JP2005223661A - 無線基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信信号を無線により通信する無線基地局装置で、複数の無線基地局装置においてチャネルリソースを有効に活用する。
【解決手段】 通信信号を処理する通信信号処理手段34〜37を備えた無線基地局装置(BTS1系)では、他装置通信信号処理割り当て手段32が、自装置による通信信号を処理する通信信号処理手段として、他の無線基地局装置(BTS2系)に備えられた通信信号処理手段54〜57を割り当て、そして、他装置間通信信号通信手段33、38、43が、他装置通信信号処理割り当て手段32により他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段54〜57が割り当てられた自装置による通信信号を当該他の無線基地局装置との間で通信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、移動通信システムなどの無線基地局装置に関し、特に、複数の無線基地局装置においてチャネルリソースを有効に活用することが可能な無線基地局装置に関する。
例えば、移動通信システムでは、サービスコンテンツが音声からデータ中心になりつつあり、これに対応するために新しい方式の無線基地局装置が開発されてきた。そして、従来方式の無線基地局装置では、その無線基地局装置が有するチャネルリソースを当該無線基地局装置内で閉じた形でしか流用することができないために、各サービスエリアの最大トラヒックを見込んで無線基地局装置を設置する必要がある。これは、通信事業者にとって初期投入設備費の増加となり及びシステム運用費用の増加となる。
図9には、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)の構成例を示してある。
具体的には、3GPP(Generation Partnership Project)において規定される無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)71、72と、3GPPにおいて規定される基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)73〜76と、3GPPにおいて規定されるRNCとBTSとの間のインタフェースであるIub77〜80と、3GPPにおいて規定されるRNCとRNCとの間のインタフェースであるIur81を示してあり、また、各BTS73〜76により形成されるサービスエリアR11〜R14を示してある。各BTS73〜76はMDE(Modulation Equipment)装置とRF(Radio Frequency)装置とから構成されており、MDE装置とRF装置との間は隣接させられて或いは遠方に設置される。
図10には、BTS73〜76を構成するMDE装置91の構成例を示してある。
本例のMDE装置91は、Iub物理レイヤの終端を行うIubインタフェース機能部(Iub I/F)101と、NBAP/ALCAP等のアプリケーションソフトウエアを搭載するBTS制御機能部(BTS CNT)102と、Iub点上の信号を予め定められたATM(Asynchronous Transfer Mode)識別子とBTS内各機能部の関係に従ってスイッチングするATMスイッチ機能部(ATM SW)103と、チャネルコーデックと直交変復調及び拡散/逆拡散機能等を搭載するベースバンド(BB:Base Band)帯の信号処理機能部(BB1〜BB4)104〜107と、各信号処理機能部104〜107と各光変換機能部109〜112とをフレキシブルに割り当て及びセクタ間最大比合成を実現させるセクタスイッチ機能部(Sector SW)108と、拡散変調状態の信号を規定の中間周波数(IF:Intermediate Frequency)帯の信号へ周波数変換してから光変換(IF帯信号から光信号へ変換)する及びその逆の変換(光信号からIF帯信号へ変換)をする光変換機能部(OPT1〜OPT4)109〜112を備えている。
また、Iubインタフェース機能部101は、ATM伝送を採用するIub(Iub点のインタフェース)92と接続されている。
また、各光変換機能部109〜112は、MDE装置91とRF装置121とを繋ぐ光ファイバ93a〜93dと接続されている。
なお、本例では、それぞれの光変換機能部109〜112は、セル1〜セル4用の無線機能部のそれぞれと接続される。また、本例では、光変換機能部109〜112の数に対応したセルの数(4個)は、一例であり、これに限定されるものではない。
また、本例では、信号処理機能部104〜107の数(4個)は、一例であり、セルの数とは無関係である。また、本例では、信号処理機能部104〜107の数(4個)は、一例であり、これに限定されるものではない。
図11には、BTS73〜76を構成するRF装置121の構成例を示してある。
本例のRF装置121は、拡散変調状態の信号を光変換(IF帯信号から光信号へ変換)する及びその逆変換(光信号からIF帯信号へ変換)をする光変換機能部(OPT)131と、1波若しくは複数波の信号の周波数を中間周波数(IF)と規定の無線周波数との間で周波数変換する無線機能部(TRX)132と、1波若しくは複数波の信号を規定の出力レベルにまで増幅するAMP(Amplifier)機能部(MCPA)133と、低雑音増幅器を搭載するLNA(Low Noise Amplifier)機能部(LNA)134と、共用器やフィルタを用いて構成されるデュプレクサ機能部(DUP:Duplexer)135と、受信ダイバーシチ構成のアンテナ122、123を備えている。
また、光変換機能部131は、光ファイバ93(例えば、図10に示される光ファイバ93a〜93dのいずれか)と接続されている。
また、本例では、2つのアンテナ122、123を備えており、一方のアンテナ122は送信(Tx)及び第1の受信(Rx0)に使用され、他方のアンテナ123は第2の受信(Rx1)に使用される。
実際の各無線基地局装置のサービスエリアにおけるトラヒック量は、各サービスエリアの状態(例えば、商業地域又は住宅地域)及び時間帯などにより変化する。しかしながら、図9〜図11に示されるUTRANのシステムでは、各無線基地局装置が分散して配置され、且つ、各無線基地局装置内のチャネルリソースは当該各無線基地局装置内に閉じた状態でしか流用することができない。
ここで、図12には、このような様子の一例として、1個のRNC141と、当該RNC141と接続される3個のBTS142〜144を示してある。上述のように、各BTS142〜144は分散して配置されて各サービスエリアR21〜R23を形成しており、各BTS142〜144は当該各BTS142〜144内で割り当てられたチャネルリソースを使用する。
こうしたことから、通信事業者は、各サービスエリアR21〜R23における最大トラヒックを見込んで、各無線基地局装置(各BTS142〜144)を配置しなければならない。
ここで、図13には、3個のBTS1、2、3について、日中のトラヒックの一例と、夜間のトラヒックの一例と、必要なリソースの数の一例を示してある。同図に示されるように、3個のBTS1、2、3において、必要リソース数の合計値(23)から日中と夜間とで多い方のトラヒック合計値(19)を減算したリソース数(4)について、不必要な初期投資や運用費のコストがかかる。
このように、図12に示されるようなシステムでは、初期投資などが大きくなり、各無線基地局装置の稼働率が最適化されずに、システム運用費も削減できないといった問題がある。
なお、従来の技術として、1つの無線基地局装置内で空きリソースの割り当てを行うことが検討されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
一例として、移動通信の基地局装置において、光ファイバにより遠隔設置された基地局増幅装置と基地局変復調装置内の送受信装置との間に光スイッチを挿入し、各セルのトラヒックに応じてスイッチを切り替えて基地局増幅装置と送受信装置との間の接続先を変更可能とすることにより、基地局装置の送受信装置をトラヒックの変動に応じて有効利用することが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
他の一例として、複数のベースバンド処理カードを備えた無線基地局装置において、各ベースバンド処理カードが、リソース使用状況を監視制御装置に通知し、監視制御装置からの指示に基づいて自律的にリソースを選択してチャネルに割り当て、また、カード内の使用リソースと空きリソースを並べ替えるリソース再配置処理を自律的に行うことにより、チャネル追加時等に迅速なリソース割り当てを可能とすることが検討されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平6−153256号公報 特開2003−87854号公報
上述のように、例えば図9〜図12に示されるようなUTRANのシステムでは、各無線基地局装置が分散して配置され、且つ、各無線基地局装置内のチャネルリソースは当該各無線基地局装置内に閉じた状態でしか流用することができなかったため、従来では、チャネルリソースを有効に活用することが未だに不十分であり、更なる開発が要求されていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、複数の無線基地局装置においてチャネルリソースを有効に活用することができる無線基地局装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線基地局装置(ここで、無線基地局装置Aと言う)では、通信信号を処理する通信信号処理手段を備えて、通信信号を無線により通信するに際して、次のような処理を行う。
すなわち、他装置通信信号処理割り当て手段が、自装置(無線基地局装置A)による通信信号を処理する通信信号処理手段として、他の無線基地局装置(ここで、無線基地局装置Bと言う)に備えられた通信信号処理手段を割り当て、そして、他装置間通信信号通信手段が、他装置通信信号処理割り当て手段により他の無線基地局装置Bに備えられた通信信号処理手段が割り当てられた自装置Aによる通信信号を、当該他の無線基地局装置Bとの間で通信する。
また、無線基地局装置(前記他の無線基地局装置B)は、他の無線基地局装置(前記無線基地局装置A)の他装置通信信号処理割り当て手段により自装置Bに備えられた通信信号処理手段が割り当てられた当該他の無線基地局装置Aによる通信信号を、当該他の無線基地局装置Aとの間で通信する他装置間通信信号通信手段を備える。
従って、一の無線基地局装置Aにより通信される通信信号を、他の無線基地局装置Bの通信信号処理手段により処理することが可能であるため、例えば、複数の無線基地局装置A、Bにおいてチャネルリソースを有効に活用することができる。
なお、前記無線基地局装置Aが有する機能と前記無線基地局装置Bが有する機能の両方を有する無線基地局装置を実施すると、例えば、両者A、Bの間でチャネルリソースを利用し合うことができて好ましい。
ここで、通信信号としては、種々な信号が用いられてもよく、例えば、移動局装置などに対して送信する対象となる下りの通信信号や、移動局装置などから受信する上りの通信信号を用いることができる。
また、通信信号処理手段による通信信号の処理としては、種々な処理が用いられてもよく、例えば、ベースバンドの処理などを用いることができる。
また、1個の無線基地局装置に備えられる通信信号処理手段の数としては、種々な数が用いられてもよく、例えば、1個であってもよく、或いは、複数個であってもよい。
また、自装置による通信信号を処理する通信信号処理手段として、自装置に備えられた通信信号処理手段或いは他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段を割り当てる態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、自装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量が一杯である或いは一杯でなくとも不十分である場合に、他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段を割り当てるような態様を用いることができる。
本発明に係る無線基地局装置Aでは、一構成例として、次のような処理を行う。
すなわち、他装置通信信号処理割り当て手段は、自装置Aによる通信信号を処理する通信信号処理手段として、他の無線基地局装置Bに備えられていて通信信号処理許容量に空きがある通信信号処理手段を割り当てる。また、他装置間通信信号通信手段は、他装置通信信号処理割り当て手段により他の無線基地局装置Bに備えられた通信信号処理手段が割り当てられた自装置Aによる通信信号について、(自装置A或いは当該他の無線基地局装置Bの)通信信号処理手段による処理前の当該通信信号を当該他の無線基地局装置Bに対して送信し、(当該他の無線基地局装置Bの)通信信号処理手段による処理後の当該通信信号を当該他の無線基地局装置Bから受信する。
また、無線基地局装置(前記他の無線基地局装置B)の他装置間通信信号通信手段は、他の無線基地局装置(前記無線基地局装置A)の他装置通信信号処理割り当て手段により自装置Bに備えられた通信信号処理手段が割り当てられた当該他の無線基地局装置Aによる通信信号について、(当該他の無線基地局装置A或いは自装置Bの)通信信号処理手段による処理前の当該通信信号を当該他の無線基地局装置Aから受信し、(自装置Bの)通信信号処理手段による処理後の当該通信信号を当該他の無線基地局装置Aに対して送信する。
従って、一の無線基地局装置Aにより通信される通信信号を、他の無線基地局装置Bに備えられていて通信信号処理許容量に空きがある通信信号処理手段により処理することが可能であるため、例えば、複数の無線基地局装置A、Bにおいて未使用なチャネルリソースを有効に活用することができる。
ここで、それぞれの通信信号処理手段は、例えば、最大の通信信号処理許容量を有する。
また、通信信号処理手段の通信信号処理許容量としては、例えば、処理に使用することが可能なチャネルリソースの数が用いられる。
以下で、更に、本発明に係る無線基地局装置の構成例を示す。
一構成例として、無線基地局装置は、移動局装置などに対して無線により送信する対象となる下りの通信信号を、自装置或いは他の無線基地局装置に備えられた下りの通信信号処理手段により処理した後に、移動局装置などに対して無線により送信する。
一構成例として、無線基地局装置は、移動局装置などから無線により受信した上りの通信信号を、自装置或いは他の無線基地局装置に備えられた上りの通信信号処理手段により処理した後に、他の装置(例えば、他の無線基地局装置、或いは、無線基地局装置以外の装置)へ送信する。
ここで、下りの通信信号処理手段と、上りの通信信号処理手段としては、例えば、別体で備えられる、或いは、一体で備えられる。
一構成例として、無線基地局装置は、他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況を検出する他装置通信信号処理許容量空き状況検出手段を備える。
ここで、通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況としては、例えば、チャネルリソースの空き状況が用いられ、具体例として、未使用なチャネルリソースの有無や、未使用なチャネルリソースの数が用いられる。
一構成例として、他装置通信信号処理許容量空き状況検出手段は、他の無線基地局装置に対して当該他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況を問い合わせる他装置通信信号処理許容量空き状況問い合わせ手段と、他の無線基地局装置から他装置通信信号処理許容量空き状況問い合わせ手段による問い合わせに対する応答を受信する他装置通信信号処理許容量空き状況応答受信手段と、を備え、当該応答に基づいて当該他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況を検出する。
ここで、問い合わせとしては、例えば、問い合わせのための信号を当該他の無線基地局装置に対して送信することにより行われる。
一構成例として、無線基地局装置は、他の無線基地局装置からの問い合わせに応じて、自装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況を通知する応答を、当該他の無線基地局装置に対して送信する自装置通信信号処理許容量空き状況応答送信手段を備える。
他の一構成例として、無線基地局装置以外に、無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況を検出する通信信号処理許容量空き状況検出装置を備える。そして、無線基地局装置の他装置通信信号処理許容量空き状況検出手段は、通信信号処理許容量空き状況検出装置から他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況の検出結果の通知を受信して、当該通知に基づいて当該他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段の通信信号処理許容量の空き状況を検出する。
一構成例として、他装置間通信信号通信手段は、スイッチングにより、他装置通信信号処理割り当て手段により他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段が割り当てられた自装置による通信信号を当該他の無線基地局装置との間で通信する。
ここで、スイッチングとしては、例えば、ATMなどの識別子を用いたスイッチングを用いることができる。
また、スイッチングとしては、例えば、ATMのスイッチ、MDEのスイッチ、パケットのスイッチなどのいずれか、或いは、2以上の組み合わせを用いることができる。
一構成例として、無線基地局装置は、通信信号処理手段の前段及び後段にそれぞれ、スイッチングを行うスイッチング手段を備える。そして、一の無線基地局装置と他の無線基地局装置とは、互いに対応するスイッチング手段の間で通信信号を通信する。
ここで、互いに対応するスイッチング手段としては、例えば、同一の機能又は同様な機能を有するスイッチング手段が用いられる。
一構成例として、無線基地局装置は、通信信号処理手段やスイッチング手段を備えるMDE装置と、無線通信機能を備えるRF装置とを接続して構成される。
ここで、MDE装置とRF装置とは、例えば、光ファイバを介して接続される。
一構成例として、他装置間通信信号通信手段は、自装置のMDE装置と他の無線基地局装置のMDE装置との間で、他装置通信信号処理割り当て手段により他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段が割り当てられた自装置による通信信号で通信する。
ここで、自装置のMDE装置と他の無線基地局装置のMDE装置とは、例えば、同軸ケーブルを介して接続される。
また、自装置のMDE装置と他の無線基地局装置のMDE装置とは、例えば、近い場所や、一箇所とみなされる場所に設置され、具体例として、通信信号の送受信が可能な近い間隔で設置される。また、具体例として、RNCとMDE装置とは、近い場所や、一箇所とみなされる場所に設置される。
また、例えば、複数の無線基地局装置から構成される無線基地局装置システムを実施することができる。
また、例えば、携帯電話システムや簡易型携帯電話システム(PHS:P ersonal Handy phone System)などの移動体通信システムの無線基地局装置に適用することができる。
以上説明したように、本発明に係る無線基地局装置によると、自装置による通信信号を処理する通信信号処理手段として、他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段を割り当て、当該自装置による通信信号を当該他の無線基地局装置との間で通信するようにしたため、例えば、複数の無線基地局装置においてチャネルリソースを有効に活用することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
なお、本例では、W−CDMA(Wide band-Code Division Multiple Access)方式を採用する無線基地局装置(BTS)に本発明を適用した場合を示すが、本発明は、他の種々なものに適用されてもよく、無線アクセスリンク方式により制限を受けるものではない。
図1には、本発明の一実施例に係るUTRANの構成例を示してある。
具体的には、3GPPにおいて規定される2個の無線ネットワーク制御装置(RNC)1、2と、3GPPにおいて規定される4個の無線基地局装置のMDE装置3〜6と、これら4個の無線基地局装置のRF装置7〜10と、3GPPにおいて規定されるRNCとBTS(本例では、MDE装置3〜6)との間のインタフェース(インタフェース点)である4個のIub(Iub点)11〜14と、各MDE装置3〜6と各RF装置7〜10との間を接続してこれらの装置の間における遠距離通信を可能にさせる4個の光ファイバ15〜18と、3GPPにおいて規定されるRNCとRNCとの間のインタフェース(インタフェース点)である1個のIur(Iur点)19と、BTSリソースを柔軟に利用するために設けられたMDE装置とMDE装置との間のインタフェース(インタフェース点)である2個のMDE間インタフェース(MDE間インタフェース点)20、21を示してある。また、各MDE装置3〜6及び各RF装置7〜10から構成される各BTSにより形成されるサービスエリアR1〜R4を示してある。
ここで、各MDE装置3〜6は、各無線基地局装置(各BTS)の全機能の内で無線機能部を除いたものであり、また、各RF装置7〜10は、各無線基地局装置(各BTS)の全機能の内で無線機能部を抜き出したものである。つまり、本例では、各無線基地局装置は、各MDE装置3〜6と各RF装置7〜10とを各光ファイバ15〜18により接続して構成されている。なお、本例では、各MDE装置3〜6と各RF装置7〜10とが遠方に設置されているが、これらの装置が隣接させられて設置される構成や、これらの装置が近くに設置される構成が用いられてもよい。
また、本例では、RNC1、2とMDE装置3〜6とを一箇所にまとめて集中配置しており、2個のMDE装置の間(本例では、MDE装置3、4の間、MDE装置5、6の間)にMDE間インタフェース20、21を設けており、RF装置7〜10をサービスエリアR1〜R4の側に設置している。このような構成により、本例では、各BTSのリソースを集中させ、集中させた全リソースを使用して各サービスエリアR1〜R4におけるトラヒックの増減に柔軟に対応することを可能としている。
図1に示されるUTRANにおいて行われる概略的な動作の一例を示す。
すなわち、各RNC1、2は、無線ネットワークを制御することや、Iub11〜14を介してMDE装置3〜6と通信することや、Iur19を介して他のRNC2、1と通信することを行う。具体例として、RNC1は、Iub11を介してMDE装置3と通信することや、Iub12を介してMDE装置4と通信することや、Iur19を介してRNC2と通信することを行い、また、他のRNC2についても同様である。
また、各MDE装置3〜6は、所定の信号処理を実行することや、Iub11〜14を介してRNC1、2と通信することや、光ファイバ15〜18を介してRF装置7〜10と通信することを行う。具体例として、MDE装置3は、Iub11を介してRNC1と通信することや、光ファイバ15を介してRF装置7と通信することを行い、また、他のMDE装置4〜6についても同様である。
また、各RF装置7〜10は、アンテナを備えており、無線通信のための処理を実行することや、光ファイバ15〜18を介してMDE装置3〜6と通信することや、アンテナを用いて信号を無線により通信することを行う。具体例として、RF装置7は、光ファイバ15を介してMDE装置3と通信することや、アンテナを用いてサービスエリアR1内の移動局装置と信号を無線により通信することを行い、また、他のRF装置7〜10についても同様である。
また、各MDE装置3〜6は、移動局装置に対する信号(下り信号)を各RF装置7〜10へ送信し、移動局装置からの信号(上り信号)を各RF装置7〜10から受信する。また、各RF装置7〜10は、移動局装置に対する信号(下り信号)を各MDE装置3〜6から受信してアンテナから無線送信し、移動局装置からの信号をアンテナにより受信して各MDE装置3〜6へ送信する。
図2には、本例のMDE装置3の構成例を示してある。なお、他のMDE装置4〜6についても、同様な構成を有している。
本例のMDE装置3は、Iub物理レイヤの終端を行うIubインタフェース機能部(Iub I/F)31と、NBAP/ALCAP等の無線基地局装置(BTS)アプリケーションソフトウエアを搭載するBTS制御機能部(BTS CNT)32と、Iub点上の信号を予め定められたATM識別子とBTS内各機能部の関係に従ってスイッチングするATMスイッチ機能部(ATM SW)33と、チャネルコーデックと直交変復調及び拡散/逆拡散機能等を搭載する4個の信号処理機能部(BB1〜BB4)34〜37と、同一のMDE装置内及び他のMDE装置内においてセル内のチャネル数をフレキシブルに割り当て及びセクタ間最大比合成を実現させるMDEセクタスイッチ機能部(MDE Sector SW)38と、拡散変調状態の信号を規定の中間周波数(IF)帯の信号へ周波数変換してから光変換(IF帯信号から光信号へ変換)する及びその逆の変換(光信号からIF帯信号へ変換)をする4個の光変換機能部(OPT1〜OPT4)39〜42と、ATMスイッチ機能部33及びMDEセクタスイッチ機能部38に関する信号を一本化させるために多重/分離を行って他のMDE装置(異なるMDE装置)4との間で送受信を行うMDEインタフェース機能部43を備えている。
また、Iubインタフェース機能部31は、ATM伝送を採用するIub(Iub点のインタフェース)11と接続されている。
また、各光変換機能部39〜42は、MDE装置3とRF装置7とを繋ぐ光ファイバ15a〜15dと接続されている。ここで、本例では、RF装置7は4個のRF装置部から構成されており、光ファイバ15は4個の光ファイバ15a〜15dから構成されており、1個のMDE装置3は4個のRF装置部のそれぞれとそれぞれの光ファイバ15a〜15dを介して接続されており、また、他のRF装置8〜10や他の光ファイバ16〜18についても同様である。
また、MDEインタフェース機能部43は、MDE装置3とMDE装置4との間を接続する同軸ケーブル(MDE間インタフェース)20と接続されている。
なお、本例では、信号処理機能部34〜37の数(4個)や、光変換機能部39〜42の数(4個)は、一例であり、セルの数とは無関係である。また、本例では、信号処理機能部34〜37の数(4個)や、光変換機能部39〜42の数(4個)は、一例であり、これに限定されるものではない。
図2に示されるMDE装置3において行われる概略的な動作の一例を示す。
すなわち、Iubインタフェース機能部31によりIub11から受信される信号(下り信号)は、例えば、ATMスイッチ機能部33、いずれかの信号処理機能部34〜37、MDEセクタスイッチ機能部38、いずれかの光変換機能部39〜42を介して、該当する光変換機能部39〜42に対応する光ファイバ15a〜15dへ送信される。
また、各光変換機能部39〜42により対応する光ファイバ15a〜15dから受信される信号(上り信号)は、例えば、MDEセクタスイッチ機能部38、いずれかの信号処理機能部34〜37、ATMスイッチ機能部33、Iubインタフェース機能部31を介して、Iub11へ送信される。
また、本例のMDE装置3では、下り信号を、ATMスイッチ機能部33、MDEインタフェース機能部43を介して他のMDE装置4へ送信し、当該他のMDE装置4からMDEインタフェース機能部43により受信してMDEセクタスイッチ機能部38へ送ることにより、当該下り信号を当該他のMDE装置4の信号処理機能を用いて処理することが可能である。
また、本例のMDE装置3では、上り信号を、MDEセクタスイッチ機能部38、MDEインタフェース機能部43を介して他のMDE装置4へ送信し、当該他のMDE装置4からMDEインタフェース機能部43により受信してATMスイッチ機能部33へ送ることにより、当該上り信号を当該他のMDE装置4の信号処理機能を用いて処理することが可能である。
また、BTS制御機能部32は、ATMスイッチ機能部33と通信し、各種の制御を行う。
図3を参照して、本例のMDE装置3により他のMDE装置4の信号処理機能を利用する動作の一例を示す。なお、MDE装置4によりMDE装置3の信号処理機能を利用する場合や、MDE装置5とMDE装置6との間でこのような利用をする場合についても同様である。
また、本例では、2個のMDE装置3、4を示して説明を行うが、1個のMDE装置に備えられるMDE間インタフェースの数としては、特に制限されず、種々な数が用いられてもよい。
図3には、BTS系1として、MDE装置3を構成する各処理部31〜42と、各光変換機能部39〜42と接続される4個のRF装置7a〜7dと、各RF装置7a〜7dにより形成されるサービスエリアR1a〜R1dを示してある。
また、図3には、BTS2系として、MDE装置4を構成する各処理部51〜62と、各光変換機能部59〜62と接続される4個のRF装置8a〜8dと、各RF装置8a〜8dにより形成されるサービスエリアR2a〜R2dを示してある。ここで、MDE装置4を構成する各処理部51〜62は、MDE装置3を構成する各処理部31〜42と同様なものである。
図3では、各信号処理機能部34〜37、54〜57により処理することが可能なチャネルリソースが60(チャネル:ch)であるとし、RF装置7aにより形成されるサービスエリアR1aのトラヒックが増加した場合について示してある。
また、図3では、各信号処理機能部34〜37、54〜57について、{(自己のMDE装置により使用しているリソースの数)/(他のMDE装置により使用しているリソースの数)}の情報を示してある。例えば、BTS1系の信号処理機能部34については、“60/0”であることから、自己のMDE装置3により使用しているリソースの数が60(ch)であり、他のMDE装置4により使用しているリソースの数が0(ch)である。また、例えば、BTS2系の信号処理機能部55については、“30/30”であることから、自己のMDE装置4により使用しているリソースの数が30(ch)であり、他のMDE装置3により使用しているリソースの数が30(ch)である。
具体的には、BTS1系では、サービスエリアR1aにおけるトラヒックの増加に対応するために、まず、BTS1系の制御機能部32が、BTS1系のATMスイッチ機能部33、BTS1系のMDEインタフェース機能部43、BTS2系のMDEインタフェース機能部63、BTS2系のATMスイッチ機能部53を経由して、BTS2系における空きリソースの有無をBTS2系のBTS制御機能部52に問い合わせる。ここで、BTS2系の2個の信号処理機能部55、56においてそれぞれ30(ch)分のリソースが空いているとすると、BTS2系のBTS制御機能部52は、BTS1系のBTS制御機能部32に対して、信号処理機能部55及び信号処理機能部56にそれぞれ30(ch)分の使用可能なリソースが存在することを通知する。
すると、BTS1系のBTS制御機能部32は、BTS2系のBTS制御機能部52に対して、2個の信号処理機能部55、56についてそれぞれ30(ch)分のチャネルリソースの移行要求を発し、これに応じて、BTS2系のBTS制御機能部52は、当該要求を受けて、信号処理機能部55及び信号処理機能部56のチャネルリソース(それぞれ、30(ch))をBTS1系により使用されるように割り当てる。
次いで、BTS1系のBTS制御機能部32は、BTS2系のBTS制御機能部52から前記要求が受け付けられたことを受信して、当該要求受付を確認すると、その後、BTS1系のATMスイッチ機能部33に対してBTS2系の信号処理機能部55及び信号処理機能部56のATM識別子を有効にさせて、BTS1系のIubインタフェース機能部31とBTS2系の信号処理機能部55との間のパスを有効にさせるとともに、BTS1系のIubインタフェース機能部31とBTS2系の信号処理機能部56との間のパスを有効にさせる。なお、本制御の前においては、例えば、無効なATMセルは、ATMスイッチ機能部33内で廃棄される。
また、BTS1系のBTS制御機能部32は、下り方向(BTSから移動局装置(MS:Mobile Station)への方向)の信号を処理する場合には、BTS2系の信号処理機能部55、56からBTS2系のMDEセクタスイッチ機能部58及びBTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38を経由してBTS1系の光変換機能部39へ向かうパスを有効にさせるために、BTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38に対してBTS2系の信号処理機能部55及び信号処理機能部56のMDE識別子を有効にさせ、これにより、BTS1系の光変換機能部39の前段にあるMDEセクタスイッチ機能部38内において、BTS2系の信号処理機能部55及び信号処理機能部56から来る下り信号が多重される。なお、本制御の前においては、例えば、MDEセクタスイッチ機能部38内の無効な信号は、当該MDEセクタスイッチ機能部38内でゼロ挿入される。
また、BTS1系のBTS制御機能部32は、上り方向(移動局装置からBTSへの方向)の信号を処理する場合には、BTS1系の光変換機能部39からBTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38及びBTS2系のMDEセクタスイッチ機能部58を経由してBTS2系の信号処理機能部55、56へ向かうパスを有効にさせるために、BTS2系のMDEセクタスイッチ機能部58に対してBTS1系の光変換機能部39のMDE識別子を有効にさせ、これにより、BTS2系の信号処理機能部55及び信号処理機能部56へBTS1系の光変換機能部39からの上り信号が到達する。なお、本制御の前においては、例えば、MDEセクタスイッチ機能部58内の無効な信号は、当該MDEセクタスイッチ機能部58内でゼロ挿入される。
このように、30(ch)分の下り信号或いは30(ch)分の上り信号が、BTS1系のIubインタフェース機能部31、BTS1系のATMスイッチ機能部33、BTS1系のMDEインタフェース機能部43、BTS2系のMDEインタフェース機能部63、BTS2系のATMスイッチ機能部53、BTS2系の信号処理機能部55、BTS2系のMDEセクタスイッチ機能部58、BTS2系のMDEインタフェース機能部63、BTS1系のMDEインタフェース機能部43、BTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38、BTS1系の光変換機能部39を介したパスを用いて処理される。
同様に、前記したBTS2系の信号処理機能部55の代わりにBTS2系の信号処理機能部56を通過するパスを用いて、30(ch)分の下り信号或いは30(ch)分の上り信号が処理される。
これにより、BTS1系の光変換機能部39に対応したサービスエリアR1aでは120(ch)のリソースを使用することが可能となる。なお、BTS2系の信号処理部55に対応したサービスエリアR2bや、BTS2系の信号処理部56に対応したサービスエリアR2dでは、それぞれ、30(ch)のリソースを使用することが可能である。
なお、本例では、無線基地局装置(BTS1)内のリソースが不足した場合には、そのMDE装置3のBTS制御機能部32が他の無線基地局装置(BTS2)のBTS制御機能部53へ未使用リソースの状況(例えば、有無や数など)に関する問い合わせを行ってその応答を受けることにより、当該他の無線基地局装置(BTS2)の未使用リソースの状況を把握する。他の構成例として、全ての無線基地局装置における未使用リソースの状況を監視する監視装置を設けて、当該監視装置により把握される未使用リソースの状況を各無線基地局装置へ通知するような構成とすることも可能である。
図4〜図6を参照して、本例のATMスイッチ機能部33、53により行われる動作の一例を示す。
図4には、BTS1系のATMスイッチ機能部33及びそれに接続された各処理部31、32、34〜37、43と、BTS2系のATMスイッチ機能部53及びそれに接続された各処理部51、52、54〜57、63を示してある。
図5には、Iub(Iub点)31、51におけるATM識別子の割り当ての一例を示してある。具体的には、ATMにおける仮想パス(VP:Virtual Path)の識別子と、ATMにおける仮想チャネル(VC:Virtual Channel)の識別子と、用途と、備考(本例では、ATMアダプテーションレイヤ(AAL)の情報)との対応の一例を示してある。
図6には、MDE装置3、4におけるATM識別子の割り当ての一例を示してある。具体的には、ATMにおける仮想パス(VP)の識別子と、ATMにおける仮想チャネル(VC)の識別子と、信号の行き先と、説明(本例では、信号の種類)との対応の一例を示してある。
例えば、4個のVC=11〜14のそれぞれは、4個のポート(Port)1〜4のそれぞれと対応していて、4個の信号処理機能部(BB1〜BB4)のそれぞれと対応しており、ユーザデータ(User Data)のユーザ信号(U−Plane)を通信する。また、2個のVC=15、16は、ポート6と対応していて、BTS制御機能部32、52と対応しており、NBAP、ALCAPの制御信号(C−Plane)を通信する。また、1個のV=17は、ポート6と対応していて、BTS制御機能部32、52と対応しており、BTS間の制御用のローカル信号(制御信号)を通信する。また、1個のV=18は、ポート7と対応していて、BTS間と対応しており、BTS間の制御用のローカル信号(制御信号)を通信する。
図5に示されるように、ATM識別子(VP/VC)は、セルに搭載されているデータ種別により識別される。
また、本例では、Iub(Iub点)11上におけるATM識別子を変更することはシステムに影響を与えるために採用することができないが、図6に示されるように、各BTS1、2系のMDE装置3、4内におけるATM識別子については任意に変換することが可能である。本例では、図6に示されるような対応を用いて、ATMレイヤにおけるMDE装置間のインタフェースを可能としている。
具体的には、BTS1系のATMスイッチ機能部33では、下り信号に関して、BTS2系の信号処理機能部55、56により処理することが割り当てられたユーザデータがIubインタフェース機能部31からポート5を介して入力された場合に、そのATM識別子をポート7を介してMDEインタフェース機能部43、63へ出力されるATM識別子(VC=18)へ変換する。また、BTS2系のATMスイッチ機能部53では、下り信号に関して、BTS2系の信号処理機能部55、56により処理することが割り当てられたユーザデータがMDEインタフェース機能部63からポート7を介して入力された場合に、そのATM識別子を、ポート2を介して信号処理機能部55へ出力されるATM識別子(VC=12)、或いは、ポート3を介して信号処理機能部56へ出力されるATM識別子(VC=13)へ変換する。
また、BTS2系のATMスイッチ機能部53では、上り信号に関して、BTS2系の信号処理機能部55、56により処理することが割り当てられたユーザデータが、ポート2を介して信号処理機能部55から入力された場合、或いは、ポート3を介して信号処理機能部56から入力された場合に、そのATM識別子をポート7を介してMDEインタフェース機能部63、43へ出力されるATM識別子(VC=18)へ変換する。また、BTS1系のATMスイッチ機能部33では、上り信号に関して、BTS2系の信号処理機能部55、56により処理することが割り当てられたユーザデータがMDEインタフェース機能部43からポート7を介して入力された場合に、そのATM識別子をIub(Iub点)11に準拠したATM識別子(図5に示されるもの)へ変換して、当該ユーザデータの信号がポート5を介してIubインタフェース機能部31からIub11へ出力されるようにする。
このように、ATMの識別子のフォーマットはVP、VCから構成されており、当該ATM識別子については、MDE装置3、4内及びMDE装置3、4間ではATMにより識別子を自由に変更することが可能である。一例として、VPを各無線基地局装置(各BTS)のアドレス番号として使用するとともに、VCを各無線基地局装置の各ベースバンド処理部(本例では、信号処理機能部34〜37、54〜57)のアドレス番号として使用することにより、識別子を指定することができる。このような処理の受け渡し先の識別子を用いて、本例では、一の無線基地局装置が、ATMスイッチを利用して、他の無線基地局装置へ処理を受け渡すことができる。
図7及び図8を参照して、本例のMDEセクタスイッチ機能部38、58により行われる動作の一例を示す。
図7には、BTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38及びそれに接続された各処理部34〜37、39〜42と、BTS2系のMDEセクタスイッチ機能部58及びそれに接続された各処理部54〜57、59〜62を示してある。なお、MDEインタフェース機能部43、63については、図示を省略してある。
図8には、図7に示される各信号a、b、c、d、e、f1、f2、f3の様子の一例を示してある。図8の例では、3個の下り信号a、b、cが時分割で多重化されて1個の下り信号dとなり、また、1個の上り信号eが他の上り信号と多重化されて上り信号f1、f2、f3となる。
例えば、BTS1系の信号処理機能部34から拡散変調された下り方向の信号aが出力され、BTS2系の信号処理機能部55から拡散変調された下り方向の信号bが出力され、BTS2系の信号処理機能部56から拡散変調された下り方向の信号cが出力される場合、当該信号b及び当該信号cは、BTS2系のMDEセクタスイッチ機能部58を経由してBTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38へ送信され、その後、BTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38内において前記信号aとともに多重化されて、BTS1系の光変換機能部39へ送信される。
また、例えば、BTS1系の光変換機能部39から上り方向の信号eが出力される場合、当該信号eはBTS1系のMDEセクタスイッチ機能部38において他の上り方向の信号と多重化されて、当該多重化信号f1、f2、f3がBTS1系の各信号処理機能部34〜37及びBTS2系の各信号処理機能部54〜57へ送信される。具体的には、本例では、光変換機能部39からの信号eが他の光変換機能部40〜42、59〜62からの信号と多重化されて、当該多重化信号f1、f2、f3が各信号処理機能部34〜37、54〜57へ送信される。
このように、MDEセクタスイッチ機能部38、58により、下り方向の信号については、各光変換機能部39〜42、59〜62へ全ての信号処理機能部34〜37、54〜57からの信号が到達されるようになり、また、上り方向の信号については、各信号処理機能部34〜57へ全ての光変換機能部39〜42、59〜62からの信号が配信されるようになる。この場合、各信号処理機能部34〜37、54〜57や各光変換機能部39〜42、59〜62で入出力される信号は8多重の信号となり、2個のMDE装置3、4の間で入出力される信号は4多重の信号となる。これにより、MDEセクタスイッチ機能部38、58による拡散変調レベルの信号でのMDE装置3、4間のインタフェースが可能となる。
また、本例では、MDEセクタスイッチ機能部38、58は、下り信号については、ベースバンド処理部(本例では、信号処理機能部34〜37、54〜57)により処理された信号を、時分割で各光変換機能部39〜42、59〜62へ伝送する処理を行い、上り信号については、各ベースバンド処理部(本例では、信号処理機能部34〜37、54〜57)へ全ての光変換機能部39〜42、59〜62からの信号を伝送する処理を行う。
以上のように、本例の無線基地局装置(BTS)では、例えば、変復調装置であるMDE装置3〜6とRF装置7〜10とを光ファイバ15〜18により接続して光伝送装置により光伝送を行う構成において、MDE装置3〜6内のATMレイヤと拡散変調信号レベルとの2つのパートに他のMDE装置3〜6との間のインタフェース機能(本例では、MDEインタフェース機能部43、63)が設けられており、これにより、複数の無線基地局装置から成る無線基地局装置システム内でチャネルリソースを共有化する。
具体的には、本例の無線基地局装置では、各無線基地局装置のMDE装置3〜6を一箇所に集中させて配置し、各RF装置7〜10を例えばMDE装置3〜6から離れたサービスエリアR1〜R4側に配置して、一箇所に集中配置されたMDE装置3〜6間をインタフェース機能により繋いでいる。また、各MDE装置3〜6におけるチャネルリソースの使用状況(例えば、使用チャネル数及び空きチャネル数)を把握して、MDE装置3〜6間において当該把握した情報を送受する。また、リソースが不足している無線基地局装置は他の無線基地局装置に対してリソースの割り当て要求を発し、これに応じてリソースに余裕のある他の無線基地局装置は本要求に対してリソースの割り当てが可能である旨の応答を返し、これにより、MDE装置3〜6内のATMスイッチ機能部33、53とMDEセクタスイッチ機能部38、58に対して、MDE装置3〜6間でのリソースの共有が可能な経路(パス)を開かせる制御を行う。
また、本例の無線基地局装置では、MDE装置3〜6間を接続するための専用ポートを有しており、ATM識別子を変換することで他のMDE装置3〜6との入出力を行い、また、ATMスイッチ機能部33、53内での不必要なセルの衝突を避けるために、存在し得ないATM識別子を有するセルを削除することを行う。
また、本例の無線基地局装置では、MDE装置3〜6間を接続するための専用ポートを有しており、下り方向の信号については、自己のMDE装置3〜6内の信号処理機能部34〜37、54〜57からの信号と他のMDE装置3〜6内の信号処理機能部34〜37、54〜57からの信号とを多重化させて指定された光変換機能部39〜42、59〜62を介して例えば遠隔地に設置されたRF装置7〜10へ送信し、また、上り方向の信号については、自己のMDE装置3〜6内の光変換機能部39〜42、59〜62からの信号と他のMDE装置3〜6内の光変換機能部39〜42、59〜62からの信号とを多重化させて自己及び他のMDE装置3〜6の信号処理機能部34〜37、54〜57へ送信することを行う。
従って、本例の無線基地局装置では、各無線基地局装置のMDE装置3〜6が有するチャネルリソースの共有化を実現して、他の無線基地局装置の未使用リソースを利用することができ、これにより、各サービスエリアR1〜R4側で発生するトラヒックの変動に対して、各無線基地局装置のMDE装置3〜6の未使用リソースを柔軟に割り付けることが可能であり、時間等に応じて変化する動的なトラヒック状態に柔軟に対応することが可能である。
また、本例の無線基地局装置では、通信事業者の立場からすると、トラヒックの変動に追従してシステム内のリソースを割り当てることが可能であるため、不必要な無線基地局装置の購入が不要となり、初期設備費を低減することができ、また、一般的に複雑な無線基地局装置のMDE装置3〜6を一箇所に集中させて配置することにより、保守作業を容易にすることができ、運用費用を低減させることができる。本例のようにトラヒックの変動に追従してシステム内のリソースを割り当てることが可能な移動通信システムのアーキテクチャにより、初期設備費や運用費用を低減させることができ、例えば、大規模なリソースを有する無線基地局装置システムを実施するような場合に有効である。一例として、膨大なリソースを有する1個の無線基地局装置を設置するような場合と比べて、本例のように複数の無線基地局装置によりリソースを共有する場合には、はるかに低コストでインフラを整備することができる。
ここで、本例では、一の無線基地局装置が、他の無線基地局装置の未使用リソースを使用する場合に、ATMスイッチ(本例では、ATMスイッチ機能部33、53)とMDEスイッチ(本例では、MDEセクタスイッチ機能部38、58)を使用して当該他の無線基地局装置へ処理を受け渡すような構成を示したが、他の構成例として、2つのATMスイッチを使用する構成や、或いは、ATMスイッチやMDEスイッチとは異なるスイッチを使用するような構成が用いられてもよく、例えば、IP(Internet Protocol)などのパケットスイッチを使用することも可能である。
また、本例では、同一の無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続される複数の無線基地局装置の間で処理を受け渡して、一の無線基地局装置が他の無線基地局装置の未使用リソースを使用する構成を示したが、他の構成例として、異なる無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続される複数の無線基地局装置の間で処理を受け渡して、一の無線基地局装置が他の無線基地局装置の未使用リソースを使用するような構成を用いることも可能である。具体的には、図1を例とすると、本例では、同一のRNC1に接続される2個の無線基地局装置(本例では、MDE装置3とMDE装置4)の間で処理を受け渡して、或いは、同一のRNC2に接続される2個の無線基地局装置(本例では、MDE装置5とMDE装置6)の間で処理を受け渡して、一の無線基地局装置が他の無線基地局装置の未使用リソースを使用する構成を示したが、他の構成例として、一のRNC1に接続される無線基地局装置(例えば、MDE装置3やMDE装置4)と他のRNC2に接続される無線基地局装置(例えば、MDE装置5やMDE装置6)との間で処理を受け渡して、一の無線基地局装置が他の無線基地局装置の未使用リソースを使用するような構成を用いることも可能である。
なお、本例の無線基地局装置では、MDE装置3、4に備えられた信号処理機能部34〜37、54〜57の機能により通信信号処理手段が構成されており、MDE装置3、4に備えられたBTS制御機能部32、52の機能により他装置通信信号処理割り当て手段が構成されており、MDE装置3、4に備えられたATMスイッチ機能部33、53の機能やMDEセクタスイッチ機能部38、58の機能やMDEインタフェース機能部43、63の機能により他装置間通信信号通信手段が構成されている。
また、本例の無線基地局装置では、MDE装置3、4に備えられたBTS制御機能部32、52の機能により、他装置通信信号処理許容量空き状況問い合わせ手段や他装置通信信号処理許容量空き状況応答受信手段から成る他装置通信信号処理許容量空き状況検出手段や、自装置通信信号処理許容量空き状況応答送信手段が構成されている。
また、本例の無線基地局装置では、MDE装置3、4に備えられたATMスイッチ機能部33、53の機能やMDEセクタスイッチ機能部38、58の機能により、スイッチング手段が構成されている。
ここで、本発明に係る無線基地局装置システムや無線基地局装置やMDE装置やRF装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る無線基地局装置システムや無線基地局装置やMDE装置やRF装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係るUTRANの構成例を示す図である。 MDE装置の構成例を示す図である。 MDE装置により行われる動作の一例を説明するための図である。 ATMスイッチ機能部により行われる動作の一例を説明するための図である。 Iub点におけるATM識別子の割り当ての一例を示す図である。 MDE装置内におけるATM識別子の割り当ての一例を示す図である。 MDEセクタスイッチ機能部により行われる動作の一例を説明するための図である。 MDEセクタスイッチ機能部により行われる動作の一例を説明するための図である。 UTRANの構成例を示す図である。 BTSを構成するMDE装置の構成例を示す図である。 BTSを構成するRF装置の構成例を示す図である。 RNCとBTSの配置の一例を示す図である。 BTSに係るトラヒック及び必要リソース数の一例を示す図である。
符号の説明
1、2、71、72、141・・RNC、 3〜6、91・・MDE装置、 7〜10、7a〜7d、8a〜8d、121・・RF装置、 11〜14、77〜80、92・・Iub、 15〜18、15a〜15d、93、93a〜93d・・光ファイバ、 19・・Iur、 20、21・・MDE間インタフェース(同軸ケーブル)、 31、51、101・・Iubインタフェース機能部、 32、52、102・・BTS制御機能部、 33、53、103・・ATMスイッチ機能部、 34〜37、54〜57、104〜107・・信号処理機能部、 38、58・・MDEセクタスイッチ機能部、 39〜42、59〜62、109〜112、131・・光変換機能部、 43、63・・MDEインタフェース機能部、 73〜76、142〜144・・BTS、 108・・セクタスイッチ機能部、 122、123・・アンテナ、 132・・無線機能部、 133・・AMP機能部、 134・・LNA機能部、 135・・デュプレクサ機能部、 R1〜R4、R1a〜R1d、R2a〜R2d、R11〜R14、R21〜R23・・サービスエリア、

Claims (2)

  1. 通信信号を無線により通信する無線基地局装置において、
    通信信号を処理する通信信号処理手段と、
    自装置による通信信号を処理する通信信号処理手段として、他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段を割り当てる他装置通信信号処理割り当て手段と、
    他装置通信信号処理割り当て手段により他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段が割り当てられた自装置による通信信号を当該他の無線基地局装置との間で通信する他装置間通信信号通信手段と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
  2. 請求項1に記載の無線基地局装置において、
    他装置通信信号処理割り当て手段は、自装置による通信信号を処理する通信信号処理手段として、他の無線基地局装置に備えられていて通信信号処理許容量に空きがある通信信号処理手段を割り当て、
    他装置間通信信号通信手段は、他装置通信信号処理割り当て手段により他の無線基地局装置に備えられた通信信号処理手段が割り当てられた自装置による通信信号について、通信信号処理手段による処理前の当該通信信号を当該他の無線基地局装置に対して送信し、通信信号処理手段による処理後の当該通信信号を当該他の無線基地局装置から受信する、
    ことを特徴とする無線基地局装置。
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