JP2000311562A - 近接スイッチの保護カバー - Google Patents

近接スイッチの保護カバー

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JP2000311562A
JP2000311562A JP11119115A JP11911599A JP2000311562A JP 2000311562 A JP2000311562 A JP 2000311562A JP 11119115 A JP11119115 A JP 11119115A JP 11911599 A JP11911599 A JP 11911599A JP 2000311562 A JP2000311562 A JP 2000311562A
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JP
Japan
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head
screw hole
protective cover
proximity switch
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP11119115A
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English (en)
Inventor
Takeshi Muranaka
武 村中
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近接スイッチのヘッドに物体が当っても損傷
しないようにしたカバーであって、スイッチの検出機能
が低下しないようにヘッドを完全被覆することなくカバ
ーする保護カバーの提供。 【解決手段】 所定形状をしたブロック体の中心にはヘ
ッドが螺合するネジ穴1を貫通して形成し、ネジ穴1の
一部が切り欠かれて外側面3ヘ達する切欠き溝2を設
け、さらに切欠き溝2を横切るネジ穴4にはネジを螺合
して締め付けることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は近接スイッチのヘッ
ドに取付けして、該ヘッドに物体が当った際に破損しな
いようにした保護カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近接スイッチとは物体が接近したことを
無接触で検出することが出来るスイッチであり、今日あ
らゆる分野で使用されている。近接スイッチにも動作原
理によって色々なタイプがあるが、例えば、内蔵してい
るコイルに電流を流して高周波の磁力線を出しておくな
らば、物体が近づくと上記磁力線に変化が生じ、この磁
力線の変化を検出して信号が出され、この電気信号が制
御装置へ伝達される。
【0003】ところで、近接スイッチは物体の近接状態
を無接触状態で検出することが出来るものであるが、近
接スイッチの設置位置を余り離したのでは感度が低下す
ることから出来る限り接近した位置に設ける為に、該物
体が近接スイッチに直接接触する場合が多い。この場
合、単に接触するのみならず、衝撃を伴って当接するこ
とがあり、その結果、近接スイッチは損傷して検出機能
がなくなり、大きな事故を招くことにもなる。近接スイ
ッチの故障により事故の大半は物体の衝突に基づくヘッ
ドの損傷である。そこで、移動する物体が衝突してもス
イッチのヘッドが損傷しないように保護カバーを取付け
したケースもある。
【0004】例えば、実開昭56−104034号に係
る「光電スイッチの保護カバー」、実開昭60−731
45号等がある。図5は近接スイッチのヘッド(イ)にキ
ャップ(ロ)を被覆している場合である。該キャップ(ロ)
は樹脂製であって、ヘッド外周に形成しているネジ(ハ)
に螺合して取付けされている。したがって、物体が当っ
ても該キャップ(ロ)によって保護されるが、ヘッド(イ)
の正面全体を覆ってしまう為に検出感度が低下してしま
う。勿論、樹脂製のキャップ(ロ)は大きな衝撃に絶える
ことは出来ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の近
接スイッチ保護カバーには上記のごとき問題がある。本
発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、大
きな衝撃を伴って当ってもヘッドを損傷することなく、
また検出機能を低下させることのない保護カバーを提供
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明の近接スイッチの保
護カバーはヘッドに螺合して取付けされるもので、中心
には貫通したネジ穴を有すブロック体である。そしてヘ
ッドに螺合した保護カバーを所定の位置で固定するため
の固定手段を備えている。例えばネジ穴の一部を切欠い
ていて、切欠き溝を横切るネジを締めることでネジ穴径
が縮小することが出来る。勿論、ヘッドに取付けされる
位置は自由に調整可能であるが、保護カバーはヘッド正
面から僅かに突出した位置に固定される。
【0007】保護カバーの形態は一般に角型ブロックで
あるが、円盤型ブロックであってもよい。また2分割し
たブロック片を組合わせてヘッドに取付けし、ネジを締
付けることで各ブロック片はヘッドに固定される。保護
カバーの固定手段は限定しないことにする。以下、本発
明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1(a)、(b)は本発明の保護カバーを示す
実施例である。該保護カバーは正方形のブロックであ
り、その中心にはネジ穴1が貫通している。材質は特に
限定しないが物体が当っても損傷しない為に強度的に高
い金属材が適している。またネジ穴1の一ヶ所には切欠
き溝2が形成されて、ブロックの外側面3まで達し、こ
の切欠き溝2を横切るようにネジ穴4を有している。溝
穴5からネジを挿入して上記ネジ穴4に螺合し、さらに
締付けるならば、切欠き溝2の幅Lは縮小してネジ穴1
の内径も小さくなる。
【0009】図2は近接スイッチ6に上記保護カバー7
を取付けした場合を示している。ネジ部を有す近接スイ
ッチ6のヘッド8にネジ穴1が螺合して取付けられる
が、保護カバー7の位置はその正面9がヘッド正面10
から距離aだけ突出して固定される。すなわち、その位
置で上記ネジ穴4にネジを螺合して締め付けするなら
ば、ネジ穴1の内径が縮小してヘッド8を挟み込むこと
になる。
【0010】近接スイッチ6は物体の接近を感知し、そ
れを電気信号としてコード11を通して制御装置へ伝達
するものであるが、物体の近接形態はヘッド正面10に
向かって近づく場合と、ヘッド正面10と平行移動して
側方から近づく場合がある。何れの場合であっても、ヘ
ッド正面10から所定の距離をおいて通過することで物
体の存在が検出される。
【0011】物体がヘッド正面10に向かって近づく際
に、近づきすぎて保護カバー7の正面9に当接すること
がある。しかしヘッド正面10との間には距離aが設け
られている為に、該ヘッド正面10に当ることはない。
一方、ヘッド正面10に平行して移動して接近する物体
の場合、近接スイッチ6に近づき過ぎてもヘッド8に当
ることはなく、保護カバー7の外側面3に当接する。
【0012】ところで、保護カバーは近接スイッチのヘ
ッドに螺合出来るように中心に貫通したネジ穴1を設け
たブロック体であって、具体的な外観形態は限定しな
い。したがって、円盤型であってもよく、例えば図3の
ような保護カバーとすることが出来る。この場合にも、
ネジ穴4の一部を切欠いて外周面12に達する切欠き溝
2を有していて、この切欠き溝2を横切ってネジ穴4を
設けている。
【0013】また図4は互いに分離した両ブロック片1
3a,13bを組み合わせて構成した保護カバーであ
る。勿論、両ブロック13a,13bは分離しないよう
に2本のネジ14,14にて連結されていて、ヘッドに
螺合した状態で両ブロック片13a,13bをネジ締め
して固定する。以上述べたように、本発明の近接スイッ
チ保護カバーは中心にヘッドが螺合するネジ穴を設けて
取付けするものであり、次のような効果を得ることが出
来る。
【0014】
【発明の効果】本発明の保護カバーは中心に貫通するネ
ジ穴を有していて、近接スイッチのヘッドに螺合して取
着され、例えばネジ穴から外側ヘ延びる切欠き溝を横切
るネジ穴にネジを螺合して締付けることで保護カバーは
固定される。そしてヘッドに螺合することでその位置は
適度に調整することが出来、物体によってはヘッド正面
に出来る限り接近させることが出来、しかし物体がヘッ
ドに当ることはない。また、この保護カバーは貫通した
ネジ穴を有している為にヘッド正面は露出し、その結果
保護カバーによって近接スイッチの感度が低下すること
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の近接スイッチの保護カバー。
【図2】保護カバーを近接スイッチに取付けした場合。
【図3】本発明の近接スイッチの保護カバー。
【図4】本発明の近接スイッチの保護カバー。
【図5】従来のキャップを取り付けた近接スイッチ。
【符号の説明】
1 ネジ穴 2 切欠き溝 3 外側面 4 ネジ穴 5 溝穴 6 近接スイッチ 7 保護カバー 8 ヘッド 9 正面 10 ヘッド正面 11 コード 12 外周面 13 ブロック片 14 ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近接スイッチのヘッドに取付けして物体
    が当っても損傷しないようにした保護カバーにおいて、
    所定形状をしたブロック体を成してその中心にはヘッド
    のネジ部が螺合するネジ穴が貫通して形成され、そして
    ヘッドネジ部に螺合したブロック体を所定の位置で固定
    する為の固定手段を備えたことを特徴とする近接スイッ
    チの保護カバー。
  2. 【請求項2】 近接スイッチのヘッドに取付けして物体
    が当っても損傷しないようにした保護カバーにおいて、
    所定形状をしたブロック体を成してその中心にはヘッド
    のネジ部が螺合するネジ穴が貫通して形成され、そして
    ネジ穴の一部が切欠かれて外面ヘ達する切欠き溝を設
    け、さらに切欠き溝を横切るネジ穴を形成すると共に、
    ネジ穴にはネジを螺合して切欠き溝幅を縮小することを
    特徴とする近接スイッチの保護カバー。
  3. 【請求項3】 近接スイッチのヘッドに取付けして物体
    が当っても損傷しないようにした保護カバーにおいて、
    所定形状をしたブロック体はブロック片を組合わせて構
    成したものであり、その中心にはヘッドのネジ部が螺合
    するネジ穴が貫通して形成され、そして各ブロック片を
    連結するネジの締付け状態を調整することでヘッドに固
    定することを特徴とする近接スイッチの保護カバー。
JP11119115A 1999-04-27 1999-04-27 近接スイッチの保護カバー Pending JP2000311562A (ja)

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