JP2000312421A - 止め具 - Google Patents
止め具Info
- Publication number
- JP2000312421A JP2000312421A JP11118898A JP11889899A JP2000312421A JP 2000312421 A JP2000312421 A JP 2000312421A JP 11118898 A JP11118898 A JP 11118898A JP 11889899 A JP11889899 A JP 11889899A JP 2000312421 A JP2000312421 A JP 2000312421A
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- Japan
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- bolt
- fixed
- nut
- conductor
- stopper
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- Pending
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】止着力の微調整を可能にし、導線あるいは導管
等の被配設物を必要充分な力で安定して止着することが
でき、伸縮性のある軟弱材料で被覆された電線、慎重な
取り扱いが要求される光ケーブル等の止着に使用して有
効な止め具を提供する。 【解決手段】 アーチ部２の頂部に貫通孔２ａを形成
し、ボルト６を上下に貫通して取付けると共に、このボ
ルト６の下端に円弧状に湾曲した押圧板５を固着すると
共に、ボルト６のヘッド６ａとアーチ部２の間に位置す
るようにナット７を螺合する。そして、このナット７を
回動させることにより、押圧板５が電線ケーブルＣの直
径方向に往復移動できるようにする。
等の被配設物を必要充分な力で安定して止着することが
でき、伸縮性のある軟弱材料で被覆された電線、慎重な
取り扱いが要求される光ケーブル等の止着に使用して有
効な止め具を提供する。 【解決手段】 アーチ部２の頂部に貫通孔２ａを形成
し、ボルト６を上下に貫通して取付けると共に、このボ
ルト６の下端に円弧状に湾曲した押圧板５を固着すると
共に、ボルト６のヘッド６ａとアーチ部２の間に位置す
るようにナット７を螺合する。そして、このナット７を
回動させることにより、押圧板５が電線ケーブルＣの直
径方向に往復移動できるようにする。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、電線、光ケーブル
等の導線の配設、あるいは水道管等の導管の配設に使用
される止め具に関するものである。
等の導線の配設、あるいは水道管等の導管の配設に使用
される止め具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気配線や水道配管等の工事に際
し、これを壁面等の被固定材に固定するために一定間隔
離して取付ける止め具として、例えば図３に示すよう
な、被配設物（例えば電線ケーブル）Ｃの直径に応じた
略半円形状のアーチ部２１の左右両端に、矩形状の鍔部
３１、３１を折曲して設け、この鍔部３１、３１にビス
止め用の透孔３１ａ、３１ａを形成し、このアーチ部２
１でもって被配設物Ｃを被覆し、ビス４１で止着してな
る止め具１１が一般に知られている。
し、これを壁面等の被固定材に固定するために一定間隔
離して取付ける止め具として、例えば図３に示すよう
な、被配設物（例えば電線ケーブル）Ｃの直径に応じた
略半円形状のアーチ部２１の左右両端に、矩形状の鍔部
３１、３１を折曲して設け、この鍔部３１、３１にビス
止め用の透孔３１ａ、３１ａを形成し、このアーチ部２
１でもって被配設物Ｃを被覆し、ビス４１で止着してな
る止め具１１が一般に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
止め具は、導線あるいは導管等の被配設物の種類に応じ
て様々な大きさのものが必要となる上、止着力を微調整
することができなかった。このため、必要充分な力で安
定した止着が行えず、止めた部分がガタつき、経年劣化
による破損の度合いが早まってしまうという欠点があっ
た。とくに、軟弱材料で被覆された電線、慎重な取り扱
いが要求される光ケーブル等の止着に際して不利であっ
た。また、冬季及び夏季における寒暖差等による被固定
材の直径の膨張収縮変化に充分対応することができず、
これも被配設物の破損の要因となるものであった。本考
案は、上記従来の止め具の問題点に鑑み、止着力の微調
整を可能にし、導線あるいは導管等の被配設物を必要充
分な力で安定して止着することができ、伸縮性のある軟
弱材料で被覆された電線、慎重な取り扱いが要求される
光ケーブル等の止着に使用して有効な止め具を提供する
ことを目的とするものである。
止め具は、導線あるいは導管等の被配設物の種類に応じ
て様々な大きさのものが必要となる上、止着力を微調整
することができなかった。このため、必要充分な力で安
定した止着が行えず、止めた部分がガタつき、経年劣化
による破損の度合いが早まってしまうという欠点があっ
た。とくに、軟弱材料で被覆された電線、慎重な取り扱
いが要求される光ケーブル等の止着に際して不利であっ
た。また、冬季及び夏季における寒暖差等による被固定
材の直径の膨張収縮変化に充分対応することができず、
これも被配設物の破損の要因となるものであった。本考
案は、上記従来の止め具の問題点に鑑み、止着力の微調
整を可能にし、導線あるいは導管等の被配設物を必要充
分な力で安定して止着することができ、伸縮性のある軟
弱材料で被覆された電線、慎重な取り扱いが要求される
光ケーブル等の止着に使用して有効な止め具を提供する
ことを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、導
線あるいは導管等の直径方向に跨って該導線を包囲する
アーチ部と、被固定材への固定部とからなる止め具にお
いて、前記アーチ部の内側に前記導線あるいは導管の直
径方向に往復移動可能にされた押圧板を設けたことを特
徴とする。
線あるいは導管等の直径方向に跨って該導線を包囲する
アーチ部と、被固定材への固定部とからなる止め具にお
いて、前記アーチ部の内側に前記導線あるいは導管の直
径方向に往復移動可能にされた押圧板を設けたことを特
徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明に係る
止め具の一実施例を示す斜視図、図２は図１の正面図、
図３は従来技術を示す斜視図である。
に示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明に係る
止め具の一実施例を示す斜視図、図２は図１の正面図、
図３は従来技術を示す斜視図である。
【０００６】
【実施例】図１及び図２において、Ｃは導線である電線
ケーブル、１は本発明に係る止め具である。止め具１は
電線ケーブルＣの直径方向に跨ってこの電線ケーブルＣ
を包囲するアーチ部２と、このアーチ部２に被固定材８
への固定部である矩形状の鍔部３、３を折曲して設け、
この鍔部３、３にビス止め用の透孔３ａ、３ａを形成
し、被固定材８にビス４で止着するようにされている。
ケーブル、１は本発明に係る止め具である。止め具１は
電線ケーブルＣの直径方向に跨ってこの電線ケーブルＣ
を包囲するアーチ部２と、このアーチ部２に被固定材８
への固定部である矩形状の鍔部３、３を折曲して設け、
この鍔部３、３にビス止め用の透孔３ａ、３ａを形成
し、被固定材８にビス４で止着するようにされている。
【０００７】アーチ部２の頂部には貫通孔２ａが形成さ
れ、ボルト６が上下に貫通して取付けられると共に、こ
のボルト６の下端には円弧状に湾曲した押圧板５が溶接
により固着されると共に、ボルト６のヘッド６ａとアー
チ部２の間に位置するようにナット７が螺合されてい
る。そして、このナット７を回動させることにより、押
圧板５が電線ケーブルＣの直径方向に往復移動できるよ
うにされている。すなわち、電線ケーブルＣの上表面に
押圧板５の湾曲部を当てがった状態でナット７を回して
ねじ込んで行くと、このねじ込み作業によって電線ケー
ブルＣは押圧板５によって押圧固定される。
れ、ボルト６が上下に貫通して取付けられると共に、こ
のボルト６の下端には円弧状に湾曲した押圧板５が溶接
により固着されると共に、ボルト６のヘッド６ａとアー
チ部２の間に位置するようにナット７が螺合されてい
る。そして、このナット７を回動させることにより、押
圧板５が電線ケーブルＣの直径方向に往復移動できるよ
うにされている。すなわち、電線ケーブルＣの上表面に
押圧板５の湾曲部を当てがった状態でナット７を回して
ねじ込んで行くと、このねじ込み作業によって電線ケー
ブルＣは押圧板５によって押圧固定される。
【０００８】これにより、アーチ部２の内径以内の直径
を有する電線ケーブルであれば、異なる直径のものでも
一種類の止め具でガタつきを生じさせることなく確実に
固定することができる。すなわち、被配設物の種類に応
じて様々な大きさの止め具を用いる必要がなくなる。と
くに、伸縮性のある軟弱材料で被覆された電線、慎重な
取り扱いが要求される光ケーブル等を止着する際は、ナ
ット７のねじ込み量を微調整しながら止着力を決定する
ことができるので、必要充分な力で安定した止着を行な
うことができる。これは、傾斜面に配水管などを固定す
る際も極めて有効である。
を有する電線ケーブルであれば、異なる直径のものでも
一種類の止め具でガタつきを生じさせることなく確実に
固定することができる。すなわち、被配設物の種類に応
じて様々な大きさの止め具を用いる必要がなくなる。と
くに、伸縮性のある軟弱材料で被覆された電線、慎重な
取り扱いが要求される光ケーブル等を止着する際は、ナ
ット７のねじ込み量を微調整しながら止着力を決定する
ことができるので、必要充分な力で安定した止着を行な
うことができる。これは、傾斜面に配水管などを固定す
る際も極めて有効である。
【０００９】また、押圧板５に予め弾性材等を貼付して
おけば、導線同士の連結部分などで保護外装が必要とさ
れる部分を止着するのに際し有効である。また、例えば
寒暖差による水道管等の膨張収縮に対して、予め押圧力
を緩めておけば冬季における水道管の破裂などの事故を
未然に防止することができる。
おけば、導線同士の連結部分などで保護外装が必要とさ
れる部分を止着するのに際し有効である。また、例えば
寒暖差による水道管等の膨張収縮に対して、予め押圧力
を緩めておけば冬季における水道管の破裂などの事故を
未然に防止することができる。
【００１０】尚、本発明の要旨は、アーチ部２の内側
に、導線あるいは導管の直径方向に移動可能にされた押
圧板５を設ける点にあり、アーチ部２の形状、その他具
体的構成は上記実施例に限定されないことは言うまでも
なく、例えば、ナット７をアーチ部２の上面に固着し、
押圧板５をボルト６に回転自在に連結させるものでもよ
い。この場合、ボルト６のヘッド６ａを回転させること
によりねじ込むことができる。また、アーチ部２の貫通
孔２ａ内周に直接雌ねじを形成してボルト６を螺合さ
せ、ナット６を不要にしたものでも良い。
に、導線あるいは導管の直径方向に移動可能にされた押
圧板５を設ける点にあり、アーチ部２の形状、その他具
体的構成は上記実施例に限定されないことは言うまでも
なく、例えば、ナット７をアーチ部２の上面に固着し、
押圧板５をボルト６に回転自在に連結させるものでもよ
い。この場合、ボルト６のヘッド６ａを回転させること
によりねじ込むことができる。また、アーチ部２の貫通
孔２ａ内周に直接雌ねじを形成してボルト６を螺合さ
せ、ナット６を不要にしたものでも良い。
【００１１】
【発明の効果】以上のように構成した本発明に係る止め
具は、導線あるいは導管等の被配設物を必要充分な力で
安定して固定止着することができ、伸縮性のある軟弱材
料で被覆された電線、慎重な取り扱いが要求される光ケ
ーブル等の止着に使用して極めて有効である。
具は、導線あるいは導管等の被配設物を必要充分な力で
安定して固定止着することができ、伸縮性のある軟弱材
料で被覆された電線、慎重な取り扱いが要求される光ケ
ーブル等の止着に使用して極めて有効である。
【図１】本発明に係る止め具の一実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１の正面図である。
【図３】従来技術を示す斜視図である。
Ｃ 電線ケーブル（導線） １ 止め具 ２ アーチ部 ２ａ アーチ部の貫通孔 ３ 鍔部 ３ａ ビス止め用透孔 ４ ビス ５ 押圧板 ６ ボルト ６ａ ボルトのヘッド ７ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 導線あるいは導管等の直径方向に跨って
該導線を包囲するアーチ部と、被固定材への固定部とか
らなる止め具において、前記アーチ部の内側に前記導線
あるいは導管の直径方向に往復移動可能にされた押圧板
を設けたことを特徴とする止め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118898A JP2000312421A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118898A JP2000312421A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 止め具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312421A true JP2000312421A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14747908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11118898A Pending JP2000312421A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000312421A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100576259B1 (ko) | 2006-02-08 | 2006-05-08 | 주식회사 도화종합기술공사 | 상수도 곡선관의 이탈 방지 장치 |
| CN103256431A (zh) * | 2013-05-22 | 2013-08-21 | 淄博矿业集团有限责任公司许厂煤矿 | 松紧可调式卡箍装置 |
| CN103515894A (zh) * | 2013-09-30 | 2014-01-15 | 无锡市神力通信工程有限公司 | 电缆的快速固定装置 |
| CN104266000A (zh) * | 2014-07-06 | 2015-01-07 | 江苏华扬液碳有限责任公司泰兴二氧化碳厂 | 一种紧轮式软管防脱器 |
| CN104410017A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-11 | 国家电网公司 | 电缆快速固定装置 |
| CN105421991A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-03-23 | 国网浙江省电力公司台州供电公司 | 一种绝缘梯专用固定装置 |
| CN105896408A (zh) * | 2014-10-27 | 2016-08-24 | 无锡市神力通信工程有限公司 | 电缆的紧固装置 |
| CN107863731A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-03-30 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种电缆固定装置 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11118898A patent/JP2000312421A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100576259B1 (ko) | 2006-02-08 | 2006-05-08 | 주식회사 도화종합기술공사 | 상수도 곡선관의 이탈 방지 장치 |
| CN103256431A (zh) * | 2013-05-22 | 2013-08-21 | 淄博矿业集团有限责任公司许厂煤矿 | 松紧可调式卡箍装置 |
| CN103515894A (zh) * | 2013-09-30 | 2014-01-15 | 无锡市神力通信工程有限公司 | 电缆的快速固定装置 |
| CN104266000A (zh) * | 2014-07-06 | 2015-01-07 | 江苏华扬液碳有限责任公司泰兴二氧化碳厂 | 一种紧轮式软管防脱器 |
| CN105896408A (zh) * | 2014-10-27 | 2016-08-24 | 无锡市神力通信工程有限公司 | 电缆的紧固装置 |
| CN104410017A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-11 | 国家电网公司 | 电缆快速固定装置 |
| CN105421991A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-03-23 | 国网浙江省电力公司台州供电公司 | 一种绝缘梯专用固定装置 |
| CN105421991B (zh) * | 2015-11-26 | 2017-07-07 | 国网浙江省电力公司台州供电公司 | 一种绝缘梯专用固定装置 |
| CN107863731A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-03-30 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种电缆固定装置 |
| CN107863731B (zh) * | 2017-09-29 | 2019-12-17 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种电缆固定装置 |
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Legal Events
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