JP2001059822A - 透明容器内液体中の異物検査装置および検査方法 - Google Patents
透明容器内液体中の異物検査装置および検査方法Info
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- JP2001059822A JP2001059822A JP11238022A JP23802299A JP2001059822A JP 2001059822 A JP2001059822 A JP 2001059822A JP 11238022 A JP11238022 A JP 11238022A JP 23802299 A JP23802299 A JP 23802299A JP 2001059822 A JP2001059822 A JP 2001059822A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】透明容器内液体中に含まれる異物を容易に検出
することのできる検査装置および検査方法を提供する。 【解決手段】1は二次元撮像カメラ、2は液体の入った
透明容器、3は容器2を振動させる加振機、4は照明
器、5は反射板である。先ず、加振機3により容器2を
振動させる。これにより容器2内の液体が揺さぶられ、
泡、液滴が発生する。t0 時間後に振動を停止して二次
元撮像カメラで撮像し、さらにt1 時間経過後に再度撮
像して、同じ場所に同じ大きさのものが撮像されていれ
ばこれは液滴あるいは容器肉厚内異物とみなして除外
し、異なる場所に撮像されているものを液体中の異物で
あると判断する。
することのできる検査装置および検査方法を提供する。 【解決手段】1は二次元撮像カメラ、2は液体の入った
透明容器、3は容器2を振動させる加振機、4は照明
器、5は反射板である。先ず、加振機3により容器2を
振動させる。これにより容器2内の液体が揺さぶられ、
泡、液滴が発生する。t0 時間後に振動を停止して二次
元撮像カメラで撮像し、さらにt1 時間経過後に再度撮
像して、同じ場所に同じ大きさのものが撮像されていれ
ばこれは液滴あるいは容器肉厚内異物とみなして除外
し、異なる場所に撮像されているものを液体中の異物で
あると判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】2次元撮像装置により検査対
象物を撮像し、画像を処理して、透明容器内液体中に含
まれる異物の外観上の大きさ、位置状態を自動的に検出
する検査装置および検査方法に関する。
象物を撮像し、画像を処理して、透明容器内液体中に含
まれる異物の外観上の大きさ、位置状態を自動的に検出
する検査装置および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置における検査方法
は、透明容器内液体中に含まれる異物に合わせた照明を
施した上で、得られた画像を処理し、異物の外観上の大
きさ、位置状態を検出していた。
は、透明容器内液体中に含まれる異物に合わせた照明を
施した上で、得られた画像を処理し、異物の外観上の大
きさ、位置状態を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透明容
器内液体中に含まれる異物は、液体中の泡と同様に浮遊
し、また泡や液滴と同様に容器内壁面に貼り付くので、
泡、液滴、異物の区別がつきにくく、異物だけの検出は
困難であった。
器内液体中に含まれる異物は、液体中の泡と同様に浮遊
し、また泡や液滴と同様に容器内壁面に貼り付くので、
泡、液滴、異物の区別がつきにくく、異物だけの検出は
困難であった。
【0004】本発明の目的は、透明容器内液体中に含ま
れる異物を容易に検出することのできる検査装置および
検査方法を提供することにある。
れる異物を容易に検出することのできる検査装置および
検査方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明においては、液体の入った透明容器
と、該透明容器を振動させる加振機と、照明器と、該照
明器からの光を反射する反射板と、該反射板からの反射
光を前記透明容器に照射して前記透明容器内液体中の異
物を撮像する二次元撮像カメラと、時間的に相前後する
撮像視野内の画像を比較する画像処理回路とを備え、前
記加振機の動作停止直後に前記二次元撮像カメラにより
撮像した撮像信号と、さらに一定時間経過後に前記二次
元撮像カメラにより撮像した撮像信号とを比較処理する
ことにより異物の有無を検査する透明容器内液体中の異
物検査装置とした。
に、請求項1の発明においては、液体の入った透明容器
と、該透明容器を振動させる加振機と、照明器と、該照
明器からの光を反射する反射板と、該反射板からの反射
光を前記透明容器に照射して前記透明容器内液体中の異
物を撮像する二次元撮像カメラと、時間的に相前後する
撮像視野内の画像を比較する画像処理回路とを備え、前
記加振機の動作停止直後に前記二次元撮像カメラにより
撮像した撮像信号と、さらに一定時間経過後に前記二次
元撮像カメラにより撮像した撮像信号とを比較処理する
ことにより異物の有無を検査する透明容器内液体中の異
物検査装置とした。
【0006】また、請求項2の発明においては、液体の
入った透明容器と、該透明容器を振動させる加振機と、
照明器と、該照明器からの光を反射する反射板と、該反
射板からの反射光を前記透明容器に照射して前記透明容
器内液体中の異物を撮像する二次元撮像カメラと、時間
的に相前後する撮像視野内の画像を比較する画像処理回
路とからなる異物検査装置における検査方法であって、
前記加振機により前記透明容器を振動させた後停止し、
振動停止直後に前記二次元撮像カメラにより撮像した撮
像信号と、さらに一定時間経過後に前記二次元撮像カメ
ラにより撮像した撮像信号とを比較処理することにより
異物の有無を検査する透明容器内液体中の異物検査方法
とした。
入った透明容器と、該透明容器を振動させる加振機と、
照明器と、該照明器からの光を反射する反射板と、該反
射板からの反射光を前記透明容器に照射して前記透明容
器内液体中の異物を撮像する二次元撮像カメラと、時間
的に相前後する撮像視野内の画像を比較する画像処理回
路とからなる異物検査装置における検査方法であって、
前記加振機により前記透明容器を振動させた後停止し、
振動停止直後に前記二次元撮像カメラにより撮像した撮
像信号と、さらに一定時間経過後に前記二次元撮像カメ
ラにより撮像した撮像信号とを比較処理することにより
異物の有無を検査する透明容器内液体中の異物検査方法
とした。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の検査装
置の構成図である。図1において、1は二次元撮像カメ
ラ、2は液体の入った透明容器、3は透明容器2を振動
させる加振機、4は照明器、5は照明器からの光を反射
して透明容器2を照射する反射板である。先ず、加振機
3により透明容器2を振動させる。これにより透明容器
2内の液体が揺さぶられ、泡、液滴が発生する。t0 時
間後に振動を停止して二次元撮像カメラ1で撮像したも
のを図2に示す。泡が消えた後、液滴あるいは透明容器
肉厚内異物6が撮像されている。次に、振動停止後t1
時間経過後に再度二次元撮像カメラ1で撮像したものを
図3に示す。図3において、図2と同じ場所に同じ大き
さのものが撮像されていれば、これは液滴あるいは透明
容器肉厚内異物6とみなして除外し、図2と異なる場所
に撮像されているものを液体中の異物7であると判断す
る。
置の構成図である。図1において、1は二次元撮像カメ
ラ、2は液体の入った透明容器、3は透明容器2を振動
させる加振機、4は照明器、5は照明器からの光を反射
して透明容器2を照射する反射板である。先ず、加振機
3により透明容器2を振動させる。これにより透明容器
2内の液体が揺さぶられ、泡、液滴が発生する。t0 時
間後に振動を停止して二次元撮像カメラ1で撮像したも
のを図2に示す。泡が消えた後、液滴あるいは透明容器
肉厚内異物6が撮像されている。次に、振動停止後t1
時間経過後に再度二次元撮像カメラ1で撮像したものを
図3に示す。図3において、図2と同じ場所に同じ大き
さのものが撮像されていれば、これは液滴あるいは透明
容器肉厚内異物6とみなして除外し、図2と異なる場所
に撮像されているものを液体中の異物7であると判断す
る。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、透明容器内液体中の異
物を、泡、液滴あるいは透明容器肉厚内異物と容易に区
別して検査することが可能となる。
物を、泡、液滴あるいは透明容器肉厚内異物と容易に区
別して検査することが可能となる。
【図1】この発明の実施例の検査装置の構成図。
【図2】t0 時間後の説明図。
【図3】t1 時間経過後の説明図。
1…二次元撮像カメラ、2…透明容器、3…加振機、4
…照明器、5 反射板、6…液滴あるいは透明容器肉厚
内異物、7…液体中の異物。
…照明器、5 反射板、6…液滴あるいは透明容器肉厚
内異物、7…液体中の異物。
Claims (2)
- 【請求項1】液体の入った透明容器と、該透明容器を振
動させる加振機と、照明器と、該照明器からの光を反射
する反射板と、該反射板からの反射光を前記透明容器に
照射して前記透明容器内液体中の異物を撮像する二次元
撮像カメラと、時間的に相前後する撮像視野内の画像を
比較する画像処理回路とを備え、前記加振機の動作停止
直後に前記二次元撮像カメラにより撮像した撮像信号
と、さらに一定時間経過後に前記二次元撮像カメラによ
り撮像した撮像信号とを比較処理することにより異物の
有無を検査することを特徴とした透明容器内液体中の異
物検査装置。 - 【請求項2】液体の入った透明容器と、該透明容器を振
動させる加振機と、照明器と、該照明器からの光を反射
する反射板と、該反射板からの反射光を前記透明容器に
照射して前記透明容器内液体中の異物を撮像する二次元
撮像カメラと、時間的に相前後する撮像視野内の画像を
比較する画像処理回路とからなる異物検査装置における
検査方法であって、前記加振機により前記透明容器を振
動させた後停止し、振動停止直後に前記二次元撮像カメ
ラにより撮像した撮像信号と、さらに一定時間経過後に
前記二次元撮像カメラにより撮像した撮像信号とを比較
処理することにより異物の有無を検査することを特徴と
した透明容器内液体中の異物検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11238022A JP2001059822A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 透明容器内液体中の異物検査装置および検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11238022A JP2001059822A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 透明容器内液体中の異物検査装置および検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001059822A true JP2001059822A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=17024008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11238022A Pending JP2001059822A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 透明容器内液体中の異物検査装置および検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001059822A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005070012A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-17 | Hitachi Eng Co Ltd | 容器充填液体の異物検査方法とその装置 |
JP2006098385A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-04-13 | Isao Sato | 異物検出方法 |
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WO2023162087A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 日本電気株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体 |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP11238022A patent/JP2001059822A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106133505A (zh) * | 2014-05-13 | 2016-11-16 | 科赫尔塑料机械制造有限公司 | 用于检验容器制品的检查设备 |
JP2017518490A (ja) * | 2014-05-13 | 2017-07-06 | コッヒャー−プラスティック マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 容器製品を検査する検査装置 |
RU2673356C2 (ru) * | 2014-05-13 | 2018-11-26 | Кохер-Пластик Машиненбау Гмбх | Устройство тестирования для проверки контейнера |
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WO2023162087A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | 日本電気株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体 |
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