JP2000312152A - 高速アダマール変換装置およびその中にある変換段およびそれによりnビット信号ブロックを復調するための方法 - Google Patents

高速アダマール変換装置およびその中にある変換段およびそれによりnビット信号ブロックを復調するための方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速、コンパクトかつ有効な高速アダマール
変換エンジンを提供する。 【解決手段】 ウォルシュコードワードのような符号化
された信号ブロックの伝送の間に生じる誤りを検出しか
つ訂正するためにワイアレス通信システムにより使用さ
れるような複数の変換段を有する高速アダマール変換装
置である。装置の各段(11)は、各々が出力端子を有
する加算器(106)および減算器(108)を含む。
加算器および減算器は、信号対を受信し中間係数を生成
する。第1のメモリユニットおよび加算器は、複数の中
間係数信号対を後続の変換段に同時に提供し、第1およ
び第2のメモリユニットは、複数の他の中間係数信号対
を後続の変換段に同時に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイアレス通信に
係り、特に、ウォルシュ(Walsh)コードワードの送信
の間に生じる誤りを検出しかつ訂正するために使用され
る高速アダマール変換構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、典型的なワイアレス通信システ
ムを示す。交換機センタ201は、複数の基地局203
−1ないし203−5に接続されている。また、交換機
センタ201は、図示しないローカルまたは長距離電話
局にも接続されている。ワイアレス端末201−1ない
し201−3は、同じ所定の地理的領域、即ちセル中に
配置された基地局と通信する。例えば、ワイアレス端末
201−1および201−2は、セルA中に配置されて
おり、セルA中に配置されこれをサービスする基地局2
03−1と通信する。
【0003】ワイアレス端末201−1が通信するため
に、これは、無線波により信号を基地局203−1に送
り、基地局203−1は、受信した信号を交換機センタ
201に中継し、信号の一部として供給される指示に従
って、交換機センタ201は、その信号をどこかに中継
する。その信号の所望の宛先が別のワイアレス端末であ
る場合、交換機センタ201は、その信号を受信するこ
とを意図されたワイアレス端末と同じセル中に配置され
た基地局にその信号を中継し、基地局は、そのワイアレ
ス端末に無線波により信号を送信する。同様に、その信
号の所望の宛先が、ワイアライン端末207のようなワ
イアライン端末である場合、交換機センタ201は、そ
の所望の宛先への信号をワイアラインを介してローカル
または長距離ネットワークに中継する。
【0004】情報がデジタルワイアレス通信チャネルを
介して送信される場合、雑音、妨害および歪みにより誤
りが生じうる。伝送中に生じる誤りを検出しかつ訂正す
るために様々な方法が使用される。図2は、伝送誤りを
検出および訂正するためにデジタルワイアレス通信チャ
ネルにより典型的に使用されるいくつかの構成要素を示
す。情報ソース(源)12は、デジタルメッセージをエ
ンコーダ14に送信する。デジタルメッセージは、デジ
タル化された音声信号、データなどから成りうる。
【0005】エンコーダ14は、デジタルメッセージを
符号化し、これを送信機16に供給する。送信機16
は、符号化されたメッセージを搬送波に変調し、これを
無線波により受信機18に送信する。受信機18は、メ
ッセージを受信する。このメッセージは伝送の間に転化
しているかあるいは転化していないことがある。受信機
18は、受信されたメッセージを復調し、これをデコー
ダ20に与える。デコーダ20は、受信されたメッセー
ジを複合化し、これを情報宛先22に供給する。好まし
くは、情報宛先22に供給されるデジタルメッセージ
は、情報ソース12により送信された元のデジタルメッ
セージと同一である。
【0006】情報宛先22が情報ソース12により送信
された同じメッセージを受信するために、エンコーダ1
4およびデコーダ20は、伝送中の転化による誤りを検
出および訂正するように動作する。一般に、エンコーダ
14は、デジタルメッセージ信号を固定長のブロックに
分割し、各ブロックをそれに固有に関連づけられたコー
ドワードで置き換える。コードワードは、固定長ブロッ
クの代わりに送信され、受信されたメッセージは、伝送
中に転化したかどうかを決定するために、既知のセット
の正当なコードワードと比較される。そのような誤り検
出/訂正スキームの1つは、ウォルシュ符号の生成およ
び送信に関わる。
【0007】ウォルシュ符号システムに従って、エンコ
ーダ14は、情報ソース12からのメッセージを各々n
ビットを有するブロックに分割する。送信されるべき元
のnビットの情報のブロックの各々は、2nのウォルシ
ュチップを有する情報のブロックに対して固有のコード
ワードに変換される。したがって、3ビットのデータブ
ロックは、23即ち8個のウォルシュチップを伴うウォ
ルシュコードワードを有することになる。元の3ビット
のデータのブロックを変調および送信する代わりに、送
信機16は、ウォルシュコードワードを変調しかつ受信
機18に送信する。
【0008】ウォルシュコードワードが受信機18によ
り受信されるとき、これは復調されてかつデコーダ20
に供給される。デコーダ20は伝送中に転化した可能性
がある受信されたウォルシュコードワードを正当なウォ
ルシュコードワードのセットと比較する。受信されたウ
ォルシュコードワードが正当なウォルシュコードワード
のセット中のコードワードのうちの1つに一致する場
合、受信されたコードワードは伝送中に転化しなかった
と推定されて、もともと送信を意図された3ビットの情
報のブロックに復号化して戻されうる。
【0009】しかし、受信されたウォルシュコードワー
ドが正当なウォルシュコードワードのセット中のコード
ワードのうちの1つに一致しない場合、受信されたコー
ドワードは、伝送中に転化しており、受信機はどの正当
なウォルシュコードワードがもともと送信されたかを決
定しなければならない。従来技術において、高速アダマ
ール変換(以下“FHT”という)アルゴリズムが、受
信されたコードワードの各々に対して、受信されたコー
ドワードが特定の正当なウォルシュコードワードである
可能性を計算するために使用される。FHTアルゴリズ
ムは、この可能性を相関係数として表現する。
【0010】したがって、受信されたコードワードは、
それに関連づけられた2n個の相関係数を有し、その1
つが2n個の正当なウォルシュコードワードの各々に対
応する。最大の相関係数を有する正当なウォルシュコー
ドワードが、送信された最も可能性の高い正当なコード
ワードである。したがって、FHTアルゴリズムは、受
信されたコードワードに最大の相関係数を有する正当な
ウォルシュコードワードを割当てる。「勝った(winnin
g)」ウォルシュコードワードは、3ビットの情報のブロ
ックに復号化されて戻され、そして情報宛先206へ供
給される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】高速アダマール変換を
具現化するための多くの技法が従来技術において知られ
ているが、これらの技法は非常に遅くかつ非常に多くの
ハードウェアを必要とする。したがって、高速、コンパ
クトかつ有効なFHTエンジンに対するニーズが存在す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、一実施形態に
おいて、高速アダマール変換装置である。FHT装置
は、ワイアレス通信システムにより、FHTアルゴリズ
ムにより信号ブロックの伝送中に生じる誤りを検出しか
つ訂正するために使用される。本発明のFHT装置は、
FHTアルゴリズムにより必要とされる加算および減算
動作を実行する一方で、信号を記憶するために、従来技
術によるシステムと比べてより少量のハードウェアおよ
びメモリを必要とする。
【0013】一実施形態によれば、ワイヤレス通信シス
テムは、例えばウォルシュコードワードに従って符号化
された信号ブロックを受信するために、FHT装置を使
用する。好ましくは、相関係数が、送信された可能性あ
る正当なコードワードに対応するFHT装置により生成
される。例えば、ワイアレス通信チャネルを介して送信
されることを望まれたnビットのデータのブロックは、
送信に先立って、2nチップウォルシュコードワードに
変換される。2nチップウォルシュコードワードは、n
ビットのデータのブロックの代わりに送信されて、FH
T装置の第1の変換段によりチップペアとして受信され
る。望ましくは、FHT装置は、複数の変換段を含む。
【0014】装置の各変換段は、それが受信する入力信
号への一連の動作を実行する。後続の変換段の各々は、
先行する段がその入力信号を受信したクロックサイクル
の数の半分である数のクロックサイクルにおいて、それ
に先行する段から入力信号を受信する。好ましくは、こ
れは、各段において使用される第1、第2および第3の
メモリユニット(以下にさらに説明する)のメモリ記憶
容量を、2の累乗で連続的に減少させることにより達成
される。
【0015】装置の各段は、加算器および減算器を含
む。加算器および減算器は、中間係数を生成するよう
に、受信された信号ブロックの各々の中で入力信号対を
受信する。即ち、一方の入力信号は加算器により受信さ
れ、他方の入力信号は減算器により受信される。
【0016】各変換段において、第1のメモリユニット
は、加算器の出力端子へおよび減算器の出力端子へ結合
されており、中間係数の第1の区別可能なシーケンスを
加算器から受信し、中間係数の第2の区別可能なシーケ
ンスを減算器から受信する。第2のメモリユニットは、
中間係数の第3の区別可能なシーケンスを減算器から受
信するように、減算器の出力端子に結合されている。第
1のメモリユニットおよび加算器は、複数の中間係数信
号対を後続の変換段に同時に提供し、第1および第2の
メモリユニットは、複数の他の中間係数信号対を後続の
変換段に同時に提供する。
【0017】本発明の別の実施形態において、FHT装
置は、入力信号の連続する対がFHT装置により受信さ
れるようにするための、nビットカウンタのようなクロ
ック手段を含む。クロック手段は、入力信号の各連続す
る対がFHT装置により受信される時間間隔を決定す
る。変換段の各々により受信されるカウンタ信号は、第
2のメモリユニットを交番的にイネーブルしかつディス
エーブルし、中間係数の第1の区別可能なシーケンスお
よび第2の区別可能なシーケンスのうちのどちらが第1
のメモリユニットにより受信されるかを決定する。
【0018】本発明のさらに別の実施形態において、最
後の変換段により生成される各信号は、N個の正当な符
号化された信号ブロックのうちの1つに対応する相関係
数であり、最大の値を有する信号は、ワイアレスシステ
ムにより送信された最も可能性の高い符号化された信号
ブロックに対応する。したがって、送信された可能性が
最も高い符号化された信号ブロックは、通信システムに
より復号化され、かつ意図された受け手に送られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、一実施形態によれば、
本発明はこの範囲に限定されるものではないが、メッセ
ージの伝送の間に、雑音、妨害および歪みにより生じる
誤りを検出しかつ訂正するために、デジタルワイアレス
通信システムにより使用される。図2は、伝送誤りを検
出しかつ訂正するために、本発明の一実施形態により使
用されるワイアレス通信チャネルおよび構成要素のいく
つかを示す。
【0020】情報ソース12は、デジタルメッセージを
エンコーダ14に送り、エンコーダ14は、それをウォ
ルシュコードワードに変換することによりデジタルメッ
セージを符号化する。そして、エンコーダ14は、ウォ
ルシュコードワードを送信機16に供給し、送信機16
は、コードワードを搬送波に変調しかつそれを無線波に
より受信機18に送信する。受信機18は、受信された
ウォルシュコードワードを受信しかつ復調して、それを
デコーダ20に供給する。伝送誤りのために、受信され
たウォルシュコードワードは転化している可能性があ
る。
【0021】デコーダ20は、どの正当なウォルシュコ
ードワードが送信された可能性が最も高いかを決定する
ために、相関係数を生成するために、本発明のFHTエ
ンジンを使用する。デコーダ20は、得られた正当なウ
ォルシュコードワードを、元のデジタルメッセージに変
換して戻し、これを情報宛先22に供給する。好ましく
は、情報宛先22に供給されるデジタルメッセージは、
情報ソース12により送信された元のデジタルメッセー
ジと同一である。
【0022】図3は、本発明の一実施形態により、FH
Tエンジンにより使用される典型的な段の構成要素を示
す。段10は、上側入力端子102および下側入力端子
104を有する。上側入力端子102は、段がFHTエ
ンジンの第1段である場合ウォルシュチップ、または段
がFHTエンジンの第1段でない場合中間相関係数の何
れかである複数の入力信号を受信するように構成されて
いる。
【0023】N個のウォルシュチップのブロックが処理
されるべき場合、上側入力端子102は、N/2個の入
力信号ビットまたはシンボルを受信する。上側入力端子
102は、加算器106の第1の入力端子に結合されて
おり、さらに減算器108の第1の入力端子に結合され
ている。同様に、下側入力端子104は、段がFHTエ
ンジンの第1段である場合ウォルシュチップ、または段
がFHTエンジンの第1段でない場合、中間相関係数の
いずれかである複数の入力信号を受信するように構成さ
れている。
【0024】端子102と同様に、N個のウォルシュチ
ップのブロックが処理されるべき場合、下側入力端子1
04は、N/2個の入力信号ビットまたはシンボルを受
信する。下側入力端子104は、加算器106の第2の
入力端子に結合されており、さらに加算器108の第2
の入力端子に結合されている。さらに後述するように、
ウォルシュチップの対または中間相関係数は、様々な異
なる順序で、上側および下側入力端子102および10
4に到達しうる。
【0025】加算器106は、上側入力端子102およ
び下側入力端子104により受信された入力信号の対を
加算することにより出力信号110を生成するように構
成されている。加算器106により生成された出力信号
110は、マルチプレクサ114の入力端子“0”とし
て示された第1の入力端子およびマルチプレクサ122
の入力端子“0”として示された第2の入力端子に送ら
れる。
【0026】減算器108は、上側入力端子102およ
び下側入力端子104により受信された入力信号の同じ
対を減算することにより出力信号112を生成するよう
に構成されている。減算器108により生成された出力
信号112は、マルチプレクサ114の入力端子“1”
として示された第2の入力端子およびシフトレジスタ1
18の入力に送られる。マルチプレクサ114は、シフ
トレジスタ116の入力端子に送られる出力信号115
を生成するように構成されている。
【0027】シフトレジスタ116および118はメモ
リ空間である。シフトレジスタ116および118に記
憶されうる信号の数は、以下に説明するように、FHT
エンジンにいくつの段があるかおよびそれらが配置され
たものがFHTのどの段であるかに依存する。シフトレ
ジスタ116は、マルチプレクサ120の入力端子
“0”として示された第2の入力端子におよびマルチプ
レクサ122の入力端子“1”として示された第1の入
力端子に送られる出力信号117を生成するように構成
される。シフトレジスタ118は、マルチプレクサ12
0の入力端子“1”として示された第1の入力端子に送
られる出力信号119を生成するように構成される。
【0028】マルチプレクサ120は、現在の段がFH
Tエンジンの最終段でない場合、エンジンの次の段の上
側入力端子102により受信される入力信号に対応する
出力信号124を生成するように構成される。現在の段
が、FHTエンジンの最終段でない場合、出力信号12
4および次の段の対応する入力信号は、中間相関器係数
と呼ばれる。現在の段がFHTエンジンの最終段である
場合、出力信号124は、最終の相関係数に対応し、そ
の値は、送信された可能性の最も高い正当なウォルシュ
コードワードを決定するためにFHTエンジンにより使
用される。
【0029】マルチプレクサ122は、現在の段がFH
Tエンジンの最終段でない場合、FHTエンジンの次の
段の下側入力端子104により受信されるべき入力信号
に対応する出力信号126を生成するように構成され
る。上記のように、現在の段がFHTエンジンの最終段
である場合、出力信号126および次の段の対応する入
力信号は、中間相関係数と呼ばれる。現在の段がFHT
エンジンの最終段である場合、出力信号126は最終の
相関係数に対応し、その値は、送信された可能性が最も
高い正当なウォルシュコードワードを決定するためにF
HTエンジンにより使用される。
【0030】FHTイネーブル信号127は、シフトレ
ジスタ116を全ての時点でイネーブルするように、シ
フトレジスタ116に結合されている。FHTイネーブ
ル信号127は、クロック手段128にも結合されてい
る。この実施形態において、クロック手段128は、5
ビットカウンタである。カウンタの各ビットは、図3に
おいて、出力端子Q0ないしQ4により示されており、各
クロックサイクルは、1の値高くカウンティングする5
ビットカウンタに対応する。
【0031】出力端子Q0は、カウンタの第1ビットで
あり、各クロックサイクルにおいて交番的に“オン”さ
れおよび“オフ”される(即ち、00000,0000
1等)。Q1は、カウンタの第2ビットであり、5ビッ
トカウンタが連続的に高くカウントするとき、交番的
に、2つのサイクルに対して“オン”であり、2つのサ
イクルに対して“オフ”である(即ち、00000,0
0001,00010,00011等である)。
【0032】Q2はカウンタの第3ビットであり、交番
的に、4つのサイクルに対して“オン”であり、4つの
サイクルに対して“オフ”である。Q3は、カウンタの
第4ビットであり、交番的に、8個のサイクルに対して
“オン”であり、8個のサイクルに対して“オフ”であ
る。図5は、以下により詳細に説明するが、出力端子Q
0ないしQ3が、それぞれ連続する段1ないし段4のシフ
トレジスタのうちの1つおよびマルチプレクサに結合さ
れている。
【0033】図3に示された実施形態において、出力端
子Q4は、カウンタの第4ビットであり、交番的に、1
6個のサイクルに対して“オン”であり、16個のサイ
クルに対して“オフ”である(即ち、00000…01
111,10000…11111等である)。出力端子
4は、シフトレジスタ118に供給されており、シフ
トレジスタ118が、交番的に、16個のサイクルに対
してイネーブルされ、そして16個のサイクルに対して
ディスエーブルされるようにする。一般に、各クロック
サイクルにおいて、シフトレジスタ116および118
に格納された信号は、シフトレジスタの内部メモリ空間
中で1つの位置シフトされる。
【0034】全ての内部メモリ空間が一杯になった後、
別の入力信号の到着は、シフトレジスタに、受信した第
1の信号に対応する出力信号を生成させる。入力信号の
各連続する到着は、受信された第2の入力信号、受信さ
れた第3の入力信号等に対応するさらなる出力信号を生
成させる。出力端子Q4は、マルチプレクサ114,1
20および122にも結合されており、マルチプレクサ
に、代替的に、16個のサイクルに対して、それらの上
側入力端子上の入力信号を選択させ、そして16個のサ
イクルに対してそれらの下側入力端子上の入力信号を選
択させる。
【0035】クロック手段128により使用されるカウ
ンタのビット数が、高速アダマール変換エンジンにより
処理されるウォルシュチップの数に依存することに注意
すべきである。N個のウォルシュチップがエンジンによ
り処理されるべき場合、クロック手段128は、log
2(N/2)ビットを有するカウンタを使用する。した
がって、32個のウォルシュチップを有するブロックま
たはコードワードを処理する32−ary直交変調器
は、4ビットカウンタを使用し、128個のウォルシュ
チップを有するブロックまたはコードワードを処理する
128−ary直交変調器は、6ビットカウンタを使用
する。カウンタのサイズに無関係に、カウンタの各ビッ
トは、エンジンの連続する段に結合される。
【0036】エンジンための段の数は、FHTエンジン
により処理されるウォルシュチップの数にも依存する。
FHTエンジンのための段の数は、log2Nに等し
く、ここでNは、送信されるブロックまたはウォルシュ
コードワード中のウォルシュチップの数である。例え
ば、64個のウォルシュチップを有するブロックまたは
コードワードを処理する64−ary直交変調器は、l
og2(64)、即ち6個の段を有し、32−ary直
交変調器は、log2(32)、即ち5個の段を有す
る。
【0037】FHTエンジンの段は、1つの段からの出
力信号が後続の段のための入力信号に対応するように、
カスケード接続される。図4は、本発明の一実施形態に
したがって、どのように多様な段が接続されるかを示
す。図4において、I1(i)およびI2(i)は、高速
アダマール変換エンジン10に入力されるウォルシュチ
ップである。図示されているようにウォルシュチップ
は、段0に入り、段0は、中間相関係数に対応する出力
信号124−0および126−0を生成する。段0から
の出力信号124−0および126−0は、次の段のた
めの入力信号であり、次の段の出力信号、例えば出力信
号124−log2N−2および126−log2N−2
は次の後続段のための入力信号である。
【0038】これは、最終的に信号の対が段(log2
(N−1))に入力されるまで繰り返される。図示され
た実施形態において、段(log2(N−1))は、F
HTエンジンの最終段であり、これは、出力信号124
−log2N−1および126log2N−1を生成す
る。これらの出力信号は、どのウォルシュコードワード
が送信された可能性が最も高いかを決定するために使用
される最終の相関係数に対応する。図5は、以下により
詳細に説明するが、段“0”ないし“5”が64−ar
yビットシステムのためにどのように接続されているか
を示す。
【0039】前述したように、シフトレジスタ116お
よび118に格納されうる信号即ち中間ウォルシュ係数
の数は、FHTエンジンの段の数およびどの段によりシ
フトレジスタが配置されるかにより決定される。N個の
ウォルシュチップを有するウォルシュコードワードを処
理するFHTエンジンにおいて、シフトレジスタのs段
中に格納されうる信号またはチップの数は、(N/4)
/2sに対応する。
【0040】したがって、64個のウォルシュチップを
有するウォルシュコードワードを処理するシステムに対
して、第1段(段“0”)のシフトレジスタ中に格納さ
れうるチップの数は、(64/4)/2s=16/20
16に等しい。同じシステムに対して、第2段(段
“1”)のシフトレジスタ中に格納されうるチップの数
は、(64/4)/21=8に等しい。このシステムの
段2,3および4のシフトレジスタ中に格納されうるチ
ップの数は、それぞれ4個、2個および1個のチップで
ある。32個のウォルシュチップを有するウォルシュコ
ードワードを処理するシステムに対して、段0のシフト
レジスタ中に格納されうるチップの数は、8であり、段
1については4である。
【0041】ウォルシュチップがFHTエンジンの第1
段に入力されうる様々な方法がある。図6A−Bは、本
発明の一実施形態にしたがって、64個のウォルシュチ
ップを有するウォルシュコードワード(図5A−Bに示
されているように構成された)を入力する1つの可能な
順序およびFHTエンジンが入力された信号について動
作を実行する方法を示すタイムチャートである。また、
このタイムチャートは、64個の最終の相関係数を生成
するために必要とされるクロックサイクルの数を示す。
【0042】この実施形態にしたがって、クロックサイ
クル0として示された第1のクロックサイクルにおい
て、ウォルシュチップインデックス“0”として示され
た第1のウォルシュチップが、段0中の上側入力端子1
02に入力され、ウォルシュチップインデックス“3
2”により示されたウォルシュチップが、段0の下側入
力端子104に入力される。次のクロックサイクルにお
いて、ウォルシュチップ“1”および“33”は、上側
および下側入力端子102および104に到着し、次に
“2”および“34”,“3”および“35”,等とな
る。
【0043】図5A−Bは、本発明の一実施形態にした
がって、図6A−Bのタイムチャートに対応するFHT
エンジンを示す。図5A−Bは、FHTエンジンのカス
ケード接続された段により処理されるウォルシュチップ
“0”ないし“63”に対応する入力信号および出力信
号を示す。例えば、エンジンの段“0”において、ウォ
ルシュチップ“0”ないし“31”に対応する入力信号
は、上側入力端子102に到着し、ウォルシュチップ
“32”ないし“63”に対応する入力信号は、下側入
力端子104に到着する。図6のタイムチャートの関係
で上述したように、ウォルシュチップ“0”および“3
2”に対応する入力信号は、まず加算器106により加
算されて、減算器108により減算される。
【0044】図5および6の両方に示されているよう
に、クロックサイクル0ないし15において、マルチプ
レクサ114の入力端子“0”が、係数“0”ないし
“15”として同定された第1の16個のウォルシュチ
ップ対の和に対応する出力信号115を生成するよう
に、クロック手段128の出力端子Q4により制御され
て選択される。これらの同じクロックサイクルにおい
て、シフトレジスタ116は、係数“0”ないし“1
5”として同定されたマルチプレクサ114により生成
される出力信号115を受け入れるようにイネーブルさ
れる。
【0045】シフトレジスタ118は、係数“32”な
いし“47”として同定された第1の16個のウォルシ
ュチップ対の差に対応する出力信号112を受け入れる
ように、イネーブルされる。したがって、16個のサイ
クルの最後において、レジスタ116は、第1の和の結
果を格納し、レジスタ118は、第1の16個のウォル
シュチップ対の減算の結果を格納する。
【0046】この時点において、シフトレジスタ118
がディスエーブルされるようにクロック信号Q4がロウ
になり、マルチプレクサ120および122の入力端子
“0”が選択されて、マルチプレクサ114の入力端子
“1”が選択される。結果として、クロックサイクル1
6ないし31において、マルチプレクサ114は、減算
器108において受信された次の16個のウォルシュチ
ップ対の差に対応する係数“48”ないし“63”とし
て同定される出力信号115を生成する。
【0047】シフトレジスタ116は、マルチプレクサ
114により生成された係数“48”ないし“63”に
対応する出力信号を受け入れるように、FHTイネーブ
ル信号127によりイネーブルされたままとなる。その
間、シフトレジスタ116は、クロックサイクル0ない
し15の間に受信した係数“0”ないし“15”に対応
する信号を逐次的(sequential)に出力する。これらの出
力信号は、入力端子“0”において受信する信号に対応
する出力信号124を生成するようにイネーブルされる
マルチプレクサ120に送られる。したがって、クロッ
クサイクル16ないし31において、係数“0”ないし
“15”に対応する入力信号は、段1の上側入力端子1
02に到着する。
【0048】クロックサイクル0ないし15において、
シフトレジスタ118は、信号を受け入れないようにデ
ィスエーブルされ、その変わりに、クロックサイクル0
ないし15の間に以前に受信した係数“32”ないし
“47”に対応する信号を格納する。また、クロックサ
イクル16ないし31において、マルチプレクサ122
の入力端子“0”は、入力端子“0”で受信する信号に
対応する出力信号126を生成するように選択される。
したがって、係数“16”ないし“31”に対応する入
力信号が、段1の下側入力端子104に到着する。
【0049】クロックサイクル32ないし47におい
て、シフトレジスタ116は、クロックサイクル16な
いし31において受信した係数“48”ないし“63”
に対応する出力信号を格納するように、FHTイネーブ
ル信号127により制御されるように、イネーブルのま
まである。これらの出力信号は、入力端子“1”に提供
された信号を選択するように構成されたマルチプレクサ
122に送られる。したがって、係数“48”ないし
“63”に対応する入力信号は、段1の下側入力端子1
04に到着する。
【0050】シフトレジスタ118は、依然に格納した
係数“32”ないし“47”に対応する出力信号を生成
するように、クロック手段128の出力端子Q4により
制御されるように、再びイネーブルされる。さらに、ク
ロックサイクル32ないし47において、マルチプレク
サ122は、入力端子“1”で受信する信号に対応する
出力信号を生成するようにイネーブルされる。したがっ
て、係数“32”ないし“47”に対応する入力信号
が、段1の上側入力端子102に到着する。
【0051】図示されているように、後続の段の各々
は、先行する段がその入力信号を受信したクロックサイ
クルの数の半分である数のクロックサイクルにおいて、
それに先行する段から入力信号を受信する。これは、前
述したように、各後続の段において、シフトレジスタの
メモリ格納容量を、2の累乗で、暫時的に減少させるこ
とにより達成される。
【0052】前述したように、本発明の一実施形態によ
れば、クロック手段128は、先行する段における場合
の2倍の頻度で各後続する段において、マルチプレクサ
の入力信号をスイッチしかつシフトレジスタ118をイ
ネーブルおよびディスエーブルするように動作する。例
えば、上記の例において、クロック手段128が、段0
において16個のクロックサイクル毎に、マルチプレク
サおよびシフトレジスタ118の動作を反転させた場
合、段1において8クロックサイクル毎に動作を反転さ
せ、段2において4クロックサイクル毎に動作を反転さ
せることになる。
【0053】従来技術との比較において、本発明のFH
Tエンジンは、FHTアルゴリズムにより必要とされる
和および差の動作を実行する一方で、信号を格納するた
めのより小さな量のメモリ空間を必要とする。例えば、
クロックサイクル16において、段0および段1の両方
は、係数“16”に対応する入力信号を受信し、これに
ついてFHTアルゴリズムの和および差の動作を実行
し、入力信号を格納する必要性を取り除き、または得ら
れる出力信号を2度格納する必要性を除去する。クロッ
クサイクル17において、段0の上側入力信号および段
1の下側入力信号に関して同じ利益が得られる。この場
合において、両方の段は、係数“17”に対応する入力
信号を受信し、入力信号を格納する必要がなく、または
得られる出力信号を2度格納する必要がない。
【0054】いずれかの2つの隣接する段の間で、連続
するクロックサイクルの各々において、この利益が繰り
返される。例えば、クロックサイクル29において、ウ
ォルシュチップ“29”に対応する入力信号は、段0の
上側入力端末102に到着し、係数“29”に対応する
入力信号は、段1の下側入力端子104に到着し、係数
“13”に対応する入力信号は、段1の上側入力端子1
02および段2の下側入力端子104に到着し、係数
“5”に対応する入力信号は、段2の上側端子102お
よび段3の下側入力端子104に到着する。
【0055】図6から分かるように、本発明のこの実施
形態は、全ての64個の相関係数を生成するために、6
3個のクロックサイクルを必要とする。前述したよう
に、段5の上側入力102および下側入力104により
受信された入力信号としても示されている段4のマルチ
プレクサ120および122により生成された出力信号
は、それぞれが正当なウォルシュコードワードに対応す
る最終の相関係数である。望ましくは、この実施形態に
おいて、FHTエンジンの最終段において生成される出
力信号は、逐次的な順序にある。
【0056】一実施形態において、全ての64個の相関
係数が生成された後、最大の係数が選択されて、選択さ
れた係数に対応する正当なウォルシュコードワードが、
もともと送られたウォルシュコードワードであると決定
される。別の実施形態において、各2つの最終的な相関
係数が段5において生成されるので、図5に示されたコ
ンパレータ150は、2つのうちどちらが大きいかを決
定し、次のクロックサイクルにおいて生成されることに
なる2つの最終的な相関係数との比較のために大きい方
の係数を格納する。
【0057】このプロセスは、全ての最終的な相関係数
が生成されかつ比較されて、最大のものが選択されるま
で繰り返される。どちらの実施形態においても、受信機
18により受信された64チップブロックまたはウォル
シュコードワードは、コードワードが伝送中に雑音、妨
害または歪みにより転化した場合に、訂正される。
【0058】FHTエンジンの第1段においてウォルシ
ュチップが入力されうる別の方法が、図7A−Bに別の
タイムチャートとして示されている。この実施形態にお
いて、段0の上側入力102および下側入力104に到
着する入力信号は、第1のクロックサイクルにおいて、
ウォルシュチップ“0”および“1”がそれぞれ上側入
力102および下側入力104に到着するように、逐次
的な順序にある。
【0059】次のクロックサイクルにおいて、ウォルシ
ュチップ“2”および“3”は、上側入力102および
下側入力104に到着し、ウォルシュチップ“4”およ
び“5”,“6”および“7”も同様に到着する。この
実施形態の1つの利点は、上側入力102および下側入
力104へのそれらの到着に先立ってウォルシュチップ
のセットをメモリ空間中で維持する必要がなく、到来す
るチップは、FHTエンジンに即座に供給されうること
である。しかし、図7の上側段5および下側段5におい
て分かるように、出力124および126から表れる最
終の出力信号は、逐次的な順序でない。
【0060】一実施形態によれば、本発明のFHT装置
は、FHTエンジンの出力に基づく伝送誤りの検出およ
び訂正のために追加的なデコーダを使用する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来技術による高速アダマール変換が非常に遅くかつ非常
に多くのハードウェアを必要とする欠点を除去し、高
速、コンパクトかつ有効なFHTエンジンを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による典型的なワイアレス
通信システムを示す図。
【図2】本発明の一実施形態において、伝送誤りを検出
しかつ訂正するために、デジタルワイアレス通信システ
ムにより典型的に使用される構成要素のいくつかを示す
図。
【図3】本発明の一実施形態によるFHTエンジンの各
段の構成要素を示す図。
【図4】本発明の一実施形態によりどのようにFHTエ
ンジンの複数の段が接続されるかを示す図。
【図5】本発明の一実施形態による複数の段を有するF
HTエンジンを示す図。
【図6】本発明の一実施形態によるFHTエンジンの各
段に入力信号がどのようにいつ到着するかを示すタイミ
ング図。
【図7】本発明の別の実施形態によるFHTエンジンの
各段に、入力信号がどのようにいつ到着するかを示すタ
イミング図。
【符号の説明】
12 情報ソース 14 エンコーダ 16 送信機 18 受信機 20 デコーダ 22 情報宛先 106 加算器 108 減算器 114,120,122 マルチプレクサ 116,118 16エレメントシフトレジスタ 150 コンパレータ 201 交換機センタ 203 基地局 207 ワイヤライン端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 マーク デビッド ハーム アメリカ合衆国、07836 ニュージャージ −、フランダース、オークウッド ビレッ ジ 4、アパートメント ナンバー3

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nビットを有する符号化された信号ブロ
    ックの伝送の間に生じる誤りを検出しかつ訂正するため
    にワイアレス通信システムにより使用される複数の変換
    段を有する高速アダマール変換装置において、 前記装置の各段は、中間係数を生成するように、それぞ
    れが、受信される信号ブロックの各々においてN/2個
    の信号対を受信するように構成された出力端子を有する
    加算器および出力端子を有する減算器と、 前記加算器の出力端子および前記減算器の出力端子に結
    合されて、前記加算器から前記中間係数の第1の区別可
    能なシーケンスを受信し、前記減算器から前記中間係数
    の第2の区別可能なシーケンスを受信するように構成さ
    れた第1のメモリユニットと、 前記第1のメモリユニットおよび前記加算器が複数の中
    間係数信号対を後続の変換段に同時に提供するように、
    前記減算器の出力端子に結合されて、前記減算器から前
    記中間係数の第3の区別可能なシーケンスを受信する第
    2のメモリユニットとを含み、 前記第1および第2のメモリユニットが、複数の他の中
    間係数信号対を前記後続の変換段に同時に提供すること
    を特徴とする高速アダマール変換装置。
  2. 【請求項2】 前記加算器および減算器の前記出力端子
    に結合されかつ前記第1のメモリユニットに結合された
    第1のマルチプレクサをさらに含み、前記第1のマルチ
    プレクサは、前記第1のメモリユニットに受信されるべ
    き前記第1および第2の区別可能なシーケンスのうちの
    1つを選択するように構成されることを特徴とする請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記加算器および第1のメモリユニット
    の出力端子に結合された第2のマルチプレクサと、前記
    第1および第2のメモリユニットの出力端子に結合され
    た第3のマルチプレクサとをさらに含み、前記第2のマ
    ルチプレクサは、前記後続の変換段に提供されるべき中
    間係数の区別可能なシーケンスを選択するように構成さ
    れ、前記第3のマルチプレクサは、前記後続の変換段に
    提供されるべき中間係数の区別可能なシーケンスを選択
    するように構成されることを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 入力信号の連続的な対が前記FHT装置
    により受信されるようにするためのクロック手段をさら
    に含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック手段は、複数のビットを有
    するカウンタであり、前記複数のビットの各々は、前記
    FHT装置の変換段により受信される信号に対応するこ
    とを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記変換段の各々により受信されるカウ
    ンタ信号は、前記第2のメモリユニットを交番的にイネ
    ーブルしかつディスエーブルし、中間係数の前記第1ま
    たは第2の区別可能なシーケンスのどちらが前記第1の
    メモリユニットにより受信されるかを決定することを特
    徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 最終の変換段に結合されたコンパレータ
    をさらに含み、前記コンパレータは、前記同時に提供さ
    れる中間係数信号対の各々の大きい方の信号を連続的に
    受信しかつ格納するように構成されることを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 最終の変換段において、前記複数の中間
    係数信号対および前記複数の他の中間係数信号対の各信
    号は、N個の正当な符号化された信号ブロックのうちの
    1つに対応することを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 最大の値を有するカウンタ信号は、前記
    ワイアレスシステムにより送信された符号化された信号
    ブロックに対応することを特徴とする請求項8記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記符号化された信号ブロックは、ウ
    ォルシュコードワードであることを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 複数の変換段を有する高速アダマール
    変換構成を使用する通信受信機により受信されるNビッ
    ト信号ブロックを復調するための方法において、 各段に対して、 中間係数を生成するように、受信された信号ブロックの
    各々において、N/2個の信号対を加算しかつ減算する
    ステップと、 前記加算するステップから前記中間係数の第1の区別可
    能なシーケンスおよび前記減算するステップからの前記
    中間係数の第2の区別可能なシーケンスを、第1のメモ
    リユニットに格納するステップと、 前記減算器からの前記中間係数の第3の区別可能なシー
    ケンスを、第2のメモリユニットに格納するステップ
    と、 前記第1のメモリユニットからの複数の中間係数信号対
    および前記加算ステップからの複数の中間係数信号対
    を、後続の変換段に同時に提供し、前記第1および第2
    のメモリユニットからの複数の他の中間係数信号対を、
    前記後続の変換段に同時に提供するステップとを有する
    ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 複数のクロックカウンタ信号を生成す
    るステップをさらに含み、前記クロックカウンタ信号の
    各々は、前記後続の変換段のうちの1つに対応すること
    を特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記生成されたクロックカウンタ信号
    で、前記第1および第2のメモリユニットを交番的にイ
    ネーブルしかつディスエーブルするステップと、前記第
    1または第2の中間係数信号対の区別可能なシーケンス
    のどちらが前記第1のメモリユニットにより受信される
    かを決定するステップとをさらに含むことを特徴とする
    請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1のメモリユニットおよび前記
    加算するステップからの複数の中間係数信号対を後続の
    変換段に同時に提供するステップと前記第1および第2
    のメモリユニットからの複数の他の中間係数信号対を前
    記後続の変換段に同時に提供するステップとの間の交番
    させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1
    3記載の方法。
  15. 【請求項15】 最終の変換段の後で、 前記同時に提供された中間係数信号対を比較し、前記信
    号の大きい方を格納するステップをさらに含むことを特
    徴とする請求項11記載の方法。
  16. 【請求項16】 Nビットを有する符号化された信号ブ
    ロックの伝送の間に生じる誤りを検出しかつ訂正するた
    めにワイアレス通信システムにより使用される複数の変
    換段を有する高速アダマール変換装置において、 前記装置中の1つの変換段は、 中間係数を生成するように、それぞれが、受信された信
    号ブロックの各々においてN/2個の信号対を受信する
    ように構成された出力端子を有する加算器および出力端
    子を有する減算器と、 前記加算器の出力端子および前記減算器の出力端子に結
    合されており、前記加算器からの中間係数の第1の区別
    可能なシーケンスおよび前記減算器からの中間係数の第
    2の区別可能なシーケンスを受信するように構成された
    第1のメモリユニットと、 前記第1のメモリユニットおよび前記加算器が複数の中
    間係数信号対を後続の変換段に同時に提供するように、
    前記減算器の出力端子に結合されて、前記減算器からの
    中間係数の第3の区別可能なシーケンスを受信する第2
    のメモリユニットとを有し、 前記第1および第2のメモリユニットが、複数の他の中
    間係数信号対を前記後続の変換段に同時に提供すること
    を特徴とする高速アダマール変換段。
  17. 【請求項17】 前記加算器および減算器の出力端子お
    よび前記第1のメモリユニットに結合されており、前記
    第1のメモリユニットのより受信されるべき前記第1お
    よび第2の区別可能なシーケンスのうちの1つを選択す
    るように構成された第1のマルチプレクサをさらに含む
    ことを特徴とする請求項16記載の高速アダマール変換
    段。
  18. 【請求項18】 前記加算器の出力端子および第1のメ
    モリユニットに結合されており、前記後続の変換段に提
    供されるべき中間係数の区別可能なシーケンスを選択す
    るように構成された第2のマルチプレクサと、前記第1
    および第2のメモリユニットの出力端子に結合されてお
    り、前記後続の変換段に提供されるべき中間係数の区別
    可能なシーケンスを選択するように構成された第3のマ
    ルチプレクサとをさらに含むことを特徴とする請求項1
    6記載の高速アダマール変換段。
  19. 【請求項19】 入力信号の連続する対が前記FHT装
    置により受信されるようにさせるためのクロック手段を
    さらに含むことを特徴とする請求項16記載の高速アダ
    マール変換段。
  20. 【請求項20】 前記クロック手段が、複数のビットを
    有するカウンタであり、前記複数のビットの各々が、前
    記FHT装置の変換段により受信される信号に対応する
    ことを特徴とする請求項18記載の高速アダマール変換
    段。
  21. 【請求項21】 前記変換段の各々により受信される前
    記カウンタ信号が、前記第2のメモリユニットを交番的
    にイネーブルしディスエーブルし、中間係数の前記第1
    または第2の区別可能なシーケンスのうちのどちらが前
    記第1のメモリユニットにより受信されるかを決定する
    ことを特徴とする請求項19記載の高速アダマール変換
    段。
  22. 【請求項22】 最終の変換段において、前記複数の中
    間係数信号対および前記複数の他の中間係数信号対の各
    信号が、N個の正当な符号化された信号ブロックのうち
    の1つに対応することを特徴とする請求項16記載の高
    速アダマール変換段。
  23. 【請求項23】 最大の値を有する前記カウンタ信号
    が、前記ワイアレスシステムにより送信された符号化さ
    れた信号ブロックに対応することを特徴とする請求項2
    1記載の高速アダマール変換段。
  24. 【請求項24】 前記符号化された信号ブロックがウォ
    ルシュコードワードであることを特徴とする請求項16
    記載の高速アダマール変換段。
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