JP2000308144A - 携帯型通信端末 - Google Patents

携帯型通信端末

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JP2000308144A
JP2000308144A JP11115956A JP11595699A JP2000308144A JP 2000308144 A JP2000308144 A JP 2000308144A JP 11115956 A JP11115956 A JP 11115956A JP 11595699 A JP11595699 A JP 11595699A JP 2000308144 A JP2000308144 A JP 2000308144A
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Satoshi Ono
聡 小野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池蓋開放等による受信中断等の場合に、不
用なデータを再受信することによる通信コスト、通信時
間の増加を防ぐことができる携帯型通信端末を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 通信ユニットを内蔵し、受信したデータ
の内容を表示する手段を備えた電池駆動型の携帯型通信
端末において、電池蓋開放の信号を検出した場合、通信
データを不揮発性メモリに保存し、電池蓋開放の信号が
無効になると、該保存通信データを該表示手段に表示
し、再受信するか否かを選択できる入力手段を有する携
帯型通信端末である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機能を内
蔵した携帯型通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化、携帯電話やPHSの
普及、インターネットや無線インフラ等、通信ネットワ
ークが急速に整備されつつある。PHSや携帯電話等の
無線インフラを使用してデータ通信を行うことが多くな
っている。
【0003】無線通信を使ったデータ通信では、屋外で
使うことがほとんどであり、通常は電池を使用して通信
を行う。この場合、通信中に電池の蓋が開いたり、電池
の電圧が低下し、電力の供給が不能になり、通信の続行
が不可能になることがあり、その後、正常に電力が供給
された時点で、 (1)データ通信を自動的に再開し、通信途中でデータ
が途切れたデータを再受信する。 (2)正常にデータを受信できるように、オペレータが
再受信する。という処理が行なわれている。
【0004】また、無線通信では、通信自体が有線通信
に比べて不安定なこともあり、通信が中断されることが
しばしばある。
【0005】その場合も、通信が再開した時点で、上記
(1)、(2)の処理が行われる。
【0006】図1は、従来の携帯型通信端末のシステム
構成を示す図である。
【0007】メインCPUブロック1は、携帯型通信端
末の制御を行うブロックである。
【0008】I/Oコントローラ2は、キーや電源スイ
ッチ、電池等の制御を行う。電池20は、携帯端末に電
力を供給している。電池の電圧は、A/Dコンバータを
通して、I/Oコントローラに入力され、I/Oコント
ローラは、電池の電圧値がわかる。電池脱着スイッチ2
1は、、電池蓋が開かれると、割り込みが発生し、I/
Oコントローラ2に通知される。RTC22は、カレン
ダ情報を取得できる。シャッタスイッチ23が設けら
れ、電源スイッチ24は、本携帯端末の電源のON/O
FFをすることができる。白黒のキャラクタLCD25
は、I/Oコントローラからの文字データを表示するこ
とができる。ジョグダイアル26、入力用のテンキー2
7は、ともに各種データを入力することができる。
【0009】PHSモジュール3は、PHS電話の発
呼、PHSデータ通信等を行う。マイク31、スピーカ
32を使用し、電話として利用することができる。外部
から着信があった場合、サウンダ33のベルが鳴る。ま
た、PHS用のアンテナ34が設けられている。
【0010】カメラコントロールブロック4は、画像撮
影を行い、撮影したデータをメインCPUブロック1に
転送する。
【0011】図2は、上記従来例におけるメインCPU
ブロック1の構成を示す図である。
【0012】メインCPUブロック1は、CPU101
を中心にしたマイクロコンピュータシステムのハードウ
ェア構成を有する。マイクロコンピュータシステムのバ
ス100は、データをやり取りする。
【0013】フラッシュメモリ110に、本携帯端末の
プログラムが内蔵され、また、入力プログラム、通信プ
ログラム、表示プログラム等、各種ドライバ等のプログ
ラムも内蔵されている。フラッシュメモリ110は、不
揮発性メモリであり、電源の供給が断たれても、メモリ
の内容は保持されているので、電源を断っても保持する
必要のあるデータ類を保存することができる。
【0014】DRAM111は、ワークメモリであり、
データの活用に利用する。CPU101とのバスインタ
フェースユニット102は、このインタフェースを通し
て、バス100とCPU101との間でデータをやり取
りする。キャッシュメモリ103は、通常のメモリより
も高速にデータのアクセスが可能であり、直近に利用し
たデータを格納することによって、CPU101がデー
タを高速に処理することができる。
【0015】Dual−Portメモリ104は、CP
U101とバス100とに接続されたデバイスの両方か
らアクセスでき、データをパラレルに処理することが可
能である。画像処理プロセッサ105は、画像の演算を
専門に行い、CPU101よりも高速に画像処理が可能
になる。アドレスデコーダ106は、バス100に接続
されたデバイスのアドレスのデコードを行う。
【0016】バスアービタ107は、CPU101やD
MAコントローラ108等バスマスタとなるデバイスの
調停管理を行う。DMAコントローラ108は、CPU
101を介さず、デバイス間で高速にデータの転送を行
うことができる。メモリコントローラ109は、フラッ
シュメモリ110やDRAM111のメモリを御御す
る。LCD/NTSCコントローラ112は、バッファ
に書かれた表示データをLCDディスプレイ5に表示す
る。
【0017】CCDコントローラ113は、カメラコン
トローラ4内のCCD回路からの画像信号を画像データ
に変換し、バッファに書込む。カメラコントローラ通信
ユニット114は、カメラコントローラ4と制御情報の
通信を行う。PHSデータ通信ユニット115は、PH
Sモジュール3とデータの通信を行う。
【0018】I/Oコントローラ通信ユニット116
は、I/Oコントローラ2とデータの通信を行い、I/
Oコントローラ2に接続されている入力装置から情報を
得たり、出力装置に情報を送ったりする。JPEGコン
トローラ117は、JPEG圧縮・伸張を行う。メイン
CPUブロック1の各種制御デバイス118は、本デバ
イスで、割り込み・タイマ管理等を行っている。
【0019】図10は、上記従来例において、電池蓋が
開いた場合の動作を示すフローチャートである。
【0020】まず、S101において、I/Oコントロ
ーラ2にPHS通信を開始することを伝える。I/Oコ
ントローラ2は、PHSモジュール3に対して通信接続
のコマンドを送信し、PHSモジュール3は、PHS通
信を開始する。S102において、サーバに対して電子
メール受信のための接続要求を行う。S103におい
て、サーバは、OKとサーバ名とのメッセージを返す。
S104において、USERとPASSコマンドとを送
信し、ユーザ認証のためのユーザ名とパスワードとをサ
ーバに知らせる。
【0021】S105において、ユーザが確認されれ
ば、サーバから、OKのメッセージが返ってくるので、
S106に進む。OKのメッセージが返ってこない場
合、S112に進む。S106において、クライアント
は、必要に応じて、STATコマンド(メール数等のメ
ールボックスの受信状態)、LISTコマンド(メール
ボックスにあるメールのリスト)を送信し、メールボッ
クスの情報を要求する。
【0022】さらに、RETRコマンドを送信し、必要
なメールを要求する。S107において、S106で要
求したメールを、サーバから受信する。受信メールデー
タは、PHSアンテナ34からPHSモジュール3でデ
ータに変換され、PHSデータ通信ユニット115を介
して、数100バイト毎のパケット単位で、メインCP
Uブロック1に取り込まれる。
【0023】S108において、S107で受信したデ
ータを、フラッシュメモリ110に書込む。S109に
おいて、バッテリ蓋が開いたか否かを検出する。バッテ
リ蓋が開かない場合は、S110に進む。バッテリ蓋が
開くと、電池脱着検出スイッチ21からI/Oコントロ
ーラ2に割り込みがかかり、I/Oコントローラ2は、
メインCPUブロック1に電池蓋が開いたことを通知す
る。I/Oコントローラ通信ユニット116を介して、
CPU111は、電池蓋が開いたことを検出する。電池
蓋が開いた場合、S112に進む。S110において、
全データを受信したかを判断し、受信していない場合
は、S107に戻る。全データを受信した場合、S11
1に進む。S111において、フラッシュメモリ110
に保存したデータの最後尾にデータターミネータを付加
する。このデータターミネータによって、データの終了
がわかり、全データを受信・保存したか否かを後で判断
することが可能になる。S112において、サーバにメ
ールボックスの更新処理を実行させ、メール受信を終了
する。
【0024】S113において、サーバからOKのメッ
セージがきたら、S114に進む。S114において、
I/Oコントローラ2にPHS通信を終了することを伝
える。I/Oコントローラ2は、PHSモジュール3に
対して通信切断のコマンドを送信し、PHSモジュール
3は、PHS通信を停止する。
【0025】S115において、S105でのサーバの
承認を受けたか否かをチェックする。承認を受けていれ
ば、S116に進み、受けていなければ、終了する。S
116において、データターミネータがセットされてい
るか否かをチェックする。セットされていれば、すべて
のデータが正常に受信されたので、終了する。セットさ
れていなければ、S117に進む。
【0026】S117において、電池蓋が閉じられた
ら、I/Oコントローラ2は、閉じられたことをメイン
CPUブロック1に通知する。メインCPUブロック1
は、通知を受け取ったら、S118に進む。S118に
おいて、中断したデータを再受信するために、S101
に戻りデータの再受信を開始する。
【0027】図11は、上記従来例において、電池蓋が
開いた場合ではなく、通信が中断した場合についての動
作を示すフローチャートである。
【0028】図10のフローチャートにおける符号と同
じ符号の動作は、互いに同じ動作であるので、その説明
を省略する。
【0029】S119において、通信が中断されたか否
かを検出する。通信が中断されない場合、S108に進
む。通信中は、PHSモジュール3からPHSデータ通
信ユニット115を通して、通信データが読み込まれ
る。通信データを読み込む間隔は、カウンタタイマ11
8で計測されているが、一定時間を経過しても通信デー
タが読み込まれないと、カウンタタイマ118がタイム
アップし、CPU101は、通信が中断したと判断し、
S112に進む。S120において、PHSモジュール
3から通信データが入力するか否かを判断する。入力さ
れてこなければ、データが入力されてくるまで待つ。入
力されてきたら、S118に進む。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、電池蓋開放による受信中断の場合に、必要としない
ものまで、全てのデータを再受信し、受信不能状態に至
る以前のデータのように問題のないデータまでも受信す
るので、通信コスト、通信時間等の面で、甚だ不経済で
あるという問題がある。
【0031】本発明は、電池蓋開放等による受信中断等
の場合に、不用なデータを再受信することによる通信コ
スト、通信時間の増加を防ぐことができる携帯型通信端
末を提供することを目的とするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信ユニット
を内蔵し、受信したデータの内容を表示する手段を備え
た電池駆動型の携帯型通信端末において、 (1)電池蓋開放の信号を検出した場合、通信データを
不揮発性メモリに保存し、電池蓋開放の信号が無効にな
ると、該保存通信データを該表示手段に表示し、再受信
するか否かを選択できる入力手段を有することを特徴と
する携帯型通信端末である。 (2)通信経路の不安定等から何らかの原因で通信が中
断したことを検出した場合、通信データを不揮発性メモ
リに保存し、通信経路がつながったことが確認された
ら、該保存通信データを該表示手段に表示し、再受信す
るか否かを選択できる入力手段を有することを特徴とす
る携帯型通信端末である。
【0033】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、従来の携帯型端末装置を示す図であるとして説明
したが、第1図に示す携帯型端末装置は、ハードウェア
的には、本発明の実施例である携帯型端末装置としても
使用することができる装置である。
【0034】なお、第1図に示す携帯型端末装置におけ
る構成およびその動作は既に説明されているので、重複
を避け、実施例特有の部分についてのみ、以下で説明す
る。
【0035】図2は、従来例におけるメインCPUブロ
ック1の構成を示す図であるとして説明したが、図2に
示すメインCPUブロック1は、ハードウェア的には、
本発明の実施例におけるメインCPUブロック1として
も使用することができるブロックである。
【0036】なお、第2図に示すメインCPUブロック
1における構成およびその動作は既に説明されているの
で、重複を避け、実施例特有の部分についてのみ、以下
で説明する。
【0037】図3は、上記実施例における受信メールデ
ータの一例を示す図である。
【0038】1つのデータファイルの中に、先頭からテ
キスト部、画像部1、画像部2というように、3種類の
データブロックが入っており、それぞれのデータブロッ
クは、独立して読むことが可能であるとする。
【0039】次に、上記実施例例の動作について説明す
る。
【0040】図4は、上記実施例である携帯型通信端末
における受信動作を示すフローチャートである。
【0041】まず、S201において、I/Oコントロ
ーラ2にPHS通信を開始することを伝える。I/Oコ
ントローラ2は、PHSモジュール3に対して通信接続
のコマンドを送信し、PHSモジュール3は、PHS通
信を開始する。S202において、サーバに対して、電
子メール受信するための接続要求を行う。S203にお
いて、サーバは、OKとサーバ名のメッセージとを返
す。S204において、USERとPASSコマンドと
を送信し、ユーザ認証のためのユーザ名とパスワードと
をサーバに知らせる。
【0042】S205において、ユーザが確認されれ
ば、サーバから、OKのメッセージが返ってくるので、
S206に進む。OKのメッセージが返ってこない場
合、S212に進む。S206において、クライアント
は、必要に応じて、STATコマンド(メール数等のメ
ールボックスの受信状態)、LISTコマンド(メール
ボックスに存在するメールのリスト)を送信し、メール
ボックスの情報を要求する。
【0043】さらに、RETRコマンドを送信し、必要
なメールを要求する。S207において、サーバから、
S206において要求されたメールを受信する。受信メ
ールデータは、PHSアンテナ34からPHSモジュー
ル3でデータに変換され、PHSデータ通信ユニット1
15を介して、数100バイト毎のパケット単位で、メ
インCPUブロック1に取り込まれる。S208におい
て、S207で受信したデータをフラッシュメモリ11
0に書込む。
【0044】S209において、バッテリ蓋が開いたか
否かを検出する。バッテリ蓋が開かない場合、S210
に進む。バッテリ蓋が開くと、電池脱着検出スイッチ2
1からI/Oコントローラ2に割り込みがかかり、I/
Oコントローラ2は、メインCPUブロック1に、電池
蓋が開いたことを通知する。
【0045】I/Oコントローラ通信ユニット116を
介して、CPU111は、電池蓋が開いたことを検出す
る。電池蓋が開いた場合、S212に進む。S210に
おいて、全データを受信したか否かを判断し、受信して
いない場合、S207に戻る。全データを受信した場
合、S212に進む。S211において、フラッシュメ
モリ110に保存したデータの最後尾に、データターミ
ネータを付加する。このデータターミネータによって、
データの終了がわかり、全データを受信・保存したか否
かを後で判断することが可能になる。
【0046】S212において、メールボックスの更新
処理をサーバに実行させ、メール受信を終了する。S2
13において、サーバからOKのメッセージがきたら、
S214に進む。S214において、I/Oコントロー
ラ2に、PHS通信を終了することを伝える。I/Oコ
ントローラ2は、PHSモジュール3に対して通信切断
のコマンドを送信し、PHSモジュール3は、PHS通
信を停止する。
【0047】S215において、S205でのサーバの
承認を受けたか否かをチェックする。承認を受けていれ
ば、S216に進み、受けていなければ、終了する。S
216において、データターミネータがセットされてい
るか否かをチェックする。セットされていれば、全ての
データが正常に受信されたので、終了する。セットされ
ていなければ、S218に進む。S217において、L
CD/NTSCコントローラ112を介して、保存した
データをLCDディスプレイ5に表示する。S218に
おいて、LCDディスプレイ5に表示されたデータによ
って、再受信するか否かをオペレータが判断する。
【0048】ここで、図3で示したようなメールデータ
を受信した場合、たとえば画像部1の途中でデータが中
断した場合、テキスト部のデータを読むことができる。
画像部2の途中でデータが中断した場合、テキスト部と
画像部1のデータとを読むことができる。これらのデー
タをオペレータが読むことによって、再受信するか否か
をオペレータが判断する。再受信しなければ、オペレー
タは、キー27から終了キーを押す。再受信する場合、
オペレータは、キー27から再受信キーを押す。メイン
CPUブロック1は、I/Oコントローラ2からキーが
押された通知を受け取り、再受信キーの場合、S219
に進み、終了キーの場合、終了する。
【0049】S219において、電池蓋が閉じられた
ら、I/Oコントローラ2は、閉じられたことをメイン
CPUブロック1に通知する。メインCPUブロック1
は、通知を受け取ったら、S220に進む。S220に
おいて、中断したデータを再受信するために、S201
に戻りデータの再受信を開始する。 [第2の実施例]上記第1の実施例では、電池蓋が開い
た場合の例であるが、電池蓋が開いた場合ではなく、電
池電圧が低下した場合でも、電池蓋が開いた場合と同様
な処理を行うことが可能である。
【0050】図5は、本発明の第2の実施例(受信時に
おける電池電圧が低下した場合)における動作を示すフ
ローチャートである。
【0051】図5に示すフローチャートにおけるステッ
プのうちで、図4に示すフローチャートにおけるステッ
プと同じ処理を行うステップには、同じ符号を付してあ
り、それについては、説明の重複を避ける。
【0052】S230において、電圧が低下したか否か
を検出する。I/Oコントローラ2の制御の下で、電池
20の電圧を、A/Dコンバータが計測し、規定の電圧
よりも低下した場合、メインCPUブロック1に、電池
電圧が低下したことを通知する。電池電圧の低下の通知
が来た場合、S212に進む。S231において、電池
電圧が規定以上になったら、I/Oコントローラ2は、
電池が交換されたことをメインCPUブロック1に通知
し、S220に進む。
【0053】以下の処理は、図4に示したフローチャー
トにおける処理と同じであるので、その説明を省略す
る。 [第3の実施例]上記実施例以外に、通信が中断した場
合でも、上記と同様な処理を行うことが可能である。
【0054】図6は、本発明の第3の実施例(受信時に
おける通信が中断した場合)における動作を示すフロー
チャートである。
【0055】図6に示すフローチャートにおけるステッ
プのうちで、図4に示すフローチャートにおけるステッ
プと同じ処理を行うステップには、同じ符号を付してあ
り、それについては、説明の重複を避ける。
【0056】S240において、通信が中断されたか否
かを検出する。通信が中断されない場合、S208に進
む。通信中は、PHSモジュール3からPHSデータ通
信ユニット115を介して、通信データが読み込まれ
る。通信データを読み込む間隔は、カウンタタイマ11
8で計測されているが、一定時間を経過しても通信デー
タが読み込まれないと、カウンタタイマ118がタイム
アップし、CPU101は通信が中断したと判断し、S
212に進む。
【0057】S218において、LCDディスプレイ5
に表示されたデータによって、再受信するか否かをオペ
レータが判断する。図3で示したようなメールデータを
受信した場合、たとえば画像部1の途中でデータが中断
した場合、テキスト部のデータを読むことができる。画
像部2の途中でデータが中断した場合、テキスト部と画
像部1とのデータを読むことができる。これらのデータ
をオペレータが読むことによって、再受信するか否かを
オペレータが判断する。再受信しなければ、オペレータ
は、キー27から終了キーを押す。再受信する場合、オ
ペレータは、キー27から再受信キーを押す。
【0058】メインCPUブロック1は、I/Oコント
ローラ2からキーが押された通知を受け取り、終了キー
の場合、終了し、再受信キーの場合、S201に進む。
S203において、サーバからコマンド応答が返ってき
たら、通信が再開したとして処理を続ける。
【0059】以下の処理は、図4に示したフローチャー
トにおける処理と同じであるので、その説明を省略す
る。 [第4の実施例]上記実施例では、受信の場合について
説明したが、送信の場合も、上記と同様である。
【0060】図7は、本発明の第4の実施例である携帯
型通信端末における送信動作を示すフローチャートであ
る。
【0061】S301において、I/Oコントローラ2
にPHS通信を開始することを伝える。I/Oコントロ
ーラ2は、PHSモジュール3に対して通信接続のコマ
ンドを送信し、PHSモジュール3は、PHS通信を開
始する。S302においてサーバに対して、電子メール
送信のための接続要求を行う。
【0062】S303において、サーバは、OKである
ことを示す応答コード220を返す。S304におい
て、HELOコマンドで自分のドメイン名をサーバに伝
える。S305において、MAILコマンドで、Fro
m情報を通知し、送信元のユーザ名を指定する。これに
よって、メールの送信開始の宣言を行う。S306にお
いて、RCPTコマンドによって、メールの宛先を指定
する。複数人なら複数の指定を行う。S307におい
て、DATAコマンドによって、メール本体を送る通知
をする。S308において、サーバから、S307にお
いて宣言したメールを送信する。
【0063】送信メールデータは、メインCPUブロッ
ク1から、PHSデータ通信ユニット115を介して、
数100バイト毎のパケット単位で、PHSモジュール
3からPHSアンテナ34を通して送出される。S30
9において、送信したデータサイズをカウントする。こ
のカウント値によって、どれだけデータを送信したかが
わかり、後で送信したデータを表示することが可能とな
る。S310において、全データを送信したかを判断
し、送信していない場合は、S311に進む。全データ
を送信した場合は、S316に進む。
【0064】ここで、S311において、バッテリ蓋が
開いたか否かを検出する。バッテリ蓋が開かない場合
は、S308に戻る。バッテリ蓋が開くと、電池脱着検
出スイッチ21からI/Oコントローラ2に割り込みが
かかり、I/Oコントローラ2は、メインCPUブロッ
ク1に電池蓋が開いたことを通知する。I/Oコントロ
ーラ通信ユニット116を介して、CPU111は、電
池蓋が開いたことを検出する。電池蓋が開いた場合は、
S312に進む。
【0065】S312において、LCD/NTSCコン
トローラ112を介して、S309のカウント値から、
送信データをLCDディスプレイ5に表示する。 S3
13において、再送信するか否かをLCDディスプレイ
5に表示されたデータによって、オペレータが判断す
る。
【0066】ここで、図3で示したようなメールデータ
を送信した場合、たとえば画像部1の途中で送信が中断
した場合は、テキスト部のデータは、送信相手が読むこ
とができる。画像部2の途中で送信が中断した場合は、
テキスト部と画像部1のデータを送信相手が読むことが
できる。再送信するか否かをオペレータが判断する。再
送信しなければ、オペレータは、キー27から終了キー
を押す。再送信する場合は、オペレータは、キー27か
ら再送信キーを入力する。
【0067】メインCPUブロック1は、I/Oコント
ローラ2からキーが押された通知を受け取り、終了キー
の場合は、終了し、再送信キーの場合は、S314に進
む。S314において、電池蓋が閉じられたら、I/O
コントローラ2は、閉じられたことをメインCPUブロ
ック1に通知する。メインCPUブロック1は、通知を
受け取ったら、S318に進む。
【0068】S315において、再送信するために、S
301に戻りデータの再送信を開始する。S316にお
いて、<CR><LF><CR><LF>というコード
を送り、本文送信終了を通知する。S317において、
QUITコマンドによって、メール送信の終了を宣言す
る。S318において、サーバが終了の応答コード22
1を返してきたら、S319に進む。S319におい
て、I/Oコントローラ2にPHS通信を終了すること
を伝える。I/Oコントローラ2は、PHSモジュール
3に対して通信切断のコマンドを送信し、PHSモジュ
ール3は、PHS通信を停止する。 [第5の実施例]上記実施例では、電池蓋が開いた場合
を述べたが、電池蓋が開いた場合ではなく、電池電圧が
低下した場合でも、同様な処理を行うことが可能であ
る。
【0069】図8は、本発明の第5の実施例(送信時に
おいて電池電圧が低下した場合)における動作を示すフ
ローチャートである。
【0070】図8に示すフローチャートにおけるステッ
プのうちで、図4に示すフローチャートにおけるステッ
プと同じ処理を行うステップには、同じ符号を付してあ
り、それについては、説明の重複を避ける。
【0071】S320において、電圧が低下したか否か
を検出する。電池電圧は、I/Oコントローラ2が、電
池20の電圧をA/Dコシバータで計測し、規定の電圧
より低下した場合は、メインCPUブロック1に電池電
圧が低下したことを通知する。電池電圧低下の通知が来
ない場合は、S308に戻る。電池電圧低下の通知がき
た場合は、S312に進む。
【0072】S321において、電池電圧が規定以上に
なったら、I/Oコントローラ2は、電池が交換された
ことをメインCPUブロック1に通知し、S315に進
む。
【0073】以下の処理は、図7の説明と同じなので、
その説明を省略する。 [第6の実施例]上記実施例以外に、通信が中断した場
合でも、同様な処理を行うことが可能である。
【0074】図9は、本発明の第6の実施例(送信時に
おける通信が中断した場合)における動作を示すフロー
チャートである。
【0075】図9に示すフローチャートにおけるステッ
プのうちで、図4に示すフローチャートにおけるステッ
プと同じ処理を行うステップには、同じ符号を付してあ
り、それについては、説明の重複を避ける。
【0076】S330において、通信が中断したか否か
を検出する。通信が中断されない場合は、S308に進
む。通信中は、PHSモジュール3からPHSデータ通
信ユニット115を通して、通信データが読み込まれ
る。通信データを読み込む間隔は、カウンタタイマ11
8で計測されているが、一定時間を経過しても通信デー
タが読み込まれないとカウンタタイマ118がタイムア
ップし、CPU101は通信が中断したと判断し、S3
12に進む。S331において、通信が再開したと判断
されたならば、S315に進む。
【0077】以下の処理は、図7の説明と同じなので省
略する。
【0078】上記実施例によれば、電池蓋開放の信号が
無効になった場合、電池電圧が低下した場合、または、
通信が中断された場合、当該保存通信データを当該表示
手段に表示し、再受信するか否かを選択できるので、不
用なデータを再受信することによる通信コスト、通信時
間の増加を防ぐことができる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、不用なデータを再受信
することによる通信コスト、通信時間の増加を防ぐこと
ができ、携帯型通信端末を経済的に運用できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である携帯型通信端末のシス
テム構成を示す図である。
【図2】上記実施例におけるメインCPUブロック1の
構成を示す図である。
【図3】上記実施例における受信メールデータの一例を
示す図である。
【図4】上記実施例である携帯型通信端末における受信
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例(受信時における電池電
圧が低下した場合)における動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の第3の実施例(受信時における通信が
中断した場合)における動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第4の実施例である携帯型通信端末に
おける送信動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第5の実施例(送信時において電池電
圧が低下した場合)における動作を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の第6の実施例(送信時における通信が
中断した場合)における動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】上記従来例において、電池蓋が開いた場合の
動作を示すフローチャートである。
【図11】上記従来例において、電池蓋が開いた場合で
はなく、通信が中断した場合についての動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…メインCPUブロック、 2…I/Oコントローラ、 3…PHSモジュール、 4…カメラコントロール。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ユニットを内蔵し、受信したデータ
    の内容を表示する手段を備えている電池駆動型の携帯型
    通信端末において、 受信中に電池蓋開放を検出する電池蓋開放解放検出手段
    と;受信中に電池蓋開放を検出すると、受信データを保
    存する不揮発性メモリと;上記不揮発性メモリに保存さ
    れた受信データを表示する表示手段と;再受信するか否
    かを選択する入力手段と;電池蓋開放を示す信号が無効
    になると、再受信する再受信手段と;を有することを特
    徴とする携帯型通信端末。
  2. 【請求項2】 通信ユニットを内蔵し、受信したデータ
    の内容を表示する手段を備えている電池駆動型の携帯型
    通信端末において、 受信中に電池電圧の低下を検出する電池電圧低下検出手
    段と;受信中に電池電圧の低下を検出すると、受信デー
    タを保存する不揮発性メモリと;上記不揮発性メモリに
    保存された受信データを表示する表示手段と;再受信す
    るか否かを選択する入力手段と;電池電圧が正常になる
    と、再受信する再受信手段と;を有することを特徴とす
    る携帯型通信端末。
  3. 【請求項3】 通信ユニットを内蔵し、受信したデータ
    の内容を表示する手段を備えている電池駆動型の携帯型
    通信端末において、 受信中に通信回線の中断を検出する通信回線中断検出手
    段と;受信中に通信回線の中断を検出すると、受信デー
    タを保存する不揮発性メモリと;上記不揮発性メモリに
    保存された受信データを表示する表示手段と;再受信す
    るか否かを選択する入力手段と;通信回線が正常になる
    と、再受信する再受信手段と;を有することを特徴とす
    る携帯型通信端末。
  4. 【請求項4】 通信ユニットを内蔵し、送信するデータ
    の内容を表示する手段を備えている電池駆動型の携帯型
    通信端末において、 送信中に電池蓋の開放を検出する電池蓋開放検出手段
    と;送信中に電池蓋開放を検出すると、保存されている
    送信データを表示する表示手段と;再送信するか否かを
    選択する入力手段と;電池蓋の開放を示す信号が無効に
    なると、再送信する再送信手段と;を有することを特徴
    とする携帯型通信端末。
  5. 【請求項5】 通信ユニットを内蔵し、送信するデータ
    の内容を表示する手段を備えている電池駆動型の携帯型
    通信端末において、 電池電圧の低下を検出する電池電圧低下検出手段と;電
    池電圧の低下を検出すると、保存してある通信データを
    表示する表示手段と;再送信するか否かを選択する入力
    手段と;電池電圧が正常になると、再送信する再送信手
    段と;を有することを特徴とする携帯型通信端末。
  6. 【請求項6】 通信ユニットを内蔵し、送信するデータ
    の内容を表示する手段を備えている電池駆動型の携帯型
    通信端末において、 通信回線の中断を検出する通信回線中断検出手段と;通
    信回線の中断を検出すると、保存されている通信データ
    を表示する表示手段と;再送信するか否かを選択する入
    力手段と;通信回線が正常になると、再送信する再送信
    手段と;を有することを特徴とする携帯型通信端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7085594B2 (en) 2000-10-04 2006-08-01 Nec Corporation Portable telephone apparatus
US7751796B2 (en) 2005-03-03 2010-07-06 Denso Corporation In-vehicle emergency report device

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