JP2000313413A - 箱詰め装置 - Google Patents

箱詰め装置

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JP2000313413A
JP2000313413A JP11161499A JP16149999A JP2000313413A JP 2000313413 A JP2000313413 A JP 2000313413A JP 11161499 A JP11161499 A JP 11161499A JP 16149999 A JP16149999 A JP 16149999A JP 2000313413 A JP2000313413 A JP 2000313413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食材のような円盤体であってもその品質を維
持しながら確実な箱詰めを実行し、さらに効率的にして
故障の少ない箱詰め装置を提供する。 【解決手段】 下部に取着された爪51d1,52d1
を棒本体51a,52aに沿う下向き姿態とこれを持ち
上げ水平に突出す水平姿態との間で切替え可能にし、上
下左右へ可動自在とした垂直棒51,52が複数設けら
れ、これらの垂直棒51,52が、所定段数に積み上げ
られた円盤体1の積み重ね品2に対し、その上方から降
下して前記爪51d1,52d1を水平姿態に切替える
ことにより該積み重ね品2の下面に当接し、該積み重ね
品2を受け支えて移送し箱5内に詰めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンバーガーに使
われる冷凍ハンバーグ(通称、パティという。)等の円
盤体の箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パティ(円盤体)は、一般にハンバーグ
製造メーカで肉をミンチしプレス機にかけて所定大きさ
の円盤体とし、次いで、冷凍処理を施した後、箱詰め出
荷されていく。ここで、従来の箱詰め装置としては、例
えば米国特許第5,069,019号公報技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報技術には次のような問題があった。コンベアに乗って
運ばれてくる冷凍処理後の円盤体の下に、スピンドルの
回転によって該スピンドルに固着したアームが入り込み
該円盤体を支えて移送し、その後、箱内への箱詰め段階
で、アームを水平移動して解除しているため、アームが
円盤体の下へ入り込む際や円盤体から離脱する際に円盤
体を傷めやすかった。冷凍ハンバーグ等の円盤体は金属
製品に比べ軟らかく、円盤体すなわち食材に接しながら
のアームの水平移動では食材への擦りキズができやすか
った。また、コンベアに乗って運ばれてくる円盤体を、
逐一取り上げて箱の所へ運び箱詰めを行っていたため、
その移送手段の往復動が頻繁になり該移送手段が故障し
易くなっていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するもので、
食材のような円盤体であってもその品質を維持しながら
確実な箱詰めを実行し、さらに効率的にして故障の少な
い箱詰め装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、下部に取着された爪
を棒本体に沿う下向き姿態とこれを持ち上げ水平に突出
す水平姿態との間で切替え可能にし、上下左右へ可動自
在とした垂直棒が複数設けられ、これらの垂直棒が、所
定段数に積み上げられた円盤体の積み重ね品に対し、そ
の上方から降下して前記爪を水平姿態に切替えることに
より該積み重ね品の下面に当接し、該積み重ね品を受け
支えて移送し箱内に詰めるようにしたことを特徴とする
箱詰め装置にある。ここで、「円盤体」には4隅の角が
とれた盤体を含み、小判形,オーバル形のアールのある
盤体の他、6角形,8角形等の多角形を含む。本発明に
よる同様の作用,効果を奏するからである。請求項2に
記載の本発明たる箱詰め装置は、請求項1で、コンベア
の端から自然落下して受板へ受け取られていく前記円盤
体の枚数を検知する検出手段と、該検出手段の検知情報
により前記受板を前記円盤体の厚み分だけ降下させ、該
円盤体を所定段数に積み上げた積み重ね品にする段積み
手段と、を具備することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る箱詰め装置の
実施形態を詳述する。図1〜図13は、本発明の箱詰め
装置の一形態で、図1はその全体正面概図、図2〜図4
は図1の要部拡大視図、図5,図6は移載部周りの平面
図、図7は保持手段の正面図、図8は移送手段の平面
図、図9は図7のIV−IV線矢視図、図10は図7の
状態からエアシリンダのロッドが伸び可動板が下がって
爪が水平姿態になった保持手段の正面図、図11,図1
2は垂直棒の下部断面図、図13は図7のXI−XI線
矢視図を示す。本発明の箱詰め装置は、検出手段3と、
段積み手段10と、移載部20と、移載手段30と、箱
詰め手段たる移送手段40と保持手段50と、箱供給手
段60とを具備する。ここで、箱詰めされるものは円盤
体1で、ハンバーガーに使われる冷凍ハンバーグとす
る。
【0007】検出手段3は、円盤体1が通過するのをカ
ウントする検出器で、ここでは光センサ3が用いられて
いる。ハンバーグ製造メーカで肉をミンチしプレス機に
かけて所定大きさの円盤体1とし、冷凍処理を施した冷
凍ハンバーグ(円盤体1)がコンベア8に乗って段積み
手段10の方(図1の矢印方向)へと運ばれる。このコ
ンベア8上方に光センサ3を設けてコンベア8上の円盤
体1の通過を検出する。
【0008】段積み手段10は、コンベア8の進行端に
設けられ、送り機構15と支柱14と受板13とエアシ
リンダ11とガイド板12とを備える。コンベア端の下
方にあるフレーム柱9eに送り機構たるレベル制御用サ
ーボユニット15が取着され、該サーボユニットの可動
体15aが垂直上下方向にレベル制御される。可動体1
5aに支柱14を起立するようにして固着し、該支柱1
4の上端に円盤体1より若干小さめの受板13を水平配
置する。また、コンベア8端の下方にあるフレーム梁9
fにエアシリンダ11を配置し、該エアシリンダからサ
ポートを出し、該サポートに案内筒17を取付ける。案
内筒17はコンベア8端から自然落下していく円盤体1
を前記受板13へ導くものである。案内筒17は、上面
開口を大きくしてコンベア8端から自然落下する円盤体
1を拾い、且つ、下面開口をほぼ円盤体1大きさとして
受板13上へ円盤体1をうまく水平載置する。コンベア
8に乗って運ばれて来る円盤体1がコンベア8の端から
自然落下して受板13へ受け取られていくが、この円盤
体1の通過枚数を前記光センサ3が検知する。光センサ
3の検知情報によりサーボユニット15が作動して可動
体15aすなわち受板13を円盤体1の厚み分だけ降下
させ、該円盤体1を所定段数(ここでは24段)積み上
げた積み重ね品2までもっていく。前記エアシリンダ1
1のロッド11aには円盤体1の外周に沿わせたガード
板12が固着される。受板13へ受け取られていく円盤
体1の枚数が増えるにしたがい該受板13が降下する
が、ガード板12はこの高く積み上げられていく積み重
ね品2を崩れ防止から守る。と同時に、ガード板12の
高さを積み重ね品2より高くしてエアシリンダ11の作
動によりロッド11aを前進させ、ガード板12で受板
13上の積み重ね品2全体を移載部20(受けバー2
3)へ移動させる役割を担う。尚、符号16は支柱16
を挿通保持するブッシュを示す。
【0009】移載部20は横架バー22と受けバー23
と案内ガイド24を備える。フレーム9の梁9gから支
柱21を立設し、その上端に横架バー22が配置され
る。そして、横架バー22上に受けバー23が取着され
る。受けバー23は、上面が平らで、この上に円盤体1
を一列に10個連接して並べることのできる長さがあ
る。該受けバー23と前記支柱14と前記エアシリンダ
11のロッド11aは平面視で一直線に並び(図5)、
且つ、光センサ3の情報で送り機構15を作動させて円
盤体1を24段積み上げ、積み重ね品2とした際の受板
13と受けバー23との高さは同じにする(図3)。案
内ガイド24,25は、縦が積み重ね品2より少し高め
で、横が円盤体1の直径分の5倍ほどの長さの板片であ
る。二つの案内ガイド24,25は後述の軸棒34が通
り抜けれる間隔をあけて、受けバー23に沿って直列配
置される。そして、案内ガイド24,25が受けバー2
3の両サイドで円盤体1の約直径分だけ離したスペース
εをあけて起立配設される。両案内ガイド24,25の
段積み手段10側はその間口を広げ(図6)、積み重ね
品2を受け取り易くする。符号26は案内ガイド24の
下方に張り出す舌片で、垂直棒51の下降し過ぎを制止
する。符号27は段積み手段10側と反対側の受けバー
23端部に立設させた起立バーで(図4)、積み重ね品
2の受け支え用(崩れ防止)になっている。
【0010】移載手段30は、図4のごとく、エアシリ
ンダ11の作動により受板13上から受けバー23上へ
移動させた積み重ね品2が所定列(ここでは5列)並ぶ
よう順次右方向へズラしていくものである。ここではロ
ッドレスシリンダ31と板片33とエアチャック35と
軸棒34とを備える。ロッドレスシリンダ31は、前記
受けバー23の長手方向に沿ってベースフレーム9h上
に設ける。ロッドレスシリンダ31はマグネットでシリ
ンダ本体につながった可動体32が指令を受けてシリン
ダ本体上を移動する。該ロッドレスシリンダの可動体3
2にラックピニオン式エアシリンダと呼ばれる公知のエ
アチャック35を取付ける。該エアチャック35の両脇
の可動軸35aに一対の板片33が固着される。該板片
33にそれぞれ軸棒34を立設し、該軸棒34がエアチ
ャック35の閉起動で案内ガイド24と受けバー23と
の間の空間εに配置され、エアチャック35の開起動
で、軸棒34が案内ガイド24の外側に出るように開く
(図6)。軸棒34の上端については積み重ね品2の上
面以上とする。そうして、シーケンス制御指令により、
軸棒34は、当初図6の341の位置でスタンバイし、
エアシリンダ11の作動により受けバー23上に積み重
ね品2を受取る。その後も受けバー23上に積み重ね品
2a〜2eを次々と受け取れるよう、エアシリンダ11
の作動に先立ち、341→342→343→344→3
45の所に移動し、積み重ね品2a〜2eを受けバー2
3上に5列並ぶようにする。その後、エアチャック35
を開起動にし、軸棒34は345の位置から346へと
開き、案内ガイド24の外側に出る。次いで、346→
347の段積み手段10のある前位置近くに戻った後、
エアチャック35を閉起動にし、該軸棒34は348の
前位置で最前列の積み重ね品2のある所にくる。そし
て、軸棒34を348の位置から349へ一気に動かす
ことにより、前側案内ガイド24内に在った5列の積み
重ね品2a〜2eを後側案内ガイド25内へと移送す
る。図6の積み重ね品2a〜2eは図3の2f〜2jの
積み重ね品の位置に移る。そうして、軸棒34は当初の
341の位置に戻る構成である。
【0011】移送手段40は箱詰め手段の保持手段50
に固着する可動板41aを前後左右に可動自在とするも
のである。移送手段40は、可動板41aと可動枠41
bとサーボユニット42とロッドレスシリンダ44とを
備える。ロッドレスシリンダ44は、シリンダ本体44
aが案内ガイド25の上方のフレーム梁9a上に受けバ
ー23の長手方向(図8の左右方向)に合せこれと平行
に取着される。該ロッドレスシリンダ44の可動体44
bは取付片45を介して可動枠41bに連結する。可動
枠41bの上面にはレール47が前後方向(図8の紙面
上下方向)に敷かれ、該レール上で前後に自在移動でき
る可動体41aを載置する。可動枠41bの一端部には
水平板41b1が張り出し、該水平板にサーボユニット
42を取付ける。該サーボユニットに係るモータ駆動に
より、プーリ,歯付きベルトを介してレール47に平行
に配したボールネジ42aが回動し、該ボールネジに螺
合するナット42bが前後方向(図8の紙面上下方向)
に動く。該ナット42bと可動板41aとは取付片43
で結合しており、可動板41aが前後に追動する。ま
た、前記ロッドレスシリンダ44の作動により可動枠4
1bすなわち可動板41aは左右(図8の左右方向)へ
可動自在となっている。
【0012】ここで、前記ロッドレスシリンダ44で可
動板41a(可動体44b)を左右へ可動自在とするの
は、可動板41aに固着した保持手段50で保持した積
み重ね品2を移載部20から箱5内へ移送できるように
するためである。また、サーボユニット42で可動板4
1aを前後に可動自在とするのは、案内ガイド25内に
収納された積み重ね品2の箇所へ保持手段50を移動さ
せるためである。本実施形態では、図2においてコンベ
ア8の幅方向で冷凍ハンバーグたる円盤体1が6つ並ん
で送り込まれる。このため、これに対応すべく図2の紙
面垂直方向には、光センサ3,段積み手段10,移載部
20,移載手段30の図示したものが6基分並んでい
る。6基のうち3基を一台の箱詰め手段でまかなうかた
ちで2台の箱詰め手段が設けられている。そこで、図2
の3基のうちのいずれの移載部20にある積み重ね品2
でも取りにいけるよう可動板41aを前後方向(図1の
紙面垂直方向)に可動自在とする。
【0013】保持手段50は、垂直棒51,52と主エ
アシリンダ53と従エアシリンダ54とスライド板56
と基板57とを備える。主従エアシリンダ53,54が
前記可動板41aに固着される。従エアシリンダ54の
ロッド54aは下方に伸び水平に配したスライド板56
にその先端を固着する。2つの主エアシリンダ53のロ
ッド53aも下方に伸びるが、その先端はスライド板5
6に設けたバカ孔65aを貫通し、スライド板56下方
で水平に配した方形枠の基板57に固着する(図7)。
【0014】垂直棒51,52は文字通り垂直に起立さ
せた棒状体で、複数設けられ、その棒本体51a,52
aを基板57に所定間隔あけて固着する。筒状の棒本体
51aには軸部材51bが挿着され、該軸部材51bの
上端はスライド板56に螺着結合とする。ここでは、5
つの積み重ね品2を一度に移載部20から箱5内へ運べ
るよう、全部で12本の垂直棒51,52を基板周囲に
固着する。4隅の4本の垂直棒51はここから爪51d
1が一つ出る形態とし、その他の垂直棒52はここから
爪52d1が二つ出る形態とする。垂直棒51,52
は、受けバー23上にある5列並ぶ積み重ね品2に対
し、その上方から降下して前記爪51d1,52d1を
水平姿態に切替えることにより該積み重ね品2の下面に
当接させ得る構成にある。具体的には、垂直棒51では
図11のごとく軸部材51bの下部に設けたピン51c
を爪体51dの係合穴51d2に挿入させ、該ピン51
cが軸部材51bの下降により下向き姿態にあった爪体
51dを軸51eを支点に回動させて、爪51d1を持
ち上げ開口Oから該爪51d1(図の鎖線)を水平に突
出す水平姿態とするものである。水平姿態になった爪5
1d1はピン51cの係合穴51d2への挿入維持によ
り保持される。また、垂直棒52では図12のごとく軸
部材52bの下部に形成した凹み52b2に爪体51d
の後頭部52d5を嵌入して、該後頭部が軸部材52b
の下降により下向き姿態にあった爪体52dを軸52e
を支点に回動させて、爪52d1を持ち上げ開口Oから
該爪52d1(図の鎖線)を水平に突出す水平姿態とす
る。水平姿態になった爪52d1は、軸部材52bの太
径部の下面52b4が後頭部52d5の上動を阻止する
ことにより、水平保持される。爪51d1,52d1が
水平姿態になったとき、全ての爪51d1,52d1は
図13のごとく内方に向うよう突出し、5列並ぶ各積み
重ね品2にほぼ90°間隔で4つの爪51d1が出て、
該積み重ね品2を下から受け支え得る。各積み重ね品2
を支える4つの爪52d1(51d1)は受けバー23
を跨いで対角線交差状とする。そのため、垂直棒51,
52が円盤体1の4隅のアール部分と案内ガイド25と
の隙間くぐって案内ガイド25の下に入り、爪51d
1,52d1で積み重ね品2を下から受け支えることが
できる。斯る状態で積み重ね品2を箱5内へ移送し、そ
の後、従エアシリンダ54を作動させスライド板56を
持ち上げることにより(図7)、スライド板56と基板
57との間隔はh2から元のh1へ戻る。軸部材51
b,52bを上動させ爪51d1,52d1を下向き姿
態にする。こうした構成により箱5詰めできるようにな
っている。
【0015】箱供給手段60にはコンベア61と昇降機
62が設置されている。コンベアに乗って昇降機62の
台の上に箱5が乗り、昇降機62は箱底が受けバー23
の高さレベルに一致する所まで持ち上げることができ
る。このレベルに箱5が在るとき、水平バー63に吊設
させる仕切板64の主部が箱5内に入り込む。本実施形
態の箱5は、図1において5列並んだ積み重ね品2を紙
面横方向にそのまま並べて配することができる長さがあ
り、また、奥行き方向に5列並んだ積み重ね品2を3組
配することができる大きさになっている。そのため、仕
切板64が2つ吊設される。さらに、ここでは二つの仕
切板64にエアシリンダ(図示せず)を連結し、最初は
仕切板64を中央寄りにして両側の所に積み重ね品2を
詰め、その後、仕切板64を開けて中央部に積み重ね品
2を詰め込み、箱5内へ積み重ね品2を詰め易くしてい
る。
【0016】次に、本箱詰め装置の動作を説明する。コ
ンベア8は6レーンあるごときの幅があり、円盤体1が
その幅に6つ並ぶ状態で(時に円盤体1の移送に歯抜け
有り)、コンベア8に運ばれる。コンベア8上を円盤体
1が案内筒17の方向へ進んで自然落下し受板13上に
載るが、コンベア8上を通過する円盤体1を光センサ3
が検出する(図1)。そして、光センサ3の検出情報に
基づきサーボユニット15を作動させ、円盤体1の厚み
分だけ降下させる。そうして、円盤体1が24段積み上
げられて積み重ね品2になると、受板13が受けバー2
3のレベルに一致する(図3)。図3の紙面垂直方向に
は受板13が並んでいるが、このように24段積み上げ
られた積み重ね品2が出来たら、次に、その受板13に
対応ラインナップされているエアシリンダ11が作動す
る。なお、本実施形態では基本的に前記光センサ3のカ
ウント情報に基づきシーケンス制御で各手段10〜60
が動作していく。エアシリンダ11が作動してロッド1
1aが伸び、ガード板12で受板13上にある積み重ね
品2を受けバー23上へ移動させる。このとき、図4の
ごとく軸棒34は341で待機している。軸棒34が移
動に伴なう積み重ね品2の崩れを阻止する。エアシリン
ダ11は、所定時間経過後、ロッド11aを収縮させガ
ード板12を元の位置(図2の位置)に戻す。
【0017】次に、またコンベア8に円盤体1が運ばれ
て受板13上に載り、サーボユニットで円盤体1の厚み
分だけ降下していき積み重ね品2を形成したら、エアシ
リンダ11が作動し、積み重ね品2を受板13から受け
バー23上へと移動させる。このときは、軸棒34は3
42で待機し、積み重ね品2の崩れ防止を図りながら受
けバー23上への安定移動を確保する。その後も、ロッ
ドレスシリンダ31が作動し、積み重ね品2を受板13
から受けバー23上へ移動させるにあたっては、34
3,344,345と軸体を待機させて、受けバー23
上への積み重ね品2a〜2eの安定移動を図る。
【0018】こうして、案内ガイド25内に5列の積み
重ね品2a〜2eが移載された所で、エアチャック35
が開起動し、軸棒34が345から346の位置に動
き、続いて、347の前位置に戻り、エアチャック35
が閉起動し348の所で一番後に受けバー23上へ移送
した積み重ね品2に当接する。引き続き、軸棒34が3
48から349へと動き、案内ガイド24内に在った5
列の積み重ね品2を案内ガイド25内へと移動させる。
【0019】続いて、案内ガイド25内に5列の積み重
ね品2を認識して、移送手段40のサーボユニット42
が作動し可動板41aが前後方向(図1の紙面垂直方
向)に動き、保持手段50を5列の積み重ね品2の上方
へもっていく。次に、主エアシリンダ53が作動し、爪
51d1,52d1は棒本体51aに沿う下向き姿態に
した状態とし、爪51d1,52d1の位置が積み重ね
品2の最下段の円盤体1より下までくるよう垂直棒5
1,52を降下させる。円盤体1は平面視円形であり、
その4隅のアール部分と案内ガイド25との隙間空間に
垂直棒51,52を降していくことができる。
【0020】その後、従シリンダ54を作動させて爪5
1d1,52d1を水平姿態に起こす(図10)。この
動作により、基板57がロッド53aに固定されている
ため、スライド板56と基板57との間隔が図7のh1
から図11のh2に縮まる。そして、主エアシリンダ5
3を作動させ垂直棒51,52を所定高さまで上動させ
る。この上動で、爪51d1,52d1が積み重ね品2
を下から受け支えるようにして積み重ね品下面に当接し
て積み重ね品2を持ち上げることになる(図10)。図
10では積み重ね品2を1つ描くが、各爪51d1,5
2d1により5列の積み重ね品2が一度に持ち上げられ
る。そして、ロッドレスシリン44の可動体44bが動
いて垂直棒51,52(保持手段50)と一緒に5列の
積み重ね品2を箱5の上方へ持っていく。
【0021】しかる後、再び主エアシリンダ53が作動
し箱5の上方へいき、そこで、垂直棒51,52を降下
させ、爪51d1,52d1の箇所を箱5内の底近くに
到達させる。その後、従エアシリンダ54のロッド54
aを収縮させて爪51d1,52d1を下向き姿態にす
る。該爪は下方に向けて開くようになり、積み重ね品2
がゆっくりと箱5内に詰められる。所定時間経過、光セ
ンサ3のカウント情報が消去され、移送手段40が保持
手段50を初期位置へ戻す。箱供給手段60では当初は
二つの仕切板64を中央に寄せて箱5の両側へ交互に積
み重ね品2を詰め、最後に二つの仕切板64を広げて中
央に積み重ね品2を詰める。その後、昇降機62が箱5
を下降させ、こうした出来上った所望の箱詰め製品はコ
ンベア61によって集荷場所へと運ばれる。なお、仕切
板64は水平バー63に吊設保持されており、昇降機6
2による箱5の下降で箱5から取外されていく。
【0022】このように構成した箱詰め装置は、爪51
d1,52d1が積み重ね品2を下から受け支えるよう
にして積み重ね品2下面へ下からあてがうので、積み重
ね品2に擦りキズをつけない。そして、箱5内に積み重
ね品2を箱詰め,収納後に爪51d1,52d1を積み
重ね品2から取外すときも、爪51d1,52d1は下
方に向けて開くため、積み重ね品2に外力を加えること
なく解除可能となり、冷凍ハンバーグ食材等の比較的柔
かな円盤体1にあっても品質をそのまま維持して箱詰め
作業を可能にする。また、円盤体1は段積み手段10を
設けて所定段数(24段)に積み上げた積み重ね品2に
して、これをまとめた形で移送手段40で箱5内へ運ぶ
ので、移送手段40の動きが少なくなり、効率的で且つ
故障も少なくなる。さらに、エアシリンダ11及び移載
部20,移載手段30を設けることによって、複数列
(5列)の積み重ね品2を一度に箱詰めできるので、よ
り移送手段40の動きが少なくなり、高効率的で且つ故
障も一層少なくメンテナンスフリーに近づけることがで
きる。
【0023】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。段積み手段10,移載部20,移載手
段30,移送手段40,保持手段50等の大きさ,形
状、個数等は用途に合わせて適宜選択できる。
【0024】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の箱詰め装置は、
食材のような比較的軟らかな円盤体にあってもこれを傷
つけることなく確実な箱詰めを実行し、さらに効率的に
して故障を少なくできるなど多大な効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の箱詰め装置の一形態で、その全体正面
概図である。
【図2】図1の要部拡大視図である。
【図3】図1の要部拡大視図である。
【図4】図1の要部拡大視図である。
【図5】移載部周りの平面図である。
【図6】移載部周りの平面図である。
【図7】保持手段の正面図である。
【図8】移送手段の平面図である。
【図9】図7のIV−IV線矢視図である。
【図10】図7の状態からエアシリンダのロッドが伸び
可動板が下がって爪が水平姿態になった保持手段の正面
図である。
【図11】垂直棒の下部断面図である。
【図12】垂直棒の下部断面図である。
【図13】図7のXI−XI線矢視図である。
【符号の説明】
1 円盤体 2 積み重ね品 3 光センサ(検出手段) 5 箱 8 コンベア 10 段積み手段 13 受板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E054 AA01 DA03 DB04 DD11 EA02 FB02 FE03 GA01 GB02 GC02 HA03 HA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に取着された爪を棒本体に沿う下向
    き姿態とこれを持ち上げ水平に突出す水平姿態との間で
    切替え可能にし、上下左右へ可動自在とした垂直棒が複
    数設けられ、 これらの垂直棒が、所定段数に積み上げられた円盤体の
    積み重ね品に対し、その上方から降下して前記爪を水平
    姿態に切替えることにより該積み重ね品の下面に当接
    し、該積み重ね品を受け支えて移送し箱内に詰めるよう
    にしたことを特徴とする箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 コンベアの端から自然落下して受板へ受
    け取られていく前記円盤体の枚数を検知する検出手段
    と、該検出手段の検知情報により前記受板を前記円盤体
    の厚み分だけ降下させ、該円盤体を所定段数に積み上げ
    た積み重ね品にする段積み手段と、を具備する請求項1
    記載の箱詰め装置。
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