JP5525905B2 - セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末 - Google Patents

セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5525905B2
JP5525905B2 JP2010104080A JP2010104080A JP5525905B2 JP 5525905 B2 JP5525905 B2 JP 5525905B2 JP 2010104080 A JP2010104080 A JP 2010104080A JP 2010104080 A JP2010104080 A JP 2010104080A JP 5525905 B2 JP5525905 B2 JP 5525905B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization code
wireless data
cell search
ssc
psc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010104080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011234220A (ja
Inventor
良之 江島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mobile Techno Corp
Original Assignee
Mobile Techno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mobile Techno Corp filed Critical Mobile Techno Corp
Priority to JP2010104080A priority Critical patent/JP5525905B2/ja
Publication of JP2011234220A publication Critical patent/JP2011234220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5525905B2 publication Critical patent/JP5525905B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明はセルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末に関し、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;周波数分割多元接続)移動体通信システムにおける移動局に適用し得るものである。
OFDM方式は、3G無線インタフェースの規格であるLTE(Long Term Evolution)など、各種の規格に採用されている。OFDM移動体通信システムにおける移動局では、電源の立上げ時や、ハンドオーバに入る直前や、通信待ち受け時における間欠受信モードや、TDD(Time Division Duplexing;時分割複信)における送信時間と受信時間との間(GAP)では、パスロスが小さいセルを検出するセルサーチを行い、検出セルに係る基地局との間でパスを確立したり、周辺セルを確認したりする。LTEでは、セルサーチのために、第1同期チャネル(Primary Synchronization Channel)及び第2同期チャネル(Secondary Synchronization Channel)のコード(シグナル)を利用する(非特許文献1参照)。以下の説明においては、適宜、第1同期チャネルのコード(第1同期コード)を「PSC」と呼び、第2同期チャネルのコード(第2同期コード)を「SSC」と呼ぶこととする。
以上のような2種類の同期用コード(PSC、SSC)を用いたセルサーチは、2段階の処理を行う(特許文献1、非特許文献1参照)。LTEでは、10ms無線フレームが、前半及び後半の5msに分割でき、5ms周期でPSC及びSSCが挿入されているが、PSCでは前半、後半を判別できず、SSCによって前半か後半かを判別することができる。LTEでは、SSCの直後にPSCが出現するようになされている。
図5は、2段階のセルサーチを行う従来のセルサーチ装置を含む移動局(無線通信端末)の要部構成を示すブロック図である。図5は、セルサーチの面から見た主要部を書き出している。
図5において、図示しない基地局が放射した電波を受信アンテナ2が捕捉し、それにより得られた高周波信号(マルチキャリア信号)は受信部3によってディジタル信号(以下、無線データと呼ぶ)に変換された後、セルサーチ装置1に与えられる。
セルサーチ装置1は、PSC検出部11及びSSC検出部12を有する。PSC及びSSCは、各セルのシステム周波数帯域幅によらずに中心周波数の6個のリソースブロックを用いて5msごとに送信される。
PSC検出部11は、システムで定義された各中心周波数(キャリア周波数)候補の無線データと、所定種類数のPSC系列との相関を時間領域で検出する。接続すべきセルの中心周波数で、セルが属するセル番号グループに対応したPSC系列との相関検出結果は、PSCが5ms毎に送信されるため、5ms毎にピークを有する。PSC検出部11は、この相関ピークを検出することによって、接続すべきセルの、キャリア周波数、PSCの受信タイミング(5msレベルの時間同期)、及び、セル番号グループを検出する。
SSC検出部12は、検出されたPSCの受信タイミングに基づいて、SSCの受信タイミングでの無線データとSSC系列との相関を検出する。この相関検出は、FFT(高速フーリエ変換)後の周波数領域の信号に対して実行される。SSC検出部12は、最大の相関値をとるSSC系列から、10msの無線フレーム同期を検出し、セル番号を同定する。
図6は、電源の立上げ時やハンドオーバに入る直前に行う従来のセルサーチでの処理の流れを示す説明図である。図6は、PSC検出部11及びSSC検出部12がそれぞれ2回の相関検出を行う場合を示している。
PSC検出部11が相関検出するときには、無線データにおけるPSCの時間軸上の位置が不明であるため、PSCの挿入周期である5msを相関処理期間として、予め定められている回数(図6の例では2回)だけPSC系列に対する相関値の算出処理を行う。PSC検出部11は、所定回数の期間でそれぞれ得られた相関値を統合して(例えば、平均値を得る)得られた系列に基づいて、キャリア周波数、PSCの受信タイミング、及び、セル番号グループを検出するPSC検出処理を実行する。このPSC検出処理にもある程度の時間がかかる。
SSC検出部12は、検出されたPSCの受信タイミングに基づいて、SSCの受信タイミングが分かったので、その後の予め定められている回数(図6の例では2回)だけSSC系列に対する相関値の算出処理を行う。最初の算出処理と次の算出処理との間には、SSCの周期である5msの時間差が生じる。SSC検出部12は、所定回数の期間で、それぞれ得られた相関値を統合して(例えば、平均値を得る)得られた系列に基づいて、10msの無線フレーム同期を検出し、セル番号を同定するSSC検出処理を実行する。このSSC検出処理にもある程度の時間がかかる。
特開2008−118309
服部武編著、「OFDM/OFDMA教科書」、株式会社インプレスR&D2008年9月初版発行、第9章9.4節
従来のセルサーチ方法では、PSC検出処理やSSC検出処理に要する時間を抑えたとしても、セルサーチ時間に要する全体の時間が長くなり、セルサーチを高速で行うことができなかった。
図6の例では、PSC系列の1回目の相関値算出に5ms、PSC系列の2回目の相関値算出に5ms、PSC検出処理にαms、SSC系列の1回目の相関値算出を開始するまでに要する時間が最小0ms〜最大5ms、SSC系列の1回目の相関値算出を行う期間を含めSSC系列の2回目の相関値算出を開始するまでに要する時間が5ms、SSC系列の2回目の相関値算出に0.5ms、SSC検出処理にβmsにかかり、セルサーチに要する時間は、(15.5+α+β)ms〜(20.5+α+β)msであり、かなり長い時間となっている。
相関ピークの検出精度を一段と高めようとして相関値算出処理の繰返し数をさらに多くした場合には、さらに、セルサーチ時間は長くなる。
図6は、電源の立上げ時やハンドオーバに入る直前に行うセルサーチでの時間経過を示しているが、通信待ち受け時における間欠受信モードで行うセルサーチや、TDDにおけるGAP区間を利用して行う周辺セルサーチの場合にも(図7参照)、セルサーチ時間は長くなるという同様な課題が生じている。
そのため、異なる同期コードを利用した多段階処理で行うセルサーチを高速に実行させることができるセルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末が望まれている。
かかる課題を解決するため、第1の本発明は、第1の同期コードと、上記第1の同期コードに対し、所定の時間差をもって生じる第2の同期コードとを少なくとも含む、受信した無線データの系列が与えられ、上記無線データの送信元に係るセルの情報を得るセルサーチ装置において、(1)受信した所定時間分の無線データを用いて、上記第1の同期コードに係る検出処理を実行する第1同期コード検出手段と、(2)上記第1同期コード検出手段が利用した所定時間分の無線データを、上記第1同期コード検出手段の検出処理に並行して書き込んでバッファリングするバッファメモリ手段と、(3)上記第1同期コード検出手段が得た、受信中の無線データにおける上記第1の同期コードのタイミングに基づき、上記バッファメモリ手段に格納されている所定時間分の無線データから、上記第2の同期コードの区間の無線データを取り出し、取り出した無線データを用いて、上記第2の同期コードに係る検出処理を実行する第2同期コード検出手段とを有し、(4)上記所定時間は、上記第1及び第2の同期コードを共に含む単位時間のN(Nは2以上の整数)倍の時間に選定されており、(5)上記第1同期コード検出手段は、N個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を順次実行し、その相関処理結果を統合して第1の同期コードのタイミングを特定し、(6)上記第2同期コード検出手段は、上記バッファメモリ手段に格納されている所定時間分の無線データから、N個の単位時間毎の上記第2の同期コードの区間の無線データを取り出し、取り出したN個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を並行して実行し、その相関処理結果を統合して第2の同期コードを検出することを特徴とする。
第2の本発明は、第1の同期コードと、上記第1の同期コードに対し、所定の時間差をもって生じる第2の同期コードとを少なくとも含む、受信した無線データの系列が与えられ、上記無線データの送信元に係るセルの情報を得るセルサーチ方法において、(1)第1同期コード検出手段は、受信した単位時間のN(Nは2以上の整数)倍の時間である所定時間分の無線データを用い、N個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を順次実行し、その相関処理結果を統合して第1の同期コードのタイミングを特定する処理を含む、上記第1の同期コードに係る検出処理を実行し、(2)バッファメモリ手段は、上記第1同期コード検出手段が利用した所定時間分の無線データを、上記第1同期コード検出手段の検出処理に並行して書き込んでバッファリングし、(3)第2同期コード検出手段は、上記第1同期コード検出手段が得た、受信中の無線データにおける上記第1の同期コードのタイミングに基づき、上記バッファメモリ手段に格納されている所定時間分の無線データから、N個の単位時間毎の上記第2の同期コードの区間の無線データを取り出し、取り出したN個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を並行して実行し、その相関処理結果を統合して第2の同期コードを検出することを特徴とする。
第3の本発明は、第1の同期コードと、上記第1の同期コードに対し、所定の時間差をもって生じる第2の同期コードとを少なくとも含む無線データの系列が到来する無線通信端末において、内蔵するセルサーチ装置が第1の本発明のセルサーチ装置であることを特徴とする。
本発明によれば、第2の同期コードについての処理では、バッファリングしておいた無線データを利用し、受信中の無線データが第2の同期コードの区間になることを待つ必要がないので、多段階処理で行うセルサーチを高速に実行させることができるようになる。
第1の実施形態のセルサーチ装置を含む移動局(無線通信端末)の要部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のセルサーチ装置における電源立上げ時のセルサーチの処理時間配分を示す説明図である。 第1の実施形態のセルサーチ装置におけるGAP区間を利用した周辺セルサーチの処理時間配分を示す説明図である。 第2の実施形態のセルサーチ装置におけるSSC処理部の詳細構成を示すブロック図である。 従来のセルサーチ装置を含む移動局(無線通信端末)の要部構成を示すブロック図である。 従来のセルサーチ装置における電源立上げ時のセルサーチの処理時間配分を示す説明図である。 従来のセルサーチ装置におけるGAP区間を利用した周辺セルサーチの処理時間配分を示す説明図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明によるセルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。第1の実施形態の移動局(無線通信端末)は、例えば、LTEに従うOFDM移動体通信システムにおける移動局である。この移動局は、携帯電話端末、データ端末、無線LAN端末などのいずれであっても良い。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のセルサーチ装置を含む移動局(無線通信端末)の要部構成を示すブロック図であり、従来に係る図5との同一、対応部分には同一符号を付して示している。図1は、セルサーチの面から見た主要部を書き出している。
図1において、第1の実施形態に係る移動局5は、受信アンテナ2、受信部3及び第1の実施形態のセルサーチ装置20を有する。
受信アンテナ2は、従来と同様に、図示しない基地局が放射した電波を捕捉するものであり、受信部3は、従来と同様に、受信アンテナ2からの高周波信号(マルチキャリア信号)を無線データに変換してセルサーチ装置20に与えるものである。
セルサーチ装置20は、PSC検出部21、SSC検出部22、無線データバッファメモリ部23、セルサーチモード制御部24を有する。ここで、セルサーチ装置20はハードウェア回路によって構成されていても良く、CPUがプログラムを実行することでセルサーチ装置20としての機能を実現するようにしても良く、一部の機能だけCPUがプログラムを実行することで実現させるものであっても良い。また例えば、PSC検出部21、SSC検出部22及び無線データバッファメモリ部23をそれぞれ1チップとして構成しても良く、セルサーチモード制御部24を移動局5としての制御用のチップに搭載して構成しても良い。
PSC検出部21は、基本的には、従来装置と同様に、2段階のセルサーチ処理のうち第1段階目の処理を実行するものである。すなわち、PSC検出部21は、PSC系列を用いた相関値の算出処理と、サーチしているセルの、キャリア周波数、PSCの受信タイミング、及び、セル番号グループの検出処理(PSC検出処理)とを実行するものである。PSC検出部21は、検出処理で得られた情報(PSC検出結果)をSSC検出部22に与える。
この第1の実施形態の場合、PSC検出部21は、自己が相関値を算出するために無線データを入力している期間を特定する書込み制御信号を、無線データバッファメモリ部23に与えるようになされている。
PSC検出部21は、セルサーチ時に、所定回数(例えば2回)の相関値の算出処理と、1回のPSC検出処理を実行するが、相関値の算出処理やPSC検出処理の起動は、セルサーチモード制御部24によって指示される。
SSC検出部22は、基本的には、従来装置と同様に、2段階のセルサーチ処理のうち第2段階目の処理を実行するものである。すなわち、SSC検出部22は、SSCの受信タイミングでの無線データとSSC系列との相関値を算出する処理と、最大の相関値をとるSSC系列から、10msの無線フレーム同期を検出し、セル番号を同定する処理(SSC検出処理)とを実行するものであり、SSC検出処理での結果をセルサーチ結果として出力するものである。
この第1の実施形態の場合、SSC検出部22は、PSCの受信タイミングに応じて定まるSSC期間を特定している読出し制御信号を無線データバッファメモリ部23に与え、処理に用いる無線データを無線データバッファメモリ部23から取り込むようになされている。
無線データバッファメモリ部23は、PSC検出部21からの書込み制御信号に応じ、PSC検出部21がPSC系列との相関値の算出に用いている無線データを書き込むと共に、SSC検出部22からの読出し制御信号に応じ、格納されている無線データのうち、SSC系列に係る無線データを読み出してSSC検出部22に与えるものである。ここで、無線データバッファメモリ部23の容量は、PSC検出部21において実行される相関値の算出処理の回数をM回とした場合、5msの各回の無線データを全て(M回の無線データの全てを)格納できる容量に選定されている。
セルサーチモード制御部24は、電源の立上げ時のセルサーチや、TDDにおけるGAP区間を利用した異周波数の周辺セルサーチなど、セルサーチの種類(モード)に応じて、PSC検出部21が実行する処理を起動させるものである。セルサーチモード制御部24による処理起動については、後述する動作説明の項で明らかにする。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係るセルサーチ装置20の動作(セルサーチ方法)を説明する。以下では、電源の立上げ時のセルサーチ動作と、GAP区間を利用した異周波数の周辺セルサーチ動作とを、この順序で順次説明する。なお、詳述は省略するが、ハンドオーバに入る直前に行うセルサーチの動作や、通信待ち受け時における間欠受信モードで行うセルサーチ動作なども、以下で説明するセルサーチ動作と同様な特徴動作が実行される。
(A−2−1)電源の立上げ時のセルサーチ動作
図2は、電源の立上げ時における第1の実施形態のセルサーチ動作での処理の流れを示す説明図である。図2は、PSC検出部21が実行する相関値の算出処理の回数が2回で、SSC検出部22が実行する相関値の算出処理の回数が2回である場合を示している。
例えば、移動局5の電源が立ち上げられると、移動局5の図示しない制御部から、セルサーチモード制御部24に電源立上げ時のセルサーチ動作を行うことが指示され、セルサーチモード制御部24は、これに応じ、PSC検出部21に対し、相関値の算出処理を2回続けて実行し、その後直ちに、PSC検出処理を実行することを指示する。
PSC検出部21は、指示された時点から、受信部3から与えられた無線データの5ms分を用いて、1回目の相関値の算出処理を実行する(S1)。無線データバッファメモリ部23は、PSC検出部21からの1回目の書込み制御信号に応じ、1回目の相関値の算出処理に並行して、相関値の算出処理に供している無線データを格納する。
PSC検出部21は、1回目の相関値の算出処理が終了すると、連続して、2回目の相関値の算出処理を実行する(S2)。すなわち、PSC検出部21は、受信部3から継続して与えられた無線データの次の5ms分を用いて、2回目の相関値の算出処理を実行する。無線データバッファメモリ部23は、PSC検出部21からの2回目の書込み制御信号に応じ、2回目の相関値の算出処理に並行して、相関値の算出処理に供している無線データを格納する。
PSC検出部21は、2回目の相関値の算出処理が終了すると、直ちに、PSC検出処理を実行し、サーチしているセルの、キャリア周波数、PSCの受信タイミング、及び、セル番号グループの検出処理(PSC検出処理)を実行し、PSC検出処理で得られた情報(PSC検出結果)をSSC検出部22に出力する(S3)。
SSC検出部22は、PSC検出結果が与えられると直ちに、SSC系列についての1回目の相関値の算出処理を実行する(S4)。すなわち、その時点で受信部3から出力されている無線データの位相に関係なく、SSC検出部22は、無線データバッファメモリ部23に格納されている、PSC系列についての1回目の相関値の算出処理で適用した無線データにおけるSSC期間のデータを読み出してSSC系列についての1回目の相関値の算出処理を実行する。なお、PSCの受信タイミングからは、SSCの受信タイミングが一意に定まり、そのSSCの受信タイミングから、無線データバッファメモリ部23に格納されている無線データにおけるSSC期間を特定することができる。
SSC検出部22は、1回目の相関値の算出処理が終了すると、連続して、SSC系列についての2回目の相関値の算出処理を実行する(S5)。この際にも、その時点で受信部3から出力されている無線データの位相に関係なく、SSC検出部22は、無線データバッファメモリ部23に格納されている、PSC系列についての2回目の相関値の算出処理で適用した無線データにおけるSSC期間のデータを読み出してSSC系列についての2回目の相関値の算出処理を実行する。
SSC検出部22は、2回目の相関値の算出処理が終了すると、直ちに、10msの無線フレーム同期を検出し、セル番号を同定するSSC検出処理を実行し、SSC検出処理で得られた情報をセルサーチ結果として出力する(S6)。10msの無線フレームの同期検出では、受信部3から出力されている無線データの時間軸上で同期を検出する。なお、10msの無線フレームの前半は、PSC系列についての1回目の相関値の算出処理に用いた5msの無線データに含まれているSSCで規定されるか、PSC系列についての2回目の相関値の算出処理に用いた5msの無線データに含まれているSSCで規定されるかを確認することで10msの無線フレームの同期を検出でき、無線データバッファメモリ部23に無線データを格納し終えた時点からの現時点の経過時間から、10msの無線フレームにおける現時点の位相を定めることができる。
いま、PSC検出処理に要する時間をαms、SSC検出処理に要する時間をβms、SSC系列についての相関値の算出処理に要する時間を0.5msとすると、セルサーチを起動してからセルサーチ結果を得るまでの時間は、(10+2×0.5+α+β)ms=(11+α+β)msとなる。従来のセルサーチ方法であれば、(15.5+α+β)ms〜(20.5+α+β)msだけかかっていたので、従来のセルサーチ方法に比較して4.5ms〜9.5msだけ短縮することができる。
(A−2−2)GAP区間を利用した周辺セルサーチ動作
図3は、第1の実施形態によるGAP区間を利用した異周波数の周辺セルサーチ動作での処理の流れを示す説明図である。図3は、PSC検出部21が実行する相関値の算出処理の回数が2回で、SSC検出部22が実行する相関値の算出処理の回数が2回である場合を示している。また、GAP周期が40msで、GAP区間が6msの場合を示している。
移動局5と図示しない基地局との通信中においては、GAP区間を利用して、周辺セルをサーチすることが繰り返し実行される。例えば、移動局5の図示しない制御部が、セルサーチモード制御部24に対してこのような周辺セルサーチ動作を適宜指示し、セルサーチモード制御部24は、これに応じ、PSC検出部21に対し、相関値の算出処理を2つのGAP区間で続けて実行し、その後直ちに、PSC検出処理を実行することを指示する。
PSC検出部21は、指示後の最初のGAP区間になると、その6msのGAP区間中予め定められている5msの期間に、受信部3から与えられた無線データを用いて、1回目の相関値の算出処理を実行し(S11)、その後、次のGAP区間になるのを待ち受ける。ここで、無線データバッファメモリ部23は、PSC検出部21からの1回目の書込み制御信号に応じ、1回目の相関値の算出処理に並行して、相関値の算出処理に供している5ms分の無線データを格納する。
PSC検出部21は、1回目の相関値の算出処理が終了した後の次のGAP区間になると、その6msのGAP区間中予め定められている5msの期間(例えば、最初及び最後の0,5msを除いた5ms)に、受信部3から与えられた無線データを用いて、2回目の相関値の算出処理を実行する(S12)。このときも、無線データバッファメモリ部23は、PSC検出部21からの2回目の書込み制御信号に応じ、2回目の相関値の算出処理に並行して、相関値の算出処理に供している5ms分の無線データを格納する。
PSC検出部21は、2回目の相関値の算出処理が終了すると、直ちに、PSC検出処理を実行し、サーチしているセルの、キャリア周波数、PSCの受信タイミング、及び、セル番号グループの検出処理(PSC検出処理)を実行し、PSC検出処理で得られた情報(PSC検出結果)をSSC検出部22に出力する(S13)。
SSC検出部22は、PSC検出結果が与えられると直ちに、SSC系列についての1回目の相関値の算出処理を実行する(S14)。すなわち、その時点で受信部3から出力されている無線データの位相に関係なく、SSC検出部22は、無線データバッファメモリ部23に格納されている、PSC系列についての1回目の相関値の算出処理で適用した無線データにおけるSSC期間のデータを読み出してSSC系列についての1回目の相関値の算出処理を実行する。
SSC検出部22は、1回目の相関値の算出処理が終了すると、連続して、SSC系列についての2回目の相関値の算出処理を実行する(S15)。この際にも、その時点で受信部3から出力されている無線データの位相に関係なく、SSC検出部22は、無線データバッファメモリ部23に格納されている、PSC系列についての2回目の相関値の算出処理で適用した無線データにおけるSSC期間のデータを読み出してSSC系列についての2回目の相関値の算出処理を実行する。
SSC検出部22は、2回目の相関値の算出処理が終了すると、直ちに、10msの無線フレーム同期を検出し、セル番号を同定するSSC検出処理を実行し、SSC検出処理で得られた情報をセルサーチ結果として出力する(S16)。
いま、PSC検出処理に要する時間をαms、SSC検出処理に要する時間をβms、SSC系列についての相関値の算出処理に要する時間を0.5msとすると、セルサーチを起動してからセルサーチ結果を得るまでの時間は、約(40+5+2×0.5+α+β)ms=(46+α+β)msとなる。
図7は、従来方法によるGAP区間を利用した異周波数の周辺セルサーチ動作での処理の流れを示す説明図である。詳述は避けるが、従来のGAP区間を利用した周辺セルサーチ方法であれば、セルサーチを起動してからセルサーチ結果を得るまでの時間は、約(120.5+β)ms〜(125.5+β)msだけかかっていたので、従来のセルサーチ方法に比較して約(74.5−α)ms〜(79.5−α)msだけ短縮することができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、SSC系列の相関値の算出処理を、その時点で受信されている無線データを利用せず、PSC系列の相関値の算出処理に並行してバッファリングした無線データを利用して行うようにし、PSC検出処理後に、直ちに、SSC系列についての相関値の算出処理に移行するようにしたので、従来に比較して、セルサーチ時間を短縮することができる。言い換えると、高速セルサーチを実現することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明によるセルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末の第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。第2の実施形態に係るセルサーチ装置20Aは、SSC検出部の詳細構成が第1の実施形態とは異なっている。
図4は、第2の実施形態に係るセルサーチ装置におけるSSC検出部の詳細構成が示すブロック図である。図4において、第2の実施形態のSSC検出部22Aは、2つのSSC相関算出部30−1、30−2と、SSC検出処理部31とを有する。
第1の相関算出部30−1は、無線データバッファメモリ部23に格納されている、PSC系列についての1回目の相関値の算出処理で適用した無線データにおけるSSC期間のデータを読み出してSSC系列についての1回目の相関値の算出処理を実行するものであり、第2の相関算出部30−2は、無線データバッファメモリ部23に格納されている、PSC系列についての2回目の相関値の算出処理で適用した無線データにおけるSSC期間のデータを読み出してSSC系列についての2回目の相関値の算出処理を実行するものである。すなわち、この第2の実施形態の場合、SSC系列についての1回目及び2回目の相関値の算出処理は、並行して同時に実行される。
SSC検出処理部31は、1回目及び2回目の相関値の並行的な算出処理が終了すると、10msの無線フレーム同期を検出し、セル番号を同定するSSC検出処理を実行し、SSC検出処理で得られた情報をセルサーチ結果として出力するものである。
第2の実施形態によれば、SSC系列についての1回目及び2回目の相関値の算出処理を並行して実行する分、第1の実施形態よりセルサーチ時間を短縮することができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態においては、無線データバッファメモリ部23をPSC検出部21や、SSC検出部22、22Aの外部に設けたように説明したが、無線データバッファメモリ部23を、PSC検出部21若しくはSSC検出部22、22Aの内部に設けるようにしても良い。例えば、PSC検出部21を1チップで構成する場合に、無線データバッファメモリ部23をそのチップに搭載するようにしても良い。
また、上記各実施形態の説明では、無線データバッファメモリ部23への書込み制御信号をPSC検出部21が発生し、無線データバッファメモリ部23への読出し制御信号をSSC検出部22、22Aが発生するように説明したが、上述したタイミングで書込み及び読出しを実行できるように専用のメモリ制御部が動作するものであっても良く、また、セルサーチ処理の時間管理を行っている処理制御部が無線データバッファメモリ部23のアクセスを制御するものであっても良い。
さらに、上記各実施形態の説明では、PSC検出部21へセルサーチを起動した後は、PSC検出部21及びSSC検出部22、22Aが自律的にタイミングを図って所定の処理を行うものを示したが、セルサーチ処理の時間管理を行う処理制御部が、相関値の算出処理や、PSC検出処理、SSC検出処理をその都度起動するものであっても良い。
上記各実施形態では、PSC系列及びSSC系列の相関値の算出回数がそれぞれ2回ずつであるものをしめしたが、1回ずつであっても良く、3回以上であっても良い。また、PSC系列の相関値の算出回数の方がSSC系列の相関値の算出回数より多くても良く、この場合、SSC系列の相関値の算出回数だけ、PSC系列の相関値の算出に並行した無線データバッファメモリ部23への書込みを行うようにしても良い。
上記各実施形態では、OFDM移動体通信システムのセルサーチに適用した場合を示したが、多段階の同期処理を要する他の無線伝送方式(例えば、W−CDMA方式)を適用しているシステムのセルサーチに本発明を適用することができる。多段階も2段階に限定されず、3段階以上であっても良く、この場合、第X段階の処理でバッファリングした無線データを第(X+1)段階以降の処理で利用するようにすれば良い。
5…移動局(無線通信端末)、20…セルサーチ装置、21…PSC検出部、22、22A…SSC検出部、23…無線データバッファメモリ部、24…セルサーチモード制御部。

Claims (3)

  1. 第1の同期コードと、上記第1の同期コードに対し、所定の時間差をもって生じる第2の同期コードとを少なくとも含む、受信した無線データの系列が与えられ、上記無線データの送信元に係るセルの情報を得るセルサーチ装置において、
    受信した所定時間分の無線データを用いて、上記第1の同期コードに係る検出処理を実行する第1同期コード検出手段と、
    上記第1同期コード検出手段が利用した所定時間分の無線データを、上記第1同期コード検出手段の検出処理に並行して書き込んでバッファリングするバッファメモリ手段と、
    上記第1同期コード検出手段が得た、受信中の無線データにおける上記第1の同期コードのタイミングに基づき、上記バッファメモリ手段に格納されている所定時間分の無線データから、上記第2の同期コードの区間の無線データを取り出し、取り出した無線データを用いて、上記第2の同期コードに係る検出処理を実行する第2同期コード検出手段とを有し、
    上記所定時間は、上記第1及び第2の同期コードを共に含む単位時間のN(Nは2以上の整数)倍の時間に選定されており、
    上記第1同期コード検出手段は、N個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を順次実行し、その相関処理結果を統合して第1の同期コードのタイミングを特定し、
    上記第2同期コード検出手段は、上記バッファメモリ手段に格納されている所定時間分の無線データから、N個の単位時間毎の上記第2の同期コードの区間の無線データを取り出し、取り出したN個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を並行して実行し、その相関処理結果を統合して第2の同期コードを検出する
    ことを特徴とするセルサーチ装置。
  2. 第1の同期コードと、上記第1の同期コードに対し、所定の時間差をもって生じる第2の同期コードとを少なくとも含む、受信した無線データの系列が与えられ、上記無線データの送信元に係るセルの情報を得るセルサーチ方法において、
    第1同期コード検出手段は、受信した単位時間のN(Nは2以上の整数)倍の時間である所定時間分の無線データを用い、N個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を順次実行し、その相関処理結果を統合して第1の同期コードのタイミングを特定する処理を含む、上記第1の同期コードに係る検出処理を実行し、
    バッファメモリ手段は、上記第1同期コード検出手段が利用した所定時間分の無線データを、上記第1同期コード検出手段の検出処理に並行して書き込んでバッファリングし、
    第2同期コード検出手段は、上記第1同期コード検出手段が得た、受信中の無線データにおける上記第1の同期コードのタイミングに基づき、上記バッファメモリ手段に格納されている所定時間分の無線データから、N個の単位時間毎の上記第2の同期コードの区間の無線データを取り出し、取り出したN個の単位時間毎の無線データに対するN回の相関処理を並行して実行し、その相関処理結果を統合して第2の同期コードを検出する
    ことを特徴とするセルサーチ方法。
  3. 第1の同期コードと、上記第1の同期コードに対し、所定の時間差をもって生じる第2の同期コードとを少なくとも含む無線データの系列が到来する無線通信端末において、
    内蔵するセルサーチ装置が請求項1に記載のセルサーチ装置であることを特徴とする無線通信端末。
JP2010104080A 2010-04-28 2010-04-28 セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末 Active JP5525905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010104080A JP5525905B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010104080A JP5525905B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011234220A JP2011234220A (ja) 2011-11-17
JP5525905B2 true JP5525905B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=45323071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010104080A Active JP5525905B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5525905B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11818675B2 (en) 2019-07-11 2023-11-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Operating method of communication device and signal processor included in the communication device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210075732A (ko) 2019-12-13 2021-06-23 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 동기 신호를 검출하는 방법 및 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344355A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Canon Inc 同期捕捉装置、同期捕捉方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2006319765A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Mitsubishi Electric Corp Cdma用受信装置およびセルサーチ方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11818675B2 (en) 2019-07-11 2023-11-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Operating method of communication device and signal processor included in the communication device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011234220A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8880065B2 (en) Technique for cell signature determination
KR100871219B1 (ko) 이동 통신 시스템에서 멀티 탐색을 제공하는 셀 탐색 장치및 방법
KR101384503B1 (ko) 셀룰러 통신 시스템에서 셀 그룹 검출을 위한 제 2 동기화 시퀀스
US20040062300A1 (en) System and method for detecting direct sequence spread spectrum signals using batch processing of independent parameters
US9247491B2 (en) Receiver and a method therein
WO2015199854A1 (en) Other radio access technology search inside a gsm tune-away gap in multi-sim devices
JP5525905B2 (ja) セルサーチ装置及び方法、並びに、無線通信端末
KR102451618B1 (ko) 5g nr 통신을 기반으로 하는 pss 검출 방법 및 그 장치
CN111565085B (zh) 窄带物联网的小区搜索方法、装置、存储介质和电子设备
JP2006253987A (ja) 拡散コード配置パターン特定方法、受信ユニット及び移動局
CN1977556B (zh) 通信系统终端中双模操作的装置和电路
US20110256840A1 (en) Synchronization device, reception device, synchronization method, and reception method
JP3802025B2 (ja) 移動通信システムの初期同期検索装置及びその方法
JP6262861B2 (ja) 位置確定方法、装置およびコンピュータ記憶媒体
JP2002185441A (ja) フレームタイミング検出回路、フレームタイミング検出方法、セルサーチ装置、およびセルサーチ装置を用いた携帯無線端末
JP2004289788A (ja) 直接シーケンス・スペクトラム拡散信号のシンボル境界整列サーチを遂行するシステムと方法
JP3247351B2 (ja) 同期捕捉装置及び同期捕捉方法
KR101796439B1 (ko) Wcdma 시스템의 신호 분석 장치 및 방법
US9749939B2 (en) Apparatus for causing processors to execute a process in a parallel manner
KR20150025972A (ko) 무선 통신의 수신기를 위한 자기 타이밍 검출 방법
CN103686819B (zh) 频率误差的估测方法
CN117354912A (zh) 无线信号同步方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2001168765A (ja) 同期捕捉装置及び同期捕捉方法
WO2012151870A1 (zh) 一种峰值搜索方法及装置
JP2005151260A (ja) 同期捕捉装置および同期捕捉方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5525905

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250