JP2000209131A - 受信機、cdma通信システム、及び受信機をそのようなシステムの送信局と同期させる方法 - Google Patents
受信機、cdma通信システム、及び受信機をそのようなシステムの送信局と同期させる方法Info
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信機における信号対雑音比が低下する場合
でも適応できる、受信機をCDMA通信システムの送信
局に同期させる速い方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、受信機と、種々の送信局から
なるCDMA通信システムであり、受信機は、パイロッ
ト信号Cp とコードCS,t を含む有用な信号により形成
された1サイクルの同期コードを共通同期チャネル上で
周期的に送信する少なくとも1つの送信局と同期をとる
同期手段を有する。送信局を介する同期コードの送信周
期はTと表される。受信機は相関手段を有し、その相関
手段は、新たな有用信号CS,t+T を含む次の同期コード
をt+Tの時点で送信する前に、そのサイクルの同期コ
ードの位相を取得し、システムにより定められた複数の
直交参照コードの中から時点tにおいて有用信号に含ま
れるコードCS,t を決定する。本発明は、CDMA通
信、特に、UMTS、ARIB、IMT−2000無線
電話通信に適用できる。
でも適応できる、受信機をCDMA通信システムの送信
局に同期させる速い方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、受信機と、種々の送信局から
なるCDMA通信システムであり、受信機は、パイロッ
ト信号Cp とコードCS,t を含む有用な信号により形成
された1サイクルの同期コードを共通同期チャネル上で
周期的に送信する少なくとも1つの送信局と同期をとる
同期手段を有する。送信局を介する同期コードの送信周
期はTと表される。受信機は相関手段を有し、その相関
手段は、新たな有用信号CS,t+T を含む次の同期コード
をt+Tの時点で送信する前に、そのサイクルの同期コ
ードの位相を取得し、システムにより定められた複数の
直交参照コードの中から時点tにおいて有用信号に含ま
れるコードCS,t を決定する。本発明は、CDMA通
信、特に、UMTS、ARIB、IMT−2000無線
電話通信に適用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA通信シス
テムの送信局と同期をとるための同期デバイスからなる
受信機に関する。その局は、周期T=kLで送信を行
う。ここで、kは整数であり、長さLのR個の直交コー
ドから選択されたコードCs で符号化された有用な信号
に重ね合わせられたパイロット信号Cp により形成され
た長さL及び位相τの周期的同期コードであり、そのデ
バイスは、期間Lに等しい取得時間にパイロット信号C
p を取得し、そこから同期位相τと決定されるコードC
s を含む有用な情報を得る取得手段を有する。
テムの送信局と同期をとるための同期デバイスからなる
受信機に関する。その局は、周期T=kLで送信を行
う。ここで、kは整数であり、長さLのR個の直交コー
ドから選択されたコードCs で符号化された有用な信号
に重ね合わせられたパイロット信号Cp により形成され
た長さL及び位相τの周期的同期コードであり、そのデ
バイスは、期間Lに等しい取得時間にパイロット信号C
p を取得し、そこから同期位相τと決定されるコードC
s を含む有用な情報を得る取得手段を有する。
【0002】本発明はまた、少なくとも1つの受信機及
び複数の送信局からなるCDMA通信システムに関し、
各局は、周期T=kLで送信を行う。ここで、kは整数
であり、長さLのR個の直交コードから選択されたコー
ドCs で符号化された有用な信号に重ね合わせられたパ
イロット信号Cp により形成された長さL及び位相τの
周期的同期コードであり、その受信機は、期間Lに等し
い取得時間にパイロット信号Cp を取得し、そこから同
期位相τと決定されるコードCs を含む有用な情報を得
る取得手段を含む同期デバイスを有する。
び複数の送信局からなるCDMA通信システムに関し、
各局は、周期T=kLで送信を行う。ここで、kは整数
であり、長さLのR個の直交コードから選択されたコー
ドCs で符号化された有用な信号に重ね合わせられたパ
イロット信号Cp により形成された長さL及び位相τの
周期的同期コードであり、その受信機は、期間Lに等し
い取得時間にパイロット信号Cp を取得し、そこから同
期位相τと決定されるコードCs を含む有用な情報を得
る取得手段を含む同期デバイスを有する。
【0003】終わりに、本発明は、受信機をCDMA通
信システムの送信局と同期させる方法に関し、その局
は、周期T=kLで送信を行う。ここで、kは整数であ
り、長さLのR個の直交コードから選択されたコードC
s で符号化された有用な信号に重ね合わせられたパイロ
ット信号Cp により形成された長さL及び位相τの周期
的同期コードであり、その方法は、期間Lに等しい取得
時間にパイロット信号C p を取得し、そこから同期位相
τと決定されるコードCs を含む有用な情報を得る取得
ステップからなる。
信システムの送信局と同期させる方法に関し、その局
は、周期T=kLで送信を行う。ここで、kは整数であ
り、長さLのR個の直交コードから選択されたコードC
s で符号化された有用な信号に重ね合わせられたパイロ
ット信号Cp により形成された長さL及び位相τの周期
的同期コードであり、その方法は、期間Lに等しい取得
時間にパイロット信号C p を取得し、そこから同期位相
τと決定されるコードCs を含む有用な情報を得る取得
ステップからなる。
【0004】本発明は多くのアプリケーションを有し、
特に、直接拡散スペクトラムCDMA技術を使用する移
動無線通信システムに多くのアプリケーションを有す
る。
特に、直接拡散スペクトラムCDMA技術を使用する移
動無線通信システムに多くのアプリケーションを有す
る。
【0005】
【従来の技術】Upamanyu Madhow らによる、IEEE Trans
actions on Communications, vol.43,no.9, 1995 年 9
月, pp.2511-2519の<<直接拡散スペクトラムCDMA
の2段階取得スキームのための数学モデリングと性能解
析(Mathematical Modeling and Performance Analysis
for a Two-Stage Acquisition Scheme for Direct-Seq
uence Spread-Spectrum CDMA)>>と題された記事に
は、直接拡散スペクトラム技術と呼ばれる拡散スペクト
ラム技術を使用した符号分割多重アクセスもしくはCD
MAシステムに適した同期の方法が説明される。その方
法は、2つのステップで、受信端において同期コードを
取得することからなり、第1のステップは、同期コード
の1部分だけを最初に検出するためのプログラム可能な
適応フィルタを使用し、第2のステップは、検証の目的
のために相関器を使用する。
actions on Communications, vol.43,no.9, 1995 年 9
月, pp.2511-2519の<<直接拡散スペクトラムCDMA
の2段階取得スキームのための数学モデリングと性能解
析(Mathematical Modeling and Performance Analysis
for a Two-Stage Acquisition Scheme for Direct-Seq
uence Spread-Spectrum CDMA)>>と題された記事に
は、直接拡散スペクトラム技術と呼ばれる拡散スペクト
ラム技術を使用した符号分割多重アクセスもしくはCD
MAシステムに適した同期の方法が説明される。その方
法は、2つのステップで、受信端において同期コードを
取得することからなり、第1のステップは、同期コード
の1部分だけを最初に検出するためのプログラム可能な
適応フィルタを使用し、第2のステップは、検証の目的
のために相関器を使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、受信
機における信号対雑音比が低下する場合でも適応でき
る、受信機をCDMAシステムの送信局に同期させる速
い方法を提案することである。上記の2ステップの方法
は、その目的が複雑さの性能の妥協点を探すことであ
り、同期コードの1部分だけを求めることができ、同期
コードの非常に良い獲得確率を取得することができるた
めに、受信機の入力において十分に良い信号対雑音比を
有することが必要である。一方、この方法による取得の
ために必要な時間は、従来の受動適応フィルタの助けに
より取得するものより長い。
機における信号対雑音比が低下する場合でも適応でき
る、受信機をCDMAシステムの送信局に同期させる速
い方法を提案することである。上記の2ステップの方法
は、その目的が複雑さの性能の妥協点を探すことであ
り、同期コードの1部分だけを求めることができ、同期
コードの非常に良い獲得確率を取得することができるた
めに、受信機の入力において十分に良い信号対雑音比を
有することが必要である。一方、この方法による取得の
ために必要な時間は、従来の受動適応フィルタの助けに
より取得するものより長い。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの欠点を直すため
に、本発明は、最初の段落で述べた種類の無線受信機と
通信システムを提供する。ここで、前記同期デバイス
は、位相τを有するRのコードを生成する直交コード生
成器と、ピーク検出手段と関連する相関手段とを有し、
該ピーク検出手段は、周期Tの終わりの前に残るk−1
のコード周期Lの間に、コードCs とRの生成されたコ
ード間の相関のR倍を、コードCs を決定するために生
成することを特徴とする。
に、本発明は、最初の段落で述べた種類の無線受信機と
通信システムを提供する。ここで、前記同期デバイス
は、位相τを有するRのコードを生成する直交コード生
成器と、ピーク検出手段と関連する相関手段とを有し、
該ピーク検出手段は、周期Tの終わりの前に残るk−1
のコード周期Lの間に、コードCs とRの生成されたコ
ード間の相関のR倍を、コードCs を決定するために生
成することを特徴とする。
【0008】本発明の重要な特徴において、前記相関手
段は、コード周期Lの間、R/k−1の結果が整数であ
ればその値と等しい数nの相関生成物を、整数でなけれ
ば、その結果に1を加えたものの整数部分と等しい数n
の相関生成物を提供するためにコード生成器と共働す
る。本発明の他の特徴において、前記直交コード生成器
は、周期Lあたりnコードのレートで相関手段に供給す
るためにRの直交コードを生成し、nは、R/k−1の
結果が整数であればその値と等しく、整数でなければ、
その結果に1を加えたものの整数部分と等しい。
段は、コード周期Lの間、R/k−1の結果が整数であ
ればその値と等しい数nの相関生成物を、整数でなけれ
ば、その結果に1を加えたものの整数部分と等しい数n
の相関生成物を提供するためにコード生成器と共働す
る。本発明の他の特徴において、前記直交コード生成器
は、周期Lあたりnコードのレートで相関手段に供給す
るためにRの直交コードを生成し、nは、R/k−1の
結果が整数であればその値と等しく、整数でなければ、
その結果に1を加えたものの整数部分と等しい。
【0009】本発明の好ましい実施例において、前記パ
イロット信号Cp の取得手段は、適応受動フィルタを有
し、それはまた、第1の入力にて周期Lあたりnコード
のレートでコード生成器により生成されたRの生成コー
ドを受信し、第2の入力にて決定されるべきコードCs
を受信するために前記相関手段により使用される。本発
明のこれら及び他の側面は、以下で説明される実施例か
ら明らかになる。
イロット信号Cp の取得手段は、適応受動フィルタを有
し、それはまた、第1の入力にて周期Lあたりnコード
のレートでコード生成器により生成されたRの生成コー
ドを受信し、第2の入力にて決定されるべきコードCs
を受信するために前記相関手段により使用される。本発
明のこれら及び他の側面は、以下で説明される実施例か
ら明らかになる。
【0010】
【発明の実施の形態】符号分割多重アクセスもしくはC
DMA通信システムにおいて、要求により通信チャネル
にアクセスするために、全てのユーザは同一のリソー
ス、特に通過域を共有する。拡散スペクトラムCDMA
と称されるCDMA技術によれば、各ユーザは、より狭
帯域を占有しそうなメッセージを送信することが可能な
帯域全体の割当てをいつでも有し、そのメッセージを符
号化するために固有の特性を有するある拡散コードを使
用する。各ユーザは、同一の周波数帯で他のユーザによ
り送信された他のメッセージとの干渉を避けるために異
なる拡散コードを使用する。これらのコードの特性は良
く知られているので、ここでは詳細を説明しない。
DMA通信システムにおいて、要求により通信チャネル
にアクセスするために、全てのユーザは同一のリソー
ス、特に通過域を共有する。拡散スペクトラムCDMA
と称されるCDMA技術によれば、各ユーザは、より狭
帯域を占有しそうなメッセージを送信することが可能な
帯域全体の割当てをいつでも有し、そのメッセージを符
号化するために固有の特性を有するある拡散コードを使
用する。各ユーザは、同一の周波数帯で他のユーザによ
り送信された他のメッセージとの干渉を避けるために異
なる拡散コードを使用する。これらのコードの特性は良
く知られているので、ここでは詳細を説明しない。
【0011】直交対コードにより符号化された全てのメ
ッセージは、同一の周波数帯で送信された合成信号を形
成するために一緒に加えられる。メッセージの受取人が
彼に向けられた情報を復号することを可能とするため
に、送信機と受信機は同一の拡散コードを使用する。受
信端において、受信機は、受信した合成メッセージとオ
リジナルの拡散コード間の相関を取ることにより、彼に
向けられたメッセージを選択する。これに到達するため
に、送信機及び受信機は同期していることが必須であ
る。
ッセージは、同一の周波数帯で送信された合成信号を形
成するために一緒に加えられる。メッセージの受取人が
彼に向けられた情報を復号することを可能とするため
に、送信機と受信機は同一の拡散コードを使用する。受
信端において、受信機は、受信した合成メッセージとオ
リジナルの拡散コード間の相関を取ることにより、彼に
向けられたメッセージを選択する。これに到達するため
に、送信機及び受信機は同期していることが必須であ
る。
【0012】この目的のために、図1に示すように同期
チャネルが提供され、受信機が送信機と同期されるため
に、送信機は周期的にSYNCと示される合成同期信号
を送信する。合成信号の送信周期はTと表される。それ
は、Lで示される同一の周期(もしくはサイクル、もし
くは長さ)及びτで示される同一の位相を有する重ね合
わされたコードを含む。信号の周期Tは合成同期コード
の長さLの整数倍kである。Cp で示される第1のコー
ドは、全ての送信局により共有され、システムの全ての
受信機により知られる所定の制御コードである。それ
は、例えば、受信機が適応フィルタの助けにより位相τ
を回復することを可能とする。CS,t からCS,t+mTで示
される第2の符号は、システムにより定められる長さL
を有する複数の可能な直交コードから決定される有用な
信号を表す。コードCS は、例えば、送信局を識別する
ために送信機により使用される拡散コードを決定し、そ
の出所と長さ(固定)が関与する送信局に依存するとこ
ろの送信されたフレームの開始を検出する可能にする。
チャネルが提供され、受信機が送信機と同期されるため
に、送信機は周期的にSYNCと示される合成同期信号
を送信する。合成信号の送信周期はTと表される。それ
は、Lで示される同一の周期(もしくはサイクル、もし
くは長さ)及びτで示される同一の位相を有する重ね合
わされたコードを含む。信号の周期Tは合成同期コード
の長さLの整数倍kである。Cp で示される第1のコー
ドは、全ての送信局により共有され、システムの全ての
受信機により知られる所定の制御コードである。それ
は、例えば、受信機が適応フィルタの助けにより位相τ
を回復することを可能とする。CS,t からCS,t+mTで示
される第2の符号は、システムにより定められる長さL
を有する複数の可能な直交コードから決定される有用な
信号を表す。コードCS は、例えば、送信局を識別する
ために送信機により使用される拡散コードを決定し、そ
の出所と長さ(固定)が関与する送信局に依存するとこ
ろの送信されたフレームの開始を検出する可能にする。
【0013】1度制御コードCp が取得され、その位相
τが回復すると、同期コードの有用な部分CS は、後に
決定されるように格納され得、そして、制御コードCp
の位相と同一であるその位相は既に知られている。制御
コードの取得が従来の種類の適応フィルタによりなされ
ると仮定すると、位相τの取得時間はコードの周期Lと
等しい。それゆえ、複数の可能なコードCS から決定さ
れる新たなコードCSに加えられるパイロット信号Cp
を含む次の同期信号の送信の前にk−1のコード周期L
が残る。
τが回復すると、同期コードの有用な部分CS は、後に
決定されるように格納され得、そして、制御コードCp
の位相と同一であるその位相は既に知られている。制御
コードの取得が従来の種類の適応フィルタによりなされ
ると仮定すると、位相τの取得時間はコードの周期Lと
等しい。それゆえ、複数の可能なコードCS から決定さ
れる新たなコードCSに加えられるパイロット信号Cp
を含む次の同期信号の送信の前にk−1のコード周期L
が残る。
【0014】情報損失を避けるために速い方法で同期信
号を取得することからなる本発明の目的によれば、時点
tにて受信したコードCS,t は、時点t+Tにおける次
のコードCS,t+T の送信の前に決定される。この目的の
ために、図2の例により示される受信機は、アンテナ2
1、受信信号を元の信号の帯域に戻すベースバンド変換
器22、及び同期デバイス23を有し、同期デバイス2
3は、 ・パイロット信号Cp のコード及びCI からCI+R で示
される位相τを有するRの参照コードを生成する直交コ
ード生成器24と、 ・コードの周期Lと等しい取得時間の間にパイロット信
号Cp を取得し、同期コードの位相τと決定されるべき
コードCS,t を含む有用な信号をそこから取得し、及
び、その後、周期Tの終わりの前の残るコードLのk−
1の周期の間に、コードCS,t とRの参照コードの間の
相関のRの生成物を計算する、相関手段26と、 ・相関手段26と関連し、相関手段の出力における相関
ピークを検出し、Rの生成された参照コードのどれが時
点tで受信したコードCS,t に対応するかを決定する、
ピーク検出手段28と、を含む。
号を取得することからなる本発明の目的によれば、時点
tにて受信したコードCS,t は、時点t+Tにおける次
のコードCS,t+T の送信の前に決定される。この目的の
ために、図2の例により示される受信機は、アンテナ2
1、受信信号を元の信号の帯域に戻すベースバンド変換
器22、及び同期デバイス23を有し、同期デバイス2
3は、 ・パイロット信号Cp のコード及びCI からCI+R で示
される位相τを有するRの参照コードを生成する直交コ
ード生成器24と、 ・コードの周期Lと等しい取得時間の間にパイロット信
号Cp を取得し、同期コードの位相τと決定されるべき
コードCS,t を含む有用な信号をそこから取得し、及
び、その後、周期Tの終わりの前の残るコードLのk−
1の周期の間に、コードCS,t とRの参照コードの間の
相関のRの生成物を計算する、相関手段26と、 ・相関手段26と関連し、相関手段の出力における相関
ピークを検出し、Rの生成された参照コードのどれが時
点tで受信したコードCS,t に対応するかを決定する、
ピーク検出手段28と、を含む。
【0015】コード生成器及び相関手段を制御するクロ
ックの周波数は、Rの可能なコードが周期Tの終わりの
前にスキャンされるのに十分なレートで相関手段に供給
するよう調整される。従って、その生成器を、それが周
期L毎にnコードを生成するように調整することで十分
である。ここで、nは、R/k−1の結果が整数であれ
ばその値であり、整数でなければ、その結果に1を加え
たものの整数部分と等しい。それゆえ、コード周期Lに
おいてnの相関結果が計算され得、その結果、周期Tの
終わりには、全ての可能なコードは相関手段によりスキ
ャンされており、時点tにおいて受信したコードCS,t
は、次の同期コードCS,t+T が時点t+Tにて受信され
る前に決定され得る。
ックの周波数は、Rの可能なコードが周期Tの終わりの
前にスキャンされるのに十分なレートで相関手段に供給
するよう調整される。従って、その生成器を、それが周
期L毎にnコードを生成するように調整することで十分
である。ここで、nは、R/k−1の結果が整数であれ
ばその値であり、整数でなければ、その結果に1を加え
たものの整数部分と等しい。それゆえ、コード周期Lに
おいてnの相関結果が計算され得、その結果、周期Tの
終わりには、全ての可能なコードは相関手段によりスキ
ャンされており、時点tにおいて受信したコードCS,t
は、次の同期コードCS,t+T が時点t+Tにて受信され
る前に決定され得る。
【0016】本発明の好ましい実施例によれば、同期デ
バイス23は図3に詳細に示される。相関手段26は、
合成同期信号同期を受信するスイッチ31と、パイロッ
ト信号Cp を取得するためにも使用される適応受動フィ
ルタ32を有する。適応フィルタ32は、制御エレメン
ト35により制御される多重化器34を介して直交コー
ド生成器33により入力を受け、コード生成器33によ
り生成されたRの参照コードCI からCI+R の中のコー
ドCS,t の検出を示す相関ピーク検出器36に接続され
る。適応フィルタ32はまた、フィルタの出力をその入
力にループバックさせることを可能とするループ37及
びスイッチ31の助けにより、計算の間、有用な信号C
S,t を格納するために使用される。
バイス23は図3に詳細に示される。相関手段26は、
合成同期信号同期を受信するスイッチ31と、パイロッ
ト信号Cp を取得するためにも使用される適応受動フィ
ルタ32を有する。適応フィルタ32は、制御エレメン
ト35により制御される多重化器34を介して直交コー
ド生成器33により入力を受け、コード生成器33によ
り生成されたRの参照コードCI からCI+R の中のコー
ドCS,t の検出を示す相関ピーク検出器36に接続され
る。適応フィルタ32はまた、フィルタの出力をその入
力にループバックさせることを可能とするループ37及
びスイッチ31の助けにより、計算の間、有用な信号C
S,t を格納するために使用される。
【0017】コード生成器及び相関手段のクロック周波
数は、制御コードCp 及びその位相τの取得時間がコー
ドの1周期Lに等しいことを知っている場合、Rの可能
なコードが周期Tの終わりの前にスキャンされるのに十
分であるように、適応フィルタ32に、周期L毎にnコ
ードのレートで供給するように調整される。検出された
コードCS,t の情報は、送信局の識別を考慮して、シー
ケンスを形成する全ての他のコードCS の検出が待たれ
ている間、必要に応じてメモリ38に格納され得る。コ
ード生成器33によって生成された検出コードCS,t の
情報は、検証エレメント35の制御の下でメモリ38に
コピーされる。
数は、制御コードCp 及びその位相τの取得時間がコー
ドの1周期Lに等しいことを知っている場合、Rの可能
なコードが周期Tの終わりの前にスキャンされるのに十
分であるように、適応フィルタ32に、周期L毎にnコ
ードのレートで供給するように調整される。検出された
コードCS,t の情報は、送信局の識別を考慮して、シー
ケンスを形成する全ての他のコードCS の検出が待たれ
ている間、必要に応じてメモリ38に格納され得る。コ
ード生成器33によって生成された検出コードCS,t の
情報は、検証エレメント35の制御の下でメモリ38に
コピーされる。
【0018】図4の例により示されるシステムは、ET
SI(European Telecommunications Standards Instit
ute)<<The ETSI UMTS Terrestrial radio Access IT
U-RRTT Candidate Submission>>1998年5月/6
月、により開発された標準化プロジェクトによるUMT
S(Universal Mobile Telecommunications System) の
種類の標準に従って動作する移動無線通信システムであ
る。しかしながら、本発明は、送信機と受信機間の速い
同期を必要とする種類のCDMAの他の通信システム、
特に、ARIBと称される日本の標準もしくはIMT−
2000と称されるグローバル標準のようなシステムに
有利に実装され得る。
SI(European Telecommunications Standards Instit
ute)<<The ETSI UMTS Terrestrial radio Access IT
U-RRTT Candidate Submission>>1998年5月/6
月、により開発された標準化プロジェクトによるUMT
S(Universal Mobile Telecommunications System) の
種類の標準に従って動作する移動無線通信システムであ
る。しかしながら、本発明は、送信機と受信機間の速い
同期を必要とする種類のCDMAの他の通信システム、
特に、ARIBと称される日本の標準もしくはIMT−
2000と称されるグローバル標準のようなシステムに
有利に実装され得る。
【0019】簡単のために、本システムは、それぞれが
互いに識別されるための同期コードを送信する、ただ1
つの受信機41と2つだけの無線基地局43及び45か
らなる。実際、UMTS標準によれば、同期チャネルの
有用な部分に含まれるコードCS は、送信無線基地局を
識別するための16の直交コードCS,i からCS,i+16の
予め定められたシーケンスの要素である。各直交コード
は17の可能なコードのセットから抽出される。同期の
目的は、最後に、16周期の終わりに、識別された基地
局との通信を迅速に設定するために、第1の周期におい
て制御コードC p を取得し、その位相τと同期チャネル
上の有用な信号CS の位置を決定し、第2の周期におい
て、基地局の識別のために、シーケンスの各エレメント
を決定することである。
互いに識別されるための同期コードを送信する、ただ1
つの受信機41と2つだけの無線基地局43及び45か
らなる。実際、UMTS標準によれば、同期チャネルの
有用な部分に含まれるコードCS は、送信無線基地局を
識別するための16の直交コードCS,i からCS,i+16の
予め定められたシーケンスの要素である。各直交コード
は17の可能なコードのセットから抽出される。同期の
目的は、最後に、16周期の終わりに、識別された基地
局との通信を迅速に設定するために、第1の周期におい
て制御コードC p を取得し、その位相τと同期チャネル
上の有用な信号CS の位置を決定し、第2の周期におい
て、基地局の識別のために、シーケンスの各エレメント
を決定することである。
【0020】図3に示すような受信機により使用され得
る同期方法は、図5に示される。この方法の種々のステ
ップはブロックK0からK3によって表される。・K0
は、同期コードの位相τを回復し、コードCS,t を決定
するためにtの時点で送信されたコードCS,t を格納す
る適応フィルタの助けにより、パイロット信号を取得
し、有用な信号を格納するステップである。取得及び格
納の時間は同期コードの周期Lに対応する。・K1は、
次の同期信号の送信の前の残りの周期の時間の間、ステ
ップK0で使用されたものと同一の適応フィルタの助け
により、コードCS,t とCI からCI+ R で示されるRの
参照コードを順次比較するための相関を計算する計算ス
テップである。すなわち、同期信号の周期Tがコードの
長さLの整数倍kと等しいと仮定した場合、Rの相関計
算は残りのk−1の周期Lの間になされ、それは、直交
コード生成器の速さ及び相関手段の早さを調整すること
により実現され、それは適応フィルタに計算の実行レー
トのタイミングで供給する。・K2は、コードCS,t が
参照コードCI のうちの1つと相関するということを示
す相関ピークを検出するレベル検出ステップである。・
K3は、全ての参照コードCI の中で検出されたコード
の識別子を格納するステップである。そして、その方法
は、ステップK0において、時点t+Tにおいて送信さ
れた同期コードを取得する等ために再開され、シーケン
スの全てのエレメントが識別されるまで行われる。
る同期方法は、図5に示される。この方法の種々のステ
ップはブロックK0からK3によって表される。・K0
は、同期コードの位相τを回復し、コードCS,t を決定
するためにtの時点で送信されたコードCS,t を格納す
る適応フィルタの助けにより、パイロット信号を取得
し、有用な信号を格納するステップである。取得及び格
納の時間は同期コードの周期Lに対応する。・K1は、
次の同期信号の送信の前の残りの周期の時間の間、ステ
ップK0で使用されたものと同一の適応フィルタの助け
により、コードCS,t とCI からCI+ R で示されるRの
参照コードを順次比較するための相関を計算する計算ス
テップである。すなわち、同期信号の周期Tがコードの
長さLの整数倍kと等しいと仮定した場合、Rの相関計
算は残りのk−1の周期Lの間になされ、それは、直交
コード生成器の速さ及び相関手段の早さを調整すること
により実現され、それは適応フィルタに計算の実行レー
トのタイミングで供給する。・K2は、コードCS,t が
参照コードCI のうちの1つと相関するということを示
す相関ピークを検出するレベル検出ステップである。・
K3は、全ての参照コードCI の中で検出されたコード
の識別子を格納するステップである。そして、その方法
は、ステップK0において、時点t+Tにおいて送信さ
れた同期コードを取得する等ために再開され、シーケン
スの全てのエレメントが識別されるまで行われる。
【0021】同期デバイス23を表す本発明の他の実施
例は図6の例により示される。それは、第1の入力に合
成同期信号同期を受信し、第2の入力に適応受動フィル
タ63のループバックされた出力を受信する、検証エレ
メント62により制御されるスイッチ61を有する。本
発明のこの実施例において、適応フィルタ63は、パイ
ロット信号Cp を取得するためにもっぱら使用される。
すなわち、コードの位相τを回復し、時点tにて送信さ
れた有用な信号CS,t を格納するために使用される。有
用な信号CS,t を格納する他の手段は種々のものが使用
できる。直交コード生成器64は、適応フィルタ62
に、コードCS に対応した他の参照コード(CI とCJ
で示される)とともに参照コードCp を供給し、2つの
ピーク検出器67及び68と接続された2つのシリアル
相関器65及び66に供給するために設けられる。求め
られるコードCS,t の位相τは既にコードCp に基づき
定められていると知っている場合、相関器65と66は
信号CS,t に生成された参照コードCI もしくはCJ を
かけ、コードの周期Lにわたって結果をまとめる。
例は図6の例により示される。それは、第1の入力に合
成同期信号同期を受信し、第2の入力に適応受動フィル
タ63のループバックされた出力を受信する、検証エレ
メント62により制御されるスイッチ61を有する。本
発明のこの実施例において、適応フィルタ63は、パイ
ロット信号Cp を取得するためにもっぱら使用される。
すなわち、コードの位相τを回復し、時点tにて送信さ
れた有用な信号CS,t を格納するために使用される。有
用な信号CS,t を格納する他の手段は種々のものが使用
できる。直交コード生成器64は、適応フィルタ62
に、コードCS に対応した他の参照コード(CI とCJ
で示される)とともに参照コードCp を供給し、2つの
ピーク検出器67及び68と接続された2つのシリアル
相関器65及び66に供給するために設けられる。求め
られるコードCS,t の位相τは既にコードCp に基づき
定められていると知っている場合、相関器65と66は
信号CS,t に生成された参照コードCI もしくはCJ を
かけ、コードの周期Lにわたって結果をまとめる。
【0022】図6を簡単にするために、この例では、可
能な参照コードの数は、同期信号SYNCの伝送周期の
終わりの前に残るコード周期の数のせいぜい2倍に等し
い。すなわち、1<R/k−1≦2である。各相関器
は、各新たな周期Lにおいて、第1 の入力で新たな生成
コードCI もしくはCJ を受信し、第2の入力におい
て、決定されるコードCS,t を受信する。そして、ピー
ク検出器67もしくは68のうちの1つによって相関ピ
ークが検出されるまで、2つの相関生成物がコードC
S,t と並行して作られる。検出器のうちの1つがコード
CS,t と参照コードC I もしくはCJ 間で相関ピークを
検出したとき、例えばコード生成器64により生成され
たこのコードの識別に基づきメモリ69の中で検出され
たコードCI もしくはCJ の識別のコピーのために、検
出エレメント62は、各ピーク検出器による検出の結果
を知らされる。
能な参照コードの数は、同期信号SYNCの伝送周期の
終わりの前に残るコード周期の数のせいぜい2倍に等し
い。すなわち、1<R/k−1≦2である。各相関器
は、各新たな周期Lにおいて、第1 の入力で新たな生成
コードCI もしくはCJ を受信し、第2の入力におい
て、決定されるコードCS,t を受信する。そして、ピー
ク検出器67もしくは68のうちの1つによって相関ピ
ークが検出されるまで、2つの相関生成物がコードC
S,t と並行して作られる。検出器のうちの1つがコード
CS,t と参照コードC I もしくはCJ 間で相関ピークを
検出したとき、例えばコード生成器64により生成され
たこのコードの識別に基づきメモリ69の中で検出され
たコードCI もしくはCJ の識別のコピーのために、検
出エレメント62は、各ピーク検出器による検出の結果
を知らされる。
【0023】従って、例により、受信機及びCDMA通
信システムが説明され、また、受信機とそのシステムの
送信局を同期させる方法も説明された。明らかに、実施
例の変形は本発明の範囲を逸脱せずになされ得る。
信システムが説明され、また、受信機とそのシステムの
送信局を同期させる方法も説明された。明らかに、実施
例の変形は本発明の範囲を逸脱せずになされ得る。
【図1】同期チャネルの構造を示す図である。
【図2】直接拡散スペクトラム信号を受信する本発明に
よる無線受信機の例である。
よる無線受信機の例である。
【図3】本発明の好ましい実施例における受信機を示
す。
す。
【図4】本発明によるCDMA通信システムを示す。
【図5】本発明による同期方法を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】本発明の他の実施例による受信機である。
21 アンテナ 22 ベースバンド変換器 23 同期デバイス 24 直交コード生成器 26 相関手段 28 ピーク検出手段 31 スイッチ 32 適応受動フィルタ 33 直交コード生成器 34 多重化器 35 制御エレメント 36 相関ピーク検出器 37 ループ 38 メモリ 41 受信機 43、45 無線基地局 61 スイッチ 62 検証エレメント 63 適応受動フィルタ 64 直交コード生成器 65、66 シリアル相関器 67、68 ピーク検出器 69 メモリ
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands
Claims (9)
- 【請求項1】 CDMA通信システムの送信局と同期を
とるための同期デバイスを有する受信機であって、該局
は周期T=kLで送信を行い、kは整数であり、長さL
及び位相τの周期的同期コードは、長さLのR個の直交
コードから選択されたコードCs によりコード化された
有用な信号に重ね合わされたパイロット信号Cp により
形成され、前記デバイスは、周期Lと等しい取得時間で
パイロット信号Cp を取得し、そこから同期位相τと決
定されるコードCs を含む有用な信号を取得する取得手
段を有する受信機において、 前記同期デバイスは、位相τを有するR個のコードを生
成する直交コード生成器と、ピーク検出手段と関連する
相関手段とを有し、該ピーク検出手段は、周期Tの終わ
りの前に残るk−1のコード周期Lの間に、コードCs
とR個の生成されたコード間の相関のRの生成物を、コ
ードCs を決定するために生成することを特徴とする受
信機。 - 【請求項2】 前記相関手段は、コード周期Lの間、R
/k−1の結果が整数であればその値と等しい数nの相
関生成物を、整数でなければ、その結果に1を加えたも
のの整数部分と等しい数nの相関生成物を提供するため
にコード生成器と共働することを特徴とする請求項1に
記載の受信機。 - 【請求項3】 前記直交コード生成器は、周期Lあたり
nコードのレートで相関手段に供給するためにR個の直
交コードを生成し、nは、R/k−1の結果が整数であ
ればその値と等しく、整数でなければ、その結果に1を
加えたものの整数部分と等しいことを特徴とする請求項
2に記載の受信機。 - 【請求項4】 前記パイロット信号Cp の取得手段は、
適応受動フィルタを有する請求項3に記載の受信機。 - 【請求項5】 前記相関手段は、第1の入力に決定され
るべきコードCs を受信でき、第2の入力では周期Lあ
たりnコードのレートで生成されたR個の生成コードを
受信できる前記適応フィルタを有し、 nは、R/k−1の結果が整数であればその値と等し
く、整数でなければ、その結果に1を加えたものの整数
部分と等しいことを特徴とする請求項4に記載の受信
機。 - 【請求項6】 前記相関手段はn個のピーク検出器に関
連するn個の相関器を有し、各相関器は、各新たな周期
Lにその入力において、直交コード生成器により生成さ
れた新たな生成コードと決定されるべきコードCs を受
信し、並行して、ピーク生成器のうちの1つにより相関
ピークが検出されるまでn個の相関生成物を計算するこ
とを特徴とする請求項4に記載の受信機。 - 【請求項7】 UMTS(Universal Mobile Telecommu
nications Syniversal Mobile Telecommunications Sys
tem)種類の標準に準拠した移動無線通信システムの基地
無線局と同期をとる同期デバイスを有し、有用な信号に
含まれるコードCs は、送信基地局を識別するためのM
の直交コードCS,I からCS,I+M の予め定められたシー
ケンスの要素であることを特徴とする請求項1ないし6
のうちいずれか1項に記載の受信機。 - 【請求項8】 少なくとも1つの受信機と複数の送信局
を有するCDMA通信システムであって、各局は周期T
=kLで送信を行い、kは整数であり、長さL及び位相
τの周期的同期コードは、長さLのR個の直交コードか
ら選択されたコードCs によりコード化された有用な信
号に重ね合わされたパイロット信号C p により形成さ
れ、前記受信機は、周期Lと等しい取得時間でパイロッ
ト信号C p を取得し、そこから同期位相τと決定される
コードCs を含む有用な信号を取得する取得手段を有す
る同期デバイスからなり、 前記デバイスは、位相τを有するR個のコードを生成す
る直交コード生成器と、ピーク検出手段と関連する相関
手段とを有し、該ピーク検出手段は、周期Tの終わりの
前に残るk−1のコード周期Lの間に、コードCs とR
個の生成されたコード間の相関のRの生成物を、コード
Cs を決定するために生成することを特徴とするCDM
A通信システム。 - 【請求項9】 CDMA通信システムの送信局と受信機
の同期をとる方法であって、該局は周期T=kLで送信
を行い、kは整数であり、長さL及び位相τの周期的同
期コードは、長さLのR個の直交コードから選択された
コードCs によりコード化された有用な信号に重ね合わ
されたパイロット信号Cp により形成され、前記方法
は、周期Lと等しい取得時間でパイロット信号Cp を取
得し、そこから同期位相τと決定されるコードCs を含
む有用な信号を取得する取得ステップを有し、 前記方法は、位相τを有するR個のコードを生成する直
交コードを生成するステップと、ピーク検出ステップと
関連する相関ステップとを有し、該ピーク検出ステップ
は、周期Tの終わりの前に残るのk−1のコード周期L
の間に、コードCs とR個の生成されたコード間のRの
相関生成物を、コードCs を決定するために生成するこ
とを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9815483A FR2786966A1 (fr) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | Recepteur, systeme de telecommunications cdma et procede de synchronisation d'un recepteur avec une station d'emission d'un tel systeme |
FR9815483 | 1998-12-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000209131A true JP2000209131A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=9533720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11348140A Pending JP2000209131A (ja) | 1998-12-08 | 1999-12-07 | 受信機、cdma通信システム、及び受信機をそのようなシステムの送信局と同期させる方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1009105A1 (ja) |
JP (1) | JP2000209131A (ja) |
KR (1) | KR20000047967A (ja) |
CN (1) | CN1260651A (ja) |
FR (1) | FR2786966A1 (ja) |
TW (1) | TW461199B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7602840B2 (en) | 2001-08-09 | 2009-10-13 | Qualcomm Incorporated | Acquisition of a gated pilot |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002015409A1 (en) * | 2000-08-18 | 2002-02-21 | Samsung Electronics Co., Ltd | Channel coding/decoding apparatus and method for a cdma mobile communication system |
US6744747B2 (en) | 2001-08-22 | 2004-06-01 | Qualcomm, Incorporated | Method & apparatus for W-CDMA handoff searching |
CN1493124A (zh) * | 2001-10-18 | 2004-04-28 | 连宇通信有限公司 | Cdma通信系统下行链路同步捕获方法和装置 |
WO2003047117A2 (en) | 2001-11-29 | 2003-06-05 | Interdigital Technology Corporation | System and method using primary and secondary synchronization codes during cell search |
US7813311B2 (en) | 2002-02-05 | 2010-10-12 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for synchronizing base stations |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5103459B1 (en) * | 1990-06-25 | 1999-07-06 | Qualcomm Inc | System and method for generating signal waveforms in a cdma cellular telephone system |
-
1998
- 1998-12-08 FR FR9815483A patent/FR2786966A1/fr not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-11-29 EP EP99204013A patent/EP1009105A1/fr not_active Withdrawn
- 1999-12-04 CN CN99115981A patent/CN1260651A/zh active Pending
- 1999-12-07 KR KR1019990055474A patent/KR20000047967A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-12-07 JP JP11348140A patent/JP2000209131A/ja active Pending
- 1999-12-29 TW TW088123214A patent/TW461199B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7602840B2 (en) | 2001-08-09 | 2009-10-13 | Qualcomm Incorporated | Acquisition of a gated pilot |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20000047967A (ko) | 2000-07-25 |
EP1009105A1 (fr) | 2000-06-14 |
CN1260651A (zh) | 2000-07-19 |
FR2786966A1 (fr) | 2000-06-09 |
TW461199B (en) | 2001-10-21 |
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