JP2000307660A - 無線データ通信システム - Google Patents

無線データ通信システム

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JP2000307660A
JP2000307660A JP10821199A JP10821199A JP2000307660A JP 2000307660 A JP2000307660 A JP 2000307660A JP 10821199 A JP10821199 A JP 10821199A JP 10821199 A JP10821199 A JP 10821199A JP 2000307660 A JP2000307660 A JP 2000307660A
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Tomoyoshi Ono
友義 大野
Ryuji Yamamoto
竜治 山本
Hiroyuki Otsuka
裕幸 大塚
Toshinori Tanaka
利憲 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット交換の通信回線を用いるかまたは回
線交換の通信回線を用いるかを切り替えることにより通
信回線の利用効率を向上し得る無線データ通信システム
を提供する。 【解決手段】 データ通信端末1がデータ通信装置2、
移動局3、基地局4、移動通信網5、ルータ装置61,
71、データ処理装置10、LAN8のパケット交換の
通信回線を介して他方のデータ通信端末9に接続され、
両データ通信端末1,9間でデータ通信を行っている時
に、データ量が増大すると、データ通信端末1はデータ
通信装置11、移動局12、基地局13、移動通信網1
4、デジタル網15、データ通信装置16、データ処理
装置10、LAN8の回線交換の通信回線に切り替え
て、データ通信端末9とデータ通信を行い、またこの接
続でデータ量が低減すると移動局のパケット交換の通信
回線経路に切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信端末、
データ通信装置および移動局を含む無線装置から無線回
線を介して移動通信システムに接続し、該移動通信シス
テムを経由してデータ通信を行う無線データ通信システ
ムに関し、更に詳しくは、無線装置が無線通信回線を介
して他の端末とデータ通信を行う移動通信システムにお
いて無線通信回線およびデジタル網通信回線の利用効率
を向上させ得る無線データ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線交換で接続される無線データ
通信システムにおいては、図6に示すように、データ通
信端末1からデータ通信装置2を介して移動局3に接続
され、移動局3から無線回線を介して無線基地局4に接
続され、無線基地局4から移動通信網5およびデジタル
網6を介してデータ通信装置7に接続され、データ通信
装置7からLAN(ローカルエリアネットワーク)8を
介して他方のデータ通信端末9に接続され、両データ通
信端末1,9の間で双方向のデータ通信を行うようにな
っている。
【0003】データ通信端末1は、例えば携帯用のノー
トパソコンであり、データ通信端末9は、事業所等に設
置されているデータベースサーバをここでは想定してい
る。データ通信装置7は、ダイヤルアップルータの機能
も具備しており、データ通信端末1からのIPの割当要
求に対する処理、ユーザの認証処理等も行う。データ通
信装置2とデータ通信装置7には、データを伝送するた
めのデータ伝送制御プロトコルが搭載されており、デー
タ通信端末1とデータ通信端末9との間の高品質なデー
タ通信を実現する。例えば、データ伝送制御プロトコル
とは、1997年4月からPHSのデータ通信サービス
を提供するために標準化されたPIAFS(PHS Intern
et Access Forum Standard;ピアフ)などがそれにあた
る。これにより、無線環境下でも安定した高品質なデー
タ通信を行うことができる。移動局3は、無線基地局4
と無線回線交換通信回線にて通信路が設定される。
【0004】従来の回線交換で接続される呼接続シーケ
ンスについて図7を参照して説明する。同図において、
データ通信装置2は、データ通信端末1からのデータ通
信開始要求を受け、移動局3へ呼接続要求を行う。移動
局3は、無線基地局4へ回線交換の無線通信回線の割当
要求信号を送出し、無線基地局4は、移動局3に対して
無線通信回線品質を満足する無線通信回線の検索を行
い、割当を行う。このようにして、当該移動局3と当該
無線基地局4の間で無線通信回線の確立が行われる。無
線基地局4は、無線通信回線の確立の後、データ通信装
置7との間で、回線交換の通信路を移動デジタル網5お
よびデジタル網6を通して確立する。以上の無線通信回
線およびデジタル網通信回線の確立により、呼接続動作
は完了する。
【0005】以上述べたような方法によりデータ通信を
行うための回線交換の通信路が設定され、データ通信端
末間でデータ通信が開始されるが、従来のデータ通信で
は、一旦確立されたデータ通信のための無線通信回線お
よびデジタル網通信回線は、ユーザからのデータ通信終
了要求があるまで保持されることになる。
【0006】次に、従来のパケット交換で接続される無
線データ通信のシステム構成について図8を参照して説
明する。同図において、移動局側のデータ通信端末1と
データ通信を行っているデータ通信端末9は、無線基地
局4、当該無線基地局4が収容されている移動通信網
5、当該移動通信網5に接続されているルータ装置6
1、当該ルータ装置61と専用線で接続され、当該ルー
タ装置61と対向して通信を行うルータ装置71、更に
当該ルータ装置71が接続されているLAN(ローカル
エリアネットワーク)8を介して接続されている。デー
タ通信端末1からのIPの割当要求に対する処理、ユー
ザの認証処理等は、無線基地局4の機能として提供され
る。データ通信装置2と無線基地局4には、データを伝
送するためのパケットデータ伝送制御プロトコルが搭載
されており、データ通信端末1とデータ通信端末9との
間で行われる高品質なデータ通信を実現する。移動局3
は、無線基地局4と無線パケット交換通信回線にて通信
路が設定される。
【0007】従来のパケット交換で接続される呼接続シ
ーケンスについて図9を参照して説明する。同図におい
て、データ通信装置2は、データ通信端末1からのデー
タ通信開始要求を受け、移動局3へ呼接続要求を行う。
移動局3は、無線基地局4へパケット交換の無線パケッ
ト通信回線の割当要求信号を送出し、無線基地局4は、
移動局3に対して無線パケット通信回線の割当を行う。
このようにして、当該移動局3と当該無線基地局4の間
で無線パケット通信回線の確立が行われる。このように
して、無線通信回線およびデジタル網通信回線の確立に
より、呼接続動作は完了する。以上の動作により、デー
タ通信端末1からのデータは、データ通信装置2を通し
て移動局3へ送られ、移動局3から送出され、無線基地
局4で受信されるパケットデータは、移動通信網5、ル
ータ装置61,71、およびLAN8を経由して、デー
タ通信端末9まで送られる。
【0008】従来のパケット交換で接続される無線デー
タ通信では、1つの無線パケット通信回線を同一基地局
配下の複数の移動局で利用するため、データ通信を行っ
ているユーザ数が多くなると、1人当たりの実効データ
伝送速度が低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ通信で
は、一旦確立されたデータ通信のための回線交換で接続
される通信回線は、ユーザからのデータ通信終了要求が
あるまで保持されることになる。そのため、WWWのよ
うなインターネットアクセスのデータ通信呼のように、
ユーザが受信データの閲覧をしている間等、確立してい
る無線通信回線およびデジタル網通信回線にてデータの
送受信されていない時間がある場合でも無線通信回線お
よびデジタル網通信回線が保持され、無線通信回線およ
びデジタル網通信回線の利用効率が低下するという問題
点がある。
【0010】また、パケット交換で接続されるデータ通
信では、1つの無線パケット通信回線を同一基地局配下
の複数の移動局で利用するため、データ通信を行ってい
るユーザ数が多くなると、1人当たりの実効データ伝送
速度が低下するという問題点がある。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、パケット交換の通信回線を用
いるかまたは回線交換の通信回線を用いるかを切り替え
ることにより通信回線の利用効率を向上し得る無線デー
タ通信システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、無線装置がパケット交換
網あるいは回線交換網を介してデータ通信を行う無線デ
ータ通信システムにおいて、前記無線装置は、通信中の
データ量に基づき、自身が接続する通信網をパケット交
換網にするか、あるいは、回線交換網にするかを自動的
に選択し接続する手段と、前記データ通信を行う際、デ
ータ通信のサービス種別に基づき、自身が接続する通信
網をパケット交換網にするか、あるいは、回線交換網に
するかを自動的に選択し接続する手段のうち、少なくと
も一つの手段と、前記回線交換網による通信が継続困
難、あるいは、通信中のデータ量が低減した場合、自動
的に前記パケット交換網に切り替えて通信を継続する手
段とを備えたことを要旨とする。
【0013】請求項1記載の本発明にあっては、無線装
置は、通信中のデータ量に基づき通信網をパケット交換
網に接続するかあるいは回線交換網に接続するかを選択
的に切り替えるか、あるいはデータ通信のサービス種別
に基づき、パケット交換網に接続するかあるいは回線交
換網に接続するかを選択的に切り替えるかを、少なくと
も一方で行ない、更に回線交換網による通信が継続困難
になった場合、あるいは回線交換網による通信のデータ
量が低減した場合、パケット交換網に切り替えて通信を
継続するため、無線回線およびデジタル網の回線利用効
率を向上し、システム全体の呼損を低減することができ
る。
【0014】また、無線装置がパケット交換網あるいは
回線交換網を介してデータ通信を行う無線データ通信シ
ステムであって、前記無線装置は、通信中のデータ量に
基づき自身が接続する通信網をパケット交換網にするか
あるいは回線交換網にするかを選択的に切り替える手段
と、前記データ通信を行う際に、データ通信のサービス
種別に基づき、自身が接続する通信網をパケット交換網
にするかあるいは回線交換網にするかを選択的に切り替
える手段と、前記回線交換網による通信が継続困難にな
った場合、あるいは回線交換網による通信のデータ量が
低減した場合、回線交換網からパケット交換網に切り替
えて通信を継続する手段とを有しても良い。
【0015】また、無線装置がパケット交換網あるいは
回線交換網を介してデータ通信を行う無線データ通信シ
ステムであって、前記無線装置は、前記データ通信を行
う際に、データ通信のサービス種別に基づき、自身が接
続する通信網をパケット交換網にするかあるいは回線交
換網にするかを選択的に切り替える手段と、前記回線交
換網による通信が継続困難になった場合、あるいは回線
交換網による通信のデータ量が低減した場合、回線交換
網からパケット交換網に切り替えて通信を継続する手段
とを有しても良い。
【0016】この場合、無線装置はデータ通信のサービ
ス種別に基づきパケット交換網に接続するかあるいは回
線交換網に接続するかを選択的に切り替え、回線交換網
による通信が継続困難になった場合あるいは回線交換網
による通信のデータ量が低減した場合、パケット交換網
に切り替えて通信を継続するため、無線回線およびデジ
タル網の回線利用効率を向上し、システム全体の呼損を
低減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る無線データ通信システムの構成を示す図である。
同図に示す無線データ通信システムにおいては、データ
通信端末1は、データ通信装置2を介して移動局3に接
続されるかまたはデータ通信装置11を介して移動局1
2に接続されるように構成され、移動局3からは無線回
線を介して無線基地局4または13に接続されるように
構成されている。また、無線基地局4からは移動通信網
5、ルータ装置61、専用線、ルータ装置71を介して
データ処理装置10に接続され、データ処理装置10か
らLAN8を介して他方のデータ通信端末9に接続され
るようになっている。更に、無線基地局13からは移動
通信網14、デジタル網15、データ通信装置16を介
してデータ処理装置10に接続され、データ処理装置1
0からLAN8を介して他方のデータ通信端末9に接続
されるようになっている。なお、上記構成において、デ
ータ通信端末1、データ通信装置2,11および移動局
3,12は、本発明の無線装置を構成するものである
が、この構成においてはデータ通信端末内にデータ通信
装置が内蔵されてもよいし、またデータ通信端末、デー
タ通信装置および移動局をすべて一装置としてまとめた
一体型の無線装置を構成するものであってもよく、これ
らの装置の各機能がいずれの装置に含まれ、どのように
構成されるかは問題でなく、要はデータ通信機能、端末
機能、移動局機能を具備していればよいものであること
は勿論のことである。更に、データ通信端末に移動局の
機能を内蔵し、例えばPDAのような携帯情報端末のよ
うに構成してもよいものである。
【0018】データ通信端末1は、具体的にはモバイル
パソコンを表し、小型で携帯可能なパーソナルコンピュ
ータである。データ通信装置2は、それに接続され無線
基地局4との間で、無線パケットデータの高信頼な無線
パケット通信を行うものである。例えば、無線パケット
通信回線におけるデータ伝送制御プロトコルとしては、
LAPPR(電子情報通信学会 IEICE TRANS.COMMUN.,
VOL.E80-B,NO.8 Aug.1997,pp.1192-1197)などがあり、
本プロトコル等がデータ通信装置2に実装される。移動
局3は、データ通信装置2と無線基地局4の間で送受信
される無線パケットデータを無線中継する。また、移動
局3は、無線パケットデータを送受信するために、無線
パケットアクセス制御の機能を具備しており、無線基地
局4との間で効率よく無線パケットデータの送受信を行
う。既存の無線パケット通信サービスにおいては、無線
基地局4で受信された無線パケットデータは、移動通信
網5に設置されているルータ装置61を通して、当該ル
ータ装置61と専用線を介して接続されるルータ装置7
1へ送られる。ここで、無線パケットデータのルーチン
グは、予め移動通信網5内の装置に移動局3からの無線
パケットデータがルータ装置61を経由し、ルータ装置
71へ送られるように設定されている。ルータ装置71
へ送られたパケットデータは、データ処理装置10に送
られ、LAN8を経由し、データ通信端末9へ到達す
る。
【0019】以上は、パケットデータの流れであるが、
本実施形態では、回線交換で接続されるデータ通信も取
扱う。その時のデータの流れを説明する。データ通信端
末1には、回線交換のデータ通信を行うデータ通信装置
11と移動局12が接続されている。移動局12は、無
線基地局13との間に、回線交換の呼接続処理を行い、
回線交換の無線通信路を設定する。当該無線基地局13
は、当該移動局12と無線通信路を設定すると同時に、
前記呼接続処理において移動局12から受信した着信番
号で指定されるデジタル網通信回線を設定する。そうす
ることで、データ通信端末1から送出されたデータは、
データ通信装置11、移動局12、無線基地局13、移
動通信網14、デジタル網15を経由して、データ通信
装置16へ送られる。更に、データ通信装置16へ送ら
れたデータは、データ処理装置10に送られ、LAN8
を経由し、データ通信端末9へ到達する。データ通信装
置11とデータ通信装置16の間では、無線回線での通
信品質の劣化が発生しても、両装置に実装されているデ
ータ伝送プロトコルにより高品質にデータ伝送ができ
る。例えば、データ伝送プロトコルとしては、平成9年
4月にPHSインターネットアクセスフォーラムで標準
化されたPIAFS(PHS Internet Access Forum Stan
dard;ピアフ)などがある。本プロトコルは、回線交換
の通信に適用されるデータ伝送プロトコルであるので、
前記LAPPRとは異なるものである。
【0020】ここで、データ通信装置2とデータ通信装
置11は一体になっていてもよく、例えば、PCカード
タイプで一体型となっている場合は、モバイルパソコン
であるデータ通信端末1のPCカードスロットが1つで
あっても、本発明方法の実装が可能であり、一体型のも
のの方がユーザにメリットがある。更に、移動局3と移
動局12も一体になっていてもよく、その方が、ユーザ
は、2台の端末を持ち歩く必要がないため、端末の携帯
性を向上することが可能となる。
【0021】次に、図2に示す呼接続シーケンスを参照
して、図1に示す実施形態の作用について説明する。
今、データ通信端末1からデータ通信端末9へ発信接続
し、データをデータ通信端末1からデータ通信端末9へ
送信することを考える。まず、データ通信を開始する
前、または、データ通信開始時には、パケット回線でデ
ータリンクを確立する。パケット回線は、データリンク
を確立しても、実際に送受信するデータが発生しない限
り、無線区間には信号が送出されない特徴を持ってい
る。更に、本データリンクを確立しているユーザは、デ
ータリンク確立先、例えば電子メールサーバ等に常時接
続されている環境を作ることができるため、無線経由で
データリンクが確立されていても、有線のLANに接続
されているような環境を提供することが可能であり、い
つでも最新の情報を手に入れることができる。前述した
図6に示すような回線交換でのデータ通信を利用する場
合には、最新の情報があるかどうかをユーザからその都
度、回線交換で通信回線を確立してチェックしていた。
【0022】データ通信を行うためにデータ通信端末1
からデータ通信装置2へデータ通信開始要求信号の送出
を行う。この時、当該データ通信開始要求信号には、デ
ータ通信端末1がパケット交換でデータ通信を行う旨の
情報が含まれている。
【0023】当該データ通信装置2は、移動局3にパケ
ット交換の呼接続要求を行う。更に移動局3は、無線基
地局4に対して無線パケット通信回線の割当要求を無線
パケット通信回線割当要求信号にて通知する。無線基地
局4は、移動局3に無線パケット通信回線割当信号にて
無線パケット通信回線の割当を行う。こうすることによ
り、移動局3と無線基地局4の間で無線パケット通信回
線が確立される。移動局3と無線基地局4の間で無線パ
ケット通信回線が確立されると、移動局3は、呼接続完
了信号をデータ通信装置2へ通知し、更に、呼接続完了
信号はデータ通信端末1へと伝送される。
【0024】以上のように、パケット通信回線の確立が
終了すると、データ通信端末1とデータ通信端末9の間
でデータ通信が開始される。データ通信端末1から送出
されるデータは、データ通信装置2を通し移動局3を介
して無線基地局4へ送られる。当該データは、無線区間
を経由するため無線品質劣化に伴うエラーが生じるた
め、一般に無線回線で発生した誤り回復の制御手順を備
えている。当該誤り回復の制御手順が、データ通信装置
2と無線基地局4との間で行われることになる。誤り回
復の制御が行われたデータは、無線基地局4から移動通
信網5へ送られる。移動通信網5へ送られたデータは、
予め移動局3から送信されたデータが、ルータ装置61
へ送られることが移動通信網5内で設定されているの
で、ルータ装置61へ送られる。ルータ装置61は、専
用線を介してルータ装置71へ接続されているため、当
該データは、ルータ装置71へ到達する。ルータ装置7
1は、データ処理装置10へ接続され、当該データはデ
ータ処理装置10へ送出され、更にLAN8を経由して
データ通信端末9へ送られることになる。
【0025】データ処理装置10は、データのルーチン
グ制御を行っている。具体的には、ルータ装置71から
受信したデータは、TCP/IPのデータであり、TC
P/IPデータには、一般にIPアドレスと言われるコ
ンピュータネットワークにおける装置アドレスが付随し
ている。データ処理装置10は、本TCP/IPデータ
からIPアドレスを読み取り、何処のIPアドレスの装
置へデータを送っているかを判別することができる。こ
こで、例えばデータ通信端末1のIPアドレスが1であ
り、データ通信端末9のIPアドレスが2であったとす
ると、データ処理装置10が受信したTCP/IPのデ
ータから、送信先のIPアドレスが2であれば、データ
通信端末9へのTCP/IPデータであることが判別で
きる。上記では、データ通信端末1からデータ処理装置
10へのデータ送信を述べてきたが、一般には、逆のデ
ータのやりとり、つまり、データ処理装置10からデー
タ通信端末1へのデータ送信も正しく行わなければ、デ
ータ通信はできない。一般には、TCP/IPの通信を
開始する場合、TCP/IPデータの送受信される装置
のIPアドレスをお互い交換してから通信を開始する。
そのため、データ処理装置10は、LAN8から受信し
たTCP/IPデータから、送信先のIPアドレスを判
読し、お互いTCP/IP通信を行っている装置のIP
アドレスを知ることが可能である。例えば、先の例で
は、IPアドレス1とIPアドレス2の装置、つまり、
データ通信端末1とデータ通信端末9の間でTCP/I
P通信を行っていることをデータ処理装置10は知るこ
とができ、LAN8から受信したTCP/IPデータか
ら送信先IPアドレスを取得し、本IPアドレス1であ
った場合、ルータ装置71の回線へTCP/IPデータ
をルーチングすればよいことがわかる。
【0026】以上述べてきたように、データ処理装置1
0は、受信したTCP/IPデータから送信先IPアド
レスを判読し、送信先の装置へ正しくデータを送信する
ためのスイッチの機能を果たしている。
【0027】データ通信端末1は、データ通信装置2と
の間で送受信されるデータ量を一定時間間隔で監視して
おり、当該データ量が予めデータ通信端末1に設定され
ている設定値を越えているかどうかを監視している。例
えば、当該設定値が10kbit/sであった場合、監
視の時間間隔を1秒とすれば、当該監視時間内に送受信
されるデータ量が10kbit以上であった場合に設定
値を越えた、つまりトラヒックが大であると判断する。
【0028】次に、図3に示す接続シーケンスを参照し
て、データ通信端末1において、観測されたデータ量が
設定値を越えたと判断した場合の作用について説明す
る。この場合には、データ通信端末1は、データ通信装
置11へデータ通信開始要求信号の送出を行う。この
時、当該データ通信開始要求信号には、データ通信端末
1が回線交換でデータ通信を行う旨の情報が含まれてい
る。
【0029】当該データ通信装置11は、移動局12に
回線交換の呼接続要求を行う。更に移動局12は、無線
基地局13に対して、回線交換の無線通信回線の割当要
求を無線通信回線割当要求信号にて通知する。無線基地
局13は、移動局12に無線通信回線割当信号にて、回
線交換の無線通信回線の割当を行う。こうすることによ
り、移動局12と無線基地局13の間で回線交換の無線
通信回線が確立される。当該無線基地局13は、移動局
12と無線通信回線の確立を行うとともに、移動通信網
14およびデジタル網15に対して、回線交換の手順
で、通信回線の確立を行い、データ通信装置16との間
に通信回線の確立を完了すると、データ通信装置16
は、呼接続完了の信号をデジタル網15に対して送出
し、更に、本呼接続完了の信号は、移動通信網14、無
線基地局13、移動局12、データ通信装置11を経由
して、データ通信端末1まで伝送される。そのようにし
て、回線交換の通信回線がデータ通信端末1とデータ通
信装置16の間で設定される。
【0030】ここで、データ通信装置11が移動局12
に回線交換の呼接続要求を行い、さらに移動局12が無
線基地局13に対して、回線交換の無線通信回線の割当
要求を行ったとき、無線基地局13が移動局12に対し
て割当可能な無線通信回線が存在しない場合、無線基地
局13は、移動局12に対して無線通信回線の割当が出
来ないことを通知する。従来の回線交換だけで接続され
る通信では、無線通信回線の割当不可の時点で呼損にな
るが、本方式では、既に確立しているパケット通信回線
で通信を継続する。従って、スループットは、低下する
が、呼損になることはない。
【0031】以上のように、データ通信端末1とデータ
通信装置16の間で回線交換の通信回線の確立が終了す
ると、データ通信端末1は、データ通信装置2へ送出し
ていたデータをデータ通信装置11へ送出するように切
り替えを行う。データ通信装置11へ送られたデータ
は、移動局12、無線基地局13、移動通信網14、デ
ジタル網15を経由し、データ通信装置16へ送られ
る。当該データは、無線区間を経由するため無線品質劣
化に伴うエラーが生じるため、一般に無線回線で発生し
た誤りの回復の制御手順を備えている。当該誤り回復の
制御手順が、データ通信装置11とデータ通信装置16
との間で行われることになる。例えば、本誤り回復の制
御手順としては、PIAFS(PHS Internet Access St
andard;ピアフ)などがある。誤り回復処理が行われた
データは、データ通信装置16からデータ処理装置10
へ送られ、更にLAN8を経由して、データ通信端末9
へ送られることになる。
【0032】このようにして、データ通信端末1とデー
タ通信端末9との間で通信されるデータは、回線交換の
通信回線が確立した後に、今まで、パケット通信回線を
用いて、送受信されていたものから、回線交換の通信回
線を用いて、送受信されるものへ切り替えられることに
なる。更に、データ処理装置10は、今まで、ルータ装
置71から受信していた送信先IPアドレスの同じTC
P/IPデータをデータ通信装置16から受信したこと
を認識し、LAN8から受信するデータ通信端末1とデ
ータ通信端末9の間で送受信されるデータをデータ通信
装置16へ送信するように切り替える。この場合、デー
タ通信端末1から送出されるデータは、データ通信装置
11へ送られ、またLAN8からのデータは、データ処
理装置10がデータ通信装置16へ送出するため、パケ
ット交換の通信回線上では、データの送受信は行われな
い。パケット交換での通信は、従量課金であるため、デ
ータの送受信が行われない場合は、通信料金がかからな
いため、パケット交換の通信回線の解放を行う必要はな
い。
【0033】更に、データ通信端末1は、回線交換の通
信回線を用いてデータ通信を開始してからも、データ通
信装置11との間で送受信されるデータ量を一定時間間
隔で監視しており、当該データ量が予めデータ通信端末
1に設定されている設定値を下回っているかどうかを監
視している。例えば、当該設定値が10kbit/sで
あった場合、監視の時間間隔を1秒とすれば、当該監視
時間内に送受信されるデータ量が10kbit以下であ
るかを判断しており、設定値を下回ったとき、トラヒッ
クが小であると判断する。
【0034】次に、図4に示す接続シーケンスを参照し
て、データ通信端末1において、観測されたデータ量が
設定値を下回ったと判断した場合の作用について説明す
る。この場合には、データ通信端末1は、データ通信装
置11へデータ通信終了要求信号の送出を行う。
【0035】当該データ通信装置11は、移動局12に
回線交換の呼解放要求を行う。更に移動局12は、無線
基地局13に対して、回線交換の無線通信回線の解放要
求を無線通信回線解放要求信号にて通知する。無線基地
局13は、移動局12からの無線通信回線の解放要求を
受信すると、移動通信網14およびデジタル網15に対
して、回線交換の手順で、通信回線の解放要求を行い、
データ通信装置16との間で通信回線の解放を完了する
と、移動通信網14は、通信回線解放完了の信号を無線
基地局13に対して送出し、更に、本通信回線解放完了
の場合は、移動局12へ送られ、移動局12からデータ
通信装置11へ呼解放完了の信号が送出され、データ通
信装置11からデータ通信端末1へデータ通信終了応答
の信号が送られ、そのようにして、回線交換の通信回線
がデータ通信端末1とデータ通信装置16の間で解放さ
れる。
【0036】以上のように、データ通信端末1とデータ
通信装置16の間で回線交換の通信回線の解放が終了す
ると、データ通信端末1は、データ通信装置11へ送出
していたデータをデータ通信装置2へ送出するように切
り替えを行う。データ通信装置2へ送られたデータは、
移動局3、無線基地局4、移動通信網5、ルータ装置6
1、ルータ装置71を経由し、データ処理装置10へ送
られ、更にLAN8を経由して、データ通信端末9へ送
られることになる。
【0037】このようにして、データ通信端末1とデー
タ通信端末9との間で通信されるデータは、回線交換の
通信回線が解放された後に、今まで、回線交換の通信回
線を用いて、データの送受信されていたものから、パケ
ット交換の通信回線を用いて、データの送受信されるも
のへ切り替えられることになる。更に、データ処理装置
10は、今まで、データ通信装置16から受信していた
送信先IPアドレスの同じTCP/IPデータをルータ
装置71から受信したことを認識し、LAN8から受信
するデータ通信端末1とデータ通信端末9の間で送受信
されるデータをルータ装置71へ送信するように切り替
える。この場合、既にパケット交換の通信回線が確立さ
れているので、再度、パケット交換の通信回線の確立を
行う必要はない。
【0038】上記の例では、パケット交換と回線交換の
通信回線の切替制御を一定間隔で観測するデータ量で行
っているが、本制御は、データ通信端末1で動作するデ
ータ通信サービスの種類により切り替えることも可能で
ある。以下、例を交えて説明する。
【0039】データ通信を行う場合、要求するデータ通
信サービスが複数存在する。例えば、電子メールサービ
ス、WWWアクセスサービス、ファイル転送サービスな
ど様々なデータ通信サービスがある。このサービスを識
別するために、TCP/IPの通信では、図5に示すよ
うにTCPヘッダのポート番号領域に設定しているポー
ト番号でデータ通信サービスの識別を行っている。例え
ば、電子メールサービス(Simple Mail Transferプロト
コル)であれば、ポート番号25、WWWアクセスサー
ビス(HTTP)であれば、80、ファイル転送サービ
ス(File Transfer プロトコル)であれば、20となっ
ている。つまり、データ通信端末1は、データ通信が行
われるTCP/IPフレームのTCPヘッダに設定して
ある送信先ポート番号を読み出し、本送信先ポート番号
により、データ通信を行っているサービス種別を認識す
ることができる。そこで、このデータ通信のサービス種
別に従って、そのサービスに最適な通信回線を選択する
ことが可能である。例えば、データ量の少ない電子メー
ルサービスやホストコンピュータへアクセスするための
Telnetサービスであれば、パケット交換の通信回
線を選択し、逆にデータ量の多いWWWアクセスサービ
スやファイル転送サービスでは、回線交換の通信回線を
選択する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信中のデータ量に基づきおよび/またはデータ通信の
サービス種別に基づき無線装置をパケット交換網に接続
するかあるいは回線交換網に接続するかを選択的に切り
替えるとともに、更に回線交換網による通信が継続困難
になった場合あるいは回線交換網による通信のデータ量
が低減した場合、パケット交換網に切り替えて通信を継
続するので、無線回線およびデジタル網の回線利用効率
を向上し、システム全体の呼損を低減することができ
る。具体的には、例えばWWWのようなインターネット
アクセスのデータ通信呼のように、ユーザが受信データ
の閲覧をしている間等、確立している回線交換の通信回
線にてデータの送受信されていない時間があるとき、パ
ケット交換の通信回線を用いるため、無線回線およびデ
ジタル網の回線利用効率が向上し、システム全体の呼損
を減らすことが可能となる。また、回線交換の通信回線
では、時間課金されるが、データの送受信が行われてい
ないか、または、非常に少ないデータ量の送受信しか行
われていない間は、パケット交換の通信回線へ切り替わ
るので、回線使用料金の低減も期待できる。更に、パケ
ット交換の通信回線でデータリンクを確立することで、
ユーザは、データリンク確立先、例えば、電子メールサ
ーバ等に常時接続されている環境を作ることができるこ
とから、無線経由でデータリンクが確立されていても、
有線のLANに接続されているような環境を提供するこ
とが可能であり、絶えず最新の情報を手に入れることが
可能である利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線データ通信シス
テムの構成を示す図である。
【図2】図1に示す無線データ通信システムにおける呼
接続処理を示すシーケンスチャートを示す図である。
【図3】図1に示す無線データ通信システムにおける回
線交換の通信回線確立処理を示すシーケンスチャートで
ある。
【図4】図1に示す無線データ通信システムにおける回
線交換の通信回線解放処理を示すシーケンスチャートで
ある。
【図5】TCPフレームの構成を説明するための図であ
る。
【図6】従来の回線交換の無線データ通信システムの構
成を示す図である。
【図7】図6に示す無線データ通信システムの呼接続処
理を示すシーケンスチャートである。
【図8】従来のパケット交換の無線データ通信システム
の構成を示す図である。
【図9】図8に示す無線データ通信システムの呼接続処
理を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1,9 データ通信端末 2,11 データ通信装置 3,12 移動局 4,13 無線基地局 5,14 移動通信網 8 LAN 10 データ処理装置 15 デジタル網 61,71 ルータ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 裕幸 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 田中 利憲 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA01 HA08 HC09 HC14 HD06 JL01 JT09 LB05 MB11 5K033 DA05 DA17 5K067 AA12 AA13 BB21 EE02 EE16 GG01 HH11 5K101 KK02 LL02 LL05 LL12 MM01 MM04 MM05 QQ08 QQ09 QQ11 RR27 SS07 TT03 UU19 UU20 VV01 9A001 CC05 CC07 CC08 EE01 KK56

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線装置がパケット交換網あるいは回線
    交換網を介してデータ通信を行う無線データ通信システ
    ムにおいて、 前記無線装置は、 通信中のデータ量に基づき、自身が接続する通信網をパ
    ケット交換網にするか、あるいは、回線交換網にするか
    を自動的に選択し接続する手段と、 前記データ通信を行う際、データ通信のサービス種別に
    基づき、自身が接続する通信網をパケット交換網にする
    か、あるいは、回線交換網にするかを自動的に選択し接
    続する手段のうち、少なくとも一つの手段と、 前記回線交換網による通信が継続困難、あるいは、通信
    中のデータ量が低減した場合、自動的に前記パケット交
    換網に切り替えて通信を継続する手段とを備えたことを
    特徴とする無線データ通信システム。
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