JP2000304706A - 容器内の異物の検査装置およびその検査方法 - Google Patents

容器内の異物の検査装置およびその検査方法

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JP2000304706A JP11118384A JP11838499A JP2000304706A JP 2000304706 A JP2000304706 A JP 2000304706A JP 11118384 A JP11118384 A JP 11118384A JP 11838499 A JP11838499 A JP 11838499A JP 2000304706 A JP2000304706 A JP 2000304706A
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智良 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の異物を確実に検出できる検査装置お
よびその検査方法を実現すること。 【解決手段】 照明光源2は、容器32に対して検査カ
メラ1と反対側の位置に配置されている。また、容器3
2と照明光源2との間に第1偏光板3が、容器32と検
査カメラ1との間に第2偏光板4がそれぞれ配置され
る。第1偏光板3と第2偏光板4とは互いに対向してお
り、偏光角度60°〜120°の範囲で、相対的にずれ
ている。検査時に、照明光源2を点灯させて、容器32
を正面から照射した状態で検査カメラ1で撮像すると、
溶解液が暗くうつる一方で、異物は光る。異物のみが、
周囲とはっきり区別して見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液を収容する容器
内の異物を検査する検査装置およびその検査方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】医療現場では、粉末状の薬剤と、溶解液
とを別々の部屋に入れ、両室を隔てているシール部を使
用時に破って薬剤を溶解液に混入させる、透明な合成樹
脂で作られた可撓性複室容器が利用されている(特開平
4−364850号公報参照)。図1を参照して、この
可撓性複室容器(以下単に「容器」という。)32は、
たとえば、シート状、チューブ状のフィルム33を、所
定形状に裁断した後、その一対のフィルム33,33
(たとえば厚み200μm程度)の所定部分33a,3
3aをヒートシールで接合して製造される。ヒートシー
ルによって、溶解液が収容される液収容部34,34が
区画され、また口部材35が取り付けられる。
【0003】口部材35はたとえば樹脂製であり、この
口部材35は略円筒状である。溶解液の注入は、たとえ
ばノズル38を差し込んで行う。溶解液注入後は、口部
材35にゴム栓36が嵌められ、キャップ37が被せら
れて、溶解液が封入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このノズル
38の先端は、口部材35に差し込み易いように鋭利で
ある場合が多い。このため、溶解液の注入の際に、口部
材35を引っ掻き、その引っ掻き片が容器内に入り込ん
でしまうおそれがある。また、引っ掻き片だけでなく、
容器内への他の異物の混入を確実に防がなければならな
い。
【0005】よって、輸液バッグの製造者は、溶解液を
容器内に封入した後、検査する必要がある。しかし、口
部材35の引っ掻き片は細長いため、肉眼で引っ掻き片
を検出することは困難である。また、光源とカメラとを
容器に対して互いに反対側に設置し、光源で液体を照射
し、その透過光をカメラで撮影する方法も考えられる
が、容器32や溶解液はともに透明である場合が多く、
このとき明度のコントラストが十分にとれず、異物検出
が困難である。
【0006】そこで、本発明は、容器内の異物を確実に
検出できる検査装置およびその検査方法を実現すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の容器内の異物の
検査装置は、液を収容する容器内の異物を検査する装置
であって、容器に対して光を照射するための照明光源
と、容器と照明光源との間に配置された第1偏光板と、
容器に対して照明光源とは反対側に配置された第2偏光
板とを備え、第1偏光板と第2偏光板とは、偏光角度6
0°〜120°の範囲で、相対的にずれていることを特
徴とするものである(請求項1)。
【0008】本発明によれば、一対の偏光板が偏光角度
60°〜120°の範囲で相対的にずれているので、照
明光源から照射される光が一対の偏光板によって遮ら
れ、検査時に、容器や液は暗くなる。一方、容器内の異
物は、暗くならない。よって、周りは暗くなって異物が
浮きたつので、異物が容器内のどこにあっても検出する
ことができる。
【0009】上記容器は、可撓性を有する偏平樹脂容器
を含んでいれば好ましい(請求項2)。また、上記容器
は、樹脂製のボトルを含んでいてもよい(請求項5)。
樹脂製のボトルであっても、その中に含まれている異物
を確実に検出することができる。ところで、可撓性の樹
脂容器の表面は滑らかではなく、部分的に屈曲してい
る。このため、照明光源から照明を当てると、偏平容器
の表面で光が屈折し、容器が部分的に光る。このよう
に、容器内の異物を適切に検出することが困難な場合も
考えられる。
【0010】そこで、検査時に、上記偏平樹脂容器を挟
んで、偏平樹脂容器の表面形状をスムーズにする一対の
押さえ板を、さらに備えていれば好ましい(請求項
3)。一対の押さえ板によって樹脂容器の表面をまんべ
んなく押圧することで、検査時の光の乱反射をなくすこ
とができ、検出すべき異物だけが浮きだつ。また、上記
異物は、上記偏平樹脂容器の口部分の引っ掻き片を含む
(請求項4)。肉眼では捉えることが困難な引っ掻き片
であっても、確実に検出できる。
【0011】また、検査時に、上記容器は垂直姿勢にさ
れており、上記第1偏光板および上記第2偏光板は、容
器の側方にそれぞれ位置していれば好ましい(請求項
6)。この場合には、検査面と液面とがほぼ直交するた
めに、検査時には液面がほぼ線状に見える。異物は液面
上に浮遊することが多いので、予め容器内の異物が検出
できる部位を特定することができ、異物の検出が行いや
すい。加えて、容器内の液面が検査面上にないために乱
反射が起こらず、良好に異物の検出が行える。
【0012】さらに、容器内を撮像するための検査カメ
ラをさらに備え、当該検査カメラが容器に対して照明光
源と反対側に配置されていれば好ましい(請求項7)。
検査カメラは、照明光源によって照射された容器内を撮
像して、異物の検査を行う。また、上記第1偏光板と上
記容器との間、および容器と上記第2偏光板との間のう
ち少なくとも一方には、容器に照射する光量、または容
器を介して照射される光量を調節するための絞り部材が
配置されていれば好ましい(請求項8)。照明光源から
の光量が多いと検査時に容器全体が光ってしまうが、絞
り部材によって容器の検査範囲を限定すれば、より確実
に異物の検出を行うことができる。
【0013】この絞り部材は、たとえば、照明光源から
照射された光等が通過する開口を備えている。この場
合、容器または絞り部材を順次ずらしていくことによっ
て、容器全領域で異物の検出を行うことができる。ま
た、本発明の容器内の異物の検査方法は、液を収容する
容器に対して光を照射するための照明光源と、容器と照
明光源との間に配置された第1偏光板と、容器に対して
照明光源とは反対側に配置された第2偏光板とを備え、
第1偏光板と第2偏光板とは、偏光角度60°〜120
°の範囲で、相対的にずれて配置された検査装置を用い
て、容器内の異物を検査する方法であって、容器を第1
偏光板と第2偏光板との間に配置するステップと、容器
内に付着する水滴および液の気泡を除去するために、容
器の揺動を行うステップと、異物を検出するために、容
器内の観察を行う観察ステップと、を含むことを特徴と
するものである(請求項9)。
【0014】この構成であれば、容器を揺動させて、容
器に付着する水滴および液の気泡を除去した後に、容器
内を観察して異物の検出を行うので、検出時に、照明が
当てられて水滴や気泡が浮きだつことがなく、確実に異
物の検出を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の一実施形態について詳細に説明する。図2は、本
発明にかかる検査装置で容器内を検査している状態を示
す図である。容器内の異物の検査装置は、容器32中の
液を撮像する検査カメラ1と、容器32に対して検査カ
メラ1と反対側の位置に置かれた照明光源2と、容器3
2と照明光源2との間に配置された直線偏光特性を示す
第1偏光板3と、容器32と検査カメラ1との間に配置
された直線偏光特性を示す第2偏光板4と、表示装置5
とを備えている。
【0016】容器32は、たとえば、抗生物質などの粉
剤と、溶解液とを別々の部屋に入れたポリエチレン等の
透明な合成樹脂で作られた可撓性複室容器である。この
容器32を輸液バッグに利用する。容器32は、たとえ
ば、1対のフィルム33,33をシートヒールで接合さ
せることによって製造される。このため、液収容部34
の周縁部分34aのフィルム33,33は、凸凹になっ
ている(図1,図3参照)。
【0017】検査カメラ1は、たとえばCCDカメラの
ように信号処理が容易にできるカメラであることが好ま
しい。検査カメラ1は、2次元エリアセンサであって
も、1次元ラインセンサであってもよい。照明光源2
は、4本の細長い蛍光灯を平行に並べ、その上にすりガ
ラス等を介在させて光を拡散させるようにしたものであ
って、面光源として機能する。この照明光源2は、照明
台6内に収容されている。
【0018】第1偏光板3は、照明台6の前面(図2で
示す右面)に配置されている。また、第1偏光板3と所
定間隔を介して、第2偏光板4が平行に配置されてい
る。この第2偏光板4は、照明台6の前面から前方(図
2で示す右方向)に延びる一対の支持棒7,7(図2で
は一方のみ図示)によって支持されており、第1偏光板
3と対向している。第2偏光板4は、第1偏光板3と、
偏光角度60°〜120°の範囲で、相対的にずれてい
る。照明台6から照明光源2が第1偏光板3を通して容
器32を正面から照射するようになっている。
【0019】図4は、容器32、照明光源2、第1偏光
板3および第2偏光板4の外観構成を示す斜視図であ
る。照明台6の上方には、たとえば一方向に延びるレー
ル9が設けられている。このレール9に、容器32が吊
り下げられる。容器32を、一対の押さえ板8,8に挟
んだ状態で容器32内の異物の検査が行われる。
【0020】一対の押さえ板8,8は、容器32を挟ん
で、容器32の表面を理想形状に矯正するためのもので
ある。両押さえ板8,8は、容器32を挟んだ状態で、
第1偏光板3と第2偏光板4との間に配置され、照明台
6の照明光源2が、押さえ板8を通して容器32を正面
から照明するようになっている。各押さえ板8は、互い
に同じ構成にされている。
【0021】図5(a)は、押さえ板8の構成を示す斜
視図であり、図5(b)は、図5(a)を、切断線A−
Aで切断したときの断面図である。押さえ板8は、たと
えば透明なアクリル板より構成されている。押さえ板
8,8には、一方面に凹部10が形成されている。一対
の押さえ板8,8の一方面同士を重ね合わせた状態で、
凹部10は容器32の液収容部34の理想形状となる。
【0022】図6に示すように一対の押さえ板8,8で
溶解液を収容した容器32を挟めば、液収容部34のフ
ィルム33,33が均一に押圧されて、液収容部34の
周縁部分34aの凹凸がなくなる(図7参照)。このた
め、検査カメラ1による撮像時に、凹凸に起因する乱反
射を防ぐことができる。また、押さえ板8,8にアクリ
ル板を用いるために、任意の形状に加工し易い。なお、
この押さえ板8,8としては、透明なものであればガラ
ス板その他のものを適用することができる。
【0023】以上説明した容器内の異物の検査装置によ
って、容器32中の溶解液を検査するときには、一対の
押さえ板8,8で容器32を挟み、その状態のまま固定
し、垂直姿勢のままレール9に吊る。そして、吊られた
容器32を第1偏光板3と第2偏光板4との間に送る。
次に、容器32の揺動を行う。この揺動は、作業者が、
手作業で行う。容器32の一方面で揺動を行った後、ひ
っくり返して他方の面でも行えば好ましい。容器32の
内面に付着する水滴や、溶解液中の気泡を除去すること
ができ、撮像時に、気泡等が光ることがない。
【0024】このあと揺動運動等を止め、照明光源2を
点灯し、この検査カメラ1の画像を表示装置5を使って
撮像する。照明光源2によって照明することによって、
溶解液が暗く写る一方で、異物のみが光る。この状態
で、表示装置5の画面を観察すると、異物のみが周囲と
はっきり区別して見えるようになる(図8参照)。この
ように、異物が液面上を浮遊していたり、容器32の内
面に付着していたりしても、確実に検出できる。
【0025】特に、検出する異物が口部材35の引っ掻
き片である場合には、液面上に浮きやすいが、撮像面と
液面とがほぼ直交するために、液面がほぼ線状に撮像さ
れる。このため、予め容器32内の異物が検出できる部
位を特定することができ、異物の検出が行いやすい。な
お、溶解液や容器32も光ってしまい、異物を検出する
のが困難であるときには、容器32を図6の左右方向に
沿って回転させればよい。容器32のフィルム33も偏
光性を有しているので、回転させると90°ごとに、溶
解液および容器32が暗くなる。
【0026】上述の実施形態では、容器32を可撓性複
室容器として説明したが、単室のものであってもよい。
また、容器32には溶解液が封入されるものとして説明
したが、溶解液に限られない。さらに、容器内の異物の
検査装置は、図9に示すように、プラスチックボトル4
0内の異物の検出に用いることもでき、その他の透明の
容器に適用することもできる。
【0027】また、検査装置は、図10に示すように、
光量を調節するための絞り部材41を備えていてもよ
い。絞り部材41は、照明光源2から照射された光が通
過する開口42を備えている。たとえば絞り部材41を
順次ずらしていくことによって、容器32の全領域で異
物の検出を行うことができる。図10では、絞り部材4
1は、第1偏光板3と容器32(押さえ板8)との間に
配置されているが、上記容器32(押さえ板8)と第2
偏光板4との間に配置されていてもよい。さらに、照明
光源2と第1偏光板3との間や、第2偏光板4と検査カ
メラ1との間に配置されていてもよい。また、絞り部材
41は、押さえ板8,8や第1および第2偏光板3,4
に取り付けられたものであってもよい。絞り部材41を
設けた検査装置で、表示装置5の画面を観察すると、検
査領域を限定した状態で検査を行うために、異物がより
はっきりと見えるようになる(図11参照)。
【0028】また、図2に示す第1偏光板3、第2偏光
板4および一対の押さえ板8,8に代えて、一対の押さ
え板8,8にフィルム状の第1偏光板および第2偏光板
3,4を貼り付けたもの(図12参照)を用いることも
できる。また、第2偏光板4を、検査カメラ1自体に設
けるものであってもよい。また、一対の押さえ板8,8
で挟んで、検査カメラ1によって撮像するものとして説
明したが、この押さえ板8,8は省略することもできる
し、検査カメラ1を用いずに、操作者が肉眼で観察して
異物を検出することもできる。
【0029】その他、本発明の範囲内において種々の変
更が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の容器内の異物検査
装置によれば、検査対象である容器を一対の偏光板間に
配置することにより、異物を周囲と際立たせることがで
き、異物の検出を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可撓性樹脂容器について説明する図である。
【図2】本発明にかかる検査装置で容器内を検査してい
る状態を示す図である。
【図3】容器の液収容部の外観を示す図である。
【図4】容器、照明光源、第1偏光板および第2偏光板
の外観構成を示す斜視図である。
【図5】押さえ板の構成を説明する図である。
【図6】容器を一対の押さえ板で挟んだ状態を示す斜視
図である。
【図7】一対の押さえ板で挟んだときの、容器の表面を
示す図である。
【図8】本実施形態が有利なことを示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態を示す図であ
る。
【図11】絞り部材を用いた状態で撮像したときの図で
ある。
【図12】本発明のさらに他の実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 検査カメラ 2 照明光源 3 第1偏光板 4 第2偏光板 8 押さえ板 32 容器(偏平樹脂容器) 41 絞り部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液を収容する容器内の異物を検査する装置
    であって、 容器に対して光を照射するための照明光源と、 容器と照明光源との間に配置された第1偏光板と、 容器に対して照明光源とは反対側に配置された第2偏光
    板とを備え、 第1偏光板と第2偏光板とは、偏光角度60°〜120
    °の範囲で、相対的にずれていることを特徴とする容器
    内の異物の検査装置。
  2. 【請求項2】上記容器は、可撓性を有する偏平樹脂容器
    を含むことを特徴とする請求項1記載の容器内の異物の
    検査装置。
  3. 【請求項3】検査時に、上記偏平樹脂容器を挟んで、偏
    平樹脂容器の表面形状をスムーズにする一対の押さえ板
    を、さらに備えていることを特徴とする請求項2記載の
    容器内の異物の検査装置。
  4. 【請求項4】上記異物は、上記偏平樹脂容器の口部分の
    引っ掻き片を含むことを特徴とする請求項2または3記
    載の容器内の異物の検査装置。
  5. 【請求項5】上記容器は、樹脂製のボトルを含むことを
    特徴とする請求項1記載の容器内の異物の検査装置。
  6. 【請求項6】検査時に、上記容器は垂直姿勢にされてお
    り、 上記第1偏光板および上記第2偏光板は、容器の側方に
    それぞれ位置することを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載の容器内の異物の検査装置。
  7. 【請求項7】容器内を撮像するための検査カメラをさら
    に備え、 当該検査カメラが第2偏光板に対して照明光源と反対側
    に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載の容器内の異物の検査装置。
  8. 【請求項8】上記第1偏光板と上記容器との間、および
    容器と上記第2偏光板との間のうち少なくとも一方に
    は、容器に照射する光量、または容器を介して照射され
    る光量を調節するための絞り部材が配置されていること
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の容器
    内の異物の検査装置。
  9. 【請求項9】液を収容する容器に対して光を照射するた
    めの照明光源と、容器と照明光源との間に配置された第
    1偏光板と、容器に対して照明光源とは反対側に配置さ
    れた第2偏光板とを備え、第1偏光板と第2偏光板と
    は、偏光角度60°〜120°の範囲で、相対的にずれ
    て配置された検査装置を用いて、容器内の異物を検査す
    る方法であって、 容器を第1偏光板と第2偏光板との間に配置するステッ
    プと、 容器内に付着する水滴および液の気泡を除去するため
    に、容器の揺動を行うステップと、 異物を検出するために、容器内の観察を行う観察ステッ
    プと、を含むことを特徴とする容器内の異物の検査方
    法。
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