JP2000308021A - 画像処理回路 - Google Patents

画像処理回路

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JP2000308021A
JP2000308021A JP11112903A JP11290399A JP2000308021A JP 2000308021 A JP2000308021 A JP 2000308021A JP 11112903 A JP11112903 A JP 11112903A JP 11290399 A JP11290399 A JP 11290399A JP 2000308021 A JP2000308021 A JP 2000308021A
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Kazuo Toraichi
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FLUENCY KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理の高速化が可能であり、簡単な回路構成
によって水平解像度と垂直解像度を上げることができる
画像処理回路を提供すること。 【解決手段】 走査線に沿った水平方向および隣接する
走査線が並ぶ垂直方向のそれぞれについて3画素、全体
で9画素分の画素値a〜iを画素値抽出部によって抽出
し、その中心画素P5の周囲に新たに生成する4個の画
素Q1〜Q4の画素値A1〜A4を画素値演算部による
演算によって求める。これらの画素値は、画素値出力部
によって2本の走査線に対応させて走査線単位で出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面を構成す
る画素数を補間処理によって増やすことにより解像度を
上げる画像処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン画像の品質を向上
させる手法として、走査線の数を増やすとともに水平画
素の数を増やす方法がある。例えば、現行のNTSC方
式のビデオ信号は、2:1のインターレス走査を行って
いるため、垂直解像度は300本程度となる。一般のテ
レビジョン受像機で用いられているCRTの走査線は5
25本であり、インターレス走査によって解像度が低下
しており、フィールドバッファを用いたフィールド補間
によって垂直方向の画素数を増やして走査をノン・イン
ターレス化することにより、垂直方向の解像度を上げる
手法が知られている。
【0003】また、高品位テレビジョン受像機に用いら
れているCRTには、垂直画素数が通常のテレビジョン
受像機のCRTに比べて2倍程度に設定されたものがあ
り、走査線方向の画素数を補間によって2倍に増やすこ
とにより、水平方向の解像度を上げる手法が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにテレビジョン画像の品質を上げるために垂直画素数
を増やす場合には、補間のために容量が大きなフィール
ドバッファが必要になり、回路規模が大きくなるという
問題がある。特に、水平方向の補間処理と垂直方向の補
間処理とを短時間内に、例えば1画面分の処理を1/6
0秒以内に行う必要があり、プロセッサ等による演算処
理を行わずに、簡単な構成のハードウエアによって高速
に水平方向と垂直方向の補間処理を行うことができる画
像処理回路が望まれている。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、処理の高速化が可能であ
り、簡単な回路構成によって水平解像度と垂直解像度を
上げることができる画像処理回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の画像処理回路は、水平方向および垂直
方向に規則的に配置された各画素の画素値に基づいた補
間処理を行うことにより、水平方向および垂直方向のそ
れぞれの画素数をほぼ2倍に変換するために、水平方向
および垂直方向のそれぞれについて3画素、合計で9画
素の画素値を抽出する画素値抽出手段と、前記画素値抽
出手段から出力される前記9画素の画素値に基づいて、
前記9画素の中央に配置された中心画素とこの中心画素
の斜め方向に配置された4個の周辺画素のそれぞれとを
結ぶ直線上であって、前記中心画素から前記4個の周辺
画素のそれぞれまでの距離の4分の1の位置に対応する
4個の新たな生成画素の画素値を演算する画素値演算手
段とを備えている。また、本発明の画像処理回路は、入
力信号に対応する走査線の数および走査線方向の画素数
をほぼ2倍に変換するために、前記走査線に含まれる画
素の画素値が前記走査線の走査方向に対応した所定の順
番で入力されて、前記走査線に沿った水平方向および隣
接する前記走査線が並ぶ垂直方向のそれぞれについて3
画素、合計で9画素の画素値を、隣接する3本の前記走
査線を構成する複数の画素の画素値の中から抽出する画
素値抽出手段と、前記画素値抽出手段によって抽出され
た前記9画素の画素値に基づいて、前記9画素の中央に
配置された中心画素とこの中心画素の斜め方向に配置さ
れた4個の周辺画素のそれぞれとを結ぶ直線上であっ
て、前記中心画素から前記4個の周辺画素のそれぞれま
での距離の4分の1の位置に対応する4個の新たな生成
画素の画素値を演算する画素値演算手段と、前記画素値
算出手段によって画素値が算出された複数の前記生成画
素を、前記入力信号に対応する1本の走査線に対応させ
て水平方向に沿って二列に配置し、それぞれの列に対応
する前記生成画素の画素値を列単位で順番に出力する画
素値出力手段とを備えている。本発明の画像処理回路で
は、9個の画素の画素値に基づいてその中心画素の周囲
に4個の新たな生成画素が生成されており、この生成処
理を中心画素を走査方向に順番にずらしながら行うこと
により、水平方向および垂直方向のそれぞれの画素数を
ほぼ2倍に変換することができる。特に、中心画素の周
囲に4個の新たな画素を生成する際に、この中心画素を
含む9個の画素の画素値のみを用いているため、処理対
象となる画素数が少なく、画素生成(画素値算出)処理
およびこれを実施する回路規模の簡略化とともに処理の
高速化が可能になる。
【0007】また、上述した画素値抽出手段は、所定の
タイミングにおいて入力された第1の画素の画素値と、
前記第1の画素の出力タイミングに対して1画素分遅延
させた第2の画素の画素値と、前記第1の画素の出力タ
イミングに対して2画素分遅延させた第3の画素の画素
値と、前記第1の画素の出力タイミングに対して1走査
線分遅延させた第4の画素の画素値と、前記第2の画素
の出力タイミングに対して1走査線分遅延させた第5の
画素の画素値と、前記第3の画素の出力タイミングに対
して1走査線分遅延させた第6の画素の画素値と、前記
第1の画素の出力タイミングに対して2走査線分遅延さ
せた第7の画素の画素値と、前記第2の画素の出力タイ
ミングに対して2走査線分遅延させた第8の画素の画素
値と、前記第3の画素の出力タイミングに対して2走査
線分遅延させた第9の画素の画素値とを並行して出力す
ることが望ましい。このように、走査順に入力される各
画素の画素値を出力するタイミングを所定時間遅延させ
るだけで画素値演算手段に用いる9個の画素の画素値を
用意することができる。
【0008】また、上述した画素値演算手段は、前記中
心画素を含む9画素の画素値を入力順にしたがってa、
b、c、d、e、f、g、h、iとし、Nを3以上の整
数としたときに、前記中心画素の周辺に新たに生成され
る4個の前記生成画素の画素値A1、A2、A3、A4
を、 A1={Ne+(a+b+d)−(c+f+g+h+
i)}/(N−2)、 A2={Ne+(b+c+f)−(a+d+g+h+
i)}/(N−2)、 A3={Ne+(d+g+h)−(a+b+c+f+
i)}/(N−2)、 A4={Ne+(f+h+i)−(a+b+c+d+
g)}/(N−2) に設定することが望ましい。中心画素の近傍に新たに生
成される画素の画素値は、最も接近した中心画素の影響
を最も多く受ける。また、標本化関数を用いた畳み込み
演算によって各画素の画素値を求める場合を考慮する
と、隣接する画素間隔よりも近い位置にある画素の画素
値は加算する方向で考慮し、隣接する画素間隔よりも遠
い位置にある画素の画素値は減算する方向で考慮するこ
とが好ましい。したがって、3行3列に並んだ9画素に
ついて、左上から水平方向に見た各画素の画素値をa〜
iとし、例えば中心画素の左上に生成される新たな画素
の画素値を考える場合に、中心画素の画素値eが最も影
響が大きく、次に近い位置に配置された3個の画素の画
素値a、b、dがプラス側で考慮され、残りの5個の画
素の画素値c、f、g、h、iがマイナス側で考慮され
るため、上述したA1の値となる。また、それ以外の新
たに生成される3個の画素の画素値A2、A3、A4に
ついても同様であり、上述したそれぞれの値となる。こ
のようにして設定される4個の画素の画素値A1〜A4
のそれぞれは、中心画素の画素値eを除くと、それぞれ
の画素値を単純に加算あるいは減算しているだけである
ため、処理内容(演算内容)が簡略化されており、処理
の高速化および回路の簡略化が可能となる。また、上述
したNの値は10に設定することが望ましい。本発明者
による検討の結果、Nを10近傍の値に設定することに
より、鮮明な拡大画像が得られることが確かめられてい
る。
【0009】また、上述した画素値抽出手段は、Mを2
以上の整数としたときに、新たに生成される4個の前記
生成画素の画素値A1、A2、A3、A4を、 A1={Me+(a+b+d)−(f+h+i)}/
M、 A2={Me+(b+c+f)−(d+g+h)}/
M、 A3={Me+(d+g+h)−(b+c+f)}/
M、 A4={Me+(f+h+i)−(a+b+d)}/M に設定するようにしてもよい。新たに生成されるいずれ
かの画素の画素値は、この画素と上述した中心画素とを
結ぶ方向に沿った画素値の変化分が大きく反映されるた
め、この方向とほぼ垂直方向に存在する2個の画素の画
素値の影響を無視してもそれほど大きな影響はないと考
えられる。したがって、3行3列に並んだ9画素につい
て、左上から水平方向に見た各画素の画素値をa〜iと
し、例えば中心画素の左上に生成される新たな画素の画
素値を考える場合に、中心画素の画素値eが最も影響が
大きく、次に近い位置に配置された3個の画素の画素値
a、b、dがプラス側で考慮され、他の3個の画素の画
素値f、h、iがマイナス側で考慮され、残りの2個の
画素の画素値c、gについては考慮されないため、上述
したA1の値となる。このようにすると、中心画素を挟
んで配置される2個の画素の画素値A1とA4のそれぞ
れにおいて、同じ処理単位である(a+b+d)と(f
+h+i)が共通に含まれるとともに、残りの2個の画
素の画素値A2とA3のそれぞれにおいて、同じ処理単
位である(b+c+f)と(d+g+h)が共通に含ま
れるようになるため、これらの処理を共用化することに
より回路をさらに簡略化することができる。また、上述
したMの値は8に設定することが望ましい。本発明者に
よる検討の結果、Mを8近傍の値に設定することによ
り、鮮明な拡大画像が得られることが確かめられてい
る。
【0010】また、上述した画素値抽出手段は、Lを2
以上の整数としたときに、新たに生成される4個の前記
生成画素の画素値A1、A2、A3、A4を、 A1={Le+2b+2d−(c+f+g+h)}/
L、 A2={Le+2b+2f−(a+d+h+i)}/
L、 A3={Le+2d+2h−(a+b+f+i)}/
L、 A4={Le+2f+2h−(b+c+d+g)}/L に設定するようにしてもよい。新たに生成されるいずれ
かの画素の画素値を標本化関数を用いて厳密に求めよう
とすると、上述した9個の画素の隣接画素間隔の整数倍
の距離に配置された画素の画素値はほとんど影響を及ぼ
さないと考えることができる。したがって、3行3列に
並んだ9画素について、左上から水平方向に見た各画素
の画素値をa〜iとし、例えば中心画素の左上に生成さ
れる新たな画素の画素値を考える場合に、9画素の中の
左上と右下に配置された2個の画素の画素値の影響を無
視することができ、それ以外の画素については、生成し
ようとする画素から各画素までの距離に応じた所定の重
み付けが行われ、この結果上述したA1の値となる。こ
のようにすると、標本化関数を用いた場合の厳密な演算
結果を反映した画素値を得ることができる。また、上述
したLの値は10に設定することが望ましい。標本化関
数を用いて計算を行って各画素値a〜iの重み付け係数
を求めると、Nが10近傍の値となるため、このような
設定を行うことにより、標本化関数を用いた厳密な演算
結果を反映した画素値を得ることができる。
【0011】また、上述した画素値出力手段は、前記中
心画素が含まれない一方の前記走査線に含まれる前記画
素に対応する2個の前記生成画素の画素値をこの走査線
に沿った配置順に格納して出力する第1の走査線生成手
段と、前記中心画素が含まれない他方の前記走査線に含
まれる前記画素に対応する2個の前記生成画素の画素値
をこの走査線に沿った配置順に格納して出力する第2の
走査線生成手段とを備えており、前記第1および第2の
走査線生成手段による1走査線分の連続した画素値の出
力動作を、前記第1の走査線生成手段と第2の走査線生
成手段とにおいて交互に行う出力画素値選択手段とを備
えることが望ましい。上述した画素値演算手段からは、
入力信号の1本の走査線に対応して2列に配置された生
成画素の画素値が順に出力されるため、それぞれの列に
対応する各画素値を第1および第2の走査線生成手段に
順に格納し、これらの画素値の出力動作を第1および第
2の走査線生成手段において交互に行うことにより、入
力信号の1本の走査線に対応させて新たな2本の走査線
を生成することができ、走査線の数をほぼ2倍に変換す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適応した一実施形
態の画像処理回路について、図面を参照しながら説明す
る。この画像処理回路は、例えばテレビジョン受像器に
内蔵されており、入力される(受信される)NTSC方
式の信号に対応する走査線の数およびこれらの各走査線
に沿った画素数をほぼ2倍に変換する処理を行う。
【0013】〔第1の実施形態〕図1は、第1の実施形
態の画像処理回路において処理対象となる3本の走査線
に含まれる各画素と、これらの各画素に基づいて生成さ
れる新たな4個の画素との関係を示す図である。図1に
示す水平方向が、入力信号に対応した各走査線に沿った
方向であり、地上波放送用のテレビジョン受像器等にお
いて行われているインターレス走査(飛び越し走査)の
各走査線に沿った各画素が「●」で示されている。ま
た、「○」は元の走査線上の各画素の配置およびこれら
の画素値に基づく補間処理によって新たに生成される画
素を示している。
【0014】本実施形態では、図1に示すように、隣接
した3本の走査線のそれぞれに沿った3個の画素、すな
わち水平方向および垂直方向のそれぞれについて3画
素、合計で9個の画素の画素値に基づいて、これら9画
素の中の中心画素の周囲に新たに4個の画素が生成され
る。
【0015】走査線上に沿った9個の画素を走査順にP
1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8、P9
とし、それぞれの画素値をa、b、c、d、e、f、
g、h、iとする。また、中心画素P5とその右下の画
素P1とを結ぶ直線上であって中心画素P5から画素P
1までの距離の4分の1の位置に生成される新たな画素
をQ1、中心画素P5とその左下の画素P3とを結ぶ直
線上であって中心画素P5から画素P3までの距離の4
分の1の位置に生成される新たな画素をQ2、中心画素
P5とその右上の画素P7とを結ぶ直線上であって中心
画素P5から画素P7までの距離の4分の1の位置に生
成される新たな画素をQ3、中心画素P5とその左上の
画素P9とを結ぶ直線上であって中心画素P5から画素
P9までの距離の4分の1の位置に生成される新たな画
素をQ4とする。
【0016】一般に、中心画素P5の近傍に新たに生成
される4個の画素Q1、Q2、Q3、Q4の各画素値
は、最も接近した中心画素P5の影響を最も多く受け
る。また、標本化関数を用いた畳み込み演算によって各
画素の画素値を求める場合を考慮すると、隣接する画素
間隔(例えば画素P5とP4との間隔や画素P3とP2
との間隔)よりも近い位置にある画素の画素値は加算す
る方向で考慮し、隣接する画素間隔よりも遠い位置にあ
る画素の画素値は減算する方向で考慮することが好まし
い。
【0017】中心画素P5の右下に位置する新たな画素
Q1の画素値A1を考える場合に、中心画素P5の画素
値eが最も影響が大きく、次に近い位置に配置された3
個の画素P1、P2、P4の各画素値a、b、dがプラ
ス側で考慮され、残りの5個の画素P3、P6、P7、
P8、P9の各画素値c、f、g、h、iがマイナス側
で考慮される。したがって、画素Q1の画素値A1は以
下のようになる。
【0018】 A1={10e+(a+b+d)−(c+f+g+h+i)}/8 …(1) なお、Nを3以上の整数とすると、画素Q1の画素値A
1は、 A1={Ne+(a+b+d)−(c+f+g+h+i)}/(N−2) と表すことができるが、本発明者による検討の結果、N
を10近傍の値に設定することにより、鮮明な拡大画像
が得られることが確かめられており、N=10とするこ
とにより上述した(1)式が得られる。
【0019】同様に、中心画素P5の周囲に新たに生成
する3個の画素Q2、Q3、Q4の各画素値A2、A
3、A4は、 A2={Ne+(b+c+f)−(a+d+g+h+i)}/(N−2)、 A3={Ne+(d+g+h)−(a+b+c+f+i)}/(N−2)、 A4={Ne+(f+h+i)−(a+b+c+d+g)}/(N−2) と表すことができ、それぞれの式にN=10を代入する
ことにより、 A2={10e+(b+c+f)−(a+d+g+h+i)}/8 …(2) A3={10e+(d+g+h)−(a+b+c+f+i)}/8 …(3) A4={10e+(f+h+i)−(a+b+c+d+g)}/8 …(4) の各式が得られる。
【0020】図2は、本実施形態の画像処理回路の構成
を示す図である。図2示す本実施形態の画像処理回路
は、画素値抽出部100、画素値演算部200、画素値
出力部300を含んで構成されている。
【0021】画素値抽出部100は、入力信号に含まれ
る隣接した3本の走査線に含まれる各画素の画素値の中
から図1に示した9画素の画素値a〜iを抽出する。例
えば、入力信号としてRGB信号を考えた場合には、
R、G、Bのそれぞれの色成分に対応させて図2に示す
画像処理回路が設けられており、画素値抽出部100
は、入力されるR信号(あるいはG信号やB信号)につ
いて上述した9画素分の画素値の抽出を行う。なお、R
GB信号以外の入力信号を用いることもでき、入力され
る輝度信号に基づいて上述した9画素分の画素値の抽出
を行うようにしてもよい。
【0022】画素値演算部200は、画素値抽出部10
0から出力される9画素分の画素値a〜iに基づいて、
図1に示した中心画素P5の周辺に位置する新たな4個
の画素Q1〜Q4の各画素値A1〜A4を演算し、これ
ら4個の画素値を並行して出力する。
【0023】画素値出力部300は、画素値演算部20
0から出力される4個の画素Q1〜Q4の画素値A1〜
A4が入力されており、これらを変換後の新たな走査線
毎に格納して出力する。例えば、図1に示すように、画
素P5の周辺に生成される4個の画素Q1〜Q4に着目
すると、画素Q1とQ2が新たに生成される第1の走査
線に対応するように格納され、画素Q3とQ4が新たに
生成される第2の走査線に対応するように格納される。
画素P5が含まれる1本の走査線についてこのような処
理を行うことにより、入力信号に含まれる1本の走査線
に対応させて新たな2本の走査線を生成することがで
き、しかも新たに生成される2本の走査線のそれぞれに
含まれる画素数は元の走査線に含まれる画素数のほぼ2
倍となる。
【0024】上述した画素値抽出部100が画素値抽出
手段に、画素値演算部200が画素値演算手段に、画素
値出力部300が画素値出力手段にそれぞれ対応する。
【0025】図3は、図2に示した画像処理回路に含ま
れる画素値抽出部100の詳細な構成を示す図である。
図3に示すように、画素値抽出部100は、6個のD型
フリップフロップ(以後、「D−FF」と称する)11
0〜115と2個のラインメモリ120、121とを含
んで構成されている。
【0026】この画素値抽出部100には、入力信号に
対応した走査線に含まれる各画素の画素値が所定ビット
数のデータ(画素値データ)として、所定のサンプリン
グ周波数に対応したクロック信号CK1に同期して入力
されている。入力される各画素値データは、縦続接続さ
れた2個のD−FF110、111と、縦続接続された
ラインメモリ120および2つのD−FF112、11
3とにそれぞれ入力される。また、ラインメモリ120
から出力される各画素の画素値データは、縦続接続され
たラインメモリ121およびD−FF114、115に
入力される。ラインメモリ120、121のそれぞれ
は、入力信号の1走査線に対応した数の各画素の画素値
を入力順に格納する先入れ先出しメモリであり、入力さ
れる各画素の画素値データを1走査線分遅らせたタイミ
ングで出力する。
【0027】したがって、図1において中心画素P5の
左上に配置された画素P9に対応する画素値データ(画
素値i)が画素値抽出部100に入力された時点を考え
ると、1画素分先に入力された画素P8の画素値データ
(画素値h)がD−FF110から出力され、2画素分
先に入力された画素P7の画素値データ(画素値g)が
D−FF111から出力される。また、1走査線分先に
入力された画素P6の画素値データ(画素値f)がライ
ンメモリ120から出力され、1走査線と1画素分先に
入力された中心画素P5の画素値データ(画素値e)が
D−FF112から出力され、1走査線と2画素分先に
入力された画素P4の画素値データ(画素値d)がD−
FF113から出力される。さらに、2走査線分先に入
力された画素P3の画素値データ(画素値c)がライン
メモリ121から出力され、2走査線と1画素分先に入
力された画素P2の画素値データ(画素値b)がD−F
F114から出力され、2走査線と2画素分先に入力さ
れた画素P1の画素値データ(画素値a)がD−FF1
15から出力される。このようにして、画素値抽出部1
00からは、図1に示した9個の画素P1〜P9に対応
した各画素値データが並行して出力される。
【0028】図4は、図2に示した画像処理回路に含ま
れる画素値演算部200の詳細な構成を示す図である。
図4に示すように、画素値演算部200は、14個の加
算器130〜143と、8個の減算器150〜157
と、10倍の乗算を行う乗算器160と、入力値を除数
8で割る除算処理を行う4個の除算器170〜173と
を含んで構成されている。以下、上述した(1)式〜
(4)式のそれぞれを用いて、4個の画素Q1〜Q4の
各画素値A1〜A4を演算する場合の画素値演算部20
0の動作を、各画素毎に説明する。
【0029】画素値A1の演算処理は、加算器130、
132、134、137、138、142と減算器15
0、154を用いて行われる。具体的には、2個の加算
器130、134によって3個の画素値a、b、dが加
算され、他の2個の加算器132、137によって3個
の画素値f、h、iが加算され、他の1個の加算器14
2によって2個の画素値c、gが加算される。そして、
これら3個の加算結果を2個の減算器150、154に
それぞれ入力することにより、加算器134から出力さ
れる加算結果である出力値(a+b+d)から、加算器
137、142から出力される各加算結果を合わせた値
(c+f+g+h+i)を減算した結果が後段の減算器
154から出力される。したがって、加算器138によ
って、この出力値に乗算器160の乗算結果(10e)
を加算することにより、加算結果{10e+(a+b+
d)−(c+f+g+h+i)}が出力され、さらに後
段に接続された除算器170によって除数8で除算処理
を行うことにより、(1)式に示した画素値A1が演算
され、この演算結果が除算器170から出力される。
【0030】また、画素値A2の演算処理は、加算器1
31、133、135、136、139、143と減算
器151、155を用いて行われる。具体的には、2個
の加算器131、135によって3個の画素値b、c、
fが加算され、他の2個の加算器133、136によっ
て3個の画素値d、g、hが加算され、他の1個の加算
器143によって2個の画素値a、iが加算される。そ
して、これら3個の加算結果を2個の減算器151、1
55にそれぞれ入力することにより、加算器135から
出力される加算結果である出力値(b+c+f)から、
加算器136、143から出力される各加算結果を合わ
せた値(a+d+g+h+i)を減算した結果が後段の
減算器155から出力される。したがって、加算器13
9によって、この出力値に乗算器160の乗算結果(1
0e)を加算することにより、加算結果{10e+(b
+c+f)−(a+d+g+h+i)}が出力され、さ
らに後段に接続された除算器171によって除数8で除
算処理を行うことにより、(2)式に示した画素値A2
が演算され、この演算結果が除算器171から出力され
る。
【0031】また、画素値A3の演算処理は、加算器1
31、133、135、136、140、143と減算
器152、156を用いて行われる。具体的には、2個
の加算器133、136によって3個の画素値d、g、
hが加算され、他の2個の加算器131、135によっ
て3個の画素値b、c、fが加算され、他の1個の加算
器143によって2個の画素値a、iが加算される。そ
して、これら3個の加算結果を2個の減算器152、1
56にそれぞれ入力することにより、加算器136から
出力される加算結果である出力値(d+g+h)から、
加算器135、143から出力される各加算結果を合わ
せた値(a+b+c+f+i)を減算した結果が後段の
減算器156から出力される。したがって、加算器14
0によって、この出力値に乗算器160の乗算結果(1
0e)を加算することにより、加算結果{10e+(d
+g+h)−(a+b+c+f+i)}が出力され、さ
らに後段に接続された除算器172によって除数8で除
算処理を行うことにより、(3)式に示した画素値A3
が演算され、この演算結果が除算器172から出力され
る。
【0032】また、画素値A4の演算処理は、加算器1
30、132、134、137、141、142と減算
器153、157を用いて行われる。具体的には、2個
の加算器132、137によって3個の画素値f、h、
iが加算され、他の2個の加算器130、134によっ
て3個の画素値a、b、dが加算され、他の1個の加算
器142によって2個の画素値c、gが加算される。そ
して、これら3個の加算結果を2個の減算器153、1
57にそれぞれ入力することにより、加算器137から
出力される加算結果である出力値(f+h+i)から、
加算器134、142から出力される各加算結果を合わ
せた値(a+b+c+d+g)を減算した結果が後段の
減算器157から出力される。したがって、加算器14
1によって、この出力値に乗算器160の乗算結果(1
0e)を加算することにより、加算結果{10e+(f
+h+i)−(a+b+c+d+g)}が出力され、さ
らに後段に接続された除算器173によって除数8で除
算処理を行うことにより、(4)式に示した画素値A4
が演算され、この演算結果が除算器173から出力され
る。
【0033】このように、中心画素P5の画素値eを1
0倍する以外は、各画素の画素値を単純に加算あるいは
減算するだけであるため、処理内容の簡略化が可能であ
り、処理の高速化および回路の簡略化が可能となる。
【0034】なお、図4に示した画素値演算部200で
は、4個の除算器170〜173を備えることによっ
て、対応する加算器から出力される加算結果に対して除
数8の除算処理を行うようにしたが、これらの除算器1
70〜173は、3ビットのビットシフト回路によっ
て、すなわち加算器138〜141の各出力線を3ビッ
ト分ずらして配線するだけで実現することができる。ま
た、CRT(陰極線管)に画像を表示する際に、デジタ
ルデータである各画素値を最終的にアナログ信号に変換
する必要があるが、この変換処理におけるゲインを調整
することにより、除算器170〜173による除算処理
と等価な動作を行わせることもできるため、4個の除算
器170〜173を図4に示した画素値演算部200か
ら取り除くようにしてもよい。
【0035】図5は、図2に示した画像処理回路に含ま
れる画素値出力部300の詳細構成を示す図である。図
5に示すように、画素値出力部300は、3個のセレク
タ210〜212と、2個の分周器220、221と、
2個のD−FF230、231と、3個のラインメモリ
240〜242とを含んで構成されている。セレクタ2
10、分周器220、D−FF230、ラインメモリ2
40が第1の走査線生成手段に、セレクタ211、分周
器221、D−FF231、ラインメモリ241、24
2が第2の走査線生成手段に、セレクタ212が出力画
素値選択手段にそれぞれ対応する。
【0036】セレクタ210は、画素値演算部200か
ら同時に入力される画素値A1、A2に対応する画素値
データを交互に選択して出力する。この選択のタイミン
グは分周器220から出力される信号によって設定され
ている。この分周器220には、図3に示した画素値抽
出部100に入力される各画素データのサンプリング周
波数に対応したクロック信号CK1の2倍の周波数を有
するクロック信号CK2が入力され、これを2分周した
信号を出力している。したがって、クロック信号CK2
を2分周した信号によって選択状態が決まるセレクタ2
10は、画素値抽出部100に対する各画素値データの
入力間隔の2分の1の間隔で画素値A1、A2の各画素
値データを交互に出力する。この交互に出力される画素
値A1に対応する画素値データと画素値A2に対応する
画素値データは、一旦D−FF230に保持された後、
ラインメモリ240に入力される。ラインメモリ240
は、図1に示した画素Q1、Q2を含む第1の走査線に
対応する1走査線分の画素値を入力順に格納する先入れ
先出しメモリであり、D−FF230から入力される各
画素の画素値データを1走査線分格納する。このライン
メモリ240は、ライトクロック信号WCKが入力され
たときにこれに同期した画素値データの書き込み動作を
行っており、リードクロック信号RCKが入力されたと
きにこれに同期した画素値データの読み出し動作を行っ
ている。ライトクロック信号WCKは、上述したクロッ
ク信号CK2と同じ周波数を有しており、D−FF23
0から画素値データが出力される全期間にわたってライ
ンメモリ240に入力される。一方、リードクロック信
号RCKは、クロック信号CK2の2倍の周波数を有す
るクロック信号CK3と同じ周波数を有しており、ライ
ンメモリ240は、このリードクロック信号RCKが入
力されると、画素値データの書き込み速度の2倍の読み
出し速度で画素値データの出力を行う。また、このリー
ドクロック信号RCKは、ライトクロック信号WCKが
入力される期間の約半分の期間だけ入力されており、ラ
インメモリ240に格納されている画素値データがアン
ダーフローしないようになっている。
【0037】同様に、セレクタ211は、画素値演算部
200から同時に入力される画素値A3、A4に対応す
る画素値データを交互に選択して出力する。セレクタ2
11は、クロック信号CK2を2分周した信号によって
選択状態が設定され、画素値抽出部100に対する各画
素値データの入力間隔の2分の1の間隔で画素値A3、
A4の各画素値データを交互に出力する。この交互に出
力される画素値A3に対応する画素値データと画素値A
4に対応する画素値データは、一旦D−FF231に保
持された後、ラインメモリ241に入力される。ライン
メモリ241は、図1に示した画素Q3、Q4を含む第
2の走査線に対応する1走査線分の画素値を入力順に格
納する先入れ先出しメモリであり、D−FF231から
入力される各画素の画素値データを1走査線分格納す
る。また、このラインメモリ241の後段には、同じ容
量を有するラインメモリ242が接続されている。これ
らのラインメモリ241、242は、上述したラインメ
モリ240と同様に、ライトクロック信号WCKが入力
されたときにこれに同期した画素値データの書き込み動
作を行っており、リードクロック信号RCKが入力され
たときにこれに同期した画素値データの読み出し動作を
行っている。なお、前段のラインメモリ241は、入力
される画素データを1走査線分だけ遅延させるために用
いられており、ライトクロック信号WCKとリードクロ
ック信号RCKは、ともにクロック信号CK2と同じ周
波数に設定されている。また、後段のラインメモリ24
2は、上述したラインメモリ240と同じ用途に用いら
れ、クロック信号CK2と同じ周波数を有するライトク
ロック信号WCKに同期した画素値データの書き込み動
作と、クロック信号CK2の2倍の周波数を有するクロ
ック信号CK3と同じ周波数で、入力される期間がライ
トクロック信号WCKの約半分のリードクロック信号R
CKに同期した画素値データの読み出し動作を行ってい
る。
【0038】また、上述した第1の走査線に対応したラ
インメモリ240と第2の走査線に対応したラインメモ
リ242のそれぞれに対するリードクロック信号RCK
の入力期間は、1走査線毎に交互に切り替えられてお
り、第1の走査線に対応する画素Q1、Q2の各画素値
データがラインメモリ240から1走査線分出力された
後に、第2の走査線に対応する画素Q3、Q4の各画素
値データがラインメモリ242から1走査線分出力され
るようになっている。これら2個のラインメモリ24
0、242の後段に設けられたセレクタ212は、水平
同期信号Hが入力される毎に選択状態を切り替えて、ラ
インメモリ240から出力される1走査線分の画素値デ
ータの出力と、ラインメモリ242から出力される1走
査線分の画素値データの出力とを交互に行う。
【0039】このようにして、画素値出力部300から
は、画素値抽出部100に1走査線分の画素値データが
入力される間に、それぞれの構成画素数がほぼ2倍にな
った新たな第1の走査線および第2の走査線のそれぞれ
に対応する2走査線分の画素値データを新たな走査順に
出力することができる。また、例えばインターレス走査
が行われる場合の奇数フィールドに対応して入力される
各画素値データを用いて新たに生成した画素Q1〜Q4
の位置と、偶数フィールドに対応して入力される各画素
値データを用いて新たに生成した画素Q1〜Q4の位置
は、全く同じであるため、上述した画像処理回路を用い
てインターレス走査がなされた画像から水平方向および
垂直方向の画素数をほぼ2倍にしたプログレッシブ画像
を容易に生成することができる。
【0040】〔第2の実施形態〕上述した第1の実施形
態では、図1に示す中心画素P5の周囲に位置する4個
の画素Q1〜Q4の各画素値A1〜A4を演算するため
に、9個の画素P1〜P9の全ての画素値a〜iを用い
るようにしたが、画素値A1〜A4を演算する際に影響
が小さいと思われる画素の画素値を演算の対象から除外
することによって回路の簡略化を図ることができる。
【0041】新たに生成される4個の画素Q1〜Q4の
各画素値A1〜A4は、各画素Q1〜Q4と中心画素P
5とを結ぶ方向に沿った画素値の変化分が大きく反映さ
れるため、この方向とほぼ垂直方向に存在する2個の画
素の画素値の影響を無視してもそれほど大きな影響はな
いと考えられる。
【0042】本実施形態では、中心画素P5の右下に位
置する画素Q1の画素値A1を考える場合に、中心画素
P5の左下に位置する画素P3の画素値cと右上に位置
する画素P7の画素値gを演算の対象から除外する。し
たがって、画素Q1の画素値A1は以下のようになる。
【0043】 A1={8e+(a+b+d)−(f+h+i)}/8 …(5) なお、Mを2以上の整数とすると、画素Q1の画素値A
1は、 A1={Me+(a+b+d)−(f+h+i)}/M と表すことができるが、本発明者による検討の結果、M
を8近傍の値に設定することにより、鮮明な拡大画像が
得られることが確かめられており、M=8とすることに
より上述した(5)式が得られる。
【0044】同様に、中心画素P5の周囲に新たに生成
する3個の画素Q2、Q3、Q4の各画素値A2、A
3、A4は、 A2={Me+(b+c+f)−(d+g+h)}/M A3={Me+(d+g+h)−(b+c+f)}/M A4={Me+(f+h+i)−(a+b+d)}/M と表すことができ、それぞれの式にM=8を代入するこ
とにより、 A2={8e+(b+c+f)−(d+g+h)}/8 …(6) A3={8e+(d+f+h)−(b+c+f)}/8 …(7) A4={8e+(f+h+i)−(a+b+d)}/8 …(8) の各式が得られる。
【0045】図6は、本実施形態の画素値演算部200
aの詳細な構成を示す図である。なお、画素値演算部2
00aの前段に接続される画素値抽出部100と後段に
接続される画素値出力部300については、第1の実施
形態の画像処理回路に含まれるものと同じであり、画素
値演算部200aについてのみ説明を行うものとする。
【0046】図6に示すように、本実施形態の画素値演
算部200aは、12個の加算器130〜141と、4
個の減算器150〜153と、8倍の乗算を行う乗算器
160aと、入力値を除数8で割る除算処理を行う4個
の除算器170〜173とを含んで構成されている。こ
の画素値演算部200aは、図4に示した画素値演算部
200に対して、2個の加算器142、143および4
個の減算器154〜157を取り除くとともに、10倍
の乗算器160を8倍の乗算器160aに置き換えた構
成を有している。なお、4個の除算器170〜173の
除数8と乗算器160aの乗数8は、ともに2のべき乗
の数であるため、配線を3ビット分ずらすだけで実現す
ることができる。
【0047】以下、上述した(5)式〜(8)式のそれ
ぞれを用いて、4個の画素Q1〜Q4の各画素値A1〜
A4を演算する場合の画素値演算部200aの動作を、
各画素毎に説明する。
【0048】画素値A1の演算処理は、加算器130、
132、134、137、138と減算器150を用い
て行われる。具体的には、2個の加算器130、134
によって3個の画素値a、b、dが加算され、他の2個
の加算器132、137によって3個の画素値f、h、
iが加算される。そして、これら2個の加算結果を減算
器150に入力することにより、加算器134から出力
される加算結果である出力値(a+b+d)から、加算
器137から出力される加算結果である出力値(f+h
+i)を減算した結果が出力される。したがって、加算
器138によって、この出力値に乗算器160aの乗算
結果(8e)を加算することにより、加算結果{8e+
(a+b+d)−(f+h+i)}が出力され、さらに
後段に接続された除算器170によって除数8で除算処
理を行うことにより、(5)式に示した画素値A1が演
算され、この演算結果が除算器170から出力される。
【0049】また、画素値A2の演算処理は、加算器1
31、133、135、136、139と減算器151
を用いて行われる。具体的には、2個の加算器131、
135によって3個の画素値b、c、fが加算され、他
の2つの加算器133、136によって3個の画素値
d、g、hが加算される。そして、これら2個の加算結
果を減算器151に入力することにより、加算器135
から出力される加算結果である出力値(b+c+f)か
ら、加算器136から出力される各加算結果である出力
値(d+g+h)を減算した結果が出力される。したが
って、加算器139によって、この出力値に乗算器16
0aの乗算結果(8e)を加算することにより、加算結
果{8e+(b+c+f)−(d+g+h)}が出力さ
れ、さらに後段に接続された除算器171によって除数
8で除算処理を行うことにより、(6)式に示した画素
値A2が演算され、この演算結果が除算器171から出
力される。
【0050】また、画素値A3の演算処理は、加算器1
31、133、135、136、140と減算器152
を用いて行われる。具体的には、2個の加算器133、
136によって3個の画素値d、g、hが加算され、他
の2個の加算器131、135によって3個の画素値
b、c、fが加算される。そして、これら2個の加算結
果を減算器152に入力することにより、加算器136
から出力される加算結果である出力値(d+g+h)か
ら、加算器135から出力される出力値(b+c+f)
を減算した結果が出力される。したがって、加算器14
0によって、この出力値に乗算器160aの乗算結果
(8e)を加算することにより、加算結果{8e+(d
+g+h)−(b+c+f)}が出力され、さらに後段
に接続された除算器172によって除数8で除算処理を
行うことにより、(7)式に示した画素値A3が演算さ
れ、この演算結果が除算器172から出力される。
【0051】また、画素値A4の演算処理は、加算器1
30、132、134、137、141と減算器153
を用いて行われる。具体的には、2個の加算器132、
137によって3個の画素値f、h、iが加算され、他
の2個の加算器130、134によって3個の画素値
a、b、dが加算される。そして、これら2個の加算結
果を減算器153に入力することにより、加算器137
から出力される加算結果である出力値(f+h+i)か
ら、加算器134から出力される加算結果である出力値
(a+b+d)を減算した結果が出力される。したがっ
て、加算器141によって、この出力値に乗算器160
aの乗算結果(8e)を加算することにより、加算結果
{8e+(f+h+i)−(a+b+d)}が出力さ
れ、さらに後段に接続された除算器173によって除数
8で除算処理を行うことにより、(8)式に示した画素
値A4が演算され、この演算結果が除算器173から出
力される。
【0052】このように、中心画素P5の画素値eを8
倍する以外は、各画素の画素値を単純に加算あるいは減
算するだけであり、しかも図4に示した構成に比べて加
算器や減算器の数を低減することができるため、処理内
容の簡略化が可能であり、さらなる処理の高速化および
回路の簡略化が可能となる。
【0053】〔第3の実施形態〕上述した第1および第
2の実施形態では、図1に示す中心画素P5の周囲に位
置する4個の画素Q1〜Q4の各画素値A1〜A4を演
算するために、中心画素P5の画素値eに2以上の重み
付け係数((1)式では10、(5)式では8)を設定
するとともに、それ以外の各画素の画素値そのものを適
当に加減算したが、9個の画素P1〜P9の各画素値a
〜iの影響の度合いを標本化関数を用いて計算して、正
確な係数の値を求めるようにしてもよい。
【0054】図7は、本実施形態において用いられる標
本化関数の説明図である。図7に示す標本化関数H
(t)は、微分可能性に着目した有限台の関数であり、
例えば全域において1回だけ微分可能であって、横軸に
沿った標本位置tが−2から+2までの範囲において0
以外の有限な値を有する有限台の関数である。また、H
(t)は標本化関数であるため、t=0の標本点でのみ
1になり、t=±1,±2の標本点において0になると
いう特徴を有する。
【0055】上述した各種の条件(標本化関数、1回だ
け微分可能、有限台)を満たす標本化関数H(t)の具
体例としては、3階Bスプライン関数をF(t)とした
ときに、 H(t)=−F(t+1/2)/4+F(t)−F(t
−1/2)/4 で定義することができる。
【0056】ここで、3階Bスプライン関数F(t)
は、 (4t2 +12t+9)/4 ;−3/2≦t<−1/2 −2t2 +3/2 ;−1/2≦t<1/2 (4t2 −12t+9)/4 ;1/2≦t<3/2 で表される。また、二次の区分多項式を用いて上述した
標本化関数H(t)を表すと、 (−t2 −4t−4)/4 ;−2≦t<−3/2 (3t2 +8t+5)/4 ;−3/2≦t<−1 (5t2 +12t+7)/4 ;−1≦t<−1/2 (−7t2 +4)/4 ;−1/2≦t<1/2 (5t2 −12t+7)/4 ;1/2≦t<1 (3t2 −8t+5)/4 ;1≦t<3/2 (−t2 +4t−4)/4 ;3/2≦t≦2 となる。
【0057】上述した標本化関数H(t)は、二次の区
分多項式であり、3階Bスプライン関数F(t)を用い
ているため、全域で1回だけの微分可能性が保証される
有限台の関数となっている。また、t=±1,±2にお
いて0となる。
【0058】このように、上述した関数H(t)は、標
本化関数であって、全域において1回だけ微分可能であ
り、しかもt=±2において0に収束する有限台の関数
である。したがって、この標本化関数H(t)を用いて
各画素データに基づく重ね合わせを行うことにより、離
散的な画素データ間の値を1回だけ微分可能な関数を用
いて補間することができる。
【0059】図8は、新たに生成する画素Q1の画素値
を9個の画素P1〜P9の各画素値を用いて畳み込み演
算する場合の説明図である。例えば、走査線上で隣接す
る2個の画素の間隔を正規化して1とすると、画素Q1
と中心画素P5との距離t1は、t1=√{(0.2
5)2+(0.25)2}=0.35となる。したがっ
て、この距離t1を用いて標本化関数H(t1)の具体
的な値を計算すると、画素Q1の画素値A1に対する中
心画素P5の画素値eの影響の度合いを求めることがで
きる。
【0060】このようにして、画素Q1の画素値A1に
対する9個の画素P1〜P9の各画素値a〜iの影響の
度合いを具体的に求めると、−0.027、0.16、
−0.071、0.16、0.79、−0.080、−
0.071、−0.080、−0.014となる。実際
には、整数以外の数を乗算すると回路が複雑になるた
め、これら9個の各値に適当な定数を掛けて各値が整数
に近くなるように調整する必要がある。例えば、中心画
素P5の画素値eによる影響の度合い(0.79)が1
0になるように各値に10/0.79を掛けると、−
0.34、2.03、−0.90、2.03、10、−
1.01、−0.90、−1.01、−0.18とな
る。この中で−0.34と−0.18は1に比べて極端
に小さいため、無視することができる。以上より、画素
Q1の画素値A1は以下のようになる。
【0061】 A1={10e+2b+2d−(c+f+g+h)}/10 …(9) なお、(9)式の右辺において、加減算結果を10で割
っているのは、9個の画素P1〜P9の全体の画素値a
〜iの全てが同じ値のときに、画素Q1の画素値A1も
同じ値になるように調整したためであり、上述した
(1)式〜(8)式においても同様の調整がなされてい
る。なお、標本化関数を用いて計算によって求めた各係
数からはずれるが、Lを2以上の整数として、画素Q1
の画素値A1を、 A1={Le+2b+2d−(c+f+g+h)}/L を用いて演算するようにしてもよい。
【0062】同様に、中心画素P5の周囲に新たに生成
する3個の画素Q2、Q3、Q4の各画素値A2、A
3、A4は、 A2={Le+2b+2f−(a+d+h+i)}/L A3={Le+2d+2h−(a+b+f+i)}/L A4={Le+2f+2h−(b+c+d+g)}/L と表すことができ、標本化関数を用いて計算した最適値
であるL=10を代入することにより、 A2={10e+2b+2f−(a+d+h+i)}/10 …(10) A3={10e+2d+2h−(a+b+f+i)}/10 …(11) A4={10e+2f+2h−(b+c+d+g)}/10 …(12) の各式が得られる。
【0063】図9は、本実施形態の画素値演算部200
bの詳細な構成を示す図である。なお、画素値演算部2
00bの前段に接続される画素値抽出部100と後段に
接続される画素値出力部300については、第1の実施
形態に含まれるものと同じであり、画素値演算部200
bについてのみ説明を行うものとする。
【0064】図9に示すように、本実施形態の画素値演
算部200bは、14個の加算器330〜343と、4
個の減算器350〜353と、2倍の乗算を行う4個の
乗算器360〜363と、10倍の乗算を行う乗算器3
64と、入力値を除数10で割る除算処理を行う4個の
除算器370〜373とを含んで構成されている。な
お、4個の乗算器360〜363は、配線を1ビット分
ずらすだけで実現することができる。
【0065】以下、上述した(9)式〜(12)式のそ
れぞれを用いて、4個の画素Q1〜Q4の各画素値A1
〜A4を演算する場合の画素値演算部200bの動作
を、各画素毎に説明する。
【0066】画素値A1の演算処理は、加算器331、
334、335、336、減算器350および乗算器3
60を用いて行われる。具体的には、加算器331によ
って2個の画素値b、dが加算され、この加算結果が乗
算器360で2倍される。また、3個の加算器334、
335、336を用いることによって4個の画素値c、
f、g、hが加算される。そして、乗算器360の乗算
結果と加算器336による加算結果を減算器350に入
力することにより、乗算器360から出力される乗算結
果である出力値(2b+2d)から、加算器336から
出力される加算結果である出力値(c+f+g+h)を
減算した結果が出力される。したがって、加算器340
によって、この出力値に乗算器364の乗算結果(10
e)を加算することにより、加算結果{10e+2b+
2d−(c+f+g+h)}が出力され、さらに後段に
接続された除算器370によって除数10で除算処理を
行うことにより、(9)式に示した画素値A1が演算さ
れ、この演算結果が除算器370から出力される。
【0067】また、画素値A2の演算処理は、加算器3
30、332、333、337、減算器351および乗
算器361を用いて行われる。具体的には、加算器33
3によって2個の画素値b、fが加算され、この加算結
果が乗算器361で2倍される。また、3個の加算器3
30、332、337を用いることによって4個の画素
値a、d、h、iが加算される。そして、乗算器361
の乗算結果と加算器337による加算結果を減算器35
1に入力することにより、乗算器361から出力される
乗算結果である出力値(2b+2f)から、加算器33
7から出力される加算結果である出力値(a+d+h+
i)を減算した結果が出力される。したがって、加算器
341によって、この出力値に乗算器364の乗算結果
(10e)を加算することにより、加算結果{10e+
2b+2f−(a+d+h+i)}が出力され、さらに
後段に接続された除算器371によって除数10で除算
処理を行うことにより、(10)式に示した画素値A2
が演算され、この演算結果が除算器371から出力され
る。
【0068】また、画素値A3の演算処理は、加算器3
30、332、333、338、減算器352および乗
算器362を用いて行われる。具体的には、加算器33
2によって2個の画素値d、hが加算され、この加算結
果が乗算器362で2倍される。また、3個の加算器3
30、333、338を用いることによって4個の画素
値a、b、f、iが加算される。そして、乗算器362
の乗算結果と加算器338による加算結果を減算器35
2に入力することにより、乗算器362から出力される
乗算結果である出力値(2d+2h)から、加算器33
8から出力される加算結果である出力値(a+b+f+
i)を減算した結果が出力される。したがって、加算器
342によって、この出力値に乗算器364の乗算結果
(10e)を加算することにより、加算結果{10e+
2d+2h−(a+b+f+i)}が出力され、さらに
後段に接続された除算器372によって除数10で除算
処理を行うことにより、(11)式に示した画素値A3
が演算され、この演算結果が除算器372から出力され
る。
【0069】また、画素値A4の演算処理は、加算器3
31、334、335、339、減算器353および乗
算器363を用いて行われる。具体的には、加算器33
5によって2個の画素値f、hが加算され、この加算結
果が乗算器363で2倍される。また、3個の加算器3
31、334、339を用いることによって4個の画素
値b、c、d、gが加算される。そして、乗算器363
の乗算結果と加算器339による加算結果を減算器35
3に入力することにより、乗算器363から出力される
乗算結果である出力値(2f+2h)から、加算器33
9から出力される加算結果である出力値(b+c+d+
g)を減算した結果が出力される。したがって、加算器
343によって、この出力値に乗算器364の乗算結果
(10e)を加算することにより、加算結果{10e+
2f+2h−(b+c+d+g)}が出力され、さらに
後段に接続された除算器373によって除数10で除算
処理を行うことにより、(12)式に示した画素値A4
が演算され、この演算結果が除算器373から出力され
る。
【0070】このように、乗数が10と2の各乗算器を
用いる以外は、各画素の画素値を単純に加算あるいは減
算するだけであり、処理内容の簡略化が可能であって処
理の高速化および回路の簡略化が可能となる。また、標
本化関数を用いて各画素値の重み付け係数を決定してい
るため、厳密な演算結果を反映した画素値を得ることが
できる。
【0071】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、9個
の画素の画素値に基づいてその中心画素の周囲に4個の
新たな生成画素が生成されており、この生成処理を中心
画素を走査方向に順番にずらしながら行うことにより、
水平方向および垂直方向のそれぞれの画素数をほぼ2倍
に変換することができる。特に、中心画素の周囲に4個
の新たな画素を生成する際に、この中心画素を含む9個
の画素の画素値のみを用いているため、処理対象となる
画素数が少なく、画素生成(画素値算出)処理およびこ
れを実施する回路規模の簡略化とともに処理の高速化が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の画像処理回路において処理対
象となる3本の走査線に含まれる各画素と、これらの各
画素に基づいて生成される新たな4個の画素との関係を
示す図である。
【図2】第1の実施形態の画像処理回路の構成を示す図
である。
【図3】図2に示した画像処理回路に含まれる画素値抽
出部の詳細な構成を示す図である。
【図4】図2に示した画像処理回路に含まれる画素値演
算部の詳細な構成を示す図である。
【図5】図2に示した画像処理回路に含まれる画素値出
力部の詳細構成を示す図である。
【図6】第2の実施形態の画素値演算部の詳細な構成を
示す図である。
【図7】第3の実施形態において用いられる標本化関数
の説明図である。
【図8】新たに生成する画素Q1の画素値を9個の画素
P1〜P9の各画素値を用いて畳み込み演算する場合の
説明図である。
【図9】第3の実施形態の画素値演算部の詳細な構成を
示す図である。
【符号の説明】
100 画素値抽出部 110〜115、230、231 d型フリップフロッ
プ 120、121、240、241、242 ラインメモ
リ 130〜143 加算器 150〜157 減算器 160、170〜173 乗算器 200 画素値演算部 210、211、212 セレクタ 220、221 分周器 300 画素値出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA27 BA28 BA30 5C063 BA03 BA08 CA38 5C082 AA02 BA41 CA33 CA84 CB01 DA51 MM02 MM04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向および垂直方向に規則的に配置
    された各画素の画素値に基づいた補間処理を行うことに
    より、水平方向および垂直方向のそれぞれの画素数をほ
    ぼ2倍に変換する画像処理回路において、 水平方向および垂直方向のそれぞれについて3画素、合
    計で9画素の画素値を抽出する画素値抽出手段と、 前記画素値抽出手段から出力される前記9画素の画素値
    に基づいて、前記9画素の中央に配置された中心画素と
    この中心画素の斜め方向に配置された4個の周辺画素の
    それぞれとを結ぶ直線上であって、前記中心画素から前
    記4個の周辺画素のそれぞれまでの距離の4分の1の位
    置に対応する4個の新たな生成画素の画素値を演算する
    画素値演算手段と、 を備えることを特徴とする画像処理回路。
  2. 【請求項2】 入力信号に対応する走査線の数および走
    査線方向の画素数をほぼ2倍に変換する画像処理回路に
    おいて、 前記走査線に含まれる画素の画素値が前記走査線の走査
    方向に対応した所定の順番で入力されており、前記走査
    線に沿った水平方向および隣接する前記走査線が並ぶ垂
    直方向のそれぞれについて3画素、合計で9画素の画素
    値を、隣接する3本の前記走査線を構成する複数の画素
    の画素値の中から抽出する画素値抽出手段と、 前記画素値抽出手段によって抽出された前記9画素の画
    素値に基づいて、前記9画素の中央に配置された中心画
    素とこの中心画素の斜め方向に配置された4個の周辺画
    素のそれぞれとを結ぶ直線上であって、前記中心画素か
    ら前記4個の周辺画素のそれぞれまでの距離の4分の1
    の位置に対応する4個の新たな生成画素の画素値を演算
    する画素値演算手段と、 前記画素値算出手段によって画素値が算出された複数の
    前記生成画素を、前記入力信号に対応する1本の走査線
    に対応させて水平方向に沿って二列に配置し、それぞれ
    の列に対応する前記生成画素の画素値を列単位で順番に
    出力する画素値出力手段と、 を備えることを特徴とする画像処理回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記画素値抽出手段は、所定のタイミングにおいて入力
    された第1の画素の画素値と、前記第1の画素の出力タ
    イミングに対して1画素分遅延させた第2の画素の画素
    値と、前記第1の画素の出力タイミングに対して2画素
    分遅延させた第3の画素の画素値と、前記第1の画素の
    出力タイミングに対して1走査線分遅延させた第4の画
    素の画素値と、前記第2の画素の出力タイミングに対し
    て1走査線分遅延させた第5の画素の画素値と、前記第
    3の画素の出力タイミングに対して1走査線分遅延させ
    た第6の画素の画素値と、前記第1の画素の出力タイミ
    ングに対して2走査線分遅延させた第7の画素の画素値
    と、前記第2の画素の出力タイミングに対して2走査線
    分遅延させた第8の画素の画素値と、前記第3の画素の
    出力タイミングに対して2走査線分遅延させた第9の画
    素の画素値とを並行して出力することを特徴とする画像
    処理回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記画素値演算手段は、前記中心画素を含む前記9画素
    の画素値を走査順にしたがってa、b、c、d、e、
    f、g、h、iとし、Nを3以上の整数としたときに、
    前記中心画素の周辺に新たに生成される4個の前記生成
    画素の画素値A1、A2、A3、A4を、 A1={Ne+(a+b+d)−(c+f+g+h+
    i)}/(N−2)、 A2={Ne+(b+c+f)−(a+d+g+h+
    i)}/(N−2)、 A3={Ne+(d+g+h)−(a+b+c+f+
    i)}/(N−2)、 A4={Ne+(f+h+i)−(a+b+c+d+
    g)}/(N−2) に設定することを特徴とする画像処理回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記Nの値を10とすることにより、前記画素値A1、
    A2、A3、A4を、 A1={10e+(a+b+d)−(c+f+g+h+
    i)}/8、 A2={10e+(b+c+f)−(a+d+g+h+
    i)}/8、 A3={10e+(d+g+h)−(a+b+c+f+
    i)}/8、 A4={10e+(f+h+i)−(a+b+c+d+
    g)}/8 に設定することを特徴とする画像処理回路。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記画素値演算手段は、前記中心画素を含む前記9画素
    の画素値を走査順にしたがってa、b、c、d、e、
    f、g、h、iとし、Mを2以上の整数としたときに、
    前記中心画素の周辺に新たに生成される4個の前記生成
    画素の画素値A1、A2、A3、A4を、 A1={Me+(a+b+d)−(f+h+i)}/
    M、 A2={Me+(b+c+f)−(d+g+h)}/
    M、 A3={Me+(d+g+h)−(b+c+f)}/
    M、 A4={Me+(f+h+i)−(a+b+d)}/
    M、 に設定することを特徴とする画像処理回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記Mの値を8とすることにより、前記画素値A1、A
    2、A3、A4を、 A1={8e+(a+b+d)−(f+h+i)}/
    8、 A2={8e+(b+c+f)−(d+g+h)}/
    8、 A3={8e+(d+g+h)−(b+c+f)}/
    8、 A4={8e+(f+h+i)−(a+b+d)}/
    8、 に設定することを特徴とする画像処理回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記画素値演算手段は、前記中心画素を含む前記9画素
    の画素値を走査順にしたがってa、b、c、d、e、
    f、g、h、iとし、Lを2以上の整数としたときに、
    前記中心画素の周辺に新たに生成される4個の前記生成
    画素の画素値A1、A2、A3、A4を、 A1={Le+2b+2d−(c+f+g+h)}/
    L、 A2={Le+2b+2f−(a+d+h+i)}/
    L、 A3={Le+2d+2h−(a+b+f+i)}/
    L、 A4={Le+2f+2h−(b+c+d+g)}/L に設定することを特徴とする画像処理回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記Lの値を10とすることにより、前記画素値A1、
    A2、A3、A4を、 A1={10e+2b+2d−(c+f+g+h)}/
    10、 A2={10e+2b+2f−(a+d+h+i)}/
    10、 A3={10e+2d+2h−(a+b+f+i)}/
    10、 A4={10e+2f+2h−(b+c+d+g)}/
    10 に設定することを特徴とする画像処理回路。
  10. 【請求項10】 請求項2において、 前記画素値出力手段は、 前記中心画素が含まれない一方の前記走査線に含まれる
    前記画素に対応する2個の前記生成画素の画素値をこの
    走査線に沿った配置順に格納して出力する第1の走査線
    生成手段と、 前記中心画素が含まれない他方の前記走査線に含まれる
    前記画素に対応する2個の前記生成画素の画素値をこの
    走査線に沿った配置順に格納して出力する第2の走査線
    生成手段と、 を備え、前記第1および第2の走査線生成手段による1
    走査線分の連続した画素値の出力動作を、前記第1の走
    査線生成手段と第2の走査線生成手段とにおいて交互に
    行う出力画素値選択手段と、 を備えることを特徴とする画像処理回路。
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