JPH08204258A - ファイバ型分散補償器 - Google Patents

ファイバ型分散補償器

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JPH08204258A
JPH08204258A JP7024676A JP2467695A JPH08204258A JP H08204258 A JPH08204258 A JP H08204258A JP 7024676 A JP7024676 A JP 7024676A JP 2467695 A JP2467695 A JP 2467695A JP H08204258 A JPH08204258 A JP H08204258A
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JP
Japan
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fiber
dispersion
light
optical fiber
optical
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Application number
JP7024676A
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English (en)
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Kunio Ogura
邦男 小倉
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/10007Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating in optical amplifiers
    • H01S3/10023Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating in optical amplifiers by functional association of additional optical elements, e.g. filters, gratings, reflectors
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝搬用光ファイバの波長分散補償と損失補償
の両方を行え、かつ、装置構成が簡略でコストの安いフ
ァイバ型分散補償器を提供する。 【構成】 送信器3からの光を零分散光ファイバ13に伝
搬させて受信器18に受信させる光通信システムにファイ
バ型分散補償器20を介設する。この分散補償器20は、光
ファイバ10からの光をサーキュレータ6を介してサーキ
ュレータ6と反射板14との間で往復させて光ファイバ11
に導く往復光路21を設けて構成し、往復光路21には分散
補償光ファイバ(DCF)8とエルビウムドープファイ
バ(EDF)5を直列に設ける。光ファイバ10からの光
をサーキュレータ6を介して、EDF5→DCF8→D
CF8→EDF5の順に往復伝搬させることにより、D
CFによる分散補償とEDF5による光増幅とを効率的
に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバや半導体レ
ーザの波長分散を補償するファイバ型分散補償器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザ等の送信器からの光をパル
ス信号で変調し、零分散光ファイバに入射させ、その光
ファイバを伝送路として用いて、例えば波長1550nmでの
長距離高速通信を行う検討が行われている。
【0003】ところで、光ファイバは、通常、石英系ガ
ラスにより形成されており、この石英系ガラスの屈折率
は、光の波長が長いほど小さくなる。そのため、光ファ
イバは、周知の光の材料分散に起因して、光ファイバを
伝搬する光波の波長が長いほど、その光の伝搬速度が速
くなり、光波の波長が短いほど、その光の伝搬速度が遅
くなる、いわゆる正の分散特性(波長分散)を有するこ
とが知られている。例えば、現在広く敷設されている13
00nm零分散光ファイバは1550nm付近の波長での単位長さ
あたりの波長分散が+17psec/nm/km程度であり、長さ
120 kmの零分散補償光ファイバにおいては、上記波長分
散は2040psec/nmにも達することになる。
【0004】したがって、このような分散特性を有する
光ファイバに、一般に、中心波長に対してある程度広が
りを有する半導体レーザの光を入射させた場合は、その
入射光のパルス幅に比べて、光ファイバを伝搬した後の
出射光のパルス幅が広くなってしまう。
【0005】このため、前記出射光を光受信側で受信し
たときに、その出射光の独立したパルスを識別できるよ
うにするためには、光ファイバに入射させる入射光のパ
ルス間隔を充分に広く取る必要が生じ、そのように入射
光のパルス間隔を広くすると、高速通信を行うことが困
難となり、そのままでは、半導体レーザと光ファイバを
用いた高速、大容量の通信システムの構築が妨げられて
しまうことになる。
【0006】そこで、零分散光ファイバの分散特性を補
償(分散補償)するために、例えば、半導体レーザ等の
送信器と零分散光ファイバとの間に分散補償器を介設し
た光通信方式(光通信システム)が提案されており、図
4には、分散補償器の一例としてのファイバ型分散補償
器20を、送信器3と零分散光ファイバ13との間に介設し
たシステム例が示されている。
【0007】同図に示すファイバ型分散補償器20は、特
開平6−276160号公報に記載されているものであ
り、ファイバ型分散補償器20は、光ファイバ10、サーキ
ュレータ6、分散補償光ファイバ8、全反射終端24、光
ファイバ11を有して構成されており、送信器3から光フ
ァイバ10を通った光をサーキュレータ6を介して分散補
償光ファイバ6に伝搬させ、全反射終端24で反射させて
いる。そして、その反射戻り光を分散補償光ファイバ8
側からサーキュレータ6側に伝搬させてサーキュレータ
6により分岐して光ファイバ11に導き、光ファイバ11か
ら零分散光ファイバ13に入射させるようになっている。
【0008】分散補償光ファイバ8は、光ファイバの光
を伝搬する部分であるコアの屈折率分布を特殊な分布構
造として形成されており、この構造分散により、光波の
伝搬速度を、波長が長いほど遅く、短いほど速くした、
いわゆる負の分散特性を有する光ファイバであり、この
分散補償光ファイバ8を備えたファイバ型分散補償器20
を光通信システムに介設すれば、分散補償光ファイバ8
の負の分散特性により零分散光ファイバ13の正の波長分
散を補償することができるために、零分散光ファイバ13
から出射される出射光のパルス幅が広くなることを防止
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分散補
償光ファイバ8は、通常の単一モードファイバに比べて
モードフィールド径が小さく、SBS(誘導ブリルアン
散乱)やSPM(自己位相変調効果)等の非線形現象が
生じ易いために、図4に示したような従来のファイバ型
分散補償器20を光通信システムに介設すると、光のパワ
ーが低下してしまうといった問題が生じ、この光パワー
の減衰を補うためには、光増幅の何らかの手段を設ける
必要が生じる。そこで、本出願人は、例えば、図2に示
すように、サーキュレータ6の分岐端2a,2b側に光
増幅用ファイバとしてのエルビウムドープファイバ5
a,5bを設けたファイバ型分散補償器20を考えた。
【0010】なお、光ファイバに光を入力するときに、
スレッシュホールドと呼ばれる閾値を越えると、前記S
BSによる後方散乱が大きくなり、スレッシュホールド
を越えたパワーの光を光ファイバに入射させても、前記
後方散乱による戻り光が増えるばかりで、伝搬する光の
パワーは増えないことが知られているが、分散補償光フ
ァイバ8においては、前記のように、SBS等の非線形
現象が生じ易いために、前記スレッシュホールドが+3
dBmと小さい(通常のシングルモード光ファイバのス
レッシュホールドは+10dBmである)。
【0011】そのため、分散補償光ファイバに入力する
光パワーは+3dBmと小さく制限されてしまうことに
なり、図2のファイバ型分散補償器20においても、分散
補償光ファイバ8への入力光のパワーは+3dBmとな
るように、エルビウムドープファイバ5aによる増幅率
を設定している。
【0012】図2において、送信器3は、例えば、10G
bps の直接変調を施せるDFBレーザ(分布帰還レー
ザ)等により構成されており、送信器3には光入射光路
としての光ファイバ10が接続されている。光ファイバ10
にはアイソレータ4aを介して光増幅用ファイバとして
のエルビウムドープファイバ5aが接続されており、エ
ルビウムドープファイバ5aには、光分岐手段としての
サーキュレータ6の分岐端2a側が接続されている。エ
ルビウムドープファイバ5aにはカップラ16aを介して
励起用LD(励起用レーザダイオード)15aが接続され
ており、エルビウムドープファイバ5aが励起用LD15
aから1.48μmの励起光をドープされることにより、光
増幅用ファイバとして機能するようになっている。
【0013】また、サーキュレータ6の分岐端2b側に
はエルビウムドープファイバ5bが接続されており、こ
のエルビウムドープファイバ5bにはカップラ16bを介
して励起用LD15bが接続され、エルビウムドープファ
イバ5bは、エルビウムドープファイバ5aと同様に光
増幅用ファイバとして機能するようになっている。エル
ビウムドープファイバ5bには、アイソレータ4bを介
して、光出射光路として機能する光ファイバ11が接続さ
れており、光ファイバ11には光通信システムの伝送路と
しての零分散光ファイバ13が接続され、零分散光ファイ
バ13には受信器18が接続されている。
【0014】この零分散光ファイバ13は、1310nm付近で
の波長分散が零となる1310nm零分散光ファイバであり、
長さは120 km、零分散光ファイバ全体の分散特性は+20
40ps/nm、全体の伝搬損失は25dBとなっている。
【0015】前記サーキュレータ6の合流端1側には分
散補償光ファイバ8が接続されており、分散補償光ファ
イバ8の片端には反射手段として機能する反射板14が接
続されており、サーキュレータ6の合流端1から反射板
14に至る光路は、光ファイバ10からの光をサーキュレー
タ6を介して入射させて伝搬させ、伝搬光を反射板14に
よりサーキュレータ6側に反射し、サーキュレータ6で
分岐して光ファイバ11側に導く往復光路21を構成してい
る。
【0016】分散補償光ファイバ8は、1500nm付近の波
長での単位長さ当たりの波長分散が−100 ps/nm/kmと
なっており、伝搬損失は0.5 dB/kmであり、長さが1
0.2kmとなっている。そして、この分散補償光ファイバ
8を光波が往復することにより、−2040ps/nmの分散特
性が生じ、それにより、零分散光ファイバ13の正の分散
特性(+2040ps/nm)が補償されるように構成されてい
る。
【0017】前記エルビウムドープファイバ5a,5b
の長さは、それぞれ30mとなっている。エルビウムドー
プファイバ5aは、光ファイバ10から入射される光を増
幅して分散補償光ファイバ8側に伝搬させる役割を果た
すようになっており、一方、エルビウムドープファイバ
5bは、分散補償光ファイバ8を往復して戻ってきた光
を増幅して光ファイバ11側に伝搬させる役割を果たすよ
うになっている。そして、この提案のファイバ型分散補
償器20においては、このように、サーキュレータ6の分
岐端2aにエルビウムドープファイバ5aを設けて、分
散補償光ファイバ18への入力光を分散補償光ファイバ8
のスレッシュホールド(+3dBm)まで増幅してお
り、さらに、サーキュレータ6の分岐端2bにエルビウ
ムドープファイバ5bを設けて光増幅を行うことによ
り、前記分散補償光ファイバ8を伝搬した光のパワーの
減衰を補って、零分散光ファイバ13のスレッシュホール
ドである+10dBmの光を零分散光ファイバ13に入射で
きるようにしようとしている。
【0018】このシステムにおいては、例えば、送信器
3から1552nmの波長を有する10Gbps の信号光を発信す
ると、この入射光のパワーは−15dBm(図のA)とな
り、この光はエルビウムドープファイバ5aにより、分
散補償光ファイバ8のスレッシュホールドである+3d
Bmまで増幅され、サーキュレータ6を介して、図のB
に示すように、+3dBmのレベルで分散補償光ファイ
バ8に入射する。そして、分散補償光ファイバ8を伝搬
して反射板14で反射し、分散補償光ファイバ8を往復す
ることで、図のCに示すように、−8dBmのレベルと
なって分散補償光ファイバ8から出射される。
【0019】この光がサーキュレータ6を介してエルビ
ウムドープファイバ5bに入射すると、エルビウムドー
プファイバ5bにより、零分散光ファイバ13のスレッシ
ュホールドである+10dBmまで増幅されて、図のDに
示すように+10dBmのレベルとなって零分散光ファイ
バ13に入射する。そして、零分散光ファイバ13を伝搬し
た後に、図のEに示すように、−15dBmのレベルとな
り、入射光と同じレベルの光が受信器18により受信され
る。なお、このシステムにおいても、図4に示したシス
テムと同様に、零分散光ファイバ13の正の分散特性は、
分散補償光ファイバ8の負の分散特性により補償され、
受信器18には波長分散が補償された光が受信器18に受信
される。
【0020】このように、提案のファイバ型分散補償20
を設けて光通信システムを構築すれば、ファイバ型分散
補償器20により、伝搬用の零分散光ファイバ13の波長分
散を分散補償することができ、かつ、分散補償光ファイ
バ8による伝搬損失と零分散光ファイバ13の伝搬損失と
を共に補償することができるために、高速、大容量の通
信システムの構築が可能となる。
【0021】しかしながら、図2に示したファイバ型分
散補償器20は、サーキュレータ6の分岐端2a,2b側
にそれぞれ、エルビウムドープファイバ5a,5bを接
続しており、さらに、エルビウムドープファイバ5a,
5bと光ファイバ10,11との間には、それぞれ、アイソ
レータ4a,4bを介設しているために、ファイバ型分
散補償器20の装置構成が複雑になり、コストも高くなっ
てしまうといった問題があった。
【0022】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、装置構成が簡略で、コストが安く、し
かも、伝搬用のファイバの波長分散や伝搬損失を確実に
補うことができるファイバ型分散補償器を提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、光入射光路からの光を光分岐手段を介して入射
させて伝搬させ、該伝搬光を反射手段により前記光分岐
手段側に反射し、該光分岐手段で分岐して光出射光路に
導く往復光路を有し、該往復光路の途中には負の分散特
性を有する分散補償光ファイバが設けられているファイ
バ型分散補償器であって、前記往復光路の分散補償光フ
ァイバと光分岐手段との間には光増幅用ファイバが介設
されていることを特徴として構成されている。
【0024】また、前記分散補償光ファイバの出射端と
光反射手段との間には、分散補償光ファイバの断面の直
角2軸方向に形成される伝搬定数の異なる偏波成分軸に
分かれて伝搬した伝搬出射光を光軸を中心として略90°
回転させる偏波回転手段が介設されていることも本発明
の特徴的な構成とされている。
【0025】
【作用】上記構成の本発明において、光入射光路からの
光は光分岐手段を介して往復光路に入射して伝搬した
後、反射手段により前記光分岐手段側に反射し、この光
分岐手段で分岐されて光出射光路に導かれるが、往復光
路の途中には分散補償光ファイバが設けられており、さ
らに、往復光路の分散補償光ファイバと光分岐手段との
間には光増幅用ファイバが介設されているために、往復
光路を往復する光は、まず、光増幅用ファイバで増幅さ
れてから分散補償光ファイバに入射して分散補償光ファ
イバを往復し、その後、再び前記光増幅用ファイバを伝
搬して増幅される。
【0026】そして、光が分散補償光ファイバを往復す
ることにより、ファイバ型分散補償器と接続される零分
散光ファイバ等の伝搬用光ファイバの波長分散が効率的
に補償されることとなり、また、光が光増幅用ファイバ
を往復することにより、1つの光増幅用ファイバにより
2度増幅が行われて、分散補償光ファイバと伝搬用の光
ファイバの伝搬損失が効率的に補償される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、図2に示した光
通信システムと同一名称部分には同一符号を付し、その
重複説明は省略する。図1には、本発明に係るファイバ
型分散補償器の一実施例を備えた光通信システムが示さ
れている。本実施例のファイバ型分散補償器20が図2に
示したファイバ型分散補償器20と異なる特徴的なこと
は、光増幅用ファイバとしてのエルビウムドープファイ
バ5が、往復光路20の分散補償光ファイバ8とサーキュ
レータ6との間に介設されていることと、分散補償光フ
ァイバ8の出射端23と反射板14との間にファラデー回転
子9が介設されていることである。
【0028】このファラデー回転子9は、分散補償光フ
ァイバ8の断面の直角2軸方向に形成される伝搬定数の
異なる偏波成分軸に分かれて伝搬した伝搬出射光を、光
軸を中心として略90°回転させる偏波回転手段として機
能するものであり、このファラデー回転子9を分散補償
光ファイバ8の出射端23と反射板14との間に介設するこ
とにより、分散補償光ファイバ8を伝搬した伝搬出射光
は、光軸を中心として略90°回転させられて、反射板14
で反射し、この反射光が戻り光として分散補償光ファイ
バ8の出射端23に戻り、エルビウムドープファイバ5側
に伝搬するようになっている。
【0029】なお、本実施例でも、エルビウムドープフ
ァイバ5にはカップラ16を介して励起用LD15が接続さ
れており、これらのカップラ16と励起用LD15も往復光
路21に設けられている。また、本実施例では、アイソレ
ータ4a,4bを省略して構成されており、光ファイバ
10,11が、それぞれ、サーキュレータ6の分岐端2a,
2bに直接接続されている。そして、ファイバ型分散補
償器20の上記以外の構成および、送信器3、零分散光フ
ァイバ13、受信器18の構成は、図2に示した光通信シス
テムと同様に構成されている。
【0030】本実施例のファイバ型分散補償器20を備え
た光通信システムは以上のように構成されており、この
システムにおいても、送信器3からの信号光は、ファイ
バ型分散補償器20に入射して、光ファイバ10からサーキ
ュレータ6を介して往復光路21に入射し、往復光路21を
往復した後に、サーキュレータ6により分岐されて光フ
ァイバ11から零分散光ファイバ13に導かれるが、本実施
例では、エルビウムドープファイバ5が往復光路21の分
散補償光ファイバ8とサーキュレータ6との間に介設さ
れているために、光ファイバ10からの光は、サーキュレ
ータ6を介して−16dBmのレベルとなり(図の
B′)、エルビウムドープファイバ5に入射し、エルビ
ウムドープファイバ5により、分散補償光ファイバ8の
スレッシュホールドである+3dBmに増幅されて(図
のB)、分散補償光ファイバ8に入射する。そして、こ
の光は、分散補償光ファイバ8を往復し、図のCに示す
ように、−8dBmのレベルの光となって、再びエルビ
ウムドープファイバ5に入射する。
【0031】この入射光は、エルビウムドープファイバ
5を通ってサーキュレータ6側に伝搬し、エルビウムド
ープファイバ5を伝搬することにより、図のC′に示す
ように+11dBmのレベルまで増幅されて、サーキュレ
ータ6に入射し、サーキュレータ6により分岐されて、
光ファイバ11に導かれ、光ファイバ11を介して、図のD
に示すように、零分散光ファイバ13のスレッシュホール
ドである+10dBmのレベルとなって零分散光ファイバ
13に入射し、零分散光ファイバ13を介して−15dBmの
レベルとなって受信器18に受信される。
【0032】このように、本実施例では、エルビウムド
ープファイバ5を光が往復することになり、光がサーキ
ュレータ6側から分散補償光ファイバ8側に伝搬すると
きと、分散補償光ファイバ8側からサーキュレータ6側
に戻るときとの両方で、信号光のレベルの増幅が行われ
る。
【0033】また、本実施例でも、図2に示した光通信
システムと同様に、ファイバ型分散補償器20の分散補償
光ファイバ8により零分散光ファイバ13の波長分散の分
散補償が行われる。
【0034】さらに、ファイバ型分散補償器20における
分散補償光ファイバ8は、一般に、小径のコイル状に巻
いて形成しており、このように、長尺の分散補償光ファ
イバ8を小径のコイル状に巻いた場合、光ファイバ8に
曲げによる応力歪が印可され、それによって分散補償光
ファイバ8の軸対称の屈折率の断面構造が崩れ、ファイ
バ断面(横断面)の互いに直角をなす直角2軸方向の屈
折率分布が異なるように変化する複屈折という現象が生
じ、そうすると、分散補償光ファイバ8を伝搬する光の
伝搬速度が遅い偏波成分軸である遅相軸と、この遅相軸
よりも光の伝搬速度が速い偏波成分軸である進相軸とが
互いに直交して形成され、これに起因して偏波分散が生
じ、この偏波分散により、前記材料分散と同様の問題が
引き起こされることが知られている。
【0035】しかしながら、本実施例では、分散補償光
ファイバ8の出射端23と反射板14との間にファラデー回
転子9が介設されており、分散補償光ファイバ8を伝搬
して出射端23から出射される伝搬出射光がファラデー回
転子9に入射すると、ファラデー回転子9により、伝搬
出射光はその偏波面が略90°回転させられ、前記偏波成
分軸(遅相軸と進相軸)のうち、遅相軸を通って分散補
償光ファイバ8の出射端23側に伝搬した光が進相軸を通
って分散補償光ファイバ8の入射端側に戻っていき、そ
の逆に進相軸を通って分散補償光ファイバ8の出射端23
側に伝搬した光が遅相軸を通って分散補償光ファイバ8
の入射端側に戻っていくこととなり、両者の伝搬時間差
は生じず、ファイバ型分散補償光ファイバ8の偏波分散
はほぼ零となり、前記偏波分散による問題は解消される
ことになる。
【0036】また、分散補償光ファイバ8の偏波分散ほ
ど大きくはないものの、エルビウムドープファイバ5の
ような光増幅用ファイバにおいても多少の偏波分散が生
じることが知られているが、本実施例では、エルビウム
ドープファイバ5を伝搬した後に、分散補償光ファイバ
8を伝搬してその出射端23から出射した光が、ファラデ
ー回転子9により、光軸を中心として略90°回転させら
れ、エルビウムドープファイバ5側に戻り、その戻り光
がエルビウムドープファイバ5を通ってサーキュレータ
6側に戻っていくことにより、上記と同様に、エルビウ
ムドープファイバ5の偏波分散もほぼ零となる。
【0037】本実施例によれば、上記動作により、光フ
ァイバ10からの光が、サーキュレータ6を介してエルビ
ウムドープファイバ5を往復することにより、この1つ
のエルビウムドープファイバ5により2度増幅が行われ
るために、図2のファイバ型分散補償器20においては2
つ必要であったエルビウムドープファイバ5を1つに省
略することができるために、その分だけファイバ型分散
補償器20の装置構成を簡略化することができる。
【0038】また、本実施例では、エルビウムドープフ
ァイバ5は、サーキュレータ6を介して各光ファイバ1
0,11と接続されており、サーキュレータ6が、図2の
ファイバ型分散補償器20のアイソレータ4a,4bと同
様の役割を果たすことになるために、本実施例のファイ
バ型分散補償器20は、アイソレータ4a,4bも省略す
ることが可能となり、装置構成をより一層簡略化するこ
とが可能となり、コストも安くすることができる。
【0039】さらに、本実施例によれば、上記のよう
に、分散補償光ファイバ8の出射端23と反射板14との間
に介設したファラデー回転子9により、分散補償光ファ
イバ8の伝搬出射光を光軸を中心として略90°回転させ
ることにより、分散補償光ファイバ8の偏波分散をほぼ
零とし、また、同様に、エルビウムドープファイバ5の
偏波分散もほぼ零とすることができるために、ファイバ
型分散補償器20の偏波分散をほぼ零とすることが可能と
なり、受信器18に受信される光のビットエラーレート
(BER)を非常に小さくすることが可能となる。
【0040】ちなみに、図2のファイバ型分散補償器20
において、分散補償光ファイバ8の出射端23と反射板14
との間にファラデー回転子9を介設して、送信器3から
1552nmの波長の10Gbps の光を送信したところ、受信器
18により受信された光のビットエラーレートは10-9とな
り、本実施例のファイバ型分散補償器20を用いて送信器
3から同様の光を送信したときの受信器18により受信し
た光のビットエラーレートは10-10 となることが確認さ
れている。このように、エルビウムドープファイバ5を
サーキュレータ6と分散補償光ファイバ8との間に介設
すれば、分散補償光ファイバ8の偏波分散の解消に加え
て、サーキュレータ6側から分散補償光ファイバ8側に
エルビウムドープファイバ5を伝搬していく光の光軸を
90°回転させて分散補償光ファイバ6側からエルビウム
ドープファイバ5を通してサーキュレータ6側に戻すこ
とによるビットエラーレートの抑制効果が確認された。
【0041】以上のように、本実施例のファイバ型分散
補償器20は、装置構成が簡単で、コストが安く、しか
も、分散補償光ファイバ8等の偏波分散が殆どない優れ
た分散補償器とすることが可能となり、このファイバ型
分散補償器20を設けて零分散光ファイバ13の波長分散を
補償して、波長1550nm付近での優れた長距離高速光通信
システムを構築することができる。
【0042】なお、図3の(a)には、図2のファイバ
型分散補償器20のエルビウムドープファイバ5aを省略
したときの光通信システム構成例が示されており、図3
の(b)には、図2のファイバ型分散補償器20のエルビ
ウムドープファイバ5bを省略したときの光通信システ
ム構成例が示されている。また、図3の(a),(b)
には、これらのシステムの各点での信号光パワーがそれ
ぞれ示されている。これらの図から分かるように、例え
ば、同図の(b)のように、エルビウムドープファイバ
5bを省略すると、分散補償光ファイバ8を通って、図
のCに示すように−8dBmのレベルとなった光が、直
接、光ファイバ11に入射して、その後零分散光ファイバ
13に入射することになるために、受信器18で受信される
光のレベルは、図のEに示すように、最大でも−33dB
mとなり、この状態では、10Gbps の高速光通信は不可
能となる。
【0043】また、同図の(a)に示すように、エルビ
ウムドープファイバ5aを省略すると、図のCに示すよ
うに、分散補償光ファイバ8から戻ってくる戻り光のレ
ベルは−26dBmとなり、この光をエルビウムドープフ
ァイバ5bにより増幅した後に、零分散光ファイバ13を
介して−15dBm(図のE)で受信器18に受信させるた
めには、エルビウムドープファイバ5bにより、図のC
の−26dBmの光を図のDに示すように、零分散光ファ
イバ13のスレッシュホールドである+10dBmのレベル
まで増幅しなければならず、そのためには、エルビウム
ドープファイバ5bを非常に高出力の光増幅用ファイバ
として、かつ、励起用LD15bの励起パワーも極端に大
きくしなけらばならず、したがって、ファイバ型分散補
償器20のコストが極端に高くなってしまう。また、この
例では、分散補償光ファイバ8の戻り光のパワーが−26
dBmまで低下するため、S/N比の劣化が激しく、高
速光通信の実現は困難になる。
【0044】このように、図2のファイバ型分散補償器
20とほぼ同様の構成で、単にエルビウムドープファイバ
5aと5bの何れかを省略しても本実施例のように安い
コストでファイバ型分散補償器20を構成することができ
ないし、このファイバ型分散補償器20を用いて長距離高
速光通信システムを実現させることができないことが以
上のことから立証される。
【0045】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、分散補償光ファイバ8の出射端23と反射板
14との間に、偏波回転手段としてのファラデー回転子9
を設けたが、偏波回転手段として、ファラデー回転子9
以外の、例えば1/4波長板等を設けて、分散補償光フ
ァイバ8の断面の直角2軸方向に形成される伝搬定数の
異なる偏波成分軸に分かれて伝搬した伝搬出射光を光軸
を中心として略90°回転させるようにしても構わない。
【0046】また、本発明のファイバ型分散補償器は、
上記のような偏波回転手段を省略して構成することもで
きる。ただし、偏波回転手段を設けることにより、分散
補償光ファイバ8の偏波分散とエルビウムドープファイ
バ5のような光増幅用ファイバの偏波分散を補償するこ
とが可能となるために、偏波回転手段を設けることが望
ましい。
【0047】さらに、上記実施例では、反射手段とし
て、反射板14を設けたが、反射手段は反射板14以外の別
の反射体により構成しても構わない。
【0048】さらに、上記実施例では、光分岐手段とし
て、サーキュレータ6を設けて構成したが、光分岐手段
は、サーキュレータ6以外の、カップラや導波路型Y分
岐チップ等により構成しても構わない。
【0049】さらに、分散補償光ファイバ8の長さや、
単位長さ当たりの偏波分散等は特に限定されるものでは
なく、例えば、図1の光通信システムにおける零分散光
ファイバ13の波長分散を補償できるように適宜設定され
るものである。
【0050】さらに、上記実施例では、光増幅用ファイ
バとしてエルビウムドープファイバ5を設けて構成した
が、光増幅用ファイバは必ずしもエルビウムドープファ
イバ5により形成するとは限らず、分散補償光ファイバ
8や零分散光ファイバ13による光強度の減衰を補い、送
信器3からの光とほぼ同様の強度の光を受信器18により
受信できるように光増幅できる光ファイバであればよ
く、光通信システムに合わせて増幅率等が適宜設定され
るものである。
【0051】さらに、上記実施例では、送信器3はDF
Bレーザにより構成したが、送信器3はDFBレーザ以
外の他のレーザ等により構成しても構わない。
【0052】さらに、これまでの説明は、送信器3から
の光を零分散光ファイバ13を介して受信器18に伝搬する
光通信システムに、1つのファイバ型分散補償器20を設
けて光通信システムを構成する例について述べたが、本
発明のファイバ型分散補償器は、光通信システムの光伝
搬経路に複数設けることが可能であり、例えば、光通信
システムの光伝搬経路に一定距離毎にファイバ型分散補
償器を介設して光通信システムを構成することにより、
非常に長距離の高速伝送システムを構築することができ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、往復光路の分散補償光
ファイバと光分岐手段との間に光増幅用ファイバを配設
することにより、光入射光路からの光を光分岐手段を介
して光増幅用ファイバに入射させて増幅し、その光を分
散補償光ファイバに入射させて分散補償光ファイバを往
復させた後、再び前記光増幅用ファイバにより増幅する
ことができ、このように光を分散補償光ファイバと光増
幅用ファイバを往復することにより、分散補償光ファイ
バによる波長分散補償と光増幅ファイバによる増幅を効
率的に行うことが可能となる。そして、その分だけファ
イバ型分散補償器の装置構成を簡略化することが可能と
なり、コストも安くすることができる。
【0054】また、分散補償光ファイバの出射端と光反
射手段との間には、分散補償光ファイバの断面の直角2
軸方向に形成される伝搬定数の異なる偏波成分軸に分か
れて伝搬した伝搬出射光を光軸を中心として略90°回転
させる偏波回転手段が介設されている本発明によれば、
分散補償光ファイバの伝搬出射光を、光軸を中心として
略90°回転させることにより、分散補償光ファイバの横
断面の直角2軸方向に形成される、伝搬定数が異なる偏
波成分軸(遅相軸と進相軸)に分かれて伝搬した伝搬光
を回転させて、両伝搬光の伝搬時間差をほぼ零とし、ま
た、光増幅用ファイバの偏波分散も同様にしてほぼ零と
することが可能となるために、ファイバ型分散補償器の
偏波分散をほぼ零とすることができる。
【0055】以上のように、本発明によれば、非常に簡
略化された装置構成で、偏波分散の殆どないファイバ型
分散補償器を構成し、このファイバ型分散補償器を利用
して、零分散光ファイバのような伝搬用光ファイバの波
長分散を確実に分散補償し、かつ、光増幅用ファイバに
より、分散補償光ファイバと伝搬用光ファイバの伝搬損
失を補償することがでできるために、このファイバ型分
散補償器を用いて、高速、大容量の通信システムの構築
を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイバ型分散補償器を設けた光
通信システムの一例を示す要部構成図である。
【図2】2つのエルビウムドープファイバ5a,5bを
有するファイバ型分散補償器の一例を示す説明図であ
る。
【図3】図2の2つのエルビウムドープファイバ5a,
5bのうち何れか一方側を省略してファイバ型分散補償
器を構成し、光通信システムに設けた例をそれぞれ示す
説明図である。
【図4】従来のファイバ型分散補償器を設けた光通信シ
ステムの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
5,5a,5b エルビウムドープファイバ 6 サーキュレータ 8 分散補償光ファイバ 9 ファラデー回転子 13 零分散光ファイバ 14 反射板 21 往復光路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/13 10/12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入射光路からの光を光分岐手段を介し
    て入射させて伝搬させ、該伝搬光を反射手段により前記
    光分岐手段側に反射し、該光分岐手段で分岐して光出射
    光路に導く往復光路を有し、該往復光路の途中には負の
    分散特性を有する分散補償光ファイバが設けられている
    ファイバ型分散補償器であって、前記往復光路の分散補
    償光ファイバと光分岐手段との間には光増幅用ファイバ
    が介設されていることを特徴とするファイバ型分散補償
    器。
  2. 【請求項2】 分散補償光ファイバの出射端と光反射手
    段との間には、分散補償光ファイバの断面の直角2軸方
    向に形成される伝搬定数の異なる偏波成分軸に分かれて
    伝搬した伝搬出射光を光軸を中心として略90°回転させ
    る偏波回転手段が介設されていることを特徴とする請求
    項1記載のファイバ型分散補償器。
JP7024676A 1995-01-19 1995-01-19 ファイバ型分散補償器 Pending JPH08204258A (ja)

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