JP2518883Y2 - 集積反転装置 - Google Patents

集積反転装置

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JP2518883Y2 JP5391090U JP5391090U JP2518883Y2 JP 2518883 Y2 JP2518883 Y2 JP 2518883Y2 JP 5391090 U JP5391090 U JP 5391090U JP 5391090 U JP5391090 U JP 5391090U JP 2518883 Y2 JP2518883 Y2 JP 2518883Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多数の物品を集積し、反転させた後包装箱
内に挿入する集積反転装置に関するものである。
〔従来の技術〕
コンベアによって搬送されてくる多数の物品を、所定
個数づつ集積してホルダ内に収納し、反転(例えば水平
から垂直に90°回転)させた後、それらの物品を一度に
包装箱内に充填するようにした集積反転装置は従来から
知られている(実開平1-122401号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の装置では、物品を集積するための複数の収
納部を有するホルダ自体を、水平軸を中心に回転させる
ため装置が大型化しコスト高になるという問題点があっ
た。
本考案は上記問題点を除くためになされたもので、集
積部と反転部を分離して反転部の構造を簡素化した集積
反転装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る集積反転装置は、垂直軸線回りを間欠的
に回転する水平回転体と、この回転体に取り付けられ上
下に複数段の収納部を有する第1のホルダと、このホル
ダを昇降させる昇降手段と、コンベヤによって搬送され
てくる物品を上記ホルダの各収納部内に収納する第1の
プッシャと、水平位置と直立位置との間でほぼ90°回転
可能な第2のホルダと、上記第1ホルダの背後から前進
し、各収納部内に収納されている物品を水平状態の第2
ホルダ内に移動させる第2のプッシャと、回転して直立
状態になった第2ホルダ内の物品を押し出す第3のプッ
シャとを備えている。
〔作用〕
本考案に係る集積反転装置では、水平回転体に取り付
けたホルダ内に物品を集積し、その後回転可能な第2の
ホルダに移した後反転させるので、反転部の構造が簡単
で、装置全体が小型、軽量である。
〔実施例〕
以下、図示実施例により本考案を説明する。第1図お
よび第2図は本考案の一実施例に係る集積反転装置の要
部を示す平面図および横断面図であり、垂直な柱(2)
の周囲を回転する水平回転体(4)の外周寄りに、複数
個(本実施例では4個)のホルダ(第1ホルダ)(6)
が取り付けられている。水平回転体(4)は、多数の物
品を連続的に搬送するコンベア(8)の正面の収納ポジ
ション(A)および物品の方向転換を行う第2のホルダ
(10)の正面の受け渡しポジション(B)に各ホルダ
(6)が停止するように90°づつ間欠的に回転する。
第1ホルダ(6)は上下2段の物品収納部(6a),
(6b)を有しており、これら各収納部(6a),(6b)が
順次コンベア(8)の搬送面の高さに一致するようにこ
のホルダ(6)を昇降させる昇降機構(12)が設けられ
ている。すなわち、第3図および第4図に示すように、
各ホルダ(6)は、一対のロッド(14)により水平回転
体(4)に対して昇降可能に支持され、その下面側に2
つのローラ(16),(18)が取り付けられている。そし
て、内周側のローラ(16)が環状カム(20)上を走行
し、外周側のローラ(18)は、その下方に垂直に配置さ
れたシリンダ(22)上の押し上げプレート(24)によっ
て上昇されるようになっている。環状カム(20)は、上
記収納ポジション(A)では低い高さにあり、その収納
ポジション(A)の中央を過ぎた位置で、第1ホルダ
(6)の1つの収納部(6a),(6b)の高さとほぼ等し
い段差が形成され、受け渡しポジション(B)を過ぎた
後傾斜面を経てもとの低い位置に戻るようになってい
る。
上記収納ポジション(A)のコンベア(8)を隔てた
向かい側に、コンベア(8)上の物品を第1ホルダ
(6)内に収納するプッシャ(第1プッシャ)(26)が
設けられている。このプッシャ(26)は第4図および第
5図に示すように、コンベア(8)と直交する方向に配
置され、スライドユニット(28)に摺動自在に支持され
たロッド(30)と、このロッド(30)の先端に固定さ
れ、コンベア(8)上を横断して進退動する押圧プレー
ト(32)とを備えている。上記ロッド(30)の後端部
は、下方のピン(34)を中心に揺動可能な長いレバー
(36)の上端に連結されている。また、この長いレバー
(36)は、その中間部において、これと同様に下方のピ
ン(38)を中心に揺動可能な短かいレバー(40)の上端
にシリンダ(42)を介して連結されている。そして、短
かいレバー(40)の中間部には、カムフォロア(44)が
取り付られて回転板(46)の溝カムに係合している。従
って、回転板(46)が回転することにより短かいレバー
(40)が揺動し、これに伴って長いレバー(36)も揺動
して、上記ロッド(30)および押圧プレート(32)を進
退動させる。
上記水平回転体(4)の上方には、受け渡しポジショ
ン(B)において、第1ホルダ(6)内の物品を第2ホ
ルダ(10)内に移すプッシャ(第2プッシャ)(48)が
設けられている(第1図および第2図参照)。この第2
プッシャ(48)は、第1ホルダ(6)の上下2段の収納
部(6a),(6b)に対応する上下2つの押圧プレート
(50),(52)を備えている。これら押圧プレート(5
0),(52)は、シリンダ(54)のロッド(56)にブラ
ケット(58)を介して取り付けられており、シリンダ
(54)の作動によって進退動する。
受け渡しポジション(B)に位置する第1ホルダ
(6)の向かい側に、このホルダ(6)と開口部を向か
い合せて第2ホルダ(10)が配設されている。この第2
ホルダ(10)は、上記第1ホルダ(6)の各収納部(6
a),(6b)とほぼ同一の高さを有する上下2段の収納
部(10a),(10b)を有しており、水平回転体(4)側
の開口部が、第1ホルダ(6)に干渉しないように円弧
状に切り欠かれている。第2ホルダ(10)は、背面側の
斜め下方に配置された回転軸(60)に取り付けられてい
る。この回転軸(60)の端部にはピニオン(62)が固定
され、垂直方向に移動可能なラック(64)に噛み合って
おり、ラック(64)の上下動によって、第2ホルダ(1
0)は水平状態(第2図に実線で示す)と90°回転した
直立状態(第2図に想像線で示す)との間で回動する。
第2ホルダ(10)内に収容された物品のコンベア
(8)寄りの側面は、支持板(66)によって支持され、
他方の側面は、シリンダ(68)によって位置調節可能な
支持レバー(70)によって支持される。
第2ホルダ(10)の後方側には、直立状態になってい
る第2ホルダ(10)内の物品を押し出して包装箱内に挿
入するためのプッシャ(第3プッシャ)(72)が設けら
れている。この第3プッシャ(72)について第2図及び
第7図〜第9図により説明する。第3プッシャ(72)
は、可動ラック(74)の先端にブラケット(75)を介し
て下向きに取り付けられた一対の押圧プレート(76)を
備えている。ブラケット(75)の側面には、スライドユ
ニット(78)が取り付けられ、フレーム(80)に固定さ
れたガイドバー(82)に摺動自在に係合している。上記
可動ラック(74)は、上記ガイドバー(82)に平行して
フレーム(80)に固定された他のガイドバー(84)に摺
動自在に係合したスライドユニット(86)に対して回転
可能に支持されたピニオン(88)に噛み合い、さらにこ
のピニオン(88)は下方の固定ラック(90)に噛み合っ
ている。ピニオン(88)が支持されているスライドユニ
ット(86)の取付板(92)には、縦の長穴(92a)が形
成され、この長穴(92a)内に、下方のピン(94)を支
点に揺動可能な長いレバー(96)の上端が連結されてい
る。この長いレバー(96)は、その中間部において、下
方のピン(98)を支点に揺動可能なレバー(100)の上
端に連結棒(102)を介して連結されている。さらに、
このレバー(100)の上部は、ピン(104)を支点に揺動
可能な短かいレバー(106)の上端にシリンダ(108)を
介して連結されている。また、短かいレバー(106)の
中央部にはカムフォロア(110)が取り付けられ、回転
板(112)の溝カムに係合している。従って、回転板(1
12)の回転によって短かいレバー(106)が揺動する
と、その揺動は、シリンダ(108)、レバー(100)およ
び連結棒(102)を介して長いレバー(96)に伝えられ
てこの長いレバー(96)を揺動させる。この長いレバー
(96)の揺動によって、ピニオン(88)は固定ラック
(90)に噛み合いつつ進退動する。ピニオン(88)が回
転しながら移動すると、ピニオン(88)に噛み合う可動
ラック(74)が進退動し、押圧プレート(76)を前進、
後退させる。
以上の構成に係る集積反転装置の作動について説明す
る。小箱等の物品はコンベア(8)上を所定個数づつの
グループで搬送され上記収納ポジション(A)の前方に
停止される。ここで、第1プッシャ(26)が作動して、
押圧プレート(32)がコンベア(8)上の物品を第1ホ
ルダ(6)内に押し込む。この時、昇降機構(12)のシ
リンダ(22)は作動せず、収納ポジション(A)の第1
ホルダ(6)は下降位置にあり、物品は先ず第1ホルダ
(6)の上方の収納部(6a)内に収納される。次に、昇
降機構(12)のシリンダ(22)が作動して、その押し上
げプレート(24)がローラ(18)を押し上げ、第1ホル
ダ(6)を収納部1段分だけ上昇させる。続いて、第1
プッシャ(26)が再び作動して、コンベア(8)上の次
のグループの物品を第1ホルダ(6)の下方の収納部
(6b)内に収納する。
収納ポジション(A)に位置する第1ホルダ(6)の
上下収納部(6a),(6b)内に物品が収納されると、水
平回転体(4)が90°回転する。第1ホルダ(6)の内
周側ローラ(16)は、環状カム(20)の段差の上方に乗
り、第1ホルダ(6)は上昇した状態のまま受け渡しポ
ジション(B)に達する。
ここで、第2プッシャ(48)のシリンダ(54)が作動
し、上下2段の押圧プレート(50),(52)が前進し、
第1ホルダ(6)の背面側の隙間から第1ホルダ(6)
内に進入して、内部の物品を、向かい側で水平状態にあ
る第2ホルダ(10)内に移動させる。
その後、垂直ラック(64)の下降によってピニオン
(62)を回転させ、第2ホルダ(10)を90°回転させて
その開口部を上方に向ける。次に第3プッシャ(72)を
作動させ、その押圧プレート(76)によって、第2ホル
ダ(10)の両収納部(10a),(10b)内に収納されてい
る2列の物品を同時に押し出して包装箱内に挿入する。
このように本実施例装置では、コンベア(8)上を一列
で搬送されてきた物品を上下2段に集積し、これを90°
横転させて左右2列に並んだ状態にして包装箱内に挿入
するが、上下に集積した物品を左右に並列させるための
反転部の構成が小型であるため、装置全体のコンパクト
化、低コスト化を図ることができる。
なお、上記各プッシャ(26),(48),(72)および
昇降機構(12)等の駆動手段は、上記のものに限定され
るものではなく、その他従来周知の手段を用いるように
しても良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、物品を集積し反転
させる装置の構造を簡素化し、装置全体の小型化、軽量
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る集積反転
装置の要部の平面図および横断面図、第3図は昇降手段
の正面図、第4図および第5図は第1プッシャの側面図
および平面図、第6図は第1図の右側面図、第7図およ
び第8図は第3プッシャの側面図および平面図、第9図
は第7図のC方向矢視図である。 (4)……水平回転体 (6)……第1ホルダ (6a),(6b)……第1ホルダの収納部 (8)……コンベア (10)……第2ホルダ (12)……昇降手段 (26)……第1プッシャ (48)……第2プッシャ (72)……第3プッシャ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直軸線回りを間欠的に回転する水平回転
    体と、この回転体に取り付けられ上下に複数段の収納部
    を有する第1のホルダと、このホルダを昇降させる昇降
    手段と、コンベヤによって搬送されてくる物品を上記ホ
    ルダの各収納部内に収納する第1のプッシャと、水平位
    置と直立位置との間でほぼ90°回転可能な第2のホルダ
    と、上記第1ホルダの背後から前進し、各収納部内に収
    納されている物品を水平状態の第2ホルダ内に移動させ
    る第2のプッシャと、回転して直立状態になった第2ホ
    ルダ内の物品を押し出す第3のプッシャとを備えたこと
    を特徴とする集積反転装置。
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JP6310275B2 (ja) * 2014-02-24 2018-04-11 株式会社浅野研究所 製品スタック包装装置、成形品スタック包装装置、及び、製品スタック包装方法

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