JP2000307253A - 画像記録装置及び載置台 - Google Patents

画像記録装置及び載置台

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JP2000307253A
JP2000307253A JP11116894A JP11689499A JP2000307253A JP 2000307253 A JP2000307253 A JP 2000307253A JP 11116894 A JP11116894 A JP 11116894A JP 11689499 A JP11689499 A JP 11689499A JP 2000307253 A JP2000307253 A JP 2000307253A
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recording apparatus
heat
mounting surface
temperature
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Masahiko Yokota
理彦 横田
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面の設置面を不要にすることができ、かつ
また外部及び内部の熱源の影響を受けることのない画像
記録装置及び載置台の提供。 【解決手段】 載置面上で略水平に支持するための高さ
調整用のネジ2a、2b、2cを有する複数の支持脚1
a、1b、1cを備え、下面部3、4と載置面200
a、200bとの間で形成される間隙を介して、大気お
よび熱交換を行なう流路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置及び載
置台に係り、例えば熱源となる画像記録手段を装置内部
に備えた複写機・電子写真式プリンタ・インクジェット
プリンタ・ファクシミリ装置等の画像記録装置をディス
プレイ装置上に載置状態にセットして用いるようにした
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デスクトップ型の画像記録手段を装備し
た装置である、例えば電子写真式プリンタ、インクジェ
ットプリンタ、ファクシミリ装置などは装置の安定性を
確保する必要上からその底面は平面状に形成され、平面
の机上に設置され、使用されることを前提として筐体の
設計が行なわれる。
【0003】一方、テレビ受像機の上部の領域に人形や
花瓶を置けるように有効利用するため、実開平7−14
764号によれば、載置板に高さ調整可能な脚を設け
て、上面が傾斜したテレビ受像機の上に載せ、脚の高さ
を調整して物品を載置できるようにする平面部を増設す
ることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、従来の画像記録
装置は、ユーザーが日常利用する机上にパソコンととも
に置かれる場合が多く、このためにユーザーの作業領域
を狭くしていた。また、実開平7−14746号におい
て提案されたテレビ受像機用物置台では、テレビ受像機
の後部から放出される熱が、テレビ受像機と物置台との
間に篭りやすく、稼働時間の長いコンピュータ用ディス
プレイモニタに、このテレビ受像機用物置台をそのまま
適用すると、熱によりディスプレイを傷め、故障しやす
く、装置寿命が短くなるという問題があった。
【0005】したがって、本発明の画像記録装置及び載
置台は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、例
えば平面の設置面を不要にすることができ、かつまた外
部及び内部の熱源の影響を受けることのない画像記録装
置及び載置台の提供を目的としている。
【0006】加えて、使用中に使用者に不快感を与える
ことのない画像記録装置及び載置台の提供を目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、 載置面上で
略水平に支持するための高さ調整部を有する複数の支持
手段を備えた画像記録装置であって、前記画像記録装置
の下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介し
て、大気および熱交換を行なう流路を形成したことを特
徴としている。
【0008】また、前記下面部に送風ファンを含む冷却
手段を配設し、前記流路に送風することを特徴としてい
る。
【0009】また、前記載置面は、前後方向に高さの異
なる表示装置の上面であり、前後方向に配設される前記
高さ調整部を個別に調整可能にすることを特徴としてい
る。また、前後方向で高さの異なる段差部を有する表示
装置を含む装置の載置面上で略水平に支持するために、
高さ調整部を有する前後の支持手段を備えた画像記録装
置であって、前記画像記録装置の下面部と前記載置面と
の間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行
なう流路を形成したことを特徴としている。また、前記
下面部に送風ファンを含む冷却手段を配設し、前記流路
に送風することを特徴としている。
【0010】また、前記送風ファンからの気体の流れを
規制する通風規制部材を前記載置面と前記下面部との間
に設けたことを特徴としている。
【0011】また、前記前の支持部材と前記通風規制部
材とを一体化させて、前記下面部の前方に設けたことを
特徴としている。
【0012】また、前記下面部は、前記表示装置の前記
載置面に応じた前後の段差部を形成したことを特徴とし
ている。
【0013】また、前記下面部に配設される開口部と、
前記開口部と熱源である画像記録手段との間と、前記下
面部の前方以外の部位に配設される送風ファンとの間を
連通するように配設されるダクト手段とを備えてなり、
前記開口部を介して前記表示装置を含む外部熱源からの
熱を前記ダクト手段の内部に導入するとともに、前記送
風ファンにより装置外部に排気することを特徴としてい
る。
【0014】また、前記画像記録手段の近傍に配設され
ることで前記画像記録手段の温度を検出する温度検知手
段と、前記温度検知手段からの検出温度に基づき、前記
画像記録手段の動作開始時は放熱ファンを停止させてお
き、温度検知センサが所定の温度以上の熱を検知したと
き放熱ファンを回転させ、また前記温度検知手段が別の
所定温度以下を検知しているときに画像記録動作が始ま
ったときは始めから前記送風ファンを回転させるように
制御を行なう制御手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0015】また、前記支持手段は、傾斜した前記載置
面における支持のために玉軸受により変位可能に軸支さ
れる皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するととも
に、前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ
部を形成した前記軸体とから形成されることを特徴とし
ている。
【0016】また、前後方向で高さの異なる段差部を有
する表示装置を含む載置面上で略水平に載置される載置
台であって、高さ調整部を有する前後の支持手段を備え
るとともに、下面部と前記載置面との間で形成される間
隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成した
基部と、前記下面部の前方縁部と前記載置面との間にお
いて、気体の流れを規制する通風規制部材とを備えるこ
とを特徴としている。また、前記基部において、前記流
路に連通する開口部を形成したことを特徴としている。
【0017】そして、載置台の支持手段は、傾斜した前
記載置面における支持のために玉軸受により変位可能に
軸支される皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成すると
ともに、前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合される
ネジ部を形成した前記軸体とから形成されることを特徴
としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な各実施形
態について添付図面を参照して述べる。
【0019】先ず、図1は、画像記録手段を搭載したマ
ルチファンクション装置100を破断して示した概略構
成図である。また、図2は、図1の装置100のブロッ
ク図である。
【0020】図1と図2において、このマルチファンク
ション装置100は大きくは制御手段203、画像記録
手段210、画像読取手段212、通信手段202、外
部インターフェース201、表示手段208と入力手段
209とから構成され、さらに制御手段203に付随し
て揮発記憶手段(RAM)204と不揮発記憶手段(R
OM基板/HDD装置)205と画像メモリ206とが
図2に図示のようにバスラインを介して接続されてい
る。通信手段202は、スタンドアロンで接続されたコ
ンピュータとの間の通信、アナログ電話回線による通
信、デジタル電話回線による通信、LANによる通信、
赤外線・無線による通信を行なう部分を示している。
【0021】制御手段203には、後述する送風ファン
30の駆動部と、記録手段210の近傍に配置されるこ
とで、温度検出を行ない制御手段に検出温度上方を送る
ようにした温度センサ31が接続されている。
【0022】以上の各手段は、破線図示の基板15上に
実装された電子回路基板として構成され、不図示のコネ
クタにより組立可能にされている。
【0023】続いて、図1において、本体の全体構成に
ついて説明すると、装置100の下面部は、図中の一点
鎖線図示の表示装置200の前の載置面200aと後の
載置面200b上に略合致するようにした、図示のよう
な前後の段差部3、4が形成されている。
【0024】これらの段差部3、4には図示の位置にお
いてネジ孔3a、4aが形成されており、支持手段であ
る支持脚1a〜1cの外周面に形成されたネジ山部2a
〜2cを装置に対して矢印方向に転しながら装着するこ
とで、固定とともに高さ調整部を構成している。この支
持脚は後述するように本体装置の下面の前方側中央にひ
とつ、後方に二つ設けられており、全体を3点支持して
いる。また、支持脚は、角度θで傾斜した載置面200
bにおける支持のために図示の玉軸受により変位可能に
軸支される皿部材を設けている。
【0025】次に、本体下面部には放熱ファン30が図
示の位置に設けられており、本体装置内の定着器5とそ
の周辺部位とプロセスカートリッジ8とその周辺の熱を
本体外へ放出する吐き出すようにしている。このプロセ
スカートリッジは感光ドラム8aのほか、図示しないク
リーニング手段、帯電手段とトナーから構成される。電
源および外部ネットワークとのデータのやりとりをする
通信手段16と、上記の各手段を実装した回路基板15
とは図示の位置に固定される。
【0026】一方、プロセスカートリッジ8の上部に
は、画像読取装置10が設けられており、LED光源を
内蔵した密着型イメージセンサ10aにより、搬送され
る原稿Dの画像を光電変換して2値データとして読み取
られ、このデータが回路基板15に送られて所定の画像
処理がなされるように構成されている。また、操作部9
は、タクトスイッチからなる入力キーとLCDからなる
表示手段とから構成されており、ユーザが操作しやすい
前面斜め上に配設されている。
【0027】読取部10の構成は、積載原稿Dを積載状
態で載置する原稿載置台12と、原稿の両端を揃えて斜
行やスキューが発生するのを防ぐようにした幅方向に調
整可能な原稿幅規制板12a、12bと、原稿Dを1枚
毎に引き出して下流に搬送する分離部11と、密着型イ
メージセンサ10aで構成されており、排紙ローラ13
の一方の回転軸を回動中心として実線図示の位置から破
線図示の位置に開閉可能になっており、破線図示の位置
に破線矢印方向に回動した状態で、原稿ジャム処理を行
うことができるようにしている。一方、画像を読み取り
終わった原稿Dは本体上面の排紙部20に排出される。
【0028】また、このようにして原稿読取部10を開
閉可能にすることにより、プロセスカートリッジ8の交
換が可能となる。
【0029】図4の動作説明図において、原稿読取部1
0を実線図示の位置に開き、プロセスカートリッジ8を
矢印方向に沿うように移動して、装置100の外部に取
出すことができる。また、新品をセットできるようにな
る。このとき、原稿載置台12は上方に移動されてい
る。
【0030】記録部の構成は、記録紙Sを積載して載置
した記録紙積載台14と、記録紙Sの両端を規制して斜
行やスキューが発生するのを防ぐ幅調整できる規制板1
4a、14bと、記録紙Sを1毎にピックアップするピ
ックアップローラ21と、1枚毎に引き出された記録紙
Sに所定画像を感光する転写プロセスカートリッジ8内
の感光ドラム8aと、転写部の転写ローラ8bとから構
成される。
【0031】7はポリゴンミラー、半導体レーザー部、
折り返しミラーで構成されるレーザースキャナユニット
で、コントローラ15での画像処理により画像読取手段
10で読み取った画像信号や外部インターフェース16
から受信した画像情報をレーザー信号に変換してクリー
ニング及び帯電後の感光ドラム8aにレーザーを照射し
て感光させる。感光したドラムにトナーが転写され(現
像)、記録紙Sにトナーが転写されると、記録紙は搬送
ガイド44を通って定着器5へ搬送する。
【0032】定着器5において高温と高圧でトナーを記
録紙Sに定着させ、排紙ローラ6から本体外へ排出さ
れ、台17上に置かれる。
【0033】図3は、以上のように構成される本体の外
観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成部
品については同様の符号を附して説明を割愛すると、装
置100の下部に設けられた3つの支持脚1a〜1cは
本体の前後で別々の高さに調整でき、かつ、本体を設置
場所から浮かせた状態を作り上げることができる。
【0034】また、載置面に凹凸があるディスプレイモ
ニタ上や、下方から熱を放出するような場所であっても
装置100を設置することができるようにしている。
【0035】また上記の高さ調整要の雌雄ネジは、最も
高さが低い位置に調整しても装置100の下部に通気の
ための間隙ができるように最低位置が規制されている。
【0036】次に、図5の載置状態を示した外観斜視図
において、装置100の下部にはさらに通風規制部材で
ある風路ガイド18が装置101とディスプレイモニタ
102との隙間の手前部分を遮蔽するように設けられて
いる。この風路ガイド18は装置100の前の下面の前
面部分と両側部部を覆い囲うように図示のように配置さ
れる。
【0037】このガイド18用にゴムやモルトプレンな
どの弾性変形自在な材料を用いればディスプレイモニタ
200と装置本体100との隙間の大きさに如何に拘わ
らず確実に遮蔽することができる。また、支持脚1aと
一体的にガイド18を形成して、上下伸縮可能にしても
よい。
【0038】次に、図6の使用状態を示す断面図におい
て、放熱のための送風ファン30は装置100内の熱を
放出させる際に、ディスプレイモニタ上面に吹きつける
形になるが、このとき風路ガイド18が障壁となる結
果、ディスプレイモニタの正面に座って操作しているユ
ーザに直接排熱風が当たらないようにできる。また、デ
ィスプレイモニタ200の後方の載置面200bからも
CRT高圧部の熱が発生するため、装置100との間隙
H2に熱がたまりやすい。そこで、送風ファン30はこ
の間隙H2における熱も発散させるはたらきがある。
【0039】以上説明したように構成することで、装置
100をモニタ200上に載置可能となるので、机上を
別目的に使用できるようになる。また、長期使用でもモ
ニタへの悪影響を防止できる。
【0040】次に、図7は別実施形態の要部破断図であ
る。本図において既に説明済みの構成部品については同
様の符号を附して説明を割愛すると、画像読取部10の
後方に記録部25が配置され、制御回路基板15は原稿
読取部10の下方に配置されている。また、記録部25
の下方にダクト手段である風路53を設けている。この
風路53は本体下面の通気用の開口部52と、本体後方
に設けられた送風ファン30との間を連通するように設
けられている。
【0041】図8と図9は図7に示したマルチファンク
ション装置100をディスプレイモニタ200上に設置
したときの動作説明図である。図8では、マルチファン
クション装置100の待機状態が示されており、この状
態ではディスプレイモニタ200の後部の熱はマルチフ
ァンクション装置100との間の間隙H1に留まらず
に、開口部52を通って定着器5の周辺の紙搬送ガイド
54、55を温めている状態となっている。
【0042】ここで、熱定着方式の電子写真記録装置で
は、記録紙の水分が定着器5によって蒸発し、周辺の部
材に結露するが、この結露量が多くなると搬送中の記録
紙Sに滴下して画像不良を引き起こすことがある。そこ
で、マルチファンクション装置のダクト53はディスプ
レイモニタ200からの熱を定着器の5の周辺に導くこ
とにより、紙搬送ガイド54、55を温めておいて結露
を防いでいる。
【0043】一方、図9において、定着器5の周辺の熱
が上がりすぎたり、ディスプレイモニタ200が動作し
ていない状態でマルチファンクション装置100内を温
められない状況のときは、放熱用の送風ファン51を動
作させてマルチファンクション装置100内の過剰な熱
や水蒸気を装置外へ排出する。定着器5の周辺の温度を
測定する温度センサ31は、このセンサによって結露を
生じ易いときの温度と定着器の加熱具合を検知して、送
風ファンの動作・停止を後述のように制御している。
【0044】図10は、センサ31による温度センサ結
果に基づき実施される送風ファンの駆動制御のフローチ
ャートである。
【0045】本図において、上記のように定着器の近傍
に配設される温度センサ31により温度検出が行われ
(ステップS1)、ステップS2で所定温度T以上であ
るか否かの判断がされて、所定温度以上であると判断さ
れるとステップS3において、記録部のプリンタが起動
しているか否かの判断がされて(ステップS3)、プリ
ンタが起動していないときは、リターンする。また、ス
テップS3でプリンタ起動中であると判断されると、送
風ファン30の起動を行ない(ステップS4)、ステッ
プS5でプリンタ停止判断されるまでファンへの通電を
行なう。その後、ステップS6でファンを呈しする。ま
た、ステップS2で所定温度以下であるとリターンす
る。
【0046】以上のように記録部における動作開始時は
放熱ファンを停止させておき、温度検知センサが所定の
温度以上の熱を検知したとき放熱ファンを回転させる一
方で、温度検知センサ31が別の所定温度以下を検知し
ているときに画像記録動作が始まったときは始めから送
風ファンを回転させるように制御を行なう。
【0047】最後に、図11は、マルチファンクション
装置100を載置する載置台60とモニタ装置200の
外観斜視図である。
【0048】本図において、マルチファンクション装置
100の底面は机などの平面上に安定して設置できるよ
うに、設置部を水平面となるように構成している。載置
台60は、図示のように前方下側に支持脚と風路規制部
材を兼用したガイド部61を設けている。このガイド部
61をディスプレイモニタ200の前の載置面200a
に載せたとき、ガイド部61は破線図示の設置部200
cの上に置かれることとなり、載置台60の前方脚とし
て機能すると同時に、ディスプレイモニタ200の前方
側を覆い、マルチファンクション装置200の下面から
排出される風がユーザーが操作する前方へ流れることを
防止できるようにしている。
【0049】また、載置台60の後方両側には支持脚6
2a、62bが配設されており、上記のネジ63a、6
3bによって高さを調整することが可能となっている。
以上のネジを調整することで載置台60をディスプレイ
モニタ200上に置いたときに、マルチファンクション
装置100を不動状態にするために凹部を夫々形成した
置き位置部64a〜64dを水平にすることができる。
【0050】また、この載置台60の中央付近には大き
くくり貫いた開口部65が設けられており、ディスプレ
イモニタ200からの熱やマルチファンクション装置1
00の下面からの排熱風が通るようになっている。
【0051】以上説明したように、高さ調整自在な支持
手段を装置下面に設けることにより、装置を設置場所か
ら浮かせて設置できるため、装置下方で発生する熱を発
散させることができる。画像記録装置をディスプレイモ
ニタなどの熱を発する装置の上に置いたとき、放熱ファ
ンは画像読取装置内の放熱のほかにディスプレイモニタ
の熱が画像読取装置との間に滞留するのを防ぐ効果があ
る。装置の支持手段をそれぞれ別々の高さに調整するこ
とができるため、前後で高さの異なるディスプレイモニ
タの上に画像読取装置を設置しても水平を保つことがで
き、かつ装置本体からの放熱処理と画像読取装置内の熱
の放熱処理を行うことができる。画像読取装置とその下
のディスプレイモニタとの間に滞ってもユーザー側へ熱
風が流れないようにする効果がある。支持部材と通風規
制部材を兼用にすることにより装置コストを低くする効
果がある。画像読取装置をディスプレイモニタ上に設置
したとき、画像読取装置内の熱とディスプレイモニタの
熱の両方を排出する効果がある。画像読取装置をディス
プレイモニタ上に設置した状態で、紙搬送路結露しやす
い温度のとき、放熱ファンの動作を禁止してディスプレ
イモニタが発する熱を電子写真式画像読取装置内の定着
部に誘導することにより、定着部近傍の紙搬送路を温め
ることができ、それにより画像定着時に紙から発する水
蒸気によって紙搬送路が結露することを防ぐ効果があ
る。ディスプレイモニタ上に設置する載置板の前方部分
の遮蔽壁が、ディスプレイモニタからの熱がユーザ側に
流れるのを防ぐ効果がある。また同時に、ディスプレイ
モニタの上部から発する熱を載置板の通気穴から逃がす
ことにより、ディスプレイモニタの過剰な発熱を抑える
効果もある。ディスプレイモニタの上に載置板を設置
し、載置板の上に画像記録手段を載置することにより、
ディスプレイモニタの熱と画像読取装置の熱の両方を画
像記録手段の放熱ファンで放熱することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば平
面の設置面を不要にすることができ、かつまた外部及び
内部の熱源の影響を受けることのない画像記録装置及び
載置台を提供することができる。
【0053】加えて、使用中に使用者に不快感を与える
ことのない画像記録装置及び載置台を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のマルチファンクション装置の
断面図である。
【図2】図1のマルチファンクション装置の制御系ブロ
ック図である。
【図3】図1のマルチファンクション装置の外観斜視図
である。
【図4】図1のプロセスカートリッジの取り出しを示す
動作説明図である。
【図5】図1のマルチファンクション装置をディスプレ
イモニタ上に設置した外観斜視図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】第2の実施形態のマルチファンクション装置の
断面図である。
【図8】図7のマルチファンクション装置をディスプレ
イモニタ上に設置した断面図である。
【図9】図8の放熱説明図である。
【図10】送風ファンの制御フローチャートである。
【図11】マルチファンクション装置を載置する載置台
とモニタ装置の位置関係を示した外観斜視図である。
【符号の説明】
D 記録紙 S 原稿 1 支持脚(支持手段) 2 ネジ(高さ調整手段) 3 送風ファン 5 定着器 6 記録紙排紙ローラ 7 レーザスキャナ 8 プロセスカートリッジ 9 操作部 10 画像読取手段 11 原稿分離部 12 原稿積載台 13 原稿排紙ローラ 14 記録紙積載台 15 コントローラ 16 外部インターフェース及び電源 17 記録紙排紙トレイ 18 風路ガイド(通風規制部材) 60 載置台 200 モニタ装置 200a前の載置面 200b後の載置面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置面上で略水平に支持するための高さ
    調整部を有する複数の支持手段を備えた画像記録装置で
    あって、 前記画像記録装置の下面部と前記載置面との間で形成さ
    れる間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形
    成したことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記下面部に送風ファンを含む冷却手段
    を配設し、前記流路に送風することを特徴とする請求項
    1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記載置面は、前後方向に高さの異なる
    表示装置を含む装置の上面であり、前記画像記録装置の
    前方及び後方に配設される前記高さ調整部を個別に調整
    可能にすることを特徴とする請求項1または2のいずれ
    かに記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前後方向で高さの異なる段差部を有する
    表示装置の載置面上で略水平に支持するために、高さ調
    整部を有する前後の支持手段を備えた画像記録装置であ
    って、 前記画像記録装置の下面部と前記載置面との間で形成さ
    れる間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形
    成したことを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記下面部に送風ファンを含む冷却手段
    を配設し、前記流路に送風することを特徴とする請求項
    4に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記送風ファンからの気体の流れを規制
    する通風規制部材を前記載置面と前記下面部との間に設
    けたことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記
    載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記前の支持部材と前記通風規制部材と
    を一体化させて、前記下面部に設けたことを特徴とする
    請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記下面部は、前記表示装置の前記載置
    面に応じた前後の段差部を形成したことを特徴とする請
    求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記下面部に配設される開口部と、 前記開口部と熱源である画像記録手段との間と、前記通
    風規制部材で熱の流れが規制されない部位に配設される
    送風ファンとの間を連通するように配設されるダクト手
    段とを備えてなり、 前記開口部を介して前記表示装置を含む外部熱源からの
    熱を前記ダクト手段の内部に導入するとともに、前記送
    風ファンにより装置外部に排気することを特徴とする請
    求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記画像記録手段の近傍に配設される
    ことで前記画像記録手段の温度を検出する温度検知手段
    と、 前記温度検知手段からの検出温度に基づき、前記画像記
    録手段の動作開始時は放熱ファンを停止させておき、温
    度検知センサが所定の温度以上の熱を検知したとき放熱
    ファンを回転させ、また前記温度検知手段が別の所定温
    度以下を検知しているときに画像記録動作が始まったと
    きは始めから前記送風ファンを回転させるように制御を
    行なう制御手段とを備えることを特徴とする請求項9に
    記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記支持手段は、傾斜した前記載置面
    における支持のために玉軸受により変位可能に軸支され
    る皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するとともに、
    前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ部を
    形成した前記軸体とから形成されることを特徴とする請
    求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前後方向で高さの異なる段差部を有す
    る表示装置を含む載置面上で略水平に載置される載置台
    であって、 高さ調整部を有する前後の支持手段を備えるとともに、
    下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、
    大気および熱交換を行なう流路を形成した基部と、 前記下面部の前方縁部と前記載置面との間において、気
    体の流れを規制する通風規制部材とを備えることを特徴
    とする載置台。
  13. 【請求項13】 前記基部において、前記流路に連通す
    る開口部を形成したことを特徴とする請求項12に記載
    の載置台。
  14. 【請求項14】 前記支持手段は、傾斜した前記載置面
    における支持のために玉軸受により変位可能に軸支され
    る皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するとともに、
    前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ部を
    形成した前記軸体とから形成されることを特徴とする請
    求項12または13のいずれかに記載の載置台。
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