JP2000306489A - 電子式トリップ装置 - Google Patents

電子式トリップ装置

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JP2000306489A
JP2000306489A JP2000057428A JP2000057428A JP2000306489A JP 2000306489 A JP2000306489 A JP 2000306489A JP 2000057428 A JP2000057428 A JP 2000057428A JP 2000057428 A JP2000057428 A JP 2000057428A JP 2000306489 A JP2000306489 A JP 2000306489A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/12Automatic release mechanisms with or without manual release
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    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/02Housings; Casings; Bases; Mountings
    • H01H71/0207Mounting or assembling the different parts of the circuit breaker
    • H01H71/0228Mounting or assembling the different parts of the circuit breaker having provisions for interchangeable or replaceable parts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期遅延較正及び電圧計測切断の2つの機能
が、簡単でかつ信頼性のある方法で実行されるトリップ
装置を提供する。 【解決手段】 トリップ装置は、長期遅延トリップパラ
メータを決定するための、トリップ装置の前パネル
(2)に固定されるように設計された取り外し自在のモ
ジュール(3)を有する。固定位置では、取り外し自在
のモジュール(3)は、副部品(16)を介して可動部
品(13)に圧力を及ぼし、保護されるべき電力システ
ムの導体にトリップ装置の演算処理回路を電圧接続する
位置まで可動部品を移動する。可動部品(13)は、ば
ね(15)によって切断位置に押圧されている。部品
(13)は、回転移動又は並進移動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースと、このケ
ースの内側に配置された電子演算処理回路と、この演算
処理回路を保護されるべき電力システムの導体に接続す
るための接続手段と、取り外し自在のモジュールを有す
る、トリップパラメータ(tripping parameters)を決
定するための手段と、取り外し自在のモジュールをケー
スの前パネルに固定するための手段とを備え、取り外し
自在のモジュールが、固定位置において、演算処理回路
と接触する、電子式トリップ装置(electronic trip de
vice)に関する。
【0002】
【従来の技術】長期遅延保護パラメータ(long delay p
rotection parameters)を決定するために取り外し自在
のモジュールを用いることが、電子式トリップ装置にお
いて従来から行われてきている。幾つかのトリップ装置
は、例えば抵抗分割ブリッジ(resistive dividing bri
dge)によって電圧を計測できるように、保護されるべ
き電力システムの導体に直接的に接続された演算処理回
路を有している。変圧器を用いない、この直接的な接続
では、特に絶縁試験を行うため、断続できなければなら
ない。特定の保護装置においては、取り外し自在の装置
が前パネルに配置されており、それが取り外されたとき
に電圧接続を断続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの2つの機能(すなわち、長期遅延較正及び電圧計測
切断)を、簡単でかつ信頼性のある方法で実行すること
ができるトリップ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、接続手段が、接続位置と切断位置との間で移動自
在の可動部品をケースの内側に有し、可動部品が、接続
位置において、電力システムの導体に接続されたプリン
ト回路の第1接点と演算処理回路の電圧入力部を形成す
るプリント回路の第2接点との間を接続する可撓性接点
を有し、接続手段が、可動部品を切断位置に押圧するば
ね手段を有し、取り外し自在のモジュールが、固定位置
において、可動部品をばね手段の作用に対抗して接続位
置に押圧する、電子式トリップ装置によって達成され
る。
【0005】本発明の第1の変形例によれば、可動部品
は、回転移動自在であり、矩形断面の端部を有する回転
ピンを有し、ケースの側壁の内面には関連した案内要素
が設けられ、これら各要素は、狭幅の矩形通路と、円形
の空間とを画成する。
【0006】本発明の別の変形例によれば、ケースは、
その少なくとも一方の側壁の内面に案内リブを有し、取
り外し自在のモジュールは、副部品の一端と接触する横
方向ラグを有し、副部品は、可動部品と接触しており、
案内リブによって案内される。
【0007】本発明の別の変形例によれば、演算処理回
路は、少なくとも、前パネルの近くでケース内に配置さ
れるとともに取り外し自在のモジュールの関連した接点
と接触するように設計された端子を有する第1プリント
回路基板と、前パネルに関して後方の位置に配置される
とともに第1及び第2の接点を有する第2プリント回路
基板とを有し、可動部品は、第2プリント回路基板と前
パネルとの間に配置される。
【0008】他の利点及び特徴は、単なる非限定的な例
として提供される特定の実施の形態についての以下の説
明及び図面から更に明瞭になるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すトリップ装置は、前パ
ネル2が設けられたケース1を備えている。前パネル2
はケース1のカバーの部分を形成し、使用者によってア
クセスされる。知られた方法では、取り外し自在のモジ
ュール3がケース1の前パネル2に固定されるように設
計されている。このモジュール3により、例えばポテン
ショメータ、セレクタスイッチ、又は前パネル2上に配
置されたキーによって形成された、図1に示されていな
い設定装置と関連して長期遅延保護パラメータを決定す
ることができる。
【0010】取り外し自在のモジュール3は、更に、プ
リント回路5によって支持された演算処理回路4(図2
参照)と関連して動作する。図1では、プリント回路5
は、可撓性部品によって接続された3つのプリント回路
基板5a、5b、5cによって形成されている。このう
ち、基板5aは、前パネル2の近くに配置されており、
そのため、取り外し自在のモジュール3がトリップ装置
上の所定位置にあるとき、取り外し自在のモジュール3
の接点6(図2及び図13参照)が、演算処理回路4
(図2参照)の端子7を構成するプリント回路5の関連
部品と接触する。基板5aは、前パネル2とほぼ平行で
ある。基板5bは、前パネル2に関して後方の位置であ
ってケース1の底部近くに配置される。基板5bは、基
板5aとほぼ平行であり、第1及び第2の接点8、9を
その上面に備えている。好ましい実施の形態では、基板
5bは4対の接点を有している。各対の第1接点8は、
プリント回路5及びコネクタ10によって、保護される
べき電力システムの導体11に接続されている(図2参
照)。特に、図1に示す実施の形態では、コネクタ10
は、基板5aと基板5bとの間の中間位置に配置された
基板5cに取り付けられている。この基板5cは、トリ
ップ装置の前パネル2に対してほぼ垂直である。コネク
タ10は、ケース1の後パネルに配置された開口部12
を介して電力システムの導体11に接続される(図3参
照)。第2接点9は、演算処理回路4の電圧入力部を形
成する。
【0011】トリップ装置は、接続位置と切断位置との
間で移動自在の可動部品13を有している。可動部品1
3は可撓性接点14(図5及び図6参照)を有してい
る。これらの接点14は、接続位置において第1接点8
と第2接点9との間を接続し、これにより演算処理回路
4が電力システムの電圧を計測できるように設計されて
いる。
【0012】可動部品13は、ばね手段(可撓性手段)
によって切断位置に常に押圧されている。ばね手段は、
図1、図4及び図7に示す好ましい実施の形態では、捩
じりばね15によって形成される。取り外し自在のモジ
ュール3は、ケース1の前パネル2上で固定位置にある
とき、可動部品13を捩じりばね15の作用に対抗して
接続位置に押圧する。
【0013】好ましくは、取り外し自在のモジュール3
と可動部品13との間に副部品16を挿入する。この副
部品16(図1、図9及び図10参照)は、ケース1の
側壁の内面18に形成された案内リブ17(図1参照)
によって案内される。副部品16は、案内リブ17に沿
って、図1の垂直方向に関して第1位置と第2位置との
間で移動できる。第1位置では、固定位置にある取り外
し自在のモジュール3が、少なくとも一つの横方向ラグ
19を介して副部品16の端部20と接触している。可
動部品13と接触した副部品16は、可動部品13を接
続位置に保持する。取り外し自在のモジュール3がトリ
ップ装置の前パネル2に固定されていない場合には、可
動部品13を接続位置に保持するのに十分な圧力が副部
品16を介して可動部品13に及ぼされない。この場
合、可動部品13は捩じりばね15によって切断位置に
押圧され、副部品16をその第2位置に、すなわち図1
の上方に押圧する。副部品16の上方への移動は、好ま
しくは、内面18に配置されたストップピン21によっ
て制限される。好ましい実施の形態では、可動部品13
は回転移動可能である。可動部品13は、2つの回転ピ
ン22(図1、図4及び図5参照)を有している。これ
らの回転ピン22は、側部フランジ23に取り付けられ
ており、外方に突出している。回転ピン22は、好まし
くは、ケース1の側壁の内面18に固定された案内要素
24(図1及び図8参照)と関連して作動するように設
計された矩形断面の端部を有している。各案内要素24
は、円形の空間26内に開放した狭幅の矩形の通路25
を内面18の一方に画成している。図8は、回転ピン2
2を、対応する案内要素24に関して2つの異なる位置
で示す。第1位置では、回転ピン(図8の符号22a)
は案内要素24に挿入される準備ができている。回転ピ
ンは、幅l1がピンの端部の断面の幅l2よりも僅かに
大きく、かつこの断面の長さLよりも小さい矩形の通路
25に挿入できるように配向されている。円形の空間2
6の直径は長さLよりも僅かに大きい。これにより、回
転ピンは、通路25を通された後、円形の空間26の内
側の第2位置(図8の符号22b)にあるとき、自由に
回転することができる。
【0014】特定の実施の形態(図9及び図10参照)
では、副部品16は突出部品27を有し、この突出部品
27の下面にはリブ28が設けられ、可動部品13の関
連した側部フランジ23がこのリブ27内で摺動するこ
とができる。副部品16が捩じりばね15によって押圧
されたその第2位置すなわち上位置にあるとき、突出部
品27は可動部品13の回転を制限し、その結果、回転
ピン22は、対応する案内要素24の円形の空間26か
ら抜けなくなる。
【0015】トリップ装置は、好ましくは、単一の副部
品16を有しているが、組立品は対称的であるのがよ
い。組立品の装着を容易にするため、可動部品13は、
ストップピン29(図4及び図5参照)を、副部品16
と協働する側部フランジ23とは反対側の側部フランジ
23に有している。ストップピン29は、ケース1の関
連した壁の内面のリブ30(図3参照)と関連して作動
するように設計されている。これにより、ストップピン
29により、副部品16が設けられていない場合でも、
例えば副部品16の装着前でも、可動部品13をケース
1の内側に保持することができる。様々な構成要素のそ
れぞれの寸法、熱可塑性材料製の側部フランジ23及び
副部品16の所定の可撓性、及びストップピン21の増
大する断面等により、可動部品13及び副部品16の装
着及び取り外しを、ストップピン29、21の存在にか
かわらず、必要に応じて行うことができる。
【0016】捩じりばね15は、中央部及び2つの端部
を有している。第1の自由端は、ケース1の底部に配置
されたリブ31(図3参照)に当接するように設計され
ている。捩じりばね15の中央部は、回転ピン22の一
方の延長部に配置されており、可動部品13の対応する
側部フランジ23(図4及び図5参照)に関して内方に
突出している。捩じりばね15は、適当な固定要素によ
って可動部品13にあらかじめ位置決めされている。
【0017】図5に示す特定の実施の形態では、可動部
品13は4つの同じ可撓性接点14を支持している。こ
れらの接点14は、三相電力システムの相導体の各々及
び中性導体と中性導体11を介して関連するように設計
されている。接点14は、熱溶接又はクリッピングのい
ずれかによって可動部品13に取り付けられている。接
点14は、可動部品13の底部の保護側壁33によって
境界付けられた位置に装着されている。各接点14は、
固定ゾーン34を有し、2つの別々の可撓性接触ゾーン
35で終端している。これらの接触ゾーンのそれぞれ
は、接点8及び9と接触するように設計されている。接
触を改善するため、各接触ゾーンは、好ましくは、型打
ちによって形成できる小さなボス36をその底部に備え
ている。図15及び図16は、取り外し自在のモジュー
ル3、副部品16、可動部品13、その接点14、及び
プリント回路基板5bのそれぞれの位置を示す断面図で
ある。取り外し自在のモジュール3の固定位置(図15
参照)では、接点14は、ケース1の底部と可動部品1
3との間に配置されたプリント回路基板5bと接触して
いる。取り外し自在のモジュール3の係止解除位置(図
16参照)では、捩じりばね15が可動部品13及びそ
の接点14を切断位置に押圧する。
【0018】取り外し自在のモジュール3の特定の実施
の形態を図11乃至図14に示す。モジュール3の横方
向ラグ19は、それらの自由端に保持ラッチ37を有し
ている。これらのラッチ37により、モジュール3を係
止解除位置にあるケース1の前パネル2にしっかりと保
持することができる。モジュール3の各側に対をなして
配置された横方向ラグ19は、前パネル2の対応する穴
38を通過する(図1参照)。これらの横方向ラグ19
は、各対の2つの横方向ラグを互いに向かって移動する
ことにより、これらの横方向ラグを対応する孔38に挿
入できるようにする所定の可撓性を有している。取り外
し自在のモジュール3は、ひとたび装着された後、ねじ
39(図12参照)によって前パネル2に固定される。
ねじ39は、トリップ装置(図1参照)の前パネル2に
形成された相補的ねじ孔40にねじ込まれる。ねじ39
は、好ましくは係留型であり、ねじ39の軸線に沿って
並進するように取り外し自在のモジュール3に固定され
ている。このため、ねじ39を取り外し自在のモジュー
ル3の外面に形成された孔41を通してその螺合を解除
すると、取り外し自在のモジュール3がトリップ装置の
前パネル2に関して自動的に持ち上げられ、係止が解除
され、これにより可動部品13が切断位置に移動する。
【0019】取り外し自在のモジュール3の外面には、
セレクタスイッチ又は設定用ポテンショメータを通すた
めの孔42が従来の方法で設けられている。これらの孔
42は、トリップ装置の前パネル2の孔43と整合して
いる。演算処理回路4の部分を形成するセレクタスイッ
チ又は設定用ポテンショメータは、プリント回路5によ
って支持されている。更に、ラグ19の可撓性により、
取り外し自在のモジュール3を、固定ラッチ37にかか
わらず、完全に引き抜くことができる。
【0020】取り外し自在のモジュール3は、図13に
斜視図で示すプリント回路43を有している。取り外し
自在のモジュール3の接点6を支持するプリント回路4
3は、取り外し自在のモジュール3の底部に設けられた
適当なハウジング44の内側に配置されている。プリン
ト回路43は、ハウジング44にクリップ止めされるカ
バー45(図14参照)によって、ハウジング44内の
所定の場所に保持される。カバー45には、接点6を通
すための孔46が設けられている。更に、カバー45
は、光ガイド47を支持している。取り外し自在のモジ
ュール3が固定位置にあるとき、光ガイド47の一端
は、プリント回路5に取り付けられた演算処理回路4の
警告発光ダイオード(LED49、図2参照)と接触し
ている。警告ダイオード49は、例えば、長期遅延トリ
ップ閾値に達した場合に発光する。対応する光の情報が
光ガイド47によって、取り外し自在のモジュール3の
外面に形成された対応する孔48(図11参照)に直接
的に伝達され、これにより光インジケータを構成する。
【0021】図2は、プリント回路5と取り外し自在の
モジュール3のプリント回路43との間の電気的接続関
係を概略的に示す図である。特に、図2に示す実施の形
態では、プリント回路43は演算処理回路4の5つの端
子7に接点6で接続されている。第1の端子7は、プリ
ント回路43に形成されるとともに他の4つの端子7に
それぞれ接続された4つの導体に共通した接点に接続さ
れている。これらの導体のそれぞれは断続でき、集積さ
れた導体の数及び構成は、選択されたモジュールに関連
した長期遅延パラメータの値の4ビットエンコーディン
グと対応している。
【0022】変形例として、可動部品13をケース(図
17参照)内で並進する可動部品13aに代えることが
できる。この場合、副部品16は、可動部品13aに固
定的に取り付けられた部品16aによって形成されてい
る。図17に示す実施の形態では、取り外し自在のモジ
ュール13aを切断位置に押圧するように設計されたば
ね手段は、ケース1の適当な要素内で案内されるばね5
0によって形成されている。このばね50は、一方では
ケース1の底部に当接しており、他方では副部品16a
の縁部に当接している。取り外し自在のモジュール3が
トリップ装置の前パネル2に固定された位置では、モジ
ュール3は、副部品16a及び可動部品13aを、ケー
ス1の底部に向かってばね50の作用に抵抗して押圧す
る。ばね50は、次いで、圧縮される。接点14は、次
いで、プリント回路5bと接触する。他方、取り外し自
在のモジュール3が、図17に示すように係止解除位置
にある場合には、ばね50が中間部品である副部品16
を上方に押圧し、この副部品16aが可動部品13aを
駆動し、接点14とプリント回路5bとの間の接触を断
続する。
【0023】全ての場合において、取り外し自在のモジ
ュール3の係止解除を行うと、演算処理回路4への電圧
の入力が自動的に切断される。電圧接続の断続、特に絶
縁試験を行うための電圧接続の断続は、既存の装置で行
われているのとは異なり、使用者が前パネル2から活導
体(220V)に近付く危険なしに、取り外し自在のモ
ジュール3を係止解除することによって簡単に行われ
る。これにより、本発明による組立品は、2つの機能、
すなわち長期遅延較正及び電圧計測切断を有利に実現す
ることができる。
【0024】図1に示す実施の形態では、プリント回路
5は3つの部品で形成されており、切断位置では、電力
システムの電圧は、コネクタ10の下入力、接点8上、
及びコネクタ10と接点8との間にリンクを形成するプ
リント回路基板5cの導体だけに存在する。これらの位
置は全て、遮断器の前パネル2から所定距離のところに
配置されており、前パネル2が設けられていることによ
りこれらに近づかないように保護されており、この前パ
ネル2が取り外された場合には、コネクタ10と接点8
との間の接続導体が、好ましくは、プリント回路基板5
aとプリント回路基板5bとの間で内方に向くように配
置されたプリント回路基板5cの面に形成されているた
め、これらに近づかないように保護される。
【0025】変形例によれば、追加のプリント回路基板
を前パネル2とプリント回路基板5aとの間に配置する
ことができる。これにより、活部品に近付く危険を更に
制限することができる。この場合、接点7、発光ダイオ
ード49、設定用ポテンショメータ又はセレクタスイッ
チは、追加のプリント回路基板に配置されるか、あるい
はこのプリント回路基板に適当な通路が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトリップ装置の一実施の形態を示
す分解斜視図である。
【図2】本発明によるトリップ装置の様々な要素間の電
気的接続関係を示す概略図である。
【図3】図1に示すトリップ装置のケースの底部を示す
斜視図である。
【図4】図1に示すトリップ装置の可動部品を上方から
見た斜視図である。
【図5】図1に示すトリップ装置の可動部品を下方から
見た斜視図である。
【図6】図4及び図5に示す可動部品の接点を示す斜視
図である。
【図7】図4及び図5による可動部品のばねを示す斜視
図である。
【図8】図4及び図5に示す可動部品の回転ピンの、関
連したケースの案内要素に関する2つの位置を示す図で
ある。
【図9】図1に示すトリップ装置の副部品を前面側から
見た斜視図である。
【図10】図1に示すトリップ装置の副部品を後面側か
ら見た斜視図である。
【図11】図1に示すトリップ装置のモジュールを上方
から見た斜視図である。
【図12】図1によるトリップ装置のモジュールを下方
から見た斜視図である。
【図13】取り外し自在のモジュールの様々な要素の一
実施の形態を示す図である。
【図14】取り外し自在のモジュールの様々な要素の一
実施の形態を示す図である。
【図15】取り外し自在のモジュールの固定位置での可
動部品の接点の高さ、および図1に示すトリップ装置の
様々な要素の位置を示す断面図である。
【図16】取り外し自在のモジュールの係止解除位置で
の可動部品の接点の高さ、および図1に示すトリップ装
置の様々な要素の位置を示す断面図である。
【図17】可動部品が並進移動可能である図16の変形
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 前パネル 3 取り外し自在のモジュール 4 演算処理回路 5 プリント回路 6 接点 7 端子 8、9 接点 10 コネクタ 11 導体 13 可動部品 14 可撓性接点 15 ばね手段 16 副部品 17 案内リブ 18 内面 19 横方向ラグ 22 回転ピン 24 案内要素 25 矩形通路 26 円形の空間 32 ピン 37 固定ラッチ 39 ねじ 40 孔 47 光ガイド 49 警告発光ダイオード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース(1)と、このケース(1)の内側
    に配置された電子演算処理回路(4)と、この演算処理
    回路(4)を保護されるべき電力システムの導体(1
    1)に接続するための接続手段と、取り外し自在のモジ
    ュール(3)を有する、トリップパラメータを決定する
    ための手段と、前記取り外し自在のモジュール(3)を
    前記ケース(1)の前パネル(2)に固定するための手
    段(39、40)とを備え、前記取り外し自在のモジュ
    ール(3)が、固定位置において、前記演算処理回路
    (4)と接触する、電子式トリップ装置において、 前記接続手段は、接続位置と切断位置との間で移動自在
    の可動部品(13)を前記ケース(1)の内側に有し、
    前記可動部品(13)は、接続位置において、前記電力
    システムの導体(11)に接続されたプリント回路(5
    b)の第1接点(8)と前記演算処理回路(4)の電圧
    入力部を形成するプリント回路(5b)の第2接点
    (9)との間を接続する可撓性接点(14)を有し、前
    記接続手段は、前記可動部品(13)を切断位置に押圧
    するばね手段(15)を有し、前記取り外し自在のモジ
    ュール(3)は、前記固定位置において、前記可動部品
    (13)を前記ばね手段(15)の作用に対抗して接続
    位置に押圧する、ことを特徴とする電子式トリップ装
    置。
  2. 【請求項2】前記可動部品(13)は、回転移動自在で
    ある、ことを特徴とする請求項1記載のトリップ装置。
  3. 【請求項3】前記可動部品(13)は、矩形断面の端部
    を有する回転ピン(22)を有し、前記ケース(1)の
    側壁の内面(18)には関連した案内要素(24)が設
    けられ、これら各要素(24)は、狭幅の矩形通路(2
    5)と、円形の空間(26)とを画成することを特徴と
    する請求項2記載のトリップ装置。
  4. 【請求項4】前記可動部品(13)は、可撓性手段(1
    5)を構成する捩じりばねを固定するための追加のピン
    (32)を有する、ことを特徴とする請求項2又は3記
    載のトリップ装置。
  5. 【請求項5】前記可動部品(13)は、並進移動自在で
    ある、ことを特徴とする請求項1記載のトリップ装置。
  6. 【請求項6】前記ケース(1)は、その少なくとも一方
    の側壁の内面(18)に案内リブ(17)を有し、前記
    取り外し自在のモジュール(3)は、副部品(16)の
    一端と接触する横方向ラグ(19)を有し、前記副部品
    (16)は、前記可動部品(13)と接触しており、前
    記案内リブ(17)によって案内される、ことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか記載のトリップ装置。
  7. 【請求項7】前記取り外し自在のモジュール(3)は、
    係止解除位置において、当該モジュールが前記前パネル
    (2)にしっかりと固定された状態を保持するように設
    計された固定ラッチ(37)を有する、ことを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか記載のトリップ装置。
  8. 【請求項8】前記演算処理回路(4)は、少なくとも、
    前記前パネル(2)の近くで前記ケース(1)内に配置
    されるとともに前記取り外し自在のモジュール(3)の
    関連した接点(6)と接触するように設計された端子
    (7)を有する第1プリント回路基板(5a)と、前記
    前パネル(2)に関して後方の位置に配置されるととも
    に第1及び第2の接点(8、9)を有する第2プリント
    回路基板(5b)とを有し、前記可動部品(13)は、
    前記第2プリント回路基板(5b)と前記前パネル
    (2)との間に配置される、ことを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれか記載のトリップ装置。
  9. 【請求項9】前記取り外し自在のモジュール(3)を固
    定するための前記手段(39,40)は、前記前パネル
    (2)に形成されたねじ孔(40)と、前記取り外し自
    在のモジュール(3)にしっかりと取り付けられた相補
    的ねじ(39)とを有し、前記モジュール(3)は前記
    ねじ(39)の軸線に沿って並進する、ことを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれか記載のトリップ装置。
  10. 【請求項10】前記取り外し自在のモジュール(3)
    は、前記取り外し自在のモジュール(3)が固定位置に
    ある場合に前記演算処理回路(4)の警告発光ダイオー
    ド(49)と接触する光ガイド(47)を有する、こと
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載のトリップ
    装置。
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