JPS58340Y2 - 配線ダクトのア−ス端子装置 - Google Patents
配線ダクトのア−ス端子装置Info
- Publication number
- JPS58340Y2 JPS58340Y2 JP16447080U JP16447080U JPS58340Y2 JP S58340 Y2 JPS58340 Y2 JP S58340Y2 JP 16447080 U JP16447080 U JP 16447080U JP 16447080 U JP16447080 U JP 16447080U JP S58340 Y2 JPS58340 Y2 JP S58340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring duct
- screw
- terminal device
- base
- ground wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は配線ダクトのアース端子装置に関するもので
ある。
ある。
従来の配線ダクトは、第1図に示すように、アルミニウ
ム等の金属材料で形成した略リップ溝形配線ダクト本体
1内に、絶縁性樹脂2を介して一対の導電線3を配設し
たもので、押出成形により製造される。
ム等の金属材料で形成した略リップ溝形配線ダクト本体
1内に、絶縁性樹脂2を介して一対の導電線3を配設し
たもので、押出成形により製造される。
そして、この配線ダクトAをアースする場合は、ダクト
本体1に穴を明け、その穴にねじ4を通してねじ頭部に
アース線5を巻きつけるとともに、ねじ軸部に座金6を
介しナツト7を締め付けて行なう。
本体1に穴を明け、その穴にねじ4を通してねじ頭部に
アース線5を巻きつけるとともに、ねじ軸部に座金6を
介しナツト7を締め付けて行なう。
ところが、ダクト本体1に穴を明けねばならないため、
アース線取付作業が繁雑であるという問題を有していた
。
アース線取付作業が繁雑であるという問題を有していた
。
また、この作業を容易にするためにダクト本体1に穴を
予め形成しておくと、今度はアース線取付位置が限定さ
れてしまい、アース線を任意位置に接続できないという
新たな問題が発生する。
予め形成しておくと、今度はアース線取付位置が限定さ
れてしまい、アース線を任意位置に接続できないという
新たな問題が発生する。
一方、最近ではダクト本体1の表面を絶縁物で被覆した
絶縁物被覆配線ダクトが開発されてきているが、このよ
うな配線ダクトにアース用穴を明けると、穴の周縁が絶
縁物で隠蔽されて充分にアースできないという問題を有
していた。
絶縁物被覆配線ダクトが開発されてきているが、このよ
うな配線ダクトにアース用穴を明けると、穴の周縁が絶
縁物で隠蔽されて充分にアースできないという問題を有
していた。
したがって、この考案の目的は、アース線を配線ダクト
の任意位置に容易に取付けることができ、しかも絶縁物
被覆配線ダクトのアースも確実に行なえる配線ダクトの
アース端子装置を提供することである。
の任意位置に容易に取付けることができ、しかも絶縁物
被覆配線ダクトのアースも確実に行なえる配線ダクトの
アース端子装置を提供することである。
この考案の一実施例を第2図ないし第4図を用いて説明
する。
する。
すなわち、第2図に示すように、このアース端子装置8
は、ベース9の両側に溝10を設けて連結部とするとと
もに、ベース9の中央に座金11を介してねじ12を直
角に螺合貫通させ、そのねじ12の先端12aを尖鋭に
形成したものである。
は、ベース9の両側に溝10を設けて連結部とするとと
もに、ベース9の中央に座金11を介してねじ12を直
角に螺合貫通させ、そのねじ12の先端12aを尖鋭に
形成したものである。
第3図は、金属製コア13を絶縁物14で被覆した絶縁
物被覆配線ダクト15を示しており、この配線ダクト1
5を上記アース端子装置8によりアースするには、その
溝10内に配線ダクト15のリップ部15aを嵌入して
、第4図に示すように、ベース9をリップ溝に沿って所
定位置までスライドさせ、第3図に示すように座金11
とベース9間にアース線16の導線部16aを介在させ
てねじ12へ巻き付け、そのねじ12を締め付けること
により座金11とベース9とで導線部16aを圧接挟持
するとともに、ねじ12の先端12aを絶縁物14を貫
通させて金属製コア13に圧接する。
物被覆配線ダクト15を示しており、この配線ダクト1
5を上記アース端子装置8によりアースするには、その
溝10内に配線ダクト15のリップ部15aを嵌入して
、第4図に示すように、ベース9をリップ溝に沿って所
定位置までスライドさせ、第3図に示すように座金11
とベース9間にアース線16の導線部16aを介在させ
てねじ12へ巻き付け、そのねじ12を締め付けること
により座金11とベース9とで導線部16aを圧接挟持
するとともに、ねじ12の先端12aを絶縁物14を貫
通させて金属製コア13に圧接する。
こうして、金属製コア13→ねじ12→導線部16a→
アース線16を経路とするアース路を形成する。
アース線16を経路とするアース路を形成する。
このように、座金11とベース9間にアース線16の導
線部16aを介在させた状態でねじ9を締め付けること
によりアース線取付作業を完了でき、従来のようにアー
ス用穴を設ける必要がなくなるので極めて簡単な作業と
なる。
線部16aを介在させた状態でねじ9を締め付けること
によりアース線取付作業を完了でき、従来のようにアー
ス用穴を設ける必要がなくなるので極めて簡単な作業と
なる。
また、ベース9は、配線ダクト15の溝に沿って自由に
移動できるため、アース線16を任意場所に取付けるこ
とができる。
移動できるため、アース線16を任意場所に取付けるこ
とができる。
しかも、ねじ12の先端12aが絶縁物14を貫通して
金属製コア13に圧接し、したがって絶縁物被覆配線ダ
クト15でも確実にアースできる。
金属製コア13に圧接し、したがって絶縁物被覆配線ダ
クト15でも確実にアースできる。
この考案の他の実施例を第5図ないし第8図を用いて説
明する。
明する。
すなわち、第5図に示すように、このアース端子装置1
7は、導電性金属材料で形成したベース9の表面側にね
じ12の他にアース線取付専用ねじ18を螺接したもの
であり、その他の構成は第2図のアース端子装置8と同
一であるので同一部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
7は、導電性金属材料で形成したベース9の表面側にね
じ12の他にアース線取付専用ねじ18を螺接したもの
であり、その他の構成は第2図のアース端子装置8と同
一であるので同一部分に同一符号を付してその説明を省
略する。
このアース端子装置17による配線ダクト15のアース
は、第6図ないし第8図に示すように、そのねじ12を
締め付けることにより、ねじ先端12aを絶縁物14を
貫通させて金属製コア13に圧接するとともに、もう一
方のねじ18を締め付けて、そのねじ頭とベース9とで
アース線16の導線部16aを圧接挟持し、こうして金
属製コア13→ねじ12→導電性ベ一ス9→導線部16
a→アース線16を経路とするアース路を形成する。
は、第6図ないし第8図に示すように、そのねじ12を
締め付けることにより、ねじ先端12aを絶縁物14を
貫通させて金属製コア13に圧接するとともに、もう一
方のねじ18を締め付けて、そのねじ頭とベース9とで
アース線16の導線部16aを圧接挟持し、こうして金
属製コア13→ねじ12→導電性ベ一ス9→導線部16
a→アース線16を経路とするアース路を形成する。
このアース端子装置17によると、上記実施例のアース
端子装置8と同様の効果を達成できる他、アース線接続
専用のねじ18によりアース線16をベース9に結線す
るようにしたため、アース線16の種類に影響されるこ
となく常にねじ12の先端12aを金属製コア13に確
実に圧接することができて、配線ダクト15のアースを
より確実に行なうことができる。
端子装置8と同様の効果を達成できる他、アース線接続
専用のねじ18によりアース線16をベース9に結線す
るようにしたため、アース線16の種類に影響されるこ
となく常にねじ12の先端12aを金属製コア13に確
実に圧接することができて、配線ダクト15のアースを
より確実に行なうことができる。
以上のように、この考案の配線ダクトのアース端子装置
は、リップ溝形の配線ダクトに取付けるアース端子装置
であって、そのリップ間へ溝方向にスライド自在に取付
ける連結部を両側にもつベースと、このベースへ直角に
螺合貫通して先端を前記配線ダクトの内底面の金属部に
圧接するねじと、前記ベース板の表面側に設けたアース
線接続部とを備えたようにしたため、アース線を配線ダ
クトの任意位置に容易に取付けることができ、しかも絶
縁物被覆配線ダクトのアースも確実に行なえるという効
果がある。
は、リップ溝形の配線ダクトに取付けるアース端子装置
であって、そのリップ間へ溝方向にスライド自在に取付
ける連結部を両側にもつベースと、このベースへ直角に
螺合貫通して先端を前記配線ダクトの内底面の金属部に
圧接するねじと、前記ベース板の表面側に設けたアース
線接続部とを備えたようにしたため、アース線を配線ダ
クトの任意位置に容易に取付けることができ、しかも絶
縁物被覆配線ダクトのアースも確実に行なえるという効
果がある。
第1図は従来例の斜視図、第2図はこの考案の一実施例
の斜視図、第3図はその使用状態を示す断面図、第4図
は同じく平面図、第5図は他の実施例の斜視図、第6図
はその使用状態を示す平面図、第7図はその一部切欠側
面図、第8図はその断面図である。 8.17・・・・・・アース端子装置、9・・・・・・
ベース、10・・・・・・溝(連結部)、12・・・・
・・ねじ、12a・・・・・・先端、15・・・・・・
配線ダクト、15a・・・・・・リップ部、16・・・
・・・アース線、18・・・・・・アース線取付専用ね
じ。
の斜視図、第3図はその使用状態を示す断面図、第4図
は同じく平面図、第5図は他の実施例の斜視図、第6図
はその使用状態を示す平面図、第7図はその一部切欠側
面図、第8図はその断面図である。 8.17・・・・・・アース端子装置、9・・・・・・
ベース、10・・・・・・溝(連結部)、12・・・・
・・ねじ、12a・・・・・・先端、15・・・・・・
配線ダクト、15a・・・・・・リップ部、16・・・
・・・アース線、18・・・・・・アース線取付専用ね
じ。
Claims (3)
- (1)リップ溝形の配線ダクトに取付けるアース端子装
置であって、そのリップ間へ溝方向にスライド自在に取
付ける連結部を両側にもつベースと、このベースへ直角
に螺合貫通して先端を前記配線ダクトの内底面の金属部
に圧接するねじと、前記ベース板の表面側に設けたアー
ス線接続部とを備えた配線ダクトのアース端子装置。 - (2)前記アース線接続部は、前記ねじのねじ頭である
実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の配線ダクトの
アース端子装置。 - (3)前記ベースは導電材料で形成し、前記アース線接
続部は前記ベースの表面側に螺接したアース線取付専用
ねじである実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の配
線ダクトのアース端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16447080U JPS58340Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 配線ダクトのア−ス端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16447080U JPS58340Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 配線ダクトのア−ス端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5785817U JPS5785817U (ja) | 1982-05-27 |
JPS58340Y2 true JPS58340Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=29523197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16447080U Expired JPS58340Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 配線ダクトのア−ス端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58340Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102020118899A1 (de) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | Wieland Electric Gmbh | Fixierungselement für PE-Kontaktierung |
JP7436961B2 (ja) * | 2020-09-02 | 2024-02-22 | 東芝ライテック株式会社 | 配線ダクト接続装置 |
-
1980
- 1980-11-14 JP JP16447080U patent/JPS58340Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5785817U (ja) | 1982-05-27 |
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