応させることより合成
される。
【0019】さらに上式(2)で表されるポリシロキサ
ンにおいて、R3 を導入する方法としては、相当する≡
Si−H基含有ポリシロキサンに、相当するアルコール
を、上述の触媒下反応させ、次いで、相当する二重結合
含有有機基を反応させる、あるいは、これらを同時に反
応させる方法が例示される。
【0020】上記式(1)で表されるシロキサン構造を
含むアルコキシシリル基含有ポリシロキサンの別の製造
方法としては、相当する≡Si−H基含有ポリシロキサ
ンと、以下に示すような二重結合含有アルコキシシラン
とを、上述した触媒の存在下に反応させることにより合
成することができる。
【0021】
【化6】
【0022】更に別の方法として、アルコキシシリル基
含有ポリシロキサンは、シラノール末端ポリシロキサン
とアルコキシシランとを2価のスズ化合物などの触媒の
存在下に反応させることにより合成することができる。
このようなシラノール末端ポリシロキサンとしては以下
のものを例示することができる。
【0023】
【化7】
【0024】前記アルコキシシランとしては以下のアル
コキシシランをあげることができ、更に表Iに示すシラ
ンカップリング剤をあげることができる。
【0025】
【化8】
【0026】
【表1】
【0027】アルコキシシリル基含有ポリシロキサン
は、更に反応性の官能基を側鎖又は末端に有するポリシ
ロキサンと前記表Iのシランカップリング剤との反応に
より合成することができる。反応性の官能基を有するポ
リシロキサンとしては、エポキシ基、アミノ基、メルカ
プト基、カルボキシル基等を有するものが例示すること
ができる。
【0028】本発明のポリシロキサン組成物に含有され
るアルコールとしては、炭素数1〜6のアルコール、具
体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、ブ
タノール、ペンタノール、ヘプタノールが挙げられ、更
にエチレングリコールモノメチルエーテル等の酸素原子
を有するアルコールも例示することができる。
【0029】本発明のポリシロキサン組成物において使
用されるアルコールの配合量は、アルコキシシリル基含
有ポリシロキサン100重量部に対し、好ましくは1〜
100重量部、より好ましくは3〜50重量部である。
この範囲であれば、ポリシロキサンの貯蔵安定性を良好
に保つことができる。
【0030】次に、本発明の表面処理無機固体粒子につ
いて説明する。本発明の表面処理無機固体粒子は、無機
固体粒子を上記本発明のポリシロキサン組成物により表
面処理してなるものである。前述のように、無機固体粒
子はゴムの物性向上に貢献しているが、その表面に極性
基を有している物質であったりするため、ゴムとの混合
まとまりが低下し加工性が劣るという問題があった。こ
れらの無機固体粒子の中で特に、含水シリカ等のシリカ
を配合したゴム組成物の加硫物性は良好であるが、未加
硫時の加工性に劣るという欠点があった。本発明者らの
知見によれば、これはシリカ表面に存在するシラノール
基(≡Si−OH)に起因し、シラノール基の凝集力に
よりゴム組成物中で構造体が生成して粘度が上昇した
り、シラノール基の極性により加硫促進剤などが吸着さ
れて加硫が遅延したり、非極性ゴムとの相溶性が十分で
ないために混合のまとまりが低下したりする現象のため
に、未加硫組成物の加工性が低下するのである。更に、
シリカ配合ゴム組成物には、ゴムへの補強のために、シ
ランカップリング剤が併用されることが多いが、シリカ
粒子の内腔にもシラノール基が存在し、これがシランカ
ップリング剤と反応してシランカップリング剤を損失さ
せ、補強効果が低下するため多量のシランカップリング
剤を配合しなければならないという問題があった。従来
技術ではジエチレングリコールを添加する等している
が、しかし、ジエチレングリコールなどの極性物質を添
加すると、加硫促進剤などの極性配合剤が吸着される現
象はある程度防止できるが、完全には防止できず、シラ
ンカップリング剤などのシリカ粒子と化学結合する物質
が内腔に結合するのを防止することもできなかった。
【0031】然るに、本発明に従えば、本発明の表面無
機固体粒子では、上記本発明のポリシロキサン組成物に
より表面処理を行うので、無機固体粒子の表面の極性基
とアルコキシシリル基が反応して、無機固体粒子の表面
を覆うので、従来技術の問題点を悉く解決して、極性基
の凝集力や極性によって生ずる未加硫物の粘度上昇や加
硫促進剤などの極性添加剤やシランカップリング剤など
の無駄な消費を効果的に抑えることができる。
【0032】本発明に係る無機固体粒子としては、例え
ばカーボンブラック、炭酸カルシウム、アルミナ、硫酸
アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、シリ
カ、ケイ藻土、雲母、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化ア
ルミ、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、ケイ
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ゼオライト、長石、カオリナイト、クレー、タル
ク、酸性白土、カルシウムベントナイト、あるいは、特
開平11−29319号公報に記載のシリカ結合充填剤
等が挙げられる。ここで、ゴム配合用に用いられる無機
固体粒子としては、特に、無水ケイ酸、含水ケイ酸、ケ
イ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニ
ウム、カオリン、タルク、などのケイ素を含有する金属
酸化物が好ましい。
【0033】本発明において使用される上記本発明のポ
リシロキサン組成物の表面処理量は、無機固体粒子10
0重量部に対し、1〜50重量部、好ましくは5〜20
重量部である。アルコキシシリル基含有ポリシロキサン
の配合量が少な過ぎると所望の効果が得られず、逆に多
過ぎると無機固体粒子と結合しない該物質が加硫物から
しみ出す場合があるので好ましくない。無機固体粒子の
表面を本発明のポリシロキサン組成物で表面処理する方
法には特に限定はないが、一般には本発明のポリシロキ
サン組成物を適当な溶媒(例えばアセトン、メタノー
ル、エタノール)と混合し、溶媒中で常温で浸漬又はコ
ーティング処理し、室温〜120℃で加熱乾燥すること
によって得ることができる。
【0034】次に本発明のゴム組成物について説明す
る。本発明のゴム組成物は、上記本発明の表面処理無機
固体粒子を含有するゴム組成物である。本発明のゴム組
成物に主成分として配合されるゴムは、従来から各種ゴ
ム組成物に一般的に配合されている任意のゴム、例えば
天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、各種
スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、各種ポ
リブタジエンゴム(BR)、アクリロニトリル−ブタジ
エン共重合体ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)な
どのジエン系ゴムやエチレン−プロピレン共重合体ゴム
(EPR,EPDM)などを単独又は任意のブレンドと
して使用することができる。
【0035】本発明の表面処理無機固体粒子の、ゴム組
成物への配合量は、ゴム100重量部に対し、5〜10
0重量部、好ましくは10〜80重量部である。この範
囲であれば、得られる本発明のゴム組成物が、未加硫時
には良好な加工性を示し、下流後には、優れた補強効果
を示す。
【0036】また、本発明のゴム組成物では、本発明の
表面無機固体粒子を配合するかわりに、表面処理をして
いない無機固体粒子と、本発明のポリシロキサン組成物
とを一緒に配合しても、本発明の表面処理無機固体粒子
を配合したのと同様の効果を得ることができる。この場
合の配合量は、ゴム100重量部に対し、表面処理して
いない無機固体粒子を5〜100重量部、好ましくは1
0〜80重量部、上記本発明のポリシロキサン組成物
を、無機固体粒子に対し、ポリシロキサン組成物に含ま
れるアルコキシシリル基含有ポリシロキサンの重量に換
算して、0.1〜30重量%、好ましくは1〜20重量
%である。
【0037】本発明のゴム組成物には更にシランカップ
リング剤を配合するのが好ましい。本発明において使用
されるシランカップリング剤は従来からシリカ充填材と
併用される任意のシランカップリング剤とすることがで
き、典型例としては上記表Iに示したものをあげること
ができる。このうち、ビス−〔3−(トリエトキシシリ
ル)−プロピル〕テトラスルフィドまたはビス−〔3−
(トリエトキシシリル)−プロピル〕ジスルフィドが加
工性の面から最も好ましい。さらに表IIに示した、加硫
時にゴムと反応する特殊なシランカップリング剤も好適
に使用することができる。
【0038】
【表2】
【0039】本発明のゴム組成物にシランカップリング
剤を配合した場合、従来に比し、シランカップリング剤
の使用量を少なくすることができ、耐摩耗性を更に改良
することができる。本発明におけるシランカップリング
剤の好ましい使用量は本発明のゴム組成物中の表面処理
無機固体粒子もしくは表面処理していない無機固体粒子
の配合量に対し、40重量%以下が好ましく、より好ま
しくは0.5〜40重量%、特に好ましくは1〜20重
量%である。シランカップリング剤の配合量が少な過ぎ
ると所望の効果が得られにくくなり、逆に多過ぎると混
合や押出工程での焼け(スコーチ)が生じやすくなるお
それがあるので好ましくない。
【0040】本発明のゴム組成物には、上述の必須成分
に加えて、本発明の目的を損なわない範囲で、加硫又は
架橋剤、加硫又は架橋促進剤、各種オイル、老化防止
剤、可塑性剤などの一般ゴム用、あるいはタイヤ用に一
般的に配合されている各種添加剤を配合することがで
き、かかる配合物は一般的な方法で混練、加硫して組成
物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。
これらの添加剤の配合量も本発明の目的に反しない限
り、従来の一般的な配合量とすることができる。
【0041】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明の技術的範囲をこれらの実施例に限定す
るものでないことは言うまでもない。
【0042】<アルコキシシリル基含有ポリシロキサン
の合成>エタノール180gと塩化白金酸1%イソプロ
ピルアルコール溶液200μlの混合物にポリメチルハ
イドロジェンシロキサン(KF99、信越化学工業社
製)200gを3時間かけて滴下し、さらに80℃で1
0時間反応させ合成した。その後過剰のエタノールを減
圧留去した。反応率98%。得られたアルコキシシリル
基含有ポリシロキサンは下記式の構造と推定される。
【0043】
【化9】 反応終了後、ビス−〔3−(トリエトキシシリル)−プ
ロピル〕テトラスルフィドを0.1g添加した。後述の
第1〜5表では上述のようにして合成したアルコキシシ
リル基含有ポリシロキサンを、ポリシロキサンと記載し
た。
【0044】(実施例1〜3、比較例1)アルコキシシ
リル基含有ポリシロキサンにアルコールを配合したポリ
シロキサン組成物の粘度上昇を測定して貯蔵安定性を評
価した。結果を第1表に示す。実施例1〜3では、上記
合成したアルコキシシリル基含有ポリシロキサンにアル
コールを配合し、比較例1ではアルコールを配合しなか
った。表中、単位は重量部である。これらポリシロキサ
ンを80℃で、7日放置後の粘度を、合成直後の初期粘
度(20℃にて測定)で割った値を求め貯蔵安定性とし
て評価した。アルコキシシリル基含有ポリシロキサンに
エタノール、イソプロパノールを添加することにより、
粘度の上昇が抑えられた。
【0045】
【0046】(実施例4、比較例2)実施例4では、シ
リカ(ニップシールAQ、日本シリカ社製)を、実施例
2で得られた、エタノールを5重量部添加して80℃で
2日放置したポリシロキサン組成物で、120℃、1時
間処理したものの吸水率を測定した。処理したシリカを
40℃、湿度80RH%にて1日放置し、放置後の重量
を処理後の重量で割って吸水率を計算した。吸水率の単
位は%である。比較例2では、シリカを、比較例1で得
られた、アルコールを添加せずに80℃で2日放置した
ポリシロキサンで、120℃、1時間処理したものの吸
水率を測定した。結果を第2表に示す。表中、化合物の
単位は重量部である。エタノールを含有したポリシロキ
サン組成物で処理したもの(実施例4)は、より効果的
にシリカ表面が疎水化され、吸水率が低下した。
【0047】
【0048】下記実施例5〜8及び比較例3〜9の各例
の配合に用いた他の配合成分は以下の市販品を用いた。 天然ゴム:RSS#1 溶液重合SBR:末端変性・カップリング処理溶液重合
SBR ニポールNS116(日本ゼオン社製) 乳化重合SBR:ニポールSBR1502(日本ゼオン
社製) シリカ:ニップシールAQ(日本シリカ社製) シランカップリング剤:ビス−〔3−(トリエトキシシ
リル)−プロピル〕テトラスルフィド Si69(デクッサ社製) ポリシロキサン:上述の合成したアルコキシシリル基含
有ポリシロキサン ポリシロキサン組成物:上記ポリシロキサン100重量
部にエタノールを5重量部配合したもの ジエチレングリコール:ジエチレングリコール(関東化
学社製) 酸化亜鉛:亜鉛華3号 ステアリン酸:工業用ステアリン酸 老化防止剤:N−フェニル−N′−(1,3−ジメチル
ブチル)−p−フェニレンジアミン 粉末イオウ:5%油処理の粉末硫黄 加硫促進剤(DPG):ジフェニルグアニジン 加硫促進剤(CBS):N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジルスルフェンアミド
【0049】<サンプルの調整>加硫促進剤と粉末イオ
ウを除く成分を1.8リットルの密閉型ミキサーで3〜
5分間混練し、165±5℃に達したときに放出したマ
スターバッチに加硫促進剤と粉末イオウを8インチのオ
ープンロール混練し、ゴム組成物を得た。得られたゴム
組成物の未加硫物性を測定した。次に、この組成物を1
5×15×0.2cmの金型中で160℃で20分間プレ
ス加硫して目的とする試験片(ゴムシート)を調製し、
加硫物性を評価した。
【0050】各例において得られた組成物の未加硫物性
及び加硫物性の試験方法は以下の通りである。 <未加硫物性> 1)スコーチ時間:JISK6300に基づき125℃
にて粘度が5ポイント上昇する時間(分)を測定した。 2)未加硫粘度:JISK6300に基づき100℃に
てムーニー粘度を測定した。 3)加硫時間:JISK6300に基づき160℃にて
95%加硫度に達する時間(分)を測定した。 <加硫物性> 1)300%伸張引張り応力、破断強度、破断伸度:J
ISK6251(ダンベル状3号形)に準拠して測定し
た。 2)JIS硬度:JISK6253に基づき20℃にて
測定した。 3)tanδ(0℃)、tanδ(60℃):東洋精機
製作所製粘弾性スペクトロメータを用いて、0℃、およ
び60℃の測定温度下で、10%伸張させ、振幅±2%
の振動を振動数20Hzで与え測定し、動的弾性率の式
を求め、この式の虚数部に対する実数部の値を求め比か
ら、tanδを算出した。 4)耐摩耗性:ランボーン型試験機で測定し、摩耗減量
を指数で表示した。 耐摩耗性(指数)=〔(標準例10の減量)/(サンプ
ルの減量)〕×100
【0051】(実施例5、比較例3〜4)これらの例
は、ゴムとして乳化重合SBRを用い、シリカを含み、
シランカップリング剤を含まない系におけるポリシロキ
サンの評価結果を示す例である。結果を第3表に示し
た。比較例4は、比較例3にさらにポリシロキサンを添
加した例である。ポリシロキサンを添加すると、比較例
3に比較して、未加硫粘度が低下し、加硫時間が短縮さ
れた。実施例5は、比較例3に、エタノールを配合した
ポリシロキサン組成物を添加した例である。比較例3、
4に比較して、加硫時間が短縮された。また、300%
伸張引張り応力、破断強度、JIS硬度、耐摩耗性、6
0℃における低発熱性(tanδ(60℃))が比較例
3、4より向上した。
【0052】
【表3】
【0053】(実施例6、比較例5〜6)これらの例
は、ゴムとして乳化重合SBRを用い、シリカを配合し
シランカップリング剤を併用した系におけるポリシロキ
サンの評価結果を示す例である。結果を第4表に示し
た。エタノールを配合したポリシロキサン組成物を添加
した実施例6では、比較例5、6に比較して、未加硫粘
度がさらに低下し、耐摩耗性が向上した。
【0054】
【表4】
【0055】(実施例7、比較例7〜8)これらの例
は、ゴムとして溶液重合SBRに天然ゴムを併用した天
然ゴム系を用いた系におけるポリシロキサンの評価結果
を示す例である。結果を第5表に示した。エタノールを
配合したポリシロキサン組成物を添加した実施例7で
は、比較例7、8に比較して、未加硫粘度がさらに低下
し、300%伸張引張り応力、破断強度、60℃におけ
る低発熱性(tanδ(60℃))が比較例7、8より
向上した。
【0056】(実施例8、比較例9)これらの例は、ゴ
ムとして溶液重合SBRに天然ゴムを併用した天然ゴム
系を用い、表面処理されたシリカを配合しシランカップ
リング剤を併用した系におけるポリシロキサンの評価結
果を示す例である。実施例8では、表面処理されたシリ
カとして、実施例4で得られたエタノール添加ポリシロ
キサンにより表面処理されたシリカを用い、比較例9で
は、比較例2で得られたポリシロキサンにより表面処理
されたシリカを用いた。結果を第5表に示した。エタノ
ール添加ポリシロキサンにより表面処理されたシリカを
用いた実施例8では、比較例9に比較して、スコーチ時
間が長く、未加硫粘度が低下し、加硫時間が短縮され
た。また、300%伸張引張り応力、破断強度、破断伸
び、JIS硬度、60℃における低発熱性(tanδ
(60℃))、耐摩耗性が比較例9より向上した。
【0057】
【表5】
【0058】
【発明の効果】本発明に従えば、アルコキシシリル基含
有ポリシロキサンにアルコールを配合することにより、
貯蔵安定性に優れるポリシロキサン組成物が得られる。
また、本発明に従えば、ゴム組成物にアルコールを含有
するアルコキシシリル基含有ポリシロキサンで表面処理
した無機固体粒子を配合することにより、実施例5〜7
に示すように、未加硫粘度を改良することができ、加硫
時間を十分に短くすることができ、また300%伸張引
張り応力が改良され、耐摩耗性が十分に大きな値とな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 21/00 C08L 21/00 C09C 1/28 C09C 1/28 3/12 3/12 //(C08L 21/00 83:06) Fターム(参考) 4J002 AC00Y CP05W CP05X DJ006 FB096 FD016 4J037 AA02 AA08 AA10 AA15 AA17 AA22 AA25 AA26 AA27 CB04 CC06 CC28 EE03 EE28 EE35 EE43 FF17 FF18 FF23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1)で表されるシロキサン構造を
    1分子中に6個以上含むアルコキシシリル基含有ポリシ
    ロキサンと、炭素数1〜6のアルコールとを含有するポ
    リシロキサン組成物。 【化1】 1 :メチル基、エチル基、またはフェニル基 R2 :炭素数1〜6の炭化水素基およびエーテル結合含
    有炭化水素基からなる群から選ばれるいずれか1つ
  2. 【請求項2】前記アルコキシシリル基含有ポリシロキサ
    ンが、下記式(2)で表される化合物である請求項1に
    記載のポリシロキサン組成物。 【化2】 1 :メチル基、エチル基、またはフェニル基 R2 :炭素数1〜6の炭化水素基およびエーテル結合含
    有炭化水素基よりなる群から選ばれるいずれか1つ R3 :水素原子および分子量3000以下の有機基より
    なる群から選ばれるいずれか1つ n :6〜1000の整数 m :0または1〜100の整数
  3. 【請求項3】前記アルコキシシリル基含有ポリシロキサ
    ン100重量部に対し、前記アルコールを1〜100重
    量部含有する請求項1または2に記載のポリシロキサン
    組成物。
  4. 【請求項4】無機固体粒子100重量部を、請求項1〜
    3のいずれかに記載のポリシロキサン組成物1〜50重
    量部により表面処理してなる表面処理無機固体粒子。
  5. 【請求項5】前記無機固体粒子がケイ素を含有する金属
    酸化物である請求項4に記載の表面処理無機固体粒子。
  6. 【請求項6】ゴム100重量部に対し、無機固体粒子5
    〜100重量部と、請求項1〜3のいずれかに記載のポ
    リシロキサン組成物を無機固体粒子配合量に対しポリシ
    ロキサン換算で0.1〜30重量%含有するゴム組成
    物。
  7. 【請求項7】前記無機固体粒子がケイ素を含有する金属
    酸化物である請求項6に記載のゴム組成物。
  8. 【請求項8】ゴム100重量部に対し、請求項4または
    5に記載の表面処理無機固体粒子を5〜100重量部含
    有するゴム組成物。
JP11124043A 1999-04-16 1999-04-30 ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物 Withdrawn JP2000313809A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11124043A JP2000313809A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物
US09/547,230 US6329460B1 (en) 1999-04-16 2000-04-11 Polysiloxane composition and rubber composition and resin composition
DE10018637A DE10018637A1 (de) 1999-04-16 2000-04-14 Polysiloxan-Zusammensetzung, Gummizusammensetzung und Harzzusammensetzung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11124043A JP2000313809A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000313809A true JP2000313809A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14875605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11124043A Withdrawn JP2000313809A (ja) 1999-04-16 1999-04-30 ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000313809A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356584A (ja) * 2001-03-28 2002-12-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ用ゴム組成物
JP2006096907A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Zeon Co Ltd 補強性粒子、重合体組成物及びこれらの製造方法並びに加硫性ゴム組成物
JP2006096908A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Zeon Co Ltd 補強性粒子、重合体組成物及びこれらの製造方法並びに加硫性ゴム組成物
JP2008539292A (ja) * 2005-04-26 2008-11-13 ヌプレクス レジンズ ビー.ブイ. コーティングされた粒子およびコーティングされた粒子を含んでいるコーティング組成物
JP2009138084A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 変性表面改質剤、その製造方法、および該改質剤による粉体の表面改質方法並びに該改質粉体を含む化粧料
JP2017075262A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
JP2017075266A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
JP2017075269A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356584A (ja) * 2001-03-28 2002-12-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ用ゴム組成物
JP2006096907A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Zeon Co Ltd 補強性粒子、重合体組成物及びこれらの製造方法並びに加硫性ゴム組成物
JP2006096908A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Nippon Zeon Co Ltd 補強性粒子、重合体組成物及びこれらの製造方法並びに加硫性ゴム組成物
JP4687056B2 (ja) * 2004-09-30 2011-05-25 日本ゼオン株式会社 補強性粒子の製造方法、重合体組成物及びその製造方法並びに加硫性ゴム組成物
JP2008539292A (ja) * 2005-04-26 2008-11-13 ヌプレクス レジンズ ビー.ブイ. コーティングされた粒子およびコーティングされた粒子を含んでいるコーティング組成物
JP2009138084A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 変性表面改質剤、その製造方法、および該改質剤による粉体の表面改質方法並びに該改質粉体を含む化粧料
JP2017075262A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
JP2017075266A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
JP2017075269A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5835351B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP6390186B2 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5247432B2 (ja) 活性化シラン化合物を用いたゴム組成物及びタイヤ
JP2008163125A (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP4036519B2 (ja) 加工性を改良したタイヤトレッド用ゴム組成物
JP4876403B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物
WO2018105707A1 (ja) タイヤ用ゴム組成物の製造方法
JP3778662B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP6424597B2 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2000313809A (ja) ポリシロキサン組成物およびそれを用いたゴム組成物
JP2016008284A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP2006063209A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP3105174B2 (ja) ゴム組成物
JP3608892B2 (ja) シリカ配合ゴム組成物
JP3604237B2 (ja) ポリシロキサン表面処理金属酸化物及びそれを用いたゴム組成物
JP2002201278A (ja) ゴム反応性ポリシロキサン及びそれを含むゴム組成物
JP3915901B2 (ja) ゴム用配合剤及び配合方法
JPH11189680A (ja) ゴム組成物
JP5725365B2 (ja) ゴム組成物、その架橋物及びそれらの製造方法
WO2021166396A1 (ja) オルガノポリシロキサン、ゴム組成物およびタイヤ
JP2853986B2 (ja) ゴム用配合剤及びそれを用いたゴム組成物
JP7052394B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物の製造方法
JPH11181159A (ja) ゴム組成物
JP2019182985A (ja) タイヤ用ゴム組成物の製造方法
JP3188401B2 (ja) ゴム組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704