JP2000309217A - 送風ユニット - Google Patents

送風ユニット

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Publication number
JP2000309217A
JP2000309217A JP11119380A JP11938099A JP2000309217A JP 2000309217 A JP2000309217 A JP 2000309217A JP 11119380 A JP11119380 A JP 11119380A JP 11938099 A JP11938099 A JP 11938099A JP 2000309217 A JP2000309217 A JP 2000309217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower motor
water
fan
rib
fan support
Prior art date
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Pending
Application number
JP11119380A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hirata
秀生 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Publication of JP2000309217A publication Critical patent/JP2000309217A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心ファン1が回転すると、スクロールケー
ス内に浸入した水が巻き上がってファン支持体5の裏面
に付着し、付着した水が内外の圧力差で内側に引き込ま
れ、ブロワモータ2の内部に浸入する場合がある。 【解決手段】 ファン支持体5の裏面に、ブロワモータ
2側に突出する環状のリブ10を形成した。このリブ1
0は、回転体9とハウジング7との境部分Sより外側に
設けられており、ファン支持体5の裏面に付着し、内外
の圧力差で内側に引き込まれた水は、リブ10によって
内側への浸入が阻止される。このため、ブロワモータ2
への水の浸入が阻止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風ユニットに関
するものであり、特にブロワモータの内部への水の浸入
を防ぐ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】送風ユニットは、図3に示すように、遠
心ファン1と、この遠心ファン1を回転駆動するブロワ
モータ2とを備える。このブロワモータ2が作動する
と、モータフランジ8とファン支持体5との間における
内外の圧力差によって、外側から内側に水を引き込む不
具合が発生する。そこで、従来では、スクロールケース
やモータフランジ8に固定リブ(図示しない)を設け、
固定リブの内側のブロワモータ2へ水が浸入するのを防
いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、制御回路を内部
に組込んだブロワモータ2の開発が進められており、ブ
ロワモータ2の内部への水の浸入を阻止する要求が高ま
ってきている。しかし、スクロールケースやモータフラ
ンジ8側に固定リブを設けても、図3の図中矢印Aに示
すように、ファンブレード6の回転によって水が巻き上
げられ、その一部の水がファン支持体5に付着し、その
付着した水がファン支持体5に沿って内側に浸入し、そ
の水がブロワモータ2に浸入する不具合が発生する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、ファン支持体に沿って内側に浸入
する水を遮断し、ブロワモータの内部への水の浸入を阻
止できる送風ユニットの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】ブロワモータが作動し、
ファンブレードの回転によって水が巻き上がり、その巻
き上がった水の一部がファン支持体に付着し、その付着
した水がファン支持体に沿って内側に引き込まれるよう
に作用しても、ファン支持体に沿って内側に引き込まれ
る水は、ブロワモータの回転体と固定体との境部分に到
達するまでに、ファン支持体に形成されたリブを乗り越
えなければならない。このため、ファン支持体に沿って
内側に浸入する水をリブによって遮断でき、ブロワモー
タへの水の浸入を阻止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。 〔実施形態〕図1は車両用空調装置に搭載される送風ユ
ニットのブロワモータおよび遠心ファンの側面断面図を
示す。この実施形態に示す送風ユニットは、車室内へ向
かう空気流を発生させる遠心ファン1と、この遠心ファ
ン1を駆動するブロワモータ2と、前記遠心ファン1を
収納するスクロールケース(図示しない)とから構成さ
れる。
【0007】遠心ファン1は、ブロワモータ2のシャフ
ト3に固定されるシャフト固定部4、このシャフト固定
部4の周囲に山型円盤状に設けられたファン支持体5、
このファン支持体5の周囲に配置された複数のファンブ
レード6を有し、ポリプロピレン等の樹脂にて一体に成
型されている。この遠心ファン1は、ブロワモータ2に
よって回転駆動されると、図1中上方から下方へ向けて
空気を吸込み、図1中左右方向に空気を吹き出すもので
ある。
【0008】ブロワモータ2は、車載バッテリ(図示し
ない)にて駆動され、そのシャフト3には上記遠心ファ
ン1が取り付けられている。そして、ブロワモータ2に
よって遠心ファン1が駆動されると、上述したように、
ブロワモータ2の軸方向から空気を吸込み、径方向に空
気を吹き出す。このブロワモータ2は、樹脂製のハウジ
ング7内に収納されており、そのハウジング7の外周部
には、環状のモータフランジ8が設けられている。この
モータフランジ8は、スクロールケースに形成されたフ
ァン挿入穴を塞ぐもので、スクロールケースにネジ等の
締結部材によって固定される。
【0009】ブロワモータ2によって遠心ファン1が回
転駆動されると、ファンブレード6の回転によってスク
ロールケース内に浸入した水が巻き上がり、その巻き上
がった水の一部がファン支持体5に付着する場合があ
る。この時、モータフランジ8とファン支持体5との間
に発生する圧力差によって、外側から内側に水を引き込
む空気の流れが発生するため、ファン支持体5に付着し
た水が、ファン支持体5に沿って内側に浸入する不具合
が発生する。一方、ブロワモータ2は、図2に示すよう
に、シャフト3と一体に回転する回転体9とハウジング
7(固定体)との間の境部分Sより、水が内部に浸入す
る可能性がある。
【0010】ファン支持体5に付着した水が、境部分S
よりブロワモータ2内に浸入する不具合を防ぐ手段とし
て、ファン支持体5のブロワモータ2側の面(図1中の
下側の面)にリブ10が形成されている。このリブ10
は、境部分Sより外周側においてブロワモータ2側(図
1中の下側)に向かって環状に突出するものであり、フ
ァン支持体5と一体に形成されている。このリブ10の
下端は、モータフランジ8部に接近して設けられてお
り、リブ10の下端がモータフランジ8部に接近するほ
ど、リブ10による水の遮断能力が高くなる。
【0011】雨天の高速走行や高圧洗車等により、スク
ロールケース内に水が浸入し、この状態でブロワモータ
2が作動した場合、図1中の矢印Aに示すように、ファ
ンブレード6の回転によって水が巻き上がり、その巻き
上がった水の一部がファン支持体5に付着し、その付着
した水がファン支持体5に沿って内側に引き込まれるよ
うに作用する場合がある。このようにファン支持体5に
沿って内側に引き込まれる水は、ファン支持体5に設け
たリブ10によってその内側への浸入が阻止される。リ
ブ10は、境部分Sの外側に設けられているため、ファ
ン支持体5に沿って内側に引き込まれた水が境部分Sよ
りブロワモータ2内に浸入する不具合は発生しない。
【0012】このように、ファン支持体5に設けたリブ
10によって、ブロワモータ2への水の浸入を抑えるこ
とができるため、スクロールケースやモータフランジ8
への固定リブの追加をモータ別、車両別に対策する必要
が少なくなる。また、ファン支持体5にリブ10を設け
るとともに、スクロールケースやモータフランジ8にも
固定リブを追加して設けることにより、ブロワモータ2
への水の浸入をより確実に抑えることができる。このた
め、このリブ10と固定リブを設ける技術は、制御回路
を内部に組込んだブロワモータ2の内部への水の浸入を
阻止する手段として好適である。
【0013】〔他の実施形態〕上記の実施形態では、フ
ァン支持体5に1つのリブ10を設けた例を示したが、
2重、3重など、ファン支持体5に環状のリブ10を複
数設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロワモータおよび遠心ファンの側面断面図で
ある(実施形態)。
【図2】ブロワモータの水の浸入部分を示す説明図であ
る。
【図3】ブロワモータおよび遠心ファンの側面断面図で
ある(従来形態)。
【符号の説明】
1 遠心ファン 2 ブロワモータ 3 シャフト 4 シャフト固定部 5 ファン支持体 6 ファンブレード 7 ハウジング(固定体) 9 回転体 10 リブ S 境部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトを回転駆動するブロワモータと、 このブロワモータの前記シャフトに固定されるシャフト
    固定部、この固定部の周囲に設けられたファン支持体、
    このファン支持体の周囲に配置された複数のファンブレ
    ードを有し、前記ブロワモータによって回転駆動される
    遠心ファンと、を備える送風ユニットであって、 前記ファン支持体の前記ブロワモータ側の面には、前記
    ブロワモータの回転体と固定体との境部分より外周側に
    おいて前記ブロワモータ側に向かって略環状に突出する
    リブが形成されたことを特徴とする送風ユニット。
JP11119380A 1999-04-27 1999-04-27 送風ユニット Pending JP2000309217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11119380A JP2000309217A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 送風ユニット

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JP11119380A JP2000309217A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 送風ユニット

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JP2000309217A true JP2000309217A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14760088

Family Applications (1)

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JP11119380A Pending JP2000309217A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 送風ユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021090557A1 (ja) * 2019-11-08 2021-05-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風機

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