JP2000309458A - 一定直径のベースを有するインジェクタ回転処理装置および一様な速さで進む細長いウエブを取り扱う方法 - Google Patents

一定直径のベースを有するインジェクタ回転処理装置および一様な速さで進む細長いウエブを取り扱う方法

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JP2000309458A JP2000028006A JP2000028006A JP2000309458A JP 2000309458 A JP2000309458 A JP 2000309458A JP 2000028006 A JP2000028006 A JP 2000028006A JP 2000028006 A JP2000028006 A JP 2000028006A JP 2000309458 A JP2000309458 A JP 2000309458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 独特の間欠送り回転変換方法および装置を得
る。 【解決手段】 除去可能な一対の相補鋼シート型が種々
の手段により装着されている1組の一定直径の円筒形ベ
ースの実現できるように、動いている連続ウエブを正確
に位置決めするインジェクタ機構を含む独特な回転型打
ち抜き装置。本発明の新規なサブ部分の統合された作用
によって、既存の回転変換技術に対して動作の経済性を
大幅に改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエブで送られる
カートン(板紙)材料を型打ち抜きされて筋付けをされ
た部材に変換する独特の間欠送り変換加工方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】板紙産業においては、原紙素材(シート
またはウエブ状)の物を入れるばかりになっている完成
された板紙箱への加工は3つの基本的な順次的方法、す
なわち、印刷、型打ち抜き/筋付け、および折り曲げ/
糊付けで構成される。これらの方法は通常は相互に独立
して実施されるために中間での保管を必要とするが、あ
る場合には印刷および型打ち抜き/筋付けを相互に連続
して行うことができる。この産業では、印刷された板紙
材を型打ち抜きして、筋をつけて最終的な形の平らな部
材にするために2つの基本的な方法が用いられている。
そのうちの1つは平型打ち抜きであり、他の1つは回転
型打ち抜きである。それら2つの方法およびそれらに関
連する技術は数多くの特許および技術文献に良く記録さ
れている。通常、シートの形態で印刷されている板紙材
は、その後、印刷機から離れて位置している平型打ち抜
き機で平型打ち抜きされる。連続したウエブ形態で印刷
される板紙材はその後で筋付けされて、印刷機と並んで
配置されている平型打ち抜き機構または回転型打ち抜き
機構により型打ち抜きされる。ウエブ送りされる用途の
場合には、適切な型打ち抜き法の選択は、実行される印
刷作業の全加工工程の経済性により決定される。型打ち
抜き/筋付けの選択に影響を及ぼす要因には、型打ち抜
き機の購入費と、その他の装置一式の費用と、板紙材の
厚さと、工具の寿命と、交換/作業準備時間と、作業の
速さと、作業の実施の長さと、工具供給リード時間とが
ある。各方法には他の方法よりも優れている面がある
が、特定の印刷事業ミックスに対してそれら種々のパラ
メータを慎重に分析することのみによって、使用する最
良の型打ち抜き方法を決定できる。1台の印刷機で2つ
の方法をそのまま用いることは可能であるが、そうする
と高い資本費および/または工具一式の高い費用を必要
とするために、そのやり方は通常は行われない。一般的
にいえば、回転型打ち抜き/筋付けに対する平型打ち抜
き/筋付けの利点は次の通りである。
【0003】i) 型打ち抜き/筋付け工具の費用が
小さいこと、 ii) 工具供給リード時間が短いこと、 iii)より広い厚さ範囲の紙材を処理できること、 iv) 1つの工具で筋付けと型打ち抜きができるこ
と、 v) 工具の磨き直し費用が安価であること。
【0004】回転型打ち抜きの通常の利点は次の通りで
ある。
【0005】a)作業が高速であること、 b)型打ち抜き機の資本費が低いこと、 c)工具の寿命が長いこと、 d)交換時間/調整時間が短いこと、 e)1台の工具で型打ち抜きと筋付けを行えること(た
だし、分割機能回転機械よりは高価である)。
【0006】両方法の二律背反性のために短時間の印刷
のためには平型打ち抜き機が用いられ、長時間の印刷の
ためには回転型打ち抜き機が用いられるのが普通であ
る。板紙産業を戸惑わせたものは、ジャストインタイム
が要求されるために印刷を行う時間が短くなる傾向があ
るのに、板紙産業は回転型打ち抜きの諸利点、すなわ
ち、資本費が小さく、作業スピードが早く、作業切り替
え時間が短いこと、を実現できることを好むことであ
る。これの実現に対する主な障害は工具の費用と供給リ
ード時間である。
【0007】回転工具の使用に対するコスト障害のいく
らかを軽減する最近の大きな進展は、融通性のある鋼打
ち抜き型技術を板紙型打ち抜きに適用することである。
現在の技術の回転型打ち抜き機は通常、型打ち抜きパタ
ーンと筋付けパターンが円筒面に化学的エッチングされ
または機械加工されている、鋼製のシリンダーである。
それらのレリーフパターンはシリンダーに不可欠の特徴
である。パターンの縁部は使用していると磨耗するため
に再び機械加工しなければならない。これは通常5回ま
で行うことができ、その後は工具全体を廃棄しなければ
ならない。回転工具の再機械加工には費用が高くつき、
通常は回転工具の最初の費用の20%で、加工時間が長
くかかる。これが回転工具自体の高い初期費用に付加さ
れる。回転型打ち抜き工具はぴったり組合わされた雄/
雌のセットで供給され、筋付けが1つのセットで行わ
れ、型打ち抜きが第2のセットで行われるのが最もしば
しばである。型打ち抜きと筋付けを1つの工具セットで
行うことができるが、その場合には分割セット機械より
も費用がかさむ。いずれにしても、平型打ち抜きツール
より費用は高く、リード時間は長い。
【0008】回転シート型フォーマットは、化学的にエ
ッチングされたり、機械加工され、その後ベースシリン
ダーに取り付けられる薄い鋼シート(約1.02mm
(0.040インチ)の厚さまで)を使用している。し
たがって、交換の費用はシート型自体に限定され、高価
なベースシリンダーの費用は含まれない。シリンダーベ
ースは事実上無限の寿命を持つ。可撓性型をベースシリ
ンダーに取り付けるための手段は機械的なロック、接着
剤または磁石を含むことができる。回転シート型の費用
は平型の費用の通常3ないし4倍で、寿命は平型のそれ
の2倍である。したがって、可撓性シート型を使用する
ことによって、回転ツーリングに対する費用の問題を部
分的に克服できる。また、シート型の製作および引き渡
しリード時間は約6日間(これに対して平型の場合には
3日間)で、中実回転ツール引き渡しリード時間よりも
大幅な改善である。可撓性シート型の使用で解決されな
いことは使用されているシート型の長さに一致させる必
要がある種々の寸法のベースシリンダーの費用である。
この制約は多くの印刷法の非常に基本的な特徴、すなわ
ち、印刷されたイメージが、行われる各作業ごとに一定
長さ(「リピート)であるということ、によるものであ
る。これらのイメージは一定リピート(円周長さ)の回
転シリンダーから印刷される。回転型打ち抜き工具のリ
ピートは工具が印刷されるイメージの輪郭を型打ち抜き
するために、印刷されたイメージのリピートに一致しな
ければならない。多くの印刷法(フレクソグラフィ、凸
版印刷機、スクリーン等)は広範囲の可能なリピート寸
法を提供するので、印刷機があらゆる作業を1つのプリ
ントで印刷するのに制約はない。実際には、全く反対で
ある、すなわち、印刷イメージの制作が、印刷すべきイ
メージの寸法と形に経済的に適応するリピート寸法をほ
とんど常に選択する。たとえば、ほとんどのフレクソグ
ラフ印刷機は広範囲のリピート長さ、通常は約3.2m
m(1/8インチ)刻み、を可能にしている。この結果
として印刷機は印刷および型打ち抜きツーリングを多数
購入して、保管しておかねばならなくなる。型打ち抜き
の場合には、用いられる各独特のリピートは特定の長さ
のツールを必要とする。これは、平型打ち抜きと回転型
打ち抜きの両方でそうである。したがって、それの業務
が、広範囲のリピート寸法を要求している顧客の要求を
満たす印刷機は、全く工具の費用のために、平型打ち抜
き法をしばしば選択するであろうことがわかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】回転可撓性型を使用す
ると費用が低減されるが、必要な異なる寸法のシリンダ
ーベースに関連する費用は省かれない。発明者がここで
説明する独特の方法で注いだのはまさにこの制約であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】提案されている新規な方
法は回転可撓性型技術の使用に伴なう諸制約を克服する
方法および装置を提供するものである。
【0011】現在の技術における型打ち抜き(一体また
は可撓性)は、印刷のリピート長さに一致するベースシ
リンダーリピートを有する回転工具を用いている。この
ようにして、回転ツール周囲長さと印刷リピート(イメ
ージ)長さの間には整数(たとえば、1対1、2対1、
3対1、等)の組合せが常に存在する。印刷リピート長
さの変更には新しい回転工具リピートの使用を必要とす
る。本出願人は、種々のリピート長さの可撓性鋼型を一
定リピート(すなわち、直径)の2つの回転ベースシリ
ンダーと共に使用できる独自の方法を提案するものであ
る。したがって、そのようなシステムはただ1つのベー
スシリンダーセットを使用することを必要とし(雄可撓
性型と雌可撓性型を一致させるために)、それにより、
回転可撓性型型打ち抜きの使用に伴なう、費用という主
要な障害を除去するものである。
【0012】提案されているシステムについて精力的に
考察することにより、使用される最大リピート寸法より
も大きいベースシリンダー円周長さを使用することが要
求される。そのようなわけで、可撓性型の前縁部と後縁
部との間に間隙が常に存在する。ウエブには、互いに隣
接している連続した引き続くイメージ列が印刷されてい
るために、引き続いて印刷されている各イメージの位置
が回転工具上の、繰り返しは一定であるが、それに印刷
されているイメージは不連続である型打ち抜きパターン
に同期するように印刷されたウエブを再位置決めしなけ
ればならないことがわかる。回転型打ち抜き部における
ウエブの割り出しは、ウエブが工具上型打ち抜きパター
ンに係合させられた時に、ウエブの速さが回転ツールの
速さに一致するようなものである。ウエブが回転してい
る型セットのニッピング作用から解放されると、ウエブ
が可撓性型イメージの前縁部と後縁部との間に存在する
間隙内で離されているサイクル期間部分が存在する。型
打ち抜きすべき印刷されているイメージの前縁部が、長
手方向と横方向とに、可撓性型イメージの前縁部位置に
合されるように、提案されている機構がウエブを再配置
できるのはこのサイクル期間部分の間である。この方法
の実現の中核をなすものは、印刷されているウエブを回
転型打ち抜き部内に制御しつつ入れることができるよう
にする独特の導入機構を使用することである。インジェ
クタは本出願人により以前に特許取得された機構を基に
している(米国特許第5,762,254号)。
【0013】このインジェクタの機能は多彩である。 a)(印刷部から)連続して動いているウエブの動き
を、一定直径のベース回転型打ち抜き機に同期させるた
めに必要な間欠運動に変換する。 b)ウエブを横方向に案内し回転型打ち抜き部内へ入れ
る。 c)回転型打ち抜き部内の(印刷部に存在する)高張力
の部分からより低い張力の部分へウエブを滑らかに遷移
させる手段として機能する。これは次の2つの理由か
ら、提案されているシステムが成功するために重要であ
る。
【0014】i)張力が滑らかに遷移することにより長
手方向および横方向の印刷−型打ち抜き位置合わせの制
御の改良が容易なる。インジェクタの上部包み込みベル
トと下部包み込みベルトとの捕らえ作用によって、サー
ボで駆動されるニップ送り込みおよびループで送られる
システム(張力零)などの現在の技術で可能でないある
程度の制御を行うことができる。ウエブに張力を掛ける
と優れたウエブ制御を常に行えることになる。
【0015】ii)この構成によって既存の他の配置シ
ステムよりもウエブの加速を高くできる。これにより、
提案されたシステムが成功するためにより高速のウエブ
配置作用を行うことができ、それによって生産性が向上
する。
【0016】インジェクタは2種類の運動入力、すなわ
ち、ウエブを駆動するための回転運動、および一定直径
のベース回転型打ち抜き機のために必要な位置プロフィ
ルを生ずるためにウエブを割り出しするための直線運動
で動作する。これら2種類の運動入力は回転式機械的運
動発生機、回転サーボまたは直線電気的サーボにより種
々のものにできる。
【0017】一定直径の回転型打ち抜き機セットは一定
角速度で動作できる。ウエブの速度性能を最適にするた
めに、ウエブと機構との加速度が最低にされて、より高
い動作速度(約15%速い)を出せるように、型打ち抜
き機を可変速度化で動作させることができる。いずれの
場合にも、インジェクタはウエブの同期された型打ち抜
き動作に必要なウエブの運動を発生することができる。
【0018】この提案されたシステムは、ユーザーの生
産目標に応じて、いくつかの形態で構成できる。それら
の構成を図面の記述の中で説明する。特に重要なこと
は、連続したウエブの型打ち抜きと、筋付けと、窓開け
と、その後に続く、個々の板紙箱の引き渡しとは異なっ
て、ロール状にウエブを再巻取りすることを可能にする
例である。型打ち抜きされた板紙のロールはその後、現
在の方法に伴う取扱いおよび保管の費用を要することな
く、最終加工工程(のり付け/折り曲げ)に入れること
ができる。また、部材をロール形態で取扱うことによっ
て最適な安全の条件が可能になる。板紙箱は印刷機で1
回だけ検査すればよい。完全性はロール形態で確保され
る。
【0019】本発明は回転型打ち抜き法の前記諸欠点に
次のようにして取り組む。 1.単一のベースツールリピートで型リピート長さの全
範囲を動くことを可能にする。この結果として工具費用
が大幅に節約される。 2.全ての実施態様において、型打ち抜き部以前はウエ
ブには制御された張力が掛けられている。これによっ
て、ウエブの案内性能が、既存の送り込みループシステ
ムまたは間欠引っ張りシステムと比較して、向上する。 3.転換可能作用:もし望ならば、提案された一定直径
ベース型打ち抜き機モジュールを、従来のフル包み込み
リピート型打ち抜き機工具として、すなわち、印刷機の
印刷部に対して1対1の速度比で動作させることができ
る。ベースを備えた別々の工具セットが特定の各リピー
トに対して必要となろう。この場合、ウエブインジェク
タと送り出し機構は静止位置に固定され、したがって、
ウエブは型打ち抜き機を一定速度で通過することができ
る。この場合、周辺工具の速度は印刷機の印刷部におけ
るウエブの連続速度に一致する。 4.インジェクタの包み込みベルトの作用によって、ウ
エブが印刷部の張力のより高い領域から回転型打ち抜き
機の直前の張力のより低い領域まで進むときに、ウエブ
の張力を滑らかに変化できる。これによって印刷−型位
置合わせ制御が容易になる。既存の回転型打ち抜き機技
術は通常、印刷機の印刷と回転型打ち抜き機部との間の
はさまれた引っ張りロールを利用している。このような
構成によって、ウエブがニップ点に存在する張力差を通
る際にウエブに張力の衝撃が加えられることになる。こ
の急な張力勾配によってウエブが不安定になり、そのた
めに位置合わせ誤差が生ずる。 5.一定直径のベース回転型打ち抜き機のリピート範囲
は機械の幅の考慮には依存しない。標準的な回転型打ち
抜きでは、ツールのゆがみを考慮すると、指定できる最
小型リピートがツール(機械)幅に少なくとも等しく、
好ましくはそれより大きくなければならないことを示す
経験に基づく法則となる。提案されている型打ち抜き機
には大きな直径のベースが常に用いられるので、ゆがみ
は考慮する必要はない。したがって、使用できる最小リ
ピートには理論的な限界はない(実際的なダイナミック
限界はあるかもしれない)。 6.提案された装置では、型リピートは標準規約により
指定されたどのような一連の整数値にも固執する必要は
ない。型リピートは全リピート範囲内の、英国式度量
衡、メートル法またはそのような度量衡での任意の値と
することができる。これによって市場の需要に非常に大
きい融通性がもって対応できる。
【0020】よりに詳しくいえば、本発明は、ウエブに
対して所定の動作を行う手段を有し、前記所定の動作は
所定のリピート長さ内にあり、隣接するリピート長さは
リピート長さ境界により分離されている、細長いウエブ
が連続した動きで通る機械とともに使用され、前記機械
の下流側に位置し、前記ウエブが通過するニップを形成
するように並置された2つの回転ベースローラーと、前
記ベースローラーを回転させるための駆動手段とを含む
回転処理装置と、前記機械と前記回転処理装置との間に
位置するようにされており、かつ、前記ウエブが前記機
械から来るにつれて、ウエブの連続運動を可変運動に変
更するようにされているインジェクタ機構との組合わせ
であって、前記各ローラーは同じ円周長さを持ち、その
円周長さは前記所定の動作のリピート長さを超え、ロー
ラーにはそれと協働する周囲処理板が固定され、各処理
板は、回転処理が行われるウエブに係合する第1の部分
と、ウエブに係合しない第2の部分とを含み、前記イン
ジェクタ機構は、 −フレームと、 −このフレームに装着され、前記回転処理装置に対して
往復運動するキャリッジと、 −インジェクタフレーム上に装着され、自由に回転する
第1のアイドラーローラーおよび第2のアイドラーロー
ラーと、 −前記第1のアイドラーローラーおよび前記第2のアイ
ドラーローラーから隔てられて前記インジェクタフレー
ムに装着され、自由に回転する第3のアイドラーローラ
ーと、 −被駆動ローラーと、 −前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイドラ
ーローラーとの間を、その後被駆動ローラーの周囲を、
その後前記第3のアイドラーローラーの周囲を、並置さ
れた関係で通り、その後異なるそれぞれの戻り経路に沿
って前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイド
ラーローラーまで通る上側無端ベルトおよび下側無端ベ
ルトと、 −前記被駆動ローラーをほぼ一定の速度で確実に回転さ
せる駆動手段と、 −ウエブの各リピート長さの前縁部を、ウエブがウエブ
に係合する処理板の前記部分の前縁部に並置するために
必要な可変運動を持つように、キャリッジを前記機械に
対して動かすための運動発生手段と、を含み、前記被駆
動ローラーは、回転型打ち抜き機に対して固定されてい
る軸線を中心として回転するように装着され、かつ、ウ
エブが第1のアイドラーローラーと前記第2のアイドラ
ーローラーとの間に張られ、その後で前記被駆動ローラ
ーの周囲に張られ、その後第3のアイドラーローラーの
周囲に張られた時に、第3のアイドラーローラーと被駆
動ローラーとの間の距離を短くする方向にキャリッジが
動く時にウエブの第3のアイドラーローラーと被駆動ロ
ーラーとの間にある部分が減少するようになる疑似犂耕
体状態を取るように、第3のアイドラーローラーに対し
て配置されている、回転処理装置とインジェクタ機構と
の組合わせを提供するものである。
【0021】また、本発明は、隣接するリピート長さが
リピート長さ境界により分離されているような、所定の
リピート長さ内にある所定の動作を繰り返し受けるプロ
セスから一様な速度で進む細長いウエブを取り扱う方法
であって、前記プロセスの下流側に位置する2つの回転
ベースローラーと、前記ベースローラーを回転させるた
めのローラー駆動手段とを含む回転処理装置と、前記回
転処理装置の上流側に位置し、ウエブを受け取るように
されており、かつ、前記ウエブが前記プロセスから来る
につれて、ウエブの連続運動を可変運動に変更するよう
にされているインジェクタ機構とを用意することを含
み、前記各ローラーは、前記ウエブが通過できるニップ
を形成するように並置され、かつ各ローラーは同じ円周
長さを持ち、その円周長さは前記所定の動作のリピート
長さを超え、ローラーにはそれと協働する周囲処理板が
固定され、各処理板は、ウエブに係合する第1の部分
と、ウエブに係合しない第2の部分とを含み、前記イン
ジェクタ機構は、 −フレームと、 −前記回転処理装置に対して往復運動するように装着さ
れているキャリッジと、 −インジェクタフレームに装着され、自由に回転する第
1のアイドラーローラーおよび第2のアイドラーローラ
ーと、 −前記第1のアイドラーローラーおよび前記第2のアイ
ドラーローラーから隔てられて前記インジェクタフレー
ムに装着され、自由に回転する第3のアイドラーローラ
ーと、 −被駆動ローラーと、 −前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイドラ
ーローラーの間を、その後被駆動ローラーの周囲を、そ
の後前記第3のアイドラーローラーの周囲を並置された
関係で通り、その後異なるそれぞれの戻り経路に沿って
前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイドラー
ローラーまで通る上側無端ベルトおよび下側無端ベルト
とを有し、前記被駆動ローラーは、回転型処理装置に対
して固定されている軸線を中心として回転するように装
着され、かつ、ウエブが第1のアイドラーローラーと第
2のアイドラーローラーとの間に張られ、その後前記被
駆動ローラーの周囲に張られ、その後第3のアイドラー
ローラーの周囲に張られた時に、ウエブが第3のアイド
ラーローラーと被駆動ローラーとの間の距離を短くする
方向にキャリッジが動く時にウエブの第3のアイドラー
ローラーと被駆動ローラーとの間にある部分が減少する
ようになる疑似犂耕体状態を取るように、第3のアイド
ラーローラーに対して配置され、 −回転処理装置のベースローラーを回転させることと、 −前記被駆動ローラーをほぼ一定の速さで回転させるこ
とと、 −前記プロセスから出た後で、ウエブが前記上側無端ベ
ルトと前記下側無端ベルトとの間にサンドイッチ状に挟
まれるように、第1のアイドラーローラーと第2のアイ
ドラーローラーとの間に通すことと、 −ウエブ上の各リピート長さの前縁部を、ウエブに係合
する処理板の前記部分の前縁部に並置するために必要な
可変運動をウエブが持つように、キャリッジを前記機械
に対して動かすことと、をさらに含む、隣接するリピー
ト長さがリピート長さ境界により分離されているよう
な、所定のリピート長さ内にある所定の動作を繰り返し
実行するプロセスから一様な速さで進む細長いウエブを
取り扱う方法を提供するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のいくつかの実施形態が図
面に示されている。種々の図を通じて同じ参照番号は同
じ部分を示す。
【0023】図1(A)と図1(B)のおのおのは典型
的な回転型打ち抜き機セットの概略軸線方向図を示す。
両方の場合に、回転型打ち抜き/筋付けパターンは連続
であって、間隙はない。回転ツールの繰り返しが印刷の
繰り返しに一致する。図はシリンダーの円周長さだけが
異なる。回転ツールの円周面はウエブの基材の速さと同
じ速さで動く、すなわち、両者間に1対1の速度比が存
在する。回転型打ち抜き/筋付けパターンはベースシリ
ンダー上に一体に形成できるが、図示の場合には、相補
的な完全包み込み可撓性シート型2の一致している対が
一対のベースシリンダー1に取り付けられている。可撓
性型と中実のベースとは同じ繰り返しを有する。図1
(A)は回転型部内への連続ウエブ3の入口を示す。そ
の回転型部は、引っ張りロール4とこのロールに当たっ
ているニップロール5とで構成されている回転ニップ機
構によって、印刷機の先行する印刷部から隔てられてい
る。このニッピング形態は、印刷部の張力を掛ける領域
を型打ち抜き機部に存在しているより低い張力を掛ける
部分から分離することを目的としている。ウエブが横方
向に横切って部分的に型打ち抜きされ、その結果ウエブ
中で長手方向の張力負荷を支持するために利用できるウ
エブの横断面面積が減少するために、型打ち抜き機部に
おいてウエブの張力を減少させなければならない。型打
ち抜き機部においてウエブの張力が減少されなかったと
すると、次の2つの事象の一方または両方が起きる。
【0024】a)ウエブは印刷部におけるそれの状態よ
りも細長く、したがって、印刷されたイメージと型打ち
抜きツールとの間の適合(すなわち、位置合わせ)度が
小さくなる。この結果、印刷された画像がカートンの一
方の端部にシフトし、および/または b)そのまま残っているウエブの各単位面積にかかる張
力負荷が増加するためにウエブが千切れる。型打ち抜き
機の直後、または印刷機に沿う別の点において個々の部
分をウエブから除去できる。図1(A)は寸法が「x」
である印刷リピートに対して寸法が定められた回転ツー
ルセットを示す。図1(B)は同じ構成を示すものであ
って、この場合は「2x」のリピートに対して寸法が定
められている。図からわかるように従来の型打ち抜き機
では、印刷リピートが交換されるたびに、印刷リピート
と回転型打ち抜きツールリピートが一致するように、回
転型打ち抜きツールリピートを交換する必要がある。
【0025】図2(A)および図2(B)のおのおの
は、一定直径のベースを持つ本発明の回転型打ち抜き機
の概略側面図を示す。両方の場合、型打ち抜き/筋付け
パターンが可撓性鋼シートに含まれており、かつ連続し
ているが、間隙がそのパターンの前縁部と後縁部を分離
している。可撓性回転型2のリピートは印刷のリピート
に一致しているが、回転ベースローラー1のリピートは
一致していない。図2(A)では印刷リピートは図1
(A)におけるものと同じ、すなわち、「x」である
が、回転ベースのリピートは一定で、この場合には「3
x」である。図2(B)では印刷リピートは「2x」で
あるが、回転ベースリピートは「3x」のままである。
機能上の理由で、回転ベースのリピートは印刷機の最長
印刷リピートよりも常に長い。回転ツールの円周部は、
ウエブ3がインジェクタ機構6を出る際の平均速さより
も速く動く。回転型打ち抜き機が一定の角速度で動作す
る場合には、型打ち抜き機の円周速度と印刷機の印刷部
におけるウエブの速さとの比は、回転ベースリピートと
印刷リピートとの比に比例する。図2(A)における例
では、 −印刷部のウエブ速さ=約61m/分(200ft/m
in)(一定) −印刷リピート=x −回転ベースリピート=3x したがって、型打ち抜き機の円周速度は =(3x/x)(200)=(3)(200)=約18
3m/分(600ft/min) である。
【0026】図2(B)に示されている場合には、型打
ち抜き機の円周速度は =(3x/2x)(200)=約91m/分(300f
t/min) である。
【0027】回転型打ち抜き機が可変速度輪郭に追従す
る場合には、同じ比が型打ち抜き機の平均速度のみにあ
てはまる。図2(A)と図2(B)はウエブインデクシ
ング機構7も示す。これは本出願人によって以前になさ
れた発明である。図2(A)と図2(B)に示されてい
る機械で用いられている可撓性型の物理的長さは、印刷
リピートと回転ベースリピートとの間の範囲のどこにで
もできることに注目すべきである。重要なことは、型打
ち抜きと筋付けを行うシート型におけるレリーフパター
ンが、ウエブ上で見られる印刷リピートに常に等しく、
したがって、ベースリピートより常に短いことである。
シート型の長さに沿うレリーフのない部分は、型打ち抜
き/筋付けパターン領域の前縁部と後縁部との間に円周
面半径方向間隙が存在できるようにするように、より低
い高さで製作される。
【0028】図3は、本発明の全ての実施形態で使用さ
れるインジェクタ機構6の概略側面図である。この機構
は米国特許第5,762,254号に記載されている本
出願人の先の発明に類似している。この米国特許は連続
ウエブを間欠運動から連続運動に変換するために用いら
れる装置を記述している。インジェクタ6はこれのほぼ
反対であって、インジェクタ6から出た時のウエブの速
度プロフィルによって、一定の直径のベースで動作して
いる型打ち抜き機に正しく係合するようにウエブが位置
できるように、一定の速さで動いている連続ウエブがあ
る定められたサイクルの間操作される。インジェクタの
1サイクルが型打ち抜き機の完全な1サイクルに一致す
る。図3はこのインジェクタの主な要素を示す。
【0029】案内レール9が静止インジェクタフレーム
24に対して固定されている。そのインジェクタフレー
ムは、ウエブが往復運動で進んで入る回転型打ち抜き機
構に対して固定されている。キャリッジ10が案内レー
ルに沿って往復運動するためにその案内レール上にイン
ジェクタフレーム24に対して装着されている。
【0030】隣接している第1のアイドラーローラー1
1と第2のアイドラーローラー12が自由に回転するよ
うにインジェクタフレーム24上に装着され、そして、
特にそれらのアイドラーローラーはインジェクタフレー
ムの右端部に配置されている。第3のアイドラーローラ
ー8も自由に回転するようにキャリッジ10に装着され
ているが、図から明らかにわかるように、隣接している
2つのアイドラーローラー11と12から左側に隔てら
れている。
【0031】被駆動ローラー13がインジェクタフレー
ムに対して固定されている軸を中心として回転するよう
に装着され、かつ、ウエブが第1のアイドラーローラー
11と第2のアイドラーローラー12との間に張られ、
その後被駆動ローラー13に掛けられ、その後第3のア
イドラーローラー8に掛けられた時に、疑似犂耕体の形
を取って、キャリッジ10が第3のアイドラーローラー
8と被駆動ローラー13との間の距離を増す向きに動く
(すなわち、図で見て右へ動く)時に、ウエブの一部を
第3のアイドラーローラー8と被駆動ローラー13との
間に取ることができるように、被駆動ローラー13は第
3のアイドラーローラー8に対して配置されている。取
られるウエブの長さはインジェクタ機構から同時に繰り
出されるウエブの長さの減少に等しい。より詳しくいう
と、図を良く見て、第3のアイドラーローラー8が右へ
動き、その間被駆動ローラー13が静止したままである
とすると、ウエブ3は右へ延びて第3のアイドラーロー
ラー8の1番上の円周部に遭遇して、第3のアイドラー
ローラー8を半分巻き、その後被駆動ローラー13の1
番上まで左へ延びる。2つの延びの結果が平行であると
すると、真の犂耕体の形を取ることになる。ウエブの2
つの延びが正確に平行でないとしても、本発明の目的は
達成される。
【0032】上側無端ベルト22と下側無端ベルト23
は第1のアイドラーローラー11と第2のアイドラーロ
ーラー12の間を並置された関係で通り、その後被駆動
ローラー13へ向かって左へ進み、その後被駆動ローラ
ー13の周囲を通り、その後第3のアイドラーローラー
8へ向かって進み、かつ第3のアイドラーローラー周囲
を通り、その後異なるそれぞれの戻り経路に沿って第1
のアイドラーローラー11と第2のアイドラーローラー
12へ向かって進むように配置されている。さらに詳し
くいえば、上側無端ベルト22と下側無端ベルト23は
第3のアイドラーローラー8の1番上から、第4のアイ
ドラーローラー20と第5のアイドラーローラー21の
間の空間まで並置して通る。ローラー20と21は狭い
間隙で並置されているが、ニップは生じていない。アイ
ドラーローラー20と21の間を通ると、上側無端ベル
ト22と下側無端ベルト23は離れて、異なる経路を通
ってそれぞれアイドラーローラー11、12へ戻る。
【0033】さらに詳しくいえば、上側無端ベルト22
は第4のアイドラーローラー20に部分的に掛り、その
後2つの別のローラー18と17に掛けられ、ローラー
17から延びて第1のアイドラーローラー11に接触す
る。
【0034】下側無端ベルト23は、第4のアイドラー
ローラー20と第5のアイドラーローラー21との間か
ら左へ向かって出ると、第5のアイドラーローラー21
に部分的に掛り、その後別のアイドラーローラー15と
14の周囲を通って、最後に第2のアイドラーローラー
12に達する。
【0035】アイドラーローラー17と18は上側ベル
トを独立に横方向に位置決めするウエブガイド19に装
着されている。同様に、アイドラーローラー14と15
は下側ベルト23を横方向に位置決めするウエブガイド
16に装着されている。
【0036】したがって、可動キャリッジ10に固定さ
れている3個のローラー8、20、21を除き、および
被駆動ローラー13を除き、全てのローラーはインジェ
クタ24に対して所定位置に固定されている。
【0037】キャリッジ10の並進運動は、キャリッジ
10とインジェクタフレーム24との間に取り付けられ
ている直線サーボにより行われる。あるいは、キャリッ
ジはその並進運動を本発明の部分を構成しない、サーボ
で駆動される機械的運動発生機から受けとることができ
る。ローラー13はインジェクタフレーム24内に配置
されて、機械の印刷部の動きに常に従属させられている
回転サーボモータから駆動されることが好ましく、した
がって、機械のライン速さに追従する。種々の位置合わ
せ制御器がローラー13に対するサーボ駆動を修正し
て、ベルトの速さを主ライン(ウエブ)速さに対して遅
くすることができる。この修正動作は、機械の印刷部に
おけるウエブの処理からひき起こされる張力の変化など
の、ウエブの諸特性の種々の異常を補償する。
【0038】第4のアイドラーローラー20と第5のア
イドラーローラー21は一緒に連結することが好まし
く、これによってベルトの速さの同期が促進される。あ
るいは、アイドラーローラー11と12を一緒に連結し
てもよい。
【0039】ベルト22と23は断面が比較的薄い、理
想的には約0.79mm(約1000分の31インチ)
の範囲が好ましい。また、ウエブに接触するベルト表面
の摩擦係数はウエブ表面の摩擦係数より十分に低いこと
が好ましい。
【0040】動作においては、示されているインジェク
タ機構の主な機能はウエブの動きを連続運動から間欠運
動へ変換することを思い出すと、ウエブは静止アイドラ
ーローラー11と12の間の入口部に一定運動で引き込
まれ、並進運動するローラー8、20、21の周囲に作
用するベルト22、23の作用によってウエブはフレー
ム24に対して一定でないが、制御された速さで出る。
キャリッジの動きは直線サーボモータを駆動するプログ
ラムにより制御される。このプロブラムは、インジェク
タを出るウエブのウエブ速度輪郭を広い範囲にできるよ
うにするために、容易に変更できる。出口ローラー20
と21の並進運動は、回転型打ち抜き機に入る、出てい
くウエブにできるだけ小さい橋絡間隙を提供するような
ものである。並進するアイドラーローラー20/21
と、組になっている可撓性板2により形成されているニ
ップ点との間を通る際に出て行くウエブを支持するため
に、のどまたは回転ブラシなどのウエブ案内手段を用い
ることができる。
【0041】図4(A)ないし図4(F)は、回転型打
ち抜きサイクルの終了時に始まる、機械におけるウエブ
送り込み動作を示す。図4(A)ないし図4(F)はウ
エブと、インジェクタと、1リピートサイクルの終了時
における種々の点における回転ツール位置との間の関係
を示す。
【0042】さらに詳しくいえば、ベースローラーがほ
ぼ等しい弧で4回順次回転すると仮定する。ここで、各
弧は型打ち抜き板の第1の部分、すなわち、ウエブに係
合する部分、の円周長さのおよそ4分の1を表す。a)
ベースローラーが第1の弧の初めを表す位置にある時
に、型打ち抜き板が前の動作を終了し、かつ型打ち抜き
板の前記第1の部分の前縁部が、ベースローラーの間の
ニップと、ウエブのリピート長さ境界とに一致するよう
に、b)ベースローラーが第1の弧だけ回転している間
にウエブが停止するまで減速するように、c)ベースロ
ーラーが第2の弧だけ回転している間にウエブが逆向き
に加速し、ベースローラーの間から引き込むように、
d)ベースローラーが第3の弧だけ回転している間にウ
エブが停止するまで逆向きに減速するように、e)ベー
スローラーが第4の弧だけ回転している間にウエブがベ
ースローラーへ向かう前方向の運動を再開するように、
f)ベースローラーが第4の弧の終りを表す位置にある
時に、ウエブの前縁部が型打ち抜き板の第1の部分の前
縁部に一致して、その前縁部と同期して動くように、型
打ち抜運動発生機はキャリッジを動かす。
【0043】図5(A)ないし図5(C)は図3に示さ
れているインジェクタ機構6と、その後に続く図2に示
されている一定直径のベース回転型打ち抜き機30と、
その後に続く、米国特許第5,762,254号に示さ
れている包み込みベルト送り出し装置7と、最後に続く
従来のベース回転ピンはぎ取り機および部品供給部とを
利用する本発明の実施形態を示す。ピンはぎ取り機およ
び部品供給部の動作は1997年10月7日に出願され
た、「ウエブ板紙箱材料から廃窓を除去する方法および
装置(Method and Apparatus f
or Removing Waste Windows
from Web CartonMateria
l)」という名称の米国特許出願(出願番号08/94
6,577号)に見出すことができる。
【0044】この装置では、機械の印刷部からの連続ウ
エブ3はインジェクタ機構に入り、そのインジェクタ機
構では、ウエブ3に印刷されたイメージの位置が一定直
径のベース回転型打ち抜き機30の型打ち抜き動作およ
び筋付け動作に同期させられるように、連続運動が可変
運動に変換させられる。回転型打ち抜き機30から出る
と、型打ち抜きされ/筋付けされたウエブは包み込みベ
ルト送り出し組立体7に入る。この包み込みベルト送り
出し組立体ではウエブ往復運動が一定速度運動に逆変換
される。送り出し組立体7を一定速度で出ると、その後
ウエブ3はリピート直径ベースベース回転ピンはぎ取り
機31に入る。そのリピートは印刷されたイメージのリ
ピートに等しい。各部分の内部であるスクラップ部分3
2がはぎ取り機31によりウエブから除去される。その
後ウエブ3は、板紙箱部分34をウエブマトリックス3
3から分離するように作用する1組の被駆動供給ニップ
35、36内を通る。あるいは、部分34はより大きい
刻み目パターンを介してウエブマトリックス33内に保
持され、その後の処理のためにロール43に分離されな
いで巻き取ることができる。
【0045】この実施形態の主な利点は、ウエブ3が、
インジェクタ6における入り点から供給ニップ35と3
6における部分供給点まで、張力が制御された状態に保
持されることである。このやり方によって達成できる最
高の印刷−型打ち抜きおよびはぎ取り位置合わせ確度を
得ることができる。
【0046】この部分におけるウエブの張力レベルは、
ウエブの長さの制御を維持するために、その部分の長さ
を通じて変化するようにプログラムされる。この動作に
よってウエブの印刷−型打ち抜きの位置合わせが容易に
される。
【0047】図6(A)および図6(B)は、図3に示
されているインジェクタ機構6と、その後に続く、図2
に示されている一定直径ベース回転型打ち抜き機30
と、その後に続続く遷移包み込みベルト組立体40と、
最後に続く一定直径ベース回転ピンはぎ取り機41とを
利用する本発明の第2の実施形態を示す。
【0048】この装置では、機械の印刷部からの連続ウ
エブ3はインジェクタ機構に入る。そのインジェクタ機
構では、ウエブ3に印刷されたイメージの位置が一定直
径のベース回転型打ち抜き機30の型打ち抜き動作およ
び筋付け動作に同期させられるように、その連続運動が
可変運動に変換させられる。回転型打ち抜き機30から
出ると、型打ち抜きされ/筋付けされたウエブはシート
(すなわち、非連続)状で、包み込みベルト組立体40
の上側ベルトと下側ベルトとの間に直ちに捕らえられ
る。そのベルト組立体の機能はシート状にされたウエブ
の1枚1枚を一定直径のベース回転ピンはぎ取り機41
へ送ることを支援することである。ピンはぎ取り機の速
さは回転型打ち抜き機の速さに一致する、すなわち、そ
れらは一致して動く、しかし、それらは同相で動作でき
たり、動作できなかったりする。いずれの場合にも、回
転型打ち抜き機30とピンはぎ取り機41との間の水平
間隔は調整可能で、種々のリピート長さをその機構が取
り扱えるようにする。たとえば、回転型打ち抜き機30
とピンはぎ取り機41が同相で動作している場合には、
各シートの後縁部が回転ツールのニッピング点を出るち
ょうどその時に、各シートの前縁部がピンはぎ取り機の
ニッピング点に入ることができるように、それらのユニ
ットの間の間隔は調整される。前記したように、ツール
の周速はインジェクタを出るウエブの平均速さよりも高
い。遷移包み込みベルト組立体40におけるベルトは回
転ツールの周速と同じ速さで動作する。この場合には一
定直径のベース回転ピンはぎ取り機41の機能は、部分
34が完成された形で供給されるように、内部スクラッ
ププラスはしごマトリックス32を除去することであ
る。一定直径のベース回転ピンはぎ取り機を使用する理
由は、回転型打ち抜き機についての場合と同じ、すなわ
ち、機械装置の費用を低減することである。
【0049】図7(A)および図7(B)は本発明の第
3の実施形態を示す。この場合には、図3に示されてい
るインジェクタ機構6と、その後に続く図2に示されて
いる一定直径のベース回転型打ち抜き機30と、その後
に続く減速機包み込みベルト組立体42と、最後に続く
リピート直径のベース回転ピンはぎ取り機31とを利用
している。この実施形態では、この発明の動作は、リピ
ート直径のベース回転ピンはぎ取り機31の使用を除い
て、図6に示されている第2の実施形態と同じである。
この場合には、ピンはぎ取り機の周速はインジェクタ6
に入るウエブの速さに一致する。前記のように、一定直
径のベース回転型打ち抜き機はインジェクタに入るウエ
ブよりも高速で動作する。このような訳で、回転型打ち
抜き機を出たウエブのシート状にされたものがリピート
直径のベース回転ピンはぎ取り機31に位置が合わされ
て入るように、それらのシートを減速して位相を合わせ
る必要がある。減速機包み込みベルト組立体42はこれ
を行う。回転型打ち抜き機30とピンはぎ取り機31と
の間の距離は種々のリピート長さの切り離されたシート
を取り扱うことができるように調整できる。部分はピン
はぎ取り機31において窓およびマトリックススクラッ
プから分離される。
【図面の簡単な説明】
【図1】種々のリピートの寸法関係を示す従来の回転型
打ち抜き機の概略図である。
【図2】種々のリピートの寸法関係を再び示す、本発明
の回転型打ち抜き機の概略図である。
【図3】本発明の機構のインジェクタ部の概略側面図で
ある。
【図4】型打ち抜き機に対するウエブ送り込み動作の第
1の段階から第6の段階(図4(A)〜図4(F))を
示す側面図である。
【図5】インジェクタと、一定直径ベース回転型打ち抜
き機と、回転包み込み送り出し組立体と、回転リピート
直径ベースピンはぎ取り機と、供給装置とを含む実施形
態の斜視図および側面図、ならびにロールへの供給を示
す、装置の一部の立面図である。
【図6】インジェクタと、一定直径ベース回転型打ち抜
き機と、一定直径のベース回転ピンはぎ取り機と、供給
装置とを含む実施形態の斜視図と側面図である。
【図7】インジェクタと、一定直径ベース回転型打ち抜
き機と、リピート直径のベース回転ピンはぎ取り機と、
部分供給装置とを含む実施形態の斜視図と側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベースシリンダー 2 可撓性シート型 3 連続ウエブ 4 引っ張りロール 5 ニップロール 6 インジェクタ機構 7 ウエブインデクシング機構(包み込みベルト送り
出し装置) 8、11、12、14、15、17、18、20、21
アイドラーローラー 9 案内レール 10 キャリッジ 13 被駆動ローラー 19 ウエブガイド 22、23 ベルト 24 インジェクタフレーム 30 回転型打ち抜き機 31 リピート直径ベース回転オインはぎ取り機 32 スクラップ部 33 ウエブマトリックス 34 板紙箱部 35、36 被駆動供給ニップ 40 遷移包み込みベルト組立体 41 一手直径ベース回転オインはぎ取り機 42 減速機包み込みベルト組立体 43 ロール

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブに対して所定の動作を行う手段を
    有し、前記所定の動作は所定のリピート長さ内にあり、
    隣接するリピート長さはリピート長さ境界により分離さ
    れている、細長いウエブが連続した動きで通る機械とと
    もに使用され、 前記機械の下流側に位置し、前記ウエブが通過するニッ
    プを形成するように並置された2つの回転ベースローラ
    ーと、前記ベースローラーを回転させるための駆動手段
    とを含む回転処理装置と、 前記機械と前記回転処理装置との間に位置するようにさ
    れており、かつ、前記ウエブが前記機械から来るにつれ
    て、ウエブの連続運動を可変運動に変更するようにされ
    ているインジェクタ機構との組合わせであって、 前記各ローラーは同じ円周長さを持ち、その円周長さは
    前記所定の動作のリピート長さを超え、前記ローラーに
    はそれと協働する周囲処理板が固定され、各処理板は、
    回転処理が行われるウエブに係合する第1の部分と、ウ
    エブに係合しない第2の部分とを含み、 前記インジェクタ機構は、 −インジェクタフレームと、 −該フレームに装着され、前記回転処理装置に対して往
    復運動するキャリッジと、 −前記インジェクタフレーム上に装着され、自由に回転
    する第1のアイドラーローラーおよび第2のアイドラー
    ローラーと、 −前記第1のアイドラーローラーおよび前記第2のアイ
    ドラーローラーから隔てられて前記インジェクタフレー
    ムに装着され、自由に回転する第3のアイドラーローラ
    ーと、 −被駆動ローラーと、 −前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイドラ
    ーローラーとの間を、その後前記被駆動ローラーの周囲
    を、その後前記第3のアイドラーローラーの周囲を、並
    置された関係で通り、その後異なるそれぞれの戻り経路
    に沿って前記第1のアイドラーローラーと前記第2のア
    イドラーローラーまで通る上側無端ベルトおよび下側無
    端ベルトと、 −前記被駆動ローラーをほぼ一定の速度で確実に回転さ
    せる駆動手段と、 −前記ウエブが、前記ウエブの各リピート長さの前縁部
    を、前記ウエブに係合する前記処理板の前記部分の前縁
    部に並置するために必要な可変運動を持つように、前記
    キャリッジを前記機械に対して動かすための運動発生手
    段と、を含み、 前記被駆動ローラーは、前記回転型処理装置に対して固
    定されている軸線を中心として回転するように装着さ
    れ、かつ、前記ウエブが前記第1のアイドラーローラー
    と前記第2のアイドラーローラーとの間に張られ、その
    後被駆動ローラーの周囲に張られ、その後前記第3のア
    イドラーローラーの周囲に張られた時に、前記第3のア
    イドラーローラーと前記被駆動ローラーとの間の距離を
    小さくする方向に前記キャリッジが動く時に前記ウエブ
    の前記第3のアイドラーローラーと前記被駆動ローラー
    との間にある部分が減少するようになる疑似犂耕体形態
    を取るように、前記第3のアイドラーローラーに対して
    配置されている、一定直径のベースを有するインジェク
    タ回転処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースローラーはほぼ等しい弧で4
    回順次回転し、各弧は前記回転処理板の前記第1の部分
    の円周長さのおよそ4分の1を表すと仮定すると、a)
    前記ベースローラーが第1の弧の始まりを表す位置にあ
    る時に、前記回転処理板が前の動作を終了し、かつ前記
    回転処理板の前記第1の部分の前縁部が、前記ベースロ
    ーラーの間のニップと、前記ウエブのリピート長さ境界
    とに一致するように、b)前記ベースローラーが前記第
    1の弧だけ回転している間に前記ウエブが停止するまで
    減速するように、c)前記ベースローラーが第2の弧だ
    け回転している間に前記ウエブが逆向きに加速し、前記
    ベースローラーの間から引き込むように、d)前記ベー
    スローラーが第3の弧だけ回転している間に前記ウエブ
    が逆向きに減速し、さらに停止するように、e)前記ベ
    ースローラーが第4の弧だけ回転している間に前記ウエ
    ブが前記ベースローラーへ向かう順方向の運動を再開す
    るように、およびf)前記ベースローラーが第4の弧の
    終りを表す位置にある時に、前記ウエブの前縁部が前記
    回転処理板の第1の部分の前縁部に一致して、その前縁
    部と同期速度で動くように、前記運動発生機は前記キャ
    リッジを動かす、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の動作は印刷動作であり、前記
    処理板は型打ち抜き板および/または筋付け板である、
    請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記ベースローラーの下流側に配置され
    ている送り出し組立体をさらに有し、前記送り出し組立
    体は、前記ウエブが前記回転処理装置から来ると、前記
    ウエブの前記可変運動を連続運動に戻すようにされてお
    り、前記送り出し組立体は前記インジェクタ構造の逆の
    ほぼ鏡像である構造を持つ、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ベースローラーの下流側に配置され
    ている送り出し組立体をさらに有し、前記送り出し組立
    体は、前記ウエブが前記回転処理装置から来ると、前記
    ウエブの前記可変運動を連続運動に戻すようにされてお
    り、前記送り出し組立体は、 −前記回転処理装置に対して往復運動するように取付け
    られている送りだしキャリッジと、 −自由に回転するように前記キャリッジに取付けられて
    いる第1の送り出しアイドラーローラーおよび第2の送
    り出しアイドラーローラーと、 −前記キャリッジ上に自由に回転するように取付けら
    れ、前記第1および第2の送り出しアドルローラーから
    離れている第3の送り出しローラーと、 −送り出し被駆動ローラーと、 −前記第1の送り出しアイドラーローラーと前記第2の
    送り出しアイドラーローラーとの間を、その後前記第3
    の送り出しアイドラーローラーの周囲を、その後前記送
    り出し被駆動ローラーの周囲を、並置された関係で通
    り、その後異なるそれぞれの戻り経路に沿って前記第1
    の送り出しアイドラーローラーと前記第2の送り出しア
    イドラーローラーまで通る上側無端ベルトおよび下側無
    端ベルトと、 −前記送り出し被駆動ローラーをほぼ一定の速度で確実
    に回転させる送り出し駆動手段と、 −前記ウエブが前記送り出し組立体から出ると、連続運
    動に戻るように前記送り出しキャリッジを前記機械に対
    して動かす送り出し運動発生手段とを有し、 前記被駆動送り出しローラーは、前記回転処理装置に対
    して固定されている軸線を中心として回転するように装
    着され、かつ、前記ウエブが前記第1の送り出しアイド
    ラーローラーと前記第2の送り出しアイドラーローラー
    との間に張られ、その後前記第3の送り出しアイドラー
    ローラーの周囲に張られ、その後前記被駆動送り出しロ
    ーラーの周囲に張られた時に、前記第3の送り出しアイ
    ドラーローラーと前記被駆動送り出しローラーとの間の
    距離を短くする方向に前記キャリッジが動く時に、前記
    ウエブが前記ウエブの前記第3の送り出しアイドラーロ
    ーラーと前記被駆動送り出しローラーとの間にある部分
    が減少するようになる疑似犂耕体状態を取るように、前
    記第3の送り出しアイドラーローラーに対して配置され
    ている、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記ウエブを受け取り、廃窓をそれから
    除去するために、前記送りだし組立体の下流側にピンは
    ぎ取り手段が設けられている、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 隣接するリピート長さがリピート長さ境
    界により分離されているような、所定のリピート長さ内
    にある所与の動作を繰り返し受けるプロセスから一様な
    速度で進む細長いウエブを取り扱う方法であって、 前記プロセスの下流側に位置する2つの回転ベースロー
    ラーと、前記ベースローラーを回転させるためのローラ
    ー駆動手段とを含む回転処理装置と、 前記回転処理装置の上流側に位置し、前記ウエブを受け
    取るようにされており、かつ、前記ウエブが前記プロセ
    スから来るにつれて、ウエブの連続運動を可変運動に変
    更するようにされているインジェクタ機構とを用意する
    ことを含み、 前記ローラーは、前記ウエブが通過できるニップを形成
    するように並置され、かつ各ローラーは同じ円周長さを
    持ち、その円周長さは前記所定の動作のリピート長さを
    超え、前記ローラーにはそれと協働する周囲処理板が固
    定され、各前記処理板は、前記ウエブに係合する第1の
    部分と、前記ウエブに係合しない第2の部分とを含み、 前記インジェクタ機構は、 −フレームと、 −前記回転処理装置に対して往復運動するように装着さ
    れているキャリッジと、 −前記インジェクタフレームに装着され、自由に回転す
    る第1のアイドラーローラーおよび第2のアイドラーロ
    ーラーと、 −前記第1のアイドラーローラーおよび前記第2のアイ
    ドラーローラーから隔てられて前記インジェクタフレー
    ムに装着され、自由に回転する第3のアイドラーローラ
    ーと、 −被駆動ローラーと、 −前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイドラ
    ーローラーの間を、その後前記被駆動ローラーの周囲
    を、その後前記第3のアイドラーローラーの周囲を並置
    された関係で通り、その後異なるそれぞれの戻り経路に
    沿って前記第1のアイドラーローラーと前記第2のアイ
    ドラーローラーまで通る上側無端ベルトおよび下側無端
    ベルトとを有し、 前記被駆動ローラーは、回転型処理装置に対して固定さ
    れている軸線を中心として回転するように装着され、か
    つ、前記ウエブが前記第1のアイドラーローラーと前記
    第2のアイドラーローラーとの間に張られ、その後前記
    被駆動ローラーの周囲に張られ、その後前記第3のアイ
    ドラーローラーの周囲に張られた時に、前記ウエブが前
    記第3のアイドラーローラーと前記被駆動ローラーとの
    間の距離を短くする方向に前記キャリッジが動く時に前
    記ウエブの前記第3のアイドラーローラーと前記被駆動
    ローラーとの間にある部分が減少するようになる疑似犂
    耕体状態を取るように、前記第3のアイドラーローラー
    に対して配置され、 −前記回転処理装置の前記ベースローラーを回転させる
    ことと、 −前記被駆動ローラーをほぼ一定の速度で回転させるこ
    とと、 −前記プロセスから出た後で、前記ウエブが前記上側無
    端ベルトと前記下側無端ベルトとの間にサンドイッチ状
    に挟まれるように、前記第1のアイドラーローラーと前
    記第2のアイドラーローラーとの間に通すことと、 −前記ウエブ上の各リピート長さの前縁部を、前記ウエ
    ブに係合する前記処理板の前記部分の前縁部に並置する
    ために必要な可変運動を前記ウエブが持つように、前記
    キャリッジを前記機械に対して動かすこと、をさらに含
    む、隣接するリピート長さがリピート長さ境界により分
    離されているような、所定のリピート長さ内にある所与
    の操作を繰り返し実行するプロセスから一様な速さで進
    む細長いウエブを取り扱う方法。
  8. 【請求項8】 前記ベースローラーがほぼ等しい弧で4
    回順次回転し、各弧は前記処理板の前記第1の部分の円
    周長さのおよそ4分の1を表すと仮定すると、a)前記
    ベースローラーが第1の弧の始まりを表す位置にある時
    に、前記処理板が前の動作を終了し、かつ前記処理板の
    前記第1の部分の前縁部が、前記ベースローラーの間の
    ニップと、前記ウエブのリピート長さ境界とに一致する
    ように、b)前記ベースローラーが前記第1の弧だけ回
    転している間に前記ウエブが停止するまで減速するよう
    に、c)前記ベースローラーが第2の弧だけ回転してい
    る間に前記ウエブが逆向きに加速し、前記ベースローラ
    ーの間から引き込むように、d)前記ベースローラーが
    第3の弧だけ回転している間に前記ウエブが逆向きに減
    速し、さらに停止するように、e)前記ベースローラー
    が第4の弧だけ回転している間に前記ウエブが前記ベー
    スローラーへ向かう順方向の運動を再開するように、お
    よびf)前記ベースローラーが第4の弧の終りを表す位
    置にある時に、前記ウエブの前縁部が回転処理板の第1
    の部分の前縁部に一致して、その前縁部と同期速度で動
    くように、前記キャリッジは動かされる、請求項7に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の動作は印刷動作である、請求
    項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ベースローラーの下流側に配置さ
    れている送り出し組立体を設けるステップをさらに有
    し、前記送り出し組立体は、前記ウエブが前記回転処理
    装置から来ると、前記ウエブの前記可変運動を連続運動
    に戻すようにされており、前記送り出し組立体は前記イ
    ンジェクタ構造の逆のほぼ鏡像である構造を持つ、請求
    項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ベースローラーの下流側に配置さ
    れている送り出し組立体をさらに有し、前記送り出し組
    立体は、前記ウエブが前記回転処理装置から来ると、前
    記ウエブの前記可変運動を連続運動に戻すようにされて
    おり、前記送り出し組立体は、 −前記回転処理装置に対して往復運動するように取り付
    けられている送り出しキャリッジと、 −自由に回転するように前記キャリッジに取り付けられ
    ている第1の送り出しアイドラーローラーおよび第2の
    送り出しアイドラーローラーと、 −前記キャリッジ上に自由に回転するように取り付けら
    れ、前記第1および第2の送り出しローラーから離れて
    いる第3の送り出しローラーと、 −送り出し被駆動ローラーと、 −前記第1の送り出しアイドラーローラーと前記第2の
    送り出しアイドラーローラーとの間を、その後前記第3
    の送り出しアイドラーローラーの周囲を、その後前記送
    り出し被駆動ローラーの周囲を、並置された関係で通
    り、その後異なるそれぞれの戻り経路に沿って前記第1
    の送り出しアイドラーローラーと前記第2の送り出しア
    イドラーローラーまで通る上側無端ベルトおよび下側無
    端ベルトとを有し、 前記送り出し被駆動ローラーは、前記回転処理装置に対
    して固定されている軸線を中心として回転するように装
    着され、かつ、前記ウエブが前記第1の送り出しアイド
    ラーローラーと前記第2の送り出しアイドラーローラー
    との間に張られ、その後前記第3の送り出しアイドラー
    ローラーの周囲に張られ、その後前記被駆動送り出しロ
    ーラーの周囲に張られた時に、前記第3の送り出しアイ
    ドラーローラーと前記送り出し被駆動ローラーとの間の
    距離を短くする方向に前記送り出しキャリッジが動く時
    に、前記ウエブが前記ウエブの前記第3の送り出しアイ
    ドラーローラーと前記送り出し被駆動ローラーとの間に
    ある部分が減少するようになる疑似犂耕体状態を取るよ
    うに、前記第3の送り出しアイドラーローラーに対して
    配置され、 −前記ウエブを前記送り出し無端ベルトの間と前記第1
    の送り出しアイドラーローラーと前記第2の送り出しア
    イドラーローラーとの間を通すことと、 −前記送り出し被駆動ローラーをほぼ一定の速度で回転
    させることと、 −前記ウエブが前記送り出し組立体から出た時に前記ウ
    エブが連続運動に戻っているように、前記送り出しキャ
    リッジを前記回転処理装置に対して動かすことをさらに
    有する、請求項7に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記送りだし組立体のウエブ下流側か
    ら廃窓を除去するステップをさらに含む、請求項11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記回転処理装置のベースローラーが
    ほぼ一定の速度で回転させられる、請求項7に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記回転処理装置が回転筋付け機/型
    打ち抜き機である、請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記回転処理装置が回転筋付け機/型
    打ち抜き機である、請求項7に記載の方法。
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