JP2004040824A - ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置及び方法 - Google Patents

ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置及び方法 Download PDF

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Abstract

 【課題】 ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置及び方法を提供する。
 【解決手段】 この装置では、携帯電話、ポータブル・コンピュータ等、エンドユーザの移動通信用加入者ユニットとの間でメッセージのワイヤレス転送を行ない、携帯電話、コンピュータ、ファクシミリ等のエンドユーザ通信デバイスのユーザが、ワイヤレス転送を高速化するため使用可能なエアリンク通信チャネルの割当てと総合化を要求できる。使用可能なエアリンク・チャネルを検出/予約及び総合化し、エンドユーザ通信デバイス間(一方は移動式)でメッセージを転送するため、通常は情報転送ネットワーク、チャネル通信無線機、及びマイクロプロセッサが用いられる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、一般的にはワイヤレス・エア(無線)リンク通信に可変帯域幅を提供する装置及び方法に関し、特に、使用可能なエアリンク通信チャネルを総合することによって、携帯電話やポータブル・コンピュータ等、移動通信無線のユーザにワイヤレス可変帯域幅が要求によって割当てられるようにする装置及び方法に関する。
 データまたは情報の転送は、別々の場所で通信するデスクトップ・コンピュータまたはパーソナル・コンピュータ間、コンピュータとファクシミリとの間、及び電話とコンピュータとの間で広く行なわれている。どのような通信であっても、送信側デバイスは"発信側"或いは"発信側アドレス"として識別され、受信側デバイスは"ターゲット・アドレス"になる。発信側デバイスとターゲット・デバイスは通常、通信が進行中であれば何度か役割を変えるが、ある時間をみれば一方のデバイスは発信側であり他方はターゲットである。
 シンプルなコンピュータ・ネットワークには、発信側デバイス、少なくとも1つの情報転送ネットワーク、ターゲット・デバイス、及び発信側、情報転送ネットワーク、ターゲットをつなぐ通信ケーブルがある。通常、発信側デバイスとターゲット・デバイスは、直接リンク転送でモデムまたはサーバ、或いはサーバかモデムのどちらか、または両方を使用するローカル・エリア・ネットワークを通して通信するコンピュータを含む。現在用いられている通信デバイスには、ワイヤレス・エアリンク・チャネルを通して通信する携帯電話、ポータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ、またその組み合わせ等がある。直接リンク通信デバイスは、一般には直接リンク、すなわち通常は商用電話回線、銅線、光ファイバ・ケーブル、リース回線、私設回線等であるワイヤ接続やケーブル接続を通して情報を転送する。直接リンク転送の場合、情報転送ネットワークは発信側からメッセージやデータを受け取り、ターゲット・アドレスに通信を転送またはルーティングする。このようなリンクは安定しており、エラー・フリーであるので高速或いは低速の連続パケット転送が可能である。ワイヤレス転送の場合、メッセージは小さい単位に分けられる。この単位のサイズは、中間のネットワーク、転送速度、及びエラー訂正方式により異なる。メッセージは次に一定速度のエアリンク・チャネルを通して送受信局に転送される。これらユーザ・データ単位は、カプセル化によりパケットとしてパケット・ネットワークを通して送られるか、単に非パケット・ネットワークを通してターゲット・デバイスにシーケンシャルに送られる。どのような通信においても、メッセージのサイズ及び発信側と最終ターゲットの間の距離に応じて、一般にクラウドと呼ばれるパケット・システムや非パケット・システムの情報ネットワークが2つ以上は関係する。
 情報転送ネットワークは一般に、PSTN(public switch telephone network)等の非パケット・システムかパケット・ネットワークを含む。PSTN、すなわち非パケット・ネットワークは、電話会社によって用いられるタイプのネットワークである。一般にPSTNは、番号をダイヤルすることによって、あらかじめ選択された交換機がアクティブになったときに電話回線を通してエンドユーザのメッセージをルーティングする複数の交換機を含む。通常、PSTNのエンドユーザ・メッセージは、ネットワークによって採用された通信ソフトウェアとモデムに記録されている通り、所定時間、所定シーケンスで分割され、ターゲット・アドレスまたはモデムに送られる。PSTNは定期的に停止して自体の同期をとり直し、エラーをチェックする。電話会社は、情報が伝えられたかどうかとは無関係に、通信デバイス間でPSTN接続が確立された総時間についてコンピュータ・ユーザまたはユーザに課金を行なう。これは長距離電話での課金に例えることができる。一般にPSTNのコンピュータは、電話回線を通してコンピュータ間に直接リンクをなす、ダイヤルされる数字とモデムを通して通信する。モデムは、電話のように、目的のターゲット・コンピュータのモデムの電話番号をダイヤルし、PSTN内の対応する交換機をアクティブにして、ターゲット・アドレスにアクセスする。従って、コンピュータ・モデム間に通信リンクが確立されるときはいつでも、ユーザはモデムが通信リンクを確立した総時間について課金される。
 パケット・ネットワークはPSTN通信に代わるものを提供する。パケット・ネットワークはパブリックとプライベートの通信ネットワーク・クラウドを提供する。これらはコマンド・ベースのサービスであり、データ情報のパケットを転送するためにパケット・ルータの網を使用する。通常、パケット・ルータの網は典型的なパケット・ネットワークからなり、ネットワークは特定のパケット・ルータ・ルートを通してパケットを転送する。PSTNキャリア・システムとは対照的に、パケット通信ネットワークのサーバは、パケット・ルータを使ってエンドユーザのメッセージ単位をパケットとしてルーティング及び転送し、一般にカスタマは転送されたパケット数またはパケット当たりの情報のビット数により課金される。従ってパケット・ルータとは、情報のパケットを、そのターゲット・アドレス或いは別のパケット・ルータにルーティングされて通信内容が転送される際に、一時的に格納して転送する通信キャリアに過ぎない。ユーザ・データのメッセージ単位はカプセル化によりパケットにされ、アドレス・ヘッダ、エラー訂正ビット、同期ビット等が付けられる。パケットはパケット・ルータ・ネットワークを通してターゲット・アドレスにルーティングされる。メッセージやデータ列を転送するために用いられるルートの数は、ネットワーク・クラウドの管理、ネットワークの容量、及び転送負荷の大きさによる。従って、あるメッセージはターゲットに転送されるまでに1つのルータしか通過せず、またあるメッセージはターゲットに届くまでに複数のルータを通過することがある。
 パケット・ネットワーク間、またはパケット・ネットワークとターゲット間の通信はPSTNに用いられるものとは異なるが、モデム及びソフトウェアにより行なわれる。パケット・ネットワークは、"ユーザID、コンピュータ名、会社名、ネットワーク名"のような正規のアドレスを用いる。これは通常のテキスト、数字列、またはその組み合わせであり、アドレスされたメッセージが通過するネットワークのタイプによる。
 ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)は、適度な数のローカルなコンピュータ・グループが、Ethernet(R)等、数少ない標準的方法の1つにより接続されたものである。例えば、これらコンピュータがピアとしてネットワークを共有したり、サーバと呼ばれる共有リソースを使用して、インターネットの場合のように他のネットワークと通信できるようにLAN内のコンピュータをサポートしたりできる。サーバは基本的には、他のネットワークへのゲートウェイを提供する。サーバはまた、プリンタ・キューとして機能するプリント・サーバや、ファイル・ライブラリにアクセスするためのファイル・サーバにもなる。通信サーバは、ネットワークに接続するときにはルーティング機能を組み込んだり、外部ルーティング・マシンに接続したりできる。外部ルーティング・マシンとは、パケット・データ・ネットワークの場合にはパケット・ルータであり、LAN内でエンドユーザのコンピュータがアクセスし共有するモデム群である。前者の場合、サーバはパケット・ルータとターゲット・デバイスとの間のリンクを提供し、ここでLANは、ユーザ識別コードやターゲット・ターミナルのアドレスをもとに、サーバからターゲット・アドレスに通信内容を直接リンクする。LANネットワーク・サービスは、電話会社から電話回線をリースするか、私設回線を提供して通信データのパケットを転送する。
 通常、コンピュータはサーバを利用してパケット・ルータと通信する。データ転送を始める際、コンピュータは、そのユーザIDを通して、コマンドをLANに送って通信内容を目的のターゲット・アドレスに転送する。LANはそのサーバをアクティブにしてからサーバを通してコマンドとデータを送る。サーバはパケット・ルータ・ネットワーク等、目的の情報転送ネットワークとリンクする。必ずしもすべてのコンピュータ・ターミナルがローカル・エリア・ネットワークを通してリンクされるわけではない。パケット・ルータ・システムを通したデータ転送を準備する際にサーバと直接通信することもある。パケット転送ネットワークは、選択されたパケット・ルータへのデータ転送を受け入れる。パケット・ルータは一時的にパケット内の情報を格納し、必要な場合は、データが最終的にターゲット・コンピュータまたはコンピュータのサーバに届くまで次のルータへ転送する。ターゲット・サーバはターゲット・アドレスを見つけ、ターゲット・ターミナルやターゲットLANがデータ転送内容を受け取ってターゲット・ターミナルへルーティングできるようにする。
 データ情報のサイズと通信チャネルにより転送速度が決定される。例えば、用いられるコンピュータや情報転送ネットワークによるが、数キロバイト程度の小さいメッセージは転送に数分しかかからず、大きい表計算シートやビデオ等、メガバイトのメッセージには数時間かかる。その結果、通信リンクが維持される時間によってカスタマが課金される代表的な低速PSTNシステムの場合、大きいメッセージを転送するのは比較的コスト高になる。パケット・ルータを利用した通信ネットワークは、厳密なオンライン時間ではなくパケットにより課金するのでそれほど高価ではないが、大きいメッセージを一定速度で転送するときはコスト高になることがある。
 直接リンクされ、パケット・ルータ及びサーバを通して、また場合によってはPSTN交換回路を通して通信するデバイスは、チャネル転送機器を使用してワイヤや直接リンクの転送帯域幅を変え、転送速度を上げることができる。チャネル機器は通信帯域幅を拡大するので、大きいメッセージをより便利に高速に転送できる。従来のチャネル機器は、広い総帯域幅が得られるように転送ラインの使用可能なチャネルを検索し、これらのチャネルを総合する。発信側コンピュータは転送前にパケット・ルータを通してコマンドを送り、帯域幅を大きくするためにチャネルの総合化を要求する。チャネル機器は、要求された帯域幅をその特定の転送経路で使用できる総帯域幅から提供することで、使用可能なチャネルを見つけて総合する。
 しかし問題は、通信チャネルの総合化はエアウェイ帯域幅チャネルで情報を転送するワイヤレス・エアリンク・プロトコルには利用できないということである。すなわち従来のワイヤレス通信システムは、ケーブルや電話回線を通して直接通信するコンピュータ・システムのように、エアリンクの使用可能なチャネルを総合してエアリンク通信チャネルの総帯域幅を増やすことはできない。ワイヤレス通信は可変帯域幅が使用できないので、一定速度での、すなわち1つのチャネルを通した転送に限られる。ワイヤレス・リンクで通信データを転送するためのチャネルはどの時間でも複数存在するが、これらのチャネルはそれぞれ帯域幅が固定である。ワイヤード・リンクではチャネルの総合化がされているが、ワイヤレス通信ではそうではない。現在の加入者リモート通信デバイスは、要求によって可変エアリンク帯域幅を割当てて、ワイヤレスすなわちエアリンクの転送に使用可能なエアリンク・チャネルの総帯域幅を上げることはできない。直接ケーブル・リンクで情報を送るコンピュータは帯域幅の拡大を指示し、要求に応じてその帯域幅を変えられるが、携帯電話、ポータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ等のリモート・デバイスは単一チャネル転送に限られる。すなわち、リモート通信デバイスは最初、ある固定帯域幅チャネルでワイヤレス・ハイウェイを通してデータを送受信局に転送し、帯域幅の拡大や使用可能なチャネルの総合化を要求して総帯域幅を大きくしたり、ワイヤレス・データ転送速度を上げたりはできない。従って、直接リンク・チャネルを総合する機能は、ワイヤレス通信では効果がなく、帯域幅を大きくすることができないのでエアリンクでのメッセージ転送は遅くなる。
 その結果、既存のワイヤレス・エアリンク・プロトコルでは一定速度でのデータ転送しか出来ず、通常はどのようなネットワークでも速度は1つである。これは、チャネルの周波数と既存無線チャネルのガードバンド分離による場合があるが、ほとんどの場合、追加チャネルで帯域幅容量の増加を要求することは簡単にはできなないこと、また既存チャネルを総合して広帯域幅のチャネルを得ることができないことによる。そのため、データ量が比較的多いメッセージの転送は固定帯域幅の単一チャネルに限られ、エアリンクによる転送は従来のワイヤード・リンクを通して通信するシステムによる場合よりもかなり時間がかかる。従って、帯域幅の増加とチャネルの総合化を要する関連リンクは、リモート通信デバイスや移動通信デバイスと送受信局の間のワイヤレス・エアリンクである。というのは、通信内容がローカルの受信ポイントに届けば電話回線等のケーブルの総合チャネルを通して転送できるからである。従って、エンドユーザの通信システムの能力が充分に活用できるように、ワイヤレス通信の総帯域幅を拡大するため、ワイヤレス・エアリンク・チャネルを総合する装置または方法が求められる。
 従来技術ではチャネルを割当て、チャネルの代替ルーティングを行ない、ガードバンドをデータ転送に使用し、ある場所でのチャネル使用を最適化し、チャネルの未使用スポット(quiet spots)間のチャネル・ホッピングを利用し、無線通信用のチャネルを割当てるデバイスがいくつか考案されているが、これらのデバイスは上述の問題に取り組まず、また解決せず、ワイヤレスすなわち無線のチャネルで情報転送の速度と効率を高め、ワイヤレス・エアリンク通信ゾーンで使用可能なチャネルを検索/検出及び総合するシステムは提供していない。例えば以下のように帯域幅を割当てる通信ネットワークがある(特許文献1参照。)。すなわち、このネットワークは相互接続された複数のノードからなり、ネットワーク・ノード間でネットワーク帯域幅を共有するために帯域幅が細かく分けられる。ネットワークは、転送トラフィックの情報を処理するために、ノード間に直接ワイヤード・リンクすなわち経路を確立するノードに共通に接続された共有帯域幅プールを使用する。ネットワーク・ノード間に直接リンクが確立されるが、ワイヤレス・リンクで帯域幅を変更或いは拡大するために使用可能な無線チャネルは割当てられず、また総合されない。
 また、ネットワーク直接リンクの切断障害後にネットワーク・ノード間の共通路を復元するものもある(特許文献2参照。)。あるリンクが故障したためにデフォルトの通信リンクが切断されたとき、ノード間の直接リンク通信を回復するようにされた自動ネットワーク復元法が示されている。故障した通信リンクで失われた帯域幅をもとに予備帯域幅が最大のリンクが検索され、ノード間で帯域幅が最大の直接リンクが選ばれ、失われたパスが置き換えられる。しかしエンドユーザには焦点があてられず、要求によって使用可能な総合エアリンク・チャネルが検索されてワイヤレス通信の帯域幅が拡大或いは変更されることはない。
 また、最後の品質と最後の使用状態をもとに個々のチャネルを割当てるものもある(特許文献3参照。)。更に、好適なチャネル・リストから通信チャネルを割当てるチャネル・アロケータを含む基地局と無線通信システムもある。チャネルは所定しきい値のチャネル品質に関して平均マージン値に従って割当てられる。ワイヤレス情報転送の効率を改良する動的帯域幅エアリンク割当てシステムは開示されておらず、直接リンク通信に単一チャネルが割当てられる。
 また、固定帯域幅チャネルを使用する無線電気通信システムもある(特許文献4参照。)。このチャネルは通常はボイス・チャネルであり、輻輳したエリアで高速なコール設定とスタート・タイミングを図る形でネットワーク制御信号が転送される。複数の音声無線スロットを持つチャネルで空きタイム・スロットを見つけることによって中央無線周波数が使用できるかどうかを決定する無線電気通信システムが示されている。多数の制限無線周波数を準備せずに中央トラフィックの増加に応えようとしている。どの無線周波数が使用できるかが確認され、複数の音声無線の各タイム・スロットが空いているかどうか確認され、空きタイム・スロットをもとに無線チャネルが選択される。
 また、移動無線機の場所がわかっているときに無線チャネルの使用状態を最適化するものもある(特許文献5参照。)。移動無線機の位置をもとに移動無線機にチャネルが割当てられて、ある地域内の通信チャネルの割当てが最適化される。割当て帯域幅を増やして転送効率を最大にするために要求によってチャネルが総合されることはなく、ある地域内のチャネルの割当てを最適化するために移動するユーザの位置に焦点があてられる。
 または、既存のガードバンドで低電力信号を使用してデータを送る周波数分割多重ガードバンド通信システムもある(特許文献6参照。)。信号は、指定電力レベルより低く保たれることでノイズのように見せかけるので、主周波数分割多重器の復元に対する干渉は起こらない。
 前記の参照文献は、エンドユーザの要求に応じてエアリンク・チャネルでワイヤレス可変帯域幅通信を行なう装置や方法は提供していない。無線エアリンクにおけるワイヤレス通信のための可変帯域幅は、これまで1つのエアリンク・チャネルでしか転送出来なかったために一定速度に限られていた通信データの転送効率と転送速度を高めるためには重要である。
米国特許第5130982号明細書 米国特許第5065399号明細書 米国特許第4280630号明細書 米国特許第5210752号明細書 米国特許第5214789号明細書 米国特許第5005169号明細書
 本発明の目的は、エンドユーザがエアリンク転送のために"帯域幅の拡大"を要求できるエンドユーザ・デバイス間のワイヤレス通信の速度と効率を高める装置及び方法を提供することである。
 本発明の他の目的は、通信システムのエンドユーザが、ワイヤレス転送を高速化するために使用可能なエアリンク、すなわち無線のチャネルの総合化を要求できる装置及び方法を提供することである。
 本発明の他の目的は、携帯電話、ポータブル・コンピュータ等のエンドユーザ・デバイスが、リモートの移動ターゲット・デバイスとの間でより多くの情報をより速く送信するために、エアリンク・チャネルによる可変速の情報転送を要求できるようにすることでワイヤレスの可変帯域幅エアリンクを提供することである。
 本発明の他の目的は、携帯電話、ポータブル・コンピュータ等の移動デバイスのエンドユーザが、エアリンク・チャネルを通してメッセージや情報をより高速に転送するために、要求によって使用可能な無線チャネルの帯域幅を増やすことのできる装置を提供することである。
 本発明の他の目的は、より大きいメッセージをより高速に転送できるように、リモート・デバイスとトランシーバとの間でメッセージが転送されるエアリンク・チャネルの総帯域幅を増やすために、使用可能な無線チャネルを総合する方法を提供することである。
 本発明に係るエアリンク通信チャネルの総帯域幅を変更してワイヤレス・メッセージ転送を高速化するワイヤレス帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置は、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置との間でメッセージのワイヤレス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を増やすよう、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、使用可能なエアリンク通信チャネルを検出して総合する要求を送信する手段と、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置から、総合のため使用可能なエアリンク通信チャネルが予約されたとの確認を受信する手段と、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、予約された使用可能なエアリンク通信チャネルを総合するために確認に対する応答を送信する手段とを含む。
 また、本発明に係るエアリンク通信チャネルの総帯域幅を変更してワイヤレス・メッセージ転送を高速化するワイヤレス帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置における方法は、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置との間のメッセージのワイヤレス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を増やすよう、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、使用可能なエアリンク通信チャネルを検出して総合する要求を送信するステップと、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置から、総合のため使用可能なエアリンク通信チャネルが予約されたとの確認を受信するステップと、ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、予約された使用可能なエアリンク通信チャネルを総合するために確認に対する応答を送信するステップとを含む。
 本発明は、前記を含むその目的に従ってエアウェイにおける使用可能な通信チャネルを総合することによって、ワイヤレス・エアリンク・プロトコルを通したデータ転送の帯域幅または速度を増す装置及び方法を含む。このワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置は、加入者リモート・ユニット、トランシーバ局、マスタ・マイクロプロセッサ、ソフトウェア・パッケージ、及びチャネル無線機に、エンドユーザ用移動ユニットと通信する任意のエンドユーザ・デバイスの加入者リモート・デバイスが、使用可能な無線、すなわちエアリンクのチャネルの総合化を要求できるようにすることによって先に述べた従来技術の問題を解決する。使用可能なエアリンク・チャネルの帯域幅を増やすことにより、メッセージはより速く転送され、受信される。一般に本発明は、マスタ・マイクロプロセッサとソフトウェア・パッケージからなるが、マスタ・マイクロプロセッサと通信するための対応するマイクロプロセッサ・カード、トランシーバ、及びモデムを持つ携帯電話、ポータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ等、従来のチャネル無線機やワイヤレス加入者リモート・ユニット(SRU)も追加できる。通常、SRUは、トランシーバ局との間でメッセージを送受信するトランシーバと、他方のエンドユーザと通信リンクを確立するためのモデムを含む。本発明は、トランシーバ・タワーからメッセージを転送するために使用可能な無線チャネルを検出し、総合することのできる従来の任意のタイプのチャネル無線機を採用できる。
 本発明は、大きいメッセージを加入者リモート・ユニット(SRU)、すなわちエンドユーザ用移動デバイスとの間でより効率よく転送できるように、SRUまたはターミナルのエンドユーザ・デバイスが、使用可能なエアリンク無線チャネルを要求によって総合して使用可能な総帯域幅から総帯域幅を増やすことができる装置を提供する。また、加入者リモート・ユニット・デバイスとトランシーバ局の間で通信を高速化するために使用可能なエアリンク・チャネルを総合する方法がこの装置によって提供される。一般にこの方法は、SRUとトランシーバの間でメッセージを転送するために使用可能なエアリンク・チャネルの総合を要求し、要求をマスタ・マイクロプロセッサに送り、マイクロプロセッサの要求でチャネル無線機を起動してトリガし、使用可能なエアウェイ・チャネルを検索/検出及び予約し、マスタ・マイクロプロセッサから発信側デバイスへ確認を送り、総合されたチャネルを通して発信側からメッセージを転送する、SRUの発信側エンドユーザ・デバイスを含む。
 SRUが発信側デバイスである場合、これはトランシーバ・タワーを通してマスタ・マイクロプロセッサにエアリンク・チャネルの総合化要求を転送する。SRUは、エアリンク・チャネルが総合されたことの確認をマスタ・マイクロプロセッサから受信した後、そのメッセージを準備してトランシーバ・デバイスに転送する。トランシーバ・デバイスはそのメッセージを直接、チャネル無線機を通して外部情報転送ネットワーク、すなわちパケット・ルータ・ネットワーク或いはPSTNに送り、後者はそれを発信側の指示通りにターゲット・アドレスにルーティングする。一方ターミナル・デバイスが発信側の場合、ターミナル・デバイスは総合化要求をパケット・ルータ・ネットワークを通してマスタ・マイクロプロセッサに送り、そのメッセージを準備して外部転送ネットワークに転送し、ネットワークはそれを無線機に送ってからトランシーバに送る。トランシーバは最終的にメッセージを総合エアリンク・チャネルを通してSRUに転送する。本発明は、既存のワイヤレス・エアリンク・プロトコルでは一定速度でのデータ転送しか出来ないワイヤレス通信に対しての新規アプローチを示す。本発明によれば、エアリンクを通したワイヤレス・プロトコル間のデータ転送は速度または帯域幅を増やして達成できる。
 ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置は、好適な実施例では、サポート・ソフトウェアを持つマスタ・マイクロプロセッサ、チャネル無線機、及びトランシーバを含む。ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置により、エンドユーザの移動通信デバイスは、エアリンクすなわち無線の総合チャネルを通してメッセージを送受信できる。エアリンク・チャネルを総合することで転送媒体の総帯域幅が増加する。エンドユーザの移動デバイスすなわちSRUは、携帯電話、ポータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ等であり、固定エンドユーザ・デバイスは通常、デスクトップ・コンピュータ、ファクシミリ、マイクロプロセッサを持つコピー機等のターミナル・デバイスである。トランシーバ局と固定ターミナル・デバイスの間の通信は、直接ワイヤード・リンクを通して行なわれ、通信内容はパケット・ルータ・ネットワークまたはPSTN等の情報転送ネットワークを通して転送される。どのような通信シーケンスでも一方のエンドユーザ・デバイスはターゲット・アドレスを含み、もう一方のエンドユーザ・デバイスは発信側アドレスを含む。ここでは説明の便宜上、SRUを発信側アドレスとして説明し、ターミナル・デバイスはターゲット・アドレスとして言及することがあるが、どのような通信においても、いずれのデバイスもメッセージの転送や受信ができるように役割を逆にすることができる。
 SRUは好適には、プログラミング機能を持つ携帯電話や携帯電話アダプタ、モデム、及びトランシーバを持つラップトップ・コンピュータ等の移動通信用携帯デバイスを含む。SRUは、外部トランシーバ局を通して、エアリンクすなわち無線のチャネルを通してメッセージを送受信することによって、固定ターミナル・デバイスまたは他のSRUと通信する。ワイヤレス転送はこれまで常に一定の帯域幅の単一チャネルを通して行なわれてきたが、本発明では、帯域幅が全体として増加するように、エンドユーザ・デバイスが空きエアリンク・チャネル(無線チャネル等)の総合化を要求できる。トランシーバ局はメッセージをチャネル無線機を通して、外部転送ネットワークすなわちパケット・ネットワークまたは非パケット・ネットワーク、次にサーバ、モデムまたは両者へ、そして最終的にターミナル・ターゲット・アドレスへルーティングすることによって、SRUから受信されたメッセージをターゲット・アドレスに送る。ターミナルが発信側デバイスなら、ターミナルは、チャネルの総合化を開始するためにその要求をパケット・ルータを通してマスタ・プロセッサに送り、プロセッサはチャネル無線機をアクティブにして、使用可能なチャネルの検出、予約、及び総合化を行なう。その後、ターミナルは所望のメッセージをそのモデム、サーバ、または両者を通して外部転送ネットワークに、次にチャネル無線機とトランシーバに送り、トランシーバはメッセージを総合エアリンク・チャネルを通してSRUに転送する。いずれの場合もトランシーバ局とターミナル・エンドユーザ・デバイスの間の転送はすべて直接リンク、すなわちワイヤード・リンクを通して行なわれる。
 前記の通りSRUまたはターミナルは、エアリンクを通してより高速な転送が行なえるように、メッセージをトランシーバ・デバイスに転送する前にエアリンクで使用可能な複数の無線チャネルを総合することをマスタ・マイクロプロセッサに要求できる。マスタ・マイクロプロセッサは、使用可能な無線チャネルを検索/検出して割当て、総合するようチャネル無線機を起動して指示できるように、転送されるメッセージのサイズについての情報を発信側から受信する。チャネル無線機は起動後に使用可能な総合できるエアリンク・チャネルを検索/検出し、その情報をマスタ・マイクロプロセッサに送る。マスタ・マイクロプロセッサはどのチャネルを割当てて総合するかを決定し、チャネル無線機に確認コマンドを送り、選択されたチャネルを総合する。従来技術の所で述べたように、既存の転送機器は、ターゲットのターミナル・デバイスとトランシーバとの間でメッセージをより効率よくルーティングするために直接リンク・ケーブルのチャネルを総合する。本発明では無線すなわちエアリンクのチャネルの総合化は、どのデバイスがメッセージを転送するかにより、SRUまたはターミナル・デバイスのいずれかの要求によって行なわれる。
 エンドユーザ・デバイス側には、好適な実施例に従って2つのオプションがある。エンドユーザはこれまでの産業技術を利用して、通常は帯域幅が固定された1つのエアリンク・チャネル、或いは総合エアリンク・チャネルを通してメッセージを送受信するオプションがある。エンドユーザはそのリクエストをマスタ・マイクロプロセッサに送る。リクエストが1つのエアリンク・チャネルによる転送なら、マスタ・マイクロプロセッサはメッセージを転送するためにエアリンク・チャネルを準備することをチャネル無線機に要求する。発信側エンドユーザがSRUのとき、メッセージはトランシーバで受信されて先に述べたような経路を送信される。一方、リクエストがエアリンク・チャネルの総合化要求であれば、マスタ・マイクロプロセッサはチャネル無線機を初期化して、使用可能なエアリンク・チャネルを検出、予約、及び総合する。ある実施例の場合、エンドユーザは、総合チャネル転送を選択する前に、使用可能なエアリンク・チャネルをもとに予測転送時間を計算するオプションがある。予測転送時間を計算する際、チャネル無線機はチャネルを検出及び予約し、これらのチャネルの帯域幅をマスタ・マイクロプロセッサにレポートする。マスタ・マイクロプロセッサはそこでこれらの帯域幅をもとに予測転送時間を計算し、時間及び確認を要求側エンドユーザに送る。いずれにしろチャネルが総合されれば、総合エアリンク・チャネルを通して、どちらが発信側エンドユーザかによってSRUまたはトランシーバ局からメッセージが転送される。通常メッセージは単位毎にまとめて転送されるので、チャネル無線機またはターゲットSRUは、総合エアリンク・チャネルを通して転送されたメッセージのセグメントをターゲットで処理するために、正しい形に再アセンブルしなければならない。無線機は通常、SRUから受信されたメッセージを直接リンクを通してターゲット・アドレスに転送するために再アセンブルする。或いはまた、使用可能な総合されたチャネルがすべて隣接した無線周波数なら、総合されたチャネルは1つの大きな周波数帯域幅ブロックとして扱える。これによりワイヤレス帯域幅エアリンクが増え、メッセージは総合されたチャネルを通して転送するために分解せずに転送される。全周波数スペクトルで隣接した無線チャネルを総合することでまた、総合されたチャネルによる転送で生じ得る干渉が減少する。従ってチャネル無線機は総合化の前に隣接したチャネルを検索する。
 メッセージをワイヤレス・エアリンクで転送するために使用可能なエアリンク、すなわち無線のチャネルを総合する方法は、詳しくは、リクエスト・メッセージをマスタ・マイクロプロセッサに送って使用可能なチャネルの総合化を要求するステップ、マスタ・マイクロプロセッサからチャネル無線機にコマンドを送ってチャネルを総合するステップ、次にチャネル無線機が使用可能なエアリンク・チャネルを検出及び予約するステップ、マイクロプロセッサが総合化に使用可能なチャネルが存在するという確認メッセージをSRUに送るステップ、加入者リモート・ユニットからマスタ・マイクロプロセッサに承認確認を送って使用可能なチャネルを総合するステップ、確認応答をチャネル無線機に送って予約されたエアリンク・チャネルを総合するステップ、及びチャネル無線機により使用可能なエアリンク・チャネルを総合化するステップを含む。
 このようにマスタ・マイクロプロセッサは、チャネル無線機を初期化及び準備し指示するブレーン・ワークを行なって使用可能なエアリンク・チャネルを総合する。使用可能なエアリンク・チャネルが総合されると、SRUはマスタ・マイクロプロセッサからメッセージを転送するための確認応答を受信する。次にSRUはそのメッセージをトランシーバ・デバイスに転送し、トランシーバ・デバイスはそこでチャネル無線機を通して外部転送ネットワークにルーティングする。チャネル無線機は、メッセージを受信してサーバに転送するようにパケット・ルータ等の外部転送ネットワークを準備する。サーバはそこで情報またはメッセージをターゲットのターミナル・アドレスにルーティングする。
 本発明は、使用可能なチャネルを検出し総合できる従来のチャネル無線機を通して通信する任意のタイプのデータ転送ネットワークに使用できるが、セルラー・デジタル・パケット処理やパケット・ルータに言及しながら説明する。パケット・ルータは交換網を通してメッセージを送信するのではなく、情報のパケットをルーティングするので、より効率的でありコスト効果が高いからである。
 各図を参照する。図1乃至図13は、ワイヤレス可変帯域幅エアリンク通信ネットワーク、及びエアリンク・チャネルを総合する方法を示す。ネットワーク100は、加入者リモート・ユニット(SRU)101、トランシーバ局102、チャネル無線機103、パケット・ルータ104、及びマスタ・マイクロプロセッサ105を含む。本発明は、図2及び図12のフローチャートに示したステップを実行するソフトウェアを有し、チャネル無線機103及びパケット・ルータ・ネットワーク104乃至104cと通信して、エンドユーザ・デバイス間でデータ通信メッセージのワイヤレス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を総合するマスタ・マイクロプロセッサ105を取り入れている。エンドユーザ・デバイスの1つは移動式SRU101である。通常、帯域幅を増やすために使用可能なエアリンク・チャネルを検出し、割当てて総合するリクエストは、パケット・ルータ104、104a、104b、または104cを通して送られる。パケット・ルータはプロセッサ105と互換通信リンクを確立してプロセッサ105が無線機103を初期化できるようにする。SRU101が発信側デバイスのとき、メッセージはデスクトップ・コンピュータ、ファクシミリ、その他の通信デバイス等の最終ターゲット・ターミナル・デバイス(図ではT1乃至TX)に、パケット・ルータ104またはPSTN107等を含む外部転送ネットワークを通して送られる。
 上述の通り、通信内容が発信側デバイスからターゲット・デバイスに送られる速度は、通信内容が送られる無線、すなわちエアリンクのチャネルの帯域幅に依存する。本発明は、多くの通信内容すなわちメッセージの転送を高速化するために、使用可能なエアリンク・チャネル110を総合することで総帯域幅を増やす。帯域幅が大きければそれだけ通信は高速になり、大きなメッセージをより効率よく転送する容量も増加する。ここで注意しておきたいことは、直接ワイヤ・リンクで通信チャネルを総合することはこれまで行なわれているが移動デバイスからのワイヤレス・エアリンク転送ではそうではない、ということである。
 図1乃至図13を参照する。ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置の好適な実施例は、マスタ・マイクロプロセッサ105とソフトウェア・パッケージだけの構成であり、これに図4乃至図12に示したステップが加わる。本発明はまた、エアリンク・チャネルを検出し総合できる従来のチャネル無線機103、すなわちワイヤレス無線転送手段と、SRUと通信するトランシーバ102を追加できる。本発明のシステム・ネットワーク100は、マスタ・マイクロプロセッサ、ソフトウェア、パケット・ルータ・ネットワーク104、チャネル無線機103、トランシーバ102、及び加入者リモート・ユニット101を含む。プロセッサ105とソフトウェアは、使用可能なエアリンク・チャネルの総合化を制御してワイヤレスすなわちエアリンクの転送の総帯域幅を増やし、パケット・ルータ104、無線機103、及びトランシーバ102と一緒に機能する。使用可能なエアリンク・チャネル110の総合化は、マスタ・マイクロプロセッサ105、エアリンク・チャネルを検出して総合化できるチャネル無線機103、及びトランシーバ102によって行なえる。エアリンク・チャネル110が総合化されると、エンドユーザ通信デバイス間のワイヤレス通信に増加した帯域幅または可変帯域幅を使用できる。エンドユーザ・デバイスは例えば、両方ともSRU101、或いはSRU101と、パーソナル・コンピュータやファクシミリ等の固定直接ワイヤード通信ターミナル・デバイス108乃至108dである。
 SRU101は、好適な実施例では、マイクロプロセッサ及びモデムを有する携帯電話、IBM ThinkPadのような、モデム、電話アダプタ、及びトランシーバを有するポータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ、その他ワイヤレス通信機能を有するデバイスである。すなわちSRU101は、トランシーバ、マイクロプロセッサ、及びモデム型デバイスを有する任意のワイヤレス通信デバイスでよい。SRU101は、エアリンク・チャネル110を通してエンドユーザ間でメッセージを送受信するトランシーバ局102と通信する。トランシーバ局102はチャネル無線機103に直接リンクされ、無線機103は外部情報転送ネットワーク104または107及びマスタ・マイクロプロセッサ105に直接リンクされる。外部情報転送ネットワークは好適にはパケット・ルータ・ネットワーク104乃至104cを含む。発信側はパケット・ルータ104を通して通信して総合帯域幅を要求するからである。その結果、発信側はパケット・ネットワーク104乃至104cまたはPSTN107を使用してターゲットと通信できる。従って、マスタ・マイクロプロセッサ105とパケット・ルータ104は、エンドユーザ・デバイス108または101がエアリンク・チャネル110の総合化を要求でき、プロセッサ105は無線機103を起動できるように直接リンクされる。通常、チャネル無線機103は交換回路のPSTN107またはパケット・ルータ或いはその両方にリンクされ、この特定の外部転送ネットワークに接続されたエンドユーザ・デバイスにメッセージを送る。本発明は、マスタ・プロセッサ105によるソフトウェア・ドリブンである。プロセッサ105は、エンドユーザ・デバイス(101または108)からコマンド入力をトランシーバ局102と無線機103を通して受信し、使用可能なエアリンク・チャネルの検出と総合化でチャネル無線機103を制御する。
 パケット・ルータ104は、Ethernet(R)やインターネット等の外部ネットワークとサーバを通して、ターミナル・デバイス108a乃至108dに直接リンクできる。サーバ106は、メッセージを特定ターミナル108a乃至108d及びパケット・ルータ104乃至104cの間でルーティングする。サーバ106はユーザIDと通信して、メッセージを送信或いは受信しているターミナルを識別する。パケット・ルータ・ネットワーク104は、図1に示すように他のパケット・ルータ104a、104bまたは104cと直接リンクして、最終目的のサーバ106aまたは106b及びターミナルTに届く前に複数のパケット・ルータ・システムと通信することもできる。通常、メッセージが送信されるパケット・ルータの数は、海外通信の場合等のように場所、及び通信内容が相手側に届くまでの距離に依存する。
 SRU101はワイヤレス転送を開始する際、固定エアリンク・チャネルを通してコマンド入力をマスタ・マイクロプロセッサ105によって受信されるように、トランシーバ102とチャネル無線機103に送る。プロセッサ105によりチャネル無線機103がエアリンク・チャネルを検索し、総合する。その後プロセッサ105はSRU101に対するチャネルの総合化を確認する。トランシーバ102はメッセージを受信し、そのメッセージを、発信側による指示通りにパケット・ルータ・ネットワーク104または交換回路のPSTNネットワーク107のいずれかに送信する。メッセージは、既存のネットワーク・ルールによりターゲット・アドレスにアドレスされルーティングされる。メッセージはSRU101のコマンドに応じて1つ以上のターミナル・ターゲット・アドレスに送信できる。通常、メッセージは、SRUが発信側である場合は、分割して転送され、変調/復調用信号プロセッサを持つ無線機103によって再アセンブルされる。メッセージはアナログ/アナログ(A/A)転送で送られ、直接リンク内のA/D(アナログ/デジタル)コンバータによりデジタルに変換される。A/Dコンバータはトランシーバ102、無線機103、プロセッサ105、外部ネットワーク、またはそれらの間に置かれる。同様にメッセージの再アセンブリはどの箇所でも行なえる。
 SRU101またはエンドユーザ・ターミナル108からのリクエストが、無線すなわちエアリンクのチャネルの動的ワイド・バンド割当ての要求である場合、マスタ・マイクロプロセッサ105はこれを対応するリクエストに変換してチャネル無線機103に送信する。従ってマスタ・マイクロプロセッサ105は、どちらのエンドユーザがメッセージを転送しているかに応じてSRU101またはデバイスからのチャネルの総合化の要求を受信する。これによりマスタ・マイクロプロセッサ105がトリガされ、リクエストがチャネル無線機103に対する帯域幅増加のコマンドに変換される。無線機は、マスタ・マイクロプロセッサ105からコマンドを受信して使用可能な無線チャネルを検索/検出して総合する。従ってチャネル無線機103はどのチャネルが空いているかを計算し、これらのチャネルを予約して応答をマスタ・マイクロプロセッサ105に返す。マイクロプロセッサ105は予約されたチャネルのIDを確認する。マスタ・マイクロプロセッサ105はこの情報を、パケット・ルータ・ネットワーク及びチャネル無線機によって確立されたメッセージ・リンクと、最初にパケット・ルータ104とチャネル無線機103の間の通信に割当てられたチャネルを通してSRU101に転送する。どちらが発信側デバイスとして識別されるかに応じて、SRU101またはターミナル・デバイス108はチャネルの総合化の要求を確認する。マスタ・マイクロプロセッサ105は、この確認を受信してチャネル無線機が無線すなわちエアリンクの予約済みチャネルを総合することを許可する。
 図1で、本発明は、複数のエンドユーザ・ターミナル、パケット・ルータ、及びサーバとの間にリンクを確立するシステム全体と一緒に用いる形で示されている。図13ではシンプルなシステムを示しており、ここではターミナルT1は図示のようにデスクトップ・コンピュータになる。ただし参照符号108a乃至108dで示したターミナルT1乃至TXは、モデム、サーバ、またはその両方を通して通信する任意の通信デバイスでよい。SRU101は移動通信デバイスであり、従来の携帯電話やポータブル・コンピュータに取り付けられたマイクロプロセッサ及びトランシーバから構成することができる。図1でSRU101は、情報をトランシーバ102に転送する携帯電話等のワイヤレス通信デバイスとして示されている。SRU101はポータブル・コンピュータに電気的に接続できる形でもよい。
 図2乃至図4は、ワイヤレス転送の総帯域幅を増やすために使用可能なエアリンク・チャネル110を検出し、総合する方法を示している。エアリンク・チャネル110を総合するため、SRU101は、エアリンク・チャネル110を通してトランシーバ102に転送する通信データまたはメッセージを準備する(ブロック120)。SRU101は最初、通信内容が送られるターゲット・デバイス(この場合は1つ以上のターミナル108a乃至108d)のターゲット・アドレス122をセットする。次にSRU101は、図2乃至図4のフローチャートに示したステップを含む転送待ち通信内容のサイズを確認する。SRU101が転送されるメッセージを準備してそのサイズを確認した後、ユーザは使用可能なエアリンク・チャネルを総合するかどうか決定する(判断ブロック126)。図2乃至図4に示した省略した方法では、ユーザはメッセージ・コマンドをマスタ・プロセッサ105に送って、総合化が求められる場合は使用可能な無線チャネルを総合し(ブロック128)、プロセッサ105はその要求の受信確認(ACK)を送る。プロセッサ105は次に使用可能なチャネルを検出し、割当てて総合するためにコマンドをチャネル無線機103に送る(ブロック130)。無線機103はこれに応答して、マスタ・マイクロプロセッサ105によって選択された通り、総合するチャネルを検索/検出して一時的に予約する。チャネルが割当てられた後プロセッサ105に確認メッセージが送られ、使用可能なエアリンク・チャネルとそれらの対応帯域幅が示される(ブロック134、136)。プロセッサ105は次に総合化の確認をSRU101に送る(ブロック143)。次にSRU101は総合チャネルを通して転送する要求を確認するか、転送を中止する(ブロック152)。中止の場合はSRU101またはエンドユーザはリセットされる。
 SRU101は総合化と転送を確認すると、デジタル/アナログ・コンバータ(D/A)を通してメッセージをデジタルからアナログに変換する。エアウェイはアナログ/アナログ転送だからである。メッセージはセグメントで、すなわち分割して転送され、最初にトランシーバ102によって受信される。トランシーバ102は転送メッセージを受信すると、メッセージを、ケーブルまたはワイヤによってトランシーバ102に直接リンクされた無線機に伝える。チャネル無線機103は、そこでメッセージを無線機103に直接リンクされたパケット・ルータ104の転送ネットワーク、または転送交換回路PSTN107にルーティングする。チャネル無線機103は、受信されたままのメッセージを転送ネットワークに送る前にメッセージを再アセンブルし、信号プロセッサでメッセージをデジタル・セグメントにデジタル化する。ただしメッセージの再アセンブリは、ワイヤレス転送が終了した後に任意の信号プロセッサ或いは構成要素によって行なえる。モデムは、パケット・ルータ104、無線機103、プロセッサ105、及びPSTN107上の各通信ポート間に接続インタフェースを提供して、直接リンク・デバイス間の通信を可能にする。通常、モデムはデジタル転送用A/Dコンバータを含む。従って無線機はA/Dコンバータを追加してメッセージを転送ネットワークに送る前にデジタルに変換することができる。ただしA/Dコンバータはパケット・ルータ104側、無線機103内、トランシーバ102側等、任意の接続点に置くことができる。転送ネットワークがパケット・ルータ104を含む場合、パケット・ルータは上述のようにメッセージ・セグメントをパケットにし、メッセージを特定パケットを通してサーバやモデムに、そしてターゲット・アドレスにルーティングする。実際にメッセージの送信にかかる時間は、図5乃至図8、及び図9乃至図12に示すように総合化の前にユーザが確認することができる。ユーザが予想転送時間の計算をしないことに決めた場合は、従来の転送が行なわれ、そこでメッセージは上述のように単一チャネルを通してトランシーバ102及び無線機103に転送され、ターゲットにルーティングされる。
 図7及び図8、または図9乃至図12を参照する。大きなメッセージの場合、ユーザは無線転送時間がコスト高になると転送に要する時間の計算を求めることがある。これは本発明の他の機能になる。使用可能なチャネルを総合する前には転送時間の実際の計算は必要ないからである。本発明は図5乃至図8及び図9乃至図12に示すように、チャネルを総合し、転送時間を計算するための2つの方法を提供する。図5乃至図8、及び図9乃至図12を参照する。ユーザは1つのチャネルを通して転送するか総合チャネルを通して転送するかを決定する(ブロック226)。図5乃至図8の方法ではこれは予想転送時間を計算せずに行なわれるが、図9乃至図12の方法ではユーザは転送時間を確認するかどうかについてはプリエンプトされる。図9乃至図12に示すように、転送時間の計算が選択されない場合(ブロック326)、SRU101は単一チャネル転送でメッセージをプロセッサ105に送り、受信されたチャネルを通して転送する。ブロック326、353、355、329、及び331を参照されたい。図5乃至図8を参照する。ユーザは、転送時間を受信した後に単一チャネルまたは総合チャネルを通して転送するかどうか決定する(ブロック224、226を参照)。単一チャネルが選択される場合、SRU101は無線機103を単一チャネル転送に対してアクティブにし、従来のように単一チャネルを通してメッセージを転送する(ブロック253、255、229、231を参照)。総合化が選択される場合、SRU101はそのリクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に送り、エアリンク通信チャネルの検索と総合化をアクティブにする(228)。マスタ・プロセッサ105はこれに応じてコマンドを無線機に送り、使用可能なエアリンク・チャネルと対応する帯域幅の検索をアクティブにする(ブロック230を参照)。無線機103はマスタ・マイクロプロセッサ105に応答して使用可能なエアリンク・チャネルを検索/検出し、これらのチャネルを予約する一方、マスタ・マイクロプロセッサ105に使用可能なチャネルと対応帯域幅についての情報を送った後に、マスタ・マイクロプロセッサ105からの応答を待つ(ブロック232、234を参照)。その後、マスタ・マイクロプロセッサ105は統合できるチャネルを選択し、単一チャネル転送の場合の所要時間と、選択された総合チャネルの可変転送速度の場合の所要時間を計算する(ブロック236、238)。本発明のこの方法ではマスタ・マイクロプロセッサ105は、固定チャネルと可変チャネルについて予想転送時間をもとに転送モードを再選択する機会をエンドユーザに与える。従ってマイクロプロセッサ105は応答メッセージを無線機103に送って、エンドユーザ、SRU101に転送する固定転送時間と可変転送時間を示し、またチャネル無線機103に総合化のために選択されたチャネルを一時的に予約することを指示する(ブロック240、241を参照)。次にチャネル無線機103は計算された転送時間をSRU101に転送し、所望の転送モードの選択を要求する。これによりSRU101またはエンドユーザは転送モードを再確認する(ブロック242、244を参照)。エンドユーザまたはSRU101はそこで、総合チャネル転送か単一チャネル転送を決定するか、転送全体を中止するかどうかを決定する(判断ブロック246)。転送が中止されるとSRU101はマスタ・マイクロプロセッサ105に通知をし、SRUのマイクロプロセッサとマスタ・マイクロプロセッサ105は両方ともそれぞれの制御ソフトウェアをリセットし、手続きを開始位置に戻す。
 SRU101ユーザすなわちエンドユーザが、計算された予想転送時間をもとに単一チャネルを通して転送することを決定した場合、SRUは単一チャネル・リクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に送り、転送を単一チャネル転送のために再設定する(ブロック247を参照)。マスタ・マイクロプロセッサ105は、応答を受信する毎にハンドシェーキングACKを送り、エンドユーザに確認を求めてリクエストを確認する(ブロック249を参照)。これはエラー防止手続きに過ぎず、これにより何らかのエラーが起こった場合には、SRUはブロック251のように単一チャネル転送リクエストは間違いだったと応答し、判断ブロック246にループ・バックする。そこで再び単一チャネルか複数の総合チャネルの転送を選択する機会が与えられる。単一チャネルのオプションが間違いなく選択された場合は、エンドユーザはこの選択をマスタ・マイクロプロセッサ105に対して確認し、マイクロプロセッサ105は一時的に予約されたチャネルをすべて解除し、SRU101が単一チャネルを通して従来のように無線機に転送できるようにする。ブロック246に戻って、総合チャネル転送が求められる正しいオプションなら、これが確認され、SRU101はそのリクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に送り、ワイヤレス転送のために使用可能な予約されたエアリンク・チャネルを総合する(ブロック248)。またマスタ・マイクロプロセッサ105はACKを送り、エンドユーザの確認を求める。これもまたエラー防止手続きであり、SRU101は選択ミスを正す機会を与えられる(ブロック250、252)。総合チャネル転送の選択が間違いだった場合、ソフトウェアは判断ブロック246にループ・バックする。総合転送が正しいオプションだった場合はSRU101は確認応答をマスタ・マイクロプロセッサに送る(ブロック254)。
 その後、マスタ・マイクロプロセッサはリクエスト・メッセージをチャネル無線機103に送り、エンドユーザすなわちSRU101アドレスからのワイヤレス転送に選択され、予約されたエアリンク・チャネルを総合し、アクティブにする(ブロック256参照)。チャネル無線機103は、選択されたチャネルを割当て、選択され予約されたエアリンク・チャネルはアクティブにされ総合されたという確認応答をマスタ・マイクロプロセッサに送る(ブロック258、264)。この時点でマスタ・マイクロプロセッサ105は別のエラー検出手続きに入り、転送の正常終了を確認する。エラーが検出された場合、マスタ・マイクロプロセッサ105はメッセージを無線機103に送り、予約されたエアリンク・チャネルの予約をキャンセルし、メッセージをエンドユーザ(SRU101)に送ってワイヤレス転送をリトライする(ブロック266、268、270参照)。その結果、この方法は開始位置にリターンする。マスタ・マイクロプロセッサがエラーを検出しなかった場合、チャネル無線機103はエンドユーザ、すなわちSRU101アドレスとの通信リンクを確立し、転送準備が出来たことの確認をマスタ・マイクロプロセッサに送る。次にマスタ・マイクロプロセッサ105はメッセージをエンドユーザすなわちSRU101に送ってメッセージを転送する。そこでSRU101は総合エアリンク・チャネル110を通して転送し、無線機103はそのメッセージを外部転送ネットワーク、すなわちターゲット・アドレスに応じてパケット・ルータ104またはPSTN107にルーティングする(ブロック272乃至280を参照)。転送が終了するとチャネル無線機103は後の転送のために総合チャネルを再びアクティブにし、ソフトウェアは開始位置にループ・バックして後のワイヤレス転送を可能にする。
 図9乃至図12を参照する。ユーザは判断ブロック326で転送時間を計算するかどうか決定する。これは、単一チャネルで転送するか総合チャネルで転送するかを最初にユーザに決定させる先のメッセージとは異なる。従ってこの方法は手続き上、先に述べた方法とは異なり、エンドユーザが転送時間を計算しないことを決定することで単一チャネルを通して転送できるようにするか、或いは転送時間を計算して、その後に所望の転送モードすなわち単一チャネルか、総合チャネルか、或いはまた転送をすべて中止することを選択できるようにする。エンドユーザは、必要ならメッセージ転送時間の計算を要求するオプションを選択して、SRU101によりメッセージ・リクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に送り、予想メッセージ転送時間を予測することもできる(図9及び図10のブロック326乃至342)。プロセッサ105は、リクエストを受信してからACKをSRU101、すなわちエンドユーザに送り返す。プロセッサ105とSRU101との通信はすべて、トランシーバ102に直接リンクされたチャネル無線機103を通過し、SRU101とトランシーバ102の間を転送される(図1)。ここで述べているすべての通信の他に、デバイス101乃至107それぞれの間のトランザクションはハンドシェークすなわちACKの転送によって確認され、要求やリクエストの通信が受信されたことが各ユニットに正式に通知される。
 マスタ・マイクロプロセッサ105は、図9乃至図12に示すような総合化の計算プロセスを始めるため、コマンドをチャネル無線機103に送って、使用可能なエアリンク・チャネルすなわち経路、及びそれらの対応する帯域幅の検索をアクティブにする(ブロック330参照)。無線機103は使用可能なエアリンク・チャネル110を検索/検出し、使用可能な無線チャネルそれぞれの対応する帯域幅を確認する(ブロック332参照)。無線機103は、これらのチャネルを検出した後に応答をプロセッサ105に送り、使用可能な総合できるエアリンク・チャネルと帯域幅を示す(ブロック334参照)。プロセッサ105は、無線機103の応答を受信すると、SRU101またはトランシーバ102からエアリンクを通して適度な時間で充分転送するために総合できるチャネルを選択する(ブロック336)。選択されるチャネルまたはその数は、通信クラウドすなわち無線の範囲内の通信ネットワークの管理、ネットワークの容量、及び現在の負荷にもとづく。第2のクラウドが、104a及び104b等、別のパケット・ルータ・ネットワークとリンクすることによって別のクラウドと通信することが考えられる。従って転送に関係する距離とルータ数が予測時に考慮される。プロセッサ105は、一定速度である単一チャネルを通した必要な通信内容の転送時間と、総合された選択チャネルを通してメッセージを転送する可変転送速度を計算する(ブロック338参照)。総合チャネルの転送が可変転送速度と呼ばれるのは、これが総合できる使用可能なチャネル数に依存するからである。同様に、単一チャネルでの転送が固定或いは一定とみなされるのは、このチャネルでの転送の速度はチャネルの帯域幅の大きさに直接関係するからである。
 プロセッサ105は、固定と可変の転送速度が計算された後、無線機103とトランシーバ102を通して応答メッセージをSRU101に送り返し、当該メッセージの固定転送時間と可変転送時間を示す。プロセッサ105はまた、無線機103に総合するために識別及び選択されたチャネルを予約することを要求する(ブロック340及び341参照)。ユーザは次に所望の転送モード、すなわち固定か可変を受信し、そのSRU101のオプション・キー或いはファンクション・キー101bから計算時間をもとに選択する。SRU101のユーザが使用できるオプションは、単一チャネルで転送するか、総合チャネルで転送するか、または転送を完全に中止するか等を示す(図9のブロック346乃至353)。転送が中止されると転送は起こらず、プロセスは開始位置からスタートする。ユーザが単一チャネルでの転送を選択すると、SRUは単一チャネル・リクエストをプロセッサ105に送る。プロセッサ105はこのリクエストの受信を確認応答し、転送を許可する前にユーザ、すなわちSRU101から確認を求めることができる。これは、ユーザが目的のオプションを間違いなく選択したかどうか確かめるためである。間違った転送モードが要求された場合、ユーザは否定応答をし、プログラムはブロック346の入力の転送選択モードにループ・バックする。単一チャネル転送が正しいリクエストだった場合、ユーザはYESを入力し、これでSRU101はプロセッサ105に肯定応答を送る。次にプロセッサ105はコマンドを無線機103に送り、単一チャネルでの転送を許可し、よってその転送については総合化を拒否し、先に予約されたチャネルは1つを除いて開放する(ブロック353及び355参照)。ユーザはそこでSRU101をトリガし、SRU101は通信内容すなわちメッセージを単一チャネルを通してトランシーバ102と無線機103に転送する。無線機103は通信データを、ターゲット・アドレスに応じてパケット・ルータ104またはPSTN107にルーティングする。そこでメッセージはモデム、サーバ、または両方を通して最終ターゲット・アドレス108、108aまたは108bに送られる。パケット・ルータ104は、図1に示すように相互に直接通信するそれぞれ独立したパケット・ルータ104aまたは104bの網でもよい。パケット・ルータ・システムを通る転送のルートはこの説明では重要ではない。これは単に、その容量と負荷に従ってルーティングするパケット・ルータ自身の管理装置によって制御される機能だからである。
 ユーザは、総合エアリンク通信チャネルを通してSRU101からメッセージを送るため、SRU101からこの操作を選択する(ブロック346乃至348)。SRU101は、トランシーバ102と無線機103を通して総合チャネル・エアウェイ転送メッセージ・リクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に送る。プロセッサ105はACKを送り、正しい転送モードが選択されたかどうかSRU101の確認を要求する(ブロック350及び352)。総合チャネル転送モードが所望のモードでない場合、ユーザはNOを入力し、これによりソフトウェアはブロック346の入力の転送モード選択オプションにループ・バックする。総合チャネル転送モードが正しい、すなわち所望の転送方法なら肯定応答がプロセッサ105に送り返され、エアリンク・チャネルを総合した転送が確認される(ブロック354)。
 ブロック356及び358を参照する。プロセッサ105は総合チャネル転送の確認を受信した後、コマンド・メッセージを無線機に送って、SRU101アドレスからその最終ターゲット・アドレスにメッセージを転送するために先に予約され選択された無線チャネルを総合し、アクティブにする。無線機103は次にエアリンク転送のために選択されたチャネルをアクティブにする。エンドユーザが転送時間を計算していた場合、計算のもとになった予約及び選択されたチャネルが割当てられ、転送を目的に初期化される。
 ブロック360乃至365に示した他の実施例では、無線機103は1度選択されたエアリンク・チャネルを再検出して可用性をチェックする。この点は図5乃至図8に示したステップとは異なる。選択されたチャネルは、エラーによって或いはエアウェイの輻輳を避けるために予約されないことがあり、また先に述べたように、選択されたチャネルは一時的に予約されるだけで一定時間の後に再びアクティブにされることがある。従って、選択チャネルを総合して転送に進むためにエンドユーザまたはSRU101から承認がないまま長時間、または所定時間が過ぎた場合にはチャネルは解除される。チャネルがまだ使用可能ならそれらは自動的にアクティブにされ、対応するSRU101に割当てられる。そうでない場合、無線機103は使用可能な、また最初に選択されたチャネルと同じ総合帯域幅を与えるチャネルを検索/検出する。無線機103は次にこれらのチャネルを新たに選択されたチャネルとして一時的に予約し、SRU101からメッセージを転送するために新しい選択チャネルが予約され総合されたとの確認応答をプロセッサに送る。最初に選択されたチャネルがまだ使用可能である場合、無線機103はこれら選択されたチャネルを一時的に予約し総合する。次に無線機103はプロセッサ105に確認応答を送り、所望の総帯域幅を得るために選択されたチャネルがアクティブにされ総合されたことをプロセッサ105に通知する(ブロック364参照)。次にプロセッサ105は総合チャネルを通したSRU101からのデータ転送を承認し、エラー状態がないかチェックする(ブロック366参照)。発信側SRU101からターゲット・アドレスへの転送について問題がない場合、SRU101からのデータ転送が承認される。プロセッサ105は転送を承認しない場合、メッセージを無線機103に送って総合チャネルの予約をキャンセルし、そこでメッセージをSRU101に送って開始位置から転送をリトライする(ブロック366、368、及び370)。ブロック366、及び372乃至380を参照する。プロセッサ105はデータ転送を承認した場合、確認をSRU101に送る。SRU101は次に所望のメッセージを総合エアリンク・チャネルを通してトランシーバ102に転送する。SRU101からトランシーバ102へのワイヤレス転送はA/A転送である。メッセージが受信されるとA/Dコンバータがメッセージをデジタルに変換するが、この変換はトランシーバ102、無線機、パケット・ルータ104、PSTN、或いはそれらの間で行なうことができる。トランシーバは無線機103と直接ワイヤード、すなわちリンクされているので、必要な経路の総合化はすでに得られていることになる。無線機103は、通信内容をターゲット・アドレスに応じてパケット・ルータ104またはPSTN107にルーティングする。ただしその前に、転送内容はほとんど分割されるのでメッセージは通常、再アセンブルされる。選択された総合チャネルが周波数スペクトル内で隣接している場合は、メッセージの分割は必要ないことがある。パケット・ルータ104はメッセージを受信した後、そのパケットを通して最終的にターゲット・サーバまでルーティングする。サーバ106はそこでそれをターゲットのターミナル・アドレスまたはLANに送信する。LANは、上述のように民間企業に見られるような相互接続されたコンピュータのローカル・グループからなるネットワークである。無線機103は、通信内容をそのターゲット・アドレスにルーティングすると、選択されたチャネルを再びアクティブにして後の転送に再び使用できるようにする。
 ここで重要な点は、メッセージをSRU101に送るために転送はターミナル・アドレス108a乃至108dによって開始できるということである。そのような場合、発信側アドレスとして機能するターミナルも同じオプションで同じようにマスタ・プロセッサと通信する。すなわちここで述べたのと同じ方法をターミナル108のエンドユーザが用いることができる。ただしSRU101はターゲットになり、SRU101のエンドユーザによって行なわれる決定はターミナルのエンドユーザ108によって行なわれる。ターミナルのエンドユーザはSRUのターゲット・アドレスを選択し、総合化を要求し、チャネルを予約して転送する。
代表的な通信ネットワークにおけるワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置のブロック図である(オプションの構成要素は破線で囲んである)。 本発明の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサの動作のフローチャートを示す図である。 代表的な通信ネットワークにおけるワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置の図である。
符号の説明
  100 ネットワーク
  101 加入者リモート・ユニット(SRU)
  102 トランシーバ
  103 チャネル無線機
  104 パケット・ルータ・ネットワーク
  105 プロセッサ
  106 サーバ
  107 PSTN
  108 ターミナル・デバイス
  110 エアリンク・チャネル

Claims (2)

  1.  エアリンク通信チャネルの総帯域幅を変更してワイヤレス・メッセージ転送を高速化するワイヤレス帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置であって、
     前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置との間でメッセージのワイヤレス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を増やすよう、前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、使用可能なエアリンク通信チャネルを検出して総合する要求を送信する手段と、
     前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置から、総合のため前記使用可能なエアリンク通信チャネルが予約されたとの確認を受信する手段と、
    前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、予約された前記使用可能なエアリンク通信チャネルを総合するために前記確認に対する応答を送信する手段と、
    を含む移動通信用加入者装置。
  2.  エアリンク通信チャネルの総帯域幅を変更してワイヤレス・メッセージ転送を高速化するワイヤレス帯域幅エアリンク装置と通信する移動通信用加入者装置における方法であって、
     前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置との間でメッセージのワイヤレス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を増やすよう、前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、使用可能なエアリンク通信チャネルを検出して総合する要求を送信するステップと、
     前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置から、総合のため前記使用可能なエアリンク通信チャネルが予約されたとの確認を受信するステップと、
     前記ワイヤレス帯域幅エアリンク装置へ、予約された前記使用可能なエアリンク通信チャネルを総合するために前記確認に対する応答を送信するステップと、
     を含む方法。
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