JP2000306806A - 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法 - Google Patents

補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000306806A
JP2000306806A JP11224799A JP11224799A JP2000306806A JP 2000306806 A JP2000306806 A JP 2000306806A JP 11224799 A JP11224799 A JP 11224799A JP 11224799 A JP11224799 A JP 11224799A JP 2000306806 A JP2000306806 A JP 2000306806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing frame
transfer mask
glass
charged particle
particle beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11224799A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Suzuki
美彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP11224799A priority Critical patent/JP2000306806A/ja
Priority to US09/556,876 priority patent/US6534222B1/en
Publication of JP2000306806A publication Critical patent/JP2000306806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接合歪及びメンブレンに形成された微細パター
ンの歪を極端に低減した荷電粒子線露光用転写マスク及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】感光基板に転写すべきパターンが形成され
たメンブレンの外周を固定してこれを支える外周枠と、
これを補強する補強枠とを可動性イオンを含む極めて薄
いガラス板を介して接合してなる補強枠付き荷電粒子線
露光用転写マスク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷電粒子線縮小転写
装置に用いられる荷電粒子線露光用転写マスク及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年、半導体集積回路素子の微細化に伴
い、光の回折限界によって制限される光学系の解像度を
向上させるために、X線、電子線やイオンビーム等の荷
電粒子線(以下、単に荷電粒子線という)を使用した露
光方式(リソグラフィー技術)が開発されている。その
中でも、電子線を利用してパターンを形成する電子線露
光は、電子線自体を数Å(オングストローム)にまで絞
ることが出来るため、1μm又はそれ以下の微細パター
ンを形成できる点に大きな特徴がある。
【0003】しかし、従来の電子線露光方式は、一筆書
きの方式であったため、微細パターンになればなるほ
ど、絞った電子線で描画せねばならず、描画時間が長
く、デバイス生産コストの観点から量産用ウエハの露光
には用いられなかった。そこで、所定のパターンを有す
る転写マスクに電子線を照射し、その照射範囲にあるパ
ターンを投影レンズによりウエハに縮小転写する荷電粒
子線縮小転写装置が提案されている。
【0004】回路パターンを投影するためにはその回路
パターンが描かれた転写マスクが必要である。転写マス
クとして、図5(a)に示すように、貫通孔が存在せ
ず、メンブレン22上に散乱体パターン14が形成され
た散乱透過転写マスク21と、図5(b)に示すよう
に、電子線を散乱する程度の厚さを有するメンブレン3
2に貫通孔パターン34が形成された散乱ステンシル転
写マスク31が知られている。
【0005】これらは、感応基板に転写すべきパターン
をメンブレン22、32上にそれぞれ備えた多数の小領
域22a、32aがパターンが存在しない境界領域によ
り区分され、境界領域に対応する部分に支柱23、33
が設けられている。散乱ステンシル転写マスクでは、メ
ンブレンは厚さ約2μm程度のシリコンメンブレンから
なり、メンブレンには電子線が透過する開口部(感応基
板に転写すべきパターンに相当)が設けられている。
【0006】即ち、一回の電子線によって露光される領
域は1mm角程度であるため、この1mm角の小領域
に、感応基板の1チップ(1チップの半導体)分の領域
に転写すべきパターンを分割した部分パターンをそれぞ
れ形成し、この小領域を多数敷き詰める構成をとってい
る。従って、荷電粒子線を用いたパターン転写方法は、
図5(c)に示すように、各小領域22a、32aが荷
電粒子線にてステップ的に走査され、各小領域の開口部
又は散乱体の配置に応じたパターンが不図示の光学系で
感応基板27に縮小転写される方法であるので、転写マ
スクの小領域22a毎のパターンを感応基板27上でつ
なぎ合わせる方法である。
【0007】また、転写マスクの強度を補強する、転写
マスクをマスクステージなどの搬送系における取扱いを
容易にする等の観点から図6に示すように外周枠の下面
に、より強度の高い補強枠を接合した補強枠付き荷電粒
子線露光用転写マスクが提案されている。この補強枠付
き荷電粒子線露光用転写マスクは、シリコンからなる外
周枠11bと、ホウケイ酸ガラスで代表される可動イオ
ンを含むガラスからなる補強枠4とを、陽極接合法によ
り接合されている。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、ガラス
からなる補強枠の熱膨張率は、室温〜500℃の範囲で
は、約3ppm/℃であり、シリコンからなる外周枠の熱
膨張率は、室温〜500℃の範囲では、約2ppm/℃で
あるので、300℃〜450℃の加熱下で500〜10
00Vの電圧を印加して陽極接合した場合、その熱膨張
率の違いから常温になったとき接合歪が生じ、さらに
は、メンブレンに形成された微細パターンが歪んでしま
うという問題が生じる。
【0009】この接合歪は1μm程度もあり、荷電粒子
線縮小転写装置で使用できる許容範囲(20nm以下)
を越えている。そこで、本発明はこのような従来の問題
点に鑑みてなされたものであり、接合歪及びメンブレン
に形成された微細パターンの歪を極端に低減した荷電粒
子線露光用転写マスク及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するために手段】本発明は第一に「感光基
板に転写すべきパターンが形成されたメンブレンの外周
を固定してこれを支える外周枠と、これを補強する補強
枠とを可動性イオンを含む極めて薄いガラス板を介して
接合してなる補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク
(請求項1)」を提供する。
【0011】また、本発明は第二に「前記ガラス薄板が
部分的に配置されてなることを特徴とする請求項1記載
の補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク(請求項
2)」を提供する。また、本発明は第三に「感光基板に
転写すべきパターンが形成されたメンブレンとそのメン
ブレンの外周を固定してこれを支える外周枠とを有する
転写マスクを用意する工程と、前記外周枠と接合する接
合予定部分に可動性イオンを含んだ極めて薄いガラス板
が設けられた補強枠を用意する工程と、前記転写マスク
用の外周枠と、前記補強枠のガラス薄板を陽極接合法に
より接合する工程と、を備えた補強枠付き荷電粒子線露
光用転写マスクの製造方法(請求項3)」を提供する。
【0012】また、本発明は第四に「さらに、前記ガラ
ス薄板が設けられた補強枠を用意する工程後、前記ガラ
ス薄板をガラス薄片にする工程を備えた請求項3記載の
補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクの製造方法(請
求項4)」を提供する。また、本発明は第五に「感光基
板に転写すべきパターンが形成されるメンブレンの外周
を固定してこれを支える外周枠と、これを補強する補強
枠とを可動性イオンを含む極めて薄いガラス板を介して
接合してなる補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクブ
ランクス(請求項5)」を提供する。
【0013】また、本発明は第六に「前記ガラス薄板が
部分的に配置されてなることを特徴とする請求項5記載
の補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクブランクス
(請求項6)」を提供する。また、本発明は第七に「感
光基板に転写すべきパターンが形成されるメンブレンと
そのメンブレンの外周を固定してこれを支える外周枠と
を有する転写マスク用ブランクスを用意する工程と、前
記外周枠と接合する接合予定部分に極めて薄い可動性イ
オンを含んだガラス板が設けられた補強枠を用意する工
程と、前記転写マスク用ブランクスの外周枠と、前記補
強枠のガラス薄板を陽極接合法により接合する工程と、
を備えた補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクブラン
クスの製造方法(請求項7)」を提供する。
【0014】また、本発明は第八に「さらに、前記ガラ
ス薄板が設けられた補強枠を用意する工程後、前記ガラ
ス薄板をガラス薄片にする工程を備えた請求項7記載の
補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクブランクスの製
造方法(請求項8)」を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施形態の
補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方
法を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明にか
かる実施形態の補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク
の概略図である。
【0016】実施形態の補強枠付き荷電粒子線露光用転
写マスクは、荷電粒子線露光用転写マスクのシリコンか
らなる外周枠11bと、シリコンからなる補強枠3とを
可動性イオンを含むガラス薄板2を介して陽極接合によ
り接合された構成である。荷電粒子線露光用マスクは、
前述の従来技術で示した散乱ステンシル転写マスク、散
乱透過転写マスクのいずれのタイプであってもよいが、
本実施形態では、散乱ステンシル転写マスクを用いて説
明する。
【0017】この散乱ステンシル転写マスクは、次のよ
うな方法により製作することができるが、この製造方法
に限られない。図2は、散乱ステンシル転写マスクブラ
ンクスの製作工程の一例を示す図である。まず、一般的
な製造方法により製作した支持シリコン基板、酸化シリ
コン層、シリコン層からなるSOI(Silicon on Insul
ater)基板を用意し、シリコン層にボロンを拡散(熱拡
散法又はイオン注入法)して、シリコン活性層を形成し
た、支持シリコン基板11、酸化シリコン層12、シリ
コン活性層(ボロン拡散)13からなるSOI基板を作
製する(図2a)。
【0018】基板裏面に酸化シリコン層14を成膜し
(図2b)、その酸化シリコン層の一部(支柱形成位置
に対応する位置)を窓(開口)パターン形状15にエッ
チングすることによりドライエッチング用マスク16を
形成する(図2c)。次に、支持シリコン基板11をド
ライエッチング用マスク16に形成された開口パターン
15に合わせてエッチングする(図2d)。
【0019】シリコンと酸化シリコンとのエッチング選
択比の違いにより、支持シリコン基板11のエッチング
は酸化シリコン層12まで行われ、酸化シリコン層12
及びシリコン活性層13がシリコン製の外周枠11bと
シリコン製の支柱11aにより支持され、外周枠11b
と支柱11a間及び支柱11a間に開口を有する構造体
が形成される。
【0020】次に、開口において露出した酸化シリコン
層12をフッ化水素酸により除去するとシリコン活性層
13がシリコンメンブレン13aとなり、転写マスク用
ブランクスが完成する(図2e)。転写マスク用ブラン
クスのメンブレン13a上にレジストを塗布し、所定の
微細パターンを電子線描画装置などを用いて焼き付け、
転写し(図3a)、所定のパターンが転写されたレジス
トをマスク17としてメンブレン13aをエッチングし
(図3b)、ステンシル転写マスクを完成させる(図3
c)。
【0021】なお、メンブレンを形成した後、メンブレ
ンに感光基板に転写すべき開口パターンを形成する、い
わゆる「バックエッチ先行プロセス」により説明した
が、SOI基板のシリコン活性層にパターンを形成した
後、支持シリコン基板、酸化シリコン層を所定のパター
ンにエッチングして感光基板に転写すべき開口パターン
が形成されたメンブレンにする、いわゆる「バックエッ
チ後行プロセス」によっても同様の転写マスクが得られ
る。
【0022】一方、ガラス薄板又はガラス薄片が形成さ
れたシリコンからなる補強枠3は、次のような製作方法
によって製作される。図4は、ガラス薄板又はガラス薄
片が形成された補強枠の製作工程を示す図である。ま
ず、シリコンからなる補強枠3を用意する。
【0023】補強枠3の大きさは、内径、外径ともに転
写マスクの外周枠の内径、外径よりそれぞれ大きく、厚
さは、補強枠3の径の大きさにもよるが、約5〜10m
mである。また、内径形状は、円形に限られず、多角形
であってもよい。次に、円筒状の可動性イオンを含むガ
ラス部材2aを用意し、補強枠3の外周枠11bとの接
合予定部にガラス部材2aを陽極接合法により接合する
(図4a)。
【0024】接合後、ガラス部分2aを研磨して厚さ約
1〜50μm程度まで薄くする(図4b)。このように
して準備された補強枠3と、荷電粒子線露光用マスクの
外周枠11bとをガラス薄板2を介して接合する。この
接合は、補強枠3に形成されたガラス薄板2を転写マス
クの外周枠11bの接合予定部に当接し、ガラス薄板2
を陰極にして350℃、700Vの印加電圧の条件の下
で陽極接合を行う。
【0025】さらに好ましくは、薄くしたリング状のガ
ラス薄板2を部分的にホーニング加工、湿式エッチン
グ、切削加工等により除去して、数平方ミリの面積を有
するガラス薄片2bを形成する(図4c)。ここで残す
べきガラス薄片の面積、ガラス薄片の数は、接合後に要
求される接合強度及び歪み許容値によって決定される。
【0026】このようにして準備された補強枠3と、荷
電粒子線露光用転写マスクの外周枠11bをガラス薄片
2bを介して接合する。この接合は、補強枠3に形成さ
れたガラス薄片2bを転写マスクの外周枠11bの接合
予定部に当接し、ガラス薄片2bを陰極にして350
℃、700Vの印加電圧の条件の下で陽極接合を行う。
【0027】なお、図4に示す工程により製作された補
強枠3と、図2に示す工程により製作された荷電粒子線
露光用転写マスクブランクスの外周枠11bとを接合し
た後に、そのメンブレンに開口パターンを形成してもよ
い。
【0028】
【実施例】[実施例1]まず、8インチのSOI基板を
用意して、前述したように図2に示す工程に従って転写
マスクブランクスを製作し、図3に示す工程に従って転
写マスクを製作した。
【0029】次に、外径230mm、内径190mm、
厚さ10mmの円筒状のシリコン補強枠と、外径200
mm、内径190mm、厚さ1mmの円筒状のガラス
(コーニング社製7740パイレックス)を350℃、
700Vで陽極接合した。ガラスを研磨加工により、2
0μmの薄板にした。
【0030】次に、このガラス薄板を部分的にホーニン
グ加工、湿式エッチング、切削加工等により除去して、
数平方mmの面積を有するガラス薄片を3ヶ所残した。
このようにして準備された補強枠と、荷電粒子線露光用
転写マスクの外周枠とをガラス薄片を介して接合した。
このようにして製作した補強枠付き荷電粒子線露光用転
写マスクの接合歪を測定したところ、20nmであり、
許容範囲内であった。
【0031】[実施例2]まず、8インチのSOI基板
を用意して、前述したように図2に示す工程に従って転
写マスクブランクスを製作した。次に、図4に示す工程
に従って外径230mm、内径190mm、厚さ6mm
の円筒状にシリコン補強枠と、外径200mm、内径1
90mm、厚さ1mmの円筒状のガラス(コーニング社
製7740パイレックス)を350℃、700Vで陽極
接合した。
【0032】ガラスを研磨加工により、20μmの薄板
にした。次に、このガラス薄板を部分的にホーニング加
工、湿式エッチング、切削加工等により除去して、数平
方mmの面積を有するガラス薄片を3ヶ所残した。この
ようにして準備された補強枠と、荷電粒子線露光用転写
マスクブランクスの外周枠とをガラス薄片を介して接合
した。
【0033】最後に、接合後、図3に示す工程に従って
転写マスクブランクスのメンブレンに開口パターンを形
成して、荷電粒子線露光用転写マスクを製作した。この
ようにして製作した補強枠付き荷電粒子線露光用転写マ
スクの接合歪を測定したところ、10nmであり、許容
範囲内であった。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明にかかる補強
枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法に
よれば、外周枠と補強枠とを極めて薄いガラス板を介し
て接合したので、メンブレンに発生する応力を極めて低
減させ、メンブレンに形成された微細パターンの歪を極
端に低減させることができる。
【0035】また、極めて薄いガラス板を部分的に配置
することにより、歪発生領域が小さくなるので、その効
果はさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる補強枠付き荷電粒子線露光用転
写マスクの概略図である。
【図2】一般的な荷電粒子線露光用転写マスクブランク
スの製作工程を示す図である。
【図3】一般的な荷電粒子線露光用転写マスクブランク
スのメンブレンにパターンを形成して荷電粒子線露光用
転写マスクを製作する工程を示す図である。
【図4】本発明にかかる補強枠の製作工程を示す図であ
る。
【図5】従来の補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク
の概略図である。
【図6】電子線縮小転写装置で用いられる転写マスクの
うち(a)は散乱透過マスク、(b)は散乱ステンシル
マスクの概略図であり、(c)は電子線を用いたパター
ン転写方法を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1・・・荷電粒子線露光用転写マスク 2・・・ガラス薄板 2a・・・ガラス部材 2b・・・ガラス薄片 3・・・補強枠 4・・・ガラスからなる補強枠 11・・・支持シリコン基板 12、14・・・酸化シリコン層 12a・・・酸化シリコン部 13・・・シリコン活性層(ボロン拡散) 13a・・・シリコンメンブレン 13b・・・開口パターンが形成されたシリコンメンブ
レン 15・・・窓(開口)パターン 16・・・ドライエッチング用マスク 17・・・レジストマスク 21・・・散乱透過マスク 22、32・・・メンブレン 23、33・・・支柱 24・・・散乱体パターン 27・・・感光基板 31・・・散乱ステンシルマスク 34・・・貫通孔パターン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光基板に転写すべきパターンが形成され
    たメンブレンの外周を固定してこれを支える外周枠と、
    これを補強する補強枠とを可動性イオンを含む極めて薄
    いガラス板を介して接合してなる補強枠付き荷電粒子線
    露光用転写マスク。
  2. 【請求項2】前記ガラス薄板が部分的に配置されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の補強枠付き荷電粒子線
    露光用転写マスク。
  3. 【請求項3】感光基板に転写すべきパターンが形成され
    たメンブレンとそのメンブレンの外周を固定してこれを
    支える外周枠とを有する転写マスクを用意する工程と、 前記外周枠と接合する接合予定部分に可動性イオンを含
    んだ極めて薄いガラス板が設けられた補強枠を用意する
    工程と、 前記転写マスク用の外周枠と、前記補強枠のガラス薄板
    を陽極接合法により接合する工程と、を備えた補強枠付
    き荷電粒子線露光用転写マスクの製造方法。
  4. 【請求項4】さらに、前記ガラス薄板が設けられた補強
    枠を用意する工程後、 前記ガラス薄板をガラス薄片にする工程を備えた請求項
    3記載の補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクの製造
    方法。
  5. 【請求項5】感光基板に転写すべきパターンが形成され
    るメンブレンの外周を固定してこれを支える外周枠と、
    これを補強する補強枠とを可動性イオンを含む極めて薄
    いガラス板を介して接合してなる補強枠付き荷電粒子線
    露光用転写マスクブランクス。
  6. 【請求項6】前記ガラス薄板が部分的に配置されてなる
    ことを特徴とする請求項5記載の補強枠付き荷電粒子線
    露光用転写マスクブランクス。
  7. 【請求項7】感光基板に転写すべきパターンが形成され
    るメンブレンとそのメンブレンの外周を固定してこれを
    支える外周枠とを有する転写マスク用ブランクスを用意
    する工程と、 前記外周枠と接合する接合予定部分に極めて薄い可動性
    イオンを含んだガラス板が設けられた補強枠を用意する
    工程と、 前記転写マスク用ブランクスの外周枠と、前記補強枠の
    ガラス薄板を陽極接合法により接合する工程と、を備え
    た補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクブランクスの
    製造方法。
  8. 【請求項8】さらに、前記ガラス薄板が設けられた補強
    枠を用意する工程後、 前記ガラス薄板をガラス薄片にする工程を備えた請求項
    7記載の補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクブラン
    クスの製造方法。
JP11224799A 1999-04-20 1999-04-20 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法 Pending JP2000306806A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224799A JP2000306806A (ja) 1999-04-20 1999-04-20 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法
US09/556,876 US6534222B1 (en) 1999-04-20 2000-04-19 Reticles including support frame for charged-particle-beam microlithography, and methods for making same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224799A JP2000306806A (ja) 1999-04-20 1999-04-20 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000306806A true JP2000306806A (ja) 2000-11-02

Family

ID=14581935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11224799A Pending JP2000306806A (ja) 1999-04-20 1999-04-20 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000306806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004003664A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Sony Corporation マスクおよびその検査方法並びに半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004003664A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Sony Corporation マスクおよびその検査方法並びに半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4551192A (en) Electrostatic or vacuum pinchuck formed with microcircuit lithography
JP4334832B2 (ja) 広い面積を有するメンブレンマスクおよびこれを作製する方法
US6916582B2 (en) Mask for fabrication of semiconductor devices, process for production of the same, and process for fabrication of semiconductor devices
US6534222B1 (en) Reticles including support frame for charged-particle-beam microlithography, and methods for making same
JP2725319B2 (ja) 荷電粒子線マスクの製造方法
JP3634539B2 (ja) マスク保持装置、露光装置、デバイス製造方法、及びマスク構造体
JP2000306806A (ja) 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法
US6387574B1 (en) Substrate for transfer mask and method for manufacturing transfer mask by use of substrate
JP2009231324A (ja) ステンシルマスクおよびその製造方法
JP2904145B2 (ja) 荷電ビーム描画装置用アパチャおよびその製造方法
JP2001007013A (ja) 転写マスクブランクス及びその製造方法
JPH11162823A (ja) マスク作製用部材、マスク及びそれらの製造方法
JP2000137319A (ja) マスクの作成方法ならびデバイス製造方法
JP2000349007A (ja) 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスクおよびその製造方法
JP2001068405A (ja) 駆動機構付き転写マスク及びそれを備えた電子線投影露光装置
US20030049545A1 (en) Methods for manufacturing reticles and reticle blanks exhibiting reduced warp and resist stress for use in charged-particle-beam microlithography
JP2000243692A (ja) 転写マスク用ブランクスの製造方法
US6459090B1 (en) Reticles for charged-particle-beam microlithography that exhibit reduced warp at pattern-defining regions, and semiconductor-device-fabrication methods using same
JP2000306805A (ja) 補強枠付き荷電粒子線露光用転写マスク及びその製造方法
JP2004186369A (ja) 転写マスクブランク、転写マスク並びにその転写マスクを用いた転写方法
JP2002299229A (ja) 電子線露光用レチクルブランクの作製方法及びマスク
JP2003068615A (ja) 転写マスクブランクス、その製造方法、転写マスク、その製造方法及び露光方法
JPH0562888A (ja) X線マスクおよびそれを用いたパターン転写方法
JP2000348996A (ja) ステンシルマスク、その製造方法、及びそれを用いた縮小投影露光方法
JPH11150049A (ja) マスク作製用部材、マスク及びそれらの製造方法