JP2000310146A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JP2000310146A
JP2000310146A JP11120134A JP12013499A JP2000310146A JP 2000310146 A JP2000310146 A JP 2000310146A JP 11120134 A JP11120134 A JP 11120134A JP 12013499 A JP12013499 A JP 12013499A JP 2000310146 A JP2000310146 A JP 2000310146A
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fuel
injection
injection amount
cylinder
engine
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JP11120134A
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English (en)
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Tamon Tanaka
多聞 田中
Hiroshi Mushigami
広志 虫上
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の燃料噴射装置に関し、気筒間の燃
料噴射量のバラツキを低減しながらも噴射弁の異常を確
実に判定できるようにする。 【解決手段】 目標噴射量設定手段35により内燃機関
の運転状態に基づき噴射弁4の目標噴射量を設定し、各
噴射弁4からそれぞれの気筒内に燃料を噴射しながら、
回転速度検出手段21,30により機関の回転速度を検
出し、各気筒の上死点前後における回転速度の変動に基
づいて噴射量演算手段33により各気筒における実噴射
量を演算し、その演算結果に基づき各噴射弁4毎の不均
一量を算出して算出した不均一量に基づき補正手段36
により各噴射弁4の目標噴射量を補正するとともに、あ
る気筒が圧縮行程にある時に回転速度の変動幅が所定値
以上となったときには、異常判定手段34によりその気
筒に設けられた噴射弁4が異常であると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射装置に関し、特に各気筒毎に噴射弁をそなえた内燃機
関の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両にそなえられる内
燃機関においては、各気筒毎に噴射弁をそなえ気筒毎に
燃料を噴射する形式の燃料噴射装置をそなえたものが主
流になっている。例えば従来から実用化されているもの
としてはマルチポイントインジェクションエンジンがあ
り、また、近年では筒内噴射型ガソリンエンジンや直噴
ディーゼルエンジンのように各気筒内に直接燃料を噴射
する噴射弁をそなえたものが実用化されている。
【0003】このような噴射弁では、燃料中に異物があ
ったりすると、噴射口を開閉する部分等に異物がはさま
る等して噴射弁の異常、具体的には、燃料漏れを起こす
可能性があり、特に、筒内噴射型ガソリンエンジンや直
噴ディーゼルエンジンの場合には、噴射弁は燃焼室内に
臨んで配設されているため噴射弁から漏れた燃料は燃焼
室内に直接進入してしまう。そして、燃焼室内に漏れた
燃料が不正着火するとエンジンの回転速度に変動をきた
し、振動や騒音の原因になってしまう。
【0004】そこで、特開平9−273443号公報に
は、回転速度が極大になる90°BTDC(直列4気筒
エンジンの場合)付近において回転速度を検出し、前後
の行程間の回転速度の変動幅が所定の基準値よりも大き
くなった時に噴射弁からの燃料漏れと判定する技術が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
回転速度は気筒間の燃料噴射量のバラツキによっても変
動することが知られており、このため、前後行程間の回
転速度の変動が小さくなるように各気筒の燃料噴射量を
補正して気筒間の燃料噴射量のバラツキを低減しようと
する技術が提案されている(例えば、特開平6−101
532号公報に開示された技術)。そこで、この技術を
上記の従来技術(特開平9−273443号)と併用す
ることが考えられるが、この場合、燃料噴射量が補正さ
れることにより前後行程間の回転速度の変動幅が小さく
なってしまうため、噴射弁からの燃料漏れを判定するこ
とができなくなってしまうという課題がある。
【0006】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、気筒間の燃料噴射量のバラツキを低減しなが
らも噴射弁の異常を確実に判定できるようにした、内燃
機関の燃料噴射装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の内燃機関の燃料噴射装置では、目標噴射量
設定手段により内燃機関の運転状態に基づき噴射弁の目
標噴射量を設定し、各噴射弁からそれぞれの気筒内に燃
料を噴射しながら、回転速度検出手段により機関の回転
速度を検出し、各気筒の上死点(TDC)前後における
回転速度の変動に基づいて噴射量算出手段により各気筒
における実噴射量を算出し、その算出結果に基づき各噴
射弁毎の不均一量を算出して算出した不均一量に基づき
補正手段により各噴射弁の目標噴射量を補正するととも
に、ある気筒が圧縮行程にある時に回転速度の変動幅が
所定値以上となったときには、異常判定手段によりその
気筒に設けられた噴射弁に異常があると判定する。
【0008】なお、好ましくは、実噴射量はTDC前後
における回転速度の極大値の二乗値の変動に基づき算出
する。より好ましくは、補正手段に基準値算出手段をそ
なえ、噴射量算出手段により算出された各気筒毎の実噴
射量を平均化して基準値を算出し、算出した基準値と各
気筒毎の実噴射量との偏差に基づいて目標噴射量を補正
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の一実施形態
としての内燃機関の燃料噴射装置を示すものであり、こ
こでは、直列4気筒型ディーゼルエンジンのコモンレー
ル式燃料噴射装置として本発明の内燃機関の燃料噴射装
置を構成した場合について示している。
【0010】図1に示すように、本コモンレール式燃料
噴射装置1は、サプライポンプ2,コモンレール3,噴
射弁としてのインジェクタ4及びこれらを制御するEC
U5と各種のセンサとから構成されている。サプライポ
ンプ2は、燃料タンク6内から燃料を吸い上げ、加圧し
てコモンレール3に圧送する装置であり、燃料を燃料タ
ンク6内から吸い上げるフィードポンプ(低圧ポンプ)
7と、フィードポンプ7が吸い上げた燃料を加圧してコ
モンレール3に圧送する高圧ポンプ8とから構成されて
いる。フィードポンプ7としてはベーンポンプが用いら
れ、ベーンをそなえたロータの回転により連続的に燃料
を吸入圧縮して高圧ポンプ8へ吐出するようになってい
る。高圧ポンプ8としてはプランジャポンプが用いら
れ、プランジャの往復動によりプランジャ室内に燃料を
吸入して圧縮し、逆止弁8bを通してコモンレール3へ
圧送するようになっている。
【0011】高圧ポンプ8からコモンレール3への燃料
の圧送タイミングは、主噴射によるレール圧低下を抑制
して噴射特性の悪化を防止するため、後述するインジェ
クタ4の主噴射タイミングに同期又は前後するようにな
っている。なお、本実施例では、フィードポンプ7にお
けるロータ,高圧ポンプ8におけるプランジャは、エン
ジンのクランクシャフトに連結されたカムシャフトによ
って駆動されるようになっている。
【0012】また、高圧ポンプ8には吐出量制御弁(P
CV:Pump Control Valve)8aがそなえられている。
PCV8aはプランジャ室とフィードポンプ7からの供
給配管10との間の連通を制御する電磁弁であり、プラ
ンジャの上昇時にPCV8aを閉じることによりプラン
ジャ室が密閉され燃料が昇圧されるようになっている。
そして、PCV8aの開閉タイミングを変化させること
で高圧ポンプ8からコモンレール3への吐出量が制御さ
れ、コモンレール3内の蓄圧燃料の圧力(レール圧)が
調整されるようになっている。なお、燃料タンク6とサ
プライポンプ2とを結ぶ供給配管12上には、フィルタ
13がそなえられている。燃料タンク6内の燃料はこの
フィルタ13により不純物を除去された後にサプライポ
ンプ2に吸入されるようになっている。
【0013】コモンレール3は、サプライポンプ2から
供給された高圧燃料を蓄えておく装置である。サプライ
ポンプ2とは高圧供給配管14により連結されている。
また、コモンレール3にはレール圧センサ15とプレッ
シャリミッタ16とがそなえられている。レール圧セン
サ15は、レール圧を検出する圧力センサであり、検出
したレール圧はECU5へ出力されるようになってい
る。また、プレッシャリミッタ16はレール圧が所定値
を越えたときに開く弁であり、レール圧が所定の上限値
に達したところで開弁して圧力を逃がし、所定の下限値
までレール圧が低下したところで閉弁してレール圧を維
持するようになっている。なお、プレッシャリミッタ1
6から排出された燃料は、リターン配管17により燃料
タンク6へ戻されるようになっている。
【0014】インジェクタ4は、エンジンの各気筒内に
直接燃料を噴射する装置であり、コモンレール3におい
て蓄圧された高圧燃料が高圧供給配管18を介して供給
されるようになっている。図1では直列4気筒型エンジ
ンに本装置を適用した場合について示しており、インジ
ェクタ4は合計で4本そなえられている。また、コモン
レール3と各インジェクタ4とはそれぞれ独立した高圧
供給配管18により連結されている。
【0015】各インジェクタ4にはインジェクタ制御弁
4aがそなえられている。インジェクタ制御弁4aは、
噴射口であるノズル4bの開閉を制御するための電磁弁
であり、インジェクタ制御弁4aへの通電が行なわれな
い状態ではノズル4bは開じられて噴射は行なわれない
ようになっている。一方、インジェクタ制御弁4aへの
通電が行なわれるとノズル4bが開いて噴射が行なわれ
るようになっている。
【0016】したがって、インジェクタ4からの燃料噴
射の開始/終了はインジェクタ制御弁4aへの通電の開
始/終了により制御することができ、ECU5ではイン
ジェクタ制御弁4aへの通電タイミングを制御すること
により燃料噴射量や燃料噴射時期を制御するようになっ
ている。また、インジェクタ制御弁4aにはそれぞれリ
ターン配管19が接続されている。リターン配管19は
インジェクタ制御弁4aの開閉動作に伴いオーバーフロ
ーする燃料を燃料タンク6に戻すための配管であり、プ
レッシャリミッタ16と燃料タンク6とを結ぶリターン
配管17に接続されている。
【0017】また、リターン配管17上の各インジェク
タ4からのリターン配管19との接続部よりも下流側に
は燃温センサ20がそなえられている。燃温センサ20
は燃料温度を検出するセンサであり、検出した燃料温度
はECU5へ出力されるようになっている。さらに、エ
ンジンの図示しないウオータージャケットには水温セン
サ22がそなえられており、検出した水温をECU5へ
出力するようになっている。
【0018】次に、ECU5について説明する。ECU
5はその機能要素として回転速度算出手段30,噴射量
算出手段31,レール圧制御手段32,インジェクタ制
御手段33,異常判定手段としての燃料漏れ判定手段3
4をそなえている。まず、回転速度算出手段30につい
て説明すると、回転速度算出手段30はエンジンの回転
速度Ne を算出する手段であり、図示しないクランクシ
ャフトにそなえられたクランク角センサ21から入力さ
れるパルスに基づき回転速度Ne を算出するようになっ
ている。すなわち、この回転速度算出手段30とクラン
ク角センサ21とにより回転速度検出手段を構成する。
【0019】具体的には、図2に示すように、クランク
角センサ21はクランクシャフトの回転に連動して6°
CA(Crank Angle )毎にパルスを出力し、90°BT
DC(Before Top Dead Centre)付近の3個分だけはパ
ルスを出力しないようになっている。つまり、クランク
角センサ21は1行程(クランクシャフト半回転)で2
7個のパルスを出力するようになっている。
【0020】回転速度検出手段30では、まず90°B
TDC前の最後(27番目)のパルス入力から90°B
TDC後の最初(1番目)のパルス入力までの時間tn1
をタイマにより計測し、90°BTDCにおける回転速
度Ne を算出するようになっている。そして、さらに9
0°BTDC後の12番目のパルス入力から16番目の
パルス入力までの時間tn2をタイマにより計測し、TD
C(上死点)での回転速度Ne を算出するようになって
いる。回転速度検出手段30では、この90°BTDC
(前行程の90°ATDC)での回転速度Ne ,TDC
(上死点)での回転速度Ne の計測を連続して行なうよ
うになっている。
【0021】噴射量算出手段31は各気筒における実噴
射量を算出する手段である。噴射量算出手段31では、
以下に説明する前提の下で回転速度算出手段30で算出
された回転速度Ne の変化に基づき実噴射量を算出する
ようになっている。つまり、インジェクタ4から噴射さ
れた燃料は燃焼により熱エネルギとなり、そのうちの一
部が外部への仕事に用いられる。例えば、エンジンがア
イドリング状態の場合には、噴射燃料から得られたエネ
ルギはオルタネータ等の補機類の駆動やフリクションに
対する仕事等に用いられる。これらの外部仕事はアイド
リング状態では略一定と見なすことができ、アイドリン
グ時の燃料噴射量もこの一定の外部仕事に釣り合ったも
のを基準噴射量としている。
【0022】実噴射量がこの基準噴射量と一致している
ならば、噴射燃料から得られるエネルギの内の有効部分
は全て過不足なく外部仕事に用いられ他に影響を及ぼす
ことはない。ところが、実噴射量が外部仕事に必要な量
よりも過剰なときにはエネルギが余ることになり、余っ
たエネルギはピストン,クランクシャフト等のエンジン
内部の慣性系の運動エネルギに変換される。このため、
エンジンの回転速度Ne はこの燃料噴射にかかる行程で
上昇することになる。逆に、実噴射量が外部仕事に必要
な量よりも少ないときにはエネルギが不足することにな
り、慣性系の運動エネルギの一部が不足分を補うために
用いられ、エンジンの回転速度Ne はこの燃料噴射にか
かる行程で低下することになる。
【0023】上述した燃料噴射量Qと外部仕事Wと運動
エネルギI×ω2 /2との関係をエネルギ保存側の式で
表すと次のようになる。ただし、ηは噴射量とエネルギ
との換算係数,Iはクランクシャフト等のエンジン内部
の慣性系の慣性モーメント,ω1 は燃料噴射前の角速
度,ω3 は燃料噴射後の角速度であり、Wはω1 の計測
時からω3 の計測時までにした外部仕事である。
【0024】 ηQ−W=I×(ω3 2−ω1 2)/2 ・・・・・(1) ここで、換算係数η,外部仕事W,慣性モーメントIが
一定であり、角速度ωが回転速度Ne から換算できるこ
とから、燃料噴射量Qは回転速度Ne を用いて次式で表
すことができる。ただし、Aは定数であり計算若しくは
実験により設定する。Q0 は基準噴射量であるがこの設
定方法については後述する。
【0025】 Q=A×(Ne3 2 −Ne1 2 )+Q0 ・・・・・(2) 以上のように実噴射量Qは燃料噴射前後の回転速度Ne
の二乗値の変動に基づき算出することができ、噴射量算
出手段31では、上記の(2)式を用いて各気筒のイン
ジェクタ4から噴射された実噴射量を算出するようにな
っている。具体的には、燃料噴射前後の回転速度Ne1
Ne3として、回転速度が極大となる90°BTDC(4
気筒の場合)における回転速度Neの検出値を用いて実
噴射量Qを算出するようになっている。
【0026】例えば、図2に示すように、第n気筒の実
噴射量Qn を算出する場合には、第n気筒が圧縮行程の
90°BTDCでの回転速度を噴射前回転速度Ne1
し、第n気筒が膨張行程の90°ATDCでの回転速度
を噴射後回転速度Ne3として実噴射量Qn を算出するよ
うになっている。そして、噴射量算出手段31では第1
気筒(♯1),第3気筒(♯3),第4気筒(♯4),
第2気筒(♯2)の順に各気筒それぞれ9回ずつ実噴射
量Qn (Qn1,Qn2,Qn3,Qn4,Qn5,Qn6,Qn7,
Qn8,Qn9)を算出して、RAMに記憶するようになっ
ている(4気筒の場合)。ただし、上記の算出処理はエ
ンジンがアイドリング状態のとき、すなわちエンジンが
無負荷状態のときにのみ行なうようになっている。
【0027】レール圧制御手段32は、コモンレール3
内のレール圧を制御する手段であり、PCV8aへの通
電タイミングを制御してその開閉タイミングを変化させ
ることで高圧ポンプ8からコモンレール3への圧送量を
調整しレール圧を制御するようになっている。レール圧
制御手段32では、検出レール圧とエンジンの運転状態
(エンジン回転速度,噴射量等)に応じて設定される目
標レール圧との偏差をフィードバックしながら、目標レ
ール圧と後述する目標噴射量とに基づいてPCV8aの
通電時間を制御し、噴射後の検出レール圧が目標レール
圧に保たれるように高圧ポンプ8からコモンレール3へ
の高圧燃料の圧送量を調整するようになっている。
【0028】次に、インジェクタ制御手段33について
説明する。インジェクタ制御手段33はインジェクタ4
のインジェクタ制御弁4aへの通電開始タイミングと通
電時間(パルス幅)とを制御することにより燃料噴射開
始時期と燃料噴射量とを制御する手段であり、目標噴射
量設定手段35,補正手段36,噴射制御手段37から
構成されている。目標噴射量設定手段35は、インジェ
クタ4からの目標噴射量を設定する手段であり、エンジ
ンの運転状態(エンジン回転速度,アクセル開度等)に
応じて目標噴射量を設定するようになっている。
【0029】補正手段36は噴射量算出手段31の算出
結果に基づきインジェクタ4毎の不均一量を算出し、算
出した不均一量に基づき各インジェクタ4の目標噴射量
を補正する手段である。具体的には、補正手段36は噴
射量算出手段31により算出されたインジェクタ4毎の
実噴射量Qを平均化して基準値を算出する基準値算出手
段38をそなえている。基準値算出手段38では、ま
ず、噴射量算出手段31で算出され記憶されている各気
筒毎の実噴射量Qの平均値を算出するようになってい
る。すなわち、第n気筒の平均値をQmnとすると次式で
表される。
【0030】 Qmn=(Qn1+Qn2+・・・+Qn7+Qn8+Qn9)/9 ・・・・・(3) そして、各気筒の平均値Qm1,Qm2,Qm3,Qm4が算出
されると、次に各気筒の平均値Qm1,Qm2,Qm3,Qm4
のうち最大と最小を除き、残り2つの値の平均値を基準
値Qm として算出するようになっている。例えば、Qm1
>Qm2>Qm3>Qm4であれば、最大のQm1と最小のQm4
を除き、Qm2とQm3との平均値を基準値Qm 〔Qm =
(Qm2+Qm3)/2〕とする。
【0031】基準値算出手段38により基準値Qm が算
出されると、補正手段36では基準値Qm に対する各気
筒の実噴射量平均値Qmnの偏差ΔQLn(ΔQLn=Qm −
Qmn)を算出するようになっている。この偏差ΔQLn
(ΔQL1,ΔQL2,ΔQL3,ΔQL4)が上述のインジェ
クタ4毎の不均一量に相当する。そして、この偏差ΔQ
Lnに応じて目標噴射量に対する補正係数CLn(CL1,C
L2,CL3,CL4)を設定するようになっている。補正係
数CLnは偏差ΔQLnが0のときには1に設定され、ΔQ
Ln>0ならばCLn>1に、ΔQLn<0ならばCLn<1に
設定されるようになっている。なお、噴射量算出手段3
1では、上記のように基準値Qm が算出されると、
(2)式における基準噴射量Q0 を更新して(すなわ
ち、Q0 =Qm )、次回の算出においては更新した基準
噴射量Q0 (Q0 =Qm )を用いて実噴射量Qを算出す
るようになっている。
【0032】噴射制御手段37は、インジェクタ4を駆
動する手段であり、噴射開始時期と噴射時間とを決定し
てインジェクタ制御弁4aへ駆動パルスを出力するよう
になっている。噴射制御手段37ではインジェクタ4毎
に噴射開始時期,噴射時間を決定するようになってお
り、噴射開始時期はエンジンの運転状態(エンジン回転
速度,アクセル開度等)に応じて決定し、噴射時間は目
標噴射量に補正係数CLnを乗じて得られる補正目標噴射
量と検出レール圧とに基づいて決定するようになってい
る。なお、通電の開始タイミングはクランク角センサ2
1から出力されるパルスを用いて計っている。
【0033】次に、燃料漏れ判定手段34について説明
する。燃料漏れ判定手段34はインジェクタ4の異常、
具体的には、燃料漏れの可能性を判定する手段であり、
各気筒の圧縮行程における回転速度Ne の低下状態か
ら、その気筒にそなえられたインジェクタ4の燃料漏れ
の可能性を判定するようになっている。圧縮行程におけ
る回転速度Ne の低下状態から燃料漏れの可能性を判定
するのは次の理由による。
【0034】インジェクタ4に開弁不良等が発生して燃
料漏れが発生した場合、吸気・圧縮行程中に漏れた燃料
は圧縮行程中に過早着火を引き起こす。この圧縮行程中
の過早着火はピストンの回転を妨げる方向の力となり、
エンジンの回転速度はこの過早着火に伴う抵抗力により
大きく低下する。例えば、図3(a)は正常な状態での
エンジン回転速度の変化を示す波形であるが、第4気筒
のインジェクタ4に燃料漏れが発生すると、図3(b)
に示すように第4気筒のTDCにおける回転速度は大き
く低下し、また、燃焼後の90°ATDCにおける回転
速度も大きくならない。
【0035】ところが、上述したインジェクタ制御手段
33における噴射量のバラツキ低減制御が行なわれる
と、図3(c)に示すように燃焼後の90°ATDCに
おける回転速度は正常時の回転速度まで回復する。これ
に対し、TDCにおける回転速度は、噴射量のバラツキ
低減制御の影響を受けないため大きく低下したままとな
る。
【0036】そこで、燃料漏れ判定手段34では、圧縮
行程中の回転速度が極大となる90°BTDCにおける
回転速度Ne1と、TDC(圧縮行程終了時)における回
転速度Ne2との変動幅ΔNe (ΔNe =Ne1−Ne2)を
算出し、算出した変動幅ΔNe が所定の基準値N0 以上
になったとき、その気筒にそなえられたインジェクタ4
から燃料漏れの可能性がある(即ち、異常がある)と判
定するようになっている。なお、基準値N0 の設定は、
例えば燃料漏れのない正常時の変動幅ΔNe を実験等で
求めてその上限値を基準値N0 として設定することがで
きる。
【0037】ただし、燃料漏れ判定は基準値N0 を1回
越えただけでは行なわず、連続して複数回(例えば10
回)基準値N0 を越えたときに行なうようにして、誤判
定を防止するようになっている。そして、燃料漏れと判
定したときには、車室内にそなえられた表示ランプ26
を点灯させてドライバに異常を認知させるようになって
いる。
【0038】なお、上記の燃料漏れ判定は回転速度の変
動の解析の容易なアイドル時に実施するようになってお
り、燃料漏れ判定手段34では、次の各条件が全て成立
したときにのみ実行するようになっている。まず、第1
の条件はエンジン回転速度Ne が所定の範囲内(アイド
ル領域)にあること、第2の条件は水温が基準値以上で
あること、第3の条件は燃料温度が所定範囲内にあるこ
と、そして第4の条件は燃料噴射量が所定範囲内にある
ことである。
【0039】本発明の一実施形態としての内燃機関の燃
料噴射装置は上述のように構成されているので、噴射量
のバラツキ低減制御及び燃料漏れ判定は、図4に示すよ
うなフローに従って燃料噴射制御が行なわれる。以下、
図4に示すフローチャートを参照しながら、本燃料噴射
装置による噴射量バラツキ低減制御及び燃料漏れ判定に
ついて説明する。
【0040】図4に示すように、ECU5では、まず、
水温が基準値以上になっているか否か、及びアイドリン
グ状態になっているか否かを判定し(ステップS10
0)、共に成立している場合には、90°BTDC,T
DC,90°ATDC(次行程の90°BTDC)にお
ける回転速度Ne1,Ne2,Ne3をクランク角センサ21
の出力に基づき回転速度算出手段30により算出する
(ステップS110)。
【0041】そして、90°BTDCにおける回転速度
Ne1とTDCにおける回転速度Ne2との変動幅ΔNe
(ΔNe =Ne1−Ne2)を算出して基準値N0 と比較判
定する(ステップS120)。このとき、変動幅ΔNe
が基準値N0 よりも小さければ、噴射量算出手段31に
より90°BTDCにおける回転速度Ne1と90°AT
DCにおける回転速度Ne3とを用いて(2)式から各気
筒の実噴射量Qn を算出する(ステップS130)。そ
して、各気筒について9個の実噴射量Qn (Qn1,Qn
2,Qn3,Qn4,Qn5,Qn6,Qn7,Qn8,Qn9)のデ
ータを取得して、順にRAMに記憶していく(ステップ
S140)。
【0042】最後のデータ(Q29) の記憶が終了すると
(ステップS150)、基準値算出手段38では、RA
Mに記憶された各気筒毎の実噴射量Qの平均値Qmn(Q
m1,Qm2,Qm3,Qm4)を算出し(ステップS16
0)、そのうちの最大値と最小値とを除いた残り2つの
値の平均値を基準値Qm として算出する(ステップS1
70)。そして、補正手段36では、基準値Qm に対す
る各気筒毎の実噴射量平均値Qmnの偏差ΔQLn(ΔQLn
=Qm −Qmn)を算出し、偏差ΔQLn(ΔQL1,ΔQL
2,ΔQL3,ΔQL4)に応じて目標噴射量に対する補正
係数CLn(CL1,CL2,CL3,CL4)を設定する(ステ
ップS180)。
【0043】一方、ステップS120において変動幅Δ
Ne (ΔNe =Ne1−Ne2)が基準値N0 以上のときに
は、ステップS200に進んで燃料漏れ判定手段34に
よる燃料漏れ判定を行なう。すなわち、燃料温度が所定
範囲内にあり、かつ燃料噴射量が所定範囲内にある場合
には、同一気筒において変動幅ΔNe が基準値N0 を連
続して10回上回ったか否か判定し(ステップS21
0)、ステップ210の条件が成立した場合には、その
気筒にそなえられたインジェクタ4からの燃料漏れの可
能性があると判定する(ステップS220)。そして、
車室内の表示ランプ26を点灯させてドライバに異常を
知らせる(ステップS230)。
【0044】このように本内燃機関の燃料噴射装置によ
れば、エンジンの回転速度Ne の変動に基づき実噴射量
Qを算出し、その算出結果に基づき各インジェクタ4毎
の不均一量ΔQLnを算出して算出した不均一量ΔQLnに
基づき各インジェクタ4の目標噴射量を補正するように
なっているので、気筒間の燃料噴射量のバラツキを抑制
して排ガス特性を向上させることができるという利点が
ある。
【0045】そして同時に、圧縮行程における回転速度
Ne の下降状態からインジェクタ4からの燃料漏れを判
定するようになっているので、気筒間の燃料噴射量のバ
ラツキを低減する制御が行なわれているときでもインジ
ェクタ4からの燃料漏れを確実に判定することができ、
ドライバにいち早く異常を認知させることができるとい
う利点がある。また、燃料漏れ判定はエンジンの回転速
度Ne の変動に基づき行なうので、特別なセンサ等を必
要とせずコストの増大を招くことがないという利点もあ
る。
【0046】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。例えば、上述の実施
形態では噴射弁の異常の代表例として燃料漏れを検出し
ているが、本発明は、噴射弁の異常作動などの他の異常
も検出しうるものである。また、上述の実施形態ではコ
モンレール式ディーゼルエンジンの燃料噴射システムと
して本発明を構成した場合について説明したが、本構成
はあくまでも一例であり、例えば、電子制御ポンプ式デ
ィーゼルエンジンや筒内噴射式ガソリンエンジン等の種
々の内燃機関の燃料噴射装置にも適用することは可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内燃機関
の燃料噴射装置によれば、気筒間の燃料噴射量のバラツ
キを抑制して排ガス特性を向上させることができるとい
う利点があるとともに、気筒間の燃料噴射量のバラツキ
を低減する制御が行なわれているときでも噴射弁の異
常、例えば、燃料漏れを確実に判定することができると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての内燃機関の燃料噴
射装置のシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態としての内燃機関の燃料噴
射装置にかかる回転速度の検出について説明するための
図であり、クランク角センサからのパルス信号と回転速
度の時間変化とを同時間軸上で示している。
【図3】本発明の一実施形態としての内燃機関の燃料噴
射装置にかかる燃料漏れ判定について説明するための説
明図であり、(a)は正常時の回転速度の時間変化の波
形を示す図、(b)は燃料漏れが発生した時の回転速度
の時間変化の波形を示す図、(c)は燃料漏れが発生し
ている時に噴射量のバラツキ低減制御を行なった時の回
転速度の時間変化の波形を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態としての内燃機関の燃料噴
射装置にかかる気筒間の噴射量のバラツキ低減制御及び
燃料漏れ判定の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 コモンレール 21 回転速度検出手段を構成するクランク角センサ 30 回転速度検出手段を構成する回転速度算出手段 31 噴射量算出手段 33 インジェクタ制御手段 34 異常判定手段(燃料漏れ判定手段) 35 目標噴射量算出手段 36 補正手段 38 基準値算出手段
フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 BA13 BA14 CA03 DA23 DA27 DA33 EA07 EA11 EB11 EB22 EB25 EC03 FA00 FA10 FA13 FA34 3G301 HA02 JA05 JB02 JB09 KA07 LB13 MA11 NA01 NA08 ND01 NE17 NE19 NE23 PB01Z PB03Z PB08A PB08Z PE01Z PE02Z PE03Z PE04Z PF03Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の各気筒毎に設けられ該気筒内
    に燃料を噴射する噴射弁と、 該機関の運転状態に基づき該各噴射弁の目標噴射量を設
    定する目標噴射量設定手段と、 該機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、 該各気筒の上死点前後における回転速度の変動に基づい
    て該各気筒における実噴射量を算出する噴射量算出手段
    と、 該噴射量算出手段の算出結果に基づき該各噴射弁毎の不
    均一量を算出し該不均一量に基づき該各噴射弁の目標噴
    射量を補正する補正手段と、 該気筒の圧縮行程時の回転速度の変動幅が所定値以上と
    なったとき該気筒に設けられた噴射弁に異常があると判
    定する異常判定手段とをそなえたことを特徴とする、内
    燃機関の燃料噴射装置。
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