JP2000152321A - チャネル割当て方法および装置 - Google Patents

チャネル割当て方法および装置

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JP2000152321A
JP2000152321A JP11325921A JP32592199A JP2000152321A JP 2000152321 A JP2000152321 A JP 2000152321A JP 11325921 A JP11325921 A JP 11325921A JP 32592199 A JP32592199 A JP 32592199A JP 2000152321 A JP2000152321 A JP 2000152321A
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mes
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フランク ハワード クリス
Louis Mimis Christodoulides
ミミス クリストドリデス ルイス
Paul Febvre
フェブル ポール
David Denis Mudge
デニス マッジ デイヴィッド
Stabil James
スタビル ジェイムス
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    • H04W72/12Wireless traffic scheduling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信サービスで端末を認証する方法を提
供する。 【解決手段】 この方法は、アクセスを要求する端末か
ら登録要求を受信するステップと、二重信号チャネルを
各端末に一意に割り当てるシグナリングチャネル割当て
信号を前記端末の各々に送信するステップと、前記シグ
ナリングチャネルで認証要求信号を送信するステップ
と、そのチャネルで認証応答信号を受信するステップ
と、その認証応答信号の内容にしたがってシステムへの
アクセスを許可するか否かを決定するステップと、を備
えている。認証応答信号の内容は、認証要求信号の内容
に依存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システ
ム、特に移動体衛星通信システム(ただし、これに限定
されるものではない)でチャネルを割り当てる方法およ
び装置に関する。
【発明が解決しようとする課題】多くの無線通信システ
ムでは、論理チャネル(例えば、単一のアプリケーショ
ンから生じる音声チャネルやデータチャネル)と物理チ
ャネル(例えば、単一周波数チャネルや、フレーム内の
TDMAスロットや、CDMAコード)との間に1対1
の対応がある。この構成は、簡潔であるという利点を有
しているが、柔軟性に欠け、利用可能な帯域幅を最適に
利用してもいない。他の論理チャネルの要求および利用
可能な全帯域幅次第で、論理チャネルに割り当てられた
帯域幅を要求にしたがって変更することができる他のチ
ャネル割当てシステムも提案されている。このようなシ
ステムの一例は、WO98/25358で提案されてい
る。好適なことに、帯域幅を異なる論理チャネルに割り
当てるプロセスは、より高位の応用層に標準インタフェ
ースを提供して、これらの高位層からの物理チャネルの
管理を隠す媒体アクセス制御(MAC)層で実施され
る。移動体衛星システム用のMAC層の例は、US56
89568に開示されている。
【課題を解決するための手段】本発明のある態様によれ
ば、複数の無線端末にチャネルを割り当てる方法が提供
される。この方法では、前記端末の各々に少なくとも一
つのシグナリングチャネルが一意に割り当てられる。こ
れは、登録時であるがその端末を用いた呼設定の前に行
われる。好ましくは、無線端末を用いて呼を設定できる
ようになる前に、一以上のこの固有チャネルがその端末
を用いた認証トランザクションに使用される。また好ま
しくは、この固有チャネルは、その端末の要件に従って
選択することができ、かつ/またはその端末に割り当て
られたサービス通信チャネルのサービス品質とは独立の
サービス品質を有している。本発明の別の態様による
と、一組のベアラ上にチャネルを多重化する方法が提供
される。この方法では、複数のチャネルが多重化されて
グループにされ、この後、これらのグループがベアラ上
に一括して多重化される。これは、異なるサービス品質
要件を有する複数のチャネルに利用可能な容量を割り当
てる効率的で柔軟な手法を提供する。チャネルのグルー
プ化は、個々のチャネルのサービス品質要件にしたがっ
て実行することができる。例えば、暗号化を必要とする
全てのチャネルを一緒にグループ化してもよいし、遅延
感知チャネルを非遅延感知チャネルと一緒にグループ化
してもよい。全利用可能帯域幅の一部を、これらのグル
ープの各々に割り当てることができる。利用可能帯域幅
をチャネルの帯域幅要件に合致させるように、この割当
ては、個々のチャネルの帯域幅要件の変化に伴い可変で
ある。ベアラ上にすでに多重化されたチャネルに新しい
チャネルが追加されることになっている場合、この新し
いチャネルは、新しいチャネルの要件に最も良く合致す
る利用可能サービス品質仕様を有するグループに追加し
てもよい。新しいチャネルの要件を満たすグループがな
い場合、新しいチャネル用に帯域幅を解放するために、
グループの一つに割り当てられたチャネルをその最小帯
域幅に削減してもよい。グループへのチャネルの割当て
およびベアラへのグループの割当てに関するシグナリン
グ情報をチャネルのなかの一つで送信してもよい。チャ
ネルに属するトラヒックは、チャネルラベルによって識
別してもよいし、グループに属するデータは、グループ
ラベルによって識別してもよい。あるグループに利用可
能な余剰帯域幅があり、別のグループでは帯域幅不足が
ある場合、各チャネルのグループ割当てを変更してもよ
い。複数のベアラがある場合、チャネルの帯域幅要件を
満たすために必要な最低数のベアラ上にチャネルを多重
化してもよい。本発明は、上記の方法を実施する装置に
及んでいる。この装置は、無線ベアラを送受信する基地
局内に配置してもよく、好ましくは衛星地球局内に配置
することができる。
【発明の実施の形態】以下では、本発明の特定の実施形
態を添付の図面を参照しながら説明する。図1は、衛星
12を介してLES14に接続された移動端末または移
動地球局(MES)2を模式的に示している。LES1
4は、MES2を地上ネットワーク22に接続する。例
えば、MES2は、複数の異なる通信アプリケーション
4a、4b、4c、4dを実行することの可能なポータ
ブルコンピュータを備えている。このアプリケーション
は、音声電話アプリケーション、インターネットアプリ
ケーション、ファクシミリアプリケーションおよびAT
Mアプリケーションとすることができ、これらが上位デ
ータリンク層(Upper Data Link La
yer:UDLL)を構成してもよい。詳細に後述する
ように、移動端末2で実行されるドライバソフトウェア
6は、MAC層プロトコルを操作する。MES2は、イ
ンタフェースカード8(例えばPCカード)への物理イ
ンタフェースを提供する。インタフェースカード8は、
アンテナ10に接続された無線周波数変復調装置(モデ
ム)を含んでいる。この無線周波数モデムは、送信また
は受信用の一つ以上の同時周波数チャネルをサポートす
る。アンテナ10は、衛星12によって生成されたスポ
ットビームBのカバレッジ領域内に配置されている。衛
星12は、例えば、複数のスポットビームBの各々で信
号を受信および送信するマルチビーム送受信アンテナを
有する静止衛星とすることができる。各スポットビーム
Bは、順方向および逆方向の双方で複数の周波数チャネ
ルを搬送する。この衛星は、スポットビームBのカバレ
ッジエリアを実質的または完全に覆って広がるカバレッ
ジエリアを有するグローバルビームGでも受信および送
信を行う。グローバルビームGは、少なくとも一つの順
方向周波数チャネルと少なくとも一つの逆方向周波数チ
ャネルを搬送する。アンテナ10および衛星12間で送
信されるRF信号は、エアインタフェースプロトコルに
従っている。衛星12は、中継器として働き、複数のス
ポットビームBからのチャネルとフィーダビームF中の
チャネルとの間で双方向に変換を行う。フィーダビーム
Fは、地球局アンテナ16を介して衛星12およびLE
S14間のリンクを提供する。LES MAC層18
は、ゲートウェイインタフェース20a〜20dによっ
て衛星通信システムと地上ネットワーク22(例えばP
STN、ATMネットワーク、ISDN)との間にイン
タフェースを提供し、複数の異なる種類の通信を衛星通
信システム(例えば、電話、インターネット、ファック
ス、ATM)上に確立できるようにしている。これらの
アプリケーションは、同時に実行してもよい。各アプリ
ケーションに割り当てられる帯域幅は、一つの呼(ca
ll)の間、順方向および逆方向で独立に変えることが
できる。この点については、後述する。図2は、MES
2およびLES14によって使用されるプロトコル層を
示している。音声VまたはデータDのための一つ以上の
アプリケーションは、上位データリンク層UDLLを通
じて通信を行う。UDLLは、下位MAC層を有する単
一の双方向信号アクセスポイントおよび複数のデータア
クセスポイント(各アクティブコネクションごとに一
つ)を維持する。MAC層は、帯域幅を割り当てるとと
もに、呼設定段階の間に折衝され、あるいは呼の間に再
折衝されたコネクションパラメータに応じて各コネクシ
ョンに対するサービス品質(qualityof se
rvice:QoS)を維持する。本明細書で使用され
る用語「サービス品質」は、最小ビットレート、最大遅
延、データの寿命(すなわち、特定の時間内にデータが
送信されなかった場合にデータが消失しうるか否か)、
暗号化などの特性を含んでいる。MAC層は、三つの副
層(サブレイヤ)を含んでいる。すなわち、MACコネ
クション副層、ベアラコネクション副層およびベアラ制
御副層である。これらの各々については、より詳細に後
述する。MAC層の下には、ベアラチャネルまたは物理
チャネル用のデータをそのチャネル用のフォーマットに
変換するベアラ層、およびそのチャネル上でそのフォー
マットされたデータを送信する物理層がある。図3は、
サービス品質要件を満たすために個々のMACコネクシ
ョンMCをベアラコネクションBC上にマップする方法
を示している。第一のMACコネクションMC1は、第
一ベアラコネクションBC1にデータMD1のバースト
を供給するが、第二のベアラコネクションBC2へのア
クセスは、第二のMACコネクションMC2からのデー
タMD2と第三MACコネクションMC3からのデータ
MD3との間の時間に共用される。第一および第二のベ
アラコネクションBC1およびBC2は、一つの物理チ
ャネル上にマップされた共用アクセスベアラSABを共
用する。図3の右側に示されるように、SABのうちベ
アラコネクションBCの各々に割り当てられる部分は、
下位MACコネクションMCのサービス品質要件に従っ
て変化する。図4は、データがMAC層を通って流れる
ときのデータの書式を示している。図示の例では、第二
のベアラコネクションBC2は、二つ以上の共用アクセ
スベアラ上へのMACコネクションMC3およびMC4
の逆多重化をサポートするために、二つの共用アクセス
ベアラSAB1およびSAB2へのアクセスを有してい
る。可変長UDLLプロトコルデータユニットUDLL
PDUは、MACサービスデータユニットMAC S
DUとしてMACコネクション副層に入る。MACコネ
クション副層では、MACプロトコルデータユニットP
DUを形成するように、MACヘッダMHおよびMAC
トレーラMT(対応するMACコネクションMCを識別
するMAC識別コード(ID)を含む)が追加される。
MAC PDUは、ベアラコネクションSDUとしてベ
アラコネクション副層に渡される。SDUが関連を有す
るベアラコネクションを識別するためにベアラコネクシ
ョンヘッダBCHおよびベアラコネクショントレーラB
CTが追加され、ベアラ制御副層に渡されるベアラコネ
クションPDUを形成する。これは、物理層にわたるト
ランスポートに適したベアラ制御PDUに再分割され
る。ベアラ制御PDUが固定サイズの場合、ベアラ制御
PDUを満たすのに不十分なデータがある箇所にパディ
ングビットが追加される。受信ベアラ制御PDUをより
高位のアプリケーション用のUDLL PDUに変換す
るためには、逆の一組の操作が受信ベアラ制御PDU上
で実行される。MACコネクション副層は、個々のMA
CコネクションMCの生成、維持および最終的な除去を
管理する。呼設定の間、LES14は、固有のMAC識
別コードを各MACコネクションMCに割り当て、MA
Cコネクション副層は、異なるアクティブコネクション
からのデータブロックを識別し、これらに正しいMAC
識別コードを割り当てる責任を実質的に負う。ベアラコ
ネクション副層は、MACコネクションのサービス要件
に従って、MACコネクションMCのベアラコネクショ
ンBCへの多重化および逆多重化を制御する。同様のベ
アラサービス要件を伴うMACコネクションは、同じベ
アラコネクションBCに割り当てられる。また、ベアラ
コネクション副層は、各MACコネクション用に設定さ
れたサービス品質(例えば、最大遅延や最小ビットレー
ト)を維持するために、MACコネクションからのデー
タをバッファし、関連MACコネクションによる各ベア
ラコネクションの使用をスケジュールする。各ベアラコ
ネクションBCについて、共用アクセスベアラSAB上
でのデータ転送のために一致したサービス品質が設定さ
れる。これは、ベアラコネクションの寿命の間、変更す
ることができる。ベアラ制御副層は、各ベアラコネクシ
ョンBCの要件に従って、ベアラコネクションBCによ
る共用アクセスベアラSABへのアクセスを管理する。
MACコネクションMCのベアラコネクションBCへの
割当て、およびベアラコネクションBCの共用アクセス
ベアラSABへの割当ては、MACコネクションMCお
よびベアラコネクションBCがそれぞれアクティブであ
る間は変更することができる。MES2およびLES1
4におけるMAC層内の各副層の特定の機能は、システ
ム管理とともに図5により詳細に示されている。この図
では、MES管理およびデータ転送機能は水平に分離さ
れ、MACコネクション副層、ベアラコネクション副層
およびベアラ制御副層は垂直に分離されている。MAC
層シグナリング経路は濃い灰色で示され、ユーザデータ
トラヒック経路は黒で示され、データ管理経路は薄い灰
色で示されている。各UDLLサービスアクセスポイン
トSAP1、SAP2からのデータトラヒックは、別個
のMAC/SAPハンドラMSH1、MSH2に渡され
る。これらのハンドラは、そのデータトラヒックを関連
ベアラコネクションBCにルーティングする。ベアラコ
ネクションBCは、関連付けられた一つ以上のベアラ制
御機能BCTにトラヒックをルーティングする。各ME
S2のMAC層は、所定の数MまでのSAPハンドラM
SH、所定の数Nまでのユーザデータベアラコネクショ
ンBC、特にMAC信号トラヒックを処理する一つのシ
グナリングベアラコネクションSBC、および一つ以上
のベアラ制御機能BCTをサポートする。各ベアラ制御
BCTは、それぞれ共用アクセスベアラSABに対応し
ている。MES2およびLES14の双方において、M
AC層のシステム管理部分は、MACブローカMB、ベ
アラコネクションマネージャBCMおよびベアラ制御マ
ネージャBCTMを含んでいる。これらは、それぞれ常
にアクティブである。MES管理層内には、各MES2
ごとに、MES MACマネージャMMM、MESベア
ラコネクションマネージャMBCM、およびMESベア
ラ制御マネージャMBCTMがある。このように、ME
S MAC層は、これらの各々の一つしか含まないが、
LES MAC層は、LES14にログオンさせられる
各MES2ごとに、これらの各々の一つのインスタンス
を有している。MACブローカMBは、ブローカアクセ
スポイント(BAP)との間のシグナリング情報を、M
ES MACマネージャMMMを介して、SAPハンド
ラMSHの一つへ、あるいはMESベアラコネクション
マネージャMBCMを通じてシステム管理ベアラコネク
ションマネージャBCMへ転送する。このシステム管理
ベアラコネクションマネージャBCMは、このシグナリ
ング情報をMAC層シグナリングPDUにフォーマット
する。これらのシグナリングPDUは、ベアラ制御マネ
ージャBCTMを通じてベアラ制御機能BCTの一つに
ルーティングされる。シグナリングPDUは、シグナリ
ングコネクションIDのプレフィックス(接頭部)によ
ってデータPDUから区別される。LES14のMAC
ブローカMBも、様々なMACコネクションMCにMA
CコネクションIDを割り当てる。LES14およびM
ES2の双方におけるベアラ制御マネージャBCTM
は、ベアラ制御機能BCTの生成に関して責任を負う。
LES14では、ベアラ制御マネージャBCTMは、M
ESがLES14にログオンする前に、まずベアラ制御
機能BCTを生成し、意図された種類のサービスをサポ
ートする。各MES2は、通常、単一のベアラインタフ
ェースユニットBIUを通じた送信および受信しか行う
ことができないので、シグナリングベアラコネクション
SBCをサポートするベアラ制御機能BCTであるが、
ある種類のデータベアラコネクションBCには不適切か
もしれないベアラ制御機能BCTを最初に生成する。L
ES14は、より適切な種類のベアラ制御機能BCTに
変更するようにMES2に後で指令を出すことができ
る。LES14におけるMESベアラ制御マネージャM
BCTMは、ベアラ制御BCTへのベアラコネクション
の接続を変更するためなど、ベアラコネクションSB
C、BCのステータスの変更が必要なときにブローカリ
ング機能を実行する。MESベアラ制御マネージャMB
CTMは、関連付けMES2によってサポートすること
のできたLES14にベアラ制御機能BCTの各々をポ
ーリングし、ポーリングされた制御機能BCTは、修正
されたベアラコネクションSBC、BCをサポートでき
るか否かの指示を戻す。受信した応答に従って、MES
ベアラ制御マネージャMBCTMは、どのベアラ制御機
能BCTが修正ベアラコネクションBCTに接続される
べきかをMESベアラコネクションマネージャMBCT
Mに指示する。ベアラコネクションマネージャBCM
は、MESベアラコネクションマネージャMBCMのイ
ンスタンスを生成することに対して責任を負っている。
ログオンされた各MES2に対してLES14で一つの
インスタンスが生成されるが、そのMES2では一つの
インスタンスしか生成されない。MESベアラコネクシ
ョンマネージャMBCMは、データベアラコネクション
BCを生成する。各ベアラコネクションBCは、単方向
性である。すなわち、各ベアラコネクションBCは、一
つの方向におけるトラヒックを取り扱うだけであり、対
応SAPハンドラMSHを介して一つ以上のMACコネ
クションに接続することができる。MES2では、少な
くとも一つのシグナリングベアラコネクションSBCと
共に、所定の最大数までのゼロまたは任意の数のデータ
ベアラコネクションBCが同時に動作することができ
る。個々のデータベアラコネクションSBC、BCを用
いて、暗号化データおよび非暗号化データをサポートす
ることができる。この他に、MES2が複数のトランシ
ーバを有していて、複数の同時ベアラをサポートできる
場合、一つのデータベアラコネクションBCを各ベアラ
制御機能BCTに割り当てることができる。MACコネ
クションMCは、関連付けられた一次ベアラの容量に達
するまで一次データベアラコネクションBCに優先的に
割り当てられる。この後、MACコネクションMCは、
二次ベアラに関連付けられた二次データベアラコネクシ
ョンBCに割り当てられる。この場合、余分な容量が一
次ベアラ上にないときにだけ二次ベアラが使用される
が、個々のコネクションは、コネクションが生成された
アプリケーションに対して透過的にベアラ間で切り替え
ることができる。多重化MACコネクションデータは、
ベアラコネクションBCを識別するベアラコネクション
ラベルとともに、各ベアラコネクションBCから接続済
のベアラ制御BCに渡される。ベアラ制御BCTは、こ
のラベルに従って下位ベアラのどの部分にベアラコネク
ションデータを割り当てるかを決定する。例えば、ベア
ラが周波数チャネルであり、ベアラ制御BCTが周波数
チャネル内でタイムスロットを割り当てる場合、ベアラ
制御BCTは、固定長にフォーマットされたベアラSD
Uを受信し、対応するベアラコネクションBCが生成ま
たは修正されたときにそのベアラコネクションBCに割
り当てられたタイムスロットの一つにおいて各ベアラS
DUを送信する。ベアラPDUがリモートエンドで受信
されると、そのエンドにおけるベアラ制御機能BCT
は、PDUを割り当て、PDUの内部に含まれるコネク
ションIDラベルにしたがってPDUを正しいシグナリ
ングまたはデータベアラコネクションSBC、BCにル
ーティングする。この後、ベアラコネクションBCは、
データ内に含まれるMACコネクションIDラベルにし
たがって、正しいSAPハンドラMSHにデータをルー
ティングする。暗号化データを扱うためにデータベアラ
コネクションBCがセットアップされると、データベア
ラコネクションBCは、データを正しいSAPハンドラ
MSHに渡す前に、そのデータ上で解読機能を実行す
る。次いで、SAPハンドラMSHは、UDLLを介し
て適切なアプリケーションにデータを送る。シグナリン
グベアラコネクションSBCおよびデータベアラコネク
ションBCは、単一のベアラ制御BCTへのアクセスを
共用することができるので、シグナリングデータおよび
メッセージデータは同じベアラ上に多重化される。ME
S2が複数の並行ベアラをサポートする場合、シグナリ
ングベアラコネクションSBCを二つ以上のベアラ制御
BCTに接続することができるので、シグナリングデー
タは、複数のベアラ上に逆多重化され、あるいは別のベ
アラが一時的に使用不能のとき(例えば、再調整中のと
き)は、一つのベアラ上に依然として送信することがで
きる。MAC層の各部の機能を以下に要約する。 MACブローカ MACブローカMBは、UDLLアプリケーションをサ
ポートし、ブローカアクセスポイント(BAP)を有し
ている。このブローカアクセスポイントを介して、メッ
セージがアプリケーションとMES MACマネージャ
MMMとの間で渡される。MACブローカMBは、要求
されたMACコネクションMCをサポートできるか否か
を判断するために、サポートしているUDLLサービス
のデータベースを含んでいる。MACブローカMBは、
MES MACマネージャを生成し、管理する。すなわ
ち、MES2では単一のインスタンスが生成され、LE
S14では、ログオンされた各MES2ごとに一つのイ
ンスタンスが生成される。また、MACブローカMB
は、呼の確立の間、各MACコネクションに固有のMA
C識別コードIDを割り当てる。 SAPハンドラ 各SAPハンドラは、UDLLアプリケーションと接続
済データベアラコネクションとの間のユーザデータコネ
クションインタフェースをユーザに提供し、単一のMA
C識別コードに関連付けられる。SAPハンドラは、ス
テートマシンを維持し、呼の間、種々のシグナリングメ
ッセージの生成およびシグナリングメッセージへの応答
を決定する。これは、呼の間の誤った動作を検出するた
めのタイマを含んでいる。SAPハンドラは、UDLL
データを関連付けMAC IDラベルを含むMAC P
DUにカプセル化し、そのデータを関連付けベアラコネ
クションに送信する前にバッファする。SAPハンドラ
は、フロー制御データをUDLLサービスに送信し、バ
ッファが満杯の場合により多くのデータが受信されるこ
とを防ぐ。SAPハンドラは、関連付けベアラコネクシ
ョンにステータス情報(例えば、その送信データバッフ
ァの充てんレベル)を提供する。ベアラコネクション
は、この情報を用いて、自身に接続されたSAPハンド
ラ間におけるデータのスケジューリングを調節する。例
えば、SAPハンドラの一つの送信データバッファが満
杯であり、対応するMACコネクションのセットアップ
中に折衝された最大遅延を超過する可能性が高い場合、
ベアラコネクションは、そのSAPハンドラから優先的
にデータを受信する。ベアラコネクションが自身に接続
されたSAPハンドラの全てのサービス要件を満たすこ
とができない場合、ベアラコネクションは、ベアラ制御
機能によるそのベアラコネクションへの容量の割当てを
一時的に増加する要求を行うメッセージを、MESベア
ラコネクションマネージャMBCMに送信する。この
後、MESベアラコネクションマネージャMBCMは、
各ベアラコネクションから受信した情報から、異なるベ
アラコネクション間の各ベアラ制御機能に利用可能なベ
アラ容量をどのように割り当てるかを決定する。MES
2における各SAPハンドラに対して、対応するSAP
ハンドラがLES14に存在する。SAPハンドラのこ
のペアが、関連する呼の持続時間にわたって存在する。
呼が終了すると、SAPハンドラペアに関連付けられた
MACIDは、別の呼が設定されるときに、その呼に再
割当てすることができる。各SAPハンドラは、受信デ
ータおよび送信データの双方を処理することができる
が、これらの一方は、シンプレックス呼では使用されな
い。 MES MACマネージャ MES MACマネージャMMMは、ローカルUDLL
またはリモートMAC層から呼設定メッセージを受信す
るときに、ローカルSAPハンドラをセットアップしよ
うとする。SAPハンドラは、呼設定メッセージに提供
されたサービス品質パラメータに従ってセットアップさ
れるが、ローカルに開始された呼の場合、リモートパー
ティ信号が、サービス品質パラメータの一部が受け入れ
られないというものであれば、サービス品質パラメータ
を修正することができる。サービス品質パラメータは、
最大許容遅延を含んでいてもよい。この最大許容遅延
は、リモートパーティがより低い許容最大値を示す場合
に低減することができる。また、サービス品質パラメー
タは、必要な暗号化の種類の指示を含んでいてもよい。
新しく生成されたSAPハンドラには、呼ラベルが割り
当てられる。この呼ラベルは、リモートパーティが呼を
受け入れる前にSAPハンドラによって送信されたデー
タに追加される。その時点で、MAC IDが割り当て
られる。呼ラベルは、呼が受け入れられる前に再試呼を
行うことによって、同じアプリケーションが複数のSA
Pハンドラをセットアップすること防ぐために使用され
る。ローカル呼設定メッセージがUDLLから受信され
ると、MES MACマネージャMMMは、UDLLア
プリケーションと同じラベル値を有する既存のSAPハ
ンドラを探索し、ラベル値が一致する場合は、呼設定メ
ッセージを既存SAPハンドラに送信する。また、ME
S MACマネージャMMMは、呼番号ラベルにしたが
ってMACブローカMBと適切なSAPハンドラとの間
でUDLLシグナリングメッセージを渡し、MESベア
ラコネクションマネージャMBCMとSAPハンドラと
の間でシグナリングを転送する。 MESベアラコネクションマネージャ MESベアラコネクションマネージャMBCMは、ベア
ラコネクションマネージャBCMによって生成される。
MES2では単一のインスタンスが生成されるが、LE
S14では、ログオンされた各MES2ごとに一つのイ
ンスタンスが生成される。MESベアラコネクションマ
ネージャMBCMは、MACコネクションのサービス品
質要件が満たされるようにベアラコネクションへのMA
Cコネクションの接続および切断を制御し、指定された
サービス品質を満たすことができない場合は接続の再折
衝を許可する。LES14でのMESベアラコネクショ
ンマネージャMBCMは、ベアラコネクションの生成、
およびベアラコネクションの容量の変更要求に対して責
任を負っている。また、MESベアラコネクションマネ
ージャMBCMは、ベアラコネクションマネージャBC
Mを通じてルーティングを行うという信号メッセージを
正しいMES2、またはLES14における正しいME
Sインスタンスにルーティングすることができるよう
に、これらのメッセージにMES IDを挿入する。あ
る例では、MESベアラコネクションマネージャMBC
Mは、MACコネクションMCを順方向経路(LESか
らMESへ)ベアラコネクションに接続する。LES
MAC/SAPハンドラMSHは、適切なベアラコネク
ションBCに自身を接続するため、MES MACマネ
ージャMMMを介して、MESベアラコネクションマネ
ージャMBCMに要求を送る。この要求は、MACコネ
クションに対する順方向経路および戻り経路サービス品
質要件の全てを含んでいる。MESベアラコネクション
マネージャMBCMは、ベアラコネクションの各々をポ
ーリングし、これらのベアラコネクションが必要なサー
ビス品質をサポートできるかどうかを要求する。ベアラ
コネクションは、コネクションを拒否するか、無条件の
受け入れを申し出るか、あるいはそのコネクションに利
用できるようにされている指定追加リソースに関する条
件付きの受け入れを申し出ることによって応答する。こ
の後、MESベアラコネクションマネージャMBCM
は、ベアラコネクションのいずれかがコネクションの受
け入れを申し出たか否か、そして申し出たのであれば、
どれを選択すべきかを判断する。この選択は、追加リソ
ースがベアラコネクションBCおよびそれらのサービス
品質設定によって必要とされているか否かを考慮に入れ
る。例えば、データ暗号化ベアラコネクションBCおよ
び非暗号化ベアラコネクションBCの双方がコネクショ
ンの受け入れを申し出た場合、データ暗号化が必要でな
く、より低い遅延が好ましいのであれば、非暗号化コネ
クションを選択することができる。適切な既存のベアラ
コネクションBCがコネクションの受け入れを申し出な
い場合、MESベアラコネクションマネージャMBCM
は、新しいベアラコネクションBCを生成する。この場
合、あるいは唯一の申し出が利用可能なより多くの帯域
幅に関する条件付きである場合、MESベアラコネクシ
ョンマネージャMBCMは、MESベアラ制御マネージ
ャMBCTMから追加帯域幅を要求する。MESベアラ
制御マネージャMBCTMは、後述するように追加帯域
幅を割り当てる。追加帯域幅が利用可能である場合、M
ESベアラ制御マネージャMBCTMは、追加の容量が
与えられたことをベアラコネクションマネージャBCM
に通知する。次いで、ベアラコネクションマネージャB
CMは、このことをベアラコネクションに通知する。ベ
アラコネクションは、その割当て容量設定およびそのM
ACコネクションスケジューリングを更新して、新しい
MACコネクションを含める。この後、LES14にお
けるMESベアラコネクションマネージャMBCMは、
ベアラコネクションマネージャBCMを介して、シグナ
リングベアラコネクションSBC上で接続メッセージを
MES2に送信する。このメッセージは、MES2にお
ける関連MAC/SAPハンドラに渡される。この後、
このハンドラは、対応するMESベアラコネクションマ
ネージャMBCMに命令を出して、受信ベアラコネクシ
ョンの容量を、LES14における送信ベアラコネクシ
ョンの容量と一致するように生成または訂正させる。次
いで、MES2は、確認応答信号をLES14に返信し
て、コネクションがそのアクティブ状態に移行できるよ
うにする。新しいMACコネクションがMES2でセッ
トアップされると同様の手順が行われるが、帯域幅の割
当ての決定は、LES14で行われる。これは、LES
14が、常に帯域幅の割当てを管理するからである。 ベアラコネクション 各ベアラコネクションは、MES2およびLES14間
のポイントツーポイント単方向通信をサポートし、ME
S2およびLES14上のMAC/SAPハンドラMS
H間でMACコネクショングループを渡すことができる
ようにする。異なるベアラコネクションには異なるサー
ビス品質属性を割り当てることができ、MACコネクシ
ョングループは、サービス品質要件に従ってベアラコネ
クションに割り当てられる。特定のベアラコネクション
を介して渡されたデータは、識別用ベアラコネクション
IDでラベル付けされたベアラコネクションPDUとし
てフォーマットされる。送信ベアラコネクションは、下
位共用アクセスベアラ上へMACコネクションを多重化
するが、受信ベアラコネクションは、MAC PDUを
逆多重化し、これらのMAC IDラベルを用いて適切
なMAC/SAPハンドラにこれらをルーティングす
る。送信ベアラコネクションは、その特定のサービス品
質属性に従って、MACコネクションPDUを転送す
る。ベアラコネクションはまた、二つ以上の共用アクセ
スベアラに対するデータ暗号化および逆多重化をサポー
トしてもよい。ベアラコネクションおよび下位ベアラ制
御間でデータが渡される速度は、そのベアラコネクショ
ン用のベアラ制御による帯域幅割当てによって決定され
る。接続したMAC/SAPハンドラMSHからベアラ
コネクションによってデータが読み取られる速度も、そ
のベアラコネクションへの帯域幅割当てによって決定さ
れるが、そのデータを読み取る順序は、各MAC/SA
PハンドラMSHの各々の折衝サービス品質および瞬時
要件にしたがって、ベアラコネクションにより決定され
る。新しいMACコネクションがベアラコネクションに
接続されることになっている場合、LES14における
ベアラコネクションマネージャBCMは、新しいMAC
コネクションについての情報を含む接続要求を伴うアク
ティブベアラコネクションの各々をポーリングする。各
ベアラコネクションは、そのベアラコネクションが新し
いMACコネクションを扱うことができるどうかに応じ
て、三つの応答のなかから一つを戻す。三つの応答と
は、拒否、条件付き受け入れ、無条件受け入れ、であ
る。上述したように、この後、MESベアラコネクショ
ンマネージャMBCMは、既存のベアラコネクションを
選択するか、あるいは新しいベアラコネクションを生成
する。既存のベアラコネクションが選択される場合、そ
のベアラコネクションは、新しいMACコネクション用
のMAC IDコードが提供され、適切なMAC/SA
Pハンドラへのアクセスが与えられ、MACコネクショ
ンのサービス品質詳細にしたがってそのスケジューリン
グを調節する。また、各ベアラコネクションは、その関
連MAC/SAPハンドラMSHの状態(例えば、その
送信バッファのレベル)を監視する。特定のMAC/S
APハンドラの送信バッファがあるしきい値を上回る場
合、他の接続MAC/SAPハンドラMSHのサービス
品質要件が依然として満たされるなら、ベアラコネクシ
ョンは、そのMAC/SAPハンドラに利用可能な帯域
幅を一時的に大きくすることができる。しかしながら、
これらの要件を満たすことができない場合、ベアラコネ
クションは、MESベアラコネクションマネージャMB
CMに要求を送信し、そこからMESベアラ制御マネー
ジャMBCTMに要求を送信して、そのベアラコネクシ
ョンの割当て容量を増やす。ベアラコネクションへのM
ACコネクションの接続およびベアラコネクションの合
計帯域幅は、LES14によって決定されるが、これら
は、MES2からの要求に従って調節することができ
る。 ベアラコネクションマネージャ ベアラコネクションマネージャBCMは、MESベアラ
コネクションマネージャMBCM、シグナリングベアラ
コネクションおよび同報ベアラコネクションの生成およ
び消去に対して責任を負い、MES2に単一のMESベ
アラコネクションマネージャMBCMを生成し、LES
14に各MES2用の個別インスタンスを生成する。L
ES14では、ベアラコネクションマネージャBCM
は、MESIDコードを用いて、関連付けリモートME
S2からLES14におけるMESベアラコネクション
マネージャMBCMの対応インスタンスにシグナリング
メッセージをルーティングする。LES14でのベアラ
コネクションマネージャBCMは、MESがLES14
にコンタクトしてログオンすることができるようにシグ
ナリングベアラコネクションを生成する。MES2にお
けるベアラコネクションマネージャBCMは、固有の識
別コードを有するデフォルトシグナリングベアラコネク
ションSBCを生成し、MES2およびLES14間に
シグナリングメッセージトランスポートを提供する。こ
のシグナリングベアラコネクションSBCは、MAC/
SAPハンドラMSHからのデータをサポートしない。
全てのMAC層シグナリングトラヒックは、ベアラコネ
クションマネージャBCMに向かって、あるいはベアラ
コネクションマネージャBCMから、シグナリングベア
ラコネクションSBCを通過する。ベアラコネクション
マネージャBCMは、ベアラコネクションへのMACコ
ネクションの割当ておよびベアラへのベアラコネクショ
ンの割当てを再順序づけすることができ、MESベアラ
制御マネージャMBCTMが(例えば、他のMES2エ
ンティティからの競合のために)追加の帯域幅を確保す
ることができなかった場合に、帯域幅を再割当てするか
否かを決定することができる。ベアラコネクションマネ
ージャBCMは、MESベアラコネクションマネージャ
MBCMから帯域幅に対する要求を受信すると、選択さ
れた他のMESベアラコネクションマネージャMBCM
にコマンドを送信する。このMESベアラコネクション
マネージャMBCMは、この後、その関連付けベアラコ
ネクションの各々に修正コマンドを送信し、これらの容
量を、ベアラコネクションがセットアップされたときに
定められた基本レベルに下げる。この修正コマンドは、
MESベアラ制御マネージャMBCTMによってベアラ
制御BCTに渡される。この後、ベアラ制御BCTは、
接続済ベアラコネクションの基本レベルをサポートし、
これにより、追加帯域幅を要求したMESベアラコネク
ションマネージャMBCMのために帯域幅を解放する。
MESベアラ制御マネージャMBCTMは、MESベア
ラコネクションマネージャMBCMに報告を行い、追加
帯域幅が利用可能なことを確認する。次いで、修正コマ
ンドを送信するためにMESベアラコネクションマネー
ジャの一つが選択され、帯域幅の要求がベアラコネクシ
ョンマネージャBCMによって次に受信されるときに選
択される次のMESベアラコネクションマネージャMB
CMを示すために、ポインタが更新される。選択された
MESベアラコネクションマネージャMBCMが十分な
帯域幅を作ることができない場合、ポインタによって示
される次のMESベアラコネクションマネージャMBC
Mに修正コマンドが送信され、十分な帯域幅が利用可能
になるまで、これが繰り返される。新しいベアラコネク
ション用の帯域幅を矯正するプロセスの間は、他のME
Sベアラコネクションマネージャがそれらのベアラコネ
クション用の追加帯域幅を要求することが防がれる。他
のMESベアラコネクションマネージャの全てに修正コ
マンドが送信された後、不十分な帯域幅が利用可能にな
る場合、帯域幅を要求しているMESベアラコネクショ
ンマネージャMBCMには、不十分なリソースが利用可
能なことが通知される。新しいMACコネクションのセ
ットアップを試みている間に帯域幅要求が行われると、
MACコネクションは拒絶される。 シグナリングベアラコネクション 上述したように、ベアラコネクションマネージャBCM
をベアラ制御に接続するために、シグナリングベアラコ
ネクションSBCの少なくとも一つのインスタンスが各
MES2およびLES14に存在する。PDUは、シグ
ナリングIDコードによってシグナリングベアラコネク
ションSBCにアドレス指定される。異なるMESへの
シグナリングデータや異なるMESからのシグナリング
データはMES IDラベルによって区別されるので、
単一のシグナリングベアラコネクションSBCは、LE
S14における複数のMES機能の間で共用することが
できる。複数のシグナリングベアラコネクションは、異
なる共用アクセスベアラに接続されてもよい。MESベ
アラコネクションが生成されると、どのシグナリングベ
アラコネクションSBCを使用すべきかが指示される。
LES14での受信シグナリングメッセージは、ベアラ
コネクションマネージャBCMを介して、シグナリング
メッセージのMES IDによって指定される適切なM
ESベアラコネクションマネージャMBCMにルーティ
ングされる。以下では、二つの特定種類のシグナリング
コネクションを説明する。 一般シグナリングコネクション LES14は、複数のMES2から来る各方向および複
数のMES2に向かう各方向の双方における通信に対し
て、少なくとも一つの一般シグナリングベアラコネクシ
ョンCSBCを維持する。一般シグナリングベアラコネ
クションCSBCは、他の論理チャネルがまだ確立され
ていない場合や他のチャネルが利用可能でない場合に使
用される。MESからLESに向かう方向では、一般シ
グナリングベアラコネクションCSBCを通じた送信
は、LESによるこのコネクションに容量の割当てがな
いため、ランダムアクセスによって実行される。これら
の送信は、他のコネクションのための容量の要求であっ
てもよいし、登録の要求であってもよい。特定の送信が
関連を持つMES2は、MES IDフィールドを用い
て示される。LESからMESに向かう方向では、一般
シグナリングベアラコネクションCSBCは、指定され
たMES IDを用いずに同報通信に使用され、あるい
は戻りスケジュールがどのMES2に関連するかを指定
するために使用されるMESIDを用いて戻りスケジュ
ールをMESに割り当てるために使用される。 MES特定シグナリングベアラコネクション MES特定シグナリングベアラコネクションMSBC
は、MES2でセットアップされ、それに応じてMES
2の登録中にLES14でもセットアップされる。LE
S14は、登録プロセスの間、MES特定シグナリング
ベアラコネクションにベアラコネクションIDを割り当
て、ベアラを接続する。また、LES14は、任意で、
最大持続時間および最大休止期間をコネクションに割り
当ててもよい。最大持続時間および最大休止期間がLE
S14によって指定される場合、最大持続時間が満了す
るイベント、またはサービスコネクションをセットアッ
プしたMES2なしで最大休止期間が満了するイベント
では、LES14は、コネクションをキャンセルし、M
ES2は再登録をしなければならない。MES特定シグ
ナリングベアラコネクションMSBCは、MES2とL
ES14との間の秘密通信(例えば、後述するような認
証交換)のために使用される。MES特定シグナリング
ベアラコネクションは、MES2の種類に従ってQoS
パラメータが選択される専用の論理チャネルを提供す
る。例えば、MES2が複数のトランシーバを有してい
る場合、MES2が単一のトランシーバしか有さない場
合よりも大きな信号容量が必要となり、QoSが高い信
号容量を指定することを予想することができる。 同報ベアラコネクション 同報ベアラコネクションは、LES14から複数のME
S2への同報通信をサポートするためにベアラコネクシ
ョンマネージャBCMによってつくられるシグナリング
ベアラコネクションSBCの一種である。したがって、
LES14における単一の送信機同報ベアラコネクショ
ンは、複数の受信機同報ベアラコネクション(各受信M
ES2ごとに一つ)に関連付けられる。同報ベアラコネ
クションのセットアップの間、受信MESの識別子が確
立されるので、MES2のクローズドグループにデータ
をマルチキャストすることができる。MESによる同報
メッセージの受信の確認が必要な場合、MESの各々に
対する戻りコネクションがセットアップされる。送信機
同報ベアラコネクションは、ベアラコネクションPDU
を複製して、これらを別個のベアラ制御BCTに転送す
ることができるので、メッセージを複数のベアラ上で同
報することができる。 ベアラ制御マネージャ ベアラ制御マネージャBCTMは、ベアラ制御機能を生
成、監視、および消去し、各MES2で単一のMESベ
アラ制御マネージャMBCTMを生成し、各ログオン済
MES2のためにLES14で個別のMESベアラ制御
マネージャMBCTMインスタンスを生成する。LES
14では、ベアラ制御マネージャBCTMは、MES2
の種類の分布および最も頻繁に要求されるサービス(例
えば、1チャネル1搬送波方式(SCPC)データやパ
ケットデータ)に従って、下位ベアラタイプと互換性を
持つ異なるサービスをサポートする複数の異なるベアラ
制御BCTを生成する。少なくとも一つのベアラ制御
は、シグナリングトラヒック用の全てのMESによって
アクセスできなければならない。MESは、通常、一度
に一つのベアラへのアクセスしか有していないので、M
ES2におけるベアラ制御マネージャBCTMは、LE
S14からのシグナリングの命令のもとでベアラ制御B
CTを生成し、異なるフレームフォーマットを用いる共
用アクセスベアラに移動することが必要なときには、ベ
アラ制御BCTを消去する。 MESベアラ制御マネージャ ベアラ制御マネージャBCTMは、MESベアラコネク
ションマネージャMBCMおよびMESチャネルリソー
スMCR間に接続されたMESベアラ制御マネージャM
BCTMの単一のインスタンスを生成する。MES2で
は、MESベアラ制御マネージャMBCTMの唯一の機
能は、どのベアラ制御が対応ベアラインタフェースユニ
ットを用いて操作するために現在選択されているかをM
ESチャネルリソースMCRに通知することである。し
かしながらLES14では、ベアラコネクションが生成
されるとき、あるいはそれらの容量が変えられるときに
どのベアラ制御にベアラコネクションを割り当てるか
を、MESベアラ制御マネージャMBCTMが決定す
る。双方の場合において、MESベアラ制御マネージャ
MBCTMは、ベアラコネクションの方向に応じて、関
連MES2に対し、すべてのローカル送信または受信M
ESチャネルリソースの問合せを行い、どのようなベア
ラ制御タイプをMES2における対応MESチャネルリ
ソースMCRによってサポートすることができるかを判
断し、さらにMESチャネルリソースMCRが存在する
場合は、どのベアラ制御がMESチャネルリソースMC
Rによって現在使用されているのかを判断する。この結
果から、MESベアラ制御マネージャMBCTMは、L
ES14におけるアクティブベアラ制御BCTのどれを
MES2によってサポートすることができるのかを判断
し、これらの各々にベアラコネクション接続メッセージ
を送信する。ベアラコネクション接続メッセージは、ベ
アラコネクションタイプおよびその要求容量を示す。応
答では、各ベアラ制御は、拒否応答、制限受入れ応答、
非制限受入れ応答のいずれかを戻す。ベアラコネクショ
ンをサポートする帯域幅がない場合や、ベアラコネクシ
ョンタイプがベアラ制御によってサポートされるサービ
スカテゴリと互換性を有さないとベアラ制御が判断する
場合は、拒否メッセージが生成される。非制限受入れ応
答は、指定されたサービス品質要件でベアラコネクショ
ンをサポートできることを示す。制限受入れ応答は、要
求されたものよりも低いサービス品質レベルでしかベア
ラコネクションをサポートできないことを示す。任意で
あるが、制限受入れは、要求されるものよりも優れたサ
ービス品質でベアラコネクションをサポートできること
を示すことができ、必要であれば、ベアラコネクション
が、その優れたサービス品質を利用できるようにする。
この後、MESベアラ制御マネージャMBCTMは、応
答にしたがって、ベアラコネクションへの接続用にベア
ラ制御BCTのなかから一つを選択し、また、ベアラ制
御BCTの一つを除去して別のものを選ぶことができる
か否かを判断する。MESベアラ制御マネージャMBC
TMは、ベアラ制御マネージャBCTMにベアラ制御を
異なる周波数に再同調するように要求することもでき
る。この後、ベアラコネクションをサポートするものと
して選択された手段が、MESベアラコネクションマネ
ージャMBCMに示される。 MESチャネルリソース MES2では、個別のMESチャネルリソースMCRが
各ベアラ送信機および受信機に対して生成される。初期
化の間、MESチャネルリソースMCRには、その関連
付けベアラ送信機および受信機によってサポートされる
全てのベアラ制御クラスが通知される。MESチャネル
リソースMCRは、MESベアラ制御マネージャMBC
TM、およびそのベアラインタフェースに割り当てられ
たベアラ制御に接続される。全てのMESが利用可能な
デフォルト信号チャネルを用いてMES2がLES14
にログオンすると、MES2は、MESの送信機および
受信機能力およびどのような種類のベアラ制御BCTを
これらがサポートできるのかに関する詳細をLES14
に提供する。LES14は、この新しいMES2のため
に、これらのサポートされたベアラ制御BCTに対応す
る一組のローカルMESチャネルリソースMCRインス
タンスを含むベアラ制御副層を生成する。このようにし
てLES14は、特定のMES2が同時にアクセスでき
るベアラの数、どのようなベアラ制御タイプを操作する
ことができるか、およびどのようなベアラ制御タイプが
現在操作可能であるのかを決定する。MESチャネルリ
ソースMCRは、関連付けベアラのための電力、周波数
およびタイミング情報も含んでいる。初めに、LES1
4は、少なくとも一対の送信および受信MES2チャネ
ルリソースがアクティブであると仮定し、LES14へ
のシグナリングにすでに使用されているデフォルトのベ
アラ制御タイプを使用する。後で、ベアラコネクション
がベアラ制御に割り当てられるときや、LES14での
MESベアラコネクションマネージャMBCMによって
要求されるように、既存ベアラコネクションの容量が変
えられるときに、MESベアラ制御マネージャMBCT
Mは、MES2に関連付けられたMESチャネルリソー
スMCRを参照し、現在操作可能なベアラ制御の識別
子、その割当てチャネル周波数、およびそれがサポート
できる利用可能なベアラ制御タイプセットを取得する。
MESベアラ制御マネージャMBCTMは、この情報か
ら、他のベアラ制御機能を選択するか、あるいはMES
2に再同調するかを選択する。MESチャネルリソース
MCRは、MES2およびLES14の双方において、
下位ベアラの機能を制御する。MESチャネルリソース
MCRおよび下位ベアラ間には、タイミング、周波数お
よび電力制御データの交換のための専用インターフェー
スが存在する。 ベアラ制御 各ベアラ制御BCTは、一つ以上のベアラコネクション
BCに対して特定の共用アクセスベアラへのアクセスを
提供する。LES14では、これらのベアラコネクショ
ンを異なるMESインスタンスと関連付けることができ
る。その上位インタフェースでは、ベアラ制御BCT
は、ベアラコネクションBCからベアラコネクションP
DUを受信し、これらをベアラ制御PDUにマップす
る。ベアラ制御は、このベアラ制御PDUを、適切な共
用アクセスベアラチャネルでの挿入のためにベアラに転
送する。逆方向では、ベアラコネクションIDによって
識別される適切なベアラコネクションインスタンスへの
転送のために、受信ベアラPDUからベアラコネクショ
ンPDUを抽出する。ベアラ制御BCTは、LES14
およびMES2の双方でのベアラ制御マネージャBCT
Mによる初期化の間に生成される。LES14が多くの
同時共用アクセスベアラをサポートすることができるの
で、ベアラ制御BCTは、頻繁には再割当てされない。
しかしながら、MES2が単一のトランシーバしか有し
ていない場合は、MES2がベアラ制御BCTを切り替
える必要があるかもしれないが、MES2は、その一つ
以上のベアラコネクションを輸送するようにMES2に
対して指示が行われる共用アクセスベアラの形式に応じ
て、LES14にログオンさせられる。ベアラ制御BC
Tは、通常、異なるトランスポートサービス品質要件を
伴う複数のベアラコネクションを同時にサポートするの
で、送信機ベアラ制御は、ベアラコネクションがベアラ
制御に接続されるときに一致した速度で、ベアラコネク
ションのPDUを送信のために取得すべく各ベアラコネ
クションをいつ読みとるかを決定するスケジューリング
機能を含んでいる。LES14におけるベアラ制御BC
Tだけが、ベアラ制御マネージャBCTMかMESベア
ラ制御マネージャMBCTMからの接続要求および修正
メッセージに応答することができる。これらのベアラ制
御BCTは、下位共用アクセスベアラの使用を決定する
ことができるので、それが要求した帯域幅をベアラコネ
クションに提供するために十分な帯域幅が利用可能であ
るか否かを判断し、あるいは十分な帯域幅が利用可能で
ない場合に、どの程度の帯域幅をそこに割り当てること
できるかを判断することができる。この判断は、要求を
しているベアラ制御のタイプを考慮してもよい。という
のも、特定のベアラコネクションBCTは、非リアルタ
イムベアラコネクションを共通チャネルに統計的多重化
したり、ベアラフレームの別個の部分で動作する種々の
アクセスプロトコルを有するハイブリッドフレーム指示
方式をサポートすることが可能であってもよいからであ
る。この後、ベアラ制御BCTは、ユーザデータベアラ
コネクションのためにMESベアラコネクションマネー
ジャMBCMに送信するために、あるいはシグナリング
または同報ベアラコネクションのためにベアラコネクシ
ョンマネージャBCMに送信するために、接続応答メッ
セージを用意する。上述のように、この応答は、拒否、
制限受入れ、または非制限受入れとすることができる。 共用アクセスベアラ 共用アクセスベアラSABは、衛星12を介して物理チ
ャネル上にマップされる。これらの物理チャネルは、S
CPCチャネル、TDMAスロット、CDMAコード、
または一定範囲のスロット付きAlohaスロットとす
ることができる。各共用アクセスベアラSABに関連付
けられたベアラ制御BCTは、下位物理チャネルのサー
ビス品質特性(例えば、遅延、帯域幅、ビット誤り率)
に関してベアラコネクションBCに情報を提供する。好
ましくは、複数の異なる物理チャネルタイプに対応する
複数の共用アクセスベアラSABが、異なるMACコネ
クションMCの要求に合致するようにMES2およびL
ES14で提供される。例えば、LES14でサポート
されるチャネルタイプは、高速のダウンロード、データ
要求、およびランダム呼設定要求をサポートするため
に、それぞれ送信SCPCチャネルの組合せ、受信TD
MAスロットの組合せ、および受信スロット付きAlo
haスロットの組合せを含んでいてもよい。既存のチャ
ネルタイプの継続的な使用を許しながら、新しいチャネ
ルタイプを追加してもよい。 認証 LES14のサービスのいずれかへのアクセスが許可さ
れる前に、MES2は、まず、そのLES14に登録を
しなければならない。未認証のMES2によるアクセス
を防止するために、登録プロセス中、またはその完了後
に認証プロトコルが開始される。MES2は、同報チャ
ネルにおいてLES14によって指定されたベアラに接
続される一般シグナリングベアラコネクションCSBC
をセットアップし、一般シグナリングベアラコネクショ
ンCSBCを介して登録要求パケットを送信する。登録
要求パケットに応答して、LES14は、同報チャネル
で割当てスケジュールを送信することにより、二重ME
S固有シグナリングチャネルをMES2に割り当てる。
二重MES固有シグナリングベアラコネクションMSB
Cは、MES2およびLES14でセットアップされ
る。MES固有シグナリングチャネルでは、LES14
が、ヘッダおよび乱数の形で「チャレンジ」パケットを
送信する。MES2は、MES内でスマートカード等に
記憶されたコードまたはキーを用いて乱数を操作し、M
ES固有シグナリングチャネルでの操作の結果を送信す
る。LES14は、そのMES2に固有のコードまたは
キーのコピー(このコピーは、LES14内に安全に記
憶されている)を使用して同じ操作を行い、その操作の
結果をMES2によって送信されたものと比較する。結
果が同じ場合、LES14は、登録が成功したことを示
す確認パケットをMES2に送信し、MES2を用いた
後続のシグナリングでの使用(例えば、サービスコネク
ション用に容量を割り当てるとき)のためにMES固有
シグナリングベアラコネクションを維持する。一方、結
果が異なる場合は、失敗指示がMES2に送信され、M
ES固有シグナリングベアラコネクションMSBCはク
リアされる。本発明の別の実施形態では、MESがデー
タベアラコネクションの確立を要求するときはいつで
も、MES固有シグナリングチャネルを介してMES2
の認証が行われる。本発明のこの実施形態は、異なるサ
ービスプロバイダがLES14のオペレータではない場
合、これらのサービスプロバイダによってMES2の独
立した認証が可能になる。 呼管理 以下では、MES2によって開始されるLES14への
単純な電話呼出しをセットアップするためのメッセージ
シーケンスの例を説明する。MESで実行されるユーザ
電話アプリケーションは、必要なサービスの種類および
呼番号を示すUDLL呼設定メッセージを生成する。こ
れは、ブローカアクセスポイントを通してMACブロー
カMBに渡される。MACブローカMBは、この種類の
コネクションに適した一組のサービス品質パラメータを
準備するMES MACマネージャMMMにこの設定要
求を転送する。次いで、MACブローカMBは、サービ
ス品質要件に従って構成されたMAC/SAPハンドラ
MSHを生成し、このMAC/SAPハンドラMSHに
呼設定メッセージを転送する。この後、呼設定メッセー
ジは、ベアラコネクションマネージャBCMを通過し、
MES MACマネージャMMMを介してMESベアラ
コネクションマネージャMBCMに渡される。これは、
確立要求シグナリングメッセージを用意する。このメッ
セージは、シグナリングベアラコネクションSBCを介
してリモートLES14に転送される。LES14にお
けるベアラコネクションマネージャBCMは、その確立
要求を復号化し、それをMES IDラベルを用いて適
切なMESベアラコネクションマネージャMBCMにル
ーティングする。次いで、このMESベアラコネクショ
ンマネージャMBCMは、その確立要求をMES MA
CマネージャMMMに転送する。MES MACマネー
ジャMMMは、MAC/SAPハンドラMSHがこの呼
のためにすでに存在しているか否かを知るために呼番号
ラベルを調べる。存在していない場合、MES MAC
マネージャMMMは、新しいMAC/SAPハンドラM
SHを生成し、確立要求信号メッセージ中に保持された
サービス品質パラメータに基づいて、そのハンドラを開
始する。このメッセージは、新しく生成されたMAC/
SAPハンドラMSHに転送され、さらに、要求された
種類のサービスがその端末に登録されたか否かを調べる
ために、認証検査が行われるMACブローカMBにも転
送される。サービスが端末に登録されている場合、設定
メッセージは、ブローカアクセスポイントBAPを通っ
て、被呼加入者のUDLLアプリケーションに渡され
る。被呼加入者が呼を受け入れる場合、LES MAC
ブローカMBは、その呼を新しいMAC IDに割り当
てる。呼の受け入れがMAC/SAPハンドラMSHに
通知されると、MAC/SAPハンドラMSHは確立確
認応答メッセージを発信MES2に送信して、コネクシ
ョンが受け入れられたことを示し、一対の接続要求メッ
セージを下位MESベアラコネクションマネージャMB
CMに送信して、順方向経路および戻り方向経路用の適
切なベアラコネクションBCを見つける。この確立確認
応答メッセージは、MAC/SAPハンドラMSH、M
ESMACマネージャMMM、MESベアラコネクショ
ンマネージャMBCMおよびベアラコネクションマネー
ジャBCMからシグナリングベアラコネクションSBC
に進む。このシグナリングベアラコネクションSBCで
は、メッセージがベアラコネクションPDU中でフォー
マットされ、シグナリングベアラコネクションIDによ
ってプレフィックスが付けられる。MES2では、ベア
ラ制御が、シグナリングベアラコネクションIDを用い
てシグナリングベアラコネクションSBCにベアラコネ
クションPDUを転送する。この後、メッセージは、新
しく割り当てられたMAC IDを含むメッセージ内容
が抽出されるベアラコネクションマネージャBCMに転
送され、適切なMAC/SAPハンドラMSHに渡され
る。次いで、確認応答信号は、コネクションが確立され
たこと及びデータSAPMSHのアドレスを示すMAC
ブローカMBを通じてUDLLアプリケーションに転送
される。しかしながら、リソースは、新しいMACコネ
クションにはまだ引き渡されない。MESベアラコネク
ションマネージャMBCMは、順方向および戻り方向経
路用の接続要求メッセージペアを受信すると、ベアラコ
ネクションBCの各々をポーリングし、既存のベアラコ
ネクションに関する条件つきで、あるいは無条件で十分
なリソースが利用可能であるか否かを判断する。MES
ベアラコネクションマネージャMBCMは、適切なもの
が存在しない場合に新しいベアラコネクションBCを生
成するという選択肢も有している。適切なベアラコネク
ションBCが存在しないか、あるいは既存のベアラコネ
クションの容量を新しいMACコネクションを収容する
ために修正しなければならない場合、MESベアラコネ
クションマネージャMBCMは、新しい、あるいは修正
されたベアラコネクションBCをサポートすることがで
きる適切なベアラ制御BCTを配置するように下位ME
Sベアラ制御マネージャMBCTMに依頼する。追加の
容量が新しいベアラコネクションBCに与えられるとす
ると、MESベアラコネクションマネージャMBCM
は、ベアラコネクションBCを生成し、それを、その上
位インタフェースにおける適切なMAC/SAPハンド
ラMSHおよびその下位インタフェースにおけるベアラ
制御BCTにリンクする。しかしながら、MESチャネ
ルリソースMCRによって定義される任意の適切なベア
ラ制御BCT上に不十分なリソースがにある場合、ME
SベアラコネクションマネージャMBCMは、帯域幅統
合を実行して優先順位の低い動的割当てに使用されてい
るかもしれない容量を解放するように一般ベアラコネク
ションマネージャBCMに要求することができる。しか
し、ベアラリソースが順方向経路および戻り方向経路ベ
アラコネクションBCの双方に割り当てられると、順経
路経路ベアラコネクションBCは、新しいMACコネク
ションを収容するためにそのスケジューリング操作をど
のように更新しなければならないかを決定する。順方向
および戻り方向ベアラコネクションリソースがLES1
4における新しいMACコネクションに割り当てられる
と、LES14は、どのようなベアラリソースが新しい
MACコネクションに割り当てられたかをMES2に通
知しなければならない。これは、新しい/修正された順
方向および戻り方向ベアラコネクションBCの双方を適
切なベアラ制御BCT上でサポートできることの確認を
LES14のMESベアラコネクションマネージャMB
CMがMESベアラ制御マネージャMBCTMから受け
取ると、そのMESベアラコネクションマネージャMB
CMによって開始される。このとき、LES14は、順
方向および戻り方向経路ベアラコネクションBCのため
の一対の接続要求メッセージをリモートMES2に送信
する。これらのメッセージは、ここで発呼MAC/SA
PハンドラMSHに渡される。これは、一対の接続応答
メッセージを生成する。これらのメッセージは、MES
のMESベアラコネクションマネージャMBCMに渡さ
れる。このMESベアラコネクションマネージャは、順
方向および戻り方向経路用に適切なベアラコネクション
BCを修正または生成する。この後、メッセージがME
Sベアラ制御マネージャMBCTMに渡される。このメ
ッセージは、MESベアラ制御マネージャMBCTMに
対して、戻り方向経路ベアラコネクションBCに適切な
容量を割り当てるように命令するとともに、順方向経路
ベアラコネクションが新しく生成されたベアラコネクシ
ョンである場合は、順方向経路ベアラコネクションID
をMESベアラ制御マネージャMBCTMに通知する。
MESベアラコネクションマネージャMBCMは、接続
確認応答メッセージをLES14上のMAC/SAPハ
ンドラMSHに返送し、下位ベアラリソースが新しいM
ACコネクションのために利用できるようになったので
データ伝送を開始できることを示す。呼の終了は、発呼
MES2か被呼LES14によって開始することができ
る。いずれにせよ、アプリケーションの解放操作は、リ
モートエンドMAC層へ通過させられる切断メッセージ
の生成を引き起こす。コネクションインフラストラクチ
ャのどの部分が切断されても、解放パーティは、MAC
/SAPハンドラMSHへのローカル上位層アクセスを
即座にディセーブルにしてデータ転送を防ぐが、遠端が
呼解放の確認応答をするまでMAC/SAPハンドラM
SHは除去されない。MESで開始される解放のため
に、LES14解放確認応答は、修正されたベアラ制御
共用アクセスベアラリソース割当てを含んでいてもよ
い。LES14で開始される解放のために、解放要求は
このデータを含む。 MACコネクション管理 MAC層と上位データリンク層(UDLL)、ベアラ層
および層管理との間の通信は、情報の論理的交換を表す
プリミティブを用いて達成される。図6には、プリミテ
ィブの四つの主要なクラスが示されている。これらの定
義は、次の通りである。 要求(Request) 上位層または層管理が下位層
からのサービスを要求するときに使用される 指示(Indication) 上位層または層管理に
通知をするためにサービスを提供する層によって使用さ
れる 応答(Response) 指示への応答 確認(Confirm) アクティビティが完了したこ
とを確認するために、要求されたサービスを提供する層
によって使用される MAC層通信は、ベアラインタフェースユニットサービ
スアクセスポイント(SAP)を通じて下位ベアラ層に
渡される要求の一般的な形式をとる。この下位ベアラ層
では、この要求がリモートエンドまで送信される。実
際、このメッセージは、まず一つ以上のベアラPDUに
組織され、物理層において送信される。リモートエンド
において、ベアラは、このメッセージを指示としてMA
C層までベアラインタフェースユニットSAPを通じて
転送する。リモートエンドMAC層プロセスは、指示の
性質に基づいて応答を送出する。この応答は、リモート
エンドにおけるベアラSAPを通じて渡される。この
後、この応答は、発信エンティティに戻され、メッセー
ジの確認クラスとしてローカルベアラにより自身のMA
C層まで転送される。MACコネクション管理は、三つ
のプロセスが含まれていることを必要とする。すなわ
ち、MACブローカMB、MES MACマネージャM
MMおよびMAC/SAPハンドラMSHである。MA
CブローカMBは、MACコネクションリソースを要求
するためにUDLLサービスによって使用される単一の
シグナリングポイントである。このMACブローカMB
は、適切であれば、MES MACマネージャにその要
求を転送する。このMES MACマネージャは、MA
Cコネクションステートマシンを維持してMACコネク
ションの後続の振る舞いを制御するMAC/SAPハン
ドラMSHを生成する。この後、リモートエンドへの呼
設定要求を開始し、すべてのMACコネクションシグナ
リング応答を処理するのは、このMAC/SAPハンド
ラMSHである。リモートエンドでは、関連付けMAC
/SAPハンドラインスタンスMSHが、そのMES
MACマネージャMMMによって生成される。これは、
発呼要求をそのMACブローカMBに転送させ、後続の
応答を処理させるMACコネクションステートマシンも
含んでいる。MACブローカMBは、新しいMACコネ
クション要求がUDLLによってサポートされる種類で
あるか否かを判断し、サポートされる種類であれば、発
呼要求が適切なUDLLアプリケーションに渡される。
UDLLアプリケーションがコネクション要求を拒否す
る場合、MAC/SAPハンドラMSHに通知が行われ
ると、MAC/SAPハンドラMSHは、自身と発呼者
エンドにおけるMAC/SAPハンドラMSHとの間で
呼解放手順を開始し、この結果、双方のMAC/SAP
ハンドラが終了するようになる。しかしながら、呼が受
け入れられる場合、被呼者MAC/SAPハンドラMS
Hは、発呼者エンドに確認を送信して、呼の確立を完了
する。さらに、LES14に配置されたMAC/SAP
ハンドラは、下位ベアラコネクションリソースの要求を
開始して、新しいMACコネクションをサポートする。
リソースが利用可能な場合、双方のMAC/SAPハン
ドラがフロー制御された呼状態から解放され、ユーザデ
ータの交換を開始することができる。下位ベアラコネク
ションリソースを見つけられないと、LES MAC/
SAPハンドラが、適切に割り当てられた呼解放コード
とともにMACコネクション解放を送出することにな
る。 ベアラコネクション管理 ベアラコネクション管理は、ベアラコネクションBC、
MESベアラコネクションマネージャMBCMおよび一
般ベアラコネクションマネージャBCMによって昇階層
順に実行される。ベアラコネクションBCは、MACコ
ネクションの読取り操作を適切にスケジューリングする
ことに対して責任を負っている。また、ベアラコネクシ
ョンBCは、新しいMACコネクションを受け入れよう
とするときに接続プロセスを開始し、ベアラコネクショ
ンBCの容量を動的に調節するために、MAC/SAP
ハンドラ送信バッファの瞬間的なステータスに応じて修
正メッセージを送出することに対して責任を負ってい
る。あるベアラコネクションBCからのMACコネクシ
ョンを、データの損失または複製の危険なく別のベアラ
コネクションに移動するため、各エンドは、全てのバッ
ファ済データが送受信されたことを知る必要がある。M
ESベアラコネクションマネージャMBCMの命令のも
とで、ベアラコネクションBCは、データPDUストリ
ームがベアラ制御BCTに渡されるときに、特別な「フ
ラッシュ」制御メッセージをデータPDUストリームに
挿入することができる。ベアラコネクションBCは単方
向性であるので、フラッシュメッセージは、MESベア
ラコネクションマネージャMBCMによってリモートエ
ンドで転回させられ、対応する戻り方向経路ベアラコネ
クションに挿入される。フラッシュPDUが往復を終え
ると、ハンドオーバが完了されるだけである。これらの
メッセージの受信の際、発信MESベアラコネクション
マネージャMBCMは、原ベアラコネクションBCに関
連付けられたどの送信バッファにも保持データがないこ
とを知っている。MES2およびLES14の双方にお
けるベアラコネクションが操作可能か否かを判断するた
めに、完全性テストを使用することができる。MESベ
アラコネクションマネージャMBCMの命令のもとで、
発信ベアラ制御BCTは、データPDUストリームがベ
アラ制御に渡されるときに「ループバック」制御メッセ
ージをデータPDUストリームに挿入することができ
る。このループバックPDUは、受信機によってループ
される。このメッセージの受信の際、MESベアラコネ
クションマネージャMBCMは、リンク完全性が確認さ
れたと推定することができる。ベアラコネクションBC
の容量を変えることやベアラ制御BCTからベアラコネ
クションBCを接続または分離することが必要なとき、
MESベアラコネクションマネージャMBCMは、ベア
ラコネクションBCおよび下位MESベアラ制御マネー
ジャMBCTM間で連絡をつける。MESベアラコネク
ションマネージャMBCMは、複数のベアラ制御BCT
がベアラコネクションBCをサポートできる場合に、こ
れらが好適なオプションを選択することができるよう
に、スコアリングアルゴリズムを使用してもよい。不十
分なリソースがベアラコネクションの要求サービス品質
をサポートするために利用可能に見える場合、MESベ
アラコネクションマネージャMBCMは、ベアラリソー
スの統合によってこの問題を解決するようにベアラコネ
クションマネージャBCMに訴えることができる。同様
に、MESベアラコネクションマネージャMBCMは、
帯域幅が競合している間、下位MESベアラ制御マネー
ジャMBCTMへの修正メッセージおよび接続メッセー
ジの転送を制限することができる。ベアラコネクション
マネージメントに含まれる最後の機能は、ベアラコネク
ションマネージャBCMである。この機能は、すべての
MESベアラコネクションマネージャMBCMを生成お
よび管理し、固有のベアラコネクションIDを割り当
て、MES管理インスタンス間でベアラリソースの再配
布が必要なときにはアービトレーション機能として働
く。この役割と関連して、ベアラコネクションマネージ
ャBCMは、冗長なベアラコネクションを取り除けるよ
うにベアラコネクションBC内で有効にMACコネクシ
ョンをパックするため、MACコネクション分類アルゴ
リズムを提供してもよい。ベアラコネクションマネージ
ャBCMは、複数のMES管理インスタンス(例えば、
シグナリングベアラコネクションおよび同報ベアラコネ
クションの双方の生成や操作)にわたって共用すること
ができる一般サービスもサポートする。また、ベアラコ
ネクションマネージャBCMは、MAC層のための一般
信号着信地点として働き、データリンク上を輸送される
MAC層信号メッセージをカプセル化および復号化す
る。 ベアラ制御リソース管理 ベアラ制御機能BCTは、複数のベアラコネクションS
BCを有効に多重化し、共用アクセスチャネル内のBC
は、それらの異なるトランスポート要求、特にそれらの
遅延に対する感度およびその容量を考慮する。ベアラ制
御のリソース管理アルゴリズムは、どのようなベアラリ
ソースがそのベアラコネクショントラヒックを維持する
ために必要であるかを確かめることができる。これは、
新しいベアラコネクションインスタンスBCを受け入れ
ることができるかどうか、および受け入れられるのであ
ればどのような状況のもとであるかをベアラ制御BCT
が判断できるようにするために必要である。例えば、ベ
アラ制御BCTは、ベアラコネクションBCを受け入れ
る前に追加の帯域幅を確保しなければならないことがあ
る。しかしながら、ベアラコネクション副層管理と同様
に、ベアラ制御副層管理は、LES14のみから制御さ
れる。ベアラ制御BCTがベアラコネクションBCの共
用アクセスベアラSAB上への割当てを決定することが
できるのは、LES14においてだけである。 リソース管理例 図7は、四つのMAC/SAPハンドラ送信バッファB
1〜B4を示すとともに、これらのMACコネクション
データがどのように下位共用アクセスベアラSAB上の
別個の二つのベアラコネクション内に配置されるかを示
している。ベアラコネクション1のために現在は20k
b/sしか確保されておらず、このベアラコネクション
BC1に多重化された単一の遅延感知コネクションおよ
び非遅延感知コネクションはそれぞれ10kb/sで読
み取られる。しかしながら、遅延感知アプリケーション
に15kb/sの過渡レートでUDLLからデータを受
信させる遅延感知アプリケーションのバースト性のため
に、そのMAC/SAPハンドラ送信バッファB1は充
填を開始する。これは、負荷の過渡的な増加をローカル
に調整しようと試みるか、あるいはMESベアラコネク
ションマネージャMBCMを介して追加リソースを要求
することができるベアラコネクションBC1によって注
目される。第一に、ベアラコネクションBC1は、その
平均パケット転送速度以上の速度で読み取られる遅延感
知MACコネクションをすでに用意してある場合、この
問題を単純に無視することができる。MAC/SAPハ
ンドラMSH内の十分に大きなバッファリング容量と共
に大きなタイムウィンドウが与えられると、データバー
ストをバッファに格納することができ、その後、このU
DLL呼からの相対的イナクティビティの期間中に徐々
に空にすることができる。しかしながら、これは大量の
バッファリングの使用を必要とし(データ損失を最小限
に抑える場合)、データが比較的、非時間感知であるこ
とを想定する。もちろん、これは遅延感知データには当
てはまらない。サポートされていれば、フロー制御メッ
セージをUDLLアプリケーションに順次に送信するこ
とができるMAC/SAPハンドラMSHおよびベアラ
コネクションBC1間でフロー制御を使用することもで
きる。しかしながら、この遅延感知コネクションは、下
位ベアラリソースの状態にかかわらず下位トランスポー
ト機構からの割込みなしでデータを送信できることを予
想することができる。第二の手法では、ベアラコネクシ
ョンBC1は、同じベアラコネクションを共用する非遅
延感知サービスが「バックオフ」に対して比較的耐性を
持ちうるという事実を利用し、そのスケジューリング振
る舞いを変え、非遅延感知待ち行列を犠牲にしてより頻
繁に遅延感知待ち行列から読み出しを行う。この選択肢
は、図8に示されている。ここでは、遅延感知バッファ
B1が現在15kb/sで読み取られ、非遅延感知バッ
ファB2が5kb/sの低速度で読み取られる。これに
より、遅延感知バッファB1を空にすることが可能にな
る。しかしながら、非遅延感知待ち行列は、これに応じ
て増大を開始することもできる。これは、非遅延感知コ
ネクションの一部のクラスに課される特定の損失制約ま
たは遅延制約が存在しない可能性があるので許容される
ものと考えることができる。ベアラコネクションBC1
がこれら二つの解決策のいずれかを用いてMACコネク
ションの高帯域幅要求をローカルに調整することができ
ないと仮定すると、ベアラコネクションBC1は、追加
容量自体を取得しようと試みることができる。このプロ
セスは、ベアラコネクションBC用に追加の帯域幅を確
保するようにMESベアラコネクションマネージャMB
CMに要求するベアラコネクションによって開始され
る。輻輳がMES2で発生している場合、このメッセー
ジは、LES14上の対応するプロセスに送信されなけ
ればならない。これは、このLESが、ベアラコネクシ
ョン副層およびそれ以下のリソース管理を引き受けるこ
とのできる唯一のLES14だからである。LESベー
スのMESベアラコネクションマネージャMBCMは、
修正メッセージを用いて、修正された容量を有するベア
ラコネクションBCを任意の適切なベアラ制御BCT上
で調整できるかどうかを判断するようにMESベアラ制
御マネージャMBCTMに依頼する。混乱を最小限に抑
えるための好適な応答は、ベアラコネクションBCを現
在サポートしているベアラ制御が、要求された量によっ
てそれに割り当てられた送信リソースを増やすように申
し出ることである。MESベアラコネクションマネージ
ャMBCMがこの申し出を受け入れると、LES−ME
Sチャネルのいずれかのエンドにおけるベアラ制御BC
Tが、この問題を軽減するように、ベアラコネクション
PDU転送速度を即座に増加する。この手法は、図9に
示されている。追加のSABリソースは、25kb/s
に増加された瞬間ベアラコネクション帯域幅でベアラコ
ネクションBCに割り当てられ、遅延感知コネクション
データ転送速度は、これに応じて15kb/sに増加す
ることができる。ベアラコネクションBCは、その瞬間
容量の修正を通知されず、その概念上のベアラコネクシ
ョン容量は、そのMACコネクションの全てに対して一
致した呼レベル容量の合計に固定されたままであること
に注意する必要がある。逆に、ベアラコネクションBC
1がその動作のすべて(送信ベアラ制御BCTへのデー
タ転送を含む)を実行する速度を左右するクロックは増
加する。ベアラ制御BC1は、スケジューリングを更に
実行して、過負荷の遅延感知MACコネクション送信バ
ッファB1をより迅速に低減してもよい。しかし、バッ
ファB1が所定のレベルに減少すると、ベアラコネクシ
ョンBC1は、この追加帯域幅を放棄するために別の修
正メッセージを送出しなければならない。しかしなが
ら、現在のSAB上で利用可能な不十分な未割当て帯域
幅がある場合、遅延感知MACコネクションバッファB
1の周波数を読み取るベアラコネクションBC1を増や
し、ベアラコネクションBC1を、図10で示されるよ
うにその要求された修正帯域幅をサポートできる第二の
ベアラSAB2に移動することを解決策とすることがで
きる。これは、移動操作が行われる間、移動ベアラコネ
クションに属するすべてのMACコネクションを(フロ
ー制御を使用して)一時的に中断することを必要とす
る。別の手法は、十分な帯域幅を利用可能か取得可能で
ある異なるベアラコネクションBCに(そして、場合に
よってはSABにも)MACコネクションを移動するこ
とである。これは、原親ベアラコネクションBC1、修
正ベアラコネクションBC3およびMESベアラコネク
ションマネージャMBCMのインタワーキングによって
着手される。この後者の機能は、宛先ベアラコネクショ
ンBC3上で必要なリソースを確保することができ、原
親ベアラコネクションBC1は、図11に示されるよう
に、これをMAC/SAPハンドラのアドレスに転送す
ることができる。この手法は、問題を経験しているMA
Cコネクションに混乱が限定されているので、図10で
示されるものよりも有益な場合がある。しかしながら、
その実施には、MESベアラコネクションマネージャM
BCMが、各ベアラコネクションBC内のMACコネク
ション合成の知識(これは、ベアラコネクションの各々
によって知られている)を取得することが必要となる。
それにもかかわらず、この方式は、MESベアラコネク
ションマネージャMBCMが有限のベアラリソースを効
率的に利用できるようにし、統合機構が動作できるよう
にする。例えば、LES14上で一般ベアラコネクショ
ンマネージャBCMによって定期的にトリガされると、
MESベアラコネクションマネージャMBCMは、この
手法を用いてそのMACコネクションをより少ないベア
ラコネクションBCに徐々に移動させ、次いで、複数の
同時並行ベアラ制御が移動体によってサポートされてい
ると想定して、これらのベアラコネクションBCを単一
のベアラ制御BCT上に移動させようとすることができ
る。より少ない数のベアラコネクションBCにMACコ
ネクションを統合することにより、動的追加およびMA
Cコネクションの除去に起因するベアラコネクションB
Cの不必要な増殖が確実に回避されるようになる。この
統合は、複数のトランシーバを有するMESにバイアス
をかけて、単一MES上のこれらトランシーバのトラヒ
ックの全てを維持し、電力消費を低減する傾向がある。 追加ベアラタイプ MAC層の利点の一つは、追加のベアラおよびベアラタ
イプをMAC層エンティティの変化を最小限に抑えて調
整できることである。これは、ベアラ制御BCTとの
「疎結合」インタフェースを維持するMAC層によって
実現される。言い換えると、あるエンティティについて
の全ての情報は、そのエンティティ内でのみ保持され、
そのエンティティへのアクセスは、定義インタフェース
を通じたものだけである。インタフェースが未変更のま
まであれば、エンティティの内部動作は、他のエンティ
ティに影響を及ぼすことなく変更することができる。ベ
アラがベアラコネクションBCを調整できるか否かに関
する知識は、ベアラ制御BCTに保持されている。この
知識へのアクセスは、照会メカニズムをサポートするこ
とによって行われる。すなわち、MESベアラ制御マネ
ージャエンティティMBCMは、一般インタフェースを
通じて、可能性のあるベアラ制御BCTの各々を照会す
る。このような手法は、追加ベアラタイプを取り入れる
ためのシステムアップグレードの複雑さを軽減する。例
えば、LES14は、ベアラ制御タイプ1を現在サポー
トしている。追加のベアラ制御タイプ2は、追加チャネ
ル上に加えられることになっている。ベアラ制御タイプ
2は、タイプ1を上回るユーザ利点を提供する後発の改
良設計である。タイプ2をサポートすることの可能な追
加MESチャネルリソースMCRが追加され、タイプ2
のためのソフトウェア「ドライバ」がロードされる。こ
れは、ベアラコネクションマネージャBCMにその存在
を知らせる。同様に、個々のMES2は、MESベアラ
制御マネージャMBCTMにその存在を知らせるベアラ
制御タイプ2用の対応MESソフトウェアドライバをロ
ードすることによってアップグレードされる。この後、
MES2はサインオンし、LES14はMESの新しい
容量を知らされる。次回にMESコネクションが確立さ
れ、あるいは動的帯域幅の変化が折衝されるときには、
LES14におけるMESベアラコネクションマネージ
ャMBCMが、MES2用の可能性のあるすべてのベア
ラ制御、すなわちタイプ1及びタイプ2の双方を照会す
る。このとき、タイプ2は、MESベアラコネクション
マネージャMBCMにおいてより高いスコアを与える、
より良好なオプションを提供するかもしれない。このよ
うに、疎結合を維持することにより、新しいベアラ制御
BCTしかMES2およびLES14で追加する必要が
なくなる。他のMAC層エンティティは、修正を必要と
しない。更に、各コネクションまたは帯域幅変更は二つ
の照会という結果になるが、これらの照会はすべて、計
算力がより容易に提供されるLES14で行われる。ベ
アラは、物理無線インタフェースの最上位にフレーミン
グサポートを提供することに対して責任を負っている。
複数のフレーミング形式を同時に使用できるようにする
ために、異なるベアラを使用しなければならない。これ
は、単一のベアラをサポートするMES2の場合、送信
周波数の再選択が、ベアラの更新中に一時的に中断させ
られる全てのアクティブコネクションを必要とすること
を示している。このハンドオーバタイプ機構を適切に実
行するために、MES2およびLES14は、フロー制
御機構を使用する。上記の実施形態は、オブジェクト指
向モデルに関連して説明した。しかしながら、個々のオ
ブジェクトが、必ずしもディスクリート回路に対応する
わけではない。これらのオブジェクトが単一の処理装置
または汎用コンピュータ上で実装されることが好まし
い。上記の実施形態は、衛星通信システムに関連して説
明した。しかしながら、本明細書で説明した技術は、地
上無線通信システムに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を実施することができる衛星
通信方式の模式図である。
【図2】本発明の実施形態でMESおよびLESによっ
て使用されるプロトコル層を示している。
【図3】実施形態におけるベアラコネクション上への個
々のMACコネクションのマッピングを示している。
【図4】MAC層を通過するデータの形式を示してい
る。
【図5】各MAC層内の副層の特定の機能を示してい
る。
【図6】MAC層、上位データリンク層およびベアラ層
間の通信のために使用されるプリミティブを示してい
る。
【図7】四つのMAC/SAPハンドラが二つのベアラ
コネクションに接続されている例を示している。
【図8】図7に示される例において、追加帯域幅をMA
Cコネクションが利用できるようにする第一のオプショ
ンを示している。
【図9】図7に示される例において、追加帯域幅をMA
Cコネクションが利用できるようにする第二のオプショ
ンを示している。
【図10】図7に示される例において、追加帯域幅をM
ACコネクションが利用できるようにする第三のオプシ
ョンを示している。
【図11】図7に示される例において、追加帯域幅をM
ACコネクションが利用できるようにする第四のオプシ
ョンを示している。
【符号の説明】
2…移動端末、4…通信アプリケーション、6…ドライ
バソフトウェア、8…インタフェースカード、10…ア
ンテナ、12…衛星、16…地球局アンテナ、18…レ
イヤ、20…ゲートウェイインタフェース、22…地上
ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス ミミス クリストドリデス イギリス, エムケー7 6エイチエス, ミルトン ケインズ, ケンツ ヒル, バジャーズ オーク 7 (72)発明者 ポール フェブル イギリス, アイピー4 5エイチエフ, サフォーク, イプスウィッチ, ブリ タニア ロード 229 (72)発明者 デイヴィッド デニス マッジ イギリス, エスダブリュー9 0エルピ ー, ロンドン, オーヴァル, ハンド フォース ロード 44エー (72)発明者 ジェイムス スタビル イギリス, エヌダブリュー9 7アール エフ, ロンドン, ウェスト ヘンド ン, スノウドン ドライヴ 6

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システム中の少なくとも一つの
    物理チャネルに複数のデータストリームを割り当てる方
    法であって、 前記複数のデータストリームを、各々が前記データスト
    リームの一つ以上を含んでいる複数のグループにグルー
    プ化するステップと、 前記データストリームグループの各々を、そのグループ
    を一意に識別するグループ識別子を含むパケットにフォ
    ーマットするステップと、 前記少なくとも一つの物理チャネルへの前記グループの
    各々の割当てを一括して決定するステップであって、前
    記グループの各々の前記割当てが、前記グループを含む
    データストリームのすべてに適用されるように前記割当
    てを決定するステップと、を備える方法。
  2. 【請求項2】 前記データストリームの各々が、そのデ
    ータストリームを有するパケットを一意に識別するデー
    タストリーム識別子を含むパケットにフォーマットされ
    ている、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記グループ化ステップは、前記データ
    ストリームの各々に対する所定のサービス品質要件に従
    って、前記グループの各々に対して前記一つ以上の前記
    データストリームを選択するステップを含んでいる、請
    求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記サービス品質要件が帯域幅要件を含
    んでいる請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記サービス品質要件が遅延に対する感
    度を含んでいる請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記サービス品質要件が暗号化要件を含
    んでいる請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記データストリームの変化に応じて、
    前記グループへの前記データストリームの割当てを修正
    するステップを更に備える請求項1〜6のいずれかに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記データストリームの変化に応じて、
    前記少なくとも一つの物理チャネルへの前記グループの
    少なくとも一つの割当てを修正するステップを更に備え
    る請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記データストリームの前記変化は、前
    記データストリームの少なくとも一つに対する帯域幅要
    件の増加を含んでいる、請求項7または8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記データストリームの前記変化は、
    新しいデータストリームの追加を含んでいる、請求項7
    または8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記物理チャネルが複数あり、前記グ
    ループの少なくとも一つが、前記物理チャネルの二つ以
    上に同時に割り当てられる、請求項1〜10のいずれか
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記グループの各々に対して前記一つ
    以上の物理チャネルからの帯域幅割当てを決定するステ
    ップを更に備え、前記グループの各々の割当てを一括し
    て決定する前記ステップが、対応するグループの帯域幅
    割当てにしたがって実行される、請求項1〜11のいず
    れかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記データストリームの各々を対応す
    るデータストリームバッファにバッファするステップ
    と、二つ以上のデータストリームを有する前記グループ
    の各々に対して、所定の順序で対応データストリームバ
    ッファから読み出すことにより、そのグループ用のデー
    タストリームを多重化するステップと、を備える請求項
    1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 しきい値を超える一つ以上の前記デー
    タストリームのバッファのレベルに応じて、前記レベル
    を前記しきい値以下に低減するように前記所定の順序を
    変更するステップを更に備える請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 各グループの前記一つ以上のデータス
    トリームを対応するグループバッファ中にバッファする
    ステップと、前記物理チャネルの各々に対して、決定さ
    れた前記グループの割当てにしたがって所定の順序で、
    その物理チャネル上の出力に対してその物理チャネルに
    割り当てられた各グループの対応グループバッファから
    データを読み出すステップと、を更に備える請求項1〜
    14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 対応するグループ帯域幅が前記グルー
    プの各々に割り当てられ、対応するデータストリーム帯
    域幅が前記データストリームの各々に割り当てられる請
    求項1〜15のいずれか記載の方法であって、要求を受
    信し、要求された帯域幅要件を用いて追加データストリ
    ームを追加するステップと、前記グループの各々の利用
    可能グループ帯域幅にしたがって、前記追加データスト
    リーム用に前記グループの一つ以上を選択するステップ
    と、を更に備える方法。
  17. 【請求項17】 前記データストリームの各々に、対応
    する最小データストリーム帯域幅が割り当てられる請求
    項16記載の方法であって、前記グループのいずれも、
    前記要求された帯域幅要件に十分な利用可能グループ帯
    域幅を有していない場合に、前記データストリームの少
    なくとも一つの割当てデータストリーム帯域幅を低減
    し、次いで、前記グループの各々の利用可能グループ帯
    域幅にしたがって、前記追加データストリーム用に前記
    グループの一つ以上を選択するステップを更に備えてい
    る方法。
  18. 【請求項18】 前記割当て帯域幅を低減する前記ステ
    ップは、前記グループの一つを選択するステップと、選
    択された前記グループに割り当てられたデータストリー
    ムの各々の前記割当てデータストリーム帯域幅を、それ
    ぞれの最小データストリーム帯域幅に低減するステップ
    と、を含んでおり、前記追加データストリーム用に前記
    グループの一つ以上を選択するステップは、この選択さ
    れた前記グループが、前記要求された帯域幅要件に十分
    な帯域幅を有しているか否かを判断するステップを含ん
    でいる、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記グループへの前記データストリー
    ムの割当てを示すシグナリング情報を生成するステップ
    を更に備え、前記データストリームの一つが前記シグナ
    リング情報を備えている、請求項1〜18のいずれかに
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 無線通信システム中の複数の物理チャ
    ネルに複数のデータストリームを割り当てる方法であっ
    て、 前記物理チャネルの少なくとも一つに前記データストリ
    ームの各々を割り当てるステップであって、前記データ
    ストリームの少なくとも一つが前記物理チャネルの二つ
    以上に同時に割り当てられ、前記データストリームの別
    の少なくとも一つが前記物理チャネルの一つにのみ割り
    当てられるようにするステップを備える方法。
  21. 【請求項21】 複数の物理無線通信チャネル上へ複数
    の論理チャネルを多重化する方法であって、 前記論理チャネルの総合帯域幅要件を継続して監視し、
    前記総合帯域幅要件を満たすために必要な最低数の前記
    物理チャネルが前記論理チャネルを搬送するために使用
    されるように、前記物理チャネルへの前記論理チャネル
    の割当てを変更するステップを備える方法。
  22. 【請求項22】 複数の物理無線チャネル上へ複数の論
    理チャネルを多重化する方法であって、前記物理チャネ
    ルの少なくとも一つは、前記物理チャネルの別の一つと
    は異なるサービス品質を提供する異なるチャネルタイプ
    を有しており、 前記論理チャネルの各々を、その論理チャネルのサービ
    ス品質要件にしたがって、選択された一つ以上の前記物
    理チャネルに割り当てるステップと、
  23. 【請求項23】 一つのグループの物理無線チャネル上
    に複数の論理チャネルを多重化する方法であって、 前記論理チャネルの各々を、その論理チャネルのサービ
    ス品質要件にしたがって、前記グループの物理チャネル
    のうち選択された一つ以上に割り当てるステップと、 前記論理チャネルの少なくとも一つのサービス品質要件
    を変更するステップと、 変更された前記サービス品質要件を前記物理チャネルに
    よってサポートすることができるか否かを判断するステ
    ップと、 変更された前記サービス品質要件を前記物理チャネルに
    よってサポートすることができないという前記判断の結
    果に応じて、一つ以上の追加物理無線チャネルを前記物
    理無線チャネルのグループに追加し、前記割当てステッ
    プを繰り返すステップと、を備える方法。
  24. 【請求項24】 通信サービスを複数の無線端末の各々
    に提供するか否かを判断する認証方法であって、 固有の信号チャネル割当て信号を前記端末の各々にそれ
    ぞれ送信するステップであって、前記信号は、その端末
    に一意に割り当てられた二重シグナリングチャネルをそ
    の端末に示すステップと、 対応する前記シグナリングチャネルで前記端末の各々
    に、対応する認証要求信号を送信するステップと、 前記端末の各々から、対応する認証応答信号を前記対応
    シグナリングチャネルで受信するステップであって、前
    記認証応答信号の内容が前記認証要求信号の内容に依存
    しているステップと、 前記端末の各々に後続の通信サービスを提供するか否か
    を、その端末から受信した前記認証応答信号の内容にし
    たがって決定するステップと、を備える方法。
  25. 【請求項25】 コンテンションベースアクセスチャネ
    ル上で、前記無線端末から登録要求信号を受信するステ
    ップを更に備える請求項24記載の方法であって、 前記固有信号チャネル割当て信号の各々が、前記端末の
    対応する一つからの前記登録要求信号に応じてその端末
    に送信される方法。
  26. 【請求項26】 無線通信端末用の認証方法であって、 その端末に一意に割り当てられた二重シグナリングチャ
    ネルを示すシグナリングチャネル割当て信号を受信する
    ステップと、 前記シグナリングチャネル上で認証要求信号を受信する
    ステップと、 前記認証要求信号の内容および前記端末で提供される識
    別情報に基づいて認証応答信号を生成するステップと、 前記認証応答信号を送信するステップと、を備える方
    法。
  27. 【請求項27】 チャネル割当て信号を受信する前記ス
    テップに先だって、コンテンションベースアクセスチャ
    ネル上で登録要求信号を送信するステップを更に備える
    請求項26記載の方法。
  28. 【請求項28】 複数の無線端末の各々に通信サービス
    を提供するか否かを決定するための認証方法であって、 前記端末の各々に、一つの前記信号チャネルから別の前
    記信号チャネルまで可変の対応サービス品質を有する対
    応制御シグナリングチャネルを割り当てるステップと、 前記対応制御シグナリングチャネル上で前記端末の各々
    との認証交換を実行し、その端末にサービスを提供する
    か否かを決定するステップと、を備える方法。
  29. 【請求項29】 前記端末の一つ以上にサービスを提供
    すると決定された場合に、前記一以上の端末の各々に、
    サービス通信を搬送する少なくとも一つのサービスチャ
    ネルを割り当てるステップであって、前記少なくとも一
    つのサービスチャネルのサービス品質は、前記対応制御
    シグナリングチャネルのサービス品質とは独立であるス
    テップを更に備える請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 請求項1〜29のいずれかに記載の方
    法を実行するように構成された装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載された装置を含む衛
    星地球局。
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