JP2000310251A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JP2000310251A
JP2000310251A JP11117911A JP11791199A JP2000310251A JP 2000310251 A JP2000310251 A JP 2000310251A JP 11117911 A JP11117911 A JP 11117911A JP 11791199 A JP11791199 A JP 11791199A JP 2000310251 A JP2000310251 A JP 2000310251A
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housing
plunger
bearing retainer
shaft
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Kazuhisa Shimada
和寿 嶌田
Tadahiko Kato
忠彦 加藤
Toshiharu Takasaki
俊治 高崎
Hirotaka Kusukawa
博隆 楠川
Shigeo Murata
茂雄 村田
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Fuji Univance Corp
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/02Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution using pumps with pistons or plungers working in cylinders

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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転二次トルクの入力によってバルブとロー
タとの間からオイルがリークして油圧が抜けることによ
るトルク低下を防止し、また、突き上げ荷重の入力によ
る摩耗及び音の発生を防止する。 【解決手段】 バルブ27に隣接して設けられ、ハウジ
ング8に圧入固定されるベアリングリテーナ34に軸方
向に延在する延在部34Aを形成し、延在部34Aの外
周にデフケースのベアリング47を設けて、ベアリング
47を介してデフケース4でベアリングリテーナ34を
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の駆動力配分
に使用され、特にオイルがリークして油圧が抜けるトル
ク低下の防止を図った油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式動力伝達継手としては、例
えば図4に示すようなものがある。
【0003】図4において、101は入力軸としてのプ
ロペラシャフトであり、プロペラシャフト101はコン
パニオンフランジ102に連結されている。コンパニオ
ンフランジ102に内側面にカム面103を形成したハ
ウジング軸部104が挿入、固定され、ハウジング軸部
104にはハウジング105が溶接により固定されてい
る。ハウジング軸部104にはフロントベアリング10
6を介してデフケース107に支持されている。
【0004】108は出力軸としてのメインシャフトで
あり、メインシャフト108にはドライブピニオンギア
109が連結されている。メインシャフト108にはロ
ータ110がスプライン結合され、ロータ110はハウ
ジング105内に回転自在に収納される。また、メイン
シャフト108はリアベアリング111を介してデフケ
ース107に支持されている。
【0005】ロータ110には複数のプランジャ室11
2が軸方向に形成され、複数のプランジャ室112のそ
れぞれにプランジャ113がリターンスプリング114
の押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、プ
ランジャ113は両軸の相対回転時にカム面103によ
って駆動される。プランジャ113の頭部には吸入用の
ワンウェイバルブ115が設けられている。
【0006】ロータ110はプランジャ室112に通じ
る吐出孔116が形成されて、吐出孔116には吐出用
のワンウェイバルブ117が設けられている。ロータ1
10に連結されたバルブ118は、吐出孔116に連通
する高圧室119を有するとともに、プランジャ113
の駆動による吐出油の流動により流動抵抗を発生する流
動抵抗発生手段としてのオリフィス120を有する。
【0007】121はベアリングリテーナであり、ベア
リングリテーナ121は、ハウジング105に圧入、固
定され、スナップリング122に位置決めされている。
ベアリングリテーナ121とバルブ118との間および
ベアリングリテーナ121とメインシャフト108の間
にはニードルベアリング123,124がそれぞれ設け
られている。また、ベアリングリテーナ121とメイン
シャフト108との間にはスラストワッシャ125が設
けられている。
【0008】なお、126は継手内部のオイルの熱膨
張、収縮を吸収するためのアキュムレータピストンであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、ベアリング
リテーナがニードルベアリングを介してメインシャフト
に支持され、ベアリングリテーナがスラストワッシャを
介してメインシャフトを押圧するようになっているた
め、プロペラシャフトから入力する回転二次トルクおよ
び突き上げ荷重が継手内部に入り、回転二次トルクはバ
ルブとロータを開かせるモーメント量となり、バルブと
ロータの間からオイルがリークして油圧が抜け、トルク
が低下するという問題があり、また、突き上げ荷重は、
スラストワッシャを介して入出力の回転差を吸収しなが
らメインシャフトで受けるため、摩耗及び音が発生する
という問題点もあった。
【0010】すなわち、図4において、回転二次トルク
は矢印Aで示すようにプロペラシャフト101から入力
し、矢印B,C,D,E,Fで示すようにコンパニオン
フランジ102、フロントベアリング106、ハウジン
グ軸部104、ハウジング105を経てベアリングリテ
ーナ121に入り、矢印Gで示すように、ニードルベア
リング124を経てメインシャフト108に作用する。
また、突き上げ荷重は、同様な経路でベアリングリテー
ナ121に入り、スラストワッシャを125を押してメ
インシャフト108に作用する。
【0011】次に、このような回転二次トルクの入力に
よるロータ110とバルブ118の間からオイルが洩れ
るメカニズムを説明する。
【0012】図5において、127は継手を示し、継手
127はデフギア128に連結されている。デフギア1
28の両側には後輪129,130がそれぞれ配置され
ている。
【0013】矢印Tはプロペラシャフト101の軸トル
クを示し、この軸トルクTにより矢印Tsinθで示すよ
うな回転二次トルクが継手127に入力する。
【0014】回転二次トルクが継手127に入力する
と、図6に示すように、後輪129,130の矢印Hで
示すようなタイヤロック状態ではデフギア128からの
反力により、継手127のメインシャフト108に曲げ
力が入る。このため、継手128は二点鎖線で示したよ
うに傾こうとする。
【0015】しかしながら、実際には継手128は二点
鎖線状態にならずに、図7に示すように、プロペラシャ
フト101の方が取付け状態で上下に動き得る自由度が
あるため、ハウジング105、ハウジング軸部104が
図中左方向に傾くようになる。このため、図8および図
9に示すように、ロータ110はメインシャフト108
に対して傾くようになる。
【0016】すなわち、回転二次トルクが入力しない通
常の状態では、図10に示すように、ロータ110はメ
インシャフト108に対して傾くことがなく、平行状態
になるが、回転二次トルクが入力すると、図8および図
9に示すように、ロータ110がメインシャフト108
に対して傾くために、ロータ110とバルブ118の間
が開く。このため、バルブ118とロータ110の間で
オイルがリークして油圧が抜け、トルクの低下が生じ
る。
【0017】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、バルブとロータとの間からオ
イルがリークして、油圧が抜けて生じるトルク低下の発
生を防止し、また摩耗および音の発生を防止することが
できる油圧式動力伝達継手を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、次のように構成する。
【0019】請求項1の発明は、相対回転可能な入出力
軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面にカ
ム面を形成したハウジングと;前記他方の軸に連結され
るとともに、前記ハウジング内に回転自在に収納され、
複数のプランジャ室を軸方向に形成したロータと;前記
複数のプランジャ室のそれぞれに、リターンスプリング
の押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前
記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複
数のプランジャと;前記ロータに形成され、前記プラン
ジャ室に通じる吐出孔と;該吐出孔に連通する高圧室を
有するとともに、前記プランジャの駆動による吐出油の
流動により流動抵抗を発生する流動抵抗発生手段を有す
るバルブを備え、前記両軸の回転速度差に応じたトルク
を伝達する油圧式動力伝達継手において、前記バルブに
隣接して設けられ、前記ハウジングに圧入固定されるベ
アリングリテーナに軸方向に延在する延在部を形成し、
延在部の外周にデフケースのベアリングを設けて、該ベ
アリングを介してデフケースで前記ベアリングリテーナ
を支持することで、入力軸と連結されたハウジング部材
と一体で回転する部分のみでデフケース内に支持され
る。
【0020】請求項2の発明は、相対回転可能な入出力
軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面にカ
ム面に形成したハウジングと;前記他方の軸に連結され
るとともに、前記ハウジング内に回転自在に収納され、
複数のプランジャ室を軸方向に形成したロータと;前記
複数のプランジャ室のそれぞれに、リターンスプリング
の押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前
記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複
数のプランジャと;前記ロータに形成され、前記プラン
ジャ室に通じる吐出孔と;該吐出孔に連通する高圧室を
有するとともに、前記プランジャの駆動による吐出油の
流動により流動抵抗を発生する流動抵抗発生手段を有す
るバルブを備え、前記両軸の回転速度差に応じたトルク
を伝達する油圧式動力伝達継手において、前記バルブに
隣接して設けられ、前記ハウジングに圧入固定されるベ
アリングリテーナに追加して、軸方向に延在する延在部
を有するベアリングリテーナを設け、延在部の外周にベ
アリングを設けて、該ベアリングを介してデフケースで
前記ベアリングリテーナを支持することで、入力軸と連
結されたハウジング部材と一体で回転する部分のみでデ
フケース内に支持される。
【0021】このような構成を備えた本発明によれば、
バルブに隣接して設けられ、ハウジングに圧入固定され
るベアリングリテーナに軸方向に延在する延在部を形成
し、延在部の外周にデフケースのベアリングを設けて、
ベアリングを介してデフケースでベアリングリテーナを
支持するので、ロータはメインシャフトに対して傾くこ
とがなく、ロータとバルブの間を開くモーメント力は作
用せず、ロータとバルブの間からオイルがリークして油
圧が抜けることがなく、トルク低下を防止することがで
きる。
【0022】また、突き上げ荷重は、ハウジングと一体
で回転する部材のベアリングリテーナからリアベアリン
グに伝達され、メインシャフトには作用しないので、摩
耗音の発生を防止することができる。
【0023】また、バルブに隣接して設けられ、ハウジ
ングに圧入固定されるベアリングリテーナに追加して、
軸方向に延在する延在部を有するベアリングリテーナを
設け、延在部の外周にベアリングを設けて、ベアリング
を介してデフケースでベアリングリテーナを支持する場
合も前記と同様な効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
断面図である。
【0025】図1において、1はコンパニオンフランジ
であり、コンパニオンフランジ1は前輪駆動軸(一方の
軸)であるプロペラシャフト50に連結されている。コ
ンパニオンフランジ1にはハウジング軸部2が挿入さ
れ、スプライン結合されている。ハウジング軸部2の外
周にはフロントベアリング3が設けられ、フロントベア
リング3を介してハウジング軸部2はデフケース4が支
持されている。デフケース4とコンパニオンフランジ1
との間にはシール部材5およびカバー6が設けられ、シ
ール部材5およびカバー6によりごみなどの異物の侵入
及びデフオイルの流出を防止している。ハウジング軸部
2には溶接部7でハウジング8が固定され、内側面には
2つ以上の山を有するカム面9が形成されている。ハウ
ジング軸部2はこのカム面9によりカムとしての機能を
持つ。
【0026】12はハウジング8内に回転自在に収納さ
れたロータであり、ロータ12はメインシャフト(他方
の軸)13に係合され、メインシャフト13と一体で回
転する。メインシャフト13内にはドライブピニオンギ
ア14が挿入、固定され、メインシャフト13はドライ
ブピニオンギア14と一体で回転する。
【0027】ロータ12には、軸方向に複数個のプラン
ジャ室15が形成されプランジャ室15内は複数個のプ
ランジャ16がリターンスプリング17を介して摺動自
在に収納されている。
【0028】プランジャ16の頭部側には吸入路18が
形成され、吸入路18は低圧室19に連通している。吸
入路18とプランジャ室15は連通孔20により連通
し、連通孔20はボールよりなる吸入用のワンウェイバ
ルブ21により開閉される。
【0029】プランジャ室15の内部には弁座が形成さ
れ、弁座にはワンウェイバルブ21が着座する。弁座の
段部にはチェックプラグ23が設けられ、チェックプラ
グ23とワンウェイバルブ21との間にはワンウェイバ
ルブ21を押圧し、位置決めるためのチェックスプリン
グ(図示しない)が介装されている。
【0030】チェックプラグ23とロータ12の底部と
の間には前記のリターンスプリング17が介装されてい
る。ロータ12には吐出孔24が形成され、吐出孔24
はプランジャ室15に連通している。吐出孔24にはボ
ールよりなる吐出用のワンウェイバルブ25が設けられ
ている。すなわち、吐出孔24には弁座が形成され、弁
座にはワンウェイバルブ25が着座する。
【0031】27はバルブであり、バルブ27にはロー
タ12の吐出孔24に連通する高圧室28が形成されて
いる。高圧室28に規制部材29が突出してバルブ27
に設けられ、規制部材29はワンウェイバルブ25を所
定の位置に位置決める。
【0032】バルブ27にはオリフィス30が設けられ
たオリフィス部材31が設けられ、高圧室28はオリフ
ィス30に連通している。
【0033】プランジャ16が吸入工程にあるときは、
プランジャ16の頭部に設けた吸入用のワンウェイバル
ブ21が開き、低圧室19、吸入路18、連通孔20を
通じて、プランジャ室15にオイルを吸入する。このと
き、ロータ12の吐出孔24に設けた吐出用のワンウェ
イバルブ25は閉じて、高圧室28からのオイルの逆流
を阻止する。また、プランジャ16が吐出工程にあると
きは、吐出側のワンウェイバルブ25が開き、プランジ
ャ室15のオイルは、吐出孔24、高圧室28からオリ
フィス30に供給される。このとき、吸入用のワンウェ
イバルブ21は閉じて連通孔20、吸入路18から低圧
室19にオイルがリークするのを防止する。
【0034】34はベアリングリテーナであり、ベアリ
ングリテーナ34はハウジング8に圧入、固定され、ス
ナップリング35により位置決めされている。
【0035】ベアリングリテーナ34はハウジング8と
一体で回転する。ベアリングリテーナ34は通孔36が
形成され、通孔36は低圧室19に連通している。ま
た、ベアリングリテーナ34とバルブ27およびベアリ
ングリテーナ34とメインシャフト13との間にはニー
ドルベアリング37,38がそれぞれ介装され、また、
ベアリングリテーナ34とメインシャフト13との間に
はオイルシール39が設けられ、オイルシール39によ
りオイルの流出を防止している。
【0036】ハウジング8に圧入、固定されたベアリン
グリテーナ34は、軸方向に延在する延在部34Aを有
し、延在部34Aの外周にはリアベアリング47が設け
られる。したがって、ベアリングリテーナ34は、リア
ベアリング47を介してデフケース4に支持される。
【0037】矢印Aで示すように、プロペラシャフト5
0に回転二次トルクが入力すると、回転二次トルクは矢
印B,C,D,Eで示すように、コンパニオンフランジ
1、フロントベアリング3、ハウジング軸部2、ハウジ
ング8を経て、矢印Fで示すように、ベアリングリテー
ナ34に入るが、ベアリングリテーナ34に入った回転
二次トルクは矢印Gに示すようにリアベアリング47に
伝達される。このため、回転二次トルクは、メインシャ
フト13には作用しなくなる。ロータ12はメインシャ
フト13に対して傾くことがなく、ロータ12とバルブ
27の間を開くモーメント力は作用しなくなる。このた
め、バルブ27とロータ12との間からオイルがリーク
することがなく、トルク低下を防止することができる。
また、突き上げ荷重もプロペラシャフト50、コンパニ
オンフランジ1、フロントベアリング3、ハウジング軸
部2、ハウジング8を経てベアリングリテーナ34に入
るが、ベアリングリテーナ34に入った突き上げ荷重は
メインシャフト13に作用せずに、リアベアリング47
に伝達される。したがって、ベアリングリテーナ34と
メインシャフト13との間で摩耗及び音が発生すること
がない。
【0038】ベアリングリテーナ34の外側にはオイル
の熱膨張、収縮を吸収するためのアキュムレータピスト
ン40が摺動自在に設けられ、アキュムレータピストン
40によりアキュムレータ室41が画成されている。ア
キュムレータ室41はベアリングリテーナ34の通孔3
6を介して低圧室19に連通している。
【0039】アキュムレータピストン40とハウジング
8との間およびアキュムレータピストン40とベアリン
グリテーナ34との間にはオイルのもれを防止するOリ
ング42,43がそれぞれ介装されている。44はアキ
ュームリテーナであり、アキュームリテーナ44の外周
端部はハウジング8に固定されている。アキュームリテ
ーナ44とアキュムレータピストン40の底部との間に
はリターンスプリング45が介装されている。なお、4
8はメインシャフト13の開口部に設けられた潤滑用油
溝、49はシール部材である。
【0040】次に、作用を説明する。
【0041】カム面9を有するハウジング軸部2とロー
タ12との間に回転差が生じないときは、プランジャ1
6は作動せず、トルクは伝達されない。なお、このと
き、プランジャ16はリターンスプリング17によりカ
ム面9に押し付けられている。
【0042】次に、ハウジング軸部2とロータ12との
間に回転差が生じると、吐出行程にあるプランジャ16
はハウジング軸部2のカム面9により軸方向に押し込ま
れる。
【0043】プランジャ室15内のオイルは、ロータ1
2の吐出孔24の弁座に着座している吐出用のワンウェ
イバルブ25を押圧して吐出孔24を開き、バルブ27
の高圧室28に入る。このとき、吸入用のワンウェイバ
ルブ21はプランジャ室15の弁座に着座したままであ
り、連通孔20を閉じている。したがって、プランジャ
室15内のオイルが吸入路18、低圧室19にリークす
るのを防止する。
【0044】高圧室28に押し出されたオイルは、オリ
フィス30を通って低圧室19から吸入路18に供給さ
れる。このとき、オリフィス30の抵抗により高圧室2
8、吐出孔24、プランジャ室15の油圧が上昇し、プ
ランジャ16に反力が発生する。このプランジャ反力に
逆ってハウジング軸部2を回転させることによりトルク
が発生し、ハウジング軸部2とロータ12との間でトル
クが伝達される。
【0045】さらに、ハウジング軸部2が回転すると、
吸入行程となり、吸入用のワンウェイバルブ21が連通
孔20を開くため、低圧室19のオイルは、吸入路1
8、連通孔20を介してプランジャ室15に吸入され、
プランジャ16はハウジング軸部2のカム面9に沿って
戻る。
【0046】ここで、図2に示すように、ハウジング8
に圧入、固定したベアリングリテーナ34に軸方向に延
在する延在部34Aを設けて、延在部34Aの外周にリ
アベアリング47を設けて、ベアリングリテーナ34を
リアベアリング47を介してデフケース4を支持するよ
うにした。従来のように、ベアリングリテーナ34をニ
ードルベアリング38を介してメインシャフト13で支
持するのではなく、ベアリングリテーナ34をリアベア
リング47を介してデフケース4で支持するため、回転
二次トルクおよび突き上げ荷重は、メインシャフト13
に作用することがなくなる。
【0047】プロペラシャフト50に入力した回転二次
トルクは、コンパニオンフランジ1、フロントベアリン
グ3、ハウジング軸部2、ハウジング8を経て、ベアリ
ングリテーナ34に入るが、ベアリングリテーナ34に
入った回転二次トルクは、リアベアリング47に入る。
したがって、回転二次トルクは、メインシャフト13に
伝達されない。このため、デフケース3からの反力によ
る曲げ力がメインシャフト13に作用することがなくロ
ータ12はメインシャフト13に対して傾くことがな
い。ロータ12とバルブ27の間を開くモーメント力は
作用せず、ロータ12とバルブ27の間からオイルがリ
ークして油圧が抜けることがない。その結果、トルク低
下を防止することができる。
【0048】突き上げ荷重がプロペラシャフト50に入
力すると、前記のような経路を経てベアリングリテーナ
34に入るが、ベアリングリテーナ34に入った突き上
げ荷重は、リアベアリング47に伝達されるため、メイ
ンシャフト13には作用しない。したがって、ベアリン
グリテーナ34とメインシャフト13の間で摩耗及び音
が発生することがない。
【0049】図3は本発明の他の実施形態を示す要部説
明図である。
【0050】図3において、2はコンパニオンフランジ
1に連結されたハウジング軸部であり、ハウジング軸部
2にはハウジング8が溶接で固定されている。ハウジン
グ軸部2の外周にはフロントベアリング3が設けられ、
ハウジング軸部2はフロントベアリング3を介してデフ
ケース4に支持される。ハウジング8には従来と同様な
ベアリングリテーナ121が圧入、固定されている。ベ
アリングリテーナ121とメインシャフト13の間には
ニードルベアリング124が設けられている。
【0051】51は従来のベアリングリテーナ2に追加
して設けられるベアリングリテーナであり、ベアリング
リテーナ51はハウジング8の内側端部に圧入、固定さ
れる。ベアリングリテーナ51には軸方向に延在される
延在部51Aが一体に形成され、延在部51Aの外周には
リアベアリング47が設けられる。ベアリングリテーナ
51はリアベアリング47を介してデフケース4に支持
される。
【0052】プロペラシャフト50から入力した回転二
次トルクまたは突き上げ荷重は、コンパニオンフランジ
1、フロントベアリング3、ハウジング軸部2、ハウジ
ング8を経てベアリングリテーナ51に入るが、ベアリ
ングリテーナ51に入った回転二次トルクまたは突き上
げ荷重はメインシャフト13に入らないでリアベアリン
グ51に伝達される。
【0053】したがって、ロータ12がメインシャフト
13に対して傾くことがなく、ロータ12とバルブ27
の間を開かせるモーメント力は作用しない。本実施形態
においても前記実施形態と同様な効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、バルブに隣接して設けられ、ハウジングに圧入固定
されるベアリングリテーナに軸方向に延在する延在部を
形成し、延在部の外周にデフケースのベアリングを設け
て、ベアリングを介してデフケースでベアリングリテー
ナを支持するため、ロータはメインシャフトに対して傾
くことがなく、ロータとバルブの間を開くモーメント力
は作用せず、ロータとバルブの間からオイルがリークし
て油圧が抜けることがなく、トルク低下を防止すること
ができる。
【0055】また、突き上げ荷重は、リアベアリングに
伝達され、メインシャフトには作用しないので、摩擦お
よび音の発生を防止することができる。
【0056】また、バルブに隣接して設けられ、ハウジ
ングに圧入固定されるベアリングリテーナに追加して、
軸方向に延在する延在部を有するベアリングリテーナを
設け、延在部の外周にベアリングを設けて、ベアリング
を介してデフケースでベアリングリテーナを支持する場
合も前記と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図
【図2】図1の要部説明図
【図3】本発明の他の実施形態を示す要部説明図
【図4】従来例を示す断面図
【図5】問題点の説明図(その一)
【図6】問題点の説明図(その二)
【図7】問題点の説明図(その三)
【図8】問題点の説明図(その四)
【図9】問題点の説明図(その五)
【図10】問題点の説明図(その六)
【符号の説明】
1:コンパニオンフランジ 2:ハウジング軸部 3:フロントベアリング 4:デフケース 5,49:シール部材 6:カバー 7:溶接部 8:ハウジング 9:カム面 12:ロータ 13:メインシャフト(他方の軸) 14:ドライブピニオンギア 15:プランジャ室 16:プランジャ 17:リターンスプリング 18:吸入路 19:低圧室 20:連通孔 21:吸入用のワンウェイバルブ 23:チェックプラグ 24:吐出孔 25:吐出用のワンウェイバルブ 27:バルブ 28:高圧室 29:規制部材 30:オリフィス 31:オリフィス部材 34,51:ベアリングリテーナ 34A,51A:延在部 35:スナップリング 36:通孔 37,38:ニードルベアリング 39:オイルシール 40:アキュムレータピストン 41:アキュムレータ室 42,43:Oリング 44:アキュームリテーナ 45:リターンスプリング 47:リアベアリング 48:潤滑用油溝 49:シール部材 50:プロペラシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 忠彦 静岡県湖西市鷲津2418番地 株式会社フジ ユニバンス内 (72)発明者 高崎 俊治 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 楠川 博隆 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 村田 茂雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D043 AA05 AA08 AB17 EA01 EA11 EB06 EB13 EE07 EF06 EF17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記一方の軸に連結され、内側面にカム面を形成したハウ
    ジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記ハ
    ウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャ室
    を軸方向に形成したロータと;前記複数のプランジャ室
    のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復
    移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時
    に前記カム面によって駆動される複数のプランジャと;
    前記ロータに形成され、前記プランジャ室に通じる吐出
    孔と;該吐出孔に連通する高圧室を有するとともに、 前記プランジャの駆動による吐出油の流動により流動抵
    抗を発生する流動抵抗発生手段を有するバルブを備え、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式
    動力伝達継手において、 前記バルブに隣接して設けられ、前記ハウジングに圧入
    固定されるベアリングリテーナに軸方向に延在する延在
    部を形成し、延在部の外周にデフケースのベアリングを
    設けて、該ベアリングを介してデフケースで前記ベアリ
    ングリテーナを支持することで、入力軸と連結されたハ
    ウジング部材と一体で回転する部分のみで、デフケース
    内に支持されることを特徴とする油圧式動力伝達継手。
  2. 【請求項2】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記一方の軸に連結され、内側面にカム面を形成したハウ
    ジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記ハ
    ウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャ室
    を軸方向に形成したロータと;前記複数のプランジャ室
    のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復
    移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時
    に前記カム面によって駆動される複数のプランジャと;
    前記ロータに形成され、前記プランジャ室に通じる吐出
    孔と;該吐出孔に連通する高圧室を有するとともに、 前記プランジャの駆動による吐出油の流動により流動抵
    抗を発生する流動抵抗発生手段を有するバルブを備え、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式
    動力伝達継手において、 前記バルブに隣接して設けられ、前記ハウジングに圧入
    固定されるベアリングリテーナに追加して、軸方向に延
    在する延在部を有するベアリングリテーナを設け、延在
    部の外周にベアリングを設けて、該ベアリングを介して
    デフケースで前記ベアリングリテーナを支持すること
    で、入力軸と連結されたハウジング部材と一体で回転す
    る部分のみで、デフケース内に支持されることを特徴と
    する油圧式動力伝達継手。
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