JP2000193606A - 壜の欠陥検査方法および装置 - Google Patents

壜の欠陥検査方法および装置

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JP2000193606A
JP2000193606A JP10372920A JP37292098A JP2000193606A JP 2000193606 A JP2000193606 A JP 2000193606A JP 10372920 A JP10372920 A JP 10372920A JP 37292098 A JP37292098 A JP 37292098A JP 2000193606 A JP2000193606 A JP 2000193606A
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JP
Japan
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bottle
image
defect
fresnel lens
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JP10372920A
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English (en)
Inventor
Chiyoko Saito
千代子 斎藤
Hiromune Nakamura
裕宗 中村
Hiroshi Shibata
浩志 柴田
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Kirin Brewery Co Ltd
Omron Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Kirin Techno System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壜の立ち上がり部分の欠陥を確実に検出で
き、壜を回転させる必要もない欠陥検査方法を提供す
る。 【解決手段】 壜1の底部1aに所定の照明光を照射
し、その照射された壜の像を底部1aと対向する側から
ビデオカメラ14で撮影し、撮影された画像に基づいて
壜1の欠陥の有無を検査する。ビデオカメラ14の視野
を拡大するフレネルレンズ12を底部1aとビデオカメ
ラ14との間に介在させて壜1の像を撮影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料用の壜等の欠
陥検査方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビール壜等に対して行われる各種の検査
の一つとして、従来より、壜の底部の欠陥(例えば欠
け)の有無を検査することが行われている。この欠陥検
査は、壜の底部を所定の照明光で照射しつつカメラにて
撮影し、得られた画像に所定の画像処理を施して欠陥の
有無を判断する方法により行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の検査
方法ではカメラによる壜の撮影方向に応じてそれぞれ固
有の問題があった。すなわち、壜をその側方から撮影す
る場合には壜底部から壜の胴部にかけての立ち上がり部
分(角部)の像を鮮鋭に撮影でき、その部分の欠陥を高
い率で検出できる。しかし、壜の外周の画像を一度に撮
影できないため、壜を回転させる必要があり、壜を支持
するためのハンドリング機構が複雑化する。
【0004】一方、壜をその底部と対向する側から撮影
する場合、壜を回転させる必要はない。しかしながら、
壜の立ち上がり部分の像が撮影できず、その部分の欠陥
を検出できない。
【0005】そこで、本発明は壜の立ち上がり部分の欠
陥を確実に検出でき、壜を回転させる必要もない欠陥検
査方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】本発明の欠陥検査方法は、壜(1)の底部
(1a)に所定の照明光を照射し、その照射された壜の
像を前記底部と対向する側から撮像手段(14)で撮影
し、撮影された画像に基づいて前記壜の欠陥の有無を検
査する方法において、前記撮像手段(14)の視野を拡
大する視野拡大手段(12)を前記底部と前記撮像手段
との間に介在させた状態で前記壜の像を撮影することを
特徴とする。
【0008】また、本発明の欠陥検査装置は、壜(1)
の底部(1a)に所定の照明光を照射する照明手段と、
その照射された壜の像を前記底部と対向する側から撮影
する撮像手段と、前記撮像手段と前記底部との間に介在
されて前記撮像手段の視野を拡大する視野拡大手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0009】本発明の方法および装置によれば、壜をそ
の底側から撮影するので壜を回転させて検査する必要が
ない。撮像手段の視野を拡大しているので、壜の立ち上
がり部分からの反射光も撮像手段に導いてその立ち上が
り部分の像を撮影し、その欠陥の有無を判断できる。な
お、視野拡大手段としてはフレネルレンズが使用でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用された検査装
置の構成を示している。この図に示すように、検査装置
10は、壜1の底部1aに向かってリング状の照明光を
照射する照明手段としての照明器11を有している。照
明器11は中心に貫通孔11aを有するリング形状に形
成され、その直径は壜1の外径よりも幾らか大きい。な
お、壜1は適当な支持手段によりその底面をほぼ水平に
した状態で支持されている。支持手段は例えば壜1に対
する内容物(例えば飲料)の充填ラインの途中の区間に
設けることができる。
【0011】照明器11の下方には視野拡大手段として
のフレネルレンズ12が配置され、その下方にミラー1
3が配置されている。ミラー13の側方には撮像手段と
してのビデオカメラ14が配置されている。ビデオカメ
ラ14は例えばCCDカメラにて構成できる。カメラ1
4から出力された画像は所定の画像処理装置で処理され
て欠陥判定に使用される。
【0012】フレネルレンズ12はレンズの曲率だけ平
面上に並べて球面レンズと同様のレンズ作用が得られる
ように設計されたシート状のレンズであり、この実施形
態では、壜1の底部1aで反射した画像を集光する凸レ
ンズの機能を果たしている。フレネルレンズ12の直径
は壜1よりも十分に大きい。そのため、壜1の立ち上が
り部1bから斜め外向きに射出された反射光もフレネル
レンズ12に入射してレンズ12の中心側に屈折され
る。そして、中心側に屈折した反射光がミラー13で反
射してカメラ14に入射する。この結果、カメラ14の
視野、すなわちカメラ14にて撮影される範囲は壜1の
底部1aのみならず立ち上がり部1bまで拡大する。従
って、立ち上がり部1bの画像をカメラ14で撮影し
て、その部分における欠陥の有無を判別できる。
【0013】図2は図1の装置10を使用して撮影した
壜1の画像の一例を、図4は比較例として図1の装置1
0からフレネルレンズ12を取り去って壜1を撮影した
画像の一例をそれぞれ示している。また、図3および図
5はそれぞれ図2および図4の説明図である。これらの
図から明らかなように、フレネルレンズ12を使用しな
い場合には壜1の底部1aの外縁までしか撮影できない
が、本発明の装置によれば壜1の立ち上がり部1bに生
じた欠陥を明瞭に撮影できる。
【0014】本発明は上述した実施の形態に限らず、種
々変更して実施してよい。例えば、ミラー13を省略し
てカメラ14を壜1の底部1aと対向させてもよい。視
野拡大手段はフレネルレンズ12に限らず、カメラ14
の視野を拡大できるものであれば種々変更してよい。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の欠陥検
査方法および装置によれば、壜をその底側から撮影して
欠陥の有無を検査するので、壜を回転させる必要がな
く、壜の充填ライン等の途中に検査区画を設けるような
場合でも、壜のハンドリング機構が複雑化するおそれは
ない。また、撮像手段と壜底部との間にフレネルレンズ
等の視野拡大手段を介在させたので、壜の立ち上がり部
分も撮影してその部分の欠陥の有無を確実に検査でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の欠陥検査装置の構成を示す斜視図。
【図2】図1の欠陥検査装置によって撮影した壜底の写
真。
【図3】図2の説明図。
【図4】図1の装置からフレネルレンズを省略して撮影
した壜底の写真。
【図5】図4の説明図。
【符号の説明】
1 壜 1a 底部 1b 立ち上がり部 10 検査装置 11 照明器(照明手段) 12 フレネルレンズ(視野拡大手段) 13 ミラー 14 ビデオカメラ(撮像手段)
フロントページの続き (72)発明者 中村 裕宗 神奈川県横浜市鶴見区生麦1丁目17番1号 株式会社キリンテクノシステム内 (72)発明者 柴田 浩志 東京都中央区新川二丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内 Fターム(参考) 2G051 AA12 AB02 CA03 CA04 CB01 CC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壜の底部に所定の照明光を照射し、その
    照射された壜の像を前記底部と対向する側から撮像手段
    で撮影し、撮影された画像に基づいて前記壜の欠陥の有
    無を検査する欠陥検査方法であって、前記撮像手段の視
    野を拡大する視野拡大手段を前記底部と前記撮像手段と
    の間に介在させた状態で前記壜の像を撮影することを特
    徴とする壜の欠陥検査方法。
  2. 【請求項2】 前記視野拡大手段としてフレネルレンズ
    を使用することを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査
    方法。
  3. 【請求項3】 壜の底部に所定の照明光を照射する照明
    手段と、その照射された壜の像を前記底部と対向する側
    から撮影する撮像手段と、前記撮像手段と前記底部との
    間に介在されて前記撮像手段の視野を拡大する視野拡大
    手段とを備えたことを特徴とする壜の欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 前記視野拡大手段としてフレネルレンズ
    が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の欠
    陥検査装置。
JP10372920A 1998-12-28 1998-12-28 壜の欠陥検査方法および装置 Withdrawn JP2000193606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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