JP2000308764A - 処理制御装置及び方法 - Google Patents
処理制御装置及び方法Info
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Abstract
を実現する。 【解決手段】 予め定められた処理の進行内容と、予め
定められた評価値と該評価値ごとの処理内容とを対応づ
けた、予め定められた時刻範囲ごとの評価テーブルとを
有するシナリオデータに基づいて、処理を制御するタス
ク201と、ユーザの操作内容を履歴データとして記録す
るログ記録部208と、所定の時点からの経過時間を計測
する計測部204と、現在時刻を検出するタイマー装置104
と、タイマー装置からユーザ操作が入力された時点の現
在時刻を取得するタイマー取得部205と、シナリオデー
タの進行内容と履歴データとに基づいて、ユーザの操作
内容を判断する操作判断部209と、操作判断部による判
断結果と経過時間とに基づいてユーザの評価値を決定す
ると共に、決定された評価値と現在時刻の属する時刻範
囲に対応した評価テーブルとに基づいて、次の処理内容
を決定する分岐処理部210とを備えた。
Description
理の進行内容を記述したシナリオデータに従って処理を
制御する処理制御装置及び方法に関し、特にユーザの習
熟度を処理の進行内容に反映させた処理制御装置及び方
法に関する。
定められた処理の進行内容を記述したシナリオデータに
従って、ユーザからの操作入力を行いながらゲームの進
行を制御し、このシナリオデータに従って、次の処理を
行うシナリオデータに分岐したり、メッセージの出力等
を行っているのが一般的である。そして、このような従
来のゲーム装置では、ユーザの操作内容に応じてゲーム
の進行を異ならせたり、出力するメッセージの内容を変
化させたりすることも行われている。
うなゲーム装置では、ユーザの操作内容によって進行内
容や出力メッセージを変化させるといっても、いずれも
パターン化されたものであるため、何回も同じゲームを
行っているうちに進行パターン等がわかり、ユーザにと
って退屈なものとなってしまうという問題がある。
する習熟度が異なっており、習熟度の異なるユーザに対
して似たようなゲーム進行やメッセージを出力するのも
習熟度の高いユーザにとって、飽きが来やすいものとな
ってしまう。
なることから、同じゲームを同じ目標に向けて行って
も、目標に至るまでの操作、所要時間、到達時刻が全て
同じになることは事実上ありえない。従って、ユーザの
習熟度を利用すれば多種多様なゲーム進行、メッセージ
出力を行うことも可能である。
たものであり、ユーザの習熟度を利用することにより、
多種多様な処理を行うことができる処理制御装置及び方
法を提供することを主な目的とする。
め、請求項1に係る発明は、予め定められた処理の進行
内容と、予め定められた評価値と該評価値ごとの処理内
容とを対応づけた評価テーブルとを有するシナリオデー
タに基づいて、処理を制御する制御部と、ユーザの操作
内容を履歴データとして記録するログ記録部と、所定の
時点からの経過時間を計測する計測部と、シナリオデー
タの進行内容と前記履歴データとに基づいて、ユーザの
操作内容を判断する操作判断部と、前記操作判断部によ
る判断結果と前記経過時間とに基づいてユーザの評価値
を決定すると共に、前記決定された評価値と前記評価テ
ーブルとに基づいて、次の処理内容を決定する分岐処理
部と、を備えたことを特徴とする処理制御装置に係るも
のである。
度によって、同じ目標に向けて処理を行っても、目標に
至るまでの操作内容、経過時間が全て同じになることは
ないことを利用して、多種多様な処理の進行を行うもの
である。
履歴データとに基づいて、ユーザの操作内容を判断し、
その操作内容の判断結果と所定時点からの経過時間とか
ら、ユーザの評価値を決定している。この評価値はユー
ザの習熟度の基準となるものである。そして、決定され
たユーザの評価値を、シナリオデータの評価テーブルの
評価値と対応させて、ユーザの評価値に対応する処理内
容を次の処理内容として決定する。このため、ユーザの
操作内容と経過時間から判断した習熟度に応じて、次の
処理内容が決定されることになるので、画一的でない多
種多様の処理内容を実現することができる。
の処理内容を対応づけることができる他、決定されるユ
ーザの評価値に幅があることを考慮して、一定の範囲の
評価値を1つの処理内容に対応づけるように構成しても
良い。また、評価テーブルは、処理の進行内容に応じ
て、1つのシナリオデータに複数存在していても良い。
この場合、分岐処理部では、次の処理内容の決定時に、
複数の評価テーブルの中から、1つの評価テーブルを選
択するための処理を設ける必要がある。また、複数の評
価テーブルを使い分けるための基準テーブルをシナリオ
データ内に設けても良い。
記録する他、進行内容によって一定の操作のみを記録す
ることもできる。
あれば良く、例えば、ゲーム開始等のような処理開始時
点からの経過時間、ユーザが所定操作を行った時点から
の経過時間とすることは、処理の内容等に応じて任意に
定めることができる。
るものであればその構成は特に限定されるものではな
い。例えば、履歴データに記録されたユーザの操作内容
が、シナリオデータの進行内容に記述された操作内容と
正しいか否かを判断するように構成することができる
他、ユーザからの入力値がシナリオデータに記述された
範囲に属している否かを判断するように構成すること
は、進行内容に応じて任意に定めることができる。
と経過時間とに基づいてユーザの評価値を決定し、決定
された評価値と評価テーブルとに基づいて次の処理内容
を決定するものであればその構成は特に限定されるもの
ではない。例えば、経過時間が長いときに評価値の値を
増加し、ユーザの操作内容が正しいときに評価値の内容
を増加したりする他、経過時間が長いときに評価値の値
を減少し、ユーザの操作内容が正しいときに評価値の内
容を減少したり、経過時間が長いときに評価値の値を増
加し、ユーザの操作内容が正しいときに評価値の内容を
減少する等は任意に行うことができる。
に処理すべきシナリオデータ、次に出力するメッセージ
も含まれる。
処理制御装置において、現在時刻を検出するタイマー装
置と、該タイマー装置からユーザ操作が入力された時点
の現在時刻を取得するタイマー取得部と、を更に備え、
前記シナリオデータは、予め定められた時刻範囲ごとに
前記評価テーブルを有するものであり、前記分岐処理部
は、前記操作判断部による判断結果と前記経過時間とに
基づいてユーザの評価値を決定すると共に、前記決定さ
れた評価値と前記現在時刻の属する時刻範囲に対応した
評価テーブルとに基づいて、次の処理内容を決定するこ
とを特徴とする。
度によって、同じ目標に向けて処理を行っても、目標に
至った時刻が全て同じになることはないことを利用し
て、多種多様な処理の進行を行うものである。
ータ内に、予め定められた時刻範囲ごとの評価テーブル
が複数存在しており、分岐処理部ではユーザ操作が入力
された時点での現在時刻が属する時刻範囲の評価テーブ
ルを用いて、次の処理内容を決定する。ここで、ユーザ
の操作が入力された時点は、処理進行中の任意の時点と
する他、シナリオデータの処理進行が完了したときのユ
ーザ操作の入力時点とすることができる。
時点での現在時刻に基づいて評価テーブルを変更して次
の処理内容を決定するので、処理を実行した日時によっ
て、多種多様な処理内容を実現することができる。
載の処理制御装置において、前記シナリオデータは、予
め定められた経過時間範囲ごとに、複数の前記評価テー
ブルを有するものであり、前記分岐処理部は、前記操作
判断部による判断結果と前記経過時間とに基づいてユー
ザの評価値を決定すると共に、前記決定された評価値と
前記経過時間の属する経過時間範囲に対応した評価テー
ブルとに基づいて、次の処理内容を決定することを特徴
とするものである。
じ目標に向けて処理を行っても、目標に至るまでの経過
時間が全て同じにならないことから、その経過時間自体
を評価テーブルに利用して、多種多様な処理の進行を行
うものである。
囲ごとの評価テーブルが複数存在しており、分岐処理部
では、経過時間の属する経過時間範囲に対応した評価テ
ーブルを用いて、次の処理内容を決定する。即ち、経過
時間に基づいて評価テーブルを変更して次の処理内容を
決定するので、経過時間の相違によって、多種多様な処
理内容を実現することができる。
理の進行内容と、予め定められた評価値と該評価値ごと
の処理内容とを対応づけた評価テーブルとを有するシナ
リオデータに基づいて、処理を制御する制御ステップ
と、所定の時点からの経過時間を計測する計測ステップ
と、シナリオデータの進行内容とユーザ操作内容の履歴
データとに基づいて、ユーザの操作内容を判断する操作
判断処理ステップと、前記操作判断処理ステップによる
判断結果と前記経過時間とに基づいてユーザの評価値を
決定し、前記決定された評価値と前記評価テーブルとに
基づいて、次の処理内容を決定する分岐処理ステップ
と、を備えたことを特徴とする処理制御方法に係るもの
である。この請求項3に係る発明は、請求項1に係る発
明と同様の作用効果を奏する。
処理制御方法において、タイマー装置からユーザ操作が
入力された時点の現在時刻を取得するタイマー取得ステ
ップを更に備え、前記シナリオデータは、予め定められ
た時刻範囲ごとに前記評価テーブルを有するものであ
り、前記分岐処理ステップは、前記操作判断処理ステッ
プによる判断結果と前記経過時間とに基づいてユーザの
評価値を決定し、前記決定された評価値と前記現在時刻
の属する時刻範囲に対応した評価テーブルとに基づい
て、次の処理内容を決定することを特徴とする。この請
求項4に係る発明は、請求項2に係る発明と同様の作用
効果を奏する。
記載した処理制御方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に係るものである。
求項3又は請求項4に係る発明と同様の作用効果を奏す
る他、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これ
によって、請求項3又は請求項4に係る発明の動作をコ
ンピュータによって実現することが可能となる。
明に係る処理制御装置、処理制御方法およびその方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳
細に説明する。本実施形態は、本発明の処理制御装置
を、ゲーム装置のシナリオデータの進行処理に適用した
ものである。
本実施形態に係るゲーム装置のハードウェア構成につい
て説明する。図1は、本実施形態に係るゲーム装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
には、制御装置101と、記録装置102a及び記録装
置102bと、記憶装置103と、タイマー装置104
と、出力装置105とが接続されており、コンピュータ
を利用した通常の構成である。
るCPU等の演算処理部と、ROM等で構成されてい
る。記憶装置103は一般的なRAMで構成される。
する種種のコンテンツ素材を格納するものであり、RO
Mや、ハードディスク(HD)等の記憶媒体である。ま
たハードディスク(HD)へのリード/ライトを制御す
るハードディスクドライブ装置(HDD)等も記録装置
102aに該当する。
ータとして記録するものであり、不揮発性RAMやバッ
テリーバックアップ回路等である。この記録部102b
は本発明のログ記録部を構成する。
アップされたリアルタイムクロックを使用しており、任
意の時点での現在時刻を取得するために用いられる。
や出力を行うものであり、ディスプレイ、スピーカ等で
ある。
各種処理プログラムは、CD−ROM,DVD−ROM
またはFD等にインストール可能な形式のファイルで記
録されて提供される。そして、夫々CDドライブ装置、
DVDドライブ装置、FDドライブ装置によって読み出
されて実行される。この他、本実施形態の各種処理プロ
グラムは、ゲーム装置に内蔵された若しくは取り外し可
能なROMとしても提供される。更に、本実施形態の各
種処理プログラムをインストール可能な形式又は実行可
能な形式のファイルでネットワーク経由で提供すること
もでき、各種プログラムや各種データをネットワーク経
由で更新することも可能である。
態に係るゲーム装置100の機能的構成について説明す
る。図2は、本実施形態に係るゲーム装置100の機能
的構成を示す機能ブロック図である。
ム装置100は、タスク201と、入力処理部203
と、ソフトウェアタイマー計測部204と、ハードウェ
アタイマー取得部205と、ユーザ認証部207と、ロ
グ記録部208と、操作判断部209と、分岐処理部2
10と、音声出力部206と、表示出力部202とから
構成される。
のでありゲーム起動時に生成される。タスク201は、
シナリオデータに基づいてゲームの処理の進行を制御す
るものであり、本発明の制御部を構成する。タスク20
1は、シナリオデータに基づいて、入力処理部203、
ソフトウェアタイマー計測部204、ハードウェアタイ
マー取得部205、ユーザ認証部207、ログ記録部2
08、操作判断部209、分岐処理部210、音声出力
部206、表示出力部202を逐次呼び出すようになっ
ている。
監視してタスクに通知する。この入力処理部203は、
タスク実行中にタスクごとに実行される。
発明の計測部を構成するものであり、ゲーム開始時点か
らの経過時間を計測するものである。また、同一ユーザ
の前回の使用時間を加算したデータも出力することがで
きるようになっている。
発明のタイマー取得部を構成するものであり、タイマー
装置104から現在時刻を取得する。
予め格納されている音声データの出力処理を行う。表示
出力部202は、記録装置102aに予め蓄積されてい
る各種メッセージの表示や出力処理を行う。
処理の初期値を決定する。尚、本実施形態のゲーム装置
ではユーザ認証部207を設けているが、ユーザ認証部
207を設けない構成も可能である。
の操作内容を逐次記録するものである。
れたユーザの操作がシナリオデータに対して正しいか否
かを判断するものである。また。入力タイミングの数値
化も行う。
よるユーザの操作内容の判断結果と、シナリオの進行度
を示す経過時間とに基づいてユーザの評価値を決定す
る。また、ユーザの評価値と評価テーブルとから次に処
理すべきシナリオを決定するものである。
は、進行スケジュールと評価定テーブルの集合(評価テ
ーブル群)とからなっている。
す。図3に示すように、まず、開始メッセージの出力を
行い(STEP000)、通常のゲーム進行処理を進める(STE
P001)。尚、ここでいう通常のゲーム進行処理は、ゲー
ムの内容によって異なるものであり、具体的な処理の説
明は省略する。
た処理を行う(STEP002)。この処理は、後述する操作
判断部209と分岐処理部210により行われる。次
に、ハードウェアタイマー取得部205により現在時刻
を取得して、現在時刻が11:59までであればSTEP00
5へ分岐し(STEP003)、12:00以降であれば通常の
ゲーム進行処理を進める(STEP004)。
次の処理を決定する(STEP005)。この処理は、後述する
操作判断部209と分岐処理部210により行われる。
本実施形態では、STEP005に示すように、0:00から
11:59までが評価テーブル1、12:00から1
8:59までが評価テーブル2、19:00から23:
59までが評価テーブル3を選択するようになってい
る。その後、夫々の評価テーブルに基づく処理を行い、
終了する(STEP999)。
ある。尚、図4の評価テーブルは、一例を示すものであ
りこれに限定されるものではない。
に、評価値の範囲と、その評価値の範囲に対応した処理
内容との対のデータの集合で構成されている。ユーザの
評価値には幅があるため、評価テーブルでは評価値の範
囲を評価値範囲として処理内容を対応づけている。ユー
ザの評価値の属する範囲の評価値範囲に対応した処理が
次のシナリオで実行されるようになっている。
容と対応づけた評価テーブルを用いているが、これに限
られるものではなく、評価値の数値ごとに処理内容を対
応づけた評価テーブルを使用しても良い。
に、シナリオデータには3個の評価テーブルがあり、夫
々時刻の範囲により分類されている。即ち、前述した通
り、評価テーブル1は、現在時刻が0:00から11:
59までの範囲の場合に使用され、現在時刻が12:0
0から18:59までの範囲にあるときは評価テーブル
2が、現在時刻が19:00から23:59までの範囲
にあるときは評価テーブル3が使用されるようになって
いる。また、評価値範囲は各評価テーブルにより異なっ
ており、更に評価値範囲に対する処理内容も異なってい
る。このため、現在時刻の相違によって、多種多様な処
理を行うことが可能になっている。
り、評価テーブルを複数設けているが、この他、ゲーム
開始からの経過時間の範囲を予め定めておき、経過時間
の範囲ごとに異なる評価テーブルを使用するようにして
も良い。
スク内で実行されるものである。図5は操作判断部20
9の処理を示すフローチャートである。操作判断部20
9では、まず履歴データからユーザの操作内容を取得す
る(ステップ501)。そして、シナリオデータの進行
内容における操作内容と比較しユーザの操作内容がが正
しいかどうかを判断する(ステップ502)。ユーザの
操作が正しい場合には、操作判断結果を「正」とし(ス
テップ503)、ユーザの操作が誤っている場合には、
操作判断結果を「誤」とする(ステップ504)。
1つの操作のみで判断しているが、複数の操作の判断を
行い、操作判断結果を更に細かく設定するようにできる
ことは言うまでもない。この場合には、ユーザの評価値
を更に細かく設定できるので、より多種多様な処理を決
定することが可能となる。
内で実行されるものである。図6は分岐処理部210の
処理を示すフローチャートである。分岐処理部210で
は、まず、ソフトウェアタイマー計測部204からゲー
ム開示からの直前のユーザ操作までの経過時間を取得す
る(ステップ601)。そして、取得した経過時間が所
定時間tより長いか否かを判断し(ステップ602)、
長い場合には経過時間判断結果を「長」とし(ステップ
603)、短い場合には経過時間判断結果を「短」とす
る(ステップ604)。
断結果と、上述の経過時間の判断結果とに基づいてユー
ザの評価値の決定を行う(ステップ605)。このステ
ップ605の処理は、具体的には次のように行われる。
結果が「短」の場合、評価値「高」 操作判断結果が「正」かつ経過時間判断結果が「短」
の場合、評価値「中1」 操作判断結果が「誤」かつ経過時間判断結果が「短」
の場合、評価値「中2」 操作判断結果が「誤」かつ経過時間判断結果が「長」
の場合、評価値「低」 このユーザの評価値は、ユーザの習熟度を示すものであ
る。評価値における「高」、「中1」、「中2」、
「低」の具体的数値としては任意に定めることができる
が、一例を示せば、「高」=100、「中1」=80、
「中2」=60、「低」=30等が挙げられる。
のSTEP5で選択された評価テーブル(STEP002では評価テ
ーブル1となる)を参照し(ステップ606)、次の処
理内容を決定する(ステップ607)。現在時刻が1
4:00で、上述の例で、評価値が「80」と決定され
た場合を一例として示すと、この場合現在時刻14:0
0から評価テーブル2を使用することになる。そして、
ユーザの評価値が80なので、評価テーブル2を参照す
ると、評価値範囲が「75〜99」に属することになる
ので、次の処理内容は、「通常のメッセージを出力」と
なる。
ゲーム開始からの経過時間とユーザの操作内容の正誤の
判断結果に基づいて、ユーザの習熟度としての評価値を
決定し、評価テーブルの中で、この評価値の属する評価
値範囲に対応づけられた処理内容を決定しており、更に
評価テーブルは現在時刻によって異なる3つの中の1つ
の評価テーブルが用いられるので、ユーザの習熟度とゲ
ームをプレイする日時によって、多種多様の処理を実行
することができる。また、ユーザも全く異なった処理展
開を楽しむことができるので、何回もゲームをプレイし
ても飽きがくることはないという利点がある。
断する際に、その基準として所定時間tのみを用いてい
るが、複数の基準を設け、経過時間判断結果を更に細か
く設定するようにできることは言うまでもない。この場
合には、ユーザの評価値を更に細かく設定できるので、
より多種多様な処理を決定することが可能となる。
をゲーム装置に適用する例を示したが、ゲーム以外の処
理を制御する装置であれば、本発明を適用できることは
いうまでもない。
明と請求項3に係る発明は、予め定められた処理の進行
内容と、予め定められた評価値と該評価値ごとの処理内
容とを対応づけた評価テーブルとを有するシナリオデー
タに基づいて処理を制御し、所定の時点からの経過時間
を計測し、シナリオデータの進行内容とユーザの操作内
容の履歴データとに基づいて、ユーザの操作内容を判断
し、この判断結果と経過時間とに基づいてユーザの評価
値を決定すると共に、前記決定された評価値と前記評価
テーブルとに基づいて、次の処理内容を決定するので、
ユーザの操作内容と経過時間から判断した習熟度に応じ
て、次の処理内容が決定され、画一的でない多種多様の
処理内容を実現することができという効果を有する。
る発明は、ユーザ操作が入力された時点の現在時刻を取
得し、シナリオデータが予め定められた時刻範囲ごとに
評価テーブルを有し、ユーザの操作の判断結果と経過時
間とに基づいてユーザの評価値を決定すると共に、決定
された評価値と現在時刻の属する時刻範囲に対応した評
価テーブルとに基づいて、次の処理内容を決定するの
で、処理を実行した日時によって、多種多様な処理内容
を実現することができるという効果を有する。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
の一例を示すフローチャートである。
造を示す説明図である。図4(b)は時刻によって異な
る評価テーブルを用いる場合の評価テーブルの一例を示
す説明図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 予め定められた処理の進行内容と、予め
定められた評価値と該評価値ごとの処理内容とを対応づ
けた評価テーブルとを有するシナリオデータに基づい
て、処理を制御する制御部と、 ユーザの操作内容を履歴データとして記録するログ記録
部と、 所定の時点からの経過時間を計測する計測部と、 シナリオデータの進行内容と前記履歴データとに基づい
て、ユーザの操作内容を判断する操作判断部と、 前記操作判断部による判断結果と前記経過時間とに基づ
いてユーザの評価値を決定すると共に、前記決定された
評価値と前記評価テーブルとに基づいて、次の処理内容
を決定する分岐処理部と、を備えたことを特徴とする処
理制御装置。 - 【請求項2】 現在時刻を検出するタイマー装置と、 該タイマー装置からユーザ操作が入力された時点の現在
時刻を取得するタイマー取得部と、を更に備え、 前記シナリオデータは、予め定められた時刻範囲ごとに
前記評価テーブルを有するものであり、 前記分岐処理部は、前記操作判断部による判断結果と前
記経過時間とに基づいてユーザの評価値を決定すると共
に、前記決定された評価値と前記現在時刻の属する時刻
範囲に対応した評価テーブルとに基づいて、次の処理内
容を決定することを特徴とする請求項1に記載の処理制
御装置。 - 【請求項3】 予め定められた処理の進行内容と、予め
定められた評価値と該評価値ごとの処理内容とを対応づ
けた評価テーブルとを有するシナリオデータに基づい
て、処理を制御する制御ステップと、 所定の時点からの経過時間を計測する計測ステップと、 シナリオデータの進行内容とユーザ操作内容の履歴デー
タとに基づいて、ユーザの操作内容を判断する操作判断
処理ステップと、 前記操作判断処理ステップによる判断結果と前記経過時
間とに基づいてユーザの評価値を決定し、前記決定され
た評価値と前記評価テーブルとに基づいて、次の処理内
容を決定する分岐処理ステップと、を備えたことを特徴
とする処理制御方法。 - 【請求項4】 タイマー装置からユーザ操作が入力され
た時点の現在時刻を取得するタイマー取得ステップを更
に備え、 前記シナリオデータは、予め定められた時刻範囲ごとに
前記評価テーブルを有するものであり、 前記分岐処理ステップは、前記操作判断処理ステップに
よる判断結果と前記経過時間とに基づいてユーザの評価
値を決定し、前記決定された評価値と前記現在時刻の属
する時刻範囲に対応した評価テーブルとに基づいて、次
の処理内容を決定することを特徴とする請求項3に記載
の処理制御方法。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載した処理制御方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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