JP2000312181A - 光伝送システムにおける偏波分散補償装置および方法 - Google Patents

光伝送システムにおける偏波分散補償装置および方法

Info

Publication number
JP2000312181A
JP2000312181A JP2000094455A JP2000094455A JP2000312181A JP 2000312181 A JP2000312181 A JP 2000312181A JP 2000094455 A JP2000094455 A JP 2000094455A JP 2000094455 A JP2000094455 A JP 2000094455A JP 2000312181 A JP2000312181 A JP 2000312181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarization
dispersion
compensation
compensating
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000094455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4669103B2 (ja
Inventor
Denis Penninckx
ドウニ・ペナンクス
Fabien Roy
フアビアン・ロワ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alcatel CIT SA
Alcatel Lucent SAS
Original Assignee
Alcatel CIT SA
Alcatel SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel CIT SA, Alcatel SA filed Critical Alcatel CIT SA
Publication of JP2000312181A publication Critical patent/JP2000312181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669103B2 publication Critical patent/JP4669103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2513Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to chromatic dispersion
    • H04B10/2525Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to chromatic dispersion using dispersion-compensating fibres
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2572Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to forms of polarisation-dependent distortion other than PMD
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2210/00Indexing scheme relating to optical transmission systems
    • H04B2210/25Distortion or dispersion compensation
    • H04B2210/252Distortion or dispersion compensation after the transmission line, i.e. post-compensation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバーによるデータのビットレートお
よび伝送距離を増加するために、偏波分散の補償有効性
を改善する偏波分散補償装置および方法を提供する。 【解決手段】 この装置は、偏波コントローラ(PC)
と、2つの直交偏波モードの間で遅延時間差を発生する
ための遅延時間差発生手段(DDG)と、偏波コントロ
ーラ(PC)の制御手段(CU)とによりリンクの偏波
を補正する。装置はさらに、リンクに挿入された波長分
散を補償する手段(DCM)を含み、伝送後の受信信号
のエラーレイトを最小化する固定値補償を実施する。標
準ファイバーによる長距離光伝送に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学手段による信
号伝送の領域にあり、また特に、光ファイバーを使用す
る遠距離リンクにおける高速伝送にある。
【0002】本発明は、光ファイバー伝送システムで観
察される偏波分散を少なくとも部分的かつダイナミック
に補償するための装置に関する。
【0003】
【従来の技術】光ファイバー伝送システムは一般に、 − 伝送情報に応じて、少なくとも1つの光搬送波の光
パワーおよびまたは光周波数を変調する送信端末と、 − 送信端末から送信される信号を導く少なくとも1つ
のシングルモードファイバー区間からなる光伝送リンク
と、 − ファイバーから伝送される光信号を受信する受信端
末とを含む。
【0004】特に信号の品質およびビットレートという
観点から、光伝送システムの性能は、光信号を劣化する
物理現象を受けるリンクのさまざまな光特性により特に
制限される。確認されている全ての現象のなかで、光パ
ワーの減衰および波長分散は、最も困難なものとして最
初に出現する現象であり、こうした現象によって生じる
劣化を少なくとも部分的に解消するための手段が提案さ
れた。
【0005】所定のタイプのファイバーにおける減衰
は、信号搬送波の波長に依存する。従って、「標準ファ
イバー」と呼ばれる最近10年間に設置されたシングル
モードファイバーは、波長が約1.5μmであるとき減
衰が最小になり、搬送波に対してこの値を選択すること
が有利である。
【0006】また、伝送距離をさらに延ばすために、リ
ンクの上流側または下流側あるいは全長に沿って配置さ
れた光増幅器により、減衰を補正可能であった。
【0007】同様に、波長分散も波長に依存する。標準
ファイバーの場合、波長分散は、1.3μmのときゼロ
であり、1.5μmでおよそ1.7ps/(km・n
m)に相当する。1.5μmで減衰が小さいため、「分
散シフトファイバー」と呼ばれる新しいファイバーが開
発され、新ファイバーは、この波長で波長分散がゼロで
ある。
【0008】しかしながら、既に設置された標準ファイ
バーの性能を改善するために、標準ファイバーの1.5
μmでの波長分散効果もまた修正する努力がなされた。
【0009】1つの解決方法は、「分散補償ファイバ
ー」またはDCF(「Dispersion Comp
ensating Fiber」)と呼ばれる少なくと
も1つの分散補償ファイバーを、リンクに挿入すること
からなる。これによって、波長分散を正確に補償するに
は、分散補償ファイバーの距離および分散特性を、こう
した分散補償ファイバーに沿って累積される分散が、伝
送リンクのファイバーに沿って形成される分散に等し
く、かつ反対であるようにするだけでよい。
【0010】1つまたは複数の分散補償ファイバーを含
んだリンク全体の残留累積分散値DRを、1つまたは複
数の分散補償ファイバーの累積分散DLと、伝送リンク
のファイバーの累積分散DCとの代数的な和として、定
義することができる。この値は、数学的には次の式によ
って表される。
【0011】
【数1】 ここで、zは、分散補償ファイバーに沿って配置され
る点の横座標であり、またzは、結合されるリンクに
沿って配置される点の横座標である。Dは、分散補償
ファイバーの横座標zにおける波長分散パラメータで
あり、Dは、伝送リンクのファイバーの横座標z
おける波長分散パラメータである。累積分散DC、DL
を表す積分は、それぞれ分散補償ファイバーに沿って、
また結合される伝送リンクのファイバーに沿って計算さ
れ、光波の伝播方向を正の方向として考慮している。
【0012】分散パラメータDは、以下の式による伝播
定数βに関与する。
【0013】
【数2】 ここで、ωは、光波の角周波数であり、cは、真空にお
ける光の速度である。
【0014】従って、波長分散の正確な補償条件は、D
R=DC+DL=0である。
【0015】実際には、波長分散の正確な補償が常に最
適であるとは限らない。何故なら、受信され補償された
信号の品質はまた、伝送の他のパラメータ、特に伝送信
号の変調のタイプに依存するからである。これは、送信
信号が「chirp」すなわち、光周波数が任意の振幅
変調を伴う場合に特にそうなる。
【0016】事実、このような補償が課されるのは必要
な場合だけであって、すなわち、商業的に許容可能な限
界値、一般には補償なしにエラーレイトが10−15
越えるような幾つかの伝送条件(ファイバーのタイプ、
変調のタイプ、伝送距離およびビットレート)に対して
だけである。しかも、分散補償ファイバーを最低コスト
にするために、通常は、必要なエラーレイトと相容れる
最低補償値を選択する。そのため、十分に短いリンクの
場合は、波長分散を補償しようとする努力さえなされな
い。
【0017】現在まで、上記の補償は独立して扱われ、
「偏波モード分散」と呼ばれる好ましくない別の現象は
考慮に入れてこなかった。実際、光伝送の現行の利用条
件では、この現象は長い間、波長分散に対して無視でき
るものとみなされてきた。だが、更にリンクの距離を延
ばそうとし、また特にビットレートを増やそうとする以
上、もはやこの現象を無視することはできない。
【0018】通常の意味における波長分散がなくても、
また送信機のレベルでレーザダイオードから供給される
搬送波が完全に偏波されていても、ファイバーは偏波分
散を受け、たとえば送信端末から送られるパルスが、フ
ァイバー内を伝播後に変形されて受信され、通常の時間
よりも長い時間がかかるという結果をもたらす。
【0019】こうした変形は、ファイバーの複屈折性に
よるものであり、伝送中に光信号の偏波が解消される結
果になる。第一次近似では、リンクファイバーの端で受
信した信号は、2個の直交成分から構成されるものとみ
なされ、一方の直交成分は、伝播速度が最高である偏波
状態(最も速い主要偏波状態)に対応し、他方の直交成
分は、伝播速度が最低である偏波状態(最も遅い主要偏
波状態)に対応する。換言すれば、リンクファイバーの
端で受信したパルス信号は、優先的な偏波状態に従って
偏波されて最初に到着する第1のパルス信号と、遅延伝
播状態に従って伝播されて、特にリンクファイバーの距
離に依存する「群遅延時間差」またはDGD(「Dif
ferential Group Delay」)と呼
ばれる遅延を伴って到着する第2のパルス信号とからな
るものとみなすことができる。従って、この2つの主要
偏波状態またはPSP(「Principal Sta
tes of Polarisation」)が、リン
クを特徴付ける。
【0020】そのため、送信端末が、非常に短いパルス
からなる光信号を送信する場合、受信端末が受信する光
信号は、直交偏波されてDGDに等しい時間差を有する
2個の連続パルスから構成される。端末による検出は、
受信した光パワー全体の測定を電気的に供給することか
らなるので、検出されたパルスの時間幅は、DGDの値
に応じて増加する。
【0021】この遅延は、距離100キロメートルの標
準ファイバーの場合、約50ピコセカンドとすることが
できる。受信端末が受信するパルスが変形していると、
伝送データの復号化エラーを引き起こし、その結果とし
て、偏波分散は、アナログおよびデジタルの光リンクの
性能を制限するファクターになる。
【0022】現在、偏波分散が小さい(約0.05ps
/km)シングルモードファイバーを製造することが知
られている。しかしながら、設置された「標準ファイバ
ー」に対して問題は存続し、これらの標準ファイバーは
偏波分散が非常に大きいことから、伝送されるビットレ
ートが増加する場合に技術的に重大な妨げになる。一方
で、この問題は、偏波分散の小さいファイバーに対して
も、ビットレートをさらに増加したいときに発生する。
【0023】さらに、偏波保持ファイバーまたはPMF
(Polarisation Maintaining
Fiber)とも称される偏波分散の大きいファイバ
ーを、短い距離の区間の幾つかに使用することにより、
主要偏波状態が不変である固定遅延時間差(fixed
differential delay)を得ること
ができる。このような構成部品(あるいは2つの直交偏
波モードの間で遅延時間差(differential
delay)を発生するあらゆる装置)を、偏波分散
を受ける伝送リンクと直列に適切に配置することによっ
て、偏波分散を光学的に補償することができる。これ
は、リンクと同じ遅延時間差を有するが、低速と高速の
主要偏波状態を交換する偏波保持ファイバーを使用する
ことによって、あるいは、リンクおよび偏波保持ファイ
バーの組合せの主要偏波状態を、送信源の偏波状態と一
致させることにより実現できる。このために偏波コント
ローラを使用し、これをリンクと偏波保持ファイバーと
の間に設置する。
【0024】偏波モード分散現象の重要な特徴は、遅延
時間差の値DGDとリンクの主要偏波状態とが、振動や
温度などの多数のファクターに応じて経時的に変化する
ことにある。従って、波長分散とは反対に、偏波分散は
ランダム現象であるとみなさなければならない。特に、
測定されたDGDの平均値として定義される「PMD」
(「Polarisation Mode Dispe
rsion Delay」、偏波モード分散遅延)の値
によって、リンクの偏波分散を特徴付ける。より詳しく
は、一般にポアンカレ球により偏光状態を示すストーク
スのベクトル空間で、ランダム回転ベクトルΩによって
偏波分散を示すことができる。
【0025】こうしたランダムの特徴がもたらす別の結
果として、補償装置は、適応性のあるものでなくてはな
らず、また偏波保持ファイバーの遅延時間差は、補償さ
れるべき遅延時間差の値に少なくとも等しくなるように
選択しなければならない。このような補償装置は、欧州
特許出願EP−A−853395(1997年12月3
0日出願、1998年7月15日公開)に記載されてい
る。
【0026】PMDの補償についての研究段階で出現し
た1つの問題は、偏波分散および波長分散を組み合わせ
た影響の問題である。実際には、PMDの補償は、リン
クの全体としての残留波長分散値からきわめて影響を受
けやすく、従って波長分散補償の存在と選択された値と
の影響を受けやすい。
【0027】特に、PMDがない場合には、このような
補償が不要であるようなリンクに対しても、同じ波長分
散の正確な補償を導入する必要性が指摘されている。
【0028】同様に、PMDが存在するときに、適用す
べき波長分散の最適補償値が常に、PMDが存在しない
場合に適用する最適補償値に対応するわけではないこと
も明らかになってきた。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前述の検討事項を考慮することによって偏波分散の
補償有効性を改善することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、偏
波光信号を送信する送信端末と、伝送光ファイバーと、
場合によっては光増幅器および受信端末とを含む、光伝
送システム用の補償装置を目的とし、この装置は、偏波
分散を補償する第1の補償手段を含み、この第1の補償
手段が、少なくとも1つの偏波コントローラと、2つの
直交偏波モードの間で遅延時間差(different
ial delay)を発生するための遅延時間差発生
手段とを含み、偏波コントローラおよび遅延時間差発生
手段が、伝送ファイバーと受信端末との間にこの順序で
挿入され、また、偏波コントローラの制御手段を含み、
補償装置が、さらに、前記送信および受信端末の間に挿
入され波長分散を補償する第2の補償手段を含み、前記
第2の補償手段は、受信端末が受信した信号のエラーレ
イトを最小化する固定値補償を実施することを特徴とす
る。
【0031】だが、エラーレイトを最小化する波長分散
補償値を直接決定することは容易ではない。事実、PM
Dのランダム特性により、このような方法は、実験およ
びシミュレーションによって多くの時間を要すると思わ
れる。
【0032】実際には、光特性は同じであるが偏波分散
のないリンクで実施される波長分散補償に応じて、パワ
ーペナルティ曲線を設定し、この曲線により固定値を間
接的に決定することができる。所定の波長分散補償値に
対するパワーペナルティは、受信機レベルで同一エラー
レイトを維持するために受信信号が持たなければならな
い最低平均パワーと、こうした所定の波長分散補償値お
よび最も弱い最低平均パワーを要する補償との比(d
B)により表される。
【0033】また、本発明の特徴によれば、補償装置
は、前記固定値が、波長分散補償の最低値および最大値
の平均に等しく、最低値および最大値では、実施される
波長分散補償に応じて設定されるパワーペナルティが、
約1dBであることを特徴とする。
【0034】かくして、実施すべき補償値の収集は、P
MDに固有のランダム性に関係なく行われるが、提案さ
れた解決方法は、波長分散システムの許容範囲を改善す
ることにより、こうしたランダム性という側面を考慮に
入れている。
【0035】本発明はまた、上記の装置に対応する補償
方法を目的とする。この方法は、偏波分散を補償する第
1の補償を実施するものであり、前記送信および受信端
末の間に挿入された波長分散補償手段を用いて波長分散
を補償する第2の補償を含み、前記第2の補償は、受信
端末による受信信号のエラーレイトを最小化する固定値
を有することを特徴とする。
【0036】さらに本発明は、上記の補償装置を組み込
んだ光伝送システムを目的とする。システムは、単一チ
ャンネルにして、すなわち単一の波長が支持する一つの
信号を搬送するように構成するか、または波長分割多重
化(「WDM」)にして、異なる複数の波長が支持する
複数のチャンネルからなる一つの信号を搬送するように
構成できる。後者の場合、各チャンネルに対して特定の
補償を行わなければならない。そのために、本発明によ
る装置は、少なくとも1つのチャンネルを抽出するため
の手段と、このチャンネルに結合する少なくとも1つの
補償装置とを含む。
【0037】本発明の他の特徴および長所は、添付図面
に関する以下の説明により明らかになるだろう。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による補償装置を
備えた光伝送システムを例として概略的に示している。
【0039】図示された例は、波長λ、λ’、λ”によ
りそれぞれ支持される複数のチャンネルSλ、Sλ’、
Sλ”を搬送するように構成された波長分割多重化シス
テムである。各チャンネル、たとえばSλは、光信号を
送信する送信端末TXから送られ、この光信号は、偏波
搬送波の振幅(およびまたは光周波数)変調の形状を有
する。チャンネルは、マルチプレクサ1で組み合わさ
れ、マルチプレクサの出力が伝送光リンクに接続され
る。このリンクは、一般に、光ファイバーLFから構成
され、ファイバーの前段およびまたは後段に配置された
光増幅器(図示せず)を含むことができる。リンクはま
た、光増幅器を間に配置する複数のファイバー区間から
構成可能である。
【0040】リンクの端は、受信機RXに送られたチャ
ンネルを抽出する役割をするデマルチプレクサ2を介し
て、少なくとも1つの受信端末RXに接続される。
【0041】システムは、デマルチプレクサ2と受信機
RXとの間に配置される偏波分散補正手段CMを含み、
この補正手段が、少なくとも1つの偏波コントローラP
Cと、2つの直交偏波モードの間の遅延時間差を発生す
るための遅延時間差発生手段DDGとを含み、偏波コン
トローラおよび遅延時間差発生手段が、伝送ファイバー
と受信端末との間にこの順序で挿入され、また、偏波コ
ントローラPCの制御手段CUを含む。
【0042】偏波分散補正手段CMの詳しい構成と、対
応する説明は、上記の欧州特許出願EP−A−8533
95に記載されている。制御手段CUは、たとえば遅延
時間差発生装置DDGから送られる信号の偏波度を最大
化するように構成されており、遅延時間差発生装置は一
般に、偏波保持ファイバーPMFから構成される。エラ
ーレイトの最小化をめざす他の制御方法も使用可能であ
り、たとえば、遅延時間差発生装置DDGからの光信号
を検出して得られる電気信号の変調のスペクトル幅を最
小化するように制御を構成する。
【0043】本発明によれば、補償装置は、波長分散補
償手段DCMによって補完される。波長分散補償手段
は、ここでは、デマルチプレクサ2の前段に伝送ファイ
バー(LF)と直列に配置された第1の分散補償ファイ
バーDCF0と、デマルチプレクサ2および受信機RX
の間に配置される第2の分散補償ファイバーDCF1と
からなる。このような配置により、第1の分散補償ファ
イバーDCF0によりチャンネル全体に対して共通の補
償を実施し、第2の分散補償ファイバーDCF1により
各チャンネルに対して特定の補償を実施することができ
る。
【0044】さらに、分散補償ファイバーDCF0およ
びDCF1は、受信端末RXが受信する信号のエラーレ
イトを最小化する固定値DCxの補償を実施するように
選択される。
【0045】単一チャンネルシステムの場合は、マルチ
プレクサ1およびデマルチプレクサ2がないことで上記
の場合と区別される。
【0046】非線形効果などの他の現象を考慮しない場
合、波長分散補償手段DCMを構成する1つまたは複数
の分散補償ファイバーの場所は、決定的ではない。何故
なら、リンクの全体としての残留波長分散値だけが重要
であるからである。しかしながら、現実的な理由から、
受信機の近傍に1つまたは複数の分散補償ファイバーを
配置することが好ましいことがある。
【0047】先に述べたように、エラーレイトを最小化
する波長分散補償値を決定するには、PMDを受けるリ
ンクによる伝送信号のエラーレイトを直接測定してきわ
めて簡単に行えるというわけではない。PMDのランダ
ム性から、実験でもシミュレーションでも時間的に非常
にコストがかかる統計方法が必要とされる。
【0048】このような困難を回避するために、光特性
は同じであるが偏波分散のないリンクで実施される波長
分散補償に応じて、パワーペナルティ曲線を設定し、こ
の曲線により波長分散補償値を決定することが提案され
ている。従って、このような解決方法は、PMDによる
ランダム性という側面をなくすという結果をもたらす。
【0049】こうした状況において、所定の波長分散補
償値に対するパワーペナルティは、PMDのないリンク
の場合、受信機レベルで同一エラーレイトを維持するた
めに、受信信号が持たなければならない最低平均パワー
と、こうした所定の波長分散補償値および最も弱い最低
平均パワーを要する補償との比(dB)により決定され
る。
【0050】この曲線は、偏波分散がごく小さいが補償
すべき実際のリンクと同等であるファイバーにより、シ
ミュレーションまたは実験によって得られる。
【0051】たとえば図2は、負の「CHIRP」を備
え、100kmの標準ファイバー[D=17ps/(n
m・km)]においてビットレート10Gbitの信号
NRZを伝送する特定のケースに対して、このようなパ
ワーペナルティ曲線を示している。
【0052】パワーペナルティPPは、デシベルで表さ
れており、波長分散補償DCは、ナノメートル当たりピ
コセカンドで表されている。
【0053】DC1=−2210ps/nmと、DC2
=−170ps/nmとの2個の値に対して、約1dB
のパネルティーが得られる。DC1より低い側およびD
C2を超えた側の曲線の勾配が大きいことを考慮する
と、これらの値は限界値に相当し、この限界値の間に、
PMDがない場合の受け入れ可能な補償値がある。
【0054】従って、実施する補償を決定するための従
来の方法は、経済的な理由から、必要なペナルティに対
応する最低値を選択することから構成される。ところ
が、PMDを考慮する場合、一般には、この基準を受け
入れることはできない。それとは反対に、波長分散補償
が、PMDのランダム性に対して最大の許容性を確保す
るきわめて正確な値を取ることが必要である。
【0055】これは、遅延時間差ならびにリンクの主要
偏波状態が、光周波数(高次の効果)に依存することに
よって説明される。第一次近似では、PMDのランダム
性の結果として、実際のリンクのペナルティ曲線が、補
償平均点の周囲でランダムな移動を受ける。
【0056】提案された解決方法は、パワーペナルティ
が約1dBである、波長分散補償の最低値DC1および
最大値DC2の平均に等しい値DCxを補償値として選
択することにより、この平均点を実際に見積もることを
目指している。図示された例では、DCx=−1190
ps/nmである。
【0057】さらに、曲線は、補償値DC0=−850
ps/nmに対応する最低ペナルティ点を通る垂線の周
囲で一般に対称ではないことに気づく。これは、PMD
がある場合もない場合も、リンクに対する最適補償値が
一般に異なることを意味している。
【0058】図3から図6に示された実験による曲線か
ら、この解決方法の有効性を検証できる。各図は、遅延
時間差装置DDGから送られる信号の偏波度DOPに応
じた、ビットエラーレイトBERの測定値にそれぞれ対
応する点の配置を示している。各図は、測定時間を制限
するように一定レベルのノイズを信号に付加した、先行
する伝送例に関係するものである。
【0059】図3は、PMDも波長分散も補償しない場
合に対応する。
【0060】図4は、PMDだけを補償する場合に対応
する。
【0061】図5は、波長分散だけを補償する場合に対
応する。
【0062】図6は、本発明に従ってPMDおよび波長
分散を同時に補償する場合に対応する。
【0063】図6は、得られるエラーレイトが統計的に
明らかに改善されることを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補償装置を含む光伝送システムの
概略図である。
【図2】偏波分散のないリンクで実施される波長分散補
償に応じた、パワーペナルティ曲線を示すグラフであ
る。
【図3】本発明による補償の有効性を見積もり可能なエ
ラーレイト測定実験による曲線を示すグラフであり、P
MDも波長分散も補償しない場合を示す。
【図4】PMDだけを補償する場合の、図3と同様のグ
ラフである。
【図5】波長分散だけを補償する場合の、図3と同様の
グラフである。
【図6】本発明に従ってPMDおよび波長分散を同時に
補償する場合の、図3と同様のグラフである。
【符号の説明】
1 マルチプレクサ 2 デマルチプレクサ S 偏波光信号 TX 送信端末 LF 伝送光ファイバー RX 受信端末 PC 偏波コントローラ DDG 遅延時間差発生手段 CU 制御手段 DCM 波長分散補償手段 DCF0 第1の分散補償ファイバー DCF1 第2の分散補償ファイバー DC 波長分散補償 DCx 固定値 DC1 波長分散補償の最低値 DC2 波長分散補償の最大値 Sλ、Sλ’、Sλ” 波長分割多重化チャンネル PP パワーペナルティ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波光信号(S)を送信する送信端末
    (TX)と、伝送光ファイバー(LF)と、場合によっ
    ては光増幅器および受信端末(RX)とを含む光伝送シ
    ステム用の補償装置であって、偏波分散を補償する第1
    の補償手段を含み、この第1の補償手段が、 少なくとも1つの偏波コントローラ(PC)と、 2つの直交偏波モードの間で遅延時間差を発生するため
    の遅延時間差発生手段(DDG)とを含み、偏波コント
    ローラおよび遅延時間差発生手段が、伝送ファイバーと
    受信端末との間にこの順序で挿入され、 また、偏波コントローラ(PC)の制御手段(CU)を
    含み、 補償装置が、さらに、前記送信および受信端末(TX、
    RX)の間に挿入された波長分散を補償する第2の補償
    手段(DCM、DCF0)を含み、前記第2の補償手段
    (DCM、DCF0)が、受信端末(RX)が受信した
    信号のエラーレイトを最小化する固定値(DCx)の補
    償を実施することを特徴とする補償装置。
  2. 【請求項2】 前記固定値(DCx)は、波長分散補償
    の最低値(DC1)および最大値(DC2)の平均に等
    しく、最低値および最大値では、実施される波長分散補
    償に応じて設定されるパワーペナルティが、光特性は同
    じであるが偏波分散のないリンクに対して約1dBであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の補償装置。
  3. 【請求項3】 偏波光信号(S)を送信する送信端末
    (TX)と、伝送光ファイバー(LF)と、場合によっ
    ては光増幅器および受信端末(RX)とを含み、偏波分
    散を補償する第1の補償を実施する光伝送システム用の
    偏波分散補償方法であって、前記送信および受信端末
    (TX、RX)の間に挿入された波長分散補償手段(D
    CM、DCF0)を用いて波長分散(DC)を補償する
    第2の補償を含み、前記第2の補償は、受信端末(R
    X)による受信信号のエラーレイトを最小化する固定値
    (DCx)を有することを特徴とする補償方法。
  4. 【請求項4】 前記固定値(DCx)は、波長分散補償
    の最低値(DC1)および最大値(DC2)の平均に等
    しく、最低値および最大値では、実施される波長分散補
    償に応じて設定されるパワーペナルティが、光特性は同
    じであるが偏波分散のないリンクに対して約1dBであ
    ることを特徴とする請求項3に記載の補償方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の補償装置を含
    むことを特徴とする光伝送システム。
  6. 【請求項6】 複数の波長分割多重化チャンネル(S
    λ、Sλ’、Sλ”)を備える信号のための光伝送シス
    テムであって、前記チャンネルの少なくとも1つ(S
    λ)を抽出するための手段(2)と、抽出されたチャン
    ネルに結合される少なくとも1つの請求項1または2に
    従った補償装置(CM、DCF0)とを含むことを特徴
    とするシステム。
  7. 【請求項7】 前記波長分散補償手段(DCM、DCF
    0)は、前記抽出手段(2)の前段で前記伝送光ファイ
    バー(LF)に直列に配置される第1の分散補償ファイ
    バー(DCF0)と、前記抽出手段(2)および前記受
    信端末(RX)の間に配置される第2の分散補償ファイ
    バー(DCF1)とを含むことを特徴とする請求項6に
    記載の光伝送システム。
JP2000094455A 1999-03-31 2000-03-30 光伝送システムにおける偏波分散補償装置および方法 Expired - Fee Related JP4669103B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9904058 1999-03-31
FR9904058A FR2791835B1 (fr) 1999-03-31 1999-03-31 Dispositif et procede de compensation de la dispersion de polarisation dans un systeme de transmission optique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000312181A true JP2000312181A (ja) 2000-11-07
JP4669103B2 JP4669103B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=9543885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000094455A Expired - Fee Related JP4669103B2 (ja) 1999-03-31 2000-03-30 光伝送システムにおける偏波分散補償装置および方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6317240B1 (ja)
EP (1) EP1041753B1 (ja)
JP (1) JP4669103B2 (ja)
AT (1) ATE330383T1 (ja)
CA (1) CA2299635A1 (ja)
DE (1) DE60028640T2 (ja)
ES (1) ES2265885T3 (ja)
FR (1) FR2791835B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230728A (ja) * 1999-12-30 2001-08-24 Alcatel 光伝送システムにおける偏波分散補償装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001067644A1 (en) 2000-03-06 2001-09-13 University Of Southern California Compensation for polarization-mode dispersion in multiple wavelength-division multiplexed channels
JP4592887B2 (ja) * 2000-08-07 2010-12-08 富士通株式会社 波長分散を補償する方法及びシステム
US6778782B1 (en) * 2000-09-27 2004-08-17 Nortel Networks Limited Dispersion compensation
FR2828941B1 (fr) * 2001-08-27 2004-02-13 Cit Alcatel Dispositif de compensation de la dispersion de polarisation dans un systeme de transmission optique
GB2412024B (en) 2001-09-28 2006-03-22 Fujitsu Network Communications A compensator for polarisation-mode dispersion compensation
US6889011B1 (en) * 2001-11-02 2005-05-03 Mci, Inc. Integrated adaptive chromatic dispersion/polarization mode dispersion compensation system
JP4053389B2 (ja) * 2002-09-19 2008-02-27 富士通株式会社 光信号対雑音比のモニタ方法およびそれを用いた光伝送システム
US20050226613A1 (en) * 2004-03-30 2005-10-13 Lutz Raddatz Net chromatic dispersion measurement and compensation method and system for optical networks
EP1598963B1 (en) * 2004-05-17 2006-09-27 Alcatel Multi-wavelength CD and PMD compensator
US7796895B2 (en) * 2007-01-26 2010-09-14 Bti Systems Inc. Method and system for dynamic dispersion compensation
US9207168B2 (en) * 2012-01-20 2015-12-08 Norscan Instruments Ltd. Monitoring for disturbance of optical fiber
WO2017223149A1 (en) * 2016-06-21 2017-12-28 The Regents Of The University Of California Single-shot network analyzer (sina)

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0661948A (ja) * 1992-06-17 1994-03-04 American Teleph & Telegr Co <Att> 光通信における偏光依存性の歪を補償する装置
JPH07131418A (ja) * 1993-11-01 1995-05-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 偏波分散補償器
JPH07177088A (ja) * 1993-12-20 1995-07-14 Nec Corp 偏波分散補償方法
JPH07202798A (ja) * 1993-12-14 1995-08-04 At & T Corp 光通信システム
JPH07221705A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動等化器
JPH08204258A (ja) * 1995-01-19 1996-08-09 Furukawa Electric Co Ltd:The ファイバ型分散補償器
JPH08321805A (ja) * 1994-08-02 1996-12-03 Fujitsu Ltd 光伝送システム、光多重伝送システム及びその周辺技術
JPH10242941A (ja) * 1997-02-24 1998-09-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光波長多重伝送装置
JPH1155190A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光増幅中継伝送システム
JPH1188262A (ja) * 1997-09-11 1999-03-30 Fujitsu Ltd タイミング信号生成装置及び方法
JPH1188260A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 Fujitsu Ltd 光伝送路の分散補償装置
JPH11196046A (ja) * 1997-09-16 1999-07-21 Lucent Technol Inc 一次偏波モード分散(pmd)を自動補償をする方法および装置
JP2000507430A (ja) * 1996-12-30 2000-06-13 アルカテル 光伝送システム内の偏波分散を補正する装置
JP2001044937A (ja) * 1999-07-08 2001-02-16 Alcatel 光伝送システムにおける偏波分散補償装置
JP2001230728A (ja) * 1999-12-30 2001-08-24 Alcatel 光伝送システムにおける偏波分散補償装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5587827A (en) * 1995-02-01 1996-12-24 Hakimi; Hosain Apparatus for compensating chromatic and polarization dispersion and frequency chirp in fiber optics and for pulse compression in laser systems

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0661948A (ja) * 1992-06-17 1994-03-04 American Teleph & Telegr Co <Att> 光通信における偏光依存性の歪を補償する装置
JPH07131418A (ja) * 1993-11-01 1995-05-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 偏波分散補償器
JPH07202798A (ja) * 1993-12-14 1995-08-04 At & T Corp 光通信システム
JPH07177088A (ja) * 1993-12-20 1995-07-14 Nec Corp 偏波分散補償方法
JPH07221705A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動等化器
JPH08321805A (ja) * 1994-08-02 1996-12-03 Fujitsu Ltd 光伝送システム、光多重伝送システム及びその周辺技術
JPH08204258A (ja) * 1995-01-19 1996-08-09 Furukawa Electric Co Ltd:The ファイバ型分散補償器
JP2000507430A (ja) * 1996-12-30 2000-06-13 アルカテル 光伝送システム内の偏波分散を補正する装置
JPH10242941A (ja) * 1997-02-24 1998-09-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光波長多重伝送装置
JPH1155190A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光増幅中継伝送システム
JPH1188260A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 Fujitsu Ltd 光伝送路の分散補償装置
JPH1188262A (ja) * 1997-09-11 1999-03-30 Fujitsu Ltd タイミング信号生成装置及び方法
JPH11196046A (ja) * 1997-09-16 1999-07-21 Lucent Technol Inc 一次偏波モード分散(pmd)を自動補償をする方法および装置
JP2001044937A (ja) * 1999-07-08 2001-02-16 Alcatel 光伝送システムにおける偏波分散補償装置
JP2001230728A (ja) * 1999-12-30 2001-08-24 Alcatel 光伝送システムにおける偏波分散補償装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230728A (ja) * 1999-12-30 2001-08-24 Alcatel 光伝送システムにおける偏波分散補償装置
JP4585115B2 (ja) * 1999-12-30 2010-11-24 アルカテル−ルーセント 光伝送システムにおける偏波分散補償装置

Also Published As

Publication number Publication date
FR2791835B1 (fr) 2001-06-29
EP1041753A1 (fr) 2000-10-04
CA2299635A1 (fr) 2000-09-30
FR2791835A1 (fr) 2000-10-06
US6317240B1 (en) 2001-11-13
DE60028640D1 (de) 2006-07-27
ES2265885T3 (es) 2007-03-01
DE60028640T2 (de) 2007-05-31
EP1041753B1 (fr) 2006-06-14
ATE330383T1 (de) 2006-07-15
JP4669103B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6871024B2 (en) Dispersion compensating method, dispersion compensating apparatus and optical transmission system
US7382985B2 (en) Electrical domain mitigation of polarization dependent effects in an optical communications system
US8229302B2 (en) Method and arrangement for polarization mode dispersion mitigation
US7389049B2 (en) Chromatic dispersion compensation controlling system
US7433599B2 (en) Automatic dispersion compensation device and compensation method
US20010028760A1 (en) Methods and apparatus for compensating chromatic and polarization mode dispersion
JP5012811B2 (ja) 分散検出装置およびそれを用いた自動分散補償システム
US6710904B1 (en) System for compensating polarization dispersion in an optical transmission system
EP1295416A2 (en) Method for determining the optimum pre-compensation in an optical transmission system
JP4669103B2 (ja) 光伝送システムにおける偏波分散補償装置および方法
US6456411B1 (en) Method of setting signal wavelength in optical transmission system
Eto et al. Location-resolved PDL monitoring with Rx-side digital signal processing in multi-span optical transmission system
Ono et al. 10 Gb/s PMD compensation field experiment over 452 km using principal state transmission method
US6690889B2 (en) Device for compensating polarization dispersion in an optical transmission system
Rademacher et al. Influence of discrete mode coupling on the nonlinear interaction in mode-multiplexed systems
US20030007217A1 (en) Optical transmission system for high-bit-rate transmission of optical signals with the aid of dispersion compensation units
EP1554822B1 (en) Electrical domain mitigation of polarization dependent effects in an optical communications system
Lichtman Performance limitations imposed on all-optical ultralong lightwave systems at the zero-dispersion wavelength
Elbers et al. Efficient design of high-capacity dense wavelength-division multiplex systems
JP3937141B2 (ja) 波長分割多重光伝送システム、及び光通信方法
Pan et al. The effects of XPM-induced fast polarization-state fluctuations on PMD compensated WDM systems
Mayrock et al. Performance monitoring in optical OFDM systems
Tomizawa et al. Statistical design of polarization mode dispersion on high-speed transmission systems with forward error correction
Eriksson et al. Experimental investigation of the impact of minimizing fourth-order modulation factor using dispersion optimization
Schuh et al. Tolerance Analysis of 107 Gbit/s ETDM ASK-NRZ VSB

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081126

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100826

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees