JP2000252875A - 同期捕捉装置及び同期捕捉方法 - Google Patents

同期捕捉装置及び同期捕捉方法

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JP2000252875A
JP2000252875A JP5340599A JP5340599A JP2000252875A JP 2000252875 A JP2000252875 A JP 2000252875A JP 5340599 A JP5340599 A JP 5340599A JP 5340599 A JP5340599 A JP 5340599A JP 2000252875 A JP2000252875 A JP 2000252875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルサーチの際の処理量が少なく、しか
も同期捕捉の際に必要となるメモリ量を小さくできるこ
と。 【解決手段】 アンテナ106を介して受信された信号
は、ショートコードSC1〜SC17にそれぞれ対応す
る相関器群201に入力され、逆拡散処理及び積算処理
される。それぞれの相関器からの出力が最大相関出力番
号選択部202に送られる。最大相関出力番号選択部2
02で出力番号が選択されると、その出力番号に対応す
るサーチコード番号がレジスタ204に順次入力され
る。なお、レジスタ204の構成については後述する。
レジスタ204からの出力は、コンマフリー符号検出処
理部205に送られ、そこでフレーム先頭及びサーチコ
ードグループが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式の無
線通信システムにおいて使用される無線通信装置に備え
られる同期捕捉装置及び同期捕捉方法に関する。
【0002】
【従来の技術】次世代移動通信方式に用いる多元接続方
式としてCDMA(Code Division Multiple Access)
が開発されている。このCDMAセルラシステムにおい
ては、移動局が電源をオンした時の初期同期確立作業や
移動に伴うセル切替え(ハンドオーバ)などにセルサー
チを行なう必要がある。
【0003】このセルサーチの際の同期捕捉方法とし
て、コンマフリー方式が用いられている。コンマフリー
方式とは、1フレーム内にある規則性をもって配置され
たコンマフリーと呼ばれる符号を用いて情報を拡散し、
その規則性を用いてフレーム同期及び拡散コードを同定
する方法である。以下、このコンマフリー方式の同期捕
捉方法を図6から図8を用いて説明する。
【0004】CDMAにおける同期捕捉方法において
は、スロットタイミング検出、フレームタイミング
検出、拡散コード(スクランブリングコード)同定の
3段階を有している。なお、では、全基地局共通の短
周期コードであるスプレッディングコードを用い、で
は、短周期コードであるサーチコードを用いる。このサ
ーチコードは、長周期コードであるスクランブリングコ
ードを複数含むグループ毎に、異なるパターン(各スロ
ットの1シンボルに乗算されているサーチコード番号の
配列パターン)で配置されている(後述する図9参
照)。
【0005】スロットタイミング検出 通常、CDMAにおいては、同期用チャネルとして第1
同期チャネルと第2同期チャネルが用意されている。こ
こでは、第1同期チャネルを用いてスロットタイミング
を検出する。第1同期チャネルの信号においては、スロ
ット内の特定の1シンボルは全基地局共通のスプレッデ
ィングコードのみで拡散されている。このスプレッディ
ングコードを用いてスロットタイミングを検出する。
【0006】具体的には、スロットタイミングの検出
は、図6に示すような工程で行われる。ST1では、受
信データのフレーム内のある1スロット分のデータを取
り込む。ST2では、1シンボル分のデータと共通のス
プレッディングコードとの間の相関値を計算する。ST
3では、共通スプレッドングコードの位相をずらす。S
T4では、相関処理が1フレーム分終了したかどうかを
判断する。1フレーム分終了していなければ、ST2に
戻り相関処理を行なう。ST4で相関処理が1フレーム
分終了していれば、ST5において、前記1フレーム分
の相関処理の相関値のピークを検出して、そのピークの
タイミングをスロットタイミングとして検出する。
【0007】フレームタイミング検出(サーチコード
グループ同定) ここでは、第2同期チャネルを用いてフレームタイミン
グの検出及びサーチコードグループの同定を行なう。第
2同期チャネルにおいて、1フレーム内の全てのスロッ
トの特定の1シンボルは、サーチコードで拡散されてい
る。このサーチコードは、1フレーム内でそれぞれスロ
ット毎に異なるものが使用されている。フレーム内での
サーチコードの配置は、長周期コードであるスクランブ
リングコードを分類したグループ毎に異なる。このグル
ープ数は、図9に示すように全部32である。このサー
チコードを用いてサーチコードグループ(図9における
行)を同定し、その後、同定された1つのサーチコード
グループより、スロットの先頭、すなわちフレームタイ
ミングを検出する。
【0008】具体的には、スロットタイミングの検出
は、図7に示すような工程で行われる。ST11では、
で検出された通信フレーム内のスロットタイミングに
基づいて、1フレーム分のデータを取り込む。ST14
では、各スロットの特定の1シンボルとサーチコードと
の間で相関処理を行ない、相関値を計算する。この相関
処理は、各スロット1〜16についてサーチコードSC
1〜SC17までに対して行なう。すなわち、スロット
16個分に対してST14の相関処理をサーチコード1
〜17個分繰り返し行なう(ST12〜ST16)。得
られた各相関値は記憶しておく。
【0009】次いで、ST19において、図9のサーチ
コード配置表にしたがって、各グループ毎(配置表の行
毎)に、記憶された16スロット分の相関値を積分す
る。このときST19の処理を積分の先頭スロットをず
らしながら16個分繰り返し行ない、さらにこの積分処
理をサーチコードグループ32個分繰り返し行なう(S
T17〜ST21)。次いで、図9のサーチコード配置
及び積分結果の最大値からサーチコードグループ及びフ
レーム先頭を検出する(ST22)。
【0010】スクランブリングコード同定 ここでは、で同定されたサーチコードグループから確
定された16のスクランブリングコード候補から1つの
スクランブリングコードを同定する。具体的には、スク
ランブリングコード同定は、図8に示す工程で行われ
る。
【0011】ST32では、検出されたフレームタイミ
ングにしたがって、第2同期チャネルの4シンボル分の
データとスクランブリングコードの相関値を計算する。
この処理を同定されたサーチコードグループに属するス
クランブリングコード16個分について繰り返して行な
う(ST31〜ST33)。次いで、ST34では、こ
の相関結果のうち相関値が最大のものをスクランブリン
グコードとして同定する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記同
期捕捉方法においては、1フレーム当り、相関回数は1
6×17=272となり、語長の大きい相関値を272
コード分格納するためのメモリ容量が必要となる。ま
た、1フレーム当り、加算回数は32×16×15+5
12=8192となり、処理において必要となる処理量
が非常に大きくなる。この処理量の増大は、処理時間だ
けでなく、ハードウェア量、さらには消費電力の増大を
引き起こす要因となる可能性が高い。
【0013】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、セルサーチの際の処理量が少なく、しかも同期捕
捉の際に必要となるメモリ量を小さくできる同期捕捉装
置及び同期捕捉方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、同期捕捉の
第2段階において、硬判定を導入することの実現性につ
いて検討し、軟判定に比べて性能が劣化するものの、同
期性能で問題となる回線誤りの大きい条件下では性能差
が小さく、さらに硬判定の信頼性を確認することによ
り、十分に無線通信システムに適用可能であることを見
出し、本発明をするに至った。
【0015】すなわち、本発明の骨子は、同期捕捉の第
2段階において、フレームタイミング検出用の短周期コ
ードに対して相関処理を行なうことにより、短周期コー
ドを硬判定により特定し、特定された短周期コードの配
置の対称性を利用してフレームタイミングを検出するこ
とである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る同期捕
捉装置は、受信信号の通信フレーム内のスロットのタイ
ミングを検出するスロットタイミング検出手段と、前記
受信信号に対してスロット毎にフレームタイミング検出
用の短周期コードを用いて相関処理を行ない硬判定によ
り前記短周期コードを特定する硬判定手段と、特定され
た短周期コードの配置の対称性を検出するコード配置対
称性検出手段と、検出した短周期コードの配置の対称性
を利用してフレームタイミングを検出するフレームタイ
ミング検出手段と、を具備する構成を採る。
【0017】この構成によれば、同期捕捉の第2段階に
おいて、相関処理部でサーチコードを硬判定するので、
従来公表されている方法に比べて所要メモリを激減する
ことができる。また、短周期コードパターンの対称性を
利用してフレームの先頭を検出するので、従来公表され
ている方法に比べて演算量を減少させることができる。
【0018】本発明の第2の態様に係る同期捕捉装置
は、第1の態様において、硬判定手段が、巡回して入力
される短周期コード同士が互いに一致するかどうかを検
出する手段を具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、巡回して入力される同
じ短周期コード同士が互いに一致するかどうかを検出し
て、硬判定した短周期コードの信頼性を確認するので、
より正確に短周期コードの同定を行なうことができる。
【0020】本発明の第3の態様に係る同期捕捉装置
は、第1又は第2の態様において、フレームタイミング
検出手段が、短周期コードの配置において同じコードが
連続する2ヶ所を中心にコードが対称に分布するパター
ン及びある1コードを中心に2ヶ所でコードが対称に分
布するパターンを有する短周期コード配置表を有するメ
モリを有しており、前記短周期コード配置表を参照して
フレームタイミングを検出する構成を採る。
【0021】この構成によれば、コードパターンの対称
性を利用することにより、非常に少ない判定回数でフレ
ームの先頭を決定することができる。
【0022】本発明の第4の態様に係る同期捕捉装置
は、第1から第3のいずれかの態様において、通信方式
がCDMA方式であり、受信信号が前記短周期コード及
び前記長周期コードで拡散変調されている構成を採る。
【0023】この構成によれば、CDMA方式の無線通
信において、通信端末装置の負荷を小さくして同期捕捉
を行なうことができる。
【0024】本発明の第4の態様に係る通信端末装置
は、第1から第4の態様のいずれかの同期捕捉装置を備
えたことを特徴とする。また、本発明の第6の態様に係
る基地局装置は、第5の態様の通信端末装置と無線通信
を行なうことを特徴とする。これらの構成によれば、よ
り迅速に同期捕捉を行なうことができると共に、通信端
末装置においては、装置の小型化を図ることができる。
【0025】本発明の第7の態様に係る同期捕捉方法
は、受信信号の通信フレーム内のスロットのタイミング
を検出するスロットタイミング検出工程と、前記受信信
号に対してスロット毎にフレームタイミング検出用の短
周期コードを用いて相関処理を行ない硬判定により前記
短周期コードを特定する硬判定工程と、特定された短周
期コードの配置の対称性を利用してフレームタイミング
を検出するフレームタイミング検出工程と、を具備す
る。
【0026】この方法によれば、同期捕捉の第2段階に
おいて、相関処理部で短周期コードを硬判定するので、
従来公表されている方法に比べて所要メモリを激減する
ことができる。また、短周期コードパターンの対称性を
利用してフレームの先頭を検出するので、従来公表され
ている方法に比べて演算量を減少させることができる。
【0027】本発明の第8の態様に係る同期捕捉方法
は、第7の態様において、フレームタイミング検出工程
が、巡回して入力される同じ短周期コード同士が互いに
一致するかどうかを検出する工程を含む。
【0028】この方法によれば、巡回して入力される短
周期コード同士が互いに一致するかどうかを検出して、
硬判定した短周期コードの信頼性を確認するので、より
正確に短周期コードの同定を行なうことができる。
【0029】本発明の第9の態様に係る同期捕捉方法
は、第7又は第8の態様において、フレームタイミング
検出工程で、短周期コードの配置において同じコードが
連続する2ヶ所を中心にコードが対称に分布するパター
ン及びある1コードを中心に2ヶ所でコードが対称に分
布するパターンを有する短周期コード配置表を参照して
フレームタイミングを検出する。
【0030】この方法によれば、コードパターンの対称
性を利用することにより、非常に少ない判定回数でフレ
ームの先頭を決定することができる。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態に係る同
期捕捉装置を備えた無線通信システムの概略構成を示す
ブロック図である。基地局側において、制御部101
は、送信データの誤り訂正符号化処理や誤り訂正復号化
処理を行なうように、誤り訂正符号・復号部102に対
して制御を行なう。誤り訂正符号化処理された信号は、
送信部103で通常の無線送信処理がなされて、アンテ
ナ105から送信される。また、アンテナ105を介し
て受信された信号は受信部104に送られ、通常の無線
受信処理がなされた後に、誤り訂正符号・復号部102
に送られて誤り訂正復号がなされる。
【0032】本発明に係る同期捕捉装置を備えた端末側
においては、アンテナ106から受信された信号は、変
復調処理部107及び同期処理部109に送られ、それ
ぞれ変調処理及び同期処理が行なわれる。すなわち、同
期処理部109で同期捕捉及び同期保持が行われつつ、
変復調処理部107及び誤り訂正・音声コーデック部1
08で信号が音声化され、マイク・スピーカ111から
出力される。また、音声を送信する場合には、マイク・
スピーカ111から入力された音声が誤り訂正・音声コ
ーデック部108で音声符号化され、変復調処理部10
7で変調された後にアンテナ106から送信される。な
お、変復調処理部107、誤り訂正・音声コーデック部
108、及び同期処理部109は、制御部110でそれ
ぞれの処理が制御される。
【0033】この同期処理部109は、図2に示す構成
を有する。図2は、本実施の形態に係る同期捕捉装置の
構成を示すブロック図である。アンテナ106を介して
受信された信号は、短周期コードであるサーチコードS
C1〜SC17にそれぞれ対応する相関器群201に入
力され、逆拡散処理及び積算処理される。
【0034】それぞれの相関器からの出力が最大相関出
力番号選択部202に送られる。最大相関出力番号選択
部202で出力番号が選択されると、その出力番号に対
応するサーチコードの番号がレジスタ204に順次入力
される。なお、レジスタ204の構成については後述す
る。レジスタ204からの出力は、コンマフリー符号検
出処理部205に送られ、そこでフレーム先頭及びサー
チコードグループが得られる。コンマフリー符号検出処
理部205は、後述するコンマフリー符号を再配列した
符号配列表をメモリに有する。
【0035】また、レジスタ204からの出力は、不一
致検出部203に送られ、周期的にレジスタ204に入
力されるサーチコード番号との間で一致・不一致が検出
される。
【0036】上記レジスタ204は、具体的には図3に
示す構成を有する。このレジスタ204は、コンマフリ
ー方式におけるコード数に対応する16コードの長さの
リングシフトレジスタで構成されている。また、このレ
ジスタ204には、EXOR回路a〜lが含まれてい
る。具体的には、EXOR回路aでは、遅延器1と遅延
器8の出力で排他的論理和が求められ、EXOR回路b
では、遅延器2と遅延器8の出力で排他的論理和が求め
られ、EXOR回路cでは、遅延器2と遅延器7の出力
で排他的論理和が求められ、EXOR回路dでは、遅延
器3と遅延器7の出力で排他的論理和が求められ、EX
OR回路eでは、遅延器3と遅延器6の出力で排他的論
理和が求められ、EXOR回路fでは、遅延器4と遅延
器6の出力で排他的論理和が求められる。また、EXO
R回路gでは、遅延器9と遅延器16の出力で排他的論
理和が求められ、EXOR回路hでは、遅延器10と遅
延器16の出力で排他的論理和が求められ、EXOR回
路iでは、遅延器10と遅延器15の出力で排他的論理
和が求められ、EXOR回路jでは、遅延器11と遅延
器15の出力で排他的論理和が求められ、EXOR回路
kでは、遅延器11と遅延器14の出力で排他的論理和
が求められ、EXOR回路lでは、遅延器12と遅延器
14の出力で排他的論理和が求められる。
【0037】なお、この同期処理部109においては、
同期捕捉に関する3段階の処理をすべて行なう。図2及
び図3に示す同期処理部109内には、第2段階に関す
る処理に必要な処理部のみを記載しているが、第1及び
第3段階にも必要とされる共通の処理部が含まれてい
る。
【0038】上記のように構成された同期捕捉装置の動
作について説明する。同期処理部109において行われ
る同期捕捉についての3段階の処理のうち、第1段階
(スロットタイミング検出)と第3段階(スクランブリ
ングコード(長周期コード)同定)の処理は、従来と同
じであるので、説明を省略し、第2段階の処理について
説明する。
【0039】本実施の形態における同期捕捉方法におい
ては、第1段階及び第2段階に硬判定を導入している。
そして、この第2段階の処理は、さらに3つのステップ
に分けられる。
【0040】(1)受信信号に含まれるサーチコードを
判別するために、このサーチコードを17個の相関器群
201に入力する。17個の相関器では、サーチコード
SC1〜SC17のいずれかのサーチコードとの相関処
理がなされる。そして、これらの相関結果が最大相関出
力番号選択部202に送られ、サーチコード最低1周期
分の相関値の積算値が求められ、その積算値が最大とな
る相関器を選択する。これにより、サーチコードが特定
される。このような処理を順次送られるスロット毎に行
うことにより、フレームにおけるサーチコードの配置が
特定され、サーチコードが判明する。
【0041】このステップは、伝送理論で述べるところ
の最適受信機の構成(シンボルbyシンボルで判定する際
に最も誤りの少ない受信機)で実現される。すなわち、
このステップでは、硬判定を行う。このため、その出力
の語長は17値を表現するために十分な5ビットにな
る。これは軟判定値に必要な語長(システムにおける条
件によるが例えば14ビット)より少ない。
【0042】このサーチコードの硬判定においては、マ
ッチトフィルタベースでなく、複数の相関器をベースに
して同期部を構成することにより、回路の共用化を図り
易い処理となる。 (2)次に、選択されたサーチコードを用いてフレーム
タイミングを検出する。(1)で判定されたサーチコー
ド番号を16コードの長さのリングシフトレジスタに逐
次入力する。
【0043】このとき、最初の16ワードについては、
不一致検出部203を介さずにそのままリングシフトレ
ジスタ204に入力する。2周目からの16ワードにつ
いては、不一致検出部203においてリングシフトレジ
スタ204からの出力との間で不一致検出がなされる。
この場合、過去の入力値、すなわちリングシフトレジス
タ204に入力された値と異なる値が入力された時は”
0”を出力する。セルサーチの第1段階で使用される共
通のスプレッディングコードSC0は、第2段階におけ
る相関処理には使用されないので、入力されることはな
い。したがって、出力値”0”は無効を意味することに
なる。
【0044】このように、このステップでは、硬判定し
たサーチコードの信頼性を確認する工程であり、複数周
期でサーチコードを同定する。すなわち、このステップ
は、16コード周期で何回連続して一致したサーチコー
ドが受信されたかを記録する工程であり、連続回数が多
いほどシフトレジスタ204内に生残った非0コードの
信頼性は高いことになる。なお、ここでの所要メモリは
5ビット×16コードでよい。何周期まで同定を行うか
については後述する。 (3)図9に示すコンマフリー符号のサーチコードの配
置表が持つ対称性に着目して、上記シフトレジスタから
フレームの先頭を検出し、フレームタイミングを検出す
る。このフレームの先頭の検出方法は後述する。
【0045】このステップでは、サーチコード配置表に
おいてフレーム先頭の検出に用いるオフセット値(−4
〜3)を記憶するため、3ビット×32符号のテーブル
が必要である。また、フレーム先頭の検出に1サーチコ
ード入力当たり12回(EXOR数)、1フレーム当り
計192回(12×16)の比較を行う。実際の演算量
は、これにコンマフリー符号の判別などを考慮する必要
があり、比較回数の4倍程度と予想される。
【0046】上記(1)〜(3)のステップにより、同
期捕捉における第2段階の処理が行われる。ここまでの
処理によりフレームタイミングが検出され、サーチコー
ドグループが特定される。
【0047】この場合、ステップ(2),(3)におけ
る処理としてDSP処理を想定し、その所要メモリ量と
演算量を見積ると、 メモリ量:(14×272)/(5×16+3×3
2))=21.6 演算量 :8192/(192×4)=10.7 となり、メモリ量が約20分の1に、演算量が約10分
の1に減少することが分かる。
【0048】ここで、上記同期捕捉方法において、「回
線誤りが存在する時、(2)のステップによりシフトレ
ジスタ内にどのようなコードが生残るのか」を検討す
る。
【0049】実際に使用されるコンマフリー符号は、3
コード以上(連続している必要はない)一致していれば
識別できるものである。したがって、回線誤りの存在下
では以下の場合が考えられる。
【0050】 (A)3コード以上が一致する同期候補がない場合 (B)3コード以上が一致する同期候補が1個の場合 (C)3コード以上が一致する同期候補が複数の場合 この中で、(A)は明らかな同期獲得失敗であるので、
再獲得する以外方法はない。(B)は正しく同期が獲得
できている場合と正誤混ざったコードが残留した結果偶
然同期候補が1つ検出される誤同期の場合が含まれると
考えられる。また、(C)は明らかに誤ったコードが同
期候補として残った場合であるので、(2)のステップ
を継続して行なうことで解決が期待できる。
【0051】なお、(B),(C)の場合の対応方法と
して、「各同期候補に対して17元(16,3)RS
(リードソロモン)符号を解き、I(X)=0,1,
2,…,X,X+1,…,X+14以外のデータが得ら
れるものを候補から除く」という方法も考えられる。こ
の方法はI(X)の先験情報を利用した誤り訂正を行な
う点から、単なるマッチングを行なうよりも高い信頼性
が期待できる。
【0052】そこで、正しいコードが3以上生残る確率
と、誤ったコードが生残る確率とを理論検討する。
【0053】回線誤りのある伝送路からの受信信号に対
して、(2)のステップの処理を行なう。すなわち、
(1)で判定したサーチコードの番号を16コード長の
リングシフトレジスタ204に逐次入力する。このと
き、上述したように2週目からは過去の入力値と異なる
入力が来たときは”0”を入力する。この処理を繰返し
行なうと、シフトレジスタ204の中身は全部”0”に
なったり、正しい非0コード(0でないコード)の他に
誤った非0コードが生き残ったりする。
【0054】この場合、正コードがL個以上生残る確率
は、下記式(1)に示すようになり、誤コードの生残り
確率は、下記式(2)に示すようになる。
【0055】
【数1】
【数2】 ここで、Pはコード誤り率であり、mはシフトレジスタ
巡回回数であり、Nは符号長(=16)であり、Lはコ
ンマフリー符号識別に必要な最低コード数(=3)であ
る。
【0056】式(1),(2)はm回巡回後のシフトレ
ジスタの内容において、正しいコードが生残る確率が
(1−P)m,誤ったコードが生残る確率がPmである
ことから導かれ、式(1)のPSがコンマフリー符号識
別の必要条件が満たされる確率を示すのに対して、式
(2)のPFは誤同期の可能性を生ずる確率を示すもの
である。したがって、PFが小さいほど、かつPS−PF
が大きいほど性能がよくなることになる。なお、Lはコ
ンマフリー指数から得られる値でここでは3である。
【0057】図4は、上記式におけるP=10%の時の
mに対するPS,PF値を示す図である。図4から以下の
ことが分かる。すなわち、 ・m<3では、PS,PFが共に大きく、誤同期の可能性
がある(m=2でPF=14.9%、m=3でPF=1.
6%)。 ・3≦m≦9では、PSのみが大きくよい同期が得られ
る。 ・9<mでは、無効な”0”コードが増えて同期判定が
やや困難になる。
【0058】この結果から、シフトレジスタ巡回回数m
は、3≦m≦9であることが好ましい。ただし、このシ
フトレジスタ巡回回数mはコード誤り率Pと関連するの
で、前記条件に限定されず、コード誤り率に応じて適宜
設定することが望ましい。
【0059】次に、シフトレジスタからフレームの先頭
を検出し、フレームタイミングを検出する方法について
説明する。すなわち、シフトレジスタ204の中にラン
ダムに生残ったコードパターンからコンマフリー符号を
検出する。なお、この処理は、ソフトウェアでもハード
ウェアでも実現可能であるが、ここでは、説明を分かり
易くするために、ハードウェアで実現する場合について
説明する。
【0060】まず、同期獲得時において、シフトレジス
タ204には、図9に示すコンマフリー符号パターンの
どれか1つが繰り返し入力されてくる。このとき、繰り
返し先頭時刻は不明である。図9に示すパターンをスロ
ット方向に(表を横方向に)見直すと、ある2つのコー
ドを中心に対称な分布をしているパターンが多いことが
わかる。
【0061】図5はこの対称性に注目して図9のコンマ
フリー符号パターンを並び替えたものである。なお、最
右列に記したオフセット値は、図9に対して左方向ヘシ
フトした数を正で表している。図5から分かるように、
図9に示すコンマフリー符号は以下の3つのパターンに
分類できる。・分類1:同じコードが連続する2ヶ所を
中心にコードが対称に分布するパターン(14個) ・分類2:ある1コードを中心に2ヶ所でコードが対称
に分布するパターン(16個) ・分類3:全く対称性のないパターン(2個)
【0062】上記分類1〜分類3のうち、分類1と分類
2については、その対称の中心点を検出して、その対称
中心近辺のコードを調べてパターンを特定すると共に、
そのパターンに対応したオフセット値を加算することに
より、コンマフリー符号の先頭、すなわちフレームの先
頭を決定することができる。
【0063】また、分類3の2個に限っては、全パター
ンを照合して検出しなければならないが、これら2つの
パターンは、17個のサーチコードにおいて各スロット
でのサーチコード番号の差が1であるので、いずれか一
方のパターンのみを記憶しておけばよい。
【0064】具体的に、コンマフリー符号を検出する場
合、図3のシフトレジスタ204に入力されたコードに
ついて、EXOR回路a,c,e,g,i,kでは分類
1に該当するかどうかを検出し、EXOR回路b,d,
f,h,j,lでは分類2に該当するかどうかを検出す
る。
【0065】すなわち、図5から分かるように、分類1
は、同じコードが連続する2ヶ所を中心にコードが対称
に分布するパターンであるので、遅延器1と遅延器8の
出力をEXOR回路aで判定し、遅延器2と遅延器7の
出力をEXOR回路cで判定し、遅延器3と遅延器6の
出力をEXOR回路eで判定し、遅延器9と遅延器16
の出力をEXOR回路gで判定し、遅延器10と遅延器
15の出力をEXOR回路iで判定し、遅延器11と遅
延器14の出力をEXOR回路kで判定する。
【0066】また、図5から分かるように、分類2は、
1つのコードを中心にコードが対称に分布するパターン
であるので、遅延器2と遅延器8の出力をEXOR回路
bで判定し、遅延器3と遅延器7の出力をEXOR回路
dで判定し、遅延器4と遅延器6の出力をEXOR回路
fで判定し、遅延器10と遅延器16の出力をEXOR
回路hで判定し、遅延器11と遅延器15の出力をEX
OR回路jで判定し、遅延器12と遅延器14の出力を
EXOR回路lで判定する。
【0067】この判定においては、それぞれの分類につ
いて、6つのEXOR回路を用いて(6ビットの情報を
用いて)1の数、すなわち出力が一致する数が最大とな
る時刻を求めて、フレームの先頭を検出する。このよう
に、コードパターンの対称性を利用することにより、非
常に少ない判定回数でフレームの先頭を決定することが
できる。
【0068】また、このときの対称の中心点である遅延
器5と遅延器13のシフトレジスタの内容から符号の種
類を決定する。この種類の決定は、予め記憶されたコー
ドとシフトレジスタ内のコードとを照合することにより
行なう。実際は、この中心点のコードが生残っていると
は限らないので、さらに周辺のコードを調べる必要があ
る。これらの判定はコンマフリー符号処理部205で行
なう。さらに、コンマフリー符号処理部205では、分
類3に関するパターン検出も行なう。
【0069】上記検出処理を採用することにより、例え
ばm=2で誤ワード残留確率PF=14.9%でも同期
獲得は十分可能になると考えられる。
【0070】上記説明においては、ハードウェアで処理
する場合について説明しているが、コンマフリー符号の
間隔が大きく演算時間が十分にとれること、シフトレジ
スタを用いてランダムアクセス処理も多くなることなど
を考慮すると、ソフトウェアで実現した方が柔軟性に優
れると思われる。
【0071】このように本実施の形態に係る同期捕捉装
置によれば、相関処理部でサーチコードを硬判定するの
で、従来公表されている方法に比べて所要メモリを約1
/20に激減することができる。また、コード誤り率が
10%でも2〜3フレーム時間で引き込むことができ
る。さらに、コードパターンの対称性を利用してフレー
ムの先頭を検出するので、従来公表されている方法に比
べて演算量が少なくなり、約1/10に減少させること
ができる。
【0072】また、同期判定の高信頼化のための処理と
しては、処理量は増加するが、RS符号を解く方法を用
いることにより、かなり高い信頼性が得られると考えら
れる。
【0073】本発明の同期捕捉装置は、ディジタル無線
通信システムの通信端末装置に適用することができる。
これにより、より迅速に同期捕捉を行なうことができる
と共に、装置の小型化を図ることができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の同期捕捉装
置及び同期捕捉方法は、第2段階において、フレームタ
イミング検出用の第2拡散コードに対して相関処理を行
なうことにより、第2拡散コードを硬判定により特定
し、特定された第2拡散コードの配置の対称性を利用し
てフレームタイミングを検出するので、セルサーチの際
の処理量が少なく、しかも同期捕捉の際に必要となるメ
モリ量を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る同期捕捉装置を用い
た無線通信システムを示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る同期捕捉装置の構成を示
すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る同期捕捉装置の同期処理
部におけるシフトレジスタの具体的構成を示すブロック
【図4】シフトレジスタ内におけるサーチコードの巡回
数と生き残り確率との間の関係を示す特性図
【図5】再配列したサーチコードの配置表を示す図
【図6】従来の同期捕捉方法の第1段階の動作を説明す
るためのフロー図
【図7】従来の同期捕捉方法の第2段階の動作を説明す
るためのフロー図
【図8】従来の同期捕捉方法の第3段階の動作を説明す
るためのフロー図
【図9】サーチコードグループ配置表を示す図
【符号の説明】
101,110 制御部 102 誤り訂正符号・復号部 103 送信部 104 受信部 105,106 アンテナ 107 変復調処理部 108 誤り訂正・音声コーデック部 109 同期処理部 111 マイク・スピーカ 201 相関器群 202 最大相関出力番号選択部 203 不一致検出部 204 シフトレジスタ 205 コンマフリー符号検出処理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の通信フレーム内のスロットの
    タイミングを検出するスロットタイミング検出手段と、
    前記受信信号に対してスロット毎にフレームタイミング
    検出用の短周期コードを用いて相関処理を行ない硬判定
    により前記短周期コードを特定する硬判定手段と、特定
    された短周期コードの配置の対称性を検出するコード配
    置対称性検出手段と、検出した短周期コードの配置の対
    称性を利用してフレームタイミングを検出するフレーム
    タイミング検出手段と、を具備することを特徴とする同
    期捕捉装置。
  2. 【請求項2】 硬判定手段は、巡回して入力される短周
    期コード同士が互いに一致するかどうかを検出する手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の同期捕捉装
    置。
  3. 【請求項3】 フレームタイミング検出手段は、短周期
    コードの配置において同じコードが連続する2ヶ所を中
    心にコードが対称に分布するパターン及びある1コード
    を中心に2ヶ所でコードが対称に分布するパターンを有
    する短周期コード配置表を有するメモリを有しており、
    前記短周期コード配置表を参照してフレームタイミング
    を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の同期捕捉装置。
  4. 【請求項4】 通信方式がCDMA方式であり、受信信
    号が短周期コード及び長周期コードで拡散変調されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
    記載の同期捕捉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の同期捕捉装置を備えたことを特徴とする通信端末装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の通信端末装置と無線通信
    を行なうことを特徴とする基地局装置。
  7. 【請求項7】 受信信号の通信フレーム内のスロットの
    タイミングを検出するスロットタイミング検出工程と、
    前記受信信号に対してスロット毎にフレームタイミング
    検出用の短周期コードを用いて相関処理を行ない硬判定
    により前記短周期コードを特定する硬判定工程と、特定
    された短周期コードの配置の対称性を利用してフレーム
    タイミングを検出するフレームタイミング検出工程と、
    を具備することを特徴とする同期捕捉方法。
  8. 【請求項8】 フレームタイミング検出工程は、巡回し
    て入力される短周期コード同士が互いに一致するかどう
    かを検出する工程を含むことを特徴とする請求項7記載
    の同期捕捉方法。
  9. 【請求項9】 フレームタイミング検出工程において、
    短周期コードの配置において同じコードが連続する2ヶ
    所を中心にコードが対称に分布するパターン及びある1
    コードを中心に2ヶ所でコードが対称に分布するパター
    ンを有する短周期コード配置表を参照してフレームタイ
    ミングを検出することを特徴とする請求項7又は請求項
    8記載の同期捕捉方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097422A1 (fr) * 2000-06-13 2001-12-20 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Appareil de capture de synchronisation et procede de capture de synchronisation
KR100746460B1 (ko) * 2001-04-20 2007-08-03 주식회사 케이티 숏 코드 정합필터를 이용한 시각 동기신호 복조 장치 및 그 방법
JP2008060953A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Fujitsu Ltd 演算回路

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