JP2000308276A - 自動車用電源監視装置 - Google Patents

自動車用電源監視装置

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    • H02J7/0029Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
    • H02J7/00306Overdischarge protection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過電流からバッテリを有効に保護できるとと
もに、供給電流の増加によるバッテリの消耗を未然に防
止することができる自動車用電源監視装置を提供する。 【解決手段】 この電源監視装置は、遮断器11、電流
検出回路B1〜Bm、過電流検出回路C1〜Cm、アイ
ドルアップ指令回路13、および低電圧検出回路15を
備える。各過電流検出回路C1〜Cmは、互いに異なる
複数の基準電流値とその基準電流値に対応する複数の許
容時間とが一対一に対応付けられて設定されており、各
電流検出回路B1〜Bmが検出した電流値が前記複数の
基準電流値のうちの少なくともいずれか一つの基準電流
値以上となっている状態が、その少なくともいずれか一
つの基準電流値に対応する前記許容時間以上継続してい
る場合には、これを検知して遮断器11に通電路Dを遮
断させる指令を出す。アイドルアップ指令回路13は、
供給電流の増加を検知してアイドルアップを指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリから電気
機器への電力供給状態を監視する自動車用電源監視装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の車室内において、テレビ
受像器、冷温蔵庫、掃除機等の電気用品(電気機器)を
使用することが多くなってきた。このような電気用品の
電源は、自動車のシガライタソケット、または電源供給
専用に設けられた複数個の給電ソケット(アクセサリソ
ケット)から得ることが一般的である。このため、バッ
テリから電気用品への電力供給量が、増大する傾向にあ
り、バッテリ保護のため、電気用品への電力供給状態を
監視し、必要に応じて電源供給を遮断する必要がある。
【0003】これに対する従来技術としては、特開平5
−208645号公報記載の自動車用電源監視装置があ
る。この電源監視装置は、給電ソケットを介して流れる
電流が設定値を超えたときに給電ソケットに対する通電
路を遮断する電流監視回路と、バッテリの出力電圧が設
定下限電圧以下となったときに給電ソケットに対する通
電路を遮断する電圧監視回路とを備えており、その電流
監視回路および電圧監視回路によって、過電流および出
力電圧の低下からバッテリを保護するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の監視装置で
は、過電流が流れて通電路を遮断する場合、電流値が予
め定められた設定値を超えると遮断するようになってい
る。
【0005】しかし、実際に給電ソケットに接続される
負荷には電気製品の種類に応じてランプ、モータ等種々
のものがある。このため、給電ソケットからは、ラッシ
ュ電流、モータロック電流などの短時間ではあるが、定
格電流以上の大電流が流れる場合がよくあり、このよう
なラッシュ電流、モータロック電流は短時間であるた
め、バッテリの負担は小さく、通電路を遮断する必要は
ない。
【0006】よって、従来の監視装置では、これらのラ
ッシュ電流等の短時間に流れる大電流を検出しないよう
にするためには、設定値をラッシュ電流等の値以上に設
定しておく必要があるため、設定値が大きくなり過ぎ、
設定値以下での過電流によりバッテリの消耗が防止でき
ず、過電流からバッテリを有効に保護できないという問
題がある。
【0007】また、従来の監視装置では、バッテリの出
力電圧が下限電圧以下に低下して初めて通電路を遮断す
るという有効な対応が図られるようになっているととも
に、設定値以上の電流が電気用品に流れないと通電路が
遮断されないようになっているため、設定値以下の範囲
で供給電流が増加した場合に、バッテリの出力電圧の低
下を未然に防ぐことができないという問題がある。
【0008】そこで、前記問題点に鑑み、本発明の第1
の目的は、過電流からバッテリを有効に保護できるとと
もに、バッテリの保護上問題のない範囲内で、電気機器
の使用が妨げられるのを防止することができる自動車用
電源監視装置を提供することである。
【0009】また、本発明の第2の目的は、供給電流の
増加によるバッテリの消耗を未然に防止することができ
る自動車用電源監視装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、バッテリから電気機器への電力供給状
態を監視する自動車用電源監視装置であって、前記バッ
テリと前記電気機器との間の通電路に、その通電路を遮
断可能に介装された遮断部と、前記電気機器に流れる電
流値を検出する電流検出部と、互いに異なる複数の基準
電流値と複数の許容時間とが一対一に対応付けられて設
定され、前記電流検出部が検出した前記電流値が前記複
数の基準電流値のうちの少なくともいずれか一つの基準
電流値以上となっている状態が、その少なくともいずれ
か一つの基準電流値に対応する前記許容時間以上継続し
ている場合には、これを検知して前記遮断部に前記通電
路を遮断させる指令を出力する第1の指示部と、を備え
ることを特徴とする。
【0011】好ましくは、前記自動車用電源監視装置
は、前記電流検出部が検出した前記電流値が予め設定さ
れたアイドルアップ基準以上となると、これを検知して
エンジン制御ユニットにアイドルアップ指令を出力する
アイドルアップ指令部をさらに備えるのがよい。
【0012】また、好ましくは、前記自動車用電源監視
装置は、前記通電路における前記遮断部の上流側の電圧
値を検出し、検出した前記電圧値が予め設定された基準
電圧値以下になると、これを検知して前記遮断部に前記
通電路を遮断させる指令を出力する第2の指示部をさら
に備えるのがよい。
【0013】さらに、好ましくは、前記通電路には、前
記遮断部の下流側に前記電気機器が接続される複数の接
続部が設けられ、前記電流検出部および前記第1の指示
部は、前記各接続部ごとに、あるいは所定数の前記接続
部ごとに一組ずつ設けられ、前記アイドルアップ指令部
は、前記各組の前記電流検出部が検出した前記電流値を
加算して得られる総電流値が前記アイドルアップ基準以
上となると、前記アイドルアップ指令を出力するのがよ
い。
【0014】また、好ましくは、前記接続部は、前記電
気機器の受電用の接続プラグが着脱自在に接続される給
電ソケットとであるのがよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態に係
る自動車用電源監視装置のブロック図である。この監視
装置は、バッテリ1に接続されたシガライタソケット等
の給電ソケット(接続部)A1〜Amから電気機器に供
給される電力の供給状態を監視するためのものであり、
遮断器(遮断部)11と、各給電ソケットA1〜Amご
とに設けられた複数の電流検出回路(電流検出部)B1
〜Bmおよび過電流検出回路(第1の指示部)C1〜C
mと、アイドルアップ指令回路(アイドルアップ指令
部)13と、低電圧検出回路(第2の指示部)15と、
遮断器11を駆動するための駆動回路17とを備えて構
成されている。給電ソケットA1〜Amは、車室内に複
数設けられ、各種の電気機器の受電用の接続プラグが着
脱自在に接続されるようになっている。
【0016】遮断器11は、バッテリ1から各給電ソケ
ットA1〜Amに至る通電路Dに介装されたリレーであ
り、駆動回路17の制御により通電路Dを導通または遮
断するようになっている。なお、ここでは、遮断器11
にリレーを使用したが、トランジスタ等のスイッチング
素子(例えば、FET(電界効果トランジスタ))を使
用してもよい。通電路Dは、遮断器11の下流側で複数
の分岐路D1〜Dmに分岐されて各給電ソケットA1〜
Amに接続されている。
【0017】各電流検出回路B1〜Bmは、各分岐路D
1〜Dmを通じて各給電ソケットA1〜Amに流れる電
流の値を検出し、その検出値を示す信号を出力する。
【0018】各過電流検出回路C1〜Cmは、各電流検
出回路B1〜Bmの検出値に基づいて過電流を検知し、
駆動回路17を通じて遮断器11を作動させるためのも
のであり、互いに対をなす複数の比較器E1〜Enおよ
びフィルタ回路(タイマ回路)F1〜Fnと、ORゲー
ト21とを備えている。
【0019】各比較器E1〜Enは、電流の大きさの面
から過電流を判定するためのものであり、過電流の判定
基準となる互いに異なる基準電流値を示す基準レベルG
1〜Gnがそれぞれ設定されている。そして、各比較器
E1〜Enは、対応する電流検出回路B1から出力され
る信号の信号レベルと、設定されている基準レベルG1
〜Gnとを比較し、入力信号レベルが、基準レベルG1
〜Gn未満である場合にはローレベルの信号を出力する
一方、基準レベルG1〜Gn以上である場合にはハイレ
ベルの信号を出力する。
【0020】各フィルタ回路F1は、電流の通流時間の
面から過電流を判定するために設けられるものであり、
対応する比較器E1〜Enに設定された基準電流値に対
応する許容時間が設定されている。そして、各フィルタ
回路F1〜Fnは、通常はローレベルの信号を出力して
おり、対応する比較器E1〜Enから設定されている許
容時間以上継続してハイレベルの信号が入力された場合
にのみ、ハイレベルの信号を出力するようになってい
る。フィルタ回路F1〜Fnのハイレベル信号の出力状
態は、例えば、アクセサリスイッチ30がオンされてい
る期間の間保持され、アクセサリスイッチ30がオフさ
れるのに伴って初期状態にリセットされるようになって
いる。
【0021】ORゲート21は、対応する複数のフィル
タ回路F1〜Fnのうちの少なくともいずれか一つのフ
ィルタ回路F1〜Fnからハイレベルの信号が入力され
ると、これに伴って出力信号をローレベルからハイレベ
ルに切り替えるようになっている。そして、ORゲート
21からハイレベルの信号が出力されるのに伴って、後
述するように遮断器11が遮断されるようになってい
る。
【0022】ここで、下記の表1および図2に基づい
て、各過電流検出回路C1〜Cmに設定された複数の基
準電流値および許容時間の設定例を示す。この例では、
各過電流検出回路C1〜Cmの各比較器E1〜Enおよ
び各フィルタ回路F1〜Fnには、表1に示すように、
5組の基準電流値I1〜I5および許容時間T1〜T5
が設定されている。
【0023】
【表1】
【0024】図2において、ハッチングを付して示す領
域は、この設定例下で過電流検出回路C1〜Cmによっ
て過電流であると判定される領域を示しており、グラフ
Xは、15A容量のフューズの溶断特性を示すグラフで
あり、グラフYは、線径が0.85mmの銅線の発煙特
性を示すグラフである。すなわち、本実施形態では、5
組の基準電流値I1〜I5および許容時間T1〜T5
は、図2に示すように、15A容量のフューズの溶断特
性を模擬するように設定されている。ここで、基準電流
値I1に対応する許容時間T1は、ゼロに設定されてお
り、各給電ソケットA1〜Amから流れる電流値が基準
電流値I1以上になると、直ちに遮断器11が遮断され
るようになっている。
【0025】なお、ここでは、5組の基準電流値I1〜
I5および許容時間T1〜T5が、15A容量のフュー
ズの溶断特性を模擬するように設定されたが、線径が
0.85mmの銅線の発煙特性を模擬するように設定さ
れるようにしてもい。
【0026】アイドルアップ指令部13は、各給電ソケ
ットA1〜Amを通じて流れる電流の総和に基づいて、
供給電流の増加を検知し、エンジン制御ユニット31に
所定レベルのアイドルアップ指令を出力するためのもの
であり、加算回路33と、比較器35と、フィルタ回路
37とを備えて構成されている。
【0027】加算回路33は、各電流検出回路B1〜B
mから出力される信号を受けて、各電流検出回路B1〜
Bmが検出した電流値を加算し、その加算後の値に対応
する信号を出力する。
【0028】比較器35は、電流の大きさの面からアイ
ドルアップの要否を判定するためのものであり、その判
定基準となる基準電流値を示す基準レベル39が設定さ
れている。そして、比較器35は、加算回路33から出
力される信号の信号レベルと、設定されている基準レベ
ル39とを比較し、入力信号レベルが、基準レベル39
未満である場合にはをローレベルの信号を出力する一
方、基準レベル39以上である場合にはハイレベルの信
号を出力する。
【0029】フィルタ回路37は、アイドルアップの要
否を電流の通流時間の面から判定するためのものであ
り、比較器35に設定された基準電流値に対応する許容
時間が設定されている。そして、フィルタ回路37は、
通常はローレベルの信号を出力しており、対応する比較
器35から設定されている許容時間以上継続してハイレ
ベルの信号が入力された場合にのみ、ハイレベルの信号
(アイドルアップ指令)を出力するようになっている。
フィルタ回路37のハイレベル信号の出力状態は、例え
ば、アクセサリスイッチ30がオンされている期間の間
保持され、アクセサリスイッチ30がオフされるのに伴
って初期状態にリセットされるようになっている。
【0030】すなわち、本実施形態では、アイドルアッ
プ基準は、比較器35に設定された基準電流値とフィル
タ回路37に設定された許容時間とによって決定される
ようになっている。
【0031】フィルタ回路37からの出力信号は、アン
プ40を介してエンジン制御ユニット31に入力される
ようになっており、フィルタ回路37からハイレベルの
信号が出力されると、これに伴ってエンジン制御ユニッ
ト31が、所定レベルのアイドルアップを行い、その結
果、オルタネータによる発電量が所定レベルだけ増加さ
れるようになっている。
【0032】低電圧検出回路15は、バッテリ電圧の低
下を検知して遮断器11を遮断させるためのものであ
り、比較器41とフィルタ回路43とを備えている。比
較器41は、通電路Dと遮断器11の上流側にて接続さ
れており、その通電路Dとの接続部を通じてバッテリ1
の出力電圧を逐次検出し、その検出した出力電圧と、そ
の設定されている基準レベル45が示す基準電圧値とを
比較し、出力電圧が、基準電圧値未満である場合にはロ
ーレベルの信号を出力する一方、基準電圧値以上である
場合にはハイレベルの信号を出力する。
【0033】フィルタ回路43には、所定の許容時間が
設定されている。フィルタ回路43は、通常はローレベ
ルの信号を出力しており、比較器41から設定されてい
る許容時間以上継続してハイレベルの信号が入力された
場合にのみ、遮断器11を遮断させるべく、ハイレベル
の信号を出力するようになっている。フィルタ回路43
のハイレベル信号の出力状態は、例えば、アクセサリス
イッチ30がオンされている期間の間保持され、アクセ
サリスイッチ30がオフされるのに伴って初期状態にリ
セットされるようになっている。
【0034】駆動回路17は、各過電流検出回路C1〜
CmのORゲート21の出力信号、低電圧検出回路15
のフィルタ回路43の出力信号、および後述するアクセ
サリ電源信号に基づき、遮断器11を駆動制御するため
のものであり、ORゲート23と、インバータ25と、
ANDゲート27と、トランジスタ29とを備えてい
る。
【0035】遮断器11の導通、遮断状態は、トランジ
スタ29のオンオフによって切り替えられるようになっ
ており、そのトランジスタ29は、ANDゲート27の
出力信号によりオンオフするようになっている。
【0036】一方、各過電流検出回路C1〜Cmおよび
低電圧検出回路15からの出力信号はORゲート23に
入力され、そのORゲート23からの出力信号は、イン
バータ25を介してANDゲート27の一方の入力端子
に入力されるようになっている。また、ANDゲート2
7の他方の入力端子には、アクセサリスイッチ30のオ
ンオフに伴ってハイとローとの間で切り替わる信号(ア
クセサリ電源信号)が入力されるようになっている。よ
って、遮断器11は、ANDゲート27に入力されるこ
れら2つの信号によって駆動制御されるようになってい
る。
【0037】次に、この電源監視装置の動作説明を行
う。アクセサリスイッチ30がオンされるのに伴って駆
動回路17のANDゲート27の他方の入力端子にハイ
レベルのアクセサリ電源信号が入力される一方、過電流
およびバッテリ31の出力電圧の低下等がない通常の状
態では、各過電流検出回路C1〜Cmおよび電圧低下検
出回路15の出力信号は、すべてローレベルとなってお
り、ORゲート23からインバータ25を介してAND
ゲート27の一方の入力端子に入力される信号はハイレ
ベルとなっている。
【0038】その結果、トランジスタ29がオンし、こ
れによって、バッテリ1の正端子から、アクセサリスイ
ッチ30、遮断器11の電磁コイルおよびトランジスタ
29を経たグランドまでの回路が導通し、遮断器11の
電磁コイルが励磁されて遮断器11の接点がオンされ、
通電路Dが導通する。
【0039】そして、いずれかの給電ソケットA1〜A
mを通じて流れる電流の値が、その給電ソケットA1〜
Amに対応する過電流検出回路C1〜Cmのいずれかの
比較器E1〜Enに設定されている基準電流値以上を上
回り、その上回っている状態が、そのいずれかの比較器
E1〜Enに対応するフィルタ回路F1〜Fnに設定さ
れている許容時間以上継続した場合には、そのフィルタ
回路F1〜Fnの出力信号がローレベルからハイレベル
に切り替わり、これに伴って、その給電ソケットA1〜
Amに対応する過電流検出回路C1〜CmのORゲート
21からの出力信号がローベルからハイレベルに切り替
わり、ORゲート23の出力信号がローレベルからハイ
レベルに切り替わる。その結果、ANDゲート27の出
力信号がハイレベルからローベルに切り替わり、トラン
ジスタ29がオフし、遮断器11がオフされ、通電路D
が遮断され、過電流によるバッテリ1の消耗が防止され
る。
【0040】また、バッテリ1の出力電圧が、電圧低下
検出回路15の比較器41に設定されている基準電圧値
以下の状態となり、その状態がフィルタ回路43に設定
された許容時間以上継続すると、フィルタ回路43から
の出力信号がローベルからハイレベルに切り替わり、こ
れに伴って、ORゲート23の出力信号がローレベルか
らハイレベルに切り替わり、これによって、ANDゲー
ト27の出力信号がハイレベルからローベルに切り替わ
り、トランジスタ29がオフし、遮断器11がオフさ
れ、通電路Dが遮断され、バッテリ1の出力電圧の過度
の低下が防止される。
【0041】フィルタ回路F1〜Fn,43からハイレ
ベル出力信号が出力された場合には、そのハイレベルの
出力状態は、例えば、アクセサリスイッチ30がオフさ
れるまで保持されるようになっているため、ORゲート
23の出力信号もハイレベルの状態に保持されるように
なっており、これによって、遮断器11は、一旦オフさ
れると、アクセサリスイッチ30がオフされて再びオン
されるまでオフされたままの状態に保持され、再びアク
セサリスイッチ30がオンされると、これに伴ってオン
するようになっている。
【0042】さらに、各過電流検出回路C1〜Cmで過
電流と判定されないまでも、各給電ソケットA1〜Am
から流れる電流の総和が、アイドルアップ指令回路13
の比較器35に設定されている基準電流値以上となり、
その状態が、フィルタ回路37に設定されている許容時
間以上継続した場合には、フィルタ回路37からの出力
信号がローレベルからハイレベルに切り替わる。これに
伴って、エンジン制御ユニット31により所定レベルの
アイドルアップが行われ、オルタネータの発電量が増加
される。
【0043】以上のように、本実施形態によれば、過電
流であると判定される範囲が、図2のハッチング領域で
示すように、複数の基準電流値とその各基準電流値に個
別に対応する複数の許容時間とによって決定されるよう
になっているため、電流値が比較的小さい過電流から電
流値が大きな過電流まで幅広い範囲の過電流からバッテ
リ1を有効に保護することができるとともに、短時間で
あればバッテリ1の許容範囲内でモータのラッシュ電流
等の大電流の供給を許容することができ、バッテリ1の
保護上問題のない範囲内で、電気機器の使用が妨げられ
るのを防止することができる。
【0044】また、各給電ソケットA1〜Amから流れ
る電流の総和が所定の基準電流値以上となっている状態
が、所定の許容時間以上継続した場合には、アイドルア
ップが行われ、オルタネータの発電量が増加されるよう
になっているため、給電ソケットA1〜Amから流れる
電流の増加によって、バッテリ1が消耗するのを未然に
防止することができる。
【0045】さらに、バッテリ1の出力電圧が所定の基
準電圧値以下になっている状態が所定の許容時間以上継
続すると、通電路Dが遮断されるようになっているた
め、バッテリ1が過度の消耗を防止することができる。
【0046】なお、本実施形態では、各給電ソケットA
1〜Amごとに電流検出回路B1〜Bmおよび過電流検
出回路C1〜Cmを1組ずつ設けたが、所定数の給電ソ
ケットA1〜Amごとに電流検出回路B1〜Bmおよび
過電流検出回路C1〜Cmを1組ずつ設けてもよい。
【0047】図3は、本発明の第2実施形態に係る自動
車用電源監視装置のブロック図である。本実施形態に係
る電源監視装置は、前述の第1実施形態に係る過電流検
出回路C1〜Cm、アイドルアップ指令回路13および
低電圧検出回路15の機能をマイコン51に持たせた点
を特徴としており、その他の部分は実質的に同一であ
る。
【0048】なお、ここでは、2つの給電ソケットA
1,A2が設けられている場合について説明する。ま
た、本実施形態では、遮断器11として電界効果トラン
ジスタ(FET)が使用されているが、リレースイッチ
でもよい。遮断器11は、トランジスタ53を含んだ駆
動回路17によって駆動されるようになっている。マイ
コン51には、アクセサリスイッチ30を介してバッテ
リ1に接続された電源回路55によって電源が供給され
るようになっている。また、図3中、57,59の符号
で示されるのは、エンジンおよびオルタネータである。
【0049】マイコン51は、大略的に、各電流検出回
路B1,B2に対応して設けられた複数(ここでは2
つ)の過電流検出部(第1の指示部)H1,H2と、加
算部61と、アイドルアップ指令部63と、低電圧検出
部65と、出力部67と、メモリ69とを備えている。
【0050】メモリ69には、過電流の判定基準となる
互いに異なる複数の第1の基準電流値と、その第1の各
基準電流値に対応する複数の第1の許容時間とが一対一
に対応付けられて予め記憶されている。また、メモリ6
9には、アイドルアップの要否の判定基準となる第2の
基準電流値およびその第2の基準電流値に対応する第2
の許容時間が予め記憶されているとともに、バッテリ1
の出力電圧の低下の有無の判定基準となる基準電圧値お
よびその基準電圧値に対応する第3の許容時間が予め記
憶されている。これらの第1および第2の基準電流値、
基準電圧値および第1ないし第3の許容時間の設定要領
は、前述の第1実施形態の場合と同様である。
【0051】各過電流検出部H1,H2は、対応する各
電流検出回路B1,B2からA/DコンバータJ1,J
2を通じて入力される信号に基づき、各給電ソケットA
1,A2を介して流れる電流値を逐次認識し、その電流
値とメモリ69に記憶されている第1の各基準電流値と
比較し、その電流値がいずれかの第1の基準電流値以上
となると、経過時間のカウント動作を開始する。
【0052】そして、各過電流検出部H1,H2は、経
過時間のカウント動作を行いつつ、そのカウントした経
過時間が、前記いずれかの第1の基準電流値に対応する
メモり69に記憶された第1の許容時間以上となったか
否かの判定を逐次行い、経過時間が対応する第1の許容
時間以上となった場合には、後述する出力部67にFE
T11をオフさせる旨の指令を与える一方、経過時間が
対応する第1の許容時間以上となる前に、電流値が前記
いずれかの第1の基準電流値未満になった場合には、カ
ウント動作を停止してカウント値をリセットするように
なっている。
【0053】加算部61は、各電流検出回路B1,B2
からA/DコンバータJ1,J2を通じて入力される信
号に基づき、各給電ソケットA1,A2を介して流れる
電流値を加算してアイドルアップ指令部63に与える。
【0054】アイドルアップ指令部63は、加算部61
を通じて給電ソケットA1,A2を介して流れる総電流
値の総和を逐次認識し、その総電流値とメモリ69に記
憶されている第2の基準電流値と比較し、その総電流値
が第2の基準電流値以上となると、経過時間のカウント
動作を開始する。
【0055】そして、アイドルアップ指令部63は、経
過時間のカウント動作を行いつつ、そのカウントした経
過時間が、メモり69に記憶されている第2の許容時間
以上となったか否かの判定を逐次行い、第2の許容時間
以上となった場合には、エンジン制御ユニット31に所
定レベルのアイドルアップを指示するアイドルアップ指
令を出力する一方、経過時間が第2の許容時間以上とな
る前に、総電流値が第2の基準電流値未満になった場合
には、カウント動作を停止してカウント値をリセットす
るようになっている。
【0056】低電圧検出部65は、通電路DのFET1
1の上流側に接続されたA/Dコンバータ71から与え
られる信号に基づき、バッテリ1の出力電圧値を逐次認
識し、その出力電圧値とメモリ69に記憶されている基
準電圧値とを比較し、その出力電圧値が基準電圧値以上
となると、経過時間のカウント動作を開始する。
【0057】そして、低電圧検出部65は、経過時間の
カウント動作を行いつつ、そのカウントした経過時間
が、メモり69に記憶されている第3の許容時間以上と
なったか否かの判定を逐次行い、第3の許容時間以上と
なった場合には、後述する出力部67にFET11をオ
フさせる旨の指令を与える一方、経過時間が第3の許容
時間以上となる前に、出力電圧値が基準電圧値未満にな
った場合には、カウント動作を停止してカウント値をリ
セットするようになっている。
【0058】出力部67は、過電流およびバッテリ1の
電圧低下のない通常の状態では、FET11をオンさせ
るべく、ハイレベルの信号を出力しており、各過電流検
出部H1,H2および低電圧検出部65のうちの少なく
ともいずれか一つからFET11をオフさせるべき旨の
指令が与えられると、これに応答して、出力信号をハイ
レベルからローレベルに切り替えるようになっている。
この出力部67がローレベルの信号を出力している状態
は、例えばアクセサリスイッチ30がオフされるまで保
持され、アクセサリスイッチ30が再びオンされるのに
伴ってハイレベルにリセットされるようになっている。
【0059】出力部67の出力信号は、駆動回路17の
トランジスタ53に入力され、この出力部67の出力信
号がハイレベルとローレベルとの間で切り替えられるの
に伴ってトランジスタ53がオン、オフするのに連動し
て、FET11がオン、オフし、これによって、通電路
Dが導通、遮断されるようになっている。
【0060】図4ないし図6は、マイコン51の処理内
容を示すフローチャートである。なお、ここでは、過電
流を判定する複数の基準電流値および許容時間として、
前述の表1および図2に示された基準電流値I1〜I5
および許容時間T1〜T5が設定されている。
【0061】ステップS1で、アクセサリスイッチ30
がオンされて電源が投入されると、初期化処理が行わ
れ、出力部67からハイレベルの信号が出力され、これ
によって、ステップS2でFET11がオンし、これに
よって通電路Dが導通されて、ステップS3に進み、1
msだけ時間待ち処置が行われる。
【0062】ステップS4では、A/DコンバータJ
1,J2,71を通じて、各給電ソケットA1,A2か
ら流れる電流値およびバッテリ1の出力電圧値が、各過
電流検出部H1,H2および低電圧検出部65に入力さ
れる。
【0063】続くステップS5〜S7では、低電圧検出
部65によってバッテリ1の出力電圧の低下の有無が判
定される。ステップS5では、バッテリ1の出力電圧が
基準電圧値VLO以上であるか否かが判定され、基準電
圧値VLO以上である場合にはステップS8に進む一
方、基準電圧値VLO未満である場合には、ステップS
6で経過時間のカウント処理が開始されてステップS7
に進む。また、このステップS5でバッテリ1の出力電
圧が基準電圧値VLO未満であると判定された際に、低
電圧検出部65がカウント処理を行っている場合には、
そのカウント動作がキャンセルされるようになってい
る。
【0064】ステップS7では、カウント中の経過時間
が基準電圧値VLOに対応する許容時間TLOを上回っ
ているか否かが判定され、上回っている場合には、バッ
テリ1の出力電圧が過度に低下していると判定されて、
FET11をオフさせるべき旨の指示が低電圧検出部6
5から出力部67に与えられて、ステップS34に進
み、出力部67の出力信号がハイレベルからローレベル
に切り替えられて、FET11がオフされ、通電路Dが
遮断され、ステップS40でリセット待ちの状態とな
る。一方、カウント中の経過時間が、許容時間TLO以
下である場合には、経過時間のカウント動作が継続され
てステップS8に進む。
【0065】ステップS8〜S20では、過電流検出部
H1によって、給電ソケットA1を流れる電流値(電流
値1)が過電流であるか否かの判定が行われる。
【0066】ステップS8では、電流値1が基準電流値
I5以上であるか否かが判定され、基準電流値I5以上
である場合には、ステップS9で電流値基準値I5に対
応する許容時間T5をカウントするためのカウント処理
が開始されてステップS10に進む一方、基準電流値I
5未満である場合には、ステップS21に進む。ここ
で、ステップS8において電流値1が基準電流値I5未
満であると判定された際に、過電流検知部H1がステッ
プS9で開始したカウント処理を行っている場合には、
そのカウント処理がキャンセルされる。
【0067】ステップS10では、ステップS9で開始
したカウント処理でカウントしているカウント時間が許
容時間T5以上となっているか否かが判定され、許容時
間T5以上となっている場合には、電流値1が過電流で
あると判定され、FET11をオフさせるべき旨の指示
が過電流検知部H1から出力部67に与えられてステッ
プS34に進む。一方、カウント時間が許容時間T5未
満である場合には、そのカウント処置が継続されてステ
ップS11に進む。
【0068】ステップS11〜S13,S14〜S16
およびS17〜S19では、上述のステップS8〜S1
0と同様に、電流値1が各基準電流値I2〜I4以上と
なっていると、対応する許容時間T2〜T4をカウント
するためのカウント処理が行われ、そのカウント時間が
対応する各許容時間T2〜T4以上になると、過電流検
出部H1から出力部57にFET11をオフさせるべき
旨の指示が与えられ、ステップS34でFET11がオ
フされるようになっている。
【0069】ステップS20では、電流値1が基準電流
値I1以上であるか否かの判定が行われ、基準電流値I
1以上である場合には、対応する許容時間T1がゼロに
設定されているため、経過時間のカウント処理が行われ
ることなく、直ちに過電流検出部H1から出力部57に
FET11をオフさせるべき旨の指示が与えられ、ステ
ップS34でFET11がオフされるようになってい
る。
【0070】続く、ステップS21〜S33では、上述
のステップS8〜S20と同様に、給電ソケットA2を
流れる電流値(電流値2)に対する過電流か否かの判定
処理が行われる。
【0071】続く、ステップS35〜S39では、アイ
ドルアップ指令部63によってアイドルアップを行うべ
きか否かの判定が行われる。ステップS35では、加算
部61によって各電流値1,2が加算されてステップS
36に進み、電流値1,2の総和が第2の基準電流値I
up以上になっているか否かが判定され、基準電流値I
up以上になっている場合には、ステップS37で対応
する第2の許容時間Tupのカウントを行うためのカウ
ント処理が開始されてステップS39に進む一方、電流
和が基準電流値Iup未満である場合には、ステップS
3に戻り、ステップS3〜S39の処理が繰り返され
る。ここで、ステップS36において電流和が基準電流
値Iup未満であると判定された際に、第2の許容時間
Tupをカウントするためのカウント処理が行われてい
る場合には、そのカウント処理がキャンセルされるよう
になっている。
【0072】ステップS38では、ステップS37で開
始したカウント時間が第2の許容時間Tup以上になっ
ているか否かが判定され、第2の許容時間Tup以上に
なっている場合には、発電不足でありアイドルアップが
必要であると判定されてステップS39に進み、アイド
ルアップ指令部63からエンジン制御ユニット31にア
イドルアップ指令が出力されて、エンジン57のアイド
ルアップが行われ、これによって、オルタネータ59の
発電量が増加されて、ステップS3に戻る。一方、カウ
ント時間が第2の許容時間Tup未満である場合には、
カウント処理が継続されてステップS3に戻る。
【0073】ステップS34で遮断された通電路Dを復
帰させる際には、アクセサリスイッチ30をオフし、再
びオンすると、フローチャートが再スタートし、これに
伴ってFET11がオンされ、通電路Dが導通される。
【0074】以上のように、本実施形態によっても上述
の第1実施形態と同様な効果が得られるとともに、過電
流の有無、アイドルアップの要否およびバッテリ1の出
力電圧の低下の有無の判定が、マイコン51の処理によ
って行われるようになっているため、給電ソケットA1
〜Amの数、および第1の基準電流値および第1の許容
時間の設定数や設置値などの設定変更に容易に対応する
ことができる。
【0075】なお、上述の各実施形態では、遮断された
遮断器11の復帰は、アクセサリスイッチ30をオフし
て再びオンすることによって行われるようにしたが、専
用のスイッチを設け、そのスイッチの操作に応答して遮
断器11が復帰されるようにしてもよい。
【0076】また、上述の各実施形態では、通電路Dを
遮断する際に、ユーザに報知することなく通電路Dを遮
断するようにしたが、給電ソケットA1〜Amまたはイ
ンストゥルメントパネル内などに報知用のインジケータ
ランプを設け、そのインジケータランプを通じて通電路
Dの遮断を報知するようにしてもよく、あるいは、警告
ブザーを設けて通電路Dの遮断を報知するようにしても
よい。
【0077】
【発明の効果】請求項1ないし5に記載の発明によれ
ば、過電流であると判定する範囲が、複数の基準電流値
とその各基準電流値に個別に対応する複数の許容時間と
によって決定されるようになっているため、電流値が比
較的小さい過電流から電流値が大きな過電流まで幅広い
範囲の過電流からバッテリを有効に保護することができ
るとともに、短時間であればバッテリの許容範囲内でモ
ータのラッシュ電流等の大電流の供給を許容することが
でき、バッテリの保護上問題のない範囲内で、電気機器
の使用が妨げられるのを防止することができる。
【0078】請求項2に記載の発明によれば、バッテリ
から電気機器に流れる電流値がアイドルアップ基準以上
となると、エンジン制御ユニットにアイドルアップ指令
が出力され、オルタネータの発電量を増加されるように
なっているため、供給電流の増加により生じるバッテリ
の消耗を未然に防止することができる。
【0079】請求項3に記載の発明によれば、バッテリ
の出力電圧が低下して基準電圧値以下になると、通電路
が遮断されるようになっているため、バッテリの過度の
消耗を防止することができる。
【0080】請求項5に記載の発明によれば、給電ソケ
ットと通じて電気機器に流れる過電流からバッテリを有
効に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。
【図2】図1の電源監視装置に設定された過電流の判定
のための複数の基準電流値および許容時間を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態に係る自動車用電源監視
装置のブロック図である。
【図4】図3の電源監視装置に備えられるマイコンの処
理内容を示すフローチャートである。
【図5】図3の電源監視装置に備えられるマイコンの処
理内容を示すフローチャートである。
【図6】図3の電源監視装置に備えられるマイコンの処
理内容を示すフローチャートである。
【図7】図3の電源監視装置に備えられるマイコンの処
理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリ 11 遮断器(リレースイッチ、FET) 13 アイドルアップ指令回路 15 低電圧検出回路 17 駆動回路 30 アクセサリスイッチ 31 エンジン制御ユニット 33 加算回路 35 比較器 37 フィルタ回路 41 比較器 43 フィルタ回路 51 マイコン 57 エンジン 59 オルタネータ 61 加算部 63 アイドルアップ指令部 65 低電圧検出部 67 出力部 69 メモリ A1〜Am 給電ソケット B1〜Bm 電流検出回路 C1〜Cm 過電流検出回路 D 通電路 E1〜En 比較器 F1〜Fn フィルタ回路 H1,H2 過電流検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 剛 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 ▲高▼木 幸一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 池田 啓三 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 青木 一弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA07 BA01 CC02 DA06 DA13 EA06 FA04 FA06 GA01 GC05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリから電気機器への電力供給状態
    を監視する自動車用電源監視装置であって、 前記バッテリと前記電気機器との間の通電路に、その通
    電路を遮断可能に介装された遮断部と、 前記電気機器に流れる電流値を検出する電流検出部と、 互いに異なる複数の基準電流値と複数の許容時間とが一
    対一に対応付けられて設定され、前記電流検出部が検出
    した前記電流値が前記複数の基準電流値のうちの少なく
    ともいずれか一つの基準電流値以上となっている状態
    が、その少なくともいずれか一つの基準電流値に対応す
    る前記許容時間以上継続している場合には、これを検知
    して前記遮断部に前記通電路を遮断させる指令を出力す
    る第1の指示部と、を備えることを特徴とする自動車用
    電源監視装置。
  2. 【請求項2】 前記自動車用電源監視装置は、 前記電流検出部が検出した前記電流値が予め設定された
    アイドルアップ基準以上となると、これを検知してエン
    ジン制御ユニットにアイドルアップ指令を出力するアイ
    ドルアップ指令部をさらに備えることを特徴とする請求
    項1に記載の自動車用電源監視装置。
  3. 【請求項3】 前記自動車用電源監視装置は、 前記通電路における前記遮断部の上流側の電圧値を検出
    し、検出した前記電圧値が予め設定された基準電圧値以
    下になると、これを検知して前記遮断部に前記通電路を
    遮断させる指令を出力する第2の指示部をさらにを備え
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用
    電源監視装置。
  4. 【請求項4】 前記通電路には、前記遮断部の下流側に
    前記電気機器が接続される複数の接続部が設けられ、 前記電流検出部および前記第1の指示部は、前記各接続
    部ごとに、あるいは所定数の前記接続部ごとに一組ずつ
    設けられ、 前記アイドルアップ指令部は、前記各組の前記電流検出
    部が検出した前記電流値を加算して得られる総電流値が
    前記アイドルアップ基準以上となると、前記アイドルア
    ップ指令を出力することを特徴とする請求項2または3
    に記載の自動車用電源監視装置。
  5. 【請求項5】 前記接続部は、前記電気機器の受電用の
    接続プラグが着脱自在に接続される給電ソケットとであ
    ることを特徴とする請求項4に記載の自動車用電源監視
    装置。
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