JP2000309209A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2000309209A
JP2000309209A JP11117514A JP11751499A JP2000309209A JP 2000309209 A JP2000309209 A JP 2000309209A JP 11117514 A JP11117514 A JP 11117514A JP 11751499 A JP11751499 A JP 11751499A JP 2000309209 A JP2000309209 A JP 2000309209A
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tire according
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Tetsuto Tsukagoshi
哲人 塚越
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーカスプライの巻返し部分のセパレーショ
ン及びプライコードの引抜けと、ビード部のへたりを防
止する。 【解決手段】 カーカスプライ5の各巻返し部分5bに、
ビードコア4の周面に沿ってそれに巻付く巻込み部7を
設け、タイヤを標準リムに組み付けてタイヤ車輪とし、
デフレート状態にて、リムフランジRfとの接触域よりも
タイヤ径方向外側のタイヤビード部3の部分内に位置す
るカーカスライン上の任意の点をXとするとき、デフレ
ート状態からインフレート状態に変化させたときの点X
の変位量dが、タイヤ幅方向断面内で測定して3mm以
下の範囲内であることを特徴とする空気入りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイ
ヤ、とくには、プライコードの引抜け、カーカスプライ
の巻返し部分でのセパレーション、及びリムフランジか
らの突き上げによって生じるビード部のへたりを有効に
防止して、耐久性を向上させたビード部構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的な重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤでは、タイヤ負荷転動の際のプライコードの引抜けを
防止すべく、カーカスプライを、ビード部のビードコア
の周りで、タイヤ径方向の内側から外側へ大きく巻返
し、その巻返し部分をゴム質中に埋込み固定することと
している。
【0003】図12(a),(b) はこのことを例示するビード
部の略線横断面図である。図12(a)に示すものは、カー
カスプライ31の巻返し部分36の外端31aを、ワイ
ヤチェーファ32の同様の外端32aよりタイヤ径方向
外側に位置させたものであり、同図(b) に示すものは、
カーカスプライ巻返し部分36の外端31aより、ワイ
ヤチェーファ32の巻返し外端32aをタイヤ径方向外
側に位置させたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のビード部構造にあっては、前述した、カーカスプ
ライ31の巻返し外端位置31aまたは、ワイヤチェー
ファ32の外端位置32aを境として、タイヤ径方向の
内外側に剛性段差を生じることになるので、タイヤ負荷
転動の際のビード部からサイドウォール部にかけての繰
返しの変形によって、前記各外端31a,32aおよび
その近傍に応力が集中することになり、これがため、そ
の外端の、ゴム質からのセパレーションが発生し易く、
このセパレーションが、図13(a),(b) に示すようなビー
ド部クラックcrの原因になるという問題があった。
【0005】そこで、カーカスプライ31の巻返し部分
の外端31aもしくは、ワイヤチェーファ32の外端3
2aおよびその近傍に生じる応力を緩和し、併せて、ビ
ード部の剛性を高めて、そのビード部の変形を抑制する
ため、ビードコア33の周りで、図示しない複数枚の有
機繊維コード層をワイヤチェーファ32に外接させて配
置して、これらの有機繊維コード層で、前述した、カー
カスプライ31の巻返し外端31aまたは、ワイヤチェ
ーファ32の外端32aを覆ったり、ビードコア33の
径方向外側で、カーカスプライ31の本体部分35と、
巻返し部分36との間に配置するゴムスティフナ34、
なかでも硬ゴムスティフナの量を増やしたりすることが
提案されている。
【0006】しかしながら、これらによれば、タイヤ負
荷転動の際のビード部の発熱温度が一層高くなることに
より、前述したセパレーションの発生に加えて、有機繊
維コード層の外端にもセパレーションが発生するという
新たな問題が生じる他、タイヤ重量が増加し、タイヤの
生産性が低下するという他の問題もあった。
【0007】そのため、タイヤ重量の増加とタイヤの生
産性の低下を伴わずに、ビード部耐久性を向上させるた
めの手段として、カーカスプライの各巻返し部分にビー
ドコアの周面に沿ってそれに巻付く巻込み部を設けるこ
とが有用であることを、本願人は既に出願した特願平11
−19847 号の明細書等において提案した。
【0008】しかしながら、本願人が上記構成を有する
タイヤについて、ビード部耐久性をさらに向上させるべ
く詳細な検討を行なったところ、以下の知見を得た。す
なわち、上記構成を有するタイヤは、プライ端でのセパ
レーションの発生については顕著に抑制されるものの、
ビードコアのタイヤ径方向外方に位置するビード部の部
分におけるせん断剛性が、図12(a),(b) に示すようにビ
ードフィラ34をカーカスプライ31の本体部35と折
り返し部36とで挟み込んだ構造になる従来タイヤに比
べて劣ることから、タイヤ内圧適用時や負荷転動時のビ
ード部の動きが相対的に大きくなって、リムフランジと
の接触圧が高まることになり、この結果、リムフランジ
からの突き上げによってビード部にへたりが発生しやす
いことを見出した。
【0009】そして、このビード部のへたりの発生は、
特に更生時にビード部外側にクラックが生じたり、チェ
ーファ部でのセパレーションが発生する場合があり、か
かる場合には、ビード部耐久性を十分に向上させること
ができなかった。
【0010】この発明の目的は、カーカスプライの各巻
返し部分の配設形状と、デフレート状態からインフレー
ト状態に変化させたときの、リムフランジとの接触域よ
りもタイヤ径方向外側のタイヤビード部の部分内に位置
するカーカスラインの形状変化の双方を適正に設定する
ことにより、タイヤ重量の増加及びタイヤの生産性の低
下等を来すことなく、プライコードの引抜け、カーカス
プライの巻返し部分でのセパレーション、及びリムフラ
ンジからの突き上げによって生じるビード部のへたりを
有効に防止して、耐久性を向上させた空気入りタイヤを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の空気入りタイ
ヤは、一般的には、タイヤ赤道面に対して70〜90°
の角度で延在するスチールコードからなる少なくとも一
枚のカーカスプライを、トレッド部からサイドウォール
部を経てビード部までトロイダルに延在させるととも
に、各ビード部に埋設したビードコアの周りで、タイヤ
径方向の内側から外側へ巻返したものである。
【0012】そして、この発明では、カーカスプライの
各巻返し部分に、ビードコアの周面に沿ってそれに巻付
く巻込み部を設けることを必須の発明特定事項とする。
【0013】尚、巻返し部分は、タイヤ幅方向の内側か
ら外側に向けて巻返すことによって形成される場合の
他、タイヤ幅方向の外側から内側に向けて巻返すことに
よって形成される場合もある。
【0014】またここにおけるカーカスプライは、両端
が切断された多数本のスチールコードを実質的にラジア
ル配置したもののみならず、一本のスチールコードを、
カーカスプライの巻返し部分で折り返して、タイヤ周方
向へ迂曲させて延在させたものをも含むものとする。
【0015】この空気入りタイヤでは、カーカスプライ
の巻返し部分に、ビードコアの周面に沿ってそれに巻付
く巻込み部を設けることで、その巻返し部分を、タイヤ
径方向外側へ長く延在させる必要なしにプライコードを
有効に抜止めすることができ、また、その巻込み部は、
剛性の高いビードコアに十分近接して位置することにな
り、タイヤの負荷転動の際の、巻込み部近傍部分の変形
は、そのビードコアや、ビード部を保持するリム等によ
って有効に拘束されるので、巻込み部およびその近傍部
分に、上記変形に伴う応力集中のおそれがなく、これが
ため、巻込み部、ひいては、巻返し部分のセパレーショ
ンが効果的に防止されることになる。
【0016】このようなタイヤにおいて好ましくは、前
記巻込み部の1箇所以上に、塑性変形部を設ける。この
塑性変形部はたとえば、巻込み部に、ビードコアの横断
面輪郭形状に適合する、少なくとも一の角形状、曲線状
等の折曲げ部もしくはくせ付け部を形成することによっ
て実現することができ、かかる塑性変形により、巻込み
部は、ビードコアの周面により近接して、かつ、より正
確に倣って位置することになるので、ビードコアをもっ
て、その巻込み部を一層有効に拘束して、プライコード
の抜け出しおよび、巻返し部分のセパレーションをさら
に効果的に防止することができる。
【0017】ところで、このような塑性変形部は、カー
カスプライをビードコアの周りに巻返すに先だって、巻
込み部に相当する部分に予め形成することが好ましく、
これによれば、所期した通りの塑性変形部を、常に正確
に形成することができ、上記効果をより一層高めること
ができる。
【0018】また好ましくは、巻返し部分のうちの少な
くとも巻込み部を、ビードコアとビードフィラとの間に
挟み込む。このことによれば、巻込み部を、ビードフィ
ラをもってビードコアにより密着させることができるの
で、プライコードの引抜けおよび巻込み部のセパレーシ
ョンが、ともに一層有利に防止されることになる。
【0019】さらに好ましくは、巻込み部を、ビードコ
アの断面輪郭の半周を越えてビードコア周面に沿わせ
る。ビードコアの一般的な横断面輪郭形状としては、多
角形、円形等があるが、それらのいずれにあっても、巻
込み部を、断面輪郭の半周を越えてビードコアに沿わせ
ることで、上記効果をより一層高めることができる。
【0020】また好ましくは、前記巻込み部の先端を、
ビード部の、リムフランジとの接触域の外周縁よりタイ
ヤ径方向内側に位置させる。ここで、「ビード部のリム
フランジとの接触域」とは、タイヤに最高空気圧及び最
大負荷能力を適用したときに、それが最も広範となる最
大接触領域を意味するものとする。
【0021】さらに、巻返し部分が、巻込み部の先端か
らさらにタイヤ径方向外側へ延びる突出先端部を有する
場合には、それの先端縁を、タイヤ負荷転動の際の変形
の極めて少ない領域内に位置させることができ、これに
より、上記先端縁およびその近傍への応力の集中を有効
に防止することができるので、巻返し部分の突出先端部
をセパレーションに対して十分に保護することができ
る。
【0022】そしてこのことは、巻込み部の先端を、最
高空気圧を適用した条件下で、ビード部に埋設されたビ
ードコアの外周縁位置を越えて、それのタイヤ幅方向の
内側まで巻込んで位置させて、巻込み部の、ビードコア
に沿う長さをより長くした場合にとくに顕著である。
【0023】なお以上のことは、偏平率を60%以下と
した空気入りタイヤにおいてはとくに有効である。すな
わち、偏平率の小さいタイヤでは、巻返し部分へのセパ
レーションの発生原因として、タイヤ負荷転動時の、サ
イドウォール部の撓み変形に伴う内部応力の発生によっ
て、カーカスプライ巻込み部の先端に生じる圧縮歪より
もむしろ、周方向剪断歪が大きなウエイトを占めること
になるところ、この発明に係るタイヤでは、巻返し部分
を巻き込むことによって、その端縁を、変形の少ないビ
ードコア近傍に配置することにより、巻返し端縁が、カ
ーカスプライ本体側と連動することになるので、路面に
対する周方向剪断歪を有利に低減させることができる。
【0024】ところで、プライコードとしてのスチール
コードの強力は、80〜300kgfとすること、なか
でも、100〜180kgfとすることが好ましい。す
なわち、80kgf未満の場合は、プライコードを塑性
変形させることで、10〜20%程度の強力低下が生じ
たときに、所要の強力を確保することが難しく、一方、
300kgfを越えると、コード径が太くなりすぎて、
塑性変形が困難になる他、その塑性変形によってコード
に傷が生じ易いからである。
【0025】このように、この発明では、 カーカスプ
ライの各巻返し部分に、ビードコアの周面に沿ってそれ
に巻付く巻込み部を設けることを必須の発明特定事項と
するが、これだけでは十分ではない。
【0026】すなわち、上述した構成を採用したタイヤ
の場合には、上述したように、ビード部のへたりが発生
しやすく、これは、特に更生時にビード部外側にクラッ
クが生じたり、チェーファー部でのセパレーションが発
生する場合があり、かかる場合には、ビード部耐久性を
十分に向上させることができなかった。
【0027】そこで、この発明では、デフレート状態か
らインフレート状態にするときの、タイヤビード部とリ
ムとの接触圧を下げる手段を講じれば、ビード部のへた
りが抑制できると考え、鋭意検討を行なったところ、上
記構成のタイヤにおいて、デフレート状態からインフレ
ート状態に変化させるときの、リムフランジとの接触域
よりもタイヤ径方向外側のタイヤビード部の部分内に位
置するカーカスラインの形状変化をちいさくすること、
特にタイヤビード部がリムフランジに対してせり出す量
を小さくすること、より具体的には、タイヤを標準リム
に組み付けてタイヤ車輪とし、そのデフレート状態に
て、リムフランジとの接触域よりもタイヤ径方向外側の
タイヤビード部の部分内に位置するカーカスライン上の
任意の点をXとするとき、点Xの、デフレート状態から
インフレート状態に変化させたときの変位量dを、タイ
ヤ幅方向断面内で測定して3mm以下の範囲にすれば、
リムフランジとの接触圧が小さくなり、ビード部のへた
りを顕著に低減できることを見出し、この発明を完成す
るに至ったのである。
【0028】ここで、前記点Xの位置は、具体的にはデ
フレート状態にあるタイヤのリムフランジとの接触点か
らカーカスラインに垂線を下ろし、その交点を中心とし
て±20mm程度の範囲にあるカーカスライン上の任意の
点をいい、さらに言えば、上記範囲内にある点Xは、い
ずれも前記変位量が3mm以下の範囲内であることを意
味する。
【0029】また、前記変位量dは、図2に示すよう
に、デフレート状態にあるカーカスライン上の点X(図
2ではデフレート状態のカーカスプライを破線で示
す。)が、インフレート状態にしたときに点X´(図2
ではインフレート状態のカーカスプライを実線で示
す。)に移動する場合の変位量(点X−点X´間距離)
を意味する。
【0030】さらに、「デフレート状態」とは、タイヤ
内部の空気を抜いた状態であって、かつ、タイヤがリム
上で自立可能な無負荷状態を意味し、具体的には、タイ
ヤ内圧が0.5 〜1.0 kgf/cm2 であるときの状態とす
る。また、「インフレート状態」とは、最高空気圧に相
当する空気を充填したときの無負荷状態を意味する。
【0031】さらにまた、「最高空気圧」とは、下記規
格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重
(最大負荷能力)に対応する空気圧を意味し、「標準リ
ム」とは、下記規格に記載されている適用サイズにおけ
る標準リム(または、゛Approved Rim″, ゛Recommende
d Rim ″)を意味する。
【0032】そして、上記規格とは、タイヤが生産又は
使用される地域に有効な産業規格によって決められてい
る。例えば、アメリカ合衆国では゛The Tire and Rim A
ssociation Inc. のYear Book ″であり、欧州では゛Th
e European Tire and Rim Technical Organization の
Standards Manual ″であり、日本では日本自動車タイ
ヤ協会の゛JATMA Year Book ″に規定されている。
【0033】さらに、「カーカスライン」とは、タイヤ
幅方向断面で見て、カーカスの本体部を構成するプライ
の厚み中心を結んだときのラインを意味する。具体的に
は、カーカスの本体部を1プライで構成する場合には、
そのプライに埋設されたコードの配設中心位置を結んだ
ときのラインをいい、また、カーカスの本体部を2プラ
イ以上で構成する場合には、それらで構成される積層プ
ライの厚み中心を結んだときのラインをいうこととす
る。
【0034】図10は、デフレート状態からインフレート
状態に変化させたときの前記変位量d(すなわち、ビー
ド部のせり出し量)の異なる各タイヤについて、リムフ
ランジとの接触圧を測定した結果の一例を示したもので
ある。
【0035】図10の結果から、前記変位量dが3mmを
超えると急激に接触圧が高くなっているのがわかる。
尚、通常のタイヤの場合には、インフレート状態にする
と、前記変位量dは一般には4〜6mmの範囲である。
【0036】また、前記変位量dを小さくするための手
段としては、例えば、デフレート状態にて、点Xにおけ
るカーカスラインの曲率半径をR0 とし、タイヤ断面高
さをHとすると、これらがR0 <2Hの関係を満足する
ように構成することが好ましく、より好ましくはR0
Hの関係を満足するようにする。
【0037】尚、R0 <Hにすれば、インフレート状態
にしたときのビード部のせり出し量が零か、又はせり出
すのとは反対方向にビード部を(へこみ)変形させるこ
とができ、よって、このように設定することは、リムフ
ランジとの接触圧をより一層低減させることができる点
でより好適である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1は発明の実施
の形態を示す要部横断面図であり、図2は図1のビード
部の要部を拡大した図であり、図中1はトレッド部を、
2はトレッド部1に連続するサイドウォール部を、そし
て3はサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に連なる
ビード部をそれぞれ示し、また4はビード部3に埋設し
た、横断面形状が六角形をなすビードコアを示す。
【0039】ここでは、タイヤ赤道面に対して実質的に
90°の角度で延在させた、強力が80〜300kgf
の範囲、より好ましくは、100〜180kgfの範囲
のスチールコードをプライコードとし、このプライコー
ドからなる一枚のカーカスプライ5を、トレッド部1か
らサイドウォール部2を経てビード部3までトロイダル
に延在させるとともに、ビードコア4の周りで、タイヤ
径方向の内側から外側へ巻返す。
【0040】ここにおけるこの巻返し態様としては、図
1に示すように、タイヤ幅方向の内側から外側へ巻返す
場合の他、図3に示すように、タイヤ幅方向の外側から
内側へ巻返す場合があり、これらのいずれにあっても、
カーカスプライの巻返し部分5bは、ビードコア4の周面
に沿ってそれに巻付く巻込み部7を有する。
【0041】図1および図3に示すそれぞれの巻込み部
7はともに、カーカスプライ5をビードコア4の周りに
巻返すに先だって、その巻込み部7に相当する部分に、
ビードコア4の横断面輪郭形状と対応させて予め設けた
3箇所の塑性変形部p1 ,p 2 ,p3 の作用に基づき、
とくには先端側部分で、ビードコア4の周面に十分近接
し、かつ正確に倣ってビードコア4に巻付くことにな
る。
【0042】また、図示のこれらの巻込み部7はいずれ
も、ビードコア4の断面輪郭の半周、たとえば、そのビ
ードコア4の、ビードベース3a側の半周を越えてビー
ドコア周面に沿って延び、なかでも図1に示す巻込み部
7の先端7aは、これに加えて、最高空気圧を適用した条
件下で、ビードコア4の外周縁位置Qを越えて、それよ
りタイヤ幅方向内側に位置する。尚、図1では、ビード
コア4の周りで、カーカスプライ5に外接させてワイヤ
チェーファ8を配設した場合を示すが、このワイヤチェ
ーファ8は必要に応じて適宜配設することができる。
【0043】このように構成してなるタイヤでは、巻返
し部分5bに巻込み部7を設けたことにより、先にも述べ
たように、プライコードの引抜けを有効に防止して、併
せて、ビードコア4およびリムRの作用の下で、その巻
返し部分5bのセパレーションを有効に防止することがで
きる。
【0044】加えて、プライコードの引抜けがこのよう
にして有効に防止されることの当然の帰結として、ワイ
ヤチェーファ8を必須の構成部材とする場合にあって
も、それの径方向外端を、十分内周側に位置させること
ができ、これにより、その外端およびその近傍での変形
量が少なくなるので、ワイヤチェーファ外端のセパレー
ションのおそれもまた効果的に除去されることになる。
【0045】ここで、空気入りタイヤのこのような効果
を担保するためには、図4に拡大して示す、図1のビー
ドコア4の断面図において、巻込み部7の先端7aを、ビ
ードベース3aから離れた側に位置する三辺a,b,c
のいずれかの上に位置させることが好ましく、より好ま
しくは、その配設範囲を、辺aと辺bとの交点位置Qを
含み、これから、それらの各辺a,bの長さL1 ,L2
の2/3倍の長さの範囲内とする。
【0046】また、図1および図3に示すところでは、
巻込み部7を、ビードコア4とビードフィラ9との間に
挟み込むことで、その巻込み部7に対する拘束力を高め
ており、これによれば、前記効果を一層高めることがで
きる。
【0047】ところで、巻込み部7をこのように挟み込
むに当たって、巻返し部分5bが、その巻込み部7の先端
7a側に、図5に示すように、カーカスプライ5の本体部
分5aに沿ってタイヤ径方向外側へ延びてビードコア4か
ら離隔する突出先端部10を有する場合には、その突出
先端部10を前記挟み込みから解放することもできる。
【0048】そしてまた、巻返し部分5bがこのような突
出先端部10を有する場合には、タイヤに最高空気圧及
び最大負荷能力を適用した条件下で、その先端7aを、ビ
ード部3のリムフランジRfとの接触域Ctの外周縁よ
りタイヤ径方向内側に位置させることが好ましく、これ
によれば、タイヤ負荷転動の際の、前記先端7aおよびそ
の近傍の変形を、リムフランジRfによって有効に拘束
することができる。
【0049】以上、巻込み部7に3箇所の塑性変形部p
1 ,p2 ,p3 を設ける場合について説明したが、この
ような塑性変形部は、図6(a),(b)のそれぞれに示すよう
に、1箇所または2箇所に配設することもでき、また、
図7(a),(b)に示すように4箇所に配設することもでき、
塑性変形部の配設数は必要に応じて適宜変更できる。
【0050】ここで、4個の塑性変形部p1 ,p2 ,p
3 ,p4 を設ける場合において、図7(a)に示すように、
巻込み部7の先端7a をカーカスプライ本体部分5aとビ
ードコア4との間に挟み込むときには、巻込み部7に対
する拘束をとくに強めることができ、また、図7(b)に示
すように、巻込み部7の先端7aに、タイヤ幅方向外側に
向けて折返した折り返し部11を付設したときには、プラ
イ端部に引っ張り歪が発生しないため、より引抜けにく
く、またキレツも発生しにくい。
【0051】かくして、この空気入りタイヤでは、カー
カスプライ5の巻返し部分5bに、ビードコア4の周面に
沿ってそれに巻付く巻込み部7を設けることで、その巻
込み部7、ひいては、巻返し部分5bのセパレーションを
防止するとともに、プライコードの引抜けを防止するこ
とができ、また、ビード部3の補強層数を有利に低減さ
せて、ビード部3の発熱を抑制するとともに、タイヤ重
量を軽減させることができ、併せて、タイヤの生産性を
高めることができる。
【0052】ところで、ワイヤチェーファ8の径方向外
端へのセパレーションの発生は、プライコードの引抜け
の心配がないことに基づき、ワイヤチェーファの高さを
低く設定することができることから、十分に防止するこ
とができる。
【0053】また、図1に示すタイヤは、前記点Xの、
前記デフレート状態から前記インフレート状態に変化さ
せたときの変位量dを、タイヤ幅方向断面内で測定して
3mm以下の範囲内に設定してあり、これによって、ビ
ード部のへたりを顕著に低減させることができる。
【0054】さらに、デフレート状態にて、点Xにおけ
る曲率半径R0 は、R0 <2Hの関係を満足するように
構成することが好ましく、より好ましくはR0 <Hの関
係を満足するように構成することによって、ビード部の
へたりを一層低減させることができる。
【0055】尚、R0 <Hにすれば、インフレート状態
にしたときのビード部のせり出し量(前記変位量d)が
零か、又はせり出すのとは反対方向にビード部を(へこ
み)変形させることができ、よって、このように設定す
ることは、ビード部のへたりをより一層抑制できる点で
より好ましい。
【0056】さらにまた、図8に示すように、ビード部
3からサイドウォール部2にわたる範囲で、かつ、カー
カスプライ5の本体部分5aの内面側に補強ゴム部材6を
配設する構成を採用することもでき、これによって、デ
フレート状態における前記点Xでのカーカスプライの曲
率半径R0 を小さくすることができ、この結果、インフ
レート状態におけるカーカスのタイヤ幅方向外側へのせ
り出し変形を抑制することができる。
【0057】尚、補強ゴム部材は、100 %伸長時のモジ
ュラスが1〜3MPa あることが好ましく、また、その配
設範囲は、ビードコアの10mmだけタイヤ径方向外方位置
から、サイドウォール部の最大幅位置付近までの範囲に
配設することが好ましい。
【0058】上述したところは、この発明の実施形態の
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。例えば、ビード部構造は、図1
に示すように六角ビードに巻込み部7を巻き付けたもの
だけには限定されず、図9(a) に示すように硬質ゴム12
にプレートビード4を埋め込んだものに巻込み部7を巻
き付けた構造、及び図9(b)に示すように丸ビード4に巻
込み部7を巻き付けた構造などにすることもできる。
【0059】
【実施例】以下にこの発明に従うタイヤの、プライコー
ドの引抜け、ドラム耐久性、ビード部発熱温度、タイヤ
重量及びビード部のへたり量に関する実施例について説
明する。
【0060】実施例1〜3のタイヤは、タイヤサイズが
TBR 285/60R22.5であり、ビード部構
造、カーカスプライ数、プライコード構造、ビードコア
断面形状、塑性変形部の配設数、デフレート状態からイ
ンフレート状態に変化させたときの点Xの変位量d(m
m)、デフレート状態における点Xでの曲率半径R0 (m
m)、及びインフレート状態でのリムフランジに対するビ
ード部の接触圧Pf については表1に示す。尚、前記接
触圧Pf については、従来例を100 とした指数比で示し
てある。
【0061】また、比較のため、デフレート状態におけ
る点Xでの曲率半径が無限大、すなわちほぼ直線状であ
り、ビード部構造が図12(a) である従来例のタイヤと、
前記変位量dが3mm を超える比較例のタイヤについても
併せて試作したので、同様に表1に示す。
【0062】(試験方法)上記各供試タイヤについて、
9.00×22.5のリムに装着し、以下に示す各試験
を行なった。
【0063】・プライコード引き抜け試験 リム組みタイヤに60kgf/cm2 の水圧を供給した
ときの引抜けの有無を検査し、その結果を表1に示す。
【0064】・ ドラム耐久性試験 ドラム耐久性は、リム組みタイヤに最高空気圧を充填す
るとともに、最大負荷能力の2倍に相当する荷重を負荷
したドラム上走行試験において、ビード部故障(プライ
端またはワイヤチェーファ端のセパレーション)もしく
はゴムチェーファクラック等によって走行不能になるま
での走行距離を測定し、この測定値によって評価した結
果を表1に示す。尚、表1には、従来例のタイヤを100
とした指数比で示してあり、この数値は大きいほど優れ
ている。
【0065】・ ビード部発熱温度を測定するための試験 ビード部発熱温度は、ドラム走行開始から2時間後に、
プライ端付近の温度を、あらかじめ埋め込んでいる熱電
対にて測定し、この測定値によって評価した結果を表1
に示す。尚、表1には、従来例のタイヤを100 とした指
数比で示してあり、この数値は小さいほど優れている。
【0066】・ビード部のへたりを測定するための試験 リム組みタイヤに最高空気圧を充填するとともに、最大
負荷能力の1.2 倍に相当する荷重を負荷し、60km/h
に相当する回転速度でドラム上を走行させ、図14(b) に
示すように、10万km走行後のビード部へたり量(mm)
を測定して性能評価した結果を表1に示す。尚、表1の
数値は小さいほど優れている。
【0067】・タイヤ重量 タイヤ重量は、従来例のタイヤを100 とした指数比で示
した数値を表1に示し、この数値は小さいほど優れてい
る。
【0068】
【表1】
【0069】表1に示す評価結果から、実施例1〜3
は、いずれも従来例に比べて、プライコードの引抜け、
ドラム耐久性、ビード部発熱温度、及びビード部のへた
り量のいずれもが同等以上であり、しかも、タイヤ重量
が大幅に低減された。また、比較タイヤは、上記性能の
うち、ビード部のへたり量が従来例に比べて劣ってい
た。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば、プライコードの引抜
け、カーカスプライ巻返し部分のセパレーション、及び
ビード部のへたりを有効に防止して、ビード部の耐久性
を大きく向上させることができ、併せて、ビード部の発
熱温度およびタイヤの重量を有利に低減させることがで
きる。加えて、ワイヤチェーファの外端のセパレーショ
ンをもまた有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う空気入りタイヤの幅方向半断
面図である。
【図2】 図1のタイヤのビード部の拡大図である。
【図3】 他の実施形態を示す図である。
【図4】 図1のビードコアの拡大図である。
【図5】 他の実施形態を示す図である。
【図6】 (a),(b) は他の実施形態を示す図である。
【図7】 (a),(b) は他の実施形態を示す図である。
【図8】 他の実施形態を示す図である。
【図9】 (a),(b) は他の実施形態を示す図である。
【図10】 デフレート状態からインフレート状態に変
化させたときのカーカスライン上に位置する点Xの変位
量d (ビード部せり出し量)とリムフランジに対する接
触圧との関係を示した図である。
【図11】 比較例のタイヤの幅方向半断面図である。
【図12】 (a),(b) は従来のビード部構造を例示する
横断面図である。
【図13】 (a),(b) はビード部クラックの発生態様を
示す横断面図である。
【図14】 (a),(b) はビード部のへたり量Dを説明す
るための図であり、それぞれ新品時とタイヤ使用末期後
のビード部の横断面形状の一例を示す。
【符号の説明】
1 トレッド部 2 サイドウォール部 3 ビード部 3a ビードベース 4 ビードコア 5 カーカスプライ 5a カーカスプライの本体部分 5b カーカスプライの巻返し部分 6 補強ゴム部材 7 巻込み部 7a 巻込み部の先端 8 ワイヤチェーファ 9 ビードフィラ 10 突出先端部 11 折り返し部 12 硬質ゴム R リム X カーカスライン上の点 Q ビードコアの外周縁位置 Rf リムフランジ ct 接触域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 9/08 B60C 9/08 N 15/04 15/04 E 15/06 15/06 G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチールコードからなる少なくとも一枚
    のカーカスプライを、トレッド部からサイドウォール部
    を経てビード部までトロイダルに延在させるとともに、
    各ビード部に埋設したビードコアの周りで、タイヤ径方
    向の内側から外側へ巻返してなる空気入りタイヤにおい
    て、 カーカスプライの各巻返し部分に、ビードコアの周面に
    沿ってそれに巻付く巻込み部を設け、 タイヤを標準リムに組み付けてタイヤ車輪とし、デフレ
    ート状態にて、リムフランジとの接触域よりもタイヤ径
    方向外側のタイヤビード部の部分内に位置するカーカス
    ライン上の任意の点をXとするとき、デフレート状態か
    らインフレート状態に変化させたときの点Xの変位量
    (d)が、タイヤ幅方向断面内で測定して3mm以下の
    範囲内であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記巻込み部の1箇所以上に、塑性変形
    部を設けてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 カーカスプライをビードコアの周りに巻
    返すに先だって、前記巻込み部に相当する部分に塑性変
    形部を設けてなる請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記巻込み部を、ビードコア
    とビードフィラとの間に挟み込んでなる請求項1〜3の
    いずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記巻込み部を、ビードコアの断面輪郭
    の半周を越えてビードコア周面に沿わせてなる請求項1
    〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 最高空気圧及び最大負荷能力を適用した
    条件下で、前記巻込み部の先端を、ビード部のリムフラ
    ンジとの接触域(ct)の外周縁よりタイヤ径方向内側
    に位置させてなる請求項1〜5のいずれかに記載の空気
    入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記巻込み部の先端を、最高空気圧を適
    用した条件下で、ビードコアの外周縁位置(Q)よりタ
    イヤ幅方向内側まで巻込んで位置させてなる請求項1〜
    6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 偏平率を60%以下としてなる請求項1
    〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】 前記スチールコードの強力を80〜30
    0kgfとしてなる請求項1〜8のいずれかに記載の空
    気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】 デフレート状態にて、前記点Xにおけ
    るカーカスラインの曲率半径をR0 とし、タイヤ断面高
    さをHとすると、これらがR0 <2Hの関係を満足する
    請求項1〜9のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004338454A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2004352172A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ
KR100872339B1 (ko) 2007-11-23 2008-12-05 한국타이어 주식회사 비드부를 개량한 중하중 차량용 타이어 및 그 제조 방법

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