JPH08279816A - ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置及び方法 - Google Patents

ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置及び方法

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JPH08279816A
JPH08279816A JP8031820A JP3182096A JPH08279816A JP H08279816 A JPH08279816 A JP H08279816A JP 8031820 A JP8031820 A JP 8031820A JP 3182096 A JP3182096 A JP 3182096A JP H08279816 A JPH08279816 A JP H08279816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレス・エアリンク通信チャネルで可変
帯域幅を提供する装置及び方法を提供する。 【解決手段】 この装置では、携帯電話、ポータブル・
コンピュータ等、エンドユーザの移動通信用加入者ユニ
ットとの間でメッセージのワイヤレス転送を行ない、携
帯電話、コンピュータ、ファクシミリ等のエンドユーザ
通信デバイスのユーザが、ワイヤレス転送を高速化する
ため使用可能なエアリンク通信チャネルの割当てと総合
化を要求できる。使用可能なエアリンク・チャネルを検
出/予約及び総合化し、エンドユーザ通信デバイス間
(一方は移動式)でメッセージを転送するため、通常は
情報転送ネットワーク、チャネル通信無線機、及びマイ
クロプロセッサが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはワイヤ
レス・エア(無線)リンク通信に可変帯域幅を提供する
装置及び方法に関し、特に、使用可能なエアリンク通信
チャネルを総合することによって、携帯電話やポータブ
ル・コンピュータ等、移動通信無線のユーザにワイヤレ
ス可変帯域幅が要求によって割当てられるようにする装
置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データまたは情報の転送は、別々の場所
で通信するデスクトップ・コンピュータまたはパーソナ
ル・コンピュータ間、コンピュータとファクシミリとの
間、及び電話とコンピュータとの間で広く行なわれてい
る。どのような通信であっても、送信側デバイスは"発
信側"或いは"発信側アドレス"として識別され、受信側
デバイスは"ターゲット・アドレス"になる。発信側デバ
イスとターゲット・デバイスは通常、通信が進行中であ
れば何度か役割を変えるが、ある時間をみれば一方のデ
バイスは発信側であり他方はターゲットである。
【0003】シンプルなコンピュータ・ネットワークに
は、発信側デバイス、少なくとも1つの情報転送ネット
ワーク、ターゲット・デバイス、及び発信側、情報転送
ネットワーク、ターゲットをつなぐ通信ケーブルがあ
る。通常、発信側デバイスとターゲット・デバイスは、
直接リンク転送でモデムまたはサーバ、或いはサーバか
モデムのどちらか、または両方を使用するローカル・エ
リア・ネットワークを通して通信するコンピュータを含
む。現在用いられている通信デバイスには、ワイヤレス
・エアリンク・チャネルを通して通信する携帯電話、ポ
ータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ、
またその組み合わせ等がある。直接リンク通信デバイス
は、一般には直接リンク、すなわち通常は商用電話回
線、銅線、光ファイバ・ケーブル、リース回線、私設回
線等であるワイヤ接続やケーブル接続を通して情報を転
送する。直接リンク転送の場合、情報転送ネットワーク
は発信側からメッセージやデータを受け取り、ターゲッ
ト・アドレスに通信を転送またはルーティングする。こ
のようなリンクは安定しており、エラー・フリーである
ので高速或いは低速の連続パケット転送が可能である。
ワイヤレス転送の場合、メッセージは小さい単位に分け
られる。この単位のサイズは、中間のネットワーク、転
送速度、及びエラー訂正方式により異なる。メッセージ
は次に一定速度のエアリンク・チャネルを通して送受信
局に転送される。これらユーザ・データ単位は、カプセ
ル化によりパケットとしてパケット・ネットワークを通
して送られるか、単に非パケット・ネットワークを通し
てターゲット・デバイスにシーケンシャルに送られる。
どのような通信においても、メッセージのサイズ及び発
信側と最終ターゲットの間の距離に応じて、一般にクラ
ウドと呼ばれるパケット・システムや非パケット・シス
テムの情報ネットワークが2つ以上は関係する。
【0004】情報転送ネットワークは一般に、PSTN
(public switch telephone network)等の非パケット
・システムかパケット・ネットワークを含む。PST
N、すなわち非パケット・ネットワークは、電話会社に
よって用いられるタイプのネットワークである。一般に
PSTNは、番号をダイヤルすることによって、あらか
じめ選択された交換機がアクティブになったときに電話
回線を通してエンドユーザのメッセージをルーティング
する複数の交換機を含む。通常、PSTNのエンドユー
ザ・メッセージは、ネットワークによって採用された通
信ソフトウェアとモデムに記録されている通り、所定時
間、所定シーケンスで分割され、ターゲット・アドレス
またはモデムに送られる。PSTNは定期的に停止して
自体の同期をとり直し、エラーをチェックする。電話会
社は、情報が伝えられたかどうかとは無関係に、通信デ
バイス間でPSTN接続が確立された総時間についてコ
ンピュータ・ユーザまたはユーザに課金を行なう。これ
は長距離電話での課金に例えることができる。一般にP
STNのコンピュータは、電話回線を通してコンピュー
タ間に直接リンクをなす、ダイヤルされる数字とモデム
を通して通信する。モデムは、電話のように、目的のタ
ーゲット・コンピュータのモデムの電話番号をダイヤル
し、PSTN内の対応する交換機をアクティブにして、
ターゲット・アドレスにアクセスする。従って、コンピ
ュータ・モデム間に通信リンクが確立されるときはいつ
でも、ユーザはモデムが通信リンクを確立した総時間に
ついて課金される。
【0005】パケット・ネットワークはPSTN通信に
代わるものを提供する。パケット・ネットワークはパブ
リックとプライベートの通信ネットワーク・クラウドを
提供する。これらはコマンド・ベースのサービスであ
り、データ情報のパケットを転送するためにパケット・
ルータの網を使用する。通常、パケット・ルータの網は
典型的なパケット・ネットワークからなり、ネットワー
クは特定のパケット・ルータ・ルートを通してパケット
を転送する。PSTNキャリア・システムとは対照的
に、パケット通信ネットワークのサーバは、パケット・
ルータを使ってエンドユーザのメッセージ単位をパケッ
トとしてルーティング及び転送し、一般にカスタマは転
送されたパケット数またはパケット当たりの情報のビッ
ト数により課金される。従ってパケット・ルータとは、
情報のパケットを、そのターゲット・アドレス或いは別
のパケット・ルータにルーティングされて通信内容が転
送される際に、一時的に格納して転送する通信キャリア
に過ぎない。ユーザ・データのメッセージ単位はカプセ
ル化によりパケットにされ、アドレス・ヘッダ、エラー
訂正ビット、同期ビット等が付けられる。パケットはパ
ケット・ルータ・ネットワークを通してターゲット・ア
ドレスにルーティングされる。メッセージやデータ列を
転送するために用いられるルートの数は、ネットワーク
・クラウドの管理、ネットワークの容量、及び転送負荷
の大きさによる。従って、あるメッセージはターゲット
に転送されるまでに1つのルータしか通過せず、またあ
るメッセージはターゲットに届くまでに複数のルータを
通過することがある。
【0006】パケット・ネットワーク間、またはパケッ
ト・ネットワークとターゲット間の通信はPSTNに用
いられるものとは異なるが、モデム及びソフトウェアに
より行なわれる。パケット・ネットワークは、"ユーザ
ID、コンピュータ名、会社名、ネットワーク名"のよ
うな正規のアドレスを用いる。これは通常のテキスト、
数字列、またはその組み合わせであり、アドレスされた
メッセージが通過するネットワークのタイプによる。
【0007】ローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)は、適度な数のローカルなコンピュータ・グループ
が、Ethernet等、数少ない標準的方法の1つにより接続
されたものである。例えば、これらコンピュータがピア
としてネットワークを共有したり、サーバと呼ばれる共
有リソースを使用して、インターネットの場合のように
他のネットワークと通信できるようにLAN内のコンピ
ュータをサポートしたりできる。サーバは基本的には、
他のネットワークへのゲートウェイを提供する。サーバ
はまた、プリンタ・キューとして機能するプリント・サ
ーバや、ファイル・ライブラリにアクセスするためのフ
ァイル・サーバにもなる。通信サーバは、ネットワーク
に接続するときにはルーティング機能を組み込んだり、
外部ルーティング・マシンに接続したりできる。外部ル
ーティング・マシンとは、パケット・データ・ネットワ
ークの場合にはパケット・ルータであり、LAN内でエ
ンドユーザのコンピュータがアクセスし共有するモデム
群である。前者の場合、サーバはパケット・ルータとタ
ーゲット・デバイスとの間のリンクを提供し、ここでL
ANは、ユーザ識別コードやターゲット・ターミナルの
アドレスをもとに、サーバからターゲット・アドレスに
通信内容を直接リンクする。LANネットワーク・サー
ビスは、電話会社から電話回線をリースするか、私設回
線を提供して通信データのパケットを転送する。
【0008】通常、コンピュータはサーバを利用してパ
ケット・ルータと通信する。データ転送を始める際、コ
ンピュータは、そのユーザIDを通して、コマンドをL
ANに送って通信内容を目的のターゲット・アドレスに
転送する。LANはそのサーバをアクティブにしてから
サーバを通してコマンドとデータを送る。サーバはパケ
ット・ルータ・ネットワーク等、目的の情報転送ネット
ワークとリンクする。必ずしもすべてのコンピュータ・
ターミナルがローカル・エリア・ネットワークを通して
リンクされるわけではない。パケット・ルータ・システ
ムを通したデータ転送を準備する際にサーバと直接通信
することもある。パケット転送ネットワークは、選択さ
れたパケット・ルータへのデータ転送を受け入れる。パ
ケット・ルータは一時的にパケット内の情報を格納し、
必要な場合は、データが最終的にターゲット・コンピュ
ータまたはコンピュータのサーバに届くまで次のルータ
へ転送する。ターゲット・サーバはターゲット・アドレ
スを見つけ、ターゲット・ターミナルやターゲットLA
Nがデータ転送内容を受け取ってターゲット・ターミナ
ルへルーティングできるようにする。
【0009】データ情報のサイズと通信チャネルにより
転送速度が決定される。例えば、用いられるコンピュー
タや情報転送ネットワークによるが、数キロバイト程度
の小さいメッセージは転送に数分しかかからず、大きい
表計算シートやビデオ等、メガバイトのメッセージには
数時間かかる。その結果、通信リンクが維持される時間
によってカスタマが課金される代表的な低速PSTNシ
ステムの場合、大きいメッセージを転送するのは比較的
コスト高になる。パケット・ルータを利用した通信ネッ
トワークは、厳密なオンライン時間ではなくパケットに
より課金するのでそれほど高価ではないが、大きいメッ
セージを一定速度で転送するときはコスト高になること
がある。
【0010】直接リンクされ、パケット・ルータ及びサ
ーバを通して、また場合によってはPSTN交換回路を
通して通信するデバイスは、チャネル転送機器を使用し
てワイヤや直接リンクの転送帯域幅を変え、転送速度を
上げることができる。チャネル機器は通信帯域幅を拡大
するので、大きいメッセージをより便利に高速に転送で
きる。従来のチャネル機器は、広い総帯域幅が得られる
ように転送ラインの使用可能なチャネルを検索し、これ
らのチャネルを総合する。発信側コンピュータは転送前
にパケット・ルータを通してコマンドを送り、帯域幅を
大きくするためにチャネルの総合化を要求する。チャネ
ル機器は、要求された帯域幅をその特定の転送経路で使
用できる総帯域幅から提供することで、使用可能なチャ
ネルを見つけて総合する。
【0011】しかし問題は、通信チャネルの総合化はエ
アウェイ帯域幅チャネルで情報を転送するワイヤレス・
エアリンク・プロトコルには利用できないということで
ある。すなわち従来のワイヤレス通信システムは、ケー
ブルや電話回線を通して直接通信するコンピュータ・シ
ステムのように、エアリンクの使用可能なチャネルを総
合してエアリンク通信チャネルの総帯域幅を増やすこと
はできない。ワイヤレス通信は可変帯域幅が使用できな
いので、一定速度での、すなわち1つのチャネルを通し
た転送に限られる。ワイヤレス・リンクで通信データを
転送するためのチャネルはどの時間でも複数存在する
が、これらのチャネルはそれぞれ帯域幅が固定である。
ワイヤード・リンクではチャネルの総合化がされている
が、ワイヤレス通信ではそうではない。現在の加入者リ
モート通信デバイスは、要求によって可変エアリンク帯
域幅を割当てて、ワイヤレスすなわちエアリンクの転送
に使用可能なエアリンク・チャネルの総帯域幅を上げる
ことはできない。直接ケーブル・リンクで情報を送るコ
ンピュータは帯域幅の拡大を指示し、要求に応じてその
帯域幅を変えられるが、携帯電話、ポータブル・コンピ
ュータ、ポータブル・ファクシミリ等のリモート・デバ
イスは単一チャネル転送に限られる。すなわち、リモー
ト通信デバイスは最初、ある固定帯域幅チャネルでワイ
ヤレス・ハイウェイを通してデータを送受信局に転送
し、帯域幅の拡大や使用可能なチャネルの総合化を要求
して総帯域幅を大きくしたり、ワイヤレス・データ転送
速度を上げたりはできない。従って、直接リンク・チャ
ネルを総合する機能は、ワイヤレス通信では効果がな
く、帯域幅を大きくすることができないのでエアリンク
でのメッセージ転送は遅くなる。
【0012】その結果、既存のワイヤレス・エアリンク
・プロトコルでは一定速度でのデータ転送しか出来ず、
通常はどのようなネットワークでも速度は1つである。
これは、チャネルの周波数と既存無線チャネルのガード
バンド分離による場合があるが、ほとんどの場合、追加
チャネルで帯域幅容量の増加を要求することは簡単には
できなないこと、また既存チャネルを総合して広帯域幅
のチャネルを得ることができないことによる。そのた
め、データ量が比較的多いメッセージの転送は固定帯域
幅の単一チャネルに限られ、エアリンクによる転送は従
来のワイヤード・リンクを通して通信するシステムによ
る場合よりもかなり時間がかかる。従って、帯域幅の増
加とチャネルの総合化を要する関連リンクは、リモート
通信デバイスや移動通信デバイスと送受信局の間のワイ
ヤレス・エアリンクである。というのは、通信内容がロ
ーカルの受信ポイントに届けば電話回線等のケーブルの
総合チャネルを通して転送できるからである。従って、
エンドユーザの通信システムの能力が充分に活用できる
ように、ワイヤレス通信の総帯域幅を拡大するため、ワ
イヤレス・エアリンク・チャネルを総合する装置または
方法が求められる。
【0013】従来技術ではチャネルを割当て、チャネル
の代替ルーティングを行ない、ガードバンドをデータ転
送に使用し、ある場所でのチャネル使用を最適化し、チ
ャネルの未使用スポット(quiet spots)間のチャネル
・ホッピングを利用し、無線通信用のチャネルを割当て
るデバイスがいくつか考案されているが、これらのデバ
イスは上述の問題に取り組まず、また解決せず、ワイヤ
レスすなわち無線のチャネルで情報転送の速度と効率を
高め、ワイヤレス・エアリンク通信ゾーンで使用可能な
チャネルを検索/検出及び総合するシステムは提供して
いない。例えばAshらによる米国特許番号第51309
82号は帯域幅を割当てる通信ネットワークを示してい
る。このネットワークは相互接続された複数のノードか
らなり、ネットワーク・ノード間でネットワーク帯域幅
を共有するために帯域幅が細かく分けられる。ネットワ
ークは、転送トラフィックの情報を処理するために、ノ
ード間に直接ワイヤード・リンクすなわち経路を確立す
るノードに共通に接続された共有帯域幅プールを使用す
る。ネットワーク・ノード間に直接リンクが確立される
が、ワイヤレス・リンクで帯域幅を変更或いは拡大する
ために使用可能な無線チャネルは割当てられず、また総
合されない。
【0014】Hasegawaらによる米国特許番号第5065
399号は、ネットワーク直接リンクの切断障害後にネ
ットワーク・ノード間の共通路を復元する方法を開示し
ている。あるリンクが故障したためにデフォルトの通信
リンクが切断されたとき、ノード間の直接リンク通信を
回復するようにされた自動ネットワーク復元法が示され
ている。故障した通信リンクで失われた帯域幅をもとに
予備帯域幅が最大のリンクが検索され、ノード間で帯域
幅が最大の直接リンクが選ばれ、失われたパスが置き換
えられる。しかしエンドユーザには焦点があてられず、
要求によって使用可能な総合エアリンク・チャネルが検
索されてワイヤレス通信の帯域幅が拡大或いは変更され
ることはない。
【0015】Wangによる米国特許番号第4280630
号は、最後の品質と最後の使用状態をもとに個々のチャ
ネルを割当てる方法を開示している。また、好適なチャ
ネル・リストから通信チャネルを割当てるチャネル・ア
ロケータを含む基地局と無線通信システムWangによりが
開示されている。チャネルは所定しきい値のチャネル品
質に関して平均マージン値に従って割当てられる。ワイ
ヤレス情報転送の効率を改良する動的帯域幅エアリンク
割当てシステムは開示されておらず、直接リンク通信に
単一チャネルが割当てられる。
【0016】Itoらによる米国特許番号第521075
2号は、固定帯域幅チャネルを使用する無線電気通信シ
ステムを開示している。このチャネルは通常はボイス・
チャネルであり、輻輳したエリアで高速なコール設定と
スタート・タイミングを図る形でネットワーク制御信号
が転送される。複数の音声無線スロットを持つチャネル
で空きタイム・スロットを見つけることによって中央無
線周波数が使用できるかどうかを決定する無線電気通信
システムが示されている。多数の制限無線周波数を準備
せずに中央トラフィックの増加に応えようとしている。
どの無線周波数が使用できるかが確認され、複数の音声
無線の各タイム・スロットが空いているかどうか確認さ
れ、空きタイム・スロットをもとに無線チャネルが選択
される。
【0017】Georgeによる米国特許番号第521478
9号は、移動無線機の場所がわかっているときに無線チ
ャネルの使用状態を最適化する方法を示している。移動
無線機の位置をもとに移動無線機にチャネルが割当てら
れて、ある地域内の通信チャネルの割当てが最適化され
る。割当て帯域幅を増やして転送効率を最大にするため
に要求によってチャネルが総合されることはなく、ある
地域内のチャネルの割当てを最適化するために移動する
ユーザの位置に焦点があてられる。
【0018】またBronderらによる米国特許番号第50
05169号は、既存のガードバンドで低電力信号を使
用してデータを送る周波数分割多重ガードバンド通信シ
ステムを示している。信号は、指定電力レベルより低く
保たれることでノイズのように見せかけるので、主周波
数分割多重器の復元に対する干渉は起こらない。
【0019】前記の参照文献は、エンドユーザの要求に
応じてエアリンク・チャネルでワイヤレス可変帯域幅通
信を行なう装置や方法は提供していない。無線エアリン
クにおけるワイヤレス通信のための可変帯域幅は、これ
まで1つのエアリンク・チャネルでしか転送出来なかっ
たために一定速度に限られていた通信データの転送効率
と転送速度を高めるためには重要である。よって、ワイ
ヤレス通信に用いられるエアリンク・チャネルの帯域幅
を変更して、情報転送の効率と速度を高める装置及び方
法が求められる。本発明は、ワイヤレス通信リンクの総
帯域幅を増やし、これにより転送の速度と効率を高める
ために、使用可能なエアリンク・チャネルを検索/検出
及び総合する装置及び方法を提供するものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エン
ドユーザがエアリンク転送のために"帯域幅の拡大"を要
求できるエンドユーザ・デバイス間のワイヤレス通信の
速度と効率を高める装置及び方法を提供することであ
る。
【0021】本発明の他の目的は、通信システムのエン
ドユーザが、ワイヤレス転送を高速化するために使用可
能なエアリンク、すなわち無線のチャネルの総合化を要
求できる装置及び方法を提供することである。
【0022】本発明の他の目的は、携帯電話、ポータブ
ル・コンピュータ等のエンドユーザ・デバイスが、リモ
ートの移動ターゲット・デバイスとの間でより多くの情
報をより速く送信するために、エアリンク・チャネルに
よる可変速の情報転送を要求できるようにすることでワ
イヤレスの可変帯域幅エアリンクを提供することであ
る。
【0023】本発明の他の目的は、携帯電話、ポータブ
ル・コンピュータ等の移動デバイスのエンドユーザが、
エアリンク・チャネルを通してメッセージや情報をより
高速に転送するために、要求によって使用可能な無線チ
ャネルの帯域幅を増やすことのできる装置を提供するこ
とである。
【0024】本発明の他の目的は、より大きいメッセー
ジをより高速に転送できるように、リモート・デバイス
とトランシーバとの間でメッセージが転送されるエアリ
ンク・チャネルの総帯域幅を増やすために、使用可能な
無線チャネルを総合する方法を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記を含むそ
の目的に従ってエアウェイにおける使用可能な通信チャ
ネルを総合することによって、ワイヤレス・エアリンク
・プロトコルを通したデータ転送の帯域幅または速度を
増す装置及び方法を含む。このワイヤレス可変帯域幅エ
アリンク装置は、加入者リモート・ユニット、トランシ
ーバ局、マスタ・マイクロプロセッサ、ソフトウェア・
パッケージ、及びチャネル無線機に、エンドユーザ用移
動ユニットと通信する任意のエンドユーザ・デバイスの
加入者リモート・デバイスが、使用可能な無線、すなわ
ちエアリンクのチャネルの総合化を要求できるようにす
ることによって先に述べた従来技術の問題を解決する。
使用可能なエアリンク・チャネルの帯域幅を増やすこと
により、メッセージはより速く転送され、受信される。
一般に本発明は、マスタ・マイクロプロセッサとソフト
ウェア・パッケージからなるが、マスタ・マイクロプロ
セッサと通信するための対応するマイクロプロセッサ・
カード、トランシーバ、及びモデムを持つ携帯電話、ポ
ータブル・コンピュータ、ポータブル・ファクシミリ
等、従来のチャネル無線機やワイヤレス加入者リモート
・ユニット(SRU)も追加できる。通常、SRUは、
トランシーバ局との間でメッセージを送受信するトラン
シーバと、他方のエンドユーザと通信リンクを確立する
ためのモデムを含む。本発明は、トランシーバ・タワー
からメッセージを転送するために使用可能な無線チャネ
ルを検出し、総合することのできる従来の任意のタイプ
のチャネル無線機を採用できる。
【0026】本発明は、大きいメッセージを加入者リモ
ート・ユニット(SRU)、すなわちエンドユーザ用移
動デバイスとの間でより効率よく転送できるように、S
RUまたはターミナルのエンドユーザ・デバイスが、使
用可能なエアリンク無線チャネルを要求によって総合し
て使用可能な総帯域幅から総帯域幅を増やすことができ
る装置を提供する。また、加入者リモート・ユニット・
デバイスとトランシーバ局の間で通信を高速化するため
に使用可能なエアリンク・チャネルを総合する方法がこ
の装置によって提供される。一般にこの方法は、SRU
とトランシーバの間でメッセージを転送するために使用
可能なエアリンク・チャネルの総合を要求し、要求をマ
スタ・マイクロプロセッサに送り、マイクロプロセッサ
の要求でチャネル無線機を起動してトリガし、使用可能
なエアウェイ・チャネルを検索/検出及び予約し、マス
タ・マイクロプロセッサから発信側デバイスへ確認を送
り、総合されたチャネルを通して発信側からメッセージ
を転送する、SRUの発信側エンドユーザ・デバイスを
含む。
【0027】SRUが発信側デバイスである場合、これ
はトランシーバ・タワーを通してマスタ・マイクロプロ
セッサにエアリンク・チャネルの総合化要求を転送す
る。SRUは、エアリンク・チャネルが総合されたこと
の確認をマスタ・マイクロプロセッサから受信した後、
そのメッセージを準備してトランシーバ・デバイスに転
送する。トランシーバ・デバイスはそのメッセージを直
接、チャネル無線機を通して外部情報転送ネットワー
ク、すなわちパケット・ルータ・ネットワーク或いはP
STNに送り、後者はそれを発信側の指示通りにターゲ
ット・アドレスにルーティングする。一方ターミナル・
デバイスが発信側の場合、ターミナル・デバイスは総合
化要求をパケット・ルータ・ネットワークを通してマス
タ・マイクロプロセッサに送り、そのメッセージを準備
して外部転送ネットワークに転送し、ネットワークはそ
れを無線機に送ってからトランシーバに送る。トランシ
ーバは最終的にメッセージを総合エアリンク・チャネル
を通してSRUに転送する。本発明は、既存のワイヤレ
ス・エアリンク・プロトコルでは一定速度でのデータ転
送しか出来ないワイヤレス通信に対しての新規アプロー
チを示す。本発明によれば、エアリンクを通したワイヤ
レス・プロトコル間のデータ転送は速度または帯域幅を
増やして達成できる。
【0028】ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置は、
好適な実施例では、サポート・ソフトウェアを持つマス
タ・マイクロプロセッサ、チャネル無線機、及びトラン
シーバを含む。ワイヤレス可変帯域幅エアリンク装置に
より、エンドユーザの移動通信デバイスは、エアリンク
すなわち無線の総合チャネルを通してメッセージを送受
信できる。エアリンク・チャネルを総合することで転送
媒体の総帯域幅が増加する。エンドユーザの移動デバイ
スすなわちSRUは、携帯電話、ポータブル・コンピュ
ータ、ポータブル・ファクシミリ等であり、固定エンド
ユーザ・デバイスは通常、デスクトップ・コンピュー
タ、ファクシミリ、マイクロプロセッサを持つコピー機
等のターミナル・デバイスである。トランシーバ局と固
定ターミナル・デバイスの間の通信は、直接ワイヤード
・リンクを通して行なわれ、通信内容はパケット・ルー
タ・ネットワークまたはPSTN等の情報転送ネットワ
ークを通して転送される。どのような通信シーケンスで
も一方のエンドユーザ・デバイスはターゲット・アドレ
スを含み、もう一方のエンドユーザ・デバイスは発信側
アドレスを含む。ここでは説明の便宜上、SRUを発信
側アドレスとして説明し、ターミナル・デバイスはター
ゲット・アドレスとして言及することがあるが、どのよ
うな通信においても、いずれのデバイスもメッセージの
転送や受信ができるように役割を逆にすることができ
る。
【0029】SRUは好適には、プログラミング機能を
持つ携帯電話や携帯電話アダプタ、モデム、及びトラン
シーバを持つラップトップ・コンピュータ等の移動通信
用携帯デバイスを含む。SRUは、外部トランシーバ局
を通して、エアリンクすなわち無線のチャネルを通して
メッセージを送受信することによって、固定ターミナル
・デバイスまたは他のSRUと通信する。ワイヤレス転
送はこれまで常に一定の帯域幅の単一チャネルを通して
行なわれてきたが、本発明では、帯域幅が全体として増
加するように、エンドユーザ・デバイスが空きエアリン
ク・チャネル(無線チャネル等)の総合化を要求でき
る。トランシーバ局はメッセージをチャネル無線機を通
して、外部転送ネットワークすなわちパケット・ネット
ワークまたは非パケット・ネットワーク、次にサーバ、
モデムまたは両者へ、そして最終的にターミナル・ター
ゲット・アドレスへルーティングすることによって、S
RUから受信されたメッセージをターゲット・アドレス
に送る。ターミナルが発信側デバイスなら、ターミナル
は、チャネルの総合化を開始するためにその要求をパケ
ット・ルータを通してマスタ・プロセッサに送り、プロ
セッサはチャネル無線機をアクティブにして、使用可能
なチャネルの検出、予約、及び総合化を行なう。その
後、ターミナルは所望のメッセージをそのモデム、サー
バ、または両者を通して外部転送ネットワークに、次に
チャネル無線機とトランシーバに送り、トランシーバは
メッセージを総合エアリンク・チャネルを通してSRU
に転送する。いずれの場合もトランシーバ局とターミナ
ル・エンドユーザ・デバイスの間の転送はすべて直接リ
ンク、すなわちワイヤード・リンクを通して行なわれ
る。
【0030】前記の通りSRUまたはターミナルは、エ
アリンクを通してより高速な転送が行なえるように、メ
ッセージをトランシーバ・デバイスに転送する前にエア
リンクで使用可能な複数の無線チャネルを総合すること
をマスタ・マイクロプロセッサに要求できる。マスタ・
マイクロプロセッサは、使用可能な無線チャネルを検索
/検出して割当て、総合するようチャネル無線機を起動
して指示できるように、転送されるメッセージのサイズ
についての情報を発信側から受信する。チャネル無線機
は起動後に使用可能な総合できるエアリンク・チャネル
を検索/検出し、その情報をマスタ・マイクロプロセッ
サに送る。マスタ・マイクロプロセッサはどのチャネル
を割当てて総合するかを決定し、チャネル無線機に確認
コマンドを送り、選択されたチャネルを総合する。従来
技術の所で述べたように、既存の転送機器は、ターゲッ
トのターミナル・デバイスとトランシーバとの間でメッ
セージをより効率よくルーティングするために直接リン
ク・ケーブルのチャネルを総合する。本発明では無線す
なわちエアリンクのチャネルの総合化は、どのデバイス
がメッセージを転送するかにより、SRUまたはターミ
ナル・デバイスのいずれかの要求によって行なわれる。
【0031】エンドユーザ・デバイス側には、好適な実
施例に従って2つのオプションがある。エンドユーザは
これまでの産業技術を利用して、通常は帯域幅が固定さ
れた1つのエアリンク・チャネル、或いは総合エアリン
ク・チャネルを通してメッセージを送受信するオプショ
ンがある。エンドユーザはそのリクエストをマスタ・マ
イクロプロセッサに送る。リクエストが1つのエアリン
ク・チャネルによる転送なら、マスタ・マイクロプロセ
ッサはメッセージを転送するためにエアリンク・チャネ
ルを準備することをチャネル無線機に要求する。発信側
エンドユーザがSRUのとき、メッセージはトランシー
バで受信されて先に述べたような経路を送信される。一
方、リクエストがエアリンク・チャネルの総合化要求で
あれば、マスタ・マイクロプロセッサはチャネル無線機
を初期化して、使用可能なエアリンク・チャネルを検
出、予約、及び総合する。ある実施例の場合、エンドユ
ーザは、総合チャネル転送を選択する前に、使用可能な
エアリンク・チャネルをもとに予測転送時間を計算する
オプションがある。予測転送時間を計算する際、チャネ
ル無線機はチャネルを検出及び予約し、これらのチャネ
ルの帯域幅をマスタ・マイクロプロセッサにレポートす
る。マスタ・マイクロプロセッサはそこでこれらの帯域
幅をもとに予測転送時間を計算し、時間及び確認を要求
側エンドユーザに送る。いずれにしろチャネルが総合さ
れれば、総合エアリンク・チャネルを通して、どちらが
発信側エンドユーザかによってSRUまたはトランシー
バ局からメッセージが転送される。通常メッセージは単
位毎にまとめて転送されるので、チャネル無線機または
ターゲットSRUは、総合エアリンク・チャネルを通し
て転送されたメッセージのセグメントをターゲットで処
理するために、正しい形に再アセンブルしなければなら
ない。無線機は通常、SRUから受信されたメッセージ
を直接リンクを通してターゲット・アドレスに転送する
ために再アセンブルする。或いはまた、使用可能な総合
されたチャネルがすべて隣接した無線周波数なら、総合
されたチャネルは1つの大きな周波数帯域幅ブロックと
して扱える。これによりワイヤレス帯域幅エアリンクが
増え、メッセージは総合されたチャネルを通して転送す
るために分解せずに転送される。全周波数スペクトルで
隣接した無線チャネルを総合することでまた、総合され
たチャネルによる転送で生じ得る干渉が減少する。従っ
てチャネル無線機は総合化の前に隣接したチャネルを検
索する。
【0032】メッセージをワイヤレス・エアリンクで転
送するために使用可能なエアリンク、すなわち無線のチ
ャネルを総合する方法は、詳しくは、リクエスト・メッ
セージをマスタ・マイクロプロセッサに送って使用可能
なチャネルの総合化を要求するステップ、マスタ・マイ
クロプロセッサからチャネル無線機にコマンドを送って
チャネルを総合するステップ、次にチャネル無線機が使
用可能なエアリンク・チャネルを検出及び予約するステ
ップ、マイクロプロセッサが総合化に使用可能なチャネ
ルが存在するという確認メッセージをSRUに送るステ
ップ、加入者リモート・ユニットからマスタ・マイクロ
プロセッサに承認確認を送って使用可能なチャネルを総
合するステップ、確認応答をチャネル無線機に送って予
約されたエアリンク・チャネルを総合するステップ、及
びチャネル無線機により使用可能なエアリンク・チャネ
ルを総合化するステップを含む。
【0033】このようにマスタ・マイクロプロセッサ
は、チャネル無線機を初期化及び準備し指示するブレー
ン・ワークを行なって使用可能なエアリンク・チャネル
を総合する。使用可能なエアリンク・チャネルが総合さ
れると、SRUはマスタ・マイクロプロセッサからメッ
セージを転送するための確認応答を受信する。次にSR
Uはそのメッセージをトランシーバ・デバイスに転送
し、トランシーバ・デバイスはそこでチャネル無線機を
通して外部転送ネットワークにルーティングする。チャ
ネル無線機は、メッセージを受信してサーバに転送する
ようにパケット・ルータ等の外部転送ネットワークを準
備する。サーバはそこで情報またはメッセージをターゲ
ットのターミナル・アドレスにルーティングする。
【0034】本発明は、使用可能なチャネルを検出し総
合できる従来のチャネル無線機を通して通信する任意の
タイプのデータ転送ネットワークに使用できるが、セル
ラー・デジタル・パケット処理やパケット・ルータに言
及しながら説明する。パケット・ルータは交換網を通し
てメッセージを送信するのではなく、情報のパケットを
ルーティングするので、より効率的でありコスト効果が
高いからである。
【0035】
【発明の実施の形態】各図を参照する。図1乃至図13
は、ワイヤレス可変帯域幅エアリンク通信ネットワー
ク、及びエアリンク・チャネルを総合する方法を示す。
ネットワーク100は、加入者リモート・ユニット(S
RU)101、トランシーバ局102、チャネル無線機
103、パケット・ルータ104、及びマスタ・マイク
ロプロセッサ105を含む。本発明は、図2及び図12
のフローチャートに示したステップを実行するソフトウ
ェアを有し、チャネル無線機103及びパケット・ルー
タ・ネットワーク104乃至104cと通信して、エン
ドユーザ・デバイス間でデータ通信メッセージのワイヤ
レス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を総合するマ
スタ・マイクロプロセッサ105を取り入れている。エ
ンドユーザ・デバイスの1つは移動式SRU101であ
る。通常、帯域幅を増やすために使用可能なエアリンク
・チャネルを検出し、割当てて総合するリクエストは、
パケット・ルータ104、104a、104b、または
104cを通して送られる。パケット・ルータはプロセ
ッサ105と互換通信リンクを確立してプロセッサ10
5が無線機103を初期化できるようにする。SRU1
01が発信側デバイスのとき、メッセージはデスクトッ
プ・コンピュータ、ファクシミリ、その他の通信デバイ
ス等の最終ターゲット・ターミナル・デバイス(図では
T1乃至TX)に、パケット・ルータ104またはPS
TN107等を含む外部転送ネットワークを通して送ら
れる。
【0036】上述の通り、通信内容が発信側デバイスか
らターゲット・デバイスに送られる速度は、通信内容が
送られる無線、すなわちエアリンクのチャネルの帯域幅
に依存する。本発明は、多くの通信内容すなわちメッセ
ージの転送を高速化するために、使用可能なエアリンク
・チャネル110を総合することで総帯域幅を増やす。
帯域幅が大きければそれだけ通信は高速になり、大きな
メッセージをより効率よく転送する容量も増加する。こ
こで注意しておきたいことは、直接ワイヤ・リンクで通
信チャネルを総合することはこれまで行なわれているが
移動デバイスからのワイヤレス・エアリンク転送ではそ
うではない、ということである。
【0037】図1乃至図13を参照する。ワイヤレス可
変帯域幅エアリンク装置の好適な実施例は、マスタ・マ
イクロプロセッサ105とソフトウェア・パッケージだ
けの構成であり、これに図4乃至図12に示したステッ
プが加わる。本発明はまた、エアリンク・チャネルを検
出し総合できる従来のチャネル無線機103、すなわち
ワイヤレス無線転送手段と、SRUと通信するトランシ
ーバ102を追加できる。本発明のシステム・ネットワ
ーク100は、マスタ・マイクロプロセッサ、ソフトウ
ェア、パケット・ルータ・ネットワーク104、チャネ
ル無線機103、トランシーバ102、及び加入者リモ
ート・ユニット101を含む。プロセッサ105とソフ
トウェアは、使用可能なエアリンク・チャネルの総合化
を制御してワイヤレスすなわちエアリンクの転送の総帯
域幅を増やし、パケット・ルータ104、無線機10
3、及びトランシーバ102と一緒に機能する。使用可
能なエアリンク・チャネル110の総合化は、マスタ・
マイクロプロセッサ105、エアリンク・チャネルを検
出して総合化できるチャネル無線機103、及びトラン
シーバ102によって行なえる。エアリンク・チャネル
110が総合化されると、エンドユーザ通信デバイス間
のワイヤレス通信に増加した帯域幅または可変帯域幅を
使用できる。エンドユーザ・デバイスは例えば、両方と
もSRU101、或いはSRU101と、パーソナル・
コンピュータやファクシミリ等の固定直接ワイヤード通
信ターミナル・デバイス108乃至108dである。
【0038】SRU101は、好適な実施例では、マイ
クロプロセッサ及びモデムを有する携帯電話、IBM Thin
kPadのような、モデム、電話アダプタ、及びトランシー
バを有するポータブル・コンピュータ、ポータブル・フ
ァクシミリ、その他ワイヤレス通信機能を有するデバイ
スである。すなわちSRU101は、トランシーバ、マ
イクロプロセッサ、及びモデム型デバイスを有する任意
のワイヤレス通信デバイスでよい。SRU101は、エ
アリンク・チャネル110を通してエンドユーザ間でメ
ッセージを送受信するトランシーバ局102と通信す
る。トランシーバ局102はチャネル無線機103に直
接リンクされ、無線機103は外部情報転送ネットワー
ク104または107及びマスタ・マイクロプロセッサ
105に直接リンクされる。外部情報転送ネットワーク
は好適にはパケット・ルータ・ネットワーク104乃至
104cを含む。発信側はパケット・ルータ104を通
して通信して総合帯域幅を要求するからである。その結
果、発信側はパケット・ネットワーク104乃至104
cまたはPSTN107を使用してターゲットと通信で
きる。従って、マスタ・マイクロプロセッサ105とパ
ケット・ルータ104は、エンドユーザ・デバイス10
8または101がエアリンク・チャネル110の総合化
を要求でき、プロセッサ105は無線機103を起動で
きるように直接リンクされる。通常、チャネル無線機1
03は交換回路のPSTN107またはパケット・ルー
タ或いはその両方にリンクされ、この特定の外部転送ネ
ットワークに接続されたエンドユーザ・デバイスにメッ
セージを送る。本発明は、マスタ・プロセッサ105に
よるソフトウェア・ドリブンである。プロセッサ105
は、エンドユーザ・デバイス(101または108)か
らコマンド入力をトランシーバ局102と無線機103
を通して受信し、使用可能なエアリンク・チャネルの検
出と総合化でチャネル無線機103を制御する。
【0039】パケット・ルータ104は、Ethernetやイ
ンターネット等の外部ネットワークとサーバを通して、
ターミナル・デバイス108a乃至108dに直接リン
クできる。サーバ106は、メッセージを特定ターミナ
ル108a乃至108d及びパケット・ルータ104乃
至104cの間でルーティングする。サーバ106はユ
ーザIDと通信して、メッセージを送信或いは受信して
いるターミナルを識別する。パケット・ルータ・ネット
ワーク104は、図1に示すように他のパケット・ルー
タ104a、104bまたは104cと直接リンクし
て、最終目的のサーバ106aまたは106b及びター
ミナルTに届く前に複数のパケット・ルータ・システム
と通信することもできる。通常、メッセージが送信され
るパケット・ルータの数は、海外通信の場合等のように
場所、及び通信内容が相手側に届くまでの距離に依存す
る。
【0040】SRU101はワイヤレス転送を開始する
際、固定エアリンク・チャネルを通してコマンド入力を
マスタ・マイクロプロセッサ105によって受信される
ように、トランシーバ102とチャネル無線機103に
送る。プロセッサ105によりチャネル無線機103が
エアリンク・チャネルを検索し、総合する。その後プロ
セッサ105はSRU101に対するチャネルの総合化
を確認する。トランシーバ102はメッセージを受信
し、そのメッセージを、発信側による指示通りにパケッ
ト・ルータ・ネットワーク104または交換回路のPS
TNネットワーク107のいずれかに送信する。メッセ
ージは、既存のネットワーク・ルールによりターゲット
・アドレスにアドレスされルーティングされる。メッセ
ージはSRU101のコマンドに応じて1つ以上のター
ミナル・ターゲット・アドレスに送信できる。通常、メ
ッセージは、SRUが発信側である場合は、分割して転
送され、変調/復調用信号プロセッサを持つ無線機10
3によって再アセンブルされる。メッセージはアナログ
/アナログ(A/A)転送で送られ、直接リンク内のA
/D(アナログ/デジタル)コンバータによりデジタル
に変換される。A/Dコンバータはトランシーバ10
2、無線機103、プロセッサ105、外部ネットワー
ク、またはそれらの間に置かれる。同様にメッセージの
再アセンブリはどの箇所でも行なえる。
【0041】SRU101またはエンドユーザ・ターミ
ナル108からのリクエストが、無線すなわちエアリン
クのチャネルの動的ワイド・バンド割当ての要求である
場合、マスタ・マイクロプロセッサ105はこれを対応
するリクエストに変換してチャネル無線機103に送信
する。従ってマスタ・マイクロプロセッサ105は、ど
ちらのエンドユーザがメッセージを転送しているかに応
じてSRU101またはデバイスからのチャネルの総合
化の要求を受信する。これによりマスタ・マイクロプロ
セッサ105がトリガされ、リクエストがチャネル無線
機103に対する帯域幅増加のコマンドに変換される。
無線機は、マスタ・マイクロプロセッサ105からコマ
ンドを受信して使用可能な無線チャネルを検索/検出し
て総合する。従ってチャネル無線機103はどのチャネ
ルが空いているかを計算し、これらのチャネルを予約し
て応答をマスタ・マイクロプロセッサ105に返す。マ
イクロプロセッサ105は予約されたチャネルのIDを
確認する。マスタ・マイクロプロセッサ105はこの情
報を、パケット・ルータ・ネットワーク及びチャネル無
線機によって確立されたメッセージ・リンクと、最初に
パケット・ルータ104とチャネル無線機103の間の
通信に割当てられたチャネルを通してSRU101に転
送する。どちらが発信側デバイスとして識別されるかに
応じて、SRU101またはターミナル・デバイス10
8はチャネルの総合化の要求を確認する。マスタ・マイ
クロプロセッサ105は、この確認を受信してチャネル
無線機が無線すなわちエアリンクの予約済みチャネルを
総合することを許可する。
【0042】図1で、本発明は、複数のエンドユーザ・
ターミナル、パケット・ルータ、及びサーバとの間にリ
ンクを確立するシステム全体と一緒に用いる形で示され
ている。図13ではシンプルなシステムを示しており、
ここではターミナルT1は図示のようにデスクトップ・
コンピュータになる。ただし参照符号108a乃至10
8dで示したターミナルT1乃至TXは、モデム、サー
バ、またはその両方を通して通信する任意の通信デバイ
スでよい。SRU101は移動通信デバイスであり、従
来の携帯電話やポータブル・コンピュータに取り付けら
れたマイクロプロセッサ及びトランシーバから構成する
ことができる。図1でSRU101は、情報をトランシ
ーバ102に転送する携帯電話等のワイヤレス通信デバ
イスとして示されている。SRU101はポータブル・
コンピュータに電気的に接続できる形でもよい。
【0043】図2乃至図4は、ワイヤレス転送の総帯域
幅を増やすために使用可能なエアリンク・チャネル11
0を検出し、総合する方法を示している。エアリンク・
チャネル110を総合するため、SRU101は、エア
リンク・チャネル110を通してトランシーバ102に
転送する通信データまたはメッセージを準備する(ブロ
ック120)。SRU101は最初、通信内容が送られ
るターゲット・デバイス(この場合は1つ以上のターミ
ナル108a乃至108d)のターゲット・アドレス1
22をセットする。次にSRU101は、図2乃至図4
のフローチャートに示したステップを含む転送待ち通信
内容のサイズを確認する。SRU101が転送されるメ
ッセージを準備してそのサイズを確認した後、ユーザは
使用可能なエアリンク・チャネルを総合するかどうか決
定する(判断ブロック126)。図2乃至図4に示した
省略した方法では、ユーザはメッセージ・コマンドをマ
スタ・プロセッサ105に送って、総合化が求められる
場合は使用可能な無線チャネルを総合し(ブロック12
8)、プロセッサ105はその要求の受信確認(AC
K)を送る。プロセッサ105は次に使用可能なチャネ
ルを検出し、割当てて総合するためにコマンドをチャネ
ル無線機103に送る(ブロック130)。無線機10
3はこれに応答して、マスタ・マイクロプロセッサ10
5によって選択された通り、総合するチャネルを検索/
検出して一時的に予約する。チャネルが割当てられた後
プロセッサ105に確認メッセージが送られ、使用可能
なエアリンク・チャネルとそれらの対応帯域幅が示され
る(ブロック134、136)。プロセッサ105は次
に総合化の確認をSRU101に送る(ブロック14
3)。次にSRU101は総合チャネルを通して転送す
る要求を確認するか、転送を中止する(ブロック15
2)。中止の場合はSRU101またはエンドユーザは
リセットされる。
【0044】SRU101は総合化と転送を確認する
と、デジタル/アナログ・コンバータ(D/A)を通し
てメッセージをデジタルからアナログに変換する。エア
ウェイはアナログ/アナログ転送だからである。メッセ
ージはセグメントで、すなわち分割して転送され、最初
にトランシーバ102によって受信される。トランシー
バ102は転送メッセージを受信すると、メッセージ
を、ケーブルまたはワイヤによってトランシーバ102
に直接リンクされた無線機に伝える。チャネル無線機1
03は、そこでメッセージを無線機103に直接リンク
されたパケット・ルータ104の転送ネットワーク、ま
たは転送交換回路PSTN107にルーティングする。
チャネル無線機103は、受信されたままのメッセージ
を転送ネットワークに送る前にメッセージを再アセンブ
ルし、信号プロセッサでメッセージをデジタル・セグメ
ントにデジタル化する。ただしメッセージの再アセンブ
リは、ワイヤレス転送が終了した後に任意の信号プロセ
ッサ或いは構成要素によって行なえる。モデムは、パケ
ット・ルータ104、無線機103、プロセッサ10
5、及びPSTN107上の各通信ポート間に接続イン
タフェースを提供して、直接リンク・デバイス間の通信
を可能にする。通常、モデムはデジタル転送用A/Dコ
ンバータを含む。従って無線機はA/Dコンバータを追
加してメッセージを転送ネットワークに送る前にデジタ
ルに変換することができる。ただしA/Dコンバータは
パケット・ルータ104側、無線機103内、トランシ
ーバ102側等、任意の接続点に置くことができる。転
送ネットワークがパケット・ルータ104を含む場合、
パケット・ルータは上述のようにメッセージ・セグメン
トをパケットにし、メッセージを特定パケットを通して
サーバやモデムに、そしてターゲット・アドレスにルー
ティングする。実際にメッセージの送信にかかる時間
は、図5乃至図8、及び図9乃至図12に示すように総
合化の前にユーザが確認することができる。ユーザが予
想転送時間の計算をしないことに決めた場合は、従来の
転送が行なわれ、そこでメッセージは上述のように単一
チャネルを通してトランシーバ102及び無線機103
に転送され、ターゲットにルーティングされる。
【0045】図7及び図8、または図9乃至図12を参
照する。大きなメッセージの場合、ユーザは無線転送時
間がコスト高になると転送に要する時間の計算を求める
ことがある。これは本発明の他の機能になる。使用可能
なチャネルを総合する前には転送時間の実際の計算は必
要ないからである。本発明は図5乃至図8及び図9乃至
図12に示すように、チャネルを総合し、転送時間を計
算するための2つの方法を提供する。図5乃至図8、及
び図9乃至図12を参照する。ユーザは1つのチャネル
を通して転送するか総合チャネルを通して転送するかを
決定する(ブロック226)。図5乃至図8の方法では
これは予想転送時間を計算せずに行なわれるが、図9乃
至図12の方法ではユーザは転送時間を確認するかどう
かについてはプリエンプトされる。図9乃至図12に示
すように、転送時間の計算が選択されない場合(ブロッ
ク326)、SRU101は単一チャネル転送でメッセ
ージをプロセッサ105に送り、受信されたチャネルを
通して転送する。ブロック326、353、355、3
29、及び331を参照されたい。図5乃至図8を参照
する。ユーザは、転送時間を受信した後に単一チャネル
または総合チャネルを通して転送するかどうか決定する
(ブロック224、226を参照)。単一チャネルが選
択される場合、SRU101は無線機103を単一チャ
ネル転送に対してアクティブにし、従来のように単一チ
ャネルを通してメッセージを転送する(ブロック25
3、255、229、231を参照)。総合化が選択さ
れる場合、SRU101はそのリクエストをマスタ・マ
イクロプロセッサ105に送り、エアリンク通信チャネ
ルの検索と総合化をアクティブにする(228)。マス
タ・プロセッサ105はこれに応じてコマンドを無線機
に送り、使用可能なエアリンク・チャネルと対応する帯
域幅の検索をアクティブにする(ブロック230を参
照)。無線機103はマスタ・マイクロプロセッサ10
5に応答して使用可能なエアリンク・チャネルを検索/
検出し、これらのチャネルを予約する一方、マスタ・マ
イクロプロセッサ105に使用可能なチャネルと対応帯
域幅についての情報を送った後に、マスタ・マイクロプ
ロセッサ105からの応答を待つ(ブロック232、2
34を参照)。その後、マスタ・マイクロプロセッサ1
05は統合できるチャネルを選択し、単一チャネル転送
の場合の所要時間と、選択された総合チャネルの可変転
送速度の場合の所要時間を計算する(ブロック236、
238)。本発明のこの方法ではマスタ・マイクロプロ
セッサ105は、固定チャネルと可変チャネルについて
予想転送時間をもとに転送モードを再選択する機会をエ
ンドユーザに与える。従ってマイクロプロセッサ105
は応答メッセージを無線機103に送って、エンドユー
ザ、SRU101に転送する固定転送時間と可変転送時
間を示し、またチャネル無線機103に総合化のために
選択されたチャネルを一時的に予約することを指示する
(ブロック240、241を参照)。次にチャネル無線
機103は計算された転送時間をSRU101に転送
し、所望の転送モードの選択を要求する。これによりS
RU101またはエンドユーザは転送モードを再確認す
る(ブロック242、244を参照)。エンドユーザま
たはSRU101はそこで、総合チャネル転送か単一チ
ャネル転送を決定するか、転送全体を中止するかどうか
を決定する(判断ブロック246)。転送が中止される
とSRU101はマスタ・マイクロプロセッサ105に
通知をし、SRUのマイクロプロセッサとマスタ・マイ
クロプロセッサ105は両方ともそれぞれの制御ソフト
ウェアをリセットし、手続きを開始位置に戻す。
【0046】SRU101ユーザすなわちエンドユーザ
が、計算された予想転送時間をもとに単一チャネルを通
して転送することを決定した場合、SRUは単一チャネ
ル・リクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に
送り、転送を単一チャネル転送のために再設定する(ブ
ロック247を参照)。マスタ・マイクロプロセッサ1
05は、応答を受信する毎にハンドシェーキングACK
を送り、エンドユーザに確認を求めてリクエストを確認
する(ブロック249を参照)。これはエラー防止手続
きに過ぎず、これにより何らかのエラーが起こった場合
には、SRUはブロック251のように単一チャネル転
送リクエストは間違いだったと応答し、判断ブロック2
46にループ・バックする。そこで再び単一チャネルか
複数の総合チャネルの転送を選択する機会が与えられ
る。単一チャネルのオプションが間違いなく選択された
場合は、エンドユーザはこの選択をマスタ・マイクロプ
ロセッサ105に対して確認し、マイクロプロセッサ1
05は一時的に予約されたチャネルをすべて解除し、S
RU101が単一チャネルを通して従来のように無線機
に転送できるようにする。ブロック246に戻って、総
合チャネル転送が求められる正しいオプションなら、こ
れが確認され、SRU101はそのリクエストをマスタ
・マイクロプロセッサ105に送り、ワイヤレス転送の
ために使用可能な予約されたエアリンク・チャネルを総
合する(ブロック248)。またマスタ・マイクロプロ
セッサ105はACKを送り、エンドユーザの確認を求
める。これもまたエラー防止手続きであり、SRU10
1は選択ミスを正す機会を与えられる(ブロック25
0、252)。総合チャネル転送の選択が間違いだった
場合、ソフトウェアは判断ブロック246にループ・バ
ックする。総合転送が正しいオプションだった場合はS
RU101は確認応答をマスタ・マイクロプロセッサに
送る(ブロック254)。
【0047】その後、マスタ・マイクロプロセッサはリ
クエスト・メッセージをチャネル無線機103に送り、
エンドユーザすなわちSRU101アドレスからのワイ
ヤレス転送に選択され、予約されたエアリンク・チャネ
ルを総合し、アクティブにする(ブロック256参
照)。チャネル無線機103は、選択されたチャネルを
割当て、選択され予約されたエアリンク・チャネルはア
クティブにされ総合されたという確認応答をマスタ・マ
イクロプロセッサに送る(ブロック258、264)。
この時点でマスタ・マイクロプロセッサ105は別のエ
ラー検出手続きに入り、転送の正常終了を確認する。エ
ラーが検出された場合、マスタ・マイクロプロセッサ1
05はメッセージを無線機103に送り、予約されたエ
アリンク・チャネルの予約をキャンセルし、メッセージ
をエンドユーザ(SRU101)に送ってワイヤレス転
送をリトライする(ブロック266、268、270参
照)。その結果、この方法は開始位置にリターンする。
マスタ・マイクロプロセッサがエラーを検出しなかった
場合、チャネル無線機103はエンドユーザ、すなわち
SRU101アドレスとの通信リンクを確立し、転送準
備が出来たことの確認をマスタ・マイクロプロセッサに
送る。次にマスタ・マイクロプロセッサ105はメッセ
ージをエンドユーザすなわちSRU101に送ってメッ
セージを転送する。そこでSRU101は総合エアリン
ク・チャネル110を通して転送し、無線機103はそ
のメッセージを外部転送ネットワーク、すなわちターゲ
ット・アドレスに応じてパケット・ルータ104または
PSTN107にルーティングする(ブロック272乃
至280を参照)。転送が終了するとチャネル無線機1
03は後の転送のために総合チャネルを再びアクティブ
にし、ソフトウェアは開始位置にループ・バックして後
のワイヤレス転送を可能にする。
【0048】図9乃至図12を参照する。ユーザは判断
ブロック326で転送時間を計算するかどうか決定す
る。これは、単一チャネルで転送するか総合チャネルで
転送するかを最初にユーザに決定させる先のメッセージ
とは異なる。従ってこの方法は手続き上、先に述べた方
法とは異なり、エンドユーザが転送時間を計算しないこ
とを決定することで単一チャネルを通して転送できるよ
うにするか、或いは転送時間を計算して、その後に所望
の転送モードすなわち単一チャネルか、総合チャネル
か、或いはまた転送をすべて中止することを選択できる
ようにする。エンドユーザは、必要ならメッセージ転送
時間の計算を要求するオプションを選択して、SRU1
01によりメッセージ・リクエストをマスタ・マイクロ
プロセッサ105に送り、予想メッセージ転送時間を予
測することもできる(図9及び図10のブロック326
乃至342)。プロセッサ105は、リクエストを受信
してからACKをSRU101、すなわちエンドユーザ
に送り返す。プロセッサ105とSRU101との通信
はすべて、トランシーバ102に直接リンクされたチャ
ネル無線機103を通過し、SRU101とトランシー
バ102の間を転送される(図1)。ここで述べている
すべての通信の他に、デバイス101乃至107それぞ
れの間のトランザクションはハンドシェークすなわちA
CKの転送によって確認され、要求やリクエストの通信
が受信されたことが各ユニットに正式に通知される。
【0049】マスタ・マイクロプロセッサ105は、図
9乃至図12に示すような総合化の計算プロセスを始め
るため、コマンドをチャネル無線機103に送って、使
用可能なエアリンク・チャネルすなわち経路、及びそれ
らの対応する帯域幅の検索をアクティブにする(ブロッ
ク330参照)。無線機103は使用可能なエアリンク
・チャネル110を検索/検出し、使用可能な無線チャ
ネルそれぞれの対応する帯域幅を確認する(ブロック3
32参照)。無線機103は、これらのチャネルを検出
した後に応答をプロセッサ105に送り、使用可能な総
合できるエアリンク・チャネルと帯域幅を示す(ブロッ
ク334参照)。プロセッサ105は、無線機103の
応答を受信すると、SRU101またはトランシーバ1
02からエアリンクを通して適度な時間で充分転送する
ために総合できるチャネルを選択する(ブロック33
6)。選択されるチャネルまたはその数は、通信クラウ
ドすなわち無線の範囲内の通信ネットワークの管理、ネ
ットワークの容量、及び現在の負荷にもとづく。第2の
クラウドが、104a及び104b等、別のパケット・
ルータ・ネットワークとリンクすることによって別のク
ラウドと通信することが考えられる。従って転送に関係
する距離とルータ数が予測時に考慮される。プロセッサ
105は、一定速度である単一チャネルを通した必要な
通信内容の転送時間と、総合された選択チャネルを通し
てメッセージを転送する可変転送速度を計算する(ブロ
ック338参照)。総合チャネルの転送が可変転送速度
と呼ばれるのは、これが総合できる使用可能なチャネル
数に依存するからである。同様に、単一チャネルでの転
送が固定或いは一定とみなされるのは、このチャネルで
の転送の速度はチャネルの帯域幅の大きさに直接関係す
るからである。
【0050】プロセッサ105は、固定と可変の転送速
度が計算された後、無線機103とトランシーバ102
を通して応答メッセージをSRU101に送り返し、当
該メッセージの固定転送時間と可変転送時間を示す。プ
ロセッサ105はまた、無線機103に総合するために
識別及び選択されたチャネルを予約することを要求する
(ブロック340及び341参照)。ユーザは次に所望
の転送モード、すなわち固定か可変を受信し、そのSR
U101のオプション・キー或いはファンクション・キ
ー101bから計算時間をもとに選択する。SRU10
1のユーザが使用できるオプションは、単一チャネルで
転送するか、総合チャネルで転送するか、または転送を
完全に中止するか等を示す(図9のブロック346乃至
353)。転送が中止されると転送は起こらず、プロセ
スは開始位置からスタートする。ユーザが単一チャネル
での転送を選択すると、SRUは単一チャネル・リクエ
ストをプロセッサ105に送る。プロセッサ105はこ
のリクエストの受信を確認応答し、転送を許可する前に
ユーザ、すなわちSRU101から確認を求めることが
できる。これは、ユーザが目的のオプションを間違いな
く選択したかどうか確かめるためである。間違った転送
モードが要求された場合、ユーザは否定応答をし、プロ
グラムはブロック346の入力の転送選択モードにルー
プ・バックする。単一チャネル転送が正しいリクエスト
だった場合、ユーザはYESを入力し、これでSRU10
1はプロセッサ105に肯定応答を送る。次にプロセッ
サ105はコマンドを無線機103に送り、単一チャネ
ルでの転送を許可し、よってその転送については総合化
を拒否し、先に予約されたチャネルは1つを除いて開放
する(ブロック353及び355参照)。ユーザはそこ
でSRU101をトリガし、SRU101は通信内容す
なわちメッセージを単一チャネルを通してトランシーバ
102と無線機103に転送する。無線機103は通信
データを、ターゲット・アドレスに応じてパケット・ル
ータ104またはPSTN107にルーティングする。
そこでメッセージはモデム、サーバ、または両方を通し
て最終ターゲット・アドレス108、108aまたは1
08bに送られる。パケット・ルータ104は、図1に
示すように相互に直接通信するそれぞれ独立したパケッ
ト・ルータ104aまたは104bの網でもよい。パケ
ット・ルータ・システムを通る転送のルートはこの説明
では重要ではない。これは単に、その容量と負荷に従っ
てルーティングするパケット・ルータ自身の管理装置に
よって制御される機能だからである。
【0051】ユーザは、総合エアリンク通信チャネルを
通してSRU101からメッセージを送るため、SRU
101からこの操作を選択する(ブロック346乃至3
48)。SRU101は、トランシーバ102と無線機
103を通して総合チャネル・エアウェイ転送メッセー
ジ・リクエストをマスタ・マイクロプロセッサ105に
送る。プロセッサ105はACKを送り、正しい転送モ
ードが選択されたかどうかSRU101の確認を要求す
る(ブロック350及び352)。総合チャネル転送モ
ードが所望のモードでない場合、ユーザはNOを入力
し、これによりソフトウェアはブロック346の入力の
転送モード選択オプションにループ・バックする。総合
チャネル転送モードが正しい、すなわち所望の転送方法
なら肯定応答がプロセッサ105に送り返され、エアリ
ンク・チャネルを総合した転送が確認される(ブロック
354)。
【0052】ブロック356及び358を参照する。プ
ロセッサ105は総合チャネル転送の確認を受信した
後、コマンド・メッセージを無線機に送って、SRU1
01アドレスからその最終ターゲット・アドレスにメッ
セージを転送するために先に予約され選択された無線チ
ャネルを総合し、アクティブにする。無線機103は次
にエアリンク転送のために選択されたチャネルをアクテ
ィブにする。エンドユーザが転送時間を計算していた場
合、計算のもとになった予約及び選択されたチャネルが
割当てられ、転送を目的に初期化される。
【0053】ブロック360乃至365に示した他の実
施例では、無線機103は1度選択されたエアリンク・
チャネルを再検出して可用性をチェックする。この点は
図5乃至図8に示したステップとは異なる。選択された
チャネルは、エラーによって或いはエアウェイの輻輳を
避けるために予約されないことがあり、また先に述べた
ように、選択されたチャネルは一時的に予約されるだけ
で一定時間の後に再びアクティブにされることがある。
従って、選択チャネルを総合して転送に進むためにエン
ドユーザまたはSRU101から承認がないまま長時
間、または所定時間が過ぎた場合にはチャネルは解除さ
れる。チャネルがまだ使用可能ならそれらは自動的にア
クティブにされ、対応するSRU101に割当てられ
る。そうでない場合、無線機103は使用可能な、また
最初に選択されたチャネルと同じ総合帯域幅を与えるチ
ャネルを検索/検出する。無線機103は次にこれらの
チャネルを新たに選択されたチャネルとして一時的に予
約し、SRU101からメッセージを転送するために新
しい選択チャネルが予約され総合されたとの確認応答を
プロセッサに送る。最初に選択されたチャネルがまだ使
用可能である場合、無線機103はこれら選択されたチ
ャネルを一時的に予約し総合する。次に無線機103は
プロセッサ105に確認応答を送り、所望の総帯域幅を
得るために選択されたチャネルがアクティブにされ総合
されたことをプロセッサ105に通知する(ブロック3
64参照)。次にプロセッサ105は総合チャネルを通
したSRU101からのデータ転送を承認し、エラー状
態がないかチェックする(ブロック366参照)。発信
側SRU101からターゲット・アドレスへの転送につ
いて問題がない場合、SRU101からのデータ転送が
承認される。プロセッサ105は転送を承認しない場
合、メッセージを無線機103に送って総合チャネルの
予約をキャンセルし、そこでメッセージをSRU101
に送って開始位置から転送をリトライする(ブロック3
66、368、及び370)。ブロック366、及び3
72乃至380を参照する。プロセッサ105はデータ
転送を承認した場合、確認をSRU101に送る。SR
U101は次に所望のメッセージを総合エアリンク・チ
ャネルを通してトランシーバ102に転送する。SRU
101からトランシーバ102へのワイヤレス転送はA
/A転送である。メッセージが受信されるとA/Dコン
バータがメッセージをデジタルに変換するが、この変換
はトランシーバ102、無線機、パケット・ルータ10
4、PSTN、或いはそれらの間で行なうことができ
る。トランシーバは無線機103と直接ワイヤード、す
なわちリンクされているので、必要な経路の総合化はす
でに得られていることになる。無線機103は、通信内
容をターゲット・アドレスに応じてパケット・ルータ1
04またはPSTN107にルーティングする。ただし
その前に、転送内容はほとんど分割されるのでメッセー
ジは通常、再アセンブルされる。選択された総合チャネ
ルが周波数スペクトル内で隣接している場合は、メッセ
ージの分割は必要ないことがある。パケット・ルータ1
04はメッセージを受信した後、そのパケットを通して
最終的にターゲット・サーバまでルーティングする。サ
ーバ106はそこでそれをターゲットのターミナル・ア
ドレスまたはLANに送信する。LANは、上述のよう
に民間企業に見られるような相互接続されたコンピュー
タのローカル・グループからなるネットワークである。
無線機103は、通信内容をそのターゲット・アドレス
にルーティングすると、選択されたチャネルを再びアク
ティブにして後の転送に再び使用できるようにする。
【0054】ここで重要な点は、メッセージをSRU1
01に送るために転送はターミナル・アドレス108a
乃至108dによって開始できるということである。そ
のような場合、発信側アドレスとして機能するターミナ
ルも同じオプションで同じようにマスタ・プロセッサと
通信する。すなわちここで述べたのと同じ方法をターミ
ナル108のエンドユーザが用いることができる。ただ
しSRU101はターゲットになり、SRU101のエ
ンドユーザによって行なわれる決定はターミナルのエン
ドユーザ108によって行なわれる。ターミナルのエン
ドユーザはSRUのターゲット・アドレスを選択し、総
合化を要求し、チャネルを予約して転送する。
【0055】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0056】(1)エアリンク通信チャネルの総帯域幅
を変更してワイヤレス・メッセージ転送を高速化するワ
イヤレス帯域幅エアリンク装置であって、移動通信用加
入者ユニットとの間でメッセージのワイヤレス転送を行
なうためにエアリンク帯域幅を増やすよう、使用可能な
エアリンク通信チャネルを検出して総合する手段と、前
記検出及び総合手段と通信して該検出及び総合手段を制
御し、使用可能なエアリンク通信チャネルを検索し総合
する際に該検出及び総合手段を有効にして管理し、前記
エアリンク通信チャネルを総合するリクエストを受信す
る制御手段と、前記移動通信用加入者ユニットと通信
し、該移動通信用加入者ユニットと前記検出及び総合手
段との通信リンクを提供して、前記エアリンク・チャネ
ルを通して該移動通信用加入者ユニットとの間でメッセ
ージを受信し転送する手段と、を含む、装置。 (2)前記制御手段は、前記検出及び総合手段と電気的
に接続された第1マイクロプロセッサを含み、該検出及
び総合手段に制御信号を送り、該検出及び総合手段から
応答信号を受信する、前記(1)記載の装置。 (3)前記第1マイクロプロセッサは、前記検出及び総
合手段が使用可能なエアリンク通信チャネルの検出を開
始するように該検出及び総合手段を初期化する手段を含
む、前記(2)記載の装置。 (4)前記第1マイクロプロセッサは、前記移動通信用
加入者ユニットとの間で通信エアリンクを通して時間効
率のよい転送を行なうために、前記検出及び総合手段に
よって総合されるエアウェイ通信チャネルを選択する手
段を含む、前記(3)記載の装置。 (5)前記検出及び総合手段は、総合化の前に使用可能
なエアリンク通信チャネルを失わないように、検出され
ている前記使用可能なエアリンク通信チャネルを予約す
る手段を含む、前記(1)記載の装置。 (6)前記通信手段は、使用可能なエアリンク通信チャ
ネルを検出及び総合する前記手段と電気的に接続され、
前記移動通信用加入者ユニットと該検出及び総合手段と
の間でワイヤレス・メッセージを受信し転送するトラン
シーバを含む、前記(1)記載の装置。 (7)前記通信手段は、前記移動通信用加入者ユニット
と電気的に接続されて、メッセージ、及び使用可能なエ
アウェイ通信チャネル帯域幅の増加要求を処理する第2
マイクロプロセッサと、前記移動通信用加入者ユニット
と電気的に接続されて、ワイヤレス・メッセージを受信
し転送する第2トランシーバと、を含む、前記(6)記
載の装置。 (8)使用可能なエアリンク通信チャネルを検出及び総
合する前記手段は、前記通信手段と前記制御手段とに電
気的に接続されたチャネル無線機を含む、前記(1)記
載の装置。 (9)前記検出及び総合手段は、前記通信手段と前記第
1マイクロプロセッサの間に電気的に接続され、前記移
動通信用加入者ユニットによって要求されたとき、該第
1マイクロプロセッサの制御及び要求により使用可能な
エアウェイ通信チャネルを検出し総合する前記チャネル
無線機を含む、前記(2)記載の装置。 (10)前記移動通信用加入者ユニットと固定通信ユニ
ットの間で転送されるメッセージをルーティングする外
部情報転送ネットワークを含み、該移動通信用加入者ユ
ニット及び前記固定通信ユニットは前記通信手段を通し
て通信し、前記情報転送ネットワークは該チャネル無線
機と該第1マイクロプロセッサに電気的に接続された、
前記(9)記載の装置。 (11)前記チャネル無線機に電気的に接続されて、メ
ッセージを復調された形式に変換し、直接リンクを通し
て前記固定通信ユニットに送り、受信された信号を変調
し、前記エアリンク通信チャネルを通して前記移動通信
用加入者ユニットに転送する信号プロセッサを含む、前
記(10)記載の装置。 (12)前記移動通信用加入者ユニット間でメッセージ
のワイヤレス転送を行なうためにエアリンク通信チャネ
ルの帯域幅を増やす方法であって、 a)ターゲットのエンドユーザ通信デバイスにメッセー
ジをワイヤレスで転送するため、発信側エンドユーザ通
信デバイスからマイクロプロセッサに前記エアリンク通
信チャネルの帯域幅の増加要求を転送するステップと、 b)前記帯域幅増加要求に応答して生成されたコードを
もとに、前記マイクロプロセッサからワイヤレス無線転
送手段をアクティブにするステップと、 c)使用可能なエアリンク通信チャネルを前記ワイヤレ
ス無線転送手段によって検索するステップと、 d)前記ワイヤレス無線転送手段から前記マイクロプロ
セッサに応答を送って、検出された使用可能なエアリン
ク通信チャネルを示すステップと、 e)前記ワイヤレス無線転送手段からの応答で示された
前記使用可能なエアリンク通信チャネルをもとに、総合
される該使用可能なエアリンク通信チャネルを前記マイ
クロプロセッサで選択するステップと、 f)前記エンドユーザ通信デバイスへのワイヤレス転送
を行なうために、選択された前記エアリンク通信チャネ
ルを無線機側で総合して総帯域幅を増やすステップと、 を含む、帯域幅拡大方法。 (13)前記マイクロプロセッサに応答を送って使用可
能なエアリンク通信チャネルを示す前に、検索で見つか
った使用可能なエアリンク通信チャネルを予約するステ
ップを含む、前記(12)記載の方法。 (14)使用可能なエアリンク通信チャネルを予約した
後に、総合のため前記使用可能なエアリンク通信チャネ
ルが予約されたとの確認を前記発信側エンドユーザ通信
デバイスに送るステップと、前記発信側エンドユーザ通
信デバイスから前記確認を転送して、予約された前記使
用可能なエアリンク通信チャネルを総合するステップ
と、を含む、前記(13)記載の方法。 (15)前記マイクロプロセッサに応答を送って、検出
された使用可能なエアリンク通信チャネルを示す際に、
前記検出された使用可能なエアリンク通信チャネルの個
々の帯域幅を該マイクロプロセッサに提供するステップ
を含む、前記(14)記載の方法。 (16)総合する使用可能なエアリンク・チャネルを選
択した後に、前記選択された使用可能なエアリンク通信
チャネルの帯域幅をもとに、前記発信側エンドユーザ通
信デバイスからターゲット・エンドユーザ・デバイスに
メッセージを転送する予測時間を計算するステップを含
む、前記(15)記載の方法。 (17)前記選択されたエアリンク通信チャネルを総合
した後に、エラー検出手続きを実行し、前記発信側エン
ドユーザ通信デバイスからターゲット・エンドユーザ通
信デバイスへのワイヤレス転送が正常に行なえることを
確認するステップを含む、前記(16)記載の方法。 (18)使用可能なエアリンク通信チャネルの帯域幅を
変更するワイヤレス可変帯域幅エアリンク通信装置であ
って、使用可能なエアリンク・チャネルの検索と総合化
を開始するようエンコードされた前記マイクロプロセッ
サと、前記マイクロプロセッサに直接リンクされ、前記
発信側エンドユーザ通信デバイスからのメッセージのワ
イヤレス転送に使用可能なエアリンク通信チャネルを検
索/検出して総合するために該マイクロプロセッサのソ
フトウェアからコマンドを受信するチャネル通信無線機
と、前記チャネル無線機によって定義された使用可能な
エアリンク・チャネルを総合する手段と、使用可能なチ
ャネルを総合する前記手段に直接リンクされ、エアリン
ク通信チャネルを総合する前記手段から信号を転送し
て、エアリンク・チャネルを検出し総合する送受信デバ
イスと、前記マイクロプロセッサと、該マイクロプロセ
ッサ及び前記チャネル通信無線機に電気的にリンクされ
た前記発信側エンドユーザ通信デバイスとの通信を行な
い、該発信側エンドユーザ通信デバイスがエアリンク通
信チャネルの帯域幅の増加を要求できるようにする手段
と、を含む、通信装置。 (19)前記通信手段は、前記マイクロプロセッサと前
記チャネル通信無線機に電気的に接続されて、メッセー
ジを受信し送信する少なくとも1つのモデムを含む、前
記(18)記載の装置。 (20)前記通信手段は、前記チャネル通信無線機と電
気的に接続され、前記発信側エンドユーザ通信デバイス
から転送されたメッセージを復調し変調する前記信号プ
ロセッサを含む、前記(19)記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的な通信ネットワークにおけるワイヤレス
可変帯域幅エアリンク装置のブロック図である(オプシ
ョンの構成要素は破線で囲んである)。
【図2】本発明の実施例に従ったSRU、トランシー
バ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサ
の動作のフローチャートを示す図である。
【図3】本発明の実施例に従ったSRU、トランシー
バ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサ
の動作のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の実施例に従ったSRU、トランシー
バ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッサ
の動作のフローチャートを示す図である。
【図5】本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシ
ーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッ
サの動作のフローチャートを示す図である。
【図6】本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシ
ーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッ
サの動作のフローチャートを示す図である。
【図7】本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシ
ーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッ
サの動作のフローチャートを示す図である。
【図8】本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシ
ーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッ
サの動作のフローチャートを示す図である。
【図9】本発明の他の実施例に従ったSRU、トランシ
ーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセッ
サの動作のフローチャートを示す図である。
【図10】本発明の他の実施例に従ったSRU、トラン
シーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセ
ッサの動作のフローチャートを示す図である。
【図11】本発明の他の実施例に従ったSRU、トラン
シーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセ
ッサの動作のフローチャートを示す図である。
【図12】本発明の他の実施例に従ったSRU、トラン
シーバ、チャネル無線機、及びマスタ・マイクロプロセ
ッサの動作のフローチャートを示す図である。
【図13】代表的な通信ネットワークにおけるワイヤレ
ス可変帯域幅エアリンク装置の図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク 101 加入者リモート・ユニット(SRU) 102 トランシーバ 103 チャネル無線機 104 パケット・ルータ・ネットワーク 105 プロセッサ 106 サーバ 107 PSTN 108 ターミナル・デバイス 110 エアリンク・チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エディス・エイチ・スターン アメリカ合衆国33431、フロリダ州ボカ・ ラトン、フィフス・アベニュー・ノース・ ウエスト 4599

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアリンク通信チャネルの総帯域幅を変更
    してワイヤレス・メッセージ転送を高速化するワイヤレ
    ス帯域幅エアリンク装置であって、 移動通信用加入者ユニットとの間でメッセージのワイヤ
    レス転送を行なうためにエアリンク帯域幅を増やすよ
    う、使用可能なエアリンク通信チャネルを検出して総合
    する手段と、 前記検出及び総合手段と通信して該検出及び総合手段を
    制御し、使用可能なエアリンク通信チャネルを検索し総
    合する際に該検出及び総合手段を有効にして管理し、前
    記エアリンク通信チャネルを総合するリクエストを受信
    する制御手段と、 前記移動通信用加入者ユニットと通信し、該移動通信用
    加入者ユニットと前記検出及び総合手段との通信リンク
    を提供して、前記エアリンク・チャネルを通して該移動
    通信用加入者ユニットとの間でメッセージを受信し転送
    する手段と、 を含む、装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記検出及び総合手段と
    電気的に接続された第1マイクロプロセッサを含み、該
    検出及び総合手段に制御信号を送り、該検出及び総合手
    段から応答信号を受信する、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記第1マイクロプロセッサは、前記検出
    及び総合手段が使用可能なエアリンク通信チャネルの検
    出を開始するように該検出及び総合手段を初期化する手
    段を含む、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】前記第1マイクロプロセッサは、前記移動
    通信用加入者ユニットとの間で通信エアリンクを通して
    時間効率のよい転送を行なうために、前記検出及び総合
    手段によって総合されるエアウェイ通信チャネルを選択
    する手段を含む、請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】前記検出及び総合手段は、総合化の前に使
    用可能なエアリンク通信チャネルを失わないように、検
    出されている前記使用可能なエアリンク通信チャネルを
    予約する手段を含む、請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】前記通信手段は、使用可能なエアリンク通
    信チャネルを検出及び総合する前記手段と電気的に接続
    され、前記移動通信用加入者ユニットと該検出及び総合
    手段との間でワイヤレス・メッセージを受信し転送する
    トランシーバを含む、請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】前記通信手段は、 前記移動通信用加入者ユニットと電気的に接続されて、
    メッセージ、及び使用可能なエアウェイ通信チャネル帯
    域幅の増加要求を処理する第2マイクロプロセッサと、 前記移動通信用加入者ユニットと電気的に接続されて、
    ワイヤレス・メッセージを受信し転送する第2トランシ
    ーバと、 を含む、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】使用可能なエアリンク通信チャネルを検出
    及び総合する前記手段は、前記通信手段と前記制御手段
    とに電気的に接続されたチャネル無線機を含む、請求項
    1記載の装置。
  9. 【請求項9】前記検出及び総合手段は、前記通信手段と
    前記第1マイクロプロセッサの間に電気的に接続され、
    前記移動通信用加入者ユニットによって要求されたと
    き、該第1マイクロプロセッサの制御及び要求により使
    用可能なエアウェイ通信チャネルを検出し総合する前記
    チャネル無線機を含む、請求項2記載の装置。
  10. 【請求項10】前記移動通信用加入者ユニットと固定通
    信ユニットの間で転送されるメッセージをルーティング
    する外部情報転送ネットワークを含み、該移動通信用加
    入者ユニット及び前記固定通信ユニットは前記通信手段
    を通して通信し、前記情報転送ネットワークは前記チャ
    ネル無線機と前記第1マイクロプロセッサに電気的に接
    続される、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】前記チャネル無線機に電気的に接続され
    て、メッセージを復調された形式に変換し、直接リンク
    を通して前記固定通信ユニットに送り、受信された信号
    を変調し、前記エアリンク通信チャネルを通して前記移
    動通信用加入者ユニットに転送する信号プロセッサを含
    む、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】前記移動通信用加入者ユニット間でメッ
    セージのワイヤレス転送を行なうためにエアリンク通信
    チャネルの帯域幅を増やす方法であって、 a)ターゲットのエンドユーザ通信デバイスにメッセー
    ジをワイヤレスで転送するため、発信側エンドユーザ通
    信デバイスからマイクロプロセッサに前記エアリンク通
    信チャネルの帯域幅の増加要求を転送するステップと、 b)前記帯域幅増加要求に応答して生成されたコードを
    もとに、前記マイクロプロセッサからワイヤレス無線転
    送手段をアクティブにするステップと、 c)使用可能なエアリンク通信チャネルを前記ワイヤレ
    ス無線転送手段によって検索するステップと、 d)前記ワイヤレス無線転送手段から前記マイクロプロ
    セッサに応答を送って、検出された使用可能なエアリン
    ク通信チャネルを示すステップと、 e)前記ワイヤレス無線転送手段からの応答で示された
    前記使用可能なエアリンク通信チャネルをもとに、総合
    される該使用可能なエアリンク通信チャネルを前記マイ
    クロプロセッサで選択するステップと、 f)前記エンドユーザ通信デバイスへのワイヤレス転送
    を行なうために、選択された前記エアリンク通信チャネ
    ルを無線機側で総合して総帯域幅を増やすステップと、 を含む、帯域幅拡大方法。
  13. 【請求項13】前記マイクロプロセッサに応答を送って
    使用可能なエアリンク通信チャネルを示す前に、検索で
    見つかった使用可能なエアリンク通信チャネルを予約す
    るステップを含む、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】使用可能なエアリンク通信チャネルを予
    約した後に、総合のため前記使用可能なエアリンク通信
    チャネルが予約されたとの確認を前記発信側エンドユー
    ザ通信デバイスに送るステップと、 前記発信側エンドユーザ通信デバイスから前記確認を転
    送して、予約された前記使用可能なエアリンク通信チャ
    ネルを総合するステップと、 を含む、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】前記マイクロプロセッサに応答を送っ
    て、検出された使用可能なエアリンク通信チャネルを示
    す際に、前記検出された使用可能なエアリンク通信チャ
    ネルの個々の帯域幅を該マイクロプロセッサに提供する
    ステップを含む、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】総合する使用可能なエアリンク・チャネ
    ルを選択した後に、前記選択された使用可能なエアリン
    ク通信チャネルの帯域幅をもとに、前記発信側エンドユ
    ーザ通信デバイスからターゲット・エンドユーザ・デバ
    イスにメッセージを転送する予測時間を計算するステッ
    プを含む、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】前記選択されたエアリンク通信チャネル
    を総合した後に、エラー検出手続きを実行し、前記発信
    側エンドユーザ通信デバイスからターゲット・エンドユ
    ーザ通信デバイスへのワイヤレス転送が正常に行なえる
    ことを確認するステップを含む、請求項16記載の方
    法。
  18. 【請求項18】使用可能なエアリンク通信チャネルの帯
    域幅を変更するワイヤレス可変帯域幅エアリンク通信装
    置であって、 使用可能なエアリンク・チャネルの検索と総合化を開始
    するようエンコードされた前記マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサに直接リンクされ、前記発信側
    エンドユーザ通信デバイスからのメッセージのワイヤレ
    ス転送に使用可能なエアリンク通信チャネルを検索/検
    出して総合するために該マイクロプロセッサのソフトウ
    ェアからコマンドを受信するチャネル通信無線機と、 前記チャネル無線機によって定義された使用可能なエア
    リンク・チャネルを総合する手段と、 使用可能なチャネルを総合する前記手段に直接リンクさ
    れ、エアリンク通信チャネルを総合する前記手段から信
    号を転送して、エアリンク・チャネルを検出し総合する
    送受信デバイスと、 前記マイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサ及び
    前記チャネル通信無線機に電気的にリンクされた前記発
    信側エンドユーザ通信デバイスとの通信を行ない、該発
    信側エンドユーザ通信デバイスがエアリンク通信チャネ
    ルの帯域幅の増加を要求できるようにする手段と、 を含む、通信装置。
  19. 【請求項19】前記通信手段は、前記マイクロプロセッ
    サと前記チャネル通信無線機に電気的に接続されて、メ
    ッセージを受信し送信する少なくとも1つのモデムを含
    む、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】前記通信手段は、前記チャネル通信無線
    機と電気的に接続され、前記発信側エンドユーザ通信デ
    バイスから転送されたメッセージを復調し変調する前記
    信号プロセッサを含む、請求項19記載の装置。
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