JP2000310053A - 駐車管理装置 - Google Patents
駐車管理装置Info
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- JP2000310053A JP2000310053A JP11120085A JP12008599A JP2000310053A JP 2000310053 A JP2000310053 A JP 2000310053A JP 11120085 A JP11120085 A JP 11120085A JP 12008599 A JP12008599 A JP 12008599A JP 2000310053 A JP2000310053 A JP 2000310053A
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- Japan
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- lock plate
- lock
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 違法駐車がしづらいものとする。
【解決手段】 この駐車管理装置は、ロック板2を動作
させるロック板駆動機構を備えており、ロック板2を第
1プレート2aと第2プレート2bに分割している。そ
して、第1プレート2aを、駐車車輌の中心側に配置さ
れるようにすると共に車輌のより外側に配置される第2
プレート2bに比べ開時の高さを高くしている。なお、
両プレート2a,2bの高さ方向の寸法の差hを40〜
80mmとするのが好ましい。また、第1プレート2a
をモータで開閉する主動プレートとし、第2プレート2
bを、バネの付勢力で主動プレート2aの動きに追従し
て開動作し、主動プレート2aの閉動作に追従して閉動
作すると共にバネの付勢力に抗して単独で手動にて押し
下げ可能となる従動プレートとすると、駆動機構を単純
化することができる。
させるロック板駆動機構を備えており、ロック板2を第
1プレート2aと第2プレート2bに分割している。そ
して、第1プレート2aを、駐車車輌の中心側に配置さ
れるようにすると共に車輌のより外側に配置される第2
プレート2bに比べ開時の高さを高くしている。なお、
両プレート2a,2bの高さ方向の寸法の差hを40〜
80mmとするのが好ましい。また、第1プレート2a
をモータで開閉する主動プレートとし、第2プレート2
bを、バネの付勢力で主動プレート2aの動きに追従し
て開動作し、主動プレート2aの閉動作に追従して閉動
作すると共にバネの付勢力に抗して単独で手動にて押し
下げ可能となる従動プレートとすると、駆動機構を単純
化することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場に設置され
る自動車等の駐車管理装置に関する。さらに詳しく述べ
ると、駐車する自動車等を機械的に拘束し、料金の支払
い等によりその拘束を解く駐車管理装置の改良に関す
る。
る自動車等の駐車管理装置に関する。さらに詳しく述べ
ると、駐車する自動車等を機械的に拘束し、料金の支払
い等によりその拘束を解く駐車管理装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、駐車する自動車等を機械的に
拘束し、料金の支払い等によりその拘束を解く駐車管理
装置が知られている。このような駐車管理装置として
は、図27に示すような、駐車車輌の退出を禁止する開
閉可能なロック板150等からなるロック板駆動機構1
51と、地中内に埋設されるループセンサー等からなる
車輌感知器152と、この車輌感知器152の信号を受
けてロック板駆動機構151を制御するコントロール部
153等が組み込まれた制御部154とから構成される
ものが知られている。
拘束し、料金の支払い等によりその拘束を解く駐車管理
装置が知られている。このような駐車管理装置として
は、図27に示すような、駐車車輌の退出を禁止する開
閉可能なロック板150等からなるロック板駆動機構1
51と、地中内に埋設されるループセンサー等からなる
車輌感知器152と、この車輌感知器152の信号を受
けてロック板駆動機構151を制御するコントロール部
153等が組み込まれた制御部154とから構成される
ものが知られている。
【0003】また、この種の駐車管理装置に使用される
ロック板を収納する踏み台部としては、図28に示すよ
うな構造が取られている。この踏み台部180は、車輌
が入庫する際、車輪がまず乗り上げる台部181と、入
庫の際は閉じており入庫後点線で示すように開くロック
板182と、このロック板182と協同しなだらかな斜
面を形成する補助台部183とから構成されている。そ
して、この踏み台部180では、ロック板182を動作
させるモータの動きを検知して、ロック板182が補助
台部183に接触する位置で、そのモータを停止させる
構造となっている。なお、台部181と補助台部183
とは、ロック板182を保持する固定部を形成してい
る。
ロック板を収納する踏み台部としては、図28に示すよ
うな構造が取られている。この踏み台部180は、車輌
が入庫する際、車輪がまず乗り上げる台部181と、入
庫の際は閉じており入庫後点線で示すように開くロック
板182と、このロック板182と協同しなだらかな斜
面を形成する補助台部183とから構成されている。そ
して、この踏み台部180では、ロック板182を動作
させるモータの動きを検知して、ロック板182が補助
台部183に接触する位置で、そのモータを停止させる
構造となっている。なお、台部181と補助台部183
とは、ロック板182を保持する固定部を形成してい
る。
【0004】このような駐車管理装置に使用されるロッ
ク板駆動機構としては、特開昭60−19875号公報
および本出願人が先に出願した特開平8−21868号
公報や特開平10−61244号公報に示される駐車管
理装置が知られている。これらの公報に示される駐車管
理装置は、ロック板に働く各種の過負荷からロック板駆
動機構を保護するものとなっている。このため、ロック
板を駆動するモータの長寿命化と装置の小型化を図ると
共にロック板に働く各種の過負荷に対してロック板駆動
機構が損傷しないようになっている。
ク板駆動機構としては、特開昭60−19875号公報
および本出願人が先に出願した特開平8−21868号
公報や特開平10−61244号公報に示される駐車管
理装置が知られている。これらの公報に示される駐車管
理装置は、ロック板に働く各種の過負荷からロック板駆
動機構を保護するものとなっている。このため、ロック
板を駆動するモータの長寿命化と装置の小型化を図ると
共にロック板に働く各種の過負荷に対してロック板駆動
機構が損傷しないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駐車管理装置のロック板駆動機構は、過負荷への対応は
可能となっているが、ロック板182が一枚の金属板で
構成されているため、次のような違法駐車が可能となる
ものも存在する。すなわち、違法駐車しようとする者が
駐車車輌からはみ出た部分のロック板182に乗ったり
してロック板182を十分開かない状態にして駐車させ
ることができるものも多い。この種の違法駐車も含め、
違法駐車率は金額ベースにして3〜10%とかなり高率
となっている。
駐車管理装置のロック板駆動機構は、過負荷への対応は
可能となっているが、ロック板182が一枚の金属板で
構成されているため、次のような違法駐車が可能となる
ものも存在する。すなわち、違法駐車しようとする者が
駐車車輌からはみ出た部分のロック板182に乗ったり
してロック板182を十分開かない状態にして駐車させ
ることができるものも多い。この種の違法駐車も含め、
違法駐車率は金額ベースにして3〜10%とかなり高率
となっている。
【0006】また、従来のロック板は、駐車車輌の中心
となる先端側を斜めに切り欠いた形状とし、駐車車輌の
底に先端側が突き当たらないようにしている。これは、
タイヤのみをロックし、車体にロック板が当たらないよ
うにし、ロック板や車体が壊れないようにするためであ
る。しかし、違法駐車する者にとって、タイヤがロック
板を乗り越えるようにして脱出することについては、ほ
とんど心理的な障害とならない。このため、上述のよう
に、ロック板を開かないようにする違法駐車ではなく、
上昇したロック板を乗り越えて脱出するという違法駐車
も発生しがちとなっている。
となる先端側を斜めに切り欠いた形状とし、駐車車輌の
底に先端側が突き当たらないようにしている。これは、
タイヤのみをロックし、車体にロック板が当たらないよ
うにし、ロック板や車体が壊れないようにするためであ
る。しかし、違法駐車する者にとって、タイヤがロック
板を乗り越えるようにして脱出することについては、ほ
とんど心理的な障害とならない。このため、上述のよう
に、ロック板を開かないようにする違法駐車ではなく、
上昇したロック板を乗り越えて脱出するという違法駐車
も発生しがちとなっている。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたもので、違法駐車がしづらい駐車管理装置を提
供することを目的とする。
なされたもので、違法駐車がしづらい駐車管理装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、ロック板を動作させるロック板駆動機構
を備えてなる駐車管理装置において、ロック板を第1プ
レートと第2プレートに分割し、第1プレートを、駐車
車輌の中心側に配置されるようにすると共に車輌のより
外側に配置される第2プレートに比べ開時の高さを高く
している。
め、本発明は、ロック板を動作させるロック板駆動機構
を備えてなる駐車管理装置において、ロック板を第1プ
レートと第2プレートに分割し、第1プレートを、駐車
車輌の中心側に配置されるようにすると共に車輌のより
外側に配置される第2プレートに比べ開時の高さを高く
している。
【0009】このように、ロック板を2分割としている
ので、第2プレートを外側から押し下げたり、駐車車輌
のタイヤが乗り越えようとしても、第1プレートは押し
下げられたり、乗り越えられたりされず、違法駐車がし
にくいものとなる。また、内側の第1プレートを高くし
ているので、その部分のみが車輌の底に突き当たり、外
側の第2プレートは車輌の底に突き当たらないため、車
輌の底に食い込んでしまう現象を減らすことができる。
ので、第2プレートを外側から押し下げたり、駐車車輌
のタイヤが乗り越えようとしても、第1プレートは押し
下げられたり、乗り越えられたりされず、違法駐車がし
にくいものとなる。また、内側の第1プレートを高くし
ているので、その部分のみが車輌の底に突き当たり、外
側の第2プレートは車輌の底に突き当たらないため、車
輌の底に食い込んでしまう現象を減らすことができる。
【0010】さらに、他の発明は、上述の発明の駐車管
理装置に加え、両プレートの高さ方向の寸法の差を40
〜80mmとしている。このように、段差を40mm以
上とすると、外側に配置される第2プレートが立ち上が
ったとき、内側の第1プレートとの差が十分生じ、第2
プレートが車輌の底に食い込む現象を確実に防止でき
る。また、段差を80mm以下とすると、第2プレート
が立ち上がったとき、十分な高さとなり、乗り越えて脱
出しようとする意思の発生を阻止できると共にこの駐車
装置を管理する者が装置の動作を容易に視認できること
となる。
理装置に加え、両プレートの高さ方向の寸法の差を40
〜80mmとしている。このように、段差を40mm以
上とすると、外側に配置される第2プレートが立ち上が
ったとき、内側の第1プレートとの差が十分生じ、第2
プレートが車輌の底に食い込む現象を確実に防止でき
る。また、段差を80mm以下とすると、第2プレート
が立ち上がったとき、十分な高さとなり、乗り越えて脱
出しようとする意思の発生を阻止できると共にこの駐車
装置を管理する者が装置の動作を容易に視認できること
となる。
【0011】また、他の発明では、ロック板を動作させ
るロック板駆動機構を備えてなる駐車管理装置におい
て、ロック板を第1プレートと第2プレートに分割し、
駐車車輌の中心側に配置されることとなる第1プレート
を、先端が細くなる形状とすると共に少なくともその最
先端部分をパイプで構成している。このように、ロック
板を2分割としているので、第2プレートを外側から押
し下げたり、車輌のタイヤが乗り越えようとしても、第
1プレートは押し下げられたり、乗り越えられたりされ
ず、違法駐車がしにくいものとなる。また、内側の第1
プレートの先端が細くなっているため、車輌の底の凹凸
を拾い易くなり、違法駐車車輌の脱出防止率が高まるこ
ととなる。また、少なくともその最先端部分をパイプで
構成しているため、全体重量を軽くでき、動作速度の速
い装置とすることができる。
るロック板駆動機構を備えてなる駐車管理装置におい
て、ロック板を第1プレートと第2プレートに分割し、
駐車車輌の中心側に配置されることとなる第1プレート
を、先端が細くなる形状とすると共に少なくともその最
先端部分をパイプで構成している。このように、ロック
板を2分割としているので、第2プレートを外側から押
し下げたり、車輌のタイヤが乗り越えようとしても、第
1プレートは押し下げられたり、乗り越えられたりされ
ず、違法駐車がしにくいものとなる。また、内側の第1
プレートの先端が細くなっているため、車輌の底の凹凸
を拾い易くなり、違法駐車車輌の脱出防止率が高まるこ
ととなる。また、少なくともその最先端部分をパイプで
構成しているため、全体重量を軽くでき、動作速度の速
い装置とすることができる。
【0012】また、他の発明では、上述の発明の駐車管
理装置に加え、第1プレートの先端外形を半円形状と
し、前記パイプを断面円筒のU字状パイプとしている。
このため、第1プレートの先端が車輌の底に食いついて
しまう現象を低減できることとなると共に、市販品のU
字状の筒形Uボルトを使用でき、コスト低減が可能とな
る。
理装置に加え、第1プレートの先端外形を半円形状と
し、前記パイプを断面円筒のU字状パイプとしている。
このため、第1プレートの先端が車輌の底に食いついて
しまう現象を低減できることとなると共に、市販品のU
字状の筒形Uボルトを使用でき、コスト低減が可能とな
る。
【0013】さらに、他の発明では、上述の各発明の駐
車管理装置に加え、第1プレートをモータで開閉する主
動プレートとし、第2プレートをバネの付勢力で主動プ
レートの動きに追従して開動作し、主動プレートの閉動
作に追従して閉動作すると共にバネの付勢力に抗して単
独で手動にて押し下げ可能となる従動プレートとしてい
る。
車管理装置に加え、第1プレートをモータで開閉する主
動プレートとし、第2プレートをバネの付勢力で主動プ
レートの動きに追従して開動作し、主動プレートの閉動
作に追従して閉動作すると共にバネの付勢力に抗して単
独で手動にて押し下げ可能となる従動プレートとしてい
る。
【0014】このため、主動プレートをモータの力で開
閉させると、従動プレートもその動きに追従して開閉動
作する。この結果、通常の動作では従来の1枚ロック板
と変わらない動きとなる。一方、従動プレートを単独で
押し下げたり、従動プレートに乗り上げたりすると、従
動プレートのみが閉じ動作する。この閉じ動作は、内側
の主動プレートに影響を与えず、主動プレートは開いた
状態を維持する。この結果、違法脱出は阻止される。し
かも、従動プレートのバネは、違法脱出を考慮する必要
がなくなり、その強さを弱くでき、ロック板を下降させ
る際の時間を短縮できる。このため、ロック板が下降し
ない間に駐車車輌が動き出し、ロック板駆動機構が破損
してしまう危険性を減少させることができる。
閉させると、従動プレートもその動きに追従して開閉動
作する。この結果、通常の動作では従来の1枚ロック板
と変わらない動きとなる。一方、従動プレートを単独で
押し下げたり、従動プレートに乗り上げたりすると、従
動プレートのみが閉じ動作する。この閉じ動作は、内側
の主動プレートに影響を与えず、主動プレートは開いた
状態を維持する。この結果、違法脱出は阻止される。し
かも、従動プレートのバネは、違法脱出を考慮する必要
がなくなり、その強さを弱くでき、ロック板を下降させ
る際の時間を短縮できる。このため、ロック板が下降し
ない間に駐車車輌が動き出し、ロック板駆動機構が破損
してしまう危険性を減少させることができる。
【0015】また、他の発明では、モータの動力で開閉
可能なロック板を動作させるロック板駆動機構を備えて
なる駐車管理装置において、ロック板を第1プレートと
第2プレートに分割し、第1プレートを、モータで開閉
されると共に第1のバネの付勢力で常時開方向に付勢さ
れる主動プレートとし、第2プレートを、第2のバネの
付勢力で主動プレートの動きに追従して開動作し、主動
プレートの閉動作に追従して閉動作すると共に第2のバ
ネの付勢力に抗して単独で手動にて押し下げ可能となる
従動プレートとしている。
可能なロック板を動作させるロック板駆動機構を備えて
なる駐車管理装置において、ロック板を第1プレートと
第2プレートに分割し、第1プレートを、モータで開閉
されると共に第1のバネの付勢力で常時開方向に付勢さ
れる主動プレートとし、第2プレートを、第2のバネの
付勢力で主動プレートの動きに追従して開動作し、主動
プレートの閉動作に追従して閉動作すると共に第2のバ
ネの付勢力に抗して単独で手動にて押し下げ可能となる
従動プレートとしている。
【0016】このため、主動プレートをモータの力で開
閉させると、従動プレートもその動きに追従して開閉動
作する。この結果、通常の動作では従来の1枚ロック板
と変わらない動きとなる。一方、従動プレートを単独で
押し下げたり、従動プレートに乗り上げたりすると、従
動プレートのみが閉じ動作する。この閉じ動作は、内側
の主動プレートに影響を与えず、主動プレートは開いた
状態を維持する。この結果、違法脱出は阻止される。し
かも、従動プレートのバネは、違法脱出を考慮する必要
がなくなり、その強さを弱くでき、ロック板を下降させ
る際の時間を短縮できる。この結果、ロック板が下降し
ない間に駐車車輌が動き出し、ロック板駆動機構が破損
してしまう危険性を減少させることができる。
閉させると、従動プレートもその動きに追従して開閉動
作する。この結果、通常の動作では従来の1枚ロック板
と変わらない動きとなる。一方、従動プレートを単独で
押し下げたり、従動プレートに乗り上げたりすると、従
動プレートのみが閉じ動作する。この閉じ動作は、内側
の主動プレートに影響を与えず、主動プレートは開いた
状態を維持する。この結果、違法脱出は阻止される。し
かも、従動プレートのバネは、違法脱出を考慮する必要
がなくなり、その強さを弱くでき、ロック板を下降させ
る際の時間を短縮できる。この結果、ロック板が下降し
ない間に駐車車輌が動き出し、ロック板駆動機構が破損
してしまう危険性を減少させることができる。
【0017】さらに、他の発明では、モータの動力で開
閉可能なロック板を動作させるロック板駆動機構を備え
てなる駐車管理装置において、ロック板は、駐車車輌の
中心となる側の端部に、他の部分に比べ高さ方向に突出
した突出部を設けた形状としている。このため、駐車車
輌のタイヤが外側の低い部分を降り越えたとしても、内
側の突出部(高く形成された部分)が車輌の底の凸部に
突き当たり、この装置からの違法脱出を防止する。
閉可能なロック板を動作させるロック板駆動機構を備え
てなる駐車管理装置において、ロック板は、駐車車輌の
中心となる側の端部に、他の部分に比べ高さ方向に突出
した突出部を設けた形状としている。このため、駐車車
輌のタイヤが外側の低い部分を降り越えたとしても、内
側の突出部(高く形成された部分)が車輌の底の凸部に
突き当たり、この装置からの違法脱出を防止する。
【0018】また、他の発明では、上述の発明の駐車管
理装置に加え、ロック板の少なくとも表面を1枚の金属
板から構成している。このため、部品点数が増加せず組
み立て易いものとなる。
理装置に加え、ロック板の少なくとも表面を1枚の金属
板から構成している。このため、部品点数が増加せず組
み立て易いものとなる。
【0019】本発明の駐車管理装置では、モータ等から
の動力は、歯車輪列等の動力伝達機構を介して、2つに
分割されたロック板に伝えられ、ロック板が開閉動作を
する。この動力伝達機構の構成は、極めて簡単で少ない
部品点数で構成される。そして、その動力伝達機構中
に、リンク機構を設けている。
の動力は、歯車輪列等の動力伝達機構を介して、2つに
分割されたロック板に伝えられ、ロック板が開閉動作を
する。この動力伝達機構の構成は、極めて簡単で少ない
部品点数で構成される。そして、その動力伝達機構中
に、リンク機構を設けている。
【0020】1つの具体例としては、ロック板を2枚に
分割し、内側に配置される第1プレートをモータで開動
作し、外側に配置される第2プレートの開方向の動き
は、例えば、バネの力を利用して行う一方、第1、第2
プレートの閉方向の動きは、そのバネの弾性力に抗して
モータを回転させることにより行う。また、外側の第2
プレートは、単独で押し下げ可能となっている。
分割し、内側に配置される第1プレートをモータで開動
作し、外側に配置される第2プレートの開方向の動き
は、例えば、バネの力を利用して行う一方、第1、第2
プレートの閉方向の動きは、そのバネの弾性力に抗して
モータを回転させることにより行う。また、外側の第2
プレートは、単独で押し下げ可能となっている。
【0021】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1から図26に本発明の駐車管理装置の
実施の形態の例を示す。この駐車管理装置は、図27お
よび図28に示す従来のシステムと基本構成は同一であ
る。すなわち、モータ1の動力で開閉可能なロック板2
を動作させるロック板駆動機構を備えている駐車管理装
置である。具体的には、駐車車輌の退出を禁止する開閉
可能なロック板2等からなるロック板駆動機構と、地中
内に埋設され鉄材を検知するループセンサー等からなる
車輌感知器(図示省略)と、この車輌感知器の信号を受
けてロック板駆動機構を制御するコントロール部等が組
み込まれた柱状の制御部(図示省略)とから構成されて
いる。
実施の形態の例を示す。この駐車管理装置は、図27お
よび図28に示す従来のシステムと基本構成は同一であ
る。すなわち、モータ1の動力で開閉可能なロック板2
を動作させるロック板駆動機構を備えている駐車管理装
置である。具体的には、駐車車輌の退出を禁止する開閉
可能なロック板2等からなるロック板駆動機構と、地中
内に埋設され鉄材を検知するループセンサー等からなる
車輌感知器(図示省略)と、この車輌感知器の信号を受
けてロック板駆動機構を制御するコントロール部等が組
み込まれた柱状の制御部(図示省略)とから構成されて
いる。
【0023】この駐車管理装置に使用されるロック板駆
動機構の基本構成は、図1から図8に示すように、モー
タ1と、このモータ1の動力をロック板2に伝える歯車
輪列とリンク機構等からなる動力伝達機構とを備えたロ
ック板駆動部Aと、2つのロック板2a,2b等を備え
るロック板部Bとから主に構成される。
動機構の基本構成は、図1から図8に示すように、モー
タ1と、このモータ1の動力をロック板2に伝える歯車
輪列とリンク機構等からなる動力伝達機構とを備えたロ
ック板駆動部Aと、2つのロック板2a,2b等を備え
るロック板部Bとから主に構成される。
【0024】最初に、ロック板駆動部Aの概要構造につ
いて説明する。
いて説明する。
【0025】モータ1には、モータ1への通電がオフし
た時、このモータ1の回転を減速する減速用ギアボック
ス3が固定されている。なお、この実施の形態では、減
速用ギアボックスによってモータ1の回転を100分の
1に減速しており、一種のギヤードモータとなってい
る。
た時、このモータ1の回転を減速する減速用ギアボック
ス3が固定されている。なお、この実施の形態では、減
速用ギアボックスによってモータ1の回転を100分の
1に減速しており、一種のギヤードモータとなってい
る。
【0026】一方、歯車輪列は、モータ1の出力軸とな
る第1回転軸4の先端に固定された出力ギヤ部5を有す
るギヤ体6と、この出力ギヤ部5と噛み合い回転を減速
すると共にリンク機構の一部を形成する大径の大径ギヤ
7と、この大径ギヤ7と一体回転する第2回転軸8とか
ら構成される。この実施の形態では、この歯車輪列によ
ってモータ1の回転を最終的に約600分の1に減速し
てロック板2に伝えている。また、大径ギヤ7は、第1
のリンク動作体ともなっている。
る第1回転軸4の先端に固定された出力ギヤ部5を有す
るギヤ体6と、この出力ギヤ部5と噛み合い回転を減速
すると共にリンク機構の一部を形成する大径の大径ギヤ
7と、この大径ギヤ7と一体回転する第2回転軸8とか
ら構成される。この実施の形態では、この歯車輪列によ
ってモータ1の回転を最終的に約600分の1に減速し
てロック板2に伝えている。また、大径ギヤ7は、第1
のリンク動作体ともなっている。
【0027】この歯車輪列に続いてリンク機構が設けら
れている。リンク機構は、第1のリンク動作体となる大
径ギヤ7と、この大径ギヤ7に設けられる係止軸9と、
この係止軸9に係止されるリンク10と、リンク10に
設けられる長穴11内を相対移動可能に係合するように
第2のリンク動作体12に設けられる係合軸13と、第
2のリンク動作体12とから構成される。第2のリンク
動作体12には、さらに、バネ当接軸14と、後述する
第3回転軸21が挿入される貫通孔15とが設けられて
いる。
れている。リンク機構は、第1のリンク動作体となる大
径ギヤ7と、この大径ギヤ7に設けられる係止軸9と、
この係止軸9に係止されるリンク10と、リンク10に
設けられる長穴11内を相対移動可能に係合するように
第2のリンク動作体12に設けられる係合軸13と、第
2のリンク動作体12とから構成される。第2のリンク
動作体12には、さらに、バネ当接軸14と、後述する
第3回転軸21が挿入される貫通孔15とが設けられて
いる。
【0028】そして、この駐車管理装置の動力伝達機構
中には、モータ1の回転をロック板2に伝えるための以
上のような歯車輪列およびリンク機構に加え、さらに、
ロック板2の後述する主動プレート2aを開き方向に付
勢する付勢部材となる駆動バネ16が組み込まれてい
る。
中には、モータ1の回転をロック板2に伝えるための以
上のような歯車輪列およびリンク機構に加え、さらに、
ロック板2の後述する主動プレート2aを開き方向に付
勢する付勢部材となる駆動バネ16が組み込まれてい
る。
【0029】次に、ロック板部Bの主要部を占めるロッ
ク板2について説明する。
ク板2について説明する。
【0030】ロック板2は、第2のリンク動作体と一体
回転する第3回転軸21に取り付けられている。なお、
ロック板2は、第3回転軸21と一体回転する第1プレ
ートとなる主動プレート2aと、第3回転軸21に遊合
し、独自で回動可能な第2プレートとなる従動プレート
2bとから構成されている。そして、第3回転軸21
は、両側がベアリングユニット22,23に回転可能に
支持されると共に、負荷時には、さらにロック板2のベ
アリングユニット22側に配置される支持板24によっ
ても支持される。
回転する第3回転軸21に取り付けられている。なお、
ロック板2は、第3回転軸21と一体回転する第1プレ
ートとなる主動プレート2aと、第3回転軸21に遊合
し、独自で回動可能な第2プレートとなる従動プレート
2bとから構成されている。そして、第3回転軸21
は、両側がベアリングユニット22,23に回転可能に
支持されると共に、負荷時には、さらにロック板2のベ
アリングユニット22側に配置される支持板24によっ
ても支持される。
【0031】主動プレート2aは、外形U字状で先端が
円形となる金属板25に全体がU字状の金属からなるパ
イプ26が溶接によって取り付けられている。この主動
プレート2aは、その回動支点となる円筒部27が第3
回転軸21に溶接によって固定されることによって一体
回転可能に取り付けられている。
円形となる金属板25に全体がU字状の金属からなるパ
イプ26が溶接によって取り付けられている。この主動
プレート2aは、その回動支点となる円筒部27が第3
回転軸21に溶接によって固定されることによって一体
回転可能に取り付けられている。
【0032】従動プレート2bは、第3回転軸21が挿
入される円筒部31と、付勢部材となるコイルバネ32
によって開き方向に付勢される羽根部33と、羽根部3
3の背面に設置され羽根部33の強度を高める複数の補
強パイプ34と、主動プレート2aと重なり、主動プレ
ート2aの動きに追従するための重なり部35とから構
成される。なお、この従動プレート2bは、すべて金属
製で、第3回転軸21に対して自由に回動可能となって
いる。
入される円筒部31と、付勢部材となるコイルバネ32
によって開き方向に付勢される羽根部33と、羽根部3
3の背面に設置され羽根部33の強度を高める複数の補
強パイプ34と、主動プレート2aと重なり、主動プレ
ート2aの動きに追従するための重なり部35とから構
成される。なお、この従動プレート2bは、すべて金属
製で、第3回転軸21に対して自由に回動可能となって
いる。
【0033】主動プレート2aを常時開き方向に付勢す
る駆動バネ16は、第3回転軸21に挿入されている。
この駆動バネ16は、その一端16aが第2のリンク動
作体12に設けられるバネ当接軸14に当接し、他端1
6bが防水トレイ36の底面に当接するように組み込ま
れる。なお、この取り付けは、第2のリンク動作体12
と一体回転する主動プレート2aが、開き方向に付勢さ
れるように取り付けられる。
る駆動バネ16は、第3回転軸21に挿入されている。
この駆動バネ16は、その一端16aが第2のリンク動
作体12に設けられるバネ当接軸14に当接し、他端1
6bが防水トレイ36の底面に当接するように組み込ま
れる。なお、この取り付けは、第2のリンク動作体12
と一体回転する主動プレート2aが、開き方向に付勢さ
れるように取り付けられる。
【0034】次に、ロック板駆動部Aの詳細構造につい
て説明する。
て説明する。
【0035】モータ1と歯車輪列等の動力伝達機構は、
土地に固定される箱状の防水トレイ36に入れられる。
この防水トレイ36は、ロック板ベース組40の台部4
1に固定されている。このロック板ベース組40は、台
部41と、踏み台部42と、主動プレート2aが開き時
にさらに開き方向への力が加わったときにその動きを防
止するロック板ストッパ43,43と、第3回転軸21
の一端を回転可能に支持するベアリングユニット23
と、このベアリングユニット23部分に設けられるサイ
ドカバー44と、コイルバネ32を有する付勢バネ組4
5とで主に構成される。
土地に固定される箱状の防水トレイ36に入れられる。
この防水トレイ36は、ロック板ベース組40の台部4
1に固定されている。このロック板ベース組40は、台
部41と、踏み台部42と、主動プレート2aが開き時
にさらに開き方向への力が加わったときにその動きを防
止するロック板ストッパ43,43と、第3回転軸21
の一端を回転可能に支持するベアリングユニット23
と、このベアリングユニット23部分に設けられるサイ
ドカバー44と、コイルバネ32を有する付勢バネ組4
5とで主に構成される。
【0036】従動プレート2bを常時開き方向に付勢す
る付勢部材は、図9に示すような付勢バネ組45で構成
されている。この付勢バネ組45は、一方のロック板2
となる従動プレート2bを保持する台部41に固定され
た取付板46,46に横架されたバネ保持パイプ47に
取り付けられている。そして、付勢バネ組45は、図1
0に示すように、付勢力を発揮するコイルバネ32と、
コイルバネ32の一端32aに回転可能に取り付けられ
たコロ48と、このコロ48の両側に設けられるコロ押
さえ49,49と、一端32aに挿入されたコロ48や
コロ押さえ49,49の抜けを防止する割りピン32c
とで構成される。
る付勢部材は、図9に示すような付勢バネ組45で構成
されている。この付勢バネ組45は、一方のロック板2
となる従動プレート2bを保持する台部41に固定され
た取付板46,46に横架されたバネ保持パイプ47に
取り付けられている。そして、付勢バネ組45は、図1
0に示すように、付勢力を発揮するコイルバネ32と、
コイルバネ32の一端32aに回転可能に取り付けられ
たコロ48と、このコロ48の両側に設けられるコロ押
さえ49,49と、一端32aに挿入されたコロ48や
コロ押さえ49,49の抜けを防止する割りピン32c
とで構成される。
【0037】このコロ48が従動プレート2bの裏側に
当接する一方、コイルバネ32の他端32bが巻締めら
れた後(図10の1点鎖線参照)、台部41に当接する
形で取り付けられる。なお、この取り付けは、バネ保持
パイプ47の両端に割りピン(図示省略)を挿入するこ
とにより行われる。
当接する一方、コイルバネ32の他端32bが巻締めら
れた後(図10の1点鎖線参照)、台部41に当接する
形で取り付けられる。なお、この取り付けは、バネ保持
パイプ47の両端に割りピン(図示省略)を挿入するこ
とにより行われる。
【0038】モータ1は、モータフレーム50に取り付
けられ、このモータフレーム50には第2回転軸8を回
転可能に支持するベアリング51,51が固定されてい
る。モータフレーム50は、4つのネジ52によって防
水トレイ36と台部41に固定される。また、防水トレ
イ36は、ベアリングユニット22を固定するボルト5
3等によって台部41に固定される。なお、ロック板ス
トッパ43は、溶接によって台部41に固定されてい
る。
けられ、このモータフレーム50には第2回転軸8を回
転可能に支持するベアリング51,51が固定されてい
る。モータフレーム50は、4つのネジ52によって防
水トレイ36と台部41に固定される。また、防水トレ
イ36は、ベアリングユニット22を固定するボルト5
3等によって台部41に固定される。なお、ロック板ス
トッパ43は、溶接によって台部41に固定されてい
る。
【0039】なお、キー54は、第2のリンク動作体1
2の貫通孔15内のキー溝92と、第3回転軸21のキ
ー溝に嵌合される。また、第2回転軸8の一方のベアリ
ング51の外方には2つの止め輪55,55が、他方の
ベアリング51の外方には1つの止め輪56がそれぞれ
第2回転軸8に嵌合され軸方向への移動が阻止されてい
る。そして、第2回転軸8の一端には、さらに遮光板組
57が取り付けられている。
2の貫通孔15内のキー溝92と、第3回転軸21のキ
ー溝に嵌合される。また、第2回転軸8の一方のベアリ
ング51の外方には2つの止め輪55,55が、他方の
ベアリング51の外方には1つの止め輪56がそれぞれ
第2回転軸8に嵌合され軸方向への移動が阻止されてい
る。そして、第2回転軸8の一端には、さらに遮光板組
57が取り付けられている。
【0040】遮光板組57は、図11および図12に示
すように、先端が90度折り曲げられた遮光板61と、
遮光板61の中央孔61aが嵌合する段部62aを有す
るセンサーボス62と、センサーボス62を第2回転軸
8に取り付ける止めネジ(図示省略)から構成される。
そして、センサブラケット63には、それぞれ受発光素
子からなる上限センサ64と下限センサ65が取り付け
られ、それらを遮光板61の先端部61bが横切るよう
に第2回転軸8に遮光板61が取り付けられる。2つの
センサ64,65は、取り付け基板66に取り付けられ
ると共に略180度対称位置に設けられ、主動プレート
2aの全開位置と全閉位置に対応した大径ギヤ7の回転
位置を検知するものとなっている。
すように、先端が90度折り曲げられた遮光板61と、
遮光板61の中央孔61aが嵌合する段部62aを有す
るセンサーボス62と、センサーボス62を第2回転軸
8に取り付ける止めネジ(図示省略)から構成される。
そして、センサブラケット63には、それぞれ受発光素
子からなる上限センサ64と下限センサ65が取り付け
られ、それらを遮光板61の先端部61bが横切るよう
に第2回転軸8に遮光板61が取り付けられる。2つの
センサ64,65は、取り付け基板66に取り付けられ
ると共に略180度対称位置に設けられ、主動プレート
2aの全開位置と全閉位置に対応した大径ギヤ7の回転
位置を検知するものとなっている。
【0041】防水トレイ36は、箱状に形成され、モー
タフレーム50の取り付け用の4つの孔36aと、ベア
リングユニット22の取り付け用の2つのボルト53が
貫通する2つの孔と、後述する基板組70を取り付ける
ための2つの孔36bとが設けられている。なお、台部
41には、防水トレイ36の底面に設けられる孔36a
等にそれぞれ対応する位置に穴が設けられ、モータフレ
ーム50等を取り付けできるようになっている。
タフレーム50の取り付け用の4つの孔36aと、ベア
リングユニット22の取り付け用の2つのボルト53が
貫通する2つの孔と、後述する基板組70を取り付ける
ための2つの孔36bとが設けられている。なお、台部
41には、防水トレイ36の底面に設けられる孔36a
等にそれぞれ対応する位置に穴が設けられ、モータフレ
ーム50等を取り付けできるようになっている。
【0042】基板組70は、制御回路基板71と、回路
基板部72と、制御回路基板71の間隔を保つスペーサ
73と、防水トレイ36に取り付けられる取付部を有す
るセンサブラケット63と、両基板71,72をカバー
する基板カバー74と、コネクタ75等から構成され
る。なお、回路基板部72は、センサブラケット63の
一部を構成するように一体化されている。また、上限セ
ンサ64と、下限センサ65が取り付けられる取り付け
基板66は、回路基板部72の一部を切り欠いてかつ折
り曲げて形成された取付部76にねじ67で取り付けら
れる。
基板部72と、制御回路基板71の間隔を保つスペーサ
73と、防水トレイ36に取り付けられる取付部を有す
るセンサブラケット63と、両基板71,72をカバー
する基板カバー74と、コネクタ75等から構成され
る。なお、回路基板部72は、センサブラケット63の
一部を構成するように一体化されている。また、上限セ
ンサ64と、下限センサ65が取り付けられる取り付け
基板66は、回路基板部72の一部を切り欠いてかつ折
り曲げて形成された取付部76にねじ67で取り付けら
れる。
【0043】モータ1から第3回転軸21までの動力伝
達機構および基板組70は、防水トレイ36で囲まれる
空間およびその上部にくるように配置されると共にメイ
ンカバー77によって覆われる。このメインカバー77
は、防水トレイ36に加え、モータ1等への配線を挿通
するため台部41に設けられた配線孔78をも覆うよう
に台部41にねじ(図示省略)で固定される。なお、モ
ータ1、遮光板組57、基板組70等の電気関連部分
は、防水トレイ46に設けられる第3回転軸21用の切
欠き36cの最下端以上の高位置に配置されている。こ
れにより、仮に、防水トレイ36中に水が入っても、電
機関連部分は電気的に安全となる。
達機構および基板組70は、防水トレイ36で囲まれる
空間およびその上部にくるように配置されると共にメイ
ンカバー77によって覆われる。このメインカバー77
は、防水トレイ36に加え、モータ1等への配線を挿通
するため台部41に設けられた配線孔78をも覆うよう
に台部41にねじ(図示省略)で固定される。なお、モ
ータ1、遮光板組57、基板組70等の電気関連部分
は、防水トレイ46に設けられる第3回転軸21用の切
欠き36cの最下端以上の高位置に配置されている。こ
れにより、仮に、防水トレイ36中に水が入っても、電
機関連部分は電気的に安全となる。
【0044】第2回転軸8に取り付けられる大径ギヤ7
は、第2回転軸8と一体回転するように固定される。す
なわち、第2回転軸8の一部切欠部80と、大径ギヤ7
に設けられている一部が切り欠かれた円形の挿入孔81
とが嵌合されている。なお、大径ギヤ7には、図13に
示すように、係止軸9を有するカム形状板82が複数の
ピン(図示省略)で一体化されている。
は、第2回転軸8と一体回転するように固定される。す
なわち、第2回転軸8の一部切欠部80と、大径ギヤ7
に設けられている一部が切り欠かれた円形の挿入孔81
とが嵌合されている。なお、大径ギヤ7には、図13に
示すように、係止軸9を有するカム形状板82が複数の
ピン(図示省略)で一体化されている。
【0045】リンク10は、図14に示すように、直角
状の直角部84と、長穴11が設けられる円弧状の円弧
部85とから形成されている。そして、リンク10に
は、係合軸13が係合する長穴11の他に、大径ギヤ7
の係止軸9が嵌入し、係止軸9を支点としてリンク10
が回動可能とされる係止孔86が直角部84に設けられ
ている。長穴11は、ロック板2が車底の高さに追従し
てわずかに開き動作が可能となるように設けられた始端
部87と、係合軸13を押圧する押圧部88と、駆動バ
ネ16の付勢力に抗して主動プレート2aが閉じ方向に
動作しようとすると、その閉じ方向の動作をそのまま行
わせる円弧状の逃がし部89とを有している。
状の直角部84と、長穴11が設けられる円弧状の円弧
部85とから形成されている。そして、リンク10に
は、係合軸13が係合する長穴11の他に、大径ギヤ7
の係止軸9が嵌入し、係止軸9を支点としてリンク10
が回動可能とされる係止孔86が直角部84に設けられ
ている。長穴11は、ロック板2が車底の高さに追従し
てわずかに開き動作が可能となるように設けられた始端
部87と、係合軸13を押圧する押圧部88と、駆動バ
ネ16の付勢力に抗して主動プレート2aが閉じ方向に
動作しようとすると、その閉じ方向の動作をそのまま行
わせる円弧状の逃がし部89とを有している。
【0046】第2のリンク動作体12には、係合軸13
とバネ当接軸14が設けられているが、これらは図15
に示されるように、一本の軸90から形成されている。
第2のリンク動作体12には、先端段部91と、第3回
転軸21と一体回転するようにキー54が入れられるキ
ー溝92と、第3回転軸21が貫通する貫通孔15と、
この第2のリンク動作体12を第3回転軸21に固定す
るためのボルトが嵌入するボルト穴93が設けられてい
る。
とバネ当接軸14が設けられているが、これらは図15
に示されるように、一本の軸90から形成されている。
第2のリンク動作体12には、先端段部91と、第3回
転軸21と一体回転するようにキー54が入れられるキ
ー溝92と、第3回転軸21が貫通する貫通孔15と、
この第2のリンク動作体12を第3回転軸21に固定す
るためのボルトが嵌入するボルト穴93が設けられてい
る。
【0047】次にロック板部Bの詳細構造について説明
する。
する。
【0048】ロック板2は、上述したとおり、主動プレ
ート2aと従動プレート2bとに分割されている。主動
プレート2aは、第3回転軸21に、複数の箇所で溶
接、固定されて形成されている。従動プレート2bは、
第3回転軸21に対し回動可能に取り付けられると共に
軸方向の動きは台部41の後述する大立ち上げ部105
に固定された支持規制板101,102によって規制さ
れている。
ート2aと従動プレート2bとに分割されている。主動
プレート2aは、第3回転軸21に、複数の箇所で溶
接、固定されて形成されている。従動プレート2bは、
第3回転軸21に対し回動可能に取り付けられると共に
軸方向の動きは台部41の後述する大立ち上げ部105
に固定された支持規制板101,102によって規制さ
れている。
【0049】支持規制板101は、図16および図17
に示すように、主動プレート2aの円筒部27と、従動
プレート2bの円筒部31との間の隙間部分に対向する
ように設けられる。このため、両プレート2a,2bを
貫通している第3回転軸21がこの支持規制板101に
対向することとなる。支持規制板102は、円筒部31
のもう一方の端部の側方に配置される。このため、第3
回転軸21がこの支持規制板102にも対向することと
なる。このように構成されるため、両支持規制板10
1,102は、ロック板2に車輌が乗ったときの第3回
転軸21の支持部ともなる。以上のように、第3回転軸
21は、負荷が無い状態では、両端のベアリングユニッ
ト22,23が軸受けされ、大きな負荷がかかると、ベ
アリングユニット22,23に加え、支持板24および
両支持規制板101,102でもその負荷を受けること
となり、計5点での支持となる。
に示すように、主動プレート2aの円筒部27と、従動
プレート2bの円筒部31との間の隙間部分に対向する
ように設けられる。このため、両プレート2a,2bを
貫通している第3回転軸21がこの支持規制板101に
対向することとなる。支持規制板102は、円筒部31
のもう一方の端部の側方に配置される。このため、第3
回転軸21がこの支持規制板102にも対向することと
なる。このように構成されるため、両支持規制板10
1,102は、ロック板2に車輌が乗ったときの第3回
転軸21の支持部ともなる。以上のように、第3回転軸
21は、負荷が無い状態では、両端のベアリングユニッ
ト22,23が軸受けされ、大きな負荷がかかると、ベ
アリングユニット22,23に加え、支持板24および
両支持規制板101,102でもその負荷を受けること
となり、計5点での支持となる。
【0050】従動プレート2bの羽根部33は、第3回
転軸21側がその軸21に沿って略90度曲げられた基
部33aとされていると共に、開閉動作先端部が円形状
に180度曲げられている。この基部33aが支持規制
部101,102に突き当たることで、従動プレート2
bの軸方向の移動が規制される。先端曲げ部の内側に、
角形鋼管の補強パイプ34,34,34の先端に取り付
けられた補強プレート(図示省略)が挟み込まれ、羽根
部33の曲げ部分の先端を支持している。
転軸21側がその軸21に沿って略90度曲げられた基
部33aとされていると共に、開閉動作先端部が円形状
に180度曲げられている。この基部33aが支持規制
部101,102に突き当たることで、従動プレート2
bの軸方向の移動が規制される。先端曲げ部の内側に、
角形鋼管の補強パイプ34,34,34の先端に取り付
けられた補強プレート(図示省略)が挟み込まれ、羽根
部33の曲げ部分の先端を支持している。
【0051】台部41の踏み台部42に対向する部分
は、大きな長方形の長穴103とされている。この長穴
103は、小さい小立ち上げ部104と、大きく立ち上
げられる大立ち上げ部105を設けた結果の残部となっ
ている。また、台部41の踏み台部42側の先端は、大
きく切り欠かれた切り欠き部106となっている。
は、大きな長方形の長穴103とされている。この長穴
103は、小さい小立ち上げ部104と、大きく立ち上
げられる大立ち上げ部105を設けた結果の残部となっ
ている。また、台部41の踏み台部42側の先端は、大
きく切り欠かれた切り欠き部106となっている。
【0052】踏み台部42には、図18に示すように、
断面コ字状の固定用取付部材107が溶接によって固定
されている。この固定用取付部材107の一方の曲げ部
107aが小立ち上げ部104にボルト108または溶
接によって固定され、他方の曲げ部107bが大立ち上
げ部105にボルト108または溶接によって固定され
ている。なお、図示上、ボルト108によって固定した
例を示しているが、強度的には溶接が好ましい。しか
し、組み立て上は、ボルト108による固定が効率的と
なる。
断面コ字状の固定用取付部材107が溶接によって固定
されている。この固定用取付部材107の一方の曲げ部
107aが小立ち上げ部104にボルト108または溶
接によって固定され、他方の曲げ部107bが大立ち上
げ部105にボルト108または溶接によって固定され
ている。なお、図示上、ボルト108によって固定した
例を示しているが、強度的には溶接が好ましい。しか
し、組み立て上は、ボルト108による固定が効率的と
なる。
【0053】踏み台部42の先端は、台部41の切り欠
き部106に入り、台部41が設置される地面との間に
隙間が生じないようにされている。また、台部41の切
り欠き部106が設けられる側と反対側の端部面上に
は、車輌が通過する時の音を少なくする弾性プレート1
09が固定されている。この弾性プレート109は、主
動プレート2aや従動プレート2bが閉じ状態となった
とき、台部41との隙間をなくす働きも付随的に有して
いる。
き部106に入り、台部41が設置される地面との間に
隙間が生じないようにされている。また、台部41の切
り欠き部106が設けられる側と反対側の端部面上に
は、車輌が通過する時の音を少なくする弾性プレート1
09が固定されている。この弾性プレート109は、主
動プレート2aや従動プレート2bが閉じ状態となった
とき、台部41との隙間をなくす働きも付随的に有して
いる。
【0054】この弾性プレート109は、ロック板2が
閉状態の時(通常水平位置となる)、ほとんど隙間なく
ロック板2と接触する。車輌が乗り上げたとき、弾性プ
レート109がわずかにしずみ込む。この構成によっ
て、ロック板2からは大きな音は発生しない。また、仮
に足や手が台部41とロック板2との間に挟み込まれた
としても、大きな怪我とならず、容易に離脱できること
となる。なお、この弾性プレート109は、ロック板2
が軽い荷重では押し下げられないようにする働きも有し
ている。
閉状態の時(通常水平位置となる)、ほとんど隙間なく
ロック板2と接触する。車輌が乗り上げたとき、弾性プ
レート109がわずかにしずみ込む。この構成によっ
て、ロック板2からは大きな音は発生しない。また、仮
に足や手が台部41とロック板2との間に挟み込まれた
としても、大きな怪我とならず、容易に離脱できること
となる。なお、この弾性プレート109は、ロック板2
が軽い荷重では押し下げられないようにする働きも有し
ている。
【0055】次に、このように構成された駐車管理装置
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0056】車輌が駐車場に入庫すると、ループセンサ
ーからなる車輌感知器が車輌を感知する。その感知によ
り時間計測が開始される。そして、所定時間、例えば約
4秒たつと、柱状の制御部に設けらる車輌認識ランプが
その後約15秒間点滅した後、消える。一方、最初の車
輌検知から所定時間、例えば約30秒後に再度検知回路
が作動し、車輌の有無を検知する。このように、ループ
センサーからなる車輌感知器は、所定時間例えば約30
秒間隔で常時車輌を検知しており、連続2回の車輌検知
により、車輌の入庫を確認している。そして、2回連続
して車輌を検知すると、制御部からの信号によりモータ
1が動作し、ロック板2を開方向に駆動させる。その動
作と同時に、柱状の制御部に設けられる料金表示窓に基
本料金を表示する。
ーからなる車輌感知器が車輌を感知する。その感知によ
り時間計測が開始される。そして、所定時間、例えば約
4秒たつと、柱状の制御部に設けらる車輌認識ランプが
その後約15秒間点滅した後、消える。一方、最初の車
輌検知から所定時間、例えば約30秒後に再度検知回路
が作動し、車輌の有無を検知する。このように、ループ
センサーからなる車輌感知器は、所定時間例えば約30
秒間隔で常時車輌を検知しており、連続2回の車輌検知
により、車輌の入庫を確認している。そして、2回連続
して車輌を検知すると、制御部からの信号によりモータ
1が動作し、ロック板2を開方向に駆動させる。その動
作と同時に、柱状の制御部に設けられる料金表示窓に基
本料金を表示する。
【0057】なお、車輌が駐車場に入庫する際、ロック
板2の一部の従動プレート2bは、水平状態から押され
て、台部41の弾性プレート109を強く押す。しか
し、この動きは、第3回転軸21には伝わらず、従動プ
レート2bはスムーズに押し下げられる。
板2の一部の従動プレート2bは、水平状態から押され
て、台部41の弾性プレート109を強く押す。しか
し、この動きは、第3回転軸21には伝わらず、従動プ
レート2bはスムーズに押し下げられる。
【0058】一方、車輌が主動プレート2aに乗り上げ
た場合は、主動プレート2aからの動きは、第2のリン
ク動作体12まで伝わるが、リンク10の長穴11によ
って、その動力伝達は遮断され、モータ1側に伝わらな
いようになっている。このため、主動プレート2aもス
ムーズに押し下げられることとなる。なお、車輌が通り
過ぎると、従動プレート2bは、コイルバネ32および
弾性プレート109の復元力によって自動的に元の水平
状態となる。また、主動プレート2aは、駆動バネ16
とコイルバネ32と弾性プレート109の復元力によっ
て同様に水平状態に戻る。
た場合は、主動プレート2aからの動きは、第2のリン
ク動作体12まで伝わるが、リンク10の長穴11によ
って、その動力伝達は遮断され、モータ1側に伝わらな
いようになっている。このため、主動プレート2aもス
ムーズに押し下げられることとなる。なお、車輌が通り
過ぎると、従動プレート2bは、コイルバネ32および
弾性プレート109の復元力によって自動的に元の水平
状態となる。また、主動プレート2aは、駆動バネ16
とコイルバネ32と弾性プレート109の復元力によっ
て同様に水平状態に戻る。
【0059】また、車輌が駐車場に入庫した際、この駐
車管理装置にサービス時間が設定されていると、車輌認
識ランプは、所定時間、例えば約15秒間点滅した後、
点灯状態になる。また、連続2回の車輌検知信号が発生
しない限り、ロック板駆動機構は、ロック板2が下限の
位置に行くまで所定回数ロック板2を閉方向に駆動させ
ようとする。
車管理装置にサービス時間が設定されていると、車輌認
識ランプは、所定時間、例えば約15秒間点滅した後、
点灯状態になる。また、連続2回の車輌検知信号が発生
しない限り、ロック板駆動機構は、ロック板2が下限の
位置に行くまで所定回数ロック板2を閉方向に駆動させ
ようとする。
【0060】車輌の入庫が確認され、モータ1が動作し
始めると、モータ1の動力は、ロック板駆動機構の歯車
輪列を介して減速されながら第2回転軸8に伝えられ
る。この第2回転軸8の回転と共に、遮光板61が回転
する。すなわち、遮光板61が下限センサ65の位置か
ら上限センサ64の位置へ向かって回動して行く。
始めると、モータ1の動力は、ロック板駆動機構の歯車
輪列を介して減速されながら第2回転軸8に伝えられ
る。この第2回転軸8の回転と共に、遮光板61が回転
する。すなわち、遮光板61が下限センサ65の位置か
ら上限センサ64の位置へ向かって回動して行く。
【0061】一方、ロック板2が閉じ状態のときのリン
ク機構の関係は、図19に示す関係となっており、ロッ
ク板2に対し常時開方向に働く駆動バネ16とコイルバ
ネ32の付勢力を、増速となる歯車輪列の抵抗で受けて
いる。なお、このとき第2のリンク動作体12の係合軸
13とリンク10との関係は、第2のリンク動作体12
の力が大径ギヤ7に伝わりにくい関係となっている。こ
のため、駆動バネ16およびコイルバネ32は、主動プ
レート2aが閉じられているときが、開き方向に最も強
く付勢するものとなっているが、その強い付勢力に十分
耐え、主動プレート2aと従動プレート2bからなるロ
ック板2を閉じ状態に維持できるものとなっている。
ク機構の関係は、図19に示す関係となっており、ロッ
ク板2に対し常時開方向に働く駆動バネ16とコイルバ
ネ32の付勢力を、増速となる歯車輪列の抵抗で受けて
いる。なお、このとき第2のリンク動作体12の係合軸
13とリンク10との関係は、第2のリンク動作体12
の力が大径ギヤ7に伝わりにくい関係となっている。こ
のため、駆動バネ16およびコイルバネ32は、主動プ
レート2aが閉じられているときが、開き方向に最も強
く付勢するものとなっているが、その強い付勢力に十分
耐え、主動プレート2aと従動プレート2bからなるロ
ック板2を閉じ状態に維持できるものとなっている。
【0062】そして、モータ1の動作開始により、大径
ギヤ7が図19の矢示A方向に動いて行く。大径ギヤ7
の動作開始により、その動きが抑えられていた第2のリ
ンク動作体12も矢示A方向に回転し始める。すなわ
ち、駆動バネ16とコイルバネ32とによって開方向に
付勢されているロック板2は、一体回転する係止軸9が
リンク10の押圧部88の位置に追従して動くことで、
開方向へ動いていく。
ギヤ7が図19の矢示A方向に動いて行く。大径ギヤ7
の動作開始により、その動きが抑えられていた第2のリ
ンク動作体12も矢示A方向に回転し始める。すなわ
ち、駆動バネ16とコイルバネ32とによって開方向に
付勢されているロック板2は、一体回転する係止軸9が
リンク10の押圧部88の位置に追従して動くことで、
開方向へ動いていく。
【0063】ここで、仮に、車高の低い部分に主動プレ
ート2aが突き当たると、主動プレート2aの動きは、
図20に示す位置の直前で停止することになる。一方、
大径ギヤ7は、さらに、矢示A方向に、モータ1の回転
を受けて回転を継続する。なお、図20に示す状態は、
ロック板2の基部33aがロック板ストッパ43に突き
当たりその回動が停止した上限位置となっている。
ート2aが突き当たると、主動プレート2aの動きは、
図20に示す位置の直前で停止することになる。一方、
大径ギヤ7は、さらに、矢示A方向に、モータ1の回転
を受けて回転を継続する。なお、図20に示す状態は、
ロック板2の基部33aがロック板ストッパ43に突き
当たりその回動が停止した上限位置となっている。
【0064】そして、上限位置に大径ギヤ7がくると同
時に、モータ1の回転が停止する。この上限位置の検出
すなわちモータ1の回転停止は、遮光板61を上限セン
サ64が検出することにより行っている。なお、モータ
1の回転は、外部等から負荷を受けることが無いので極
めてスムーズなものとなっている。
時に、モータ1の回転が停止する。この上限位置の検出
すなわちモータ1の回転停止は、遮光板61を上限セン
サ64が検出することにより行っている。なお、モータ
1の回転は、外部等から負荷を受けることが無いので極
めてスムーズなものとなっている。
【0065】モータ1の回転が停止すると、大径ギヤ7
は、増速となる歯車輪列により、その位置にロックされ
る。なお、その後、車輌がわずかに移動し、車高が高い
部分に主動プレート2aが対向すると、駆動バネ16お
よびコイルバネ32の働きで主動プレート2aは、その
動きに追従し、上がっていく。すると、主動プレート2
aによってその上昇が抑えられている従動プレート2b
もコイルバネ32の働きで主動プレート2aに追従して
開方向に回動する。
は、増速となる歯車輪列により、その位置にロックされ
る。なお、その後、車輌がわずかに移動し、車高が高い
部分に主動プレート2aが対向すると、駆動バネ16お
よびコイルバネ32の働きで主動プレート2aは、その
動きに追従し、上がっていく。すると、主動プレート2
aによってその上昇が抑えられている従動プレート2b
もコイルバネ32の働きで主動プレート2aに追従して
開方向に回動する。
【0066】この動作の結果、主動プレート2aと車輌
の底との隙間は生じないものとなる。このため、車輌を
強引に駐車場所から離脱させようとする気持ちを、駐車
車輌の運転者に生ぜじめることがなくなり、駐車管理装
置として十分機能するものとなる。このように、ロック
板2を開状態とすることにより、入庫した車輌の退出を
阻止する。
の底との隙間は生じないものとなる。このため、車輌を
強引に駐車場所から離脱させようとする気持ちを、駐車
車輌の運転者に生ぜじめることがなくなり、駐車管理装
置として十分機能するものとなる。このように、ロック
板2を開状態とすることにより、入庫した車輌の退出を
阻止する。
【0067】なお、違法駐車しようとする者がロック板
2を押し下げた状態で駐車し、その状態のまま脱出しよ
うとしても、内側の主動プレート2aは、車輌の中央真
下にくることとなり、足等で押し下げることはできな
い。図21に示すように、外側の従動プレート2bを押
し下げることはできても、主動プレート2aを足で押し
下げた状態では駐車できないのである。
2を押し下げた状態で駐車し、その状態のまま脱出しよ
うとしても、内側の主動プレート2aは、車輌の中央真
下にくることとなり、足等で押し下げることはできな
い。図21に示すように、外側の従動プレート2bを押
し下げることはできても、主動プレート2aを足で押し
下げた状態では駐車できないのである。
【0068】そして、基本時間が経過すると、追加料金
を加算した金額が料金表示窓に表示される。なお、基本
時間、基本料金、追加時間及び追加料金の各時間単位と
各料金単位は、目的に応じ自由に設定できる。柱状の制
御部に設けられる硬貨投入口に硬貨が投入されると、こ
の制御部内のコントロール部の検知機能により検知さ
れ、その硬貨金額を料金表示窓の金額から差し引く。そ
して、表示料金が零になると、制御部から信号を出し、
モータ1を動作させ、ロック板2を閉方向に駆動させ
る。
を加算した金額が料金表示窓に表示される。なお、基本
時間、基本料金、追加時間及び追加料金の各時間単位と
各料金単位は、目的に応じ自由に設定できる。柱状の制
御部に設けられる硬貨投入口に硬貨が投入されると、こ
の制御部内のコントロール部の検知機能により検知さ
れ、その硬貨金額を料金表示窓の金額から差し引く。そ
して、表示料金が零になると、制御部から信号を出し、
モータ1を動作させ、ロック板2を閉方向に駆動させ
る。
【0069】このとき、モータ1の動力は、ロック板駆
動機構の歯車輪列を介して減速され大径ギヤ7に伝えら
れ、大径ギヤ7は、図20に示す矢示B方向に回転す
る。なお、回動当初は、リンク10の押圧部88が係合
軸13に当接していないため、主動プレート2aは車輌
の底についたままの状態をしばらく維持する。
動機構の歯車輪列を介して減速され大径ギヤ7に伝えら
れ、大径ギヤ7は、図20に示す矢示B方向に回転す
る。なお、回動当初は、リンク10の押圧部88が係合
軸13に当接していないため、主動プレート2aは車輌
の底についたままの状態をしばらく維持する。
【0070】なお、ロック板2の開状態のとき、リンク
機構は、大径ギヤ7の回転力がリンク10を介して、第
2のリンク動作体12に伝わり易い構成となっている。
すなわち、図20に示すように、係止軸9と係合軸13
とを結ぶ線と、第2のリンク動作体12の回転支点と係
合軸13とを結ぶ線とからなる角度が90度に近い角度
(=90度より若干大きい角度)となっており、効率良
く、従動プレート2aを閉じ方向に動作させることがで
きる。
機構は、大径ギヤ7の回転力がリンク10を介して、第
2のリンク動作体12に伝わり易い構成となっている。
すなわち、図20に示すように、係止軸9と係合軸13
とを結ぶ線と、第2のリンク動作体12の回転支点と係
合軸13とを結ぶ線とからなる角度が90度に近い角度
(=90度より若干大きい角度)となっており、効率良
く、従動プレート2aを閉じ方向に動作させることがで
きる。
【0071】その後、長穴11の押圧部88が係合軸1
3に当接し、第2のリンク動作体12を図20で矢示B
方向へ押していく。この結果、主動プレート2aが駆動
バネ16およびコイルバネ32の付勢力に抗して閉じて
いくと共に、従動プレート2bも主動プレート2aに押
されて閉じていく。そして、ロック板2は、図19に示
す閉じ状態となる。
3に当接し、第2のリンク動作体12を図20で矢示B
方向へ押していく。この結果、主動プレート2aが駆動
バネ16およびコイルバネ32の付勢力に抗して閉じて
いくと共に、従動プレート2bも主動プレート2aに押
されて閉じていく。そして、ロック板2は、図19に示
す閉じ状態となる。
【0072】このとき、閉じ付近では、大径ギヤ7から
の伝達効率が良くなり、伝えられる力が大きくなると共
に変位量が少なくなる。このため、閉じ付近では、ロッ
ク板2は、低速かつ高トルクにて動作することとなる。
なお、この実施の形態では、ロック板2が水平状態とな
ったときを閉じ位置、すなわち下限の位置としている。
このため、台部41との間の弾性プレート109によっ
て、仮に、子供などが手や足を挟んでしまっても大事に
は至らない。ここで、下限位置は、遮光板61が下限セ
ンサ65側に戻り、検知されることによりその位置が検
出される。
の伝達効率が良くなり、伝えられる力が大きくなると共
に変位量が少なくなる。このため、閉じ付近では、ロッ
ク板2は、低速かつ高トルクにて動作することとなる。
なお、この実施の形態では、ロック板2が水平状態とな
ったときを閉じ位置、すなわち下限の位置としている。
このため、台部41との間の弾性プレート109によっ
て、仮に、子供などが手や足を挟んでしまっても大事に
は至らない。ここで、下限位置は、遮光板61が下限セ
ンサ65側に戻り、検知されることによりその位置が検
出される。
【0073】ロック板2が閉状態の下限にくると、下限
センサ65により得られる信号により、モータ1をオフ
し、ロック板2の閉動作の完了後の位置保持を行う。こ
のように、ロック板2を閉状態とすることにより、入庫
した車輌の退出を可能とする。なお、この実施の形態で
は、モータ1には電磁ブレーキが付加されていないの
で、ロック板2を閉から開方向に歯車輪列の抵抗以上の
強い力で引っ張ると、ロック板2は徐々に開方向に動い
ていく。このため、手動でロック板2を動かし、その
後、ロック板2に荷重をかけることによって、リンク機
構が動作するか否かを確認できる。なお、電磁ブレーキ
を付加するようにしても良い。
センサ65により得られる信号により、モータ1をオフ
し、ロック板2の閉動作の完了後の位置保持を行う。こ
のように、ロック板2を閉状態とすることにより、入庫
した車輌の退出を可能とする。なお、この実施の形態で
は、モータ1には電磁ブレーキが付加されていないの
で、ロック板2を閉から開方向に歯車輪列の抵抗以上の
強い力で引っ張ると、ロック板2は徐々に開方向に動い
ていく。このため、手動でロック板2を動かし、その
後、ロック板2に荷重をかけることによって、リンク機
構が動作するか否かを確認できる。なお、電磁ブレーキ
を付加するようにしても良い。
【0074】以上のような通常の入出庫以外に異常な入
出庫が行われることがある。例えば、入庫した車輌が料
金を支払わずに出庫しようとする場合がある。なお、違
法脱出が行われるときは、従動プレート2bに車輌のタ
イヤが乗り上がる前に、主動プレート2aが開方向に大
きな力を受けることとなる。このとき、主動プレート2
aは、開方向の上限位置までスムーズに移動する。そし
て、さらに主動プレート2aに力が加わると、主動プレ
ート2aはロック板ストッパ42,43と踏み台部42
の端部とで回動が阻止され、たわみ始め、その後、車輌
が主動プレート2aを乗り越えると、主動プレート2a
にはそのたわみの反力と車輌の荷重の両方が急激に加わ
る。
出庫が行われることがある。例えば、入庫した車輌が料
金を支払わずに出庫しようとする場合がある。なお、違
法脱出が行われるときは、従動プレート2bに車輌のタ
イヤが乗り上がる前に、主動プレート2aが開方向に大
きな力を受けることとなる。このとき、主動プレート2
aは、開方向の上限位置までスムーズに移動する。そし
て、さらに主動プレート2aに力が加わると、主動プレ
ート2aはロック板ストッパ42,43と踏み台部42
の端部とで回動が阻止され、たわみ始め、その後、車輌
が主動プレート2aを乗り越えると、主動プレート2a
にはそのたわみの反力と車輌の荷重の両方が急激に加わ
る。
【0075】このとき、主動プレート2aの回動は、第
3回転軸21に伝わり、第2のリンク動作体12に伝達
される。第2のリンク動作体12の回動は、係合軸13
が長穴11の逃がし部89内を移動していくことにより
許容される。
3回転軸21に伝わり、第2のリンク動作体12に伝達
される。第2のリンク動作体12の回動は、係合軸13
が長穴11の逃がし部89内を移動していくことにより
許容される。
【0076】また、ロック板2が開方向に動作し始めた
時、一旦入庫した車輌が駐車を止めて急に出庫しようと
する場合がある。この場合、ロック板2に、加速した車
輌がぶつかり極めて大きな開方向の力が加わる。この力
は過負荷となるが、このロック板駆動機構では、リンク
機構が介在することによって開動作の終盤では歯車輪列
には力が十分伝わらないため、それらの部分に破損が生
ずる危険性が少ないものとなる。また、過負荷を受けた
場合、リンク10がまず破損することとなり、リンク1
0の交換のみで修理ができ、簡単な修理作業で対応でき
る。このため全体としての修理費の上昇を抑えることが
できる。
時、一旦入庫した車輌が駐車を止めて急に出庫しようと
する場合がある。この場合、ロック板2に、加速した車
輌がぶつかり極めて大きな開方向の力が加わる。この力
は過負荷となるが、このロック板駆動機構では、リンク
機構が介在することによって開動作の終盤では歯車輪列
には力が十分伝わらないため、それらの部分に破損が生
ずる危険性が少ないものとなる。また、過負荷を受けた
場合、リンク10がまず破損することとなり、リンク1
0の交換のみで修理ができ、簡単な修理作業で対応でき
る。このため全体としての修理費の上昇を抑えることが
できる。
【0077】また、時には、ロック板2の開き動作時
に、人が足で踏む等により従動プレート2bが閉じ方向
に移動させられることがある。その状態が続くと従来の
装置では、電磁ブレーキが働き、その位置でロック板2
を保持してしまい、違法駐車がし易くなっている。しか
し、この装置では、そのような動きを行えないようにな
っている。すなわち、ロック板2が主動プレート2aと
従動プレート2bとに分割され、外側の従動プレート2
bがコイルバネ32によって開き方向へ付勢されている
一方、主動プレート2aが内側に配置され、人の足等が
届かない位置となっているためである。
に、人が足で踏む等により従動プレート2bが閉じ方向
に移動させられることがある。その状態が続くと従来の
装置では、電磁ブレーキが働き、その位置でロック板2
を保持してしまい、違法駐車がし易くなっている。しか
し、この装置では、そのような動きを行えないようにな
っている。すなわち、ロック板2が主動プレート2aと
従動プレート2bとに分割され、外側の従動プレート2
bがコイルバネ32によって開き方向へ付勢されている
一方、主動プレート2aが内側に配置され、人の足等が
届かない位置となっているためである。
【0078】一方、主動プレート2aが開状態のとき
に、さらに開方向に力が加わると、次の3ヶ所でその力
を受けるようになる。第1に、ロック板ストッパ33の
背面に主動プレート2aが突き当たること、第2に、踏
み台部42の端面に主動プレート2aの背面が突き当た
ること、第3に、係合軸13がリンク10の押圧部88
に突き当たることの3点で開方向の力を受ける。このよ
うに3ヶ所によって開方向の力を分散させて受けること
によって、主動プレート2aのさらなる開方向への移動
を阻止している。なお、リンク10と係止軸9と係合軸
13の位置関係が、係合軸13からの力を大径ギヤ7の
回転力に変換しにくい関係となっているため、歯車輪列
が破損することはほとんどない。
に、さらに開方向に力が加わると、次の3ヶ所でその力
を受けるようになる。第1に、ロック板ストッパ33の
背面に主動プレート2aが突き当たること、第2に、踏
み台部42の端面に主動プレート2aの背面が突き当た
ること、第3に、係合軸13がリンク10の押圧部88
に突き当たることの3点で開方向の力を受ける。このよ
うに3ヶ所によって開方向の力を分散させて受けること
によって、主動プレート2aのさらなる開方向への移動
を阻止している。なお、リンク10と係止軸9と係合軸
13の位置関係が、係合軸13からの力を大径ギヤ7の
回転力に変換しにくい関係となっているため、歯車輪列
が破損することはほとんどない。
【0079】また、従動プレート2bに開方向の力が加
わるときは、重なり部35を介して主動プレート2aに
開方向の力が加わることとなり、上述の3カ所で開方向
の力を受けると共に従動プレート2b自体が踏み台部4
2の端面に背面が突き当たることでも開方向の力を受け
ることとなる。
わるときは、重なり部35を介して主動プレート2aに
開方向の力が加わることとなり、上述の3カ所で開方向
の力を受けると共に従動プレート2b自体が踏み台部4
2の端面に背面が突き当たることでも開方向の力を受け
ることとなる。
【0080】また、上述の実施の形態では、主動プレー
ト2aが車底に追従できるものとなっているが、このよ
うな場合等では、主動プレート2aの車底への食いつき
が問題となる。例えば、運転車が降りて車底が一旦高く
なり、その後、発進するときには、数人が乗るような場
合、車底の上昇に追従して主動プレート2aが一旦上昇
する。その後、同乗者の重みによって車底が下がると、
主動プレート2aが車底に食い付いてしまう現象が生じ
がちとなる。しかも、このような現象は、車の底の状況
や乗る人数等によって種々な状態として現れてくる。こ
のため、この現象が生じないようにすると共に、生じて
も確実に食いつきを外せるように構成するのが重要とな
ってくる。
ト2aが車底に追従できるものとなっているが、このよ
うな場合等では、主動プレート2aの車底への食いつき
が問題となる。例えば、運転車が降りて車底が一旦高く
なり、その後、発進するときには、数人が乗るような場
合、車底の上昇に追従して主動プレート2aが一旦上昇
する。その後、同乗者の重みによって車底が下がると、
主動プレート2aが車底に食い付いてしまう現象が生じ
がちとなる。しかも、このような現象は、車の底の状況
や乗る人数等によって種々な状態として現れてくる。こ
のため、この現象が生じないようにすると共に、生じて
も確実に食いつきを外せるように構成するのが重要とな
ってくる。
【0081】この実施の形態では、主動プレート2aに
対して閉方向の力が加わったとき、その動きを阻止する
ロック機構が設けられていないので、閉じ方向に容易に
回動することとなり食いつき現象が生じない。しかも、
主動プレート2aの先端は円形のU字状のパイプ26と
なっているので、さらに、食いつきにくくなる。
対して閉方向の力が加わったとき、その動きを阻止する
ロック機構が設けられていないので、閉じ方向に容易に
回動することとなり食いつき現象が生じない。しかも、
主動プレート2aの先端は円形のU字状のパイプ26と
なっているので、さらに、食いつきにくくなる。
【0082】しかも、この実施の形態では、伝達効率が
徐々に変化するリンク機構を上手に活用し、この食いつ
き現象等を回避している。すなわち、駆動バネ16やコ
イルバネ32に抗してロック板2を閉じる当初は、伝達
効率を高くし、急速に閉じ方向に駆動すると共に低トル
クにて閉じている。すなわち、食いつきにくくなってい
る。そして、閉じ終了付近では、伝達効率が低くなり、
ロック板2はゆっくり閉じると共に、高トルクで閉じる
こととなる。なお、ロック板2が開くときは、この逆
に、最初はゆっくりかつ高トルクで開き始めるが、さら
に駆動バネ16とコイルバネ32の付勢力が加わるた
め、ゆっくり確実に開いていく。
徐々に変化するリンク機構を上手に活用し、この食いつ
き現象等を回避している。すなわち、駆動バネ16やコ
イルバネ32に抗してロック板2を閉じる当初は、伝達
効率を高くし、急速に閉じ方向に駆動すると共に低トル
クにて閉じている。すなわち、食いつきにくくなってい
る。そして、閉じ終了付近では、伝達効率が低くなり、
ロック板2はゆっくり閉じると共に、高トルクで閉じる
こととなる。なお、ロック板2が開くときは、この逆
に、最初はゆっくりかつ高トルクで開き始めるが、さら
に駆動バネ16とコイルバネ32の付勢力が加わるた
め、ゆっくり確実に開いていく。
【0083】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の一例ではあるが、これに限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
変形実施可能である。たとえば、主動プレート2aを図
22に示すように、長方形の金属板111に、全体がU
字状のパイプ26を溶接固定するようにしても良い。こ
の構成にすると、金属板111とパイプ26の間に空間
112が形成されると共に、その空間112を含めた先
端が従動プレート2bより長くなるものとなる。
な実施の形態の一例ではあるが、これに限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
変形実施可能である。たとえば、主動プレート2aを図
22に示すように、長方形の金属板111に、全体がU
字状のパイプ26を溶接固定するようにしても良い。こ
の構成にすると、金属板111とパイプ26の間に空間
112が形成されると共に、その空間112を含めた先
端が従動プレート2bより長くなるものとなる。
【0084】また、主動プレート2aを図23に示すよ
うに台形の金属板115と、裏面に設けられる補強パイ
プ116a〜116hとで構成しても良い。さらに、図
24に示すように、先端を曲げた全体として長形状のも
のとしても良い。この構成の主動プレート2aは、補強
パイプ117a〜117fで裏打ちされており、基本的
構造は、従動プレート2bと同様の構成となっている。
うに台形の金属板115と、裏面に設けられる補強パイ
プ116a〜116hとで構成しても良い。さらに、図
24に示すように、先端を曲げた全体として長形状のも
のとしても良い。この構成の主動プレート2aは、補強
パイプ117a〜117fで裏打ちされており、基本的
構造は、従動プレート2bと同様の構成となっている。
【0085】以上のような主動プレート2aは、上限位
置での先端の高さH(=台部41の下面からの高さ)が
30cmとなり、上限位置での主動プレート2aの上面
が台部41の下面に対してなす角度αを64度とするよ
うに構成している。しかし、これらの値の代わりに、他
の数値を適宜採用することができる。
置での先端の高さH(=台部41の下面からの高さ)が
30cmとなり、上限位置での主動プレート2aの上面
が台部41の下面に対してなす角度αを64度とするよ
うに構成している。しかし、これらの値の代わりに、他
の数値を適宜採用することができる。
【0086】さらに、主動プレート2aと従動プレート
2bの高さ方向の長さは、主動プレート2aが従動プレ
ート2bより50mm長くなっている。しかし、この寸
法差hの違いは、40〜80mmの範囲とすることがで
きる。寸法差hを40mmとすると、従動プレート2b
が立ち上がったとき、主動プレート2aとの差が十分生
じ、従動プレート2bが車輌の底に食い込む現象を確実
に防止できる。また、寸法差hを80mm以下とする
と、従動プレート2bが立ち上がったとき、十分な高さ
となり、乗り越えて脱出しようとする意思の発生を防止
できると共に動作状態を容易に視認できることとなる。
2bの高さ方向の長さは、主動プレート2aが従動プレ
ート2bより50mm長くなっている。しかし、この寸
法差hの違いは、40〜80mmの範囲とすることがで
きる。寸法差hを40mmとすると、従動プレート2b
が立ち上がったとき、主動プレート2aとの差が十分生
じ、従動プレート2bが車輌の底に食い込む現象を確実
に防止できる。また、寸法差hを80mm以下とする
と、従動プレート2bが立ち上がったとき、十分な高さ
となり、乗り越えて脱出しようとする意思の発生を防止
できると共に動作状態を容易に視認できることとなる。
【0087】また、主動プレート2aと従動プレート2
bの高さ方向の長さを同じとしたり、従動プレート2b
の方を逆に長くしても良い。従動プレート2bを長くす
ると、タイヤの乗り越えを阻止する面で有利となる。
bの高さ方向の長さを同じとしたり、従動プレート2b
の方を逆に長くしても良い。従動プレート2bを長くす
ると、タイヤの乗り越えを阻止する面で有利となる。
【0088】また、ロック板2を分割するのではなく、
図25に示すように、内側部分(主動プレート2aが配
置される部分)に突出部121を有する1枚の金属板を
表面に設けたロック板120としても良い。このロック
板120は、車輌の底に当たる部分を高くしたもので、
従来は、1点鎖線で示すように、車輌の底に当たらない
ように切り欠いていたのに対し、逆に積極的に底に当て
るようにしたものである。違法脱出する者にとっては、
タイヤがロック板120を乗り越えることには躊躇しな
いが、車輌の底、たとえばデファレンシャル機構等が損
傷することをあえて実行する気にはならない。この点
で、違法脱出は大きく減少する。
図25に示すように、内側部分(主動プレート2aが配
置される部分)に突出部121を有する1枚の金属板を
表面に設けたロック板120としても良い。このロック
板120は、車輌の底に当たる部分を高くしたもので、
従来は、1点鎖線で示すように、車輌の底に当たらない
ように切り欠いていたのに対し、逆に積極的に底に当て
るようにしたものである。違法脱出する者にとっては、
タイヤがロック板120を乗り越えることには躊躇しな
いが、車輌の底、たとえばデファレンシャル機構等が損
傷することをあえて実行する気にはならない。この点
で、違法脱出は大きく減少する。
【0089】このロック板120は、1枚板の金属板1
22にU字状のパイプ26を溶接固定し、突出部121
を形成する。回動支点は、円筒部123となっており、
この円筒部123を第3回転軸21に溶接固定すること
で取り付ける。このロック板120を使用する場合、コ
イルバネ32は不要となる。また、ロック板駆動機構中
に、特開平10−61244に示されるロック機構や他
のロック機構を設けるようにしても良い。ロック機構を
設けると、一旦上昇したロック板120の押し下げが不
可能となり、違法脱出防止の面で好ましいものとなる。
22にU字状のパイプ26を溶接固定し、突出部121
を形成する。回動支点は、円筒部123となっており、
この円筒部123を第3回転軸21に溶接固定すること
で取り付ける。このロック板120を使用する場合、コ
イルバネ32は不要となる。また、ロック板駆動機構中
に、特開平10−61244に示されるロック機構や他
のロック機構を設けるようにしても良い。ロック機構を
設けると、一旦上昇したロック板120の押し下げが不
可能となり、違法脱出防止の面で好ましいものとなる。
【0090】また、従動プレート2bの開方向への付勢
を従動プレート2bの裏側で台部41に設置されるコイ
ルバネ32で行うのではなく、図26に示すように、第
3回転軸21に巻かれ一端131aが第3回転軸21に
固定されたピン132に係止され、他端131bが従動
プレート2bに係止される巻きバネ131で行うように
しても良い。また、駆動バネ16を、ベアリングユニッ
ト23側の位置でサイドカバー44内に設けるようにし
ても良い。
を従動プレート2bの裏側で台部41に設置されるコイ
ルバネ32で行うのではなく、図26に示すように、第
3回転軸21に巻かれ一端131aが第3回転軸21に
固定されたピン132に係止され、他端131bが従動
プレート2bに係止される巻きバネ131で行うように
しても良い。また、駆動バネ16を、ベアリングユニッ
ト23側の位置でサイドカバー44内に設けるようにし
ても良い。
【0091】また、上述の実施の形態では、付勢部材と
して、第3回転軸21に巻かれるコイル状の巻バネを採
用しているが、ロック板2と台部41の間に設けられる
スプリングバネとしたり、また他の弾性部材としたり、
さらには、ソレノイドやモータ等を利用して開方向に常
時付勢させるようにしても良い。
して、第3回転軸21に巻かれるコイル状の巻バネを採
用しているが、ロック板2と台部41の間に設けられる
スプリングバネとしたり、また他の弾性部材としたり、
さらには、ソレノイドやモータ等を利用して開方向に常
時付勢させるようにしても良い。
【0092】さらに、車輌感知には、ループセンサ以外
に赤外線センサ等他の検知手段を採用したり、ループセ
ンサと赤外線センサを併用したりすることができる。ま
た、上述の実施の形態で示した各機構は、従来のような
駐車管理装置、すなわち地中内に埋設されるループセン
サー等からなる車輌感知器と、この車輌感知器の信号を
受けてロック板駆動機構を制御するコントロール部等が
組み込まれた制御部を有し、モータの動力で開閉可能な
ロック板を動作させるロック板駆動機構を備える駐車管
理装置に使用するのが好適であるが、それらを具備しな
い駐車管理装置、例えばモータ駆動方式でないものや車
輌感知器を有しない駐車管理装置等にも適用できる。
に赤外線センサ等他の検知手段を採用したり、ループセ
ンサと赤外線センサを併用したりすることができる。ま
た、上述の実施の形態で示した各機構は、従来のような
駐車管理装置、すなわち地中内に埋設されるループセン
サー等からなる車輌感知器と、この車輌感知器の信号を
受けてロック板駆動機構を制御するコントロール部等が
組み込まれた制御部を有し、モータの動力で開閉可能な
ロック板を動作させるロック板駆動機構を備える駐車管
理装置に使用するのが好適であるが、それらを具備しな
い駐車管理装置、例えばモータ駆動方式でないものや車
輌感知器を有しない駐車管理装置等にも適用できる。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の駐車管理装置では、違法駐車、すなわち違法脱出を大
幅に減少させることが可能となる。
の駐車管理装置では、違法駐車、すなわち違法脱出を大
幅に減少させることが可能となる。
【図1】本発明の駐車管理装置に使用されるロック板駆
動機構の平面図である。
動機構の平面図である。
【図2】図1のロック板駆動機構を矢示II方向から見た
正面図である。
正面図である。
【図3】図1のロック板駆動機構を矢示III方向から見
た右側面図である。
た右側面図である。
【図4】図1のロック板駆動機構を矢示IV方向から見た
左側面図である。
左側面図である。
【図5】図1のロック板駆動機構のロック板駆動部とそ
の周辺の分解斜視図である。
の周辺の分解斜視図である。
【図6】図1のロック板駆動機構のロック板部と、その
周辺の分解斜視図である。
周辺の分解斜視図である。
【図7】図1のロック板駆動機構のロック板ベース組と
その周辺の分解斜視図である。
その周辺の分解斜視図である。
【図8】図1のロック板駆動機構の第2回転軸周辺の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図9】図1のロック板駆動機構に使用されるロック板
が開状態時の裏側から見た要部斜視図である。
が開状態時の裏側から見た要部斜視図である。
【図10】図1のロック板駆動機構に使用される付勢部
材としてのコイルバネ部分の分解斜視図である。
材としてのコイルバネ部分の分解斜視図である。
【図11】図1のロック板駆動機構に使用される遮光板
を示す図で、(A)は正面図で、(B)は(A)の矢示
B方向から見た側面図である。
を示す図で、(A)は正面図で、(B)は(A)の矢示
B方向から見た側面図である。
【図12】図1のロック板駆動機構に使用されるセンサ
ーボスを示す図で、(A)は(B)のA−A断面図で、
(B)は(A)の矢示B方向から見た背面図である。
ーボスを示す図で、(A)は(B)のA−A断面図で、
(B)は(A)の矢示B方向から見た背面図である。
【図13】図1のロック板駆動機構に使用される大径ギ
ヤを示す図で、(A)は正面図で、(B)は(A)の矢
示B方向から見た側面図である。
ヤを示す図で、(A)は正面図で、(B)は(A)の矢
示B方向から見た側面図である。
【図14】図1のロック板駆動機構に使用されるリンク
の正面図である。
の正面図である。
【図15】図1のロック板駆動機構に使用される第2の
リンク動作体を示す図で、(A)は正面図で、(B)は
(A)の矢示B方向から見た一部断面側面図である。
リンク動作体を示す図で、(A)は正面図で、(B)は
(A)の矢示B方向から見た一部断面側面図である。
【図16】図1のロック板駆動機構の主動プレートと従
動プレートの境界周辺を裏側から見た斜視図である。
動プレートの境界周辺を裏側から見た斜視図である。
【図17】図16の要部拡大図である。
【図18】図1のロック板駆動機構のロック板の踏み台
部を側方から見た部分拡大図である。
部を側方から見た部分拡大図である。
【図19】図1のロック板駆動機構のリンク機構とロッ
ク板の動きを説明するための側面透視図で、ロック板が
下限位置(閉位置)にきているときの状態を示す図であ
る。
ク板の動きを説明するための側面透視図で、ロック板が
下限位置(閉位置)にきているときの状態を示す図であ
る。
【図20】図1のロック板駆動機構のリンク機構とロッ
ク板の動きを説明するための側面透視図で、ロック板が
上限位置(開位置)にきているときの状態を示す図であ
る。
ク板の動きを説明するための側面透視図で、ロック板が
上限位置(開位置)にきているときの状態を示す図であ
る。
【図21】図1のロック板駆動機構のリンク機構とロッ
ク板の動きを説明するための側面透視図で、一枚のロッ
ク板である従動プレートが押し下げられた状態を示す図
である。
ク板の動きを説明するための側面透視図で、一枚のロッ
ク板である従動プレートが押し下げられた状態を示す図
である。
【図22】図1のロック板駆動機構に使用される一方の
ロック板となる主動プレートの他の例を示す図である。
ロック板となる主動プレートの他の例を示す図である。
【図23】図1のロック板駆動機構に使用される一方の
ロック板となる主動プレートのさらに他の例を示す図
で、(A)は裏側から見た図で、(B)は表側から見た
図である。
ロック板となる主動プレートのさらに他の例を示す図
で、(A)は裏側から見た図で、(B)は表側から見た
図である。
【図24】図1のロック板駆動機構に使用される一方の
ロック板となる主動プレートの第4の例を示す図であ
る。
ロック板となる主動プレートの第4の例を示す図であ
る。
【図25】図1のロック板駆動機構を若干変更したロッ
ク板駆動機構に使用されるロック板を示す図で、(A)
は裏側から見た図で、(B)は表側から見た図である。
ク板駆動機構に使用されるロック板を示す図で、(A)
は裏側から見た図で、(B)は表側から見た図である。
【図26】図1のロック板駆動機構に使用される従動プ
レートに付勢力を与えるコイルバネの他の例を示す図で
ある。
レートに付勢力を与えるコイルバネの他の例を示す図で
ある。
【図27】従来の駐車管理装置の基本構成を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図28】従来のロック板駆動機構のロック板部の断面
図である。
図である。
1 モータ 2 ロック板 2a 主動プレート(第1プレート) 2b 従動プレート(第2プレート) 7 大径ギヤ(第1のリンク動作体) 10 リンク 11 長穴 12 第2のリンク動作体 16 駆動バネ 21 第3回転軸 32 コイルバネ
Claims (8)
- 【請求項1】 ロック板を動作させるロック板駆動機構
を備えてなる駐車管理装置において、上記ロック板を第
1プレートと第2プレートに分割し、上記第1プレート
を、駐車車輌の中心側に配置されるようにすると共に車
輌のより外側に配置される上記第2プレートに比べ開時
の高さが高くなるようにしたことを特徴とする駐車管理
装置。 - 【請求項2】 前記両プレートの高さ方向の寸法の差を
40〜80mmとしたことを特徴とする請求項1記載の
駐車管理装置。 - 【請求項3】 ロック板を動作させるロック板駆動機構
を備えてなる駐車管理装置において、上記ロック板を第
1プレートと第2プレートに分割し、駐車車輌の中心側
に配置されることとなる上記第1プレートを、先端が細
くなる形状とすると共に少なくともその最先端部分をパ
イプで構成したことを特徴とする駐車管理装置。 - 【請求項4】 前記第1プレートの先端外形を半円形状
とし、前記パイプを断面円筒のU字状パイプとしたこと
を特徴とする請求項3記載の駐車管理装置。 - 【請求項5】 前記第1プレートをモータで開閉する主
動プレートとし、前記第2プレートを、バネの付勢力で
上記主動プレートの動きに追従して開動作し、上記主動
プレートの閉動作に追従して閉動作すると共に上記バネ
の付勢力に抗して単独で手動にて押し下げ可能となる従
動プレートとしたことを特徴とする請求項1、2、3ま
たは4記載の駐車管理装置。 - 【請求項6】 モータの動力で開閉可能なロック板を動
作させるロック板駆動機構を備えてなる駐車管理装置に
おいて、上記ロック板を第1プレートと第2プレートに
分割し、上記第1プレートを、上記モータで開閉される
と共に第1のバネの付勢力で常時開方向に付勢される主
動プレートとし、上記第2プレートを、第2のバネの付
勢力で上記主動プレートの動きに追従して開動作し、上
記主動プレートの閉動作に追従して閉動作すると共に上
記第2のバネの付勢力に抗して単独で手動にて押し下げ
可能となる従動プレートとしたことを特徴とする駐車管
理装置。 - 【請求項7】 モータの動力で開閉可能なロック板を動
作させるロック板駆動機構を備えてなる駐車管理装置に
おいて、上記ロック板は、駐車車輌の中心となる側の端
部に、他の部分に比べ高さ方向に突出した突出部を設け
た形状としたことを特徴とする駐車管理装置。 - 【請求項8】 前記ロック板の少なくとも表面を1枚の
金属板から構成したことを特徴とする請求項7記載の駐
車管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11120085A JP2000310053A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 駐車管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11120085A JP2000310053A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 駐車管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000310053A true JP2000310053A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14777546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11120085A Withdrawn JP2000310053A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 駐車管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000310053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005105535A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-21 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車両退出阻止装置 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11120085A patent/JP2000310053A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005105535A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-21 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車両退出阻止装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |