JP2000305249A - ペリクルおよびレチクル異物検査装置 - Google Patents

ペリクルおよびレチクル異物検査装置

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JP2000305249A
JP2000305249A JP10925399A JP10925399A JP2000305249A JP 2000305249 A JP2000305249 A JP 2000305249A JP 10925399 A JP10925399 A JP 10925399A JP 10925399 A JP10925399 A JP 10925399A JP 2000305249 A JP2000305249 A JP 2000305249A
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pellicle
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JP10925399A
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Hajime Nakamura
中村  元
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Original Assignee
Canon Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペリクルおよびレチクル、マスク異物付着検
査装置内部のスペース効率を上げ、検査行為を簡単化
し、ごみ等の原因による不良製品、不良素子の製造を未
然に防ぐ。 【解決手段】 スキャン方式の半導体製造装置のペリク
ルおよびレチクル異物検査装置において、露光に使用す
る、露光光源、ペリクルおよびレチクル、マスク異物付
着検査と共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は半導体製造装置のペ
リクル異物付着検査装置、レチクル検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体素子を見ると微細化が進
み、半導体製造過程では本加工に伴い、本半導体を製造
する半導体露光装置、半導体製造装置についても、ます
ます微細化加工可能な環境が必要とされている。
【0003】しかしながら、前記微細化可能な環境は、
その維持費用等非常に高価な環境設備となっている。ま
た、前記半導体露光装置について使用するウエハ、原盤
であるレチクルも近年大型化の傾向にあり、本ウエハ、
レチクルを使用する装置自体も大型化の傾向があり、維
持費のかかるクリーンルーム内のスペースの大部分を占
めるようになっている。
【0004】このように、大型化していく半導体製造装
置を、スペースコストの高価な環境で使用する場合、そ
の設置面積、スペース効率が問題となる。
【0005】従来、半導体製造装置に組み込まれている
ペリクルおよびレチクル、マスク異物付着検査装置で
は、その検査を行なうステージが装置と別の温調空間に
設置されているか、または装置内の一部の空間を使用し
て露光を行なう部分とは別の検査用ステージを設置して
いた。
【0006】また、ペリクルおよびレチクル、マスク異
物付着検査で使用する光源についても、前記ペリクルお
よびレチクル、マスク異物付着検査装置の独自の光源を
持ち、かつ前記ペリクルおよびレチクル、マスク異物付
着検査装置のステージ付近に設置しなければならなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例で述べたよ
うに、微細化加工可能な環境をみると、その建設費用、
維持費用は、近年だんだん高価になり、いかにして限ら
れたスペースに多くの装置を設置するか、いかにしてス
ペース効率を上げてトータルコストを下げるかが課題と
なってきている。
【0008】前記に述べたような状況の中で使用する半
導体製造装置については、従来と変わらないような構成
となっており、ペリクルおよびレチクル、マスク異物付
着検査装置のステージと露光で使用するレチクルステー
ジをそれぞれ持ち、各動作を行なって動作している。
【0009】前記ステージについて、その両者のステー
ジを見ると露光に使用されるレチクルステージは、スキ
ャン機能のため等速で動作する事が可能でありまたペリ
クルおよびレチクル、マスク異物付着検査装置のスキャ
ンステージは固定された光源の下をレチクルを持ったス
キャンステージが移動し、同時にペリクルおよびレチク
ル、マスク上の付着ごみを検査するものであり、両者と
も同じ機能を持っているにもかかわらず、それぞれ装置
内の別の部分に位置し、装置全体の大きさを大きくする
要因となっている。
【0010】また、光源についても、実際の露光光とペ
リクルおよびレチクル、マスク異物付着検査等の照明光
の複数の光源を持ち、光源の持つスペースが増大し装置
全体を大きくする要因となっている。このため、高価な
クリーンルーム内の装置設置台数を減少させスペース効
率を悪くするという問題が発生していた。
【0011】また、検査する光源と実際に使用する光源
の波長が異なっているため、レチクルの透過部分の影響
により計測誤差が発生していた。または計測誤差を最小
とするための数々の補正を行なう事が必要となり操作、
検査行為が複雑となってしまうという問題が発生してい
た。
【0012】加えて、ペリクルおよびレチクル、マスク
を検査するステージとペリクルを実際に使用するステー
ジが異なるため、ペリクルおよびレチクル、マスク異物
付着検査終了後、露光用レチクルステージ上に搬送して
いる途中にごみ等が付着した場合、確認する手段もな
く、ごみが付着したまま露光動作を行ない不良製品、不
良素子を大量に制作してしまうというトラブルも発生し
ていた。
【0013】上記問題点に鑑み、本発明の第1の目的
は、装置内部のスペース効率を上げ装置の小形化を行な
い、クリーンルーム内のスペース効率を上げ、トータル
コストを下げる事である。
【0014】第2の目的は、検査する光源と実際に使用
する光源の波長が同一のためレチクルの透過部分の影響
がなくなり、計測誤差、計測誤差を最小とするための数
々の補正を行なう事なくペリクルおよびレチクル、マス
ク異物付着検査を行なう事が可能となり操作、検査行為
を簡単化することである。
【0015】第3の目的は、検査するステージと実際に
使用するステージを同一にし、レチクルの移動時に発生
するごみ付着の問題をなくし、また実際に使用する直前
のレチクル状態を検査するため、ごみ等の原因による不
良製品、不良素子の製造を未然に防ぐ事である。
【0016】第4の目的は、露光中も常時、ペリクル、
レチクルを検査、観察し、不良製品、不良素子の製造に
結びつくような異物の増加を把握し、ごみ等の原因によ
る不良製品、不良素子の製造を未然に防ぐ事である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究した
結果、露光に使用する露光光源、またはペリクルおよび
レチクルの駆動ステージをペリクルおよびレチクル、マ
スク異物付着検査の露光光源、またはペリクルおよびレ
チクルの駆動ステージと共用することにより上記課題が
解決されることを見出し本発明に至った。
【0018】すなわち、本発明は第1に、スキャン方式
の半導体製造装置のペリクルおよびレチクル異物検査装
置において、ペリクルおよびレチクル検査の光源として
露光光源を使用することを特徴とする。
【0019】第2に、スキャン方式の半導体製造装置の
ペリクルおよびレチクル検査装置において、ペリクルお
よびレチクル検査の駆動ステージとしてレチクルステー
ジまたはマスクステージを使用することを特徴とする。
【0020】第3に、スキャン方式の半導体製造装置の
ペリクルおよびレチクル検査装置において、半導体製造
装置の露光動作と同時にペリクルおよびレチクル異物検
査を行なうことを特徴とする。ここで、半導体製造装置
の露光動作と同時にペリクルおよびレチクル異物検査を
行なった結果をもとに、エラーを表示することができ
る。また、半導体製造装置の露光動作と同時にペリクル
およびレチクル異物検査を行なった結果を前回測定した
結果と比較してレチクル洗浄時期を表示することができ
る。
【0021】このように、本発明の半導体製造装置で
は、同一場所で露光、ペリクルおよびレチクル、マスク
異物付着検査行なうためのレチクルステージとペリクル
およびレチクル、マスク異物付着検査を行なう制御系、
ペリクルおよびレチクル、マスク異物付着検査を行なう
検出系、ペリクルおよびレチクル、マスク異物付着検査
を行なっている時に検査光がウエハに届かないようにす
るための遮光機構を持つ。
【0022】本構成において、露光を行なうためのレチ
クルはレチクルステージに搬送される。前記レチクルス
テージ上にてレチクルは露光前にペリクルおよびレチク
ル、マスク上の付着物検査を行なう。
【0023】レチクルステージ上にレチクルが搬送され
ると、レチクルステージとレンズの間にある遮光用シャ
ッターが閉じられる。これと同時に、ペリクルおよびレ
チクル、マスク異物付着検査用の検出部、制御部に起動
信号が入力され、前記検出部、制御部が動作を開始す
る。検出部、制御部の動作開始に同期し光源に同期信号
が出力され、光源がスタンバイ状態となる。
【0024】ペリクルおよびレチクル、マスク異物付着
検査制御部が検査開始の信号を出力し、前記信号に同期
し、光源が点灯を開始ペリクルおよびレチクル、マスク
異物付着検査を行なう。ペリクルおよびレチクル、マス
ク異物付着検査検出部、制御部が、ペリクルおよびレチ
クル、マスク異物付着検査を終了すると、装置はエキシ
マレーザーに発振停止信号を出力し、それと同時に、レ
ンズとスキャンステージ間にある遮光用シャッターを開
けて前記検査を行なったレチクルにて露光動作が可能な
状態する。
【0025】また、露光シーケンスが開始され、レチク
ルステージ制御部から再度ペリクルおよびレチクル、マ
スク異物付着検査用の検出部に起動信号が入力され、前
記検出部が動作を開始する。
【0026】制御部の動作に同期し、ペリクルおよびレ
チクル、マスク異物付着検査制御部が検査開始の信号を
出力し、前記信号に同期し、ペリクルおよびレチクル、
マスク異物付着検査を行なう。
【0027】露光シーケンスが終了するとペリクルおよ
びレチクル、マスク異物付着検査検出部、制御部がペリ
クルおよびレチクル、マスク異物付着検査を終了し、ペ
リクルおよびレチクル、マスク異物付着検査制御部が装
置上の表示部にエラー情報、または前回測定した測定結
果との比較し、比較値からペリクルおよびレチクル、マ
スクの洗浄時期を表示する。
【0028】
【作用】このように、装置スキャンステージ上でペリク
ルおよびレチクル、マスク異物付着検査を行なう事によ
ってペリクルおよびレチクル、マスク異物付着検査ステ
ージ専用の場所が不要となり、装置内部のスペース効率
を上げ、装置の小形化を行い、クリーンルーム内のスペ
ース効率を上げ、トータルコストを下げる事が可能とな
り、ペリクルおよびレチクル、マスク異物付着検査ステ
ージ、露光用スキャンステージ間のレチクルの移動なく
検査を行う事ができ、レチクルの移動時に発生するごみ
付着の問題をなくし、また実際に使用する直前のレチク
ル状態を検査するため、ごみ等の原因による不良製品、
不良素子の製造を未然に防ぐ事が可能となる。
【0029】加えて、検査する光源と実際に使用する光
源の波長が同一のためレチクルの透過部分の影響がなく
なり、計測誤差、計測誤差を最小とするための数々の補
正を行う事なくペリクルおよびレチクル、マスク異物付
着検査を行う事が可能になり、露光中も常時ペリクル、
レチクルを検査、観察し、不良製品、不良素子の製造に
結びつくような異物の増加を把握し、ごみ等の原因によ
る不良製品、不良素子の製造を未然に防ぐ事が可能とな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。
【0031】
【実施例】[実施例1]図1は、実施例1の半導体製造
装置のレチクルスキャンステージ回りを示した図であ
る。図2はレチクルスキャンステージと遮光用シャッタ
ーの関係を示した図である。図3(a)、(b)はペリ
クル上の異物の付着を測定を示した図である。図4は本
実施例の動作シーケンスを示したフローチャート図であ
る。
【0032】図1に示すように、本半導体製造装置は半
導体パターンの焼き付けを行なうためのレチクル3と前
記レチクル3を固定する装置上のレチクルスキャンステ
ージ4、前記レチクルスキャンステージ4にレチクル3
を搬送するためのレチクル搬送部1を持ち、レチクル搬
送部1から搬送されたレチクル3をレチクルスキャンス
テージ4は真空吸着しスキャンステージ4上に固定して
いる。レチクルスキャンステージ4は図1上、左右方向
に移動スキャンを行ない、レチクル3上の描写パターン
をウエハ(不図示)上に露光する。
【0033】スキャンステージ3上にはペリクル異物付
着検査のためのペリクル異物付着検査検出部2a、2b
がレチクル3を向いて設置されている。前記ペリクル異
物付着検査検出部2a、2bにはスキャン露光のための
スキャンスリットに相当するスリット絞りが取り付けて
ある。
【0034】レチクルスキャンステージ4の下部にはペ
リクル異物付着検査時に検査使用光が、ウエハに悪影響
を及ぼさないように遮光シャッター5が取り付けられて
いる。遮光用シャッター5の下部には露光を行なうため
の投影レンズ6が位置している。
【0035】また、前記ペリクル異物付着検査検出部2
a、2bに挟まれるような位置にエキシマレーザーの露
光光を均一にするための照明系レンズ7が位置してい
る。本装置の照明光源であるエキシマレーザー光は、エ
キシマレーザーへッド11にて発射され前記照明系レン
ズ7に導かれる。
【0036】8はペリクル異物付着検査検出部2a、2
bから出力された信号を増幅、フィルターリングするた
めのプリアンプ部で、本プリアンプ部8において信号増
幅、およびS/N比をよくするための処理を行なってい
る。
【0037】プリアンプ部8から出力された信号は、ペ
リクル異物付着検査制御部10に入力される。また、前
記ペリクル異物付着検査制御部10には遮光用シャッタ
ー5の位置確認信号、エキシマレーザーへッド11から
のスタンバイ信号が入力される。ペリクル異物付着検査
制御部10はマザーボード19上に位置し、前記マザー
ボード19上においてスキャンステージ4の制御部9、
装置状態表示を行なうためのインターフェイス部12と
データーバスを通じて信号のやり取りが行なわれるよう
になっている。
【0038】装置状態表示を行なうためのインターフェ
イス部12にはマンマシーンインターフェイスとしてコ
ンソール表示機13が接続されている。
【0039】図2に示すように、遮光用シャッター5は
レチクルスキャンステージ4の駆動コイル4a、4bに
挟まれるような形で存在する。遮光用シャッター5は駆
動用モーター17で駆動され、本遮光用シャッター5の
位置確認フォトセンサー18で確認される。前記駆動用
モーター17とフォトセンサー18はそれぞれペリクル
異物付着検査制御部10に接続される。
【0040】以下、図4を使用して本実施例の動作につ
いて説明する。レチクル搬送部1によりレチクルスキャ
ンステージ4に搬送されたレチクル3はレチクルスキャ
ンステージ4上に真空吸着され固定される(ステップ1
01)。レチクル3がスキャンステージ4上に固定され
ると、ペリクル異物付着検査制御部10は装置のマンマ
シーンインターフェイス部12の情報により、本レチク
ルはペリクル異物付着検査を行なうレチクルかまたは検
査せずそのまま露光処理を行なうレチクルかを判断する
(ステップ102)。
【0041】ペリクル異物付着検査を行なわない場合、
遮光シャッター5の状態を確認し閉状態であれば遮光用
シャッター5を開き、スキャンステージ4の初期化をへ
て、露光動作を行なう(ステップ110、111、11
2、113)。
【0042】ペリクル異物付着検査を行なうレチクルで
あれば、ペリクル異物付着検査制御部10は遮光シャッ
ター位置確認フォトセンサー18の出力信号を入力し、
遮光シャッター5の状態を確認する(ステップ10
3)。
【0043】遮光シャッター位置確認フォトセンサー1
8にて、遮光用シャッター5が開状態と検知した場合、
ペリクル異物付着検査制御部10は遮光シャッター位置
確認フォトセンサー18の出力を確認しながら、遮光用
シャッター5の駆動モーター17を駆動し、遮光シャッ
ター5を閉状態にする(ステップ104)。
【0044】遮光用シャッター5が閉状態と検知した場
合、前記遮光シャッターの駆動動作(ステップ104)
をスキップする。遮光シャッター位置確認フォトセンサ
ー18で遮光シャッター5が閉状態である事を確認する
と、ペリクル異物付着検査制御部10はマザーボード1
9を通してスキャンステージ制御部9に初期位置への移
動コマンドを、エキシマレーザーへッド11にはレーザ
ー光を発光させるためのスタンバイ信号を事前に出力す
る。
【0045】スキャンステージ制御部9は初期位置への
移動コマンドを受けると、レチクルスキャンステージ4
を付着物計測のため初期位置へ移動させる(ステップ1
05)。
【0046】レチクルスキャンステージ4が初期位置へ
の移動が完了し、かつエキシマレーザーへッド11がス
タンバイ状態になると、ペリクル異物付着検査制御部1
0は付着物の検査を開始、エキシマレーザーへッド11
に信号を出力しエキシマレーザーを発光させる。これと
同時に、スキャンステージ制御部にスキャン動作開始コ
マンドを出力し付着物検査を行なう(ステップ10
6)。
【0047】付着物検査について図3(a)、(b)を
用いて説明する。図3(a)に示されるように、エキシ
マレーザーへッド11から出力されたレーザー光20は
照明系7を通過しレチクル3へ導かれる。本レーザー光
20の下を検査するレチクル3がスキャンステージ4と
ともにスキャンする。
【0048】図3(b)に示されるように、レチクル3
上のペリクル14に付着物15がある場合、レーザー光
20は付着物15において拡散される。エキシマレーザ
ーの場合この拡散光として蛍光が発せられる。
【0049】ペリクル異物付着検査検出部2a、2bに
おいてスキャン露光のためのスキャンスリットに相当す
るスリット絞りが取り付けてあるため、露光エリア外の
蛍光を検知する事なく、露光エリア内のごみから発せら
れ、プリアンプ部8で増幅された信号と、スキャンステ
ージ制御部19からの出力されるスキャンステージ4の
位置でペリクル異物付着検査制御部10は、付着物15
の位置を検知するのと同時にマンマシーンインターフェ
イス部12を通し表示部13に検知したごみの位置をグ
ラフィカルに表示する。
【0050】前記検査したデーターにより、ごみの個
数、大きさ等の条件により、検査不合格となった場合、
マンマシーンインターフェイス部12の情報によりその
まま確認の露光を行なうか、回収するかが決定される
(ステップ107、108、109)。
【0051】検査合格となった場合、または確認の露光
を行なう場合は、遮光用シャッター5を開け(ステップ
111)、前記シーケンスの112に相当するステージ
初期化(ステップ112)を行ない、露光動作に入る。
この時、マンマシーンインターフェイス部12を通し
て、露光状態に入った事を表示する。
【0052】[実施例2]実施例2は実施例1と構成は
同じであるが、検査のシーケンスが異なる。以下、図
1、図3、図4を使用して本実施例の動作について説明
する。レチクル搬送部1によりレチクルスキャンステー
ジ4に搬送されたレチクル3は、レチクルスキャンステ
ージ4上に真空吸着され固定される。レチクル3がスキ
ャンステージ4上に固定されると、遮光シャッター5の
状態を確認し閉状態であれば、遮光用シャッター5を開
き、スキャンステージ4の初期化をへて、露光動作を行
なう。これと同時にペリクル異物付着検査部10は、装
置のマンマシーンインターフェイス部12の情報によ
り、本レチクルは露光中にペリクル異物付着検査を行な
うレチクルか、または検査せずそのまま露光処理を行な
うレチクルかを判断する。そのまま露光動作を行なう。
【0053】ペリクル異物付着検査を行なうレチクルで
あれば、ペリクル異物付着検査制御部10はマザーボー
ド19を通して、スキャンステージ制御部9から駆動開
始のトリガー信号、スキャンステージの位置情報を、ま
たエキシマレーザーへッド11からは、レーザー光を発
光開始信号を受け取る。
【0054】スキャンステージ制御部9は、エキシマレ
ーザーヘッド11と同期を取りながら露光動作に入る
と、ペリクル異物付着検査制御部10は付着物の検査を
開始する。
【0055】付着物検査について図3(a)、(b)を
用いて説明する。図3(a)に示されるように、エキシ
マレーザーヘッド11から出力されたレーザー光20は
照明系7を通過しレチクル3へ導かれる。本レーザー光
20の下を検査するレチクル3が、スキャンステージ4
とともにスキャンする。
【0056】図3(b)に示されるように、レチクル3
上のペリクル14に付着物15がある場合、レーザー光
20は付着物15において拡散される。エキシマレーザ
ーの場合、この拡散光として蛍光が発せられる。
【0057】本蛍光をスリットでペリクル異物付着検査
検出部2a、2bにおいて露光エリア内の本拡散光を検
出しプリアンプ部8で増幅された信号と、スキャンステ
ージ制御部19からの出力されるスキャンステージ4の
位置で、ペリクル異物付着検査制御部10は付着物15
の位置を検知するのと同時に、マンマシーンインターフ
ェイス部12を通し表示部13に検知したごみの位置を
グラフィカルに表示する。
【0058】前記検査したデーターにより、ごみの個
数、大きさ等の条件により、露光された製品が不良製品
となりうる場合、マンマシーンインターフェイス部12
にエラー表示を行なう。
【0059】また、前記検査したデーターによりごみの
個数、大きさ等の条件により露光された製品が不良製品
とならない場合においても、前回の測定データーと比較
を行ない、レチクル洗浄時期を予想し、マンマシーンイ
ンターフェイス部12に表示を行なう。
【0060】[実施例3]以下、本実施例を説明する。
図5は本発明の実施例3である半導体製造装置のレチク
ルスキャンステージ回りを示した図である。図5に示す
ように、実施例1との違いは、検査用の投光光源は、露
光光源から採っているが、途中でイメージガイド21に
よって、レチクルステージの上のレチクルを斜投光して
いる点である。
【0061】実施例1と同じく、本半導体製造装置は、
半導体パターンの焼き付けを行なうためのレチクル3
と、前記レチクル3を固定する装置上のレチクルスキャ
ンステージ4、前記レチクルスキャンステージ4にレチ
クル3を搬送するためのレチクル搬送部1を持ち、レチ
クル搬送部1から搬送されたレチクル3を、レチクルス
キャンステージ4は真空吸着し、スキャンステージ4上
に固定している。
【0062】レチクルスキャンステージ4は図1上、左
右方向に移動スキャンを行ないレチクル3上の描写パタ
ーンをウエハ(不図示)上に露光する。
【0063】スキャンステージ3上には、ペリクル異物
付着検査のためのペリクル異物付着検査検出部2が、レ
チクル3を向いて設置されている。前記ペリクル異物付
着検査検出部2に対向する位置に、投光部であるイメー
ジガイド21が設置されている。本イメージガイド21
の入射光側には、照明系内の切換えミラー22が置か
れ、露光光源からの光を露光照明系に導くか、またはイ
メージガイド上に導くかを切り替えている。
【0064】レチクルスキャンステージ4の下部には、
ペリクル異物付着検査時に検査使用光がウエハに悪影響
を汲ぼさないように遮光シャッター5が取り付けられて
いる。遮光用シャッター5の下部には、露光を行なうた
めの照明系レンズ6が位置している。
【0065】また、エキシマレーザーの露光光を均一に
するための照明系レンズ7の横にレチクル3を向いて、
前記ペリクル異物付着検査検出部2が位置している。本
装置の照明光源であるエキシマレーザー光はエキシマレ
ーザーヘッド11にて発射され、前記照明系レンズ7に
導かれる。
【0066】8はペリクル異物付着検査検出部2から出
力された信号を増幅、フィルターリングするためのプリ
アンプ部で、本プリアンプ部8において信号増幅、およ
びS/N比をよくするための処理を行なっている。
【0067】プリアンプ部8から出力された信号は、ペ
リクル異物付着検査制御部10に入力される。また、前
記ぺリクル異物付着検査制御部10には、遮光用シャッ
ター5の位置確認信号、エキシマレーザーへッド11か
らのスタンバイ信号が入力される。ペリクル異物付着検
査制御部10はマザーボード19上に位置し、前記マザ
ーボード19上においてスキャンステージ4の制御部
9、装置状態表示を行なうためのインターフェイス部1
2とデーターバスを通じて信号のやり取りが行なわれる
ようになっている。
【0068】装置状態表示を行なうためのインターフェ
イス部12には、マンマシーンインターフェイスとして
コンソール表示機13が接続されている。
【0069】実施例1と同じように、遮光用シャッター
5はレチクルスキャンステージ4の駆動コイル4a、4
bに挟まれるような形で存在する。遮光用シャッター5
は駆動用モーター17で駆動され、本遮光用シャッター
5の位置確認フォトセンサー18で確認される。
【0070】前記駆動用モーター17とフォトセンサー
18は、それぞれペリクル異物付着検査制御部10に接
続される。
【0071】以下、図6を使用して本実施例の動作につ
いて説明する。レチクル搬送部1によりレチクルスキャ
ンステージ4に搬送されたレチクル3は、レチクルスキ
ャンステージ4上に真空吸着され固定される。レチクル
3がスキャンステージ4上に固定されると、ペリクル異
物付着検査制御部10は装置のマンマシーンインターフ
ェイス部12の情報により、本レチクルはペリクル異物
付着検査を行なうレチクルか、または検査せずそのまま
露光処理を行なうレチクルかを判断する。
【0072】ペリクル異物付着検査を行なわない場合、
遮光シャッター5の状態を確認し、閉状態であれば遮光
用シャッター5を開き、スキャンステージ4の初期化を
へて露光動作を行なう。
【0073】ペリクル異物付着検査を行なうレチクルで
あれば、ペリクル異物付着検査制御部10は、遮光シャ
ッター位置確認フォトセンサー18の出力信号を入力
し、遮光シャッター5の状態を確認する。
【0074】遮光シャッター位置確認フォトセンサー1
8にて、遮光用シャッター5が開状態と検知した場合、
ペリクル異物付着検査制御部10は遮光シャッター位置
確認フォトセンサー18の出力を確認しながら、遮光用
シャッター5の駆動モーター17を駆動し、遮光シャッ
ター5を閉状態にする。
【0075】遮光用シャッター5が閉状態と検知した場
合、前記遮光シャッターの駆動動作をスキップする。
【0076】遮光シャッター位置確認フォトセンサー1
8で、遮光シャッター5が閉状態である事を確認する
と、それと同時に、光路を切り換えるためのミラー22
を駆動し、露光に使用する光りをイメージガイド21の
入射側に導く。またペリクル異物付着検査制御部10は
マザーボード19を通して、スキャンステージ制御部9
に初期位置への移動コマンドを、エキシマレーザーへッ
ド11にはレーザー光を発光させるためのスタンバイ信
号を事前に出力する。
【0077】スキャンステージ制御部9は、初期位置へ
の移動コマンドを受けると、レチクルスキャンステージ
4を付着物計測のため初期位置へ移動させる。レチクル
スキャンステージ4が初期位置への移動が完了し、かつ
エキシマレーザーヘッド11がスタンバイ状態になる
と、ペリクル異物付着検査制御部10は付着物の検査を
開始、エキシマレーザーへッド11に信号を出力し、エ
キシマレーザーを発光させる。これと同時に、スキャン
ステージ制御部にスキャン動作開始コマンドを出力し、
付着物検査を行なう。
【0078】付着物検査について図6(a)、(b)を
用いて説明する。図6(a)に示されるように、エキシ
マレーザーヘッド11から出力されたレーザー光20
は、イメージガイド21を通過しレチクル3へ導かれ
る。この時イメージガイド21の出射口はスキャンステ
ージの露光スリットと等価の位置、等価の面積を照明す
るために長方形の形をしている。イメージガイド21か
ら出射されたレーザー光20の下を検査するレチクル3
がスキャンステージ4とともにスキャンする。
【0079】図6(b)に示されるように、レチクル3
上のペリクル14に付着物15がある場合、レーザー光
20は付着物15において拡散される。エキシマレーザ
ーの場合、この拡散光として蛍光が発せられる。
【0080】ペリクル異物付着検査検出部2において、
スキャン露光のためのスキャンスリットに相当するスリ
ット絞りが取り付けてあるため、露光エリア外の蛍光を
検知する事なく、露光エリア内のごみから発せられた拡
散光を検出し、プリアンプ部8で増幅された信号と、ス
キャンステージ制御部19からの出力されるスキャンス
テージ4の位置で、ペリクル異物付着検査制御部10
は、付着物15の位置を検知するのと同時に、マンマシ
ーンインターフェイス部12を通し、表示部13に検知
したごみの位置をグラフィカルに表示する。
【0081】前記検査したデーターにより、ごみの個
数、大きさ等の条件により、検査不合格となった場合、
マンマシーンインターフェイス部12の情報によりその
まま確認の露光を行なうか、回収するかが決定される。
【0082】検査合格となった場合、または確認の露光
を行なう場合は、遮光用シャッター5を開け、前記シー
ケンスの112に相当するステージ初期化を行ない露光
動作に入る。この時、マンマシーンインターフェイス部
12を通して露光状態に入った事を表示する。
【0083】
【デバイス生産方法の実施例】次に上記説明したペリク
ルおよびレチクル検査装置を有する露光装置を利用した
デバイスの生産方法の実施例を説明する。図7は微小デ
バイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、
CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシーン等)の製造
のフローを示す。ステップ1(回路設計)ではデバイス
のパターン設計を行なう。ステップ2(マスク製作)で
は設計したパターンを形成したマスクを製作する。一
方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコンやガラス等
の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハ
プロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウ
エハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実
際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後
工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを
用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工
程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)で
はステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テ
スト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を
経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ
7)される。
【0084】図8は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明したペリクルおよびレチ
クル検査装置を有する露光装置によってマスクの回路パ
ターンをウエハに焼付露光する。ステップ17(現像)
では露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチ
ング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。
ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで
不要となったレジストを取り除く。これらのステップを
繰り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回路パ
ターンが形成される。
【0085】本実施例の生産方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光に使用する装置スキャンステージ上でペリクル異物
付着検査を行なう事によって、ペリクル異物付着検査ス
テージ専用の場所が不要となり、装置内部のスぺース効
率を上げ、装置の小形化を行ないクリーンルーム内のス
ペース効率を上げ、トータルコストを下げる事が可能と
なり、ペリクル異物付着検査ステージ、露光用スキャン
ステージ間のレチクルの移動なく、検査を行なう事がで
き、レチクルの移動時に発生するごみ付着の問題をなく
し、また実際に使用する直前のレチクル状態を検査する
ため、ごみ等の原因による不良製品、不良素子の製造を
未然に防ぐ事が可能となる。
【0087】加えて、検査する光源と実際に使用する光
源の波長が同一のため、レチクルの透過部分の影響がな
くなり、計測誤差、計測誤差を最小とするための数々の
補正を行なう事なくペリクル異物付着検査を行なう事が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である半導体製造装置のレチ
クルスキャンステージ回りを示した図である。
【図2】レチクルスキャンステージと遮光用シャッター
の関係を示した図である。
【図3】ペリクル上の異物の付着を測定を示した図であ
る。
【図4】本実施例の動作シーケンスを示したフローチャ
ート図である。
【図5】本発明の第3実施例である半導体製造装置のレ
チクルスキャンステージ回りを示した図である。
【図6】ペリクル上の付着を測定を示した図である。
【図7】微小デバイスの製造のフローを示す。
【図8】ウエハプロセスの詳細なフローを示す。
【符号の説明】
1:レチクル搬送部、2、2a、2b:ペリクル異物付
着検査のためのペリクル異物付着検査検出部、3:レチ
クル、4:レチクルスキャンステージ、4a、4b:レ
チクルスキャンステージ4の駆動コイル、5:遮光シャ
ッター、6:投影レンズ、7:照明系レンズ、8:プリ
アンプ部、9:スキャンステージ4の制御部、10:ペ
リクル異物付着検査制御部、11:エキシマレーザーへ
ッド、12:インターフェイス部、13:マンマシーン
インターフェイスとしてコンソール表示部、14:ペリ
クル、15:付着物、16:ペリクル枠、17:遮光用
シャッター5の駆動用モーター、18:遮光用シャッタ
ー5の位置確認フォトセンサー、19:マザーボード、
20:レーザー光、21:イメージガイド、22:光路
切り換え用ミラー、101〜113:ソフトのステッ
プ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャン方式の半導体製造装置のペリク
    ルおよびレチクル異物検査装置において、ペリクルおよ
    びレチクル検査の光源として露光光源を使用することを
    特徴とするペリクルおよびレチクル異物検査装置。
  2. 【請求項2】 スキャン方式の半導体製造装置のペリク
    ルおよびレチクル検査装置において、ペリクルおよびレ
    チクル検査の駆動ステージとしてレチクルステージまた
    はマスクステージを使用することを特徴とするペリクル
    およびレチクル異物検査装置。
  3. 【請求項3】 スキャン方式の半導体製造装置のペリク
    ルおよびレチクル検査装置において、半導体製造装置の
    露光動作と同時にペリクルおよびレチクル異物検査を行
    なうことを特徴とするペリクルおよびレチクル異物検査
    装置。
  4. 【請求項4】 スキャン方式の半導体製造装置のペリク
    ルおよびレチクル検査装置において、半導体製造装置の
    露光動作と同時にペリクルおよびレチクル異物検査を行
    なった結果をもとに、エラーを表示することを特徴とす
    る請求項3記載のペリクルおよびレチクル異物検査装
    置。
  5. 【請求項5】 スキャン方式の半導体製造装置のペリク
    ルおよびレチクル検査装置において、半導体製造装置の
    露光動作と同時にペリクルおよびレチクル異物検査を行
    なった結果を前回測定した結果と比較してレチクル洗浄
    時期を表示することを特徴とする請求項3記載のペリク
    ルおよびレチクル異物検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のペ
    リクルおよびレチクル検査装置を有する露光装置を用い
    てデバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6734445B2 (en) * 2001-04-23 2004-05-11 Intel Corporation Mechanized retractable pellicles and methods of use
JP2015165324A (ja) * 2009-09-24 2015-09-17 エーエスエムエル ホールディング エヌ.ブイ. 時間差レチクル検査

Cited By (3)

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