JPH11275057A - Cdma拡散符号位相同期方法 - Google Patents

Cdma拡散符号位相同期方法

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JPH11275057A
JPH11275057A JP10077782A JP7778298A JPH11275057A JP H11275057 A JPH11275057 A JP H11275057A JP 10077782 A JP10077782 A JP 10077782A JP 7778298 A JP7778298 A JP 7778298A JP H11275057 A JPH11275057 A JP H11275057A
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cdma
base station
terminal
station
spread code
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JP10077782A
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Fumiaki Nagase
文昭 永瀬
Hiroshi Kazama
宏志 風間
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、CDMA拡散符号位相同期方法に
おいて、基地局と各端末局との間の初期同期の確立まで
に要する時間の短縮を可能にするとともに、複数の端末
局が同一の拡散符号を用いる場合の信号誤りの発生確率
を低減することを目的とする。 【解決手段】 符号分割多元接続により互いに通信を行
う基地局と複数の端末局とを用いて、基地局から複数の
端末局に対して、時間基準情報D0を含む基準信号を同
時に送信し、各端末局では、基地局から送信された前記
基準信号を受信して時間基準情報D0を検出し、各端末
局が時間基準情報D0を検出したタイミングに基づいて
各端末局が基地局に送信するCDMA信号の拡散符号の
位相を決定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(CDMA:Code Division Multiple Access)により
通信を行う基地局と複数の端末局との間の通信に利用さ
れるCDMA拡散符号位相同期方法に関し、特に、端末
局が送信するCDMA拡散符号位相の同期確立に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、直接拡散CDMA通信方式にお
いては、送信側の装置では、一次変調器により搬送波を
送信データで一次変調した後、一次変調器の出力を拡散
符号で二次変調する。拡散符号には、ビットレートが送
信データよりも十分に早いPN(Pseudo Noise:疑似雑
音)符号などが用いられる。二次変調により送信波の周
波数スペクトルが拡散されるため、単位周波数あたりの
電力密度が低下する。
【0003】受信側では、逆拡散符号を生成し、送信側
の拡散符号と前記逆拡散符号との相関検出を実施して、
送信側の拡散符号と対応する逆拡散符号を探し出す。そ
して、受信した信号を逆拡散符号を用いて二次復調し、
更に一次復調を実施して送信データを再生する。CDM
A通信方式においては、互いに異なる拡散符号を用いる
ことにより、同じ周波数帯域内に同時に複数の通信チャ
ネルを確保できる。複数の通信チャネルの信号は拡散符
号によって区別される。
【0004】また、符号の内容が同一の拡散符号であっ
ても、位相が互いに異なる拡散符号は別の信号として区
別される。従って、同じ周波数帯域を同時に使用する複
数の端末局に同一の拡散符号が割り当てられる場合もあ
る。従来より、CDMA通信方式を用いて複数の端末局
が同時に基地局に多元接続する場合、各端末局は独自の
タイミングでCDMA拡散符号の位相を決定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、各端
末局が独自のタイミングで拡散符号の位相を決定して基
地局へCDMA信号を送信するため、基地局においては
受信した各端末局からの拡散符号の位相が容易には判別
できない。従って、基地局はそれぞれの端末局に対して
独立に拡散符号の位相同期をとる必要があり、初期同期
の確立までに時間を要するという問題がある。
【0006】また、複数の端末局が同一の拡散符号を用
いるCDMA通信システムの場合には、各端末局におい
て拡散符号の位相が独自に決定されるため、複数の端末
局からの拡散符号の位相が重なる可能性がある。複数の
端末局から送出された同一の拡散符号の位相が重なる
と、受信側の二次復調における相関検出では、複数の拡
散符号を区別できないので、複数の端末局からの信号を
分離できない。従って、基地局は拡散符号の位相が重な
った複数の端末局からの信号を廃棄せざるを得ない。こ
れにより信号誤りが発生する。
【0007】本発明は、CDMA拡散符号位相同期方法
において、基地局と各端末局との間の初期同期の確立ま
でに要する時間の短縮を可能にするとともに、複数の端
末局が同一の拡散符号を用いる場合の信号誤りの発生確
率を低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のCDMA拡散
符号位相同期方法は、符号分割多元接続により通信を行
う基地局と複数の端末局とを用いて、基地局から複数の
端末局に対して、時間基準情報を含む基準信号を同時に
送信し、各端末局では、基地局から送信された前記基準
信号を受信して、該基準信号に含まれる時間基準情報を
検出し、各端末局が前記時間基準情報を検出したタイミ
ングに基づいて、各端末局が基地局に送信するCDMA
信号の拡散符号の位相を決定することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、基地局が複数の端末局に
同時に送信する基準信号に時間基準情報が含まれている
ので、基地局を利用する全ての端末局が基地局のタイミ
ングを認識できる。各端末局は、検出した基地局のタイ
ミングに同期するように、それぞれの端末局が送出する
信号のCDMA拡散符号の位相を決定し、そのCDMA
拡散符号で拡散されたCDMA信号を基地局に送出する
ことができる。
【0010】従って、基地局において受信されるCDM
A信号の拡散符号の初期同期確立が容易になる。例え
ば、複数の端末局から基地局に到来するCDMA信号の
拡散符号の位相が互いに同期している場合には、基地局
は端末局毎に拡散符号と逆拡散符号との位相合わせを繰
り返す必要がなくなるので、初期同期の確立に要する所
要時間が短縮される。
【0011】また、複数の端末局が同一の拡散符号を用
いる場合には、複数の端末局から基地局に届くCDMA
信号の拡散符号の位相が互いに1チップ分以上ずれるよ
うに各端末局が拡散符号の位相を決定できる。従って、
複数の端末局の拡散符号の位相が重なるのを回避でき
る。請求項2は、請求項1記載のCDMA拡散符号位相
同期方法において、各端末局は、それに予め割り当てら
れた固有の遅延時間と、各端末局が前記時間基準情報を
検出したタイミングとに基づいて、各端末局が基地局に
送信するCDMA信号の拡散符号の位相を決定すること
を特徴とする。
【0012】例えば衛星通信システムでは、衛星上の中
継局を介して1つの基地局を利用する複数の端末局間の
位置に大きな違いが生じる。従って、基地局と端末局と
の間の伝送遅延時間には端末局毎に大きな差が生じる。
このため、基地局が時間基準情報を同報で送信しても、
各端末局が時間基準情報を受信するタイミングは一致し
ない。
【0013】本発明では、各端末局毎に予め割り当てら
れた固有の遅延時間を用いて拡散符号の位相を決定する
ので、伝送遅延時間の影響を考慮して位相を決定するこ
とができる。各端末局には、基地局の位置と端末局の位
置から求められる伝送遅延時間を補償するような固有の
遅延時間が割り当てられる。請求項3は、請求項1記載
のCDMA拡散符号位相同期方法において、複数の端末
局が互いに異なるCDMA拡散符号を用いる場合に、基
地局が受信する信号に含まれる前記複数の端末局からの
CDMA拡散符号の位相が互いに一致するように、各端
末局の位置と基地局の位置とで定まる信号の伝搬遅延時
間と、各端末局が前記時間基準情報を検出したタイミン
グとに基づいて、各端末局が基地局に送信するCDMA
信号の拡散符号の位相を決定することを特徴とする。
【0014】基地局を利用する複数の端末局が互いに異
なるCDMA拡散符号を用いる場合には、位相が同一で
あっても複数の端末局からのCDMA信号を互いに分離
できる。基地局が受信する複数のCDMA信号の位相が
同一の場合、基地局は端末局毎に逆拡散符号の位相の調
整をする必要がない。従って、初期同期の確立に要する
所要時間が短縮される。
【0015】請求項4は、請求項1記載のCDMA拡散
符号位相同期方法において、基地局が受信する信号に含
まれる前記複数の端末局からのCDMA拡散符号の位相
が互いに1チップ分(単位符号)以上ずれるように、各
端末局の位置と基地局の位置とで定まる信号の伝搬遅延
時間と、各端末局が前記時間基準情報を検出したタイミ
ングとに基づいて、各端末局が基地局に送信するCDM
A信号の拡散符号の位相を決定することを特徴とする。
【0016】基地局を利用する複数の端末局が互いに同
じCDMA拡散符号を用いる場合には、位相が同一であ
ると基地局は複数の端末局からのCDMA信号を分離で
きない。しかし、複数のCDMA信号の拡散符号が互い
に1チップ分ずれていれば、それらの分離は可能であ
る。本発明によれば、位相が互いに1チップ分以上ずれ
るように各端末局が基地局に送信するCDMA信号の拡
散符号の位相を決定するので、複数の端末局が互いに同
じCDMA拡散符号を用いる場合でも、基地局は受信さ
れる複数のCDMA信号を分離できる。
【0017】請求項5は、請求項4記載のCDMA拡散
符号位相同期方法において、各端末局が基地局に送信す
るCDMA信号の拡散符号の位相を決定した後で、複数
の端末局が互いに同一のCDMA拡散符号を用いること
を特徴とする。位相が互いに1チップ分以上ずれるよう
に各端末局が基地局に送信するCDMA信号の拡散符号
の位相を決定した後は、複数の端末局が互いに同一のC
DMA拡散符号を用いても基地局はそれらの端末局から
のCDMA信号を互いに分離できる。
【0018】互いに異なるCDMA拡散符号を利用して
いる複数の端末局のCDMA拡散符号を同一の符号に統
一することにより、符号の有効利用が可能になる。ま
た、基地局では逆拡散符号の切替が不要になるため制御
が容易になる。請求項6は、請求項3,請求項4又は請
求項5の何れか記載のCDMA拡散符号位相同期方法に
おいて、所定の測位装置を用いて端末局の位置を測定
し、測定の結果得られた端末局の位置と基地局の位置と
に基づいて、前記伝搬遅延時間を計算により求めること
を特徴とする。
【0019】一般に、基地局の位置は予め知ることがで
きるが、端末局は移動する場合が多い。端末局が移動す
ると、基地局と端末局との間の伝搬遅延時間が変化する
ので、基地局に届くCDMA信号の拡散符号の位相がず
れる。本発明では、端末局の位置を測定し、測定の結果
得られた端末局の位置と基地局の位置とに基づいて伝搬
遅延時間を求めるので、端末局の移動によって生じる拡
散符号の位相ずれを補正できる。
【0020】請求項7は、請求項1記載のCDMA拡散
符号位相同期方法において、端末局が基地局に送信する
信号の繰り返し周期を表すフレームの区切り毎の各タイ
ミングに同期して、各端末局が基地局に送信するCDM
A信号の拡散符号の位相を初期化することを特徴とす
る。本発明では、端末局が基地局に送信する信号のフレ
ームの区切り毎に拡散符号の位相を初期化するので、時
間の経過に伴って拡散符号の位相ずれが生じるのを防止
できる。
【0021】請求項8は、請求項1記載のCDMA拡散
符号位相同期方法において、端末局が基地局に送信する
CDMA信号の拡散符号の長さがフレームの長さよりも
長い場合には、拡散符号の途中であっても、フレームの
区切りに同期して拡散符号の位相を初期化することを特
徴とする。本発明では、端末局が基地局に送信する信号
のフレームの区切り毎に拡散符号の位相を初期化するの
で、時間の経過に伴って拡散符号の位相ずれが生じるの
を防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜図10に示す。この形態は全ての請求項に対応する。
図1は、本発明のCDMA拡散符号位相同期方法を実施
するシステムの端末局と基地局の構成例を示すブロック
図である。図2は、図1の端末局10の制御装置17に
おける動作の主要部を示すフローチャートである。図3
は、図2のステップS14の処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【0023】図4は、送信する拡散符号の位相を決定す
る動作モードMSが0の場合の動作を示すタイムチャー
トである。図5は、動作モードMSが1の場合の動作を
示すタイムチャートである。図6は、動作モードMSが
2〜4の場合の動作を示すタイムチャートである。図7
は、動作モードMSが2の場合の動作を示すタイムチャ
ートである。図8は、動作モードMSが3又は4の場合
の動作を示すタイムチャートである。図9は、基地局と
端末局との配置例を示すブロック図である。図10は、
基地局と端末局との配置例を示すブロック図である。
【0024】本発明のCDMA拡散符号位相同期方法を
実施するシステムにおいては、端末局と基地局が図9又
は図10に示すように配置される。すなわち、1つの基
地局を複数の端末局が利用する。端末局から基地局に無
線信号を送る際に符号分割多元接続(CDMA)通信を
実施する。基地局から端末局に無線信号を送る際には、
時分割多重(TDM)信号などが送信される。
【0025】図1に示すように、端末局10はCDMA
送信装置11,受信装置16,制御装置17,アンテナ
18,GPS受信装置31及びGPSアンテナ32を備
えている。CDMA送信装置11は、一次変調器12,
二次変調器13,拡散符号発生器14及び電力増幅器1
5を備えている。一次変調器12は、それに入力される
搬送波を送信データで変調した一次変調波を出力する。
二次変調器13は、一次変調器12が出力する一次変調
波を拡散符号発生器14が出力する拡散符号によって変
調した二次変調波を出力する。
【0026】拡散符号発生器14が出力する拡散符号
は、送信データに比べて十分に早いビットレートを有す
る時系列信号であり、PN符号などで構成される。二次
変調器13が出力する二次変調波の周波数スペクトル
は、拡散符号によって拡散される。従って、単位周波数
あたりの電力密度が低下する。二次変調器13が出力す
る二次変調波は、電力増幅器15で増幅されアンテナ1
8から無線信号として送信される。基地局20から送信
される無線信号は、アンテナ18で受信され、受信装置
16で受信データに復調される。
【0027】GPS受信装置31は、GPSアンテナ3
2を介してGPS(Global Positioning System)の衛
星からの電波を受信して、端末局10の位置を測定す
る。制御装置17は、受信装置16が出力する受信デー
タと、予め指定された動作モードMSと、GPS受信装
置31から出力される位置情報とに基づいて拡散符号発
生器14が出力する拡散符号の種類と位相、並びにCD
MA送信装置11が送出する信号の送出タイミングを制
御する。
【0028】制御装置17に入力される動作モードMS
は、端末局10に備えた図示しないスイッチにより切り
替えることができる。この例では、動作モードMSの値
として0,1,2,3及び4を指定できる。制御装置1
7は、指定された動作モードMSの値に応じた制御を実
施する。なお、動作モードMSは予め固定してもよい。
また、GPSアンテナ32及びGPS受信装置31の装
着を省略してもよいし、代わりに別の位置検出装置を制
御装置17に接続してもよい。
【0029】図1に示すように、基地局20にはCDM
A受信装置21,制御装置26,送信装置27及びアン
テナ28が備わっている。CDMA受信装置21には、
フロントエンド22,二次復調器23,逆拡散符号発生
器24及び一次復調器25が備わっている。
【0030】端末局10から無線信号として送出される
CDMA信号は、アンテナ28で受信され、CDMA受
信装置21に入力される。CDMA受信装置21に入力
されるCDMA信号は、フロントエンド22で増幅など
の処理を受けた後、二次復調器23に入力される。二次
復調器23は、逆拡散符号発生器24が出力する逆拡散
符号の種類及び位相を変更しながら、逆拡散符号と入力
されるCDMA信号の拡散符号との相関を調べて、拡散
符号と一致する逆拡散符号を識別する。一致が検出され
た逆拡散符号を用いてCDMA信号の逆拡散を実施する
ことにより、二次復調波が二次復調器23の出力に得ら
れる。
【0031】一次復調器25は、二次復調器23が出力
する二次復調波を復調して一次復調波、すなわち受信デ
ータを再生する。基地局20の送信データは、制御装置
26,送信装置27及びアンテナ28を介して、無線信
号として各端末局10に送信される。端末局10から基
地局20に送られるCDMA信号の拡散符号の種類及び
/又は位相が未知である場合には、基地局20の二次復
調器23において、受信したCDMA信号の拡散符号と
種類及び位相が一致する逆拡散符号を検索するのに長い
時間がかかる。
【0032】すなわち、CDMA信号の初期同期の確立
に要する所要時間が長い。図1に示す端末局10及び基
地局20は、次に説明するように、前記所要時間を短縮
するのに効果的な制御を実施する。基地局20が送出す
る送信データは、例えば図4に示すように予め定めたフ
レーム毎に区分されている。各フレームには、時間基準
情報D0と各チャネルの送信情報D1,D2,D3,・
・・とが含まれている。
【0033】各フレームの先頭に配置された時間基準情
報D0は、基地局20からそれを利用する全ての端末局
に対して同報的に送出される。すなわち、全ての端末局
は、基地局20から送られる信号の受信データの中から
時間基準情報D0を抽出することができる。また、全て
の端末局は実質上同時に時間基準情報D0を検出でき
る。
【0034】また、端末局10は各フレームの信号の中
から、自局に割り当てられたチャネルの送信情報(図4
の例ではD3)を抽出して取得する。端末局10は、基
地局20から送られた時間基準情報D0を検出したタイ
ミングを基準にして送信制御を実施する。端末局10の
制御装置17が実行する制御の内容について、図2を参
照して説明する。
【0035】ステップS10では指定された動作モード
MSの値を識別する。この例では動作モードMSの値は
0〜4の範囲内にある。動作モードMSの値が2,3又
は4の場合には、ステップS11からS12に進み、ス
テップS12及びS13を実行する。ステップS12で
は、端末局10の自局位置を検出する。まず、GPS受
信装置31による位置の測定が可能か否かを調べ、可能
であれば図示しないGPS衛星からの電波をGPSアン
テナ32及びGPS受信装置31で受信して自局位置の
測定を実施する。
【0036】GPS受信装置31が制御装置17に接続
されていない場合や、利用できるGPS衛星の数が不足
する場合のように位置の測定ができない場合には、予め
制御装置17の内部メモリに記憶している自局位置情報
を読み出して測定結果の代わりに利用する。ステップS
13では、基地局20の位置及び端末局10の自局位置
から求められる両者の距離と電波の伝搬速度とに基づい
て基地局20と端末局10との間の信号の伝搬遅延時間
ΔTを算出する。
【0037】端末局10の位置としてはステップS12
で求めた自局位置の情報を用いる。また、基地局20の
位置は固定なので、予め取得した基地局20の位置情報
を制御装置17の内部メモリから読み出して基地局20
の位置として利用する。また、図10に示すように衛星
を中継局として用いる場合であっても、衛星が静止衛星
であるかもしくはその軌道が既知である場合には、中継
局の位置がわかるので、伝搬遅延時間ΔTを算出でき
る。
【0038】ステップS14では、動作モードMSの値
に応じて待ち時間Twを決定する。例えば、動作モード
MSの値が0の場合には、図3に示すステップS35で
待ち時間Twが0にセットされる。ステップS15で
は、端末局10の受信装置16が受信した受信データを
監視して、受信データから時間基準情報D0を抽出す
る。時間基準情報D0を検出すると、ステップS16を
通ってステップS17に進む。
【0039】ステップS17では制御装置17の内部タ
イマをスタートし、次のステップS18に進む。内部タ
イマをスタートしてから前記待ち時間Twを経過する
と、ステップS19に進む。なお、待ち時間Twが0の
場合にはステップS16で時間基準情報D0を検出する
と直ちにステップS19に進む。ステップS19では、
拡散符号発生器14を制御してそれの出力する拡散符号
の位相を初期化するとともに、CDMA送信装置11か
らのCDMA信号の送出を開始する。
【0040】ステップS15〜S19の処理は繰り返し
実行される。つまり、ステップS19でCDMA信号の
送出を開始した後は、ステップS16で時間基準情報D
0を検出する度にステップS19で拡散符号の位相を初
期化する。従って、動作モードMSの値が0の場合に
は、図4に示すように基地局20からの送信データに含
まれる時間基準情報D0を検出した時に端末局10の拡
散符号の位相が予め定めた位相に初期化され、それと同
時に拡散符号及びそれによって二次変調されたCDMA
信号の出力が開始される。
【0041】図4に示す例では、基地局20の送信デー
タの1フレームの長さに比べて、端末局10の拡散符号
の1符号列の長さが短い(時間が短い)。従って、端末
局10が使用する拡散符号については、位相がフレーム
の先頭位置で時間基準情報D0によって初期化された
後、同じ拡散符号が位相の補正なしに繰り返し使用され
る。そして、次フレームの先頭で時間基準情報D0が現
れると、拡散符号の位相が再び初期化される。
【0042】しかし、基地局20の送信データの1フレ
ームの長さに比べて、1符号列の長さが長い拡散符号を
端末局10が使用する場合には、1符号列の最後に達す
る前に次フレームの時間基準情報D0が現れるため、1
符号列が終了する前にそれの位相は再び初期化される。
動作モードMSの値が0の場合には、各々の端末局は図
4に示すように時間基準情報D0の現れた直後に拡散符
号の位相を初期化してCDMA信号の出力を開始するの
で、基地局20と端末局10との間の信号の伝搬遅延時
間が、いずれの端末局でも同じと仮定すれば、基地局2
0には全ての端末局からのCDMA信号が同時に届くこ
とになる。また、全てのCDMA信号は拡散符号の位相
が揃った状態で基地局20に届く。
【0043】例えば、基地局20と端末局との距離が近
い場合には、基地局20と端末局との間の信号の伝搬遅
延時間は、いずれの端末局でもほぼ同じになる。従っ
て、伝搬遅延時間を考慮しなくてもCDMA信号の拡散
符号の位相を揃えることができる。各端末局から基地局
20に到来するCDMA信号の拡散符号の位相が揃って
いる場合には、基地局20の二次復調器23において逆
拡散符号の位相調整を端末局毎に個別に行う必要がない
ため、各端末局の拡散符号と基地局20の逆拡散符号と
を短時間で同期させうる。
【0044】次に、動作モードMSの値が1の場合に
は、図3に示すステップS36において待ち時間Twに
固有遅延時間Toの値がセットされる。この固有遅延時
間Toの値は、各々の端末局に予め個別に定められる固
有の時間であり、端末局毎に少しずつ違う値が割り当て
られる。この例では、固有遅延時間Toの値は端末局1
0の制御装置17の内部メモリに保持されているので、
図3のステップS36では、内部メモリから読み出した
固有遅延時間Toの値を待ち時間Twとしてセットす
る。
【0045】従って、動作モードMSの値が1の場合に
は、図5に示すように、端末局10は基地局20からの
時間基準情報を検出してから固有遅延時間To(Twと
同じ)を経過したときに、拡散符号の位相を初期化する
とともに、その拡散符号で二次変調されたCDMA信号
の送出を開始する。動作モードMSの値が1の場合に
は、基地局20と端末局との間の信号の伝搬遅延時間
が、いずれの端末局でも同じと仮定すれば、基地局20
には全ての端末局からのCDMA信号は固有遅延時間T
oの違いに応じて拡散符号の位相が少しずつずれた状態
で基地局20に届く。
【0046】各端末局から基地局20に到来するCDM
A信号の拡散符号の位相が一致する場合には、基地局2
0の二次復調器23において逆拡散符号の位相調整を端
末局毎に個別に行う必要がない。そのため、端末局10
の拡散符号と基地局20の逆拡散符号とを短時間で同期
させうる。次に、動作モードMSの値が2の場合には、
図3のステップS37において次式の計算を行って待ち
時間Twを決定する。
【0047】Tw=Td−2・ΔT ・・・(1) 時間Tdは、予め定められる遅延時間であり、全ての端
末局及び基地局20は時間Tdとして同じ値を保持す
る。時間ΔTは、図2のステップS13で算出される伝
搬遅延時間ΔTを意味する。動作モードMSの値が2の
場合には、図6に示すように、端末局10が受信データ
の時間基準情報D0を検出してから、待ち時間Twを経
過したときに、拡散符号の位相を初期化するとともに、
それに同期してCDMA信号の送出を開始する。
【0048】図6に示すように、基地局20が時間基準
情報D0を送出してから端末局10が受信データの時間
基準情報D0を検出するまでには、伝搬遅延時間ΔTに
相当する遅延が発生する。同様に、端末局10が拡散符
号の位相を初期化してCDMA信号の送出を開始してか
ら、このCDMA信号が基地局20に到達するまでに、
伝搬遅延時間ΔTに相当する遅延が発生する。
【0049】つまり、遅延が発生しないと仮定して、端
末局10が受信した時間基準情報D0に同期したタイミ
ングでCDMA信号を送出すると、基地局20では予定
の時間よりも伝搬遅延時間ΔTの2倍の遅延時間だけ遅
れてCDMA信号が受信される。また、伝搬遅延時間Δ
Tが端末局毎に異なる場合には、基地局20に各CDM
A信号が到着する時間も端末局毎に変化する。
【0050】そこで、上記第1式においては、予め定め
た時間Tdから伝搬遅延時間ΔTの2倍の遅延時間を差
し引いてある。このため、端末局10が受信データの時
間基準情報D0を検出してから第1式で算出された待ち
時間Twを経過した時にCDMA信号を送出すると、基
地局20には、時間基準情報D0を送出してから前記時
間Tdを経過したときに、全ての端末局からのCDMA
信号の先頭が同時にかつ同位相で到着する。
【0051】図7に示す例では、第1の端末局における
伝搬遅延時間ΔT(1)と第2の端末局における伝搬遅延
時間ΔT(2)とが異なっている。しかし、前記第1式に
基づいて遅延時間相当の補正を実施した待ち時間Twに
より第1の端末局及び第2の端末局がそれぞれの送信タ
イミングを調整するので、基地局20には同時に第1の
端末局からのCDMA信号と第2の端末局からのCDM
A信号が到着する。
【0052】基地局20が時間基準情報D0を送出して
から前記時間Tdを経過したときに基地局20にCDM
A信号が到着するので、基地局20においては端末局1
0からのCDMA信号が到着する時間を予め知ることが
できる。上記のように、動作モードMSの値が2の場合
には、各端末局10の伝搬遅延時間ΔTが互いに異なる
場合であっても、各端末局からのCDMA信号が同時に
かつ同位相で基地局20に到着するように制御される。
【0053】また、図10に示すように衛星を中継局と
して利用するために伝搬遅延時間ΔTが比較的大きくな
る通信システムであっても、CDMA信号の到着時間及
び拡散符号の位相を揃えることができる。更に、GPS
受信装置31を利用して端末局10の位置を測定する場
合には、端末局10が広い範囲にわたって移動する移動
局であっても、基地局20に到着するCDMA信号の到
着時間及び拡散符号の位相を正確に揃えることができ
る。
【0054】但し、動作モードMSの値が2の場合に
は、基地局20において各々の端末局10からの複数の
CDMA信号の分離を可能にするためには、各々の端末
局10が互いに異なる拡散符号を使用する必要がある。
動作モードMSの値が3または4の場合には、図3のス
テップS39で次式の計算を実施して前記待ち時間Tw
を決定する。
【0055】 Tw=Td+N・Tc−2・ΔT ・・・(2) 第2式の時間Tdは、予め定められる遅延時間であり、
全ての端末局及び基地局20は時間Tdとして同じ値を
保持する。時間ΔTは、図2のステップS13で算出さ
れる伝搬遅延時間ΔTを意味する。また、第2式のNは
各々の端末局に予め個別に定められた端末番号(整数)
を意味する。この端末番号Nは、制御装置17の内部メ
モリに予め登録してある。ステップS38では、制御装
置17の内部メモリに保持された端末番号Nの値を読み
込む。第2式の時間Tcは、CDMA信号の符号の最小
単位を意味する1チップ(chip)相当の信号を送信するの
に要する時間であり定数である。
【0056】動作モードMSの値が2の場合と同様に、
動作モードMSの値が3又は4の場合には、図6に示す
ように、端末局10が受信データの時間基準情報D0を
検出してから、待ち時間Twを経過したときに、拡散符
号の位相を初期化するとともに、それに同期してCDM
A信号の送出を開始する。但し、待ち時間Twの大きさ
は(N・Tc)だけ動作モードMSの値が2の場合と比
べて大きくなる。従って、各端末局10からのCDMA
信号が基地局20に到着する時間は、各端末局10の端
末番号Nに応じて(N・Tc)だけ変化する。
【0057】各端末局の端末番号Nの値は互いに1以上
異なるので、各端末局10からのCDMA信号が基地局
20に到着する時間及び位相には、互いに1チップ(T
c)以上の差が生じる。各端末局10から送出されるC
DMA信号の位相が基地局20の位置で互いにずれて受
信されるので、各端末局10が使用する拡散符号が同一
か否かとは無関係に基地局20はそれぞれのCDMA信
号を分離できる。
【0058】動作モードMSの値が3の場合と4の場合
とで、各端末局10がCDMA信号を送出するタイミン
グ及び拡散符号の位相には違いはない。但し、動作モー
ドMSの値が4の場合には、図3のステップS39で待
ち時間Twを決定した後で、ステップS40を通りステ
ップS41に進む。ステップS41では、端末局10が
CDMA信号の生成に利用する拡散符号を、予め全ての
端末局10に統一的に割り当てられた符号に切り替え
る。つまり、動作モードMSの値が4の場合には、同一
の基地局20を利用する全ての端末局が同一の拡散符号
を使用してCDMA信号を生成する。
【0059】前述のように、動作モードMSの値が4の
場合には、各端末局10から送出されるCDMA信号の
位相が基地局20の位置で互いにずれて受信されるの
で、各端末局が使用する拡散符号が同一であっても基地
局20はそれぞれのCDMA信号を分離できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各端末局
は基地局から同報送信される信号の時間基準情報に同期
して拡散符号の位相を決定するので、基地局が受信する
各端末局からのCDMA信号の拡散符号の位相を互いに
同期させたり、所定量ずれるように制御できる。
【0061】したがって、基地局が拡散符号の位相同期
を各端末局毎に独立にとる必要がない。各端末局間の拡
散符号の位相差が特定の同期引き込み範囲内であれば、
一度に全端末局の同期が確立する。更に、端末局の位置
情報と基地局の位置情報から基地局と端末局との間の伝
搬時間を計算し、拡散符号の位相を補正することによ
り、同期引き込み範囲をさらに小さくすることができ
る。
【0062】また、拡散符号の位相を制度良く制御で
き、基地局において受信される信号の拡散符号の位相を
1チップ単位でずらすことが可能であるため、複数の端
末局が同一の拡散符号を用いるCDMA通信システムに
おいても、各端末局の信号を分離することが可能であ
り、スループットも向上する。また、伝搬遅延時間の大
きな衛星通信システムにおいては特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末局と基地局の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の端末局10の制御装置17における動作
の主要部を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップS14の処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図4】動作モードMSが0の場合の動作を示すタイム
チャートである。
【図5】動作モードMSが1の場合の動作を示すタイム
チャートである。
【図6】動作モードMSが2〜4の場合の動作を示すタ
イムチャートである。
【図7】動作モードMSが2の場合の動作を示すタイム
チャートである。
【図8】動作モードMSが3又は4の場合の動作を示す
タイムチャートである。
【図9】基地局と端末局との配置例を示すブロック図で
ある。
【図10】基地局と端末局との配置例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 端末局 11 CDMA送信装置 12 一次変調器 13 二次変調器 14 拡散符号発生器 15 電力増幅器 16 受信装置 17 制御装置 18 アンテナ 20 基地局 21 CDMA受信装置 22 フロントエンド 23 二次復調器 24 逆拡散符号発生器 25 一次復調器 26 制御装置 27 送信装置 28 アンテナ 31 GPS受信装置 32 GPSアンテナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号分割多元接続により通信を行う基地
    局と複数の端末局とを用いて、 基地局から複数の端末局に対して、時間基準情報を含む
    基準信号を同時に送信し、 各端末局では、基地局から送信された前記基準信号を受
    信して、該基準信号に含まれる時間基準情報を検出し、 各端末局が前記時間基準情報を検出したタイミングに基
    づいて、各端末局が基地局に送信するCDMA信号の拡
    散符号の位相を決定することを特徴とするCDMA拡散
    符号位相同期方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のCDMA拡散符号位相同
    期方法において、各端末局は、それに予め割り当てられ
    た固有の遅延時間と、各端末局が前記時間基準情報を検
    出したタイミングとに基づいて、各端末局が基地局に送
    信するCDMA信号の拡散符号の位相を決定することを
    特徴とするCDMA拡散符号位相同期方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のCDMA拡散符号位相同
    期方法において、複数の端末局が互いに異なるCDMA
    拡散符号を用いる場合に、基地局が受信する信号に含ま
    れる前記複数の端末局からのCDMA拡散符号の位相が
    互いに一致するように、各端末局の位置と基地局の位置
    とで定まる信号の伝搬遅延時間と、各端末局が前記時間
    基準情報を検出したタイミングとに基づいて、各端末局
    が基地局に送信するCDMA信号の拡散符号の位相を決
    定することを特徴とするCDMA拡散符号位相同期方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のCDMA拡散符号位相同
    期方法において、基地局が受信する信号に含まれる前記
    複数の端末局からのCDMA拡散符号の位相が互いに1
    チップ分以上ずれるように、各端末局の位置と基地局の
    位置とで定まる信号の伝搬遅延時間と、各端末局が前記
    時間基準情報を検出したタイミングとに基づいて、各端
    末局が基地局に送信するCDMA信号の拡散符号の位相
    を決定することを特徴とするCDMA拡散符号位相同期
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のCDMA拡散符号位相同
    期方法において、各端末局が基地局に送信するCDMA
    信号の拡散符号の位相を決定した後で、複数の端末局が
    互いに同一のCDMA拡散符号を用いることを特徴とす
    るCDMA拡散符号位相同期方法。
  6. 【請求項6】 請求項3,請求項4又は請求項5の何れ
    か記載のCDMA拡散符号位相同期方法において、所定
    の測位装置を用いて端末局の位置を測定し、測定の結果
    得られた端末局の位置と基地局の位置とに基づいて、前
    記伝搬遅延時間を計算により求めることを特徴とするC
    DMA拡散符号位相同期方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のCDMA拡散符号位相同
    期方法において、端末局が基地局に送信する信号の繰り
    返し周期を表すフレームの区切り毎の各タイミングに同
    期して、各端末局が基地局に送信するCDMA信号の拡
    散符号の位相を初期化することを特徴とするCDMA拡
    散符号位相同期方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のCDMA拡散符号位相同
    期方法において、端末局が基地局に送信するCDMA信
    号の拡散符号の長さがフレームの長さよりも長い場合に
    は、拡散符号の途中であっても、フレームの区切りに同
    期して拡散符号の位相を初期化することを特徴とするC
    DMA拡散符号位相同期方法。
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