JP2000307942A - 電子カメラ、電子カメラの制御方法及び記録媒体 - Google Patents

電子カメラ、電子カメラの制御方法及び記録媒体

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JP2000307942A
JP2000307942A JP11113828A JP11382899A JP2000307942A JP 2000307942 A JP2000307942 A JP 2000307942A JP 11113828 A JP11113828 A JP 11113828A JP 11382899 A JP11382899 A JP 11382899A JP 2000307942 A JP2000307942 A JP 2000307942A
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JP
Japan
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image signal
electronic camera
image
display member
strobe
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Withdrawn
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JP11113828A
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English (en)
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Hiroshi Matsushima
寛 松島
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 失敗画像の撮影を未然に防止する。 【解決手段】 光画像を光電変換素子6によって画像信
号に変換する手段7〜10と、該変換手段で変換された
画像信号を表示部材11,12に表示する手段と、スト
ロボ制御手段19と、ストロボ近辺に指があることの検
知手段20を有する電子カメラであって、ストロボ撮影
状態の場合に前記検出手段20がストロボに指がかかっ
ていると判断したときは、前記表示部材11,12の出
力をOFFすることを特徴とする電子カメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光画像を光電変換
素子によって画像信号に変換し、該画像信号を記憶媒体
に記憶する電子カメラ、特に、被写体確認用のファイン
ダーとして液晶画面を備えた電子カメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶ファインダー付きの電子スチ
ルカメラの液晶ファインダーは、被写体画像を表示した
り、設定項目を表示したり、警告マークを表示したりす
ることに使われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カメラの警
告マーク表示は、カメラ独自の表記が多く、表示してい
ても的確に撮影者が理解できないことも多く、また、警
告マークが表示されていても、レリーズ可能なものも多
く、警告どうり無駄なカットを撮影してしまうことが多
々ある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、失敗画像の撮影を未然に防止する
ことができる電子カメラ及びその制御方法、並びに同カ
メラの制御プログラムを格納した記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する電子カ
メラは、つぎの(1)〜(5)に記載のものである。
【0006】(1)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、
ストロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カ
メラであって、ストロボ撮影状態の場合に前記検出手段
がストロボに指がかかっていると判断したときは、前記
表示部材の出力をOFFすることを特徴とするもの(以
下、第1の電子カメラという)。
【0007】(2)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、
ストロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カ
メラであって、ストロボ撮影状態の場合に前記検出手段
がストロボに指がかかっていると判断したときは、前記
表示部材の画像信号表示の出力を禁止し、警告表示の出
力をすることを特徴とするもの(以下、第2の電子カメ
ラという)。
【0008】(3)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手
段の出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する
手段とを有する電子カメラであって、前記決定手段の値
が連動範囲外になったときは、前記表示部材に被写体画
像を表示することを禁止することを特徴とするもの(以
下、第3の電子カメラという)。
【0009】(4)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手
段の出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する
手段とを有する電子カメラであって、前記決定手段が決
定したシャッタースピードがある値以下であるときは、
前記表示部材に被写体画像を表示することを禁止するこ
とを特徴とするもの(以下、第4の電子カメラとい
う)。
【0010】(5)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、該変換手段で変換され
た画像信号をメモリーする手段とを有する電子カメラで
あって、前記メモリー手段がいっぱいになってしまった
ときは、前記表示部材に被写体画像を表示することを禁
止することを特徴とするもの(以下、第5の電子カメラ
という)。
【0011】また、本発明が提供する電子カメラの制御
方法は、つぎの(1)〜(5)に記載のものである。
【0012】(1)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、
ストロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カ
メラの制御方法であって、ストロボ撮影状態の場合に前
記検出手段がストロボに指がかかっていると判断したと
きは、前記表示部材の出力をOFFすることを特徴とす
るもの(以下、第1の制御方法という)。
【0013】(2)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、
ストロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カ
メラの制御方法であって、ストロボ撮影状態の場合に前
記検出手段がストロボに指がかかっていると判断したと
きは、前記表示部材の画像信号表示の出力を禁止し、警
告表示の出力をすることを特徴とするもの(以下、第2
の制御方法という)。
【0014】(3)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手
段の出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する
手段とを有する電子カメラの制御方法であって、前記決
定手段の値が連動範囲外になったときは、前記表示部材
に被写体画像を表示することを禁止することを特徴とす
るもの(以下、第3の制御方法という)。
【0015】(4)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手
段の出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する
手段とを有する電子カメラの制御方法であって、前記決
定手段が決定したシャッタースピードがある値以下であ
るときは、前記表示部材に被写体画像を表示することを
禁止することを特徴とするもの(以下、第4の制御方法
という)。
【0016】(5)光画像を光電変換素子によって画像
信号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信
号を表示部材に表示する手段と、該変換手段で変換され
た画像信号をメモリーする手段とを有する電子カメラの
制御方法であって、前記メモリー手段がいっぱいになっ
てしまったときは、前記表示部材に被写体画像を表示す
ることを禁止することを特徴とするもの(以下、第5の
制御方法という)。
【0017】さらに、本発明が提供する記録媒体は、つ
ぎの(1)〜(5)に記載のものである。
【0018】(1)上記第1の制御方法を実現するため
のプログラムを格納した記録媒体(以下、第1の記録媒
体という)。
【0019】(2)上記第2の制御方法を実現するため
のプログラムを格納した記録媒体(以下、第2の記録媒
体という)。
【0020】(3)上記第3の制御方法を実現するため
のプログラムを格納した記録媒体(以下、第3の記録媒
体という)。
【0021】(4)上記第4の制御方法を実現するため
のプログラムを格納した記録媒体(以下、第4の記録媒
体という)。
【0022】(5)上記第5の制御方法を実現するため
のプログラムを格納した記録媒体(以下、第5の記録媒
体という)。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例によって説明する。
【0024】(実施例1)図1は、本発明を実施したフ
ィルム画像再生装置の簡単なブロック図である。
【0025】図において、1は撮影レンズである。AF
(オートフォーカス)駆動回路2は、例えば、ステッピ
ングモータによって構成され、マイクロコンピュータ1
6の制御によってレンズ1内のフォーカスレンズ位置を
変化させることによりフィルムにピントを合わせる。
【0026】ズーム駆動回路3は、例えば、ステッピン
グモータによって構成され、マイクロコンピュータ16
の制御によってレンズ1内の変倍レンズ位置を変化させ
ることにより撮影レンズの焦点距離を変化させる。絞り
駆動回路4は、例えばオートアイリス等によって構成さ
れ、マイクロコンピュータ16の制御によって絞り5の
光学的な絞り値を変化させる。
【0027】撮像素子としてはCCD6が用いられ、C
CD6は、光学的レンズ1によってその上に結像された
フィルム像を光電変換して電気信号として取り出す。こ
の際のシャッタースピードにあたる蓄積時間は、マイク
ロコンピュータ16により決定され、画像信号処理回路
10により制御される。
【0028】クランプ/CDS回路7やAGC8は、A
/D変換をする前の基本的アナログ処理を行う。マイク
ロコンピュータ16により、クランプレベルやAGC基
準レベルの変更も可能である。A/D変換部9はアナロ
グのCCD出力信号をデジタル信号に変換する。
【0029】映像信号処理回路10は、デジタル化され
たCCD画像データに、フィルター処理、色変換処理、
ガンマー/ニー処理を行い、メモリーコントローラー1
3に出力する。他方、この映像信号処理回路10は、D
A変換にも内蔵されており、CCD6から入力される映
像信号や、メモリーコントローラー13から逆に入力さ
れる画像データをアナログ信号に変換し、EVF駆動回
路11を通して液晶ファインダー(EVF)12に出力
することも可能である。これらの機能切り替えは、マイ
クロコンピュータ16とのデータ交換により行われ、必
要に応じてCCD信号の露出情報やフォーカス情報やホ
ワイトバランスやオートフォーカス情報をマイクロコン
ピュータ16に出力可能である。その情報を基に、マイ
クロコンピュータ16は、ホワイトバランスやゲイン調
整を行う。また、フォーカス情報を評価してAF駆動回
路2に通信してフォーカスレンズを駆動する。
【0030】メモリーコントローラー13では、映像信
号処理回路10から入力されたデジタル画像データをメ
モリー14に蓄積したり、逆にメモリー14から画像デ
ータを映像信号処理回路10に出力したりする。また、
メモリーコントローラー13は、外部インターフェース
15から送られてくる映像をメモリー14に記憶した
り、メモリー14に記憶されている画像を外部インター
フェース15から出力可能である。
【0031】外部インターフェース15は、外部と画像
データをやり取りするインターフェースであり、メモリ
ー14の残量などの情報もやり取りする。電源部17
は、各ICや駆動系に必要な電源を供給する。操作部材
18は、マイクロコンピュータ16に操作部材の状態を
伝え、マイクロコンピュータ16はその操作部材の変化
に応じて各部をコントロールする。19は、ストロボ制
御回路で、撮影の際に後述するストロボ303を制御す
る。20は、ストロボ303近辺のストロボの指かかり
検出センサー301により、ストロボに指がかかってい
るかいないかの検出をする検知回路で、検知結果をマイ
クロコンピュータ16に送る。
【0032】図2は本実施例を実施するカメラの概念図
である。
【0033】図において、301は、ストロボの指かか
り検出センサー(タッチセンサー)、302は撮影用レ
ンズ、303はストロボ、304は液晶ファインダー
(EVF)、305はレリーズ釦である。このような構
成となっているので、液晶ファインダー304で被写体
を確認しながら、レリーズ釦305を押せば、撮影画像
をメモリーに記憶することができる。
【0034】次に、図3のフロー図を用いて本実施例の
動作を説明する。この動作は、記録媒体に格納されてい
るプログラムにしたがってマイクロコンピューター16
によって実行される。本実施例で用いるカメラは、図2
のように、通常の撮影準備状態では、CCD6の出力を
EVF12に常に表示するものである。
【0035】(200):始め (201):映像信号処理回路10より受け取る露出情
報に基づいて、マイクロコンピュータ16がストロボを
発光すると判断したか、しなかったかの判定を行い、ス
トロボを発光する露出条件と判断した場合は(202)
に進み、ストロボを発光しない露出条件と判断した場合
は(204)に進む。
【0036】(202):ここでは、指かかり検出回路
20の出力が指がかかっていると判断したかどうかの判
断を行い、かかっていると判断した場合は(203)に
進み、かかっていないと判断した場合は(204)に進
む。
【0037】(203):映像信号処理回路10を通し
て、EVF駆動回路11を制御し、CCD6の出力をE
VF12に出力しないようにする。
【0038】(204):終わり。
【0039】上述のように、本実施例によれば、ストロ
ボが指でけられた失敗画像を撮影することを確実に防ぐ
ことができる。
【0040】(実施例2)実施例1は、ストロボ撮影時
にストロボに指がかかっている場合は、EVF12の表
示をOFFすることで、撮影者にそのことを意識させる
場合の例である。
【0041】これに対し、本実施例は、ストロボに指が
かかっている場合は、被写体像をEVF12には表示せ
ず、警告表示のみを表示する場合の例である。
【0042】図4のフロー図を用いて本実施例の動作を
説明する。この動作は、記録媒体に格納されているプロ
グラムに従ってマイクロコンピュータ16によって実行
される。本実施例で用いるカメラは、図2のように、通
常の撮影準備状態では、CCD6の出力をEVF12に
常に表示するものである。
【0043】(400):始め (401):映像信号処理回路10より受け取る露出情
報に基づいて、マイクロコンピュータ16がストロボを
発光すると判断したか、しなかったかの判定を行い、ス
トロボを発光する露出条件と判断した場合は(402)
に進み、ストロボを発光しない露出条件と判断した場合
は(405)に進む。
【0044】(402):ここでは、指かかり検出回路
20の出力が指がかかっていると判断したかどうかの判
断を行い、かかっていると判断した場合は(403)に
進み、かかっていないと判断した場合は(405)に進
む。
【0045】(403):映像信号処理回路10を通し
て、EVF駆動回路11を制御し、CCD6の出力をE
VF12に出力しないようにする。
【0046】(404):映像信号処理回路10を通し
て、EVF駆動回路11を制御し、EVF12に警告表
示「ストロボに指がかかってます!」などを表示する。
【0047】(405):終わり。
【0048】上述のように、本実施例によれば、ストロ
ボが指でけられた失敗画像を撮影することを確実に防ぐ
ことができるとともに、ストロボに指がかかっているこ
とを撮影者に明確に知らせることができる。
【0049】(実施例3)実施例2は、ストロボ撮影時
にストロボに指がかかっている場合にEVF12の被写
体像を消し、撮影者に警告を出すことで、撮影者にその
ことを知らせる場合の例である。これに対し、本実施例
は、CCD6の電子シャッタースピード値と絞り5で制
御できない露光量連動範囲外状態の場合にEVF12の
被写体像を消すことで、撮影者にそのことを警告する場
合の例である。
【0050】図5のフロー図を用いて本実施例の動作を
説明する。この動作は、記録媒体に格納されているプロ
グラムに従ってマイクロコンピュータ16によって実行
される。
【0051】(500):始め (501):映像信号処理回路10が出力する露光条件
が連動範囲外かどうかの判定をマイクロコンピュータ1
6が行い、範囲外と判定した場合は(502)に進み、
範囲内と判断した場合は(503)に進む。
【0052】(502):映像信号処理回路10を通し
て、EVF駆動回路11を制御し、CCD6の出力をE
VF12に出力しないようにする。
【0053】(503):終わり。
【0054】上述のように、本実施例によれば、露出が
制御できないアンダーまたはオーバーな失敗画像を撮影
することを確実に防ぐことができる。
【0055】(実施例4)実施例3は、制御できるCC
D6の電子シャッタースピード値と絞り5で制御できな
い露光連動範囲外状態の場合に、EVF12の被写体像
を消すことで、撮影者にそのことを警告する場合の例で
ある。これに対し、本実施例は、マイクロコンピュータ
16が映像信号処理回路10の出力する露出条件情報に
基づいて決定したCCD6の電子シャッタースピード値
が手ぶれを起こすある基準のシャッタースピードより遅
い場合に、EVF12の被写体を消すことで、撮影者に
そのことを警告する場合の例である。
【0056】図6のフロー図を用いて本実施例の動作を
説明する。この動作は、記録媒体に格納されているプロ
グラムに従ってマイクロコンピュータ16によって実行
される。
【0057】(600):始め (601):映像信号処理回路10が出力する露光条件
からマイクロコンピュータ16が決定したCCD6の電
子シャッタースピード値が、ある特定値より速いか遅い
かの判断を行い、遅い場合は(602)に進み、速い場
合は(603)に進む。
【0058】(602):映像信号処理回路10を通し
て、EVF駆動回路11を制御し、CCD6の出力をE
VF12に出力しないようにする。
【0059】(603):終わり。
【0060】ここにいう特定値とは、撮影しても手ぶれ
が多くていい絵が撮れないというシャッタースピード値
である。
【0061】上述のように、本実施例によれば、手ぶれ
画像の撮影を確実に防ぐことができる。
【0062】(実施例5)実施例4は、マイクロコンピ
ュータ16が映像信号処理回路10の出力する露出条件
情報に基づいて決定したCCD6の電子シャッタースピ
ード値が手ぶれを起こすある基準のシャッタースピード
より遅い場合に、EVF12の被写体像を消すことで、
撮影者にそのことを警告する場合の例である。これに対
し、本実施例は、撮影画像を保存しておくメモリー14
がいっぱいになった場合に、EVF12の被写体像を消
すことで、撮影者にそのことを警告する例である。
【0063】図7のフロー図を用いて本実施例の動作を
説明する。この動作は、記録媒体に格納されているプロ
グラムに従ってマイクロコンピュータ16によって実行
される。
【0064】(700):始め (701):メモリー14が撮影画像でいっぱいになっ
てこれ以上保存できないかどうかの判定を行い、保存で
きない状態になった場合は(702)に進み、保存でき
る場合は(703)に進む。
【0065】(702):映像信号処理回路10を通し
て、EVF駆動回路11を制御し、CCD6の出力をE
VF12に出力しないようにする。
【0066】(703):終わり。
【0067】上述のように、本実施例によれば、撮影者
にメモリーがいっぱいで撮影できないことを確実に知ら
せることができる。
【0068】(実施例6)本実施例は、図8に示すカメ
ラを図9に示すようにホールドして、正面側のストロボ
303に左手の指をかけたとき、背面側のEVF304
に指のマーク画像306を重ねて出すことで、撮影者に
そのことを警告する場合の例である。
【0069】図10のフロー図を用いて本実施例の動作
を説明する。この動作は、記録媒体に格納されているプ
ログラムに従ってマイクロコンピュータ16によって実
行される。
【0070】(1000):始め (1001):ストロボ撮影かそうでないかの判定を行
い、ストロボ撮影でない場合は(1004)に進み、ス
トロボ撮影の場合は(1002)に進む。
【0071】(1002):タッチセンサーがONかO
FFかの判定を行い、ONの場合は(1003)に進
み、OFFの場合は(1004)に進む。
【0072】(1003):図9に示すように指マーク
画像306をEVF12に重ねて表示する。
【0073】(1004):終わり。
【0074】上述のように、本実施例によれば、撮影者
にメモリーがいっぱいで撮影できないことを確実に知ら
せることができる。
【0075】上述のように、本実施例によれば、撮影者
にストロボに指がかかっていることを知らせることがで
きる。
【0076】
【発明の効果】(1)第1の電子カメラ、制御方法及び
記録媒体によれば、ストロボが指でけられた失敗画像を
撮影することを確実に防ぐことができる。
【0077】(2)第2の電子カメラ、制御方法及び記
録媒体によれば、ストロボが指でけられた失敗画像を撮
影することを確実に防ぐことができるとともに、ストロ
ボに指がかかっていることを撮影者に明確に知らせるこ
とができる。
【0078】(3)第3の電子カメラ、制御方法及び記
録媒体によれば、制御できないアンダーまたはオーバー
な失敗画像を撮影することを確実に防ぐことができる。
【0079】(4)第4の電子カメラ、制御方法及び記
録媒体によれば、手ぶれ画像の撮影を確実に防ぐことが
できる。
【0080】(5)第5の電子カメラ、制御方法及び記
録媒体によれば、メモリーがいっぱいで撮影できないこ
とを撮影者に明確に知らせることができる。
【0081】(6)電子カメラは一般に、電源の消費が
高いものが多いが、第1,2,3,4の電子カメラ、制
御方法及び記録媒体によれば、無駄な電源消費を防ぐこ
とができる。また、電子カメラは一般に、画像書き込み
に時間がかかるものが多いが、第1,2,3,4の電子
カメラ、制御方法及び記録媒体によれば、失敗画像を書
き込み中に撮影ができないから、シャッターチャンスを
逃がすのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のブロック図
【図2】 実施例の電子スチルカメラの概念図
【図3】 実施例1の動作を示すフロー図
【図4】 実施例2の動作を示すフロー図
【図5】 実施例3の動作を示すフロー図
【図6】 実施例4の動作を示すフロー図
【図7】 実施例5の動作を示すフロー図
【図8】 実施例6において操作する電子スチルカメラ
の概念図
【図9】 図8の電子スチルカメラの操作状態を示す図
【図10】 実施例6の動作を示すフロー図
【符号の説明】 1 撮影レンズ 2 AF駆動回路 3 ズーム駆動回路 4 絞り駆動回路 5 絞り 6 CDD 7 クランプCDS回路 8 AGC 9 A/D変換部 10 映像信号処理回路 11 EVF駆動回路 12 EVF 13 メモリーコントローラー 14 メモリー 15 外部インターフェース 16 マイクロコンピューター 17 電源 18 操作部材 19 ストロボ制御回路 20 指かかり検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 H04N 5/225 H04N 5/225 B Fターム(参考) 2H002 FB55 FB71 HA12 JA07 2H053 AA00 AC13 AC17 CA41 DA03 2H054 AA01 CD03 2H102 AA22 AB00 BA06 BA13 BA17 BB08 CA34 5C022 AA13 AB12 AB15 AB17 AC03 AC12 AC18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、スト
    ロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カメラ
    であって、ストロボ撮影状態の場合に前記検出手段がス
    トロボに指がかかっていると判断したときは、前記表示
    部材の出力をOFFすることを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、スト
    ロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カメラ
    であって、ストロボ撮影状態の場合に前記検出手段がス
    トロボに指がかかっていると判断したときは、前記表示
    部材の画像信号表示の出力を禁止し、警告表示の出力を
    することを特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手段の
    出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する手段
    とを有する電子カメラであって、前記決定手段の値が連
    動範囲外になったときは、前記表示部材に被写体画像を
    表示することを禁止することを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手段の
    出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する手段
    とを有する電子カメラであって、前記決定手段が決定し
    たシャッタースピードがある値以下であるときは、前記
    表示部材に被写体画像を表示することを禁止することを
    特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、該変換手段で変換された画
    像信号をメモリーする手段とを有する電子カメラであっ
    て、前記メモリー手段がいっぱいになってしまったとき
    は、前記表示部材に被写体画像を表示することを禁止す
    ることを特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、スト
    ロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カメラ
    の制御方法であって、ストロボ撮影状態の場合に前記検
    出手段がストロボに指がかかっていると判断したとき
    は、前記表示部材の出力をOFFすることを特徴とする
    電子カメラの制御方法。
  7. 【請求項7】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、ストロボ制御手段と、スト
    ロボ近辺に指があることの検知手段を有する電子カメラ
    の制御方法であって、ストロボ撮影状態の場合に前記検
    出手段がストロボに指がかかっていると判断したとき
    は、前記表示部材の画像信号表示の出力を禁止し、警告
    表示の出力をすることを特徴とする電子カメラの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手段の
    出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する手段
    とを有する電子カメラの制御方法であって、前記決定手
    段の値が連動範囲外になったときは、前記表示部材に被
    写体画像を表示することを禁止することを特徴とする電
    子カメラの制御方法。
  9. 【請求項9】 光画像を光電変換素子によって画像信号
    に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号を
    表示部材に表示する手段と、測光手段と、該測光手段の
    出力に応じてオートで絞りとシャッターを決定する手段
    とを有する電子カメラの制御方法であって、前記決定手
    段が決定したシャッタースピードがある値以下であると
    きは、前記表示部材に被写体画像を表示することを禁止
    することを特徴とする電子カメラの制御方法。
  10. 【請求項10】 光画像を光電変換素子によって画像信
    号に変換する手段と、該変換手段で変換された画像信号
    を表示部材に表示する手段と、該変換手段で変換された
    画像信号をメモリーする手段とを有する電子カメラの制
    御方法であって、前記メモリー手段がいっぱいになって
    しまったときは、前記表示部材に被写体画像を表示する
    ことを禁止することを特徴とする電子カメラの制御方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項6の電子カメラの制御方法を実
    現するためのプログラムを格納したことを特徴とする記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項7の電子カメラの制御方法を実
    現するためのプログラムを格納したことを特徴とする記
    録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項8の電子カメラの制御方法を実
    現するためのプログラムを格納したことを特徴とする記
    録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項9の電子カメラの制御方法を実
    現するためのプログラムを格納したことを特徴とする記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項10の電子カメラの制御方法を
    実現するためのプログラムを格納したことを特徴とする
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002281357A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

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