JP2000304126A - 作業車両の変速制御装置 - Google Patents

作業車両の変速制御装置

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JP2000304126A
JP2000304126A JP11061099A JP11061099A JP2000304126A JP 2000304126 A JP2000304126 A JP 2000304126A JP 11061099 A JP11061099 A JP 11061099A JP 11061099 A JP11061099 A JP 11061099A JP 2000304126 A JP2000304126 A JP 2000304126A
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shift
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Satoru Tanaka
哲 田中
Hiroharu Uematsu
弘治 植松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキペダルを離した時に、離した時の車
速に相当する速度段に他の速度段を経ないで変速し、変
速回数を少なくして快適な運転操作性をもち、かつ長時
間ブレーキペダルを踏んでいても、充分な冷却効率が得
られる作業車両の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 ブレーキペダルの操作を検出し、ブレー
キ操作信号を出力するブレーキペダル操作検出器と、ブ
レーキ操作信号がオンのときはオンになった時の速度段
を保持し、ブレーキ操作信号がオンからオフに変わった
時、オンになった時の速度段からオフになった時のトラ
ンスミッション出力軸回転速度に対応する速度段に他の
速度段を経ずに変速する制動時変速制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車両の変速制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業車両としてのダンプトラックは、重
荷重を積載し、発進、停止、登坂及び降坂を繰り返すた
め多段の変速段をもつトランスミッションが使用され、
多段であるためオペレータの操作性を考慮して自動変速
制御装置を有している。トランスミッションの内部には
複数の油圧式のクラッチが設けられていて、クラッチへ
の油圧を入り切りし、油圧がかけられているクラッチと
かけられていないクラッチの組み合わせで速度段が設定
される。変速が開始されるトランスミッション出力軸回
転速度と選ぶ速度段は、アクセル開度とトランスミッシ
ョン出力軸回転速度とに基づいて予め設定されている変
速線図により決定されており、自動変速制御装置は対応
する速度段のクラッチの油圧を制御する電磁比例制御弁
に指令を出力して変速する。以上説明した作業車両の自
動変速制御装置において、ある速度段で走行中、ブレー
キペダルを踏んで停止しようとしたとき、ブレーキによ
る減速が大きい場合には、低車速速度段への1段ずつの
ダウンシフトが車速の低下に追いつけず、ひとつの変速
が終了してすぐ次の変速が始まることになる。このとき
短時間の間に数回の変速が連続して繰り返されることに
なり、オペレータに不快感を与える。
【0003】このため、ブレーキ操作時に繰り返される
変速の回数を少なくし、オペレータに不快感を与えない
技術が多く提案されており、例えば実開昭57−149
348号公報に記載されたものが知られている。同公報
によると、ブレーキペダルを踏んでいる間は、変速しな
いで変速の回数を減らして快適な操作性を得るという技
術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭57−149348号公報に開示されている技術に
おいては、以下のような問題がある。ブレーキペダルを
踏んで離したとき、車速が複数段の低速の速度段相当ま
で小さくなっている場合には、低速の速度段へ一段ずつ
変速が繰り返されて、オペレータが不快に感じるという
問題がある。また、ブレーキペダルを踏んでいるときは
変速しないため、長時間踏んでいる場合には車速は小さ
くなる。同時に、エンジン出力軸はトランスミッション
出力軸に所定の速度段をもって直結されているため、エ
ンジン回転速度も小さくなる。車体に使用されている作
動油、冷却水などはエンジンで駆動するファンにより冷
却されているが、このような場合、エンジン回転速度が
小さいため充分な冷却効率が得られないという問題があ
る。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、ブレーキペダルを離した時に、離した時
の車速に相当する速度段に他の速度段を経ないで変速
し、変速回数を少なくして快適な運転操作性をもち、か
つ長時間ブレーキペダルを踏んでいても、充分な冷却効
率が得られる作業車両の変速制御装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明に記載の発明は、複数の
油圧クラッチの係合又は離脱、及び複数ギアの組み合わ
せにより速度段に応じて変速するトランスミッション
と、アクセル開度検出器と、トランスミッション出力軸
回転速度検出器と、トランスミッションの速度段に応じ
て各油圧クラッチに所定の油圧を供給する電磁比例制御
弁と、アクセル開度及びトランスミッション出力軸回転
速度に基づいて設定されている変速線図により速度段を
決定し、決定した速度段に応じて電磁比例制御弁に指令
信号を出力してトランスミッションを変速する自動変速
制御手段とを備えた作業車両の変速制御装置において、
ブレーキペダルの操作を検出し、ブレーキ操作信号を出
力するブレーキペダル操作検出器と、ブレーキ操作信号
がオンのときはオンになった時の速度段を保持し、ブレ
ーキ操作信号がオンからオフに変わった時、オンになっ
た時の速度段からオフになった時のトランスミッション
出力軸回転速度に対応する速度段に他の速度段を経ずに
変速する制動時変速制御手段を備えた構成としている。
【0007】第1発明に記載の発明によると、ブレーキ
を踏んでいる間は変速しないで、ブレーキペダルから足
を離した時に、ブレーキペダルから足を離した時のトラ
ンスミッション出力軸回転速度に対応する新速度段に他
の速度段を経ないで変速するので、変速が連続して繰り
返されることがなくなると共に、変速回数が減少するの
で、操作性のよい変速制御装置が得られる。
【0008】第2発明に記載の発明は、第1発明に基づ
いて、制動時変速制御手段はさらに、ブレーキ操作信号
がオンになった後所定の時間まではブレーキ操作信号が
オンになった時の速度段を保持し、所定の時間が経過し
た時はこの時間が経過した時のトランスミッション出力
軸回転速度に対応する速度段に他の速度段を経ずに変速
する構成としている。
【0009】第2発明に記載の発明によると、ブレーキ
ペダルを踏んでいる時間が所定時間経過していないとき
は、今の速度段を保持し続ける。これにより、短時間の
間に変速されることがなく変速回数が減少するのでオペ
レータが不快と感じることがなくなる。また、ブレーキ
ペダルを踏んで所定時間経過した時は、ブレーキペダル
の踏み始めたときの速度段から、所定の時間が経過した
時のトランスミッション出力軸回転速度に対応する速度
段に変更する。これにより、小さくなっていたエンジン
回転速度が変速により回復するので、作動油、冷却水の
所定の冷却効率を確保することができる。
【0010】第3発明に記載の発明は、第1発明に基づ
いて、制動時変速制御手段はさらに、ブレーキ操作信号
がオンになった後所定の時間経過するまでの間に、車体
を発進させるときに使用する所定の発進速度段に変速す
るよう設定された所定の回転速度よりもトランスミッシ
ョン出力軸回転速度が小さくなったとき、ブレーキ操作
信号がオンになった時の速度段から発進速度段に他の速
度段を経ずに変速する構成としている。
【0011】第3発明に記載の発明によると、ブレーキ
ペダルを踏んでいる時間が所定時間経過するまでの間
に、発進速度段に変速するように設定された所定の回転
速度よりもトランスミッション出力軸回転速度が小さく
なったら、ブレーキペダルの踏み始めの速度段から発進
速度段に他の速度段を経ないで変速する。これにより、
第1発明の効果に加えて、次の発進時の速度段が迅速に
準備されて、操作性のよい変速制御装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る実施形態を図
面を参照して説明する。図1にハード構成を示す。エン
ジン11の出力軸23には、クラッチ油圧の入り切りに
より複数のクラッチを連結または開放して速度段を選ぶ
トランスミッション12がトルクコンバータ13を介し
て装着されている。トランスミッション12の出力軸に
は、駆動輪である後輪22が装着されている。トランス
ミッション12の所定の場所には、速度段を選ぶ複数の
図示しないクラッチに所定の油圧をそれぞれ供給する複
数の電磁比例制御弁16(以下、各クラッチ毎の電磁比
例制御弁16を総称して電磁弁16と呼ぶ)が取着され
ている。オペレータの足元には、オペレータが操作する
アクセルペダル20とブレーキペダル17が設けられて
いる。
【0013】検出器としては、トランスミッション出力
軸回転速度No(以下、出力速度Noと呼ぶ)を計測す
るトランスミッション出力軸回転速度検出器18(以
下、出力速度検出器18と呼ぶ)がトランスミッション
出力軸の周囲近傍に取着されている。アクセルペダル2
0の下方には、アクセル開度Acを検出するアクセル開
度検出器21が設けられている。また、ブレーキペダル
17の下方には、ブレーキペダルを踏んでいるときには
オン信号を、踏んでいないときはオフ信号を出力するブ
レーキペダル操作検出器19が設けられている。
【0014】トランスミッションコントローラ15は、
従来からの自動変速制御手段31とブレーキペダルを踏
んでいるときの変速を制御する制動時変速制御手段32
とから構成されている。自動変速制御手段31はアクセ
ル開度Ac及び出力速度Noに基づいた図示しない変速
線図により速度段を決定する速度段判断部41と、変速
前クラッチ油圧及び変速後クラッチ油圧の時間的な変化
を制御する電磁弁信号Spを出力する電磁弁信号出力部
42とから構成されている。速度段判断部41にはアク
セル開度Acと出力速度Noが入力回路(図示せず)を
介して入力されている。電磁弁信号出力部42からは、
電磁弁信号Spが電磁弁16へ出力駆動部(図示せず)
を介して出力されている。出力速度Noとブレーキペダ
ル操作信号Brにより変速開始する時期を判断する制動
時変速制御手段32には、ブレーキペダル操作信号Br
と出力速度Noとが入力回路(図示せず)を介して入力
されている。また、制動時変速制御手段32からは、変
速タイミング指令Cpが電磁弁信号出力部42へ出力さ
れている。
【0015】図2に制動時変速制御手段32の制御フロ
ーチャートを示し、処理動作を説明する。なお、以下の
説明では各処理ステップ番号にSを付して表す。まず、
速度段判断部41にて変速開始が決定されたか否かを判
断する(S21)。変速が決定されていないならば、変
速が決定されるまでS21の処理を繰り返す。変速が決
定されたときは、S22でブレーキ操作信号Brがオン
か否かを判断する。オフであれば、出力速度Noに対応
する新速度段Ssが速度段判断部41で決定される。そ
の後、他の速度段を経ないで新速度段Ssに変速する変
速タイミング指令Cpを制動時変速制御手段32から電
磁弁信号出力部42に出力し、電磁弁信号出力部42か
ら新速度段Ssに対応するクラッチをオンオフする電磁
弁信号Spが各電磁弁16に出力されて変速される。ブ
レーキ操作信号Brがオンであれば、ブレーキ操作信号
Brがオンになっているブレーキオン時間TBonが所
定の変速希望判断時間Tjより小さいか否かを判断する
(S23)。変速希望判断時間Tjは、オペレータがこ
の時間以上ブレーキペダルを踏んでいれば、下り坂など
でそのときの走行速度の維持をオペレータが希望してい
ると判断される時間である。
【0016】ブレーキオン時間TBonが変速希望判断
時間Tjより小さいならば、出力速度Noが所定の発進
速度段変速回転速度Nminより小さいか否か判断する
(S24)。ここで、発進速度段変速回転速度Nmin
はこれ以下の回転速度のときに車両の発進時に使用する
発進速度段に変速することが変速線図で設定されている
回転速度とする。出力速度Noが発進速度段変速回転速
度Nmin以上ならば、S25で現在の速度段を保持し
たままS22のブレーキ操作信号Brがオンされている
か否かの判断に戻る。出力速度Noが発進速度段変速回
転速度Nminより小さいならば、速度段判断部41で
発進速度段を新速度段Ssと決定する(S26)。その
後、他の速度段を経ないで発進速度段に変速する変速タ
イミング指令Cpを制動時変速制御手段32から電磁弁
信号出力部42に出力し、電磁弁信号出力部42から新
速度段Ssに対応するクラッチをオンオフする電磁弁信
号Spが各電磁弁16に出力されて変速される(S2
7)。
【0017】S23において、ブレーキオン時間TBo
nが所定の変速希望判断時間Tj以上ならば、変速希望
判断時間Tjより大きいと判断したときの出力速度No
に対応する新速度段Ssが速度段判断部41で決定され
る(S26)。その後、他の速度段を経ないで新速度段
Ssに変速する変速タイミング指令Cpを制動時変速制
御手段32から電磁弁信号出力部42に出力し、電磁弁
信号出力部42から新速度段Ssに対応するクラッチを
オンオフする電磁弁信号Spが各電磁弁16に出力され
て変速される(S27)。なお、S26は従来の変速制
御手段31の速度段判断部41による処理動作である
が、制動時変速制御手段32の制御フローチャートに含
めて一連の処理動作を説明した。
【0018】本実施形態によると、オペレータがアクセ
ルペダルから足を離すか又はブレーキペダルを踏むこと
により車速が小さくなってきて、出力速度Noが通常の
変速開始トランスミッション出力軸回転速度より小さく
なったと判断された後、ブレーキペダルを踏んでいるか
否かを判断する。ブレーキペダルを変速希望判断時間T
j以上踏んでいるときは、オペレータは下り坂などをそ
の時の車速を維持して走行するために踏み続けていると
判断し、ブレーキペダルを踏み始めて変速希望判断時間
Tj経過した後の出力速度Noにより決定される新速度
段に他の速度段を経ないで変速する。これにより、変速
回数が減少してオペレータが不快と感じることがなくな
る。また、小さくなっていたエンジン回転速度が変速に
より大きくなって回復するので、作動油、冷却水の所定
の冷却効率を確保することができる。
【0019】ブレーキペダルを踏んでいる時間が変速希
望判断時間Tj経過していないときは、オペレータが減
速又は停車するためにブレーキペダルを踏んでいる時間
であると判断する。この間、出力速度Noが発進速度段
変速回転速度Nmin以上の間は、今の速度段を保持し
続ける。したがって、変速回数が増えることがなく、オ
ペレータが不快に感じることがない。また、ブレーキペ
ダルを踏み続けて変速希望判断時間Tj経過するまでの
間に出力速度Noが発進速度段変速回転速度Nminよ
り小さくなったら、発進速度段に他の速度段を経ないで
変速する。したがって、変速回数が増えることがなく、
オペレータが不快に感じることがなくなると共に、次の
発進時の速度段を迅速に準備することができる。
【0020】さらに、ブレーキペダルから足を離してブ
レーキペダル操作信号Brがオフになった時に、ブレー
キペダルから足を離した時の出力速度Noに相当する新
速度段Ssに他の速度段を経ないで変速する。これによ
り、ブレーキから足を離したときにも、新速度段に他の
速度段を経ないで変速するので、変速回数を小さくでき
オペレータが不快に感じることがなくなる。
【0021】以上により、ブレーキを踏んでいる間は変
速されないため変速回数が減少してオペレータが不快と
感じることがなくなる。また、ブレーキペダルを離した
時は、ブレーキペダルを離した時の車速に相当する速度
段に他の速度段を経ないで変速することにより変速回数
が減少する。これにより、運転操作性を向上する作業車
両の変速制御装置を得ることができる。さらに、ブレー
キペダルを踏んでいても所定時間経過した後は、低速度
段に変速され、エンジン回転速度が回復するので、充分
な冷却効率をもつ作業車両の変速制御装置が得られる。
【0022】以上、本発明によると、ブレーキペダルを
踏んでいる時間を判断して、踏んでいる時間が所定の時
間以上のときは、トランスミッション出力軸回転速度に
対応する速度段に他の速度段を経ないで変速する。これ
により、エンジン回転速度が回復するので作動油、冷却
水などの冷却効率を確保することができる。ブレーキペ
ダルを踏んでいる時間が所定に時間より小さいとき、ト
ランスミッション出力軸回転速度が発進速度相当まで小
さくなるまでは変速しない。これにより、短時間の間に
連続して変速することがないため、オペレータが不快と
感じることのない変速特性を得ることができる。なお、
ブレーキペダルを踏んでいる時間が所定の時間より小さ
い場合でも、ブレーキペダルから足を離したときは、ブ
レーキペダルから足を離した時のトランスミッション出
力軸回転速度に対応する速度段に他の速度段を経ないで
変速する。これらにより、ブレーキペダル操作時のオペ
レータの変速意図を変速制御に反映でき、運転操作性の
よい変速制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハード構成図である。
【図2】制動時変速制御手段のフローチャートである。
【符号の説明】
11…エンジン、12…トランスミッション、13…ト
ルクコンバータ、14…、15…トランスミッションコ
ントローラ、16…電磁比例制御弁、17…ブレーキペ
ダル、18…トランスミッション出力軸回転速度検出
器、19…ブレーキペダル操作検出器、20…アクセル
ペダル、21…アクセル開度検出器、22…後輪、23
…エンジン出力軸、31…変速制御手段、32…制動時
変速制御手段、41…速度段判断部、42…電磁弁信号
出力部、No…トランスミッション出力軸回転速度、S
p…電磁弁信号、Br…ブレーキ操作信号、Ac…アク
セル開度、Cp…変速タイミング指令。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧クラッチの係合又は離脱、及
    び複数ギアの組み合わせにより速度段に応じて変速する
    トランスミッションと、 アクセル開度検出器と、 トランスミッション出力軸回転速度検出器と、 トランスミッションの速度段に応じて各油圧クラッチに
    所定の油圧を供給する電磁比例制御弁と、 アクセル開度及びトランスミッション出力軸回転速度に
    基づいて設定されている変速線図により速度段を決定
    し、決定した速度段に応じて電磁比例制御弁に指令信号
    を出力してトランスミッションを変速する自動変速制御
    手段とを備えた作業車両の変速制御装置において、 ブレーキペダルの操作を検出し、ブレーキ操作信号を出
    力するブレーキペダル操作検出器と、 ブレーキ操作信号がオンのときはオンになった時の速度
    段を保持し、ブレーキ操作信号がオンからオフに変わっ
    た時、オンになった時の速度段からオフになった時のト
    ランスミッション出力軸回転速度に対応する速度段に他
    の速度段を経ずに変速する制動時変速制御手段を備えて
    いることを特徴とする作業車両の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業車両の変速制御装置
    において、 制動時変速制御手段はさらに、ブレーキ操作信号がオン
    になった後所定の時間まではブレーキ操作信号がオンに
    なった時の速度段を保持し、所定の時間が経過した時は
    この時間が経過した時のトランスミッション出力軸回転
    速度に対応する速度段に他の速度段を経ずに変速するこ
    とを特徴とする作業車両の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の作業車両の変速制御装置
    において、 制動時変速制御手段はさらに、ブレーキ操作信号がオン
    になった後所定の時間経過するまでの間に、車体を発進
    させるときに使用する所定の発進速度段に変速するよう
    設定された所定の回転速度よりもトランスミッション出
    力軸回転速度が小さくなったとき、ブレーキ操作信号が
    オンになった時の速度段から発進速度段に他の速度段を
    経ずに変速することを特徴とする作業車両の変速制御装
    置。
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