JP2000309347A - 口栓付自立袋 - Google Patents

口栓付自立袋

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JP2000309347A
JP2000309347A JP11115256A JP11525699A JP2000309347A JP 2000309347 A JP2000309347 A JP 2000309347A JP 11115256 A JP11115256 A JP 11115256A JP 11525699 A JP11525699 A JP 11525699A JP 2000309347 A JP2000309347 A JP 2000309347A
Authority
JP
Japan
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self
bag
plug
heat
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP11115256A
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English (en)
Inventor
Noboru Okata
昇 大方
Kohei Kawakami
晃平 川上
Norio Ikeda
則夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自立させたまま袋内の比較的粘度の高い粘稠体
を内容物重量のちからで自然に流出させることを可能に
した口栓付自立袋を提供すること。 【解決手段】積層フィルムで構成された胴部材11と孔
部12を有する底部材13とを、ガゼット方式で熱シー
ルして底部が形成された自立袋本体10の、底部の孔部
12に口栓20のフランジ21が接着され、かつ、口栓
20の筒体22が孔部12を挿通して取り付けられた口
栓付自立袋1であって、自立袋本体10のボトムシール
部14のシール形態が、胴部材と底部材の熱シール部端
縁が、自立袋本体のサイドシール部15端縁から中央部
に向けて、下方に傾斜して直線状に熱シールされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口栓を底部に設け
た自立袋に関し、特には、収容物が粘稠体の場合に適し
たサイドシール部より底部センター取り出し口まで直線
的に傾斜を設けて、収容物が自重で流出可能にした自立
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、底部に内容物取り出し口を設けた
自立袋として、例えば、特開昭60−153865号公
報に開示された発明をはじめとして多数の発明、考案が
開示されている。
【0003】この発明は、図3(a)、(b)に示すよ
うに、対向する胴部片104の下端部内面に、孔部10
5を有する底部片106が貼着部107の上端縁107
aが下方に凸になるように貼着されて、底部108が形
成されたスタンディングパウチ本体102の、該底部の
孔部105周辺内面に、栓体103の筒状主部111が
該孔部105を挿通して下方に延びていることを特徴と
する栓体付スタンディングパウチ101としたものであ
る。
【0004】しかしながらこの発明は、落下時の強度を
優先させるため、底部は緩い円弧状に形成されており、
従って、自立させたまま袋内の比較的粘度の高い粘稠体
を内容物重量のちからで自然に流出させようとしてもむ
ずかしく、また、袋内に内容物が多量に残ることが多か
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、口栓付き自
立袋にインキのような粘稠体を充填した場合に発生する
以上のような問題点に着目してなされたもので、自立袋
のサイドシール部端縁から中央の口栓取り付け部分に、
下方に直線的に傾斜した熱シール部を設けることによっ
て、自立させたまま袋内の比較的粘度の高い内容物を内
容物重量のちからで自然に流出させることを可能にした
口栓付自立袋を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
積層フィルムで構成された胴部材と孔部を有する底部材
とを、ガゼット方式で熱シールして底部が形成された自
立袋本体の、底部の孔部に口栓のフランジが接着され、
かつ、口栓の筒体が孔部を挿通して取り付けられた口栓
付自立袋であって、自立袋本体のボトムシール部のシー
ル形態が、胴部材と底部材の熱シール部端縁が、自立袋
本体のサイドシール部端縁から中央部に向けて、下方に
傾斜して直線状に熱シールされていることを特徴とする
口栓付自立袋である。
【0007】また第2の発明は、前記胴部材と底部材の
熱シール部端縁の傾斜角度(中央部から立ち上がるボト
ムシールの傾斜角度、図2で示すK)が30°から60
°の範囲にあることを特徴とする口栓付自立袋である。
【0008】上記のように本発明によれば、胴部材と底
部材の熱シール部端縁が、自立袋本体のサイドシール部
端縁から中央に向けて、下方に傾斜して直線状に設けら
れているので、比較的粘度の高い粘稠体であっても内容
物の自重で、自立袋から口栓を通して外部に流出させる
ことができる。
【0009】また、胴部材と底部材の熱シール部端縁の
傾斜角度を30°から60°の範囲に設定したので、内
容物が低粘度のものにも、高粘度のものにも対応でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて発明の実施の
形態を説明する。本発明の口栓付き自立袋は、例えば、
図1(a)、(b)に示すように、積層フィルムで構成
された胴部材11と孔部12を有する底部材13とをガ
ゼット方式で熱シール14して底部が形成された自立袋
本体10の、底部の孔部12に口栓20のフランジ21
が接着され、かつ、口栓の筒体22が孔部12を挿通し
て下方に延びて取り付けられた口栓付き自立袋1であ
る。
【0011】胴部材11と底部材12を構成する積層フ
ィルムとしては、特に限定されず、一般的に公知の積層
フィルムが使用される。例えば、〔外層〕二軸延伸ナイ
ロンフィルム(ONy)/アルミニウム箔(Al)/ポ
リエチレンフィルム(PE)〔内層〕、〔外層〕二軸延
伸ポリプロピレンフィルム(OPP)/セラミック蒸着
ポリエステルフィルム(GL−AE)/未延伸ポリプロ
ピレン(CPP)〔内層〕、〔外層〕GL−AE/ON
y/PE〔内層〕等である。
【0012】このような積層フィルムを用いて作製した
胴部材と底部材を一般的に公知の、自立袋製袋機で、所
定寸法の自立袋本体に製袋する。
【0013】ここで、自立袋本体の底部の略中央に口栓
取り付け用の孔部12を設けるため、底部材の所定の位
置に孔部12を穿設しながら製袋する。
【0014】また、製袋時には、自立袋本体1のボトム
シール部14のシール形態が、胴部材と底部材の熱シー
ル部端縁が、自立袋本体1のサイドシール部15端縁か
ら中央に向けて、下方に直線的に傾斜したシール形態と
することが肝要である(図1参照)。
【0015】自立袋本体1のサイドシール部15端縁か
ら中央に向けて、下方に直線的に傾斜したシール形態と
することで、自立袋に収容する内容物がインキ、マヨネ
ーズ等の粘稠物であっても、自立袋を立てた状態にして
おけば内容物を口栓から外に注ぎ出すことができる。
【0016】最後に自立袋本体1の底部の略中央に設け
られた孔12に、筒体22を下方に向けてフランジ21
を底部材に熱融着させる等してプラスチック製の口栓2
0を取り付け、口栓付自立袋1とする。
【0017】この口栓付自立袋の開口部から例えば、イ
ンキ等の粘稠物を充填し、開口部を熱シール等で密封す
ると、粘稠物を充填した口栓付自立袋となる。
【0018】このように本発明は、口栓付自立袋のサイ
ドシール部よりボトムシール部の中央まで傾斜を直線的
に大きく設けることで、自立袋の口栓を下に向けて放置
するのみで、内容液を次工程に送り込むのを容易にし、
残分も少なくできる。具体的にはKの角度は30°から
60°まで変化させ、内容液の粘度により任意に選択す
ることができる。
【0019】具体的には、蒸留水、清涼飲料水、グラビ
アインキ、各種溶剤、アルコール類、オイル類のような
低粘度物の場合はKを30±5°、マヨネーズ、シャン
プー、リンス、エマルジョン型接着剤、エマルジョン型
インキのような高粘度物の場合はKを60±5°に設計
する。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、内容物の
次工程への送り込みを容易にし、また、内容部の袋内の
残分を少なくするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の口栓付自立袋に内容物を充填して直立
させた状態の外観を示す、(a)は斜視説明図であり、
(b)は(a)のA−A’線断面説明図である。
【図2】本発明の口栓付自立袋に使用する自立袋本体の
製造方法を説明するための概略説明図である。
【図3】従来の口栓付自立袋の一例を示す、(a)は空
の状態における正面説明図であり、(b)は(a)の口
栓付自立袋を形成するための平坦な状態における正面説
明図である。
【符号の説明】
1‥‥口栓付自立袋 10‥‥自立袋本体 11‥‥胴部材 12‥‥孔部 13‥‥底部材 14‥‥ボトムシール部 15‥‥サイドシール部 20‥‥口栓 21‥‥フランジ 22‥‥筒体 101‥‥栓体付スタンディングパウチ 102‥‥スタンディングパウチ本体 103‥‥栓体 104‥‥胴部片 105‥‥孔部 106‥‥底部片 107‥‥貼着部 107a‥‥上端縁 108‥‥底部 111‥‥栓体主部 K‥‥ボトムシールの傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AB25 BA17 BA22 BA30 BA36 BA54 BB03 BC18 EA12 FA05 GA01 HM02 HN65 HS04 3E067 AA04 AB21 AB96 BA13A BA31A BB15A BB16A BB18A BB25A CA24 EA04 EA06 EB21 EB32 EC25 EE40 EE59 GD10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層フィルムで構成された胴部材と孔部を
    有する底部材とを、ガゼット方式で熱シールして底部が
    形成された自立袋本体の、底部の孔部に口栓のフランジ
    が接着され、かつ、口栓の筒体が孔部を挿通して取り付
    けられた口栓付自立袋であって、自立袋本体のボトムシ
    ール部のシール形態が、胴部材と底部材の熱シール部端
    縁が、自立袋本体のサイドシール部端縁から中央部に向
    けて、下方に傾斜して直線状に熱シールされていること
    を特徴とする口栓付自立袋。
  2. 【請求項2】前記胴部材と底部材の熱シール部端縁の傾
    斜角度が30°から60°の範囲にあることを特徴とす
    る請求項1記載の口栓付自立袋。
JP11115256A 1999-04-22 1999-04-22 口栓付自立袋 Pending JP2000309347A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337888A (ja) * 2001-05-18 2002-11-27 Dainippon Printing Co Ltd
JP2003026188A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Tatsue Seiko Kk 液体収納袋
JP2005053068A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Sharp Kagaku Kogyo Kk 包装容器製造装置および包装容器製造システム
CN104981413A (zh) * 2013-02-20 2015-10-14 陶氏环球技术有限责任公司 分配容器和方法
US9586740B2 (en) 2013-02-20 2017-03-07 Dow Global Technologies Llc Dispensing container and method

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